多田行綱に畿内武士の生き様を見た。
No.5166
本日(25日)は、京大の研究会で元木先生の「多田行綱と義経の挙兵」という御報告をうかがい、これまで『平家物語』に依拠する部分の多かった行綱のイメージが一変させられました。
私には、源平内乱期に於ける畿内武士(京武者層)の動向の背景が、今ひとつ不鮮明だったのですが、今日のお話でかなりスッキリし、また、研究の展望も広がってまいりました。いつも学問への意欲をかきたててくれる元木先生に感謝あるのみです。
ちなみに、日曜日に鹿ヶ谷に行かれた方には、とりわけグッドタイミングなテーマだったと思います。
次回は美川先生の御報告。これまた大いに楽しみです。
実は美川先生のお仕事でビッグニュースがあるのですが、これは私の手許に「現物」が届いてからのお知らせと致しましょう。
ところで、以前、元木先生が書き込まれた11月12日の古文書学会見学会について、以下に再掲いたします。参加希望者は元木先生まで(元木先生の研究室に所属しているメンバーに取り次いでもらえるでしょう)。
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和歌山県立博物館での古文書学会見学会、11月12日日曜日、15時からとなりました。
見学2時間、閉館後希望者のみ、1時間ばかり熟覧時間を設定していただけるとのことです。
15時までの間、近世美術の講演もあるとのことです。
また、史跡めぐりも可能かと思います。すぐとなりの和歌山城が一番ポピュラーでしょうね。
あのあたりで中世の史跡となると、少し東に離れた根来寺、粉河寺、下津の長保寺、箕島の常楽寺、そして湯浅の明恵関係史跡でしょうか。
朝早くに行って、車を借りればそのうちにいくつかを回ることもできそうですね。
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ところで、以下は私事。
京大から帰宅すると、ゼミメンバーもよく御存知の「書評」について原稿督促のメールが届いておりました。今年度は計画に目算の狂ってしまったことが多く、まったくお詫びのほかはありません。
☆ 弘前大学の斉藤利男先生より、御高論「安倍・清原・平泉藤原氏の時代と北奧世界の変貌-奧大道・防御性集落と北奥の建郡-」(義江彰夫・入間田宣夫・斉藤利男編『十和田湖が語る古代北奥の謎』校倉書房)・「北方世界のなかの平泉・衣川-日本史における「北」の可能性-」(『歴史評論』678)を御恵送いただきました。
29日に衣川遺跡群を見学する予定ですので、事前にしっかり拝読させていただきたいと存じます。
斉藤先生にあつく御礼を申し上げる次第です。
私には、源平内乱期に於ける畿内武士(京武者層)の動向の背景が、今ひとつ不鮮明だったのですが、今日のお話でかなりスッキリし、また、研究の展望も広がってまいりました。いつも学問への意欲をかきたててくれる元木先生に感謝あるのみです。
ちなみに、日曜日に鹿ヶ谷に行かれた方には、とりわけグッドタイミングなテーマだったと思います。
次回は美川先生の御報告。これまた大いに楽しみです。
実は美川先生のお仕事でビッグニュースがあるのですが、これは私の手許に「現物」が届いてからのお知らせと致しましょう。
ところで、以前、元木先生が書き込まれた11月12日の古文書学会見学会について、以下に再掲いたします。参加希望者は元木先生まで(元木先生の研究室に所属しているメンバーに取り次いでもらえるでしょう)。
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和歌山県立博物館での古文書学会見学会、11月12日日曜日、15時からとなりました。
見学2時間、閉館後希望者のみ、1時間ばかり熟覧時間を設定していただけるとのことです。
15時までの間、近世美術の講演もあるとのことです。
また、史跡めぐりも可能かと思います。すぐとなりの和歌山城が一番ポピュラーでしょうね。
あのあたりで中世の史跡となると、少し東に離れた根来寺、粉河寺、下津の長保寺、箕島の常楽寺、そして湯浅の明恵関係史跡でしょうか。
朝早くに行って、車を借りればそのうちにいくつかを回ることもできそうですね。
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ところで、以下は私事。
京大から帰宅すると、ゼミメンバーもよく御存知の「書評」について原稿督促のメールが届いておりました。今年度は計画に目算の狂ってしまったことが多く、まったくお詫びのほかはありません。
☆ 弘前大学の斉藤利男先生より、御高論「安倍・清原・平泉藤原氏の時代と北奧世界の変貌-奧大道・防御性集落と北奥の建郡-」(義江彰夫・入間田宣夫・斉藤利男編『十和田湖が語る古代北奥の謎』校倉書房)・「北方世界のなかの平泉・衣川-日本史における「北」の可能性-」(『歴史評論』678)を御恵送いただきました。
29日に衣川遺跡群を見学する予定ですので、事前にしっかり拝読させていただきたいと存じます。
斉藤先生にあつく御礼を申し上げる次第です。