共同研究員のみなさん、お疲れ様でした。

No.5107

 昨日から一泊で、共同研究の現地見学・調査ならびに研究報告会を行いました。以下、記録をかねて見学・調査地と研究報告会における報告テーマを記しておきたいと思います。

 1.見学・調査地  浄妙寺跡・頼政道・宇治神社・宇治上神社・平等院(阿弥陀堂・鳳翔館など)・白川(白山神社・寛子供養塔など)
   
 2.研究報告(於:アイリス・イン城陽 研修室)
  第1日 野口 実「「権門都市」としての宇治」
       大原 瞳「宇治市域における土器様相~平等院創建前後を中心に~」
  第2日 佐伯智広「後白河院の保元三年宇治御幸」
       長村祥知「承久の乱における宇治川合戦」
       岩田慎平「都市宇治形成試論-道長期を素材に-」
       佐藤英子「平等院宝蔵・経蔵と摂関家家司~『玉葉』に見る九条兼実家司を中心に~」
       田中裕紀「「文学における宇治」を考える諸前提」
 
 ※ 収穫多大。企画・幹事として諸雑務を担当してくれた佐伯君と自家用車を提供してくれた岩田君に感謝します。
 
 >辻君  来年度は共同研究員に加わってください。
 >尻池さん  これで立派な卒論が書けることと思います。 

軍記・語り物研究会例会の御案内

No.5109

 ◎ 上記研究報告(NO.5107)の成果を年内に論文ないしは研究ノートの形でまとめることの出来る方は、『紫苑』第5号にご投稿下されば幸いです。まだ、学術的にはステイタスの高くない刊行物ですが、年度内に刊行されます。

 ◇ 「軍記・語り物研究会」の次回例会案内です。佐伯君、長村君のご研究に関連しそうな報告タイトルが並んでおります。
 
  日 時: 2006年11月5日(日) 13:00~17:00 
  会 場: 青山学院大学 総研ビル10階(正門入ってすぐ左側) 第18会議室
  交 通: JR渋谷駅より徒歩10分。
        地下鉄銀座線・千代田線・半蔵門線「表参道駅」より徒歩5分。

  研究発表: 工藤 浩台 氏 「近衛朝における〈国母〉と王家の家族秩序」
         高村 圭子 氏 「平家物語における革命の思想 ―天命と君臣―」

【追記】 本日、栃木県立文書館の松本一夫先生より、御高論「寒河尼-女性地頭の功績-」掲載の『中世小山への招待-人物と遺跡でみる-』(小山市文化財調査報告第66集)を御恵送いただきました。
 松本先生にあつく御礼を申し上げます。

共同研究員のみなさん、お疲れ様でした。付、次回『吾妻鏡』

No.5112

 共同研究の現地見学・調査ならびに研究報告会にご参加のみなさん、二日間ありがとうございました。共同研究を企画して下さいました野口先生、諸事手配して下さいました佐伯さんに深くお礼を申し上げます。

 ところで、本日は後期第一回目の『吾妻鏡』を開催致しました。週末の宇治での研究報告会に参加された野口先生・長村くん・尻池さんは本日も遅くまでお疲れさまでした。山岡さん・山田さん・米澤くんもお久しぶりでしたが、ありがとうございました。
 次回、『吾妻鏡』講読会は、
  時間:10月16日(月)15:30~(予定)
  場所:京都女子大学L校舎 3階 宗教・文化研究所共同研究室
  範囲:建保七年(承久元年)正月二十八日条、同三十日条、
     同二月一日条、同二日条、同四日条、同六日条、同九日条、同十三日条、同十四日条
 です。よろしくおねがいします。

新地さんの上洛。

No.5102

 本日、鹿児島から新地浩一郎さんが御上洛。研究室で永富さんとお迎えいたしました。明日に研究会がひかえていますので、残念ながらゆっくりと御案内する時間がなかったのですが、それでもS校舎4Fのラウンジから京都女子大学周辺の史跡について説明させていただきました。いただいたお土産は月曜日の『吾妻鏡』講読会に供出いたします。
 新地さん、ありがとうございました。

 ☆ 本日、名古屋学院大学の早川厚一先生、青山学院大学の佐伯真一先生の御連名にて早川厚一・佐伯真一・生形貴重校注『四部合戦状本平家物語全釈』巻九(和泉書院)を御恵送いただきました。歴史学専攻の立場からすると、治承・寿永内乱史研究には必備の本だと思います。
 早川・佐伯先生にあつく御礼を申し上げます。

 ☆ 同じく、東京大学史料編纂所の高橋慎一朗先生より、御高論「中世鎌倉の橋」掲載の『新・文献と遺物』創刊号を御恵送いただきました。
 高橋先生にあつく御礼を申し上げます。

 >宇治の共同研究員の皆様およびオブザーバー参加の方へ  明日・明後日、宜しくお願い申しあげます。

新地さ~~ん

田中裕紀
No.5103

お会いしたかったです・・・・!!!!!

新地さんへ

永富 絵里子
No.5106

新地さん>
先日はありがとうございました。
たくさんの興味深いお話をきかせていただけたこと嬉しく思っております。
お土産の焼酎もありがとうございました。
またお会いできる日を心よりお待ちいたしております。

Re: 新地さんの上洛。

新地 浩一郎
No.5108

 野口先生、永富さん、金曜日はお忙しい中お時間を作っていただき、お土産までいただいて本当にありがとうございました。鹿児島空港には日曜の夜9時過ぎに到着したのですが、道に迷って日付が変わる直前に自宅に帰り着きました。

 土曜日は、教えていただいた史跡を先生にいただいた地図をたよりに徒歩で回りました。初めて京都の街をゆっくり散策して、地名でしか知らなかったそれぞれの史跡の位置関係や街の構造などを理解することができました。また最近妖怪にこっているので、国立博物館で「百鬼夜行図」を見て絵葉書セットを買い、大河ドラマで興味を持った新撰組の屯所跡も見に行きました。
 見たかった全ての場所をまわることはできませんでしたが、また次回の楽しみにしたいと思います。

 中世の南九州と京都の関係については、南北朝時代に薩摩の武士が京都や越前方面に出陣したときの軍忠状などが残っておりますし、私の町の宝福寺をはじめ、京都で修行した僧によって開かれたお寺が結構ありますので、時間を見つけて調べてみようと思います。
 
 次はいつ上洛できるか分かりませんが、そのときは皆さんのお会いしたいと思います。また、南九州、特に都城市や南薩方面にお越しの際は、ぜひご連絡下さい。皆さんのますますのご活躍をお祈りいたします。それでは。

Re: 新地さんの上洛。

No.5111

新地さん>
ご上洛おつかれさまでした。夜中に到着されたとのこと、お加減いかがでしょうか。
せっかくのご上洛なのに、またもやお会いする機会を逃してしまいました・・・。
都城に帰省するさいのお楽しみにさせてください。

京都女子大学の学生さんへ

No.5101

 宗教・文化研究所では毎年、本学の学生から懸賞論文を募集しています。
 原稿用紙15枚程度(パソコン40字X30行 縦書き5枚程度)にまとめてください(詳細は学内にある募集案内の掲示を御覧下さい)。
 応募作品を厳正に審査し、入選者を12月5日の「心の学園」記念式で表彰し、賞金・記念品を贈呈しています。

 この締切はたしか来月の2日だったと思います(学内の掲示で御確認下さい)。今週末を利用してチャレンジしてみたら如何でしょうか?
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 筆の立つ石井君が京女の学生だったら(ちょっと想像がつきかねますが)絶対に書いて貰うのですが。残念!

 >石井君  どこでも構いませんから(笑)、ゼミをおおいに引っ張っていってください。

 >山岡さん・尻池さん  愛知の野口君から、お祝いと共に「あやかりたい」というメッセージをいただいております。

おめでとうございます★

山田ちさ子
No.5099

尻池さん、おめでとうございます★
これからもがんばってください!

ゼミの学部生のみなさんが、それぞれの目標を着実に達成していかれる姿を拝見し、本当に頼もしく思います。

おめでとうございます!

平田樹理
No.5100

山岡さん、尻池さん
おめでとうございます!
お二人とも、今回良い形で御努力の成果が出られたことを、とても嬉しく思います。
今後とも頑張ってください。

☆★おめでとうございます★☆

永富 絵里子
No.5105

遅くなってしまいましたが
山岡さん、尻池さん合格本当におめでとうございます!!
持ち前の明るさと粘り強さに加え、日々の努力が実を結んだのですね。
今後ますますBigになっていかれることを期待しています♪


すばらしいですね☆

No.5110

山岡さん・尻池さん

おそくなりましたが、合格おめでとうございます!
それにしても時が経つのは早いものですね。

お二人にとって、これからの二年半がすばらしい時間になりますよう、
心よりお祈り申し上げます。

尻池さん、おめでとうございます。

No.5094

 安芸の国から朗報が届きました。
 
 尻池さんも、かねてからの目標達成です。もちろん、日ごろの御努力の成果によるものですが、ひょっとしたら、少しは今月初めの、佐伯君以下ゼミの先輩たちによる厳島社参詣における祈願が功を奏したのかも知れませんね(笑)。
 
 かくなる上は、尻池さんも歴史にのこる卒論の執筆に全力投球をお願いいたします。
 本当におめでとうございました。

おめでとうございます!

No.5095

おめでとうございます~~!
社参の甲斐がありました(笑)。
合宿の夜はお祝いしなくっちゃ、ですね。

おめでとうございます

No.5096

 尻池さん、おめでとうございます。
 日頃の御努力と持ち味の積極性が、素晴らしい形で結実したんですね。
 今後ともよろしくお願いします。

ありがとうございます。

尻池由佳
No.5097

 野口先生、佐伯さん、岩田さんありがとうございます。
 山岡さんと同じでまだ信じれなくて、ぼやんとしておりますが、合格発表を見に行った両親が5回見て間違いではなかったと言っていたので、大丈夫だと思います。
 大学院を目指し、無事合格できましたのも、先生方や院生の方々が熱心に指導してくださったおかげです。本当にありがとうございました。
 せっかく、早めの合格をいただき、ゆっくり勉強できる時間を与えていただくことができましたので、ぼやんとせずに、入学まで野口ゼミでしっかり勉強していきたいと思います。
 これからも御指導よろしくお願いいたします。
 なお、週末の勉強会もよろしくお願いいたします。

孝は百行の本

No.5098

 まさか、福山から5回往復されたのではないとは思いますが、ご両親のお気持ちはよく分かります。尻池さんは本当に親孝行だと思います。

 さて、本日は久々に石井君が研究室を訪ねてくれました。湯河原のご実家の隣にあるお菓子屋さんでつくられたという上等なお菓子のおみやげを頂きました。これは、明後日の共同研究会の際に供出したいと思います。
 
 なお、明日の夕方に鹿児島の新地さんがお見えになるので、鹿児島ご出身の方も、お時間があればお出で下さい。京都のオーソドックスなお菓子を用意してあります。


 ☆ 昨日、東北芸術工科大学の入間田宣夫先生より、先生の御講演「源平合戦と那須一族」を収録した『栃木県立なす風土記の丘資料館平成十七年度企画展記念シンポジウム報告書』を御恵送いただきました。入間田先生に、あつく御礼申し上げます。
 私は中世武士団としての那須氏成立の契機について、源頼義・義家の奥州進出を前提に考えており、那須与一については、その実在についてまで懐疑的に考えています。
 なお、扇の的説話の成立の背景と伏見即成院の関係については、瀬田勝哉「伏見即成院の中世 -歴史と縁起」(『武蔵大学人文学会雑誌』第36巻3 号)にすぐれた考察が示されております。国文の方にも一読をおすすめいたします。

和歌山県文化財専門員の公募

元木泰雄
No.5089

以下のような公募の情報が転送されてまいりました。
展覧会の情報と同じく、県立博物館の高木徳郎氏からのご連絡を、小林先生にご転送いただいたものです。
ご参照ください。

公募のお知らせ

 このたび和歌山県では、考古・建造物・民俗担当の文化財専門員(教育委員会勤務)を各1名、合計3名採用することになり、すでに募集の公示が出ています。
 考古と民俗に関しては学芸員資格を有することが条件ですが、基本的に本庁勤務の専門職員を募集します(当然、数年後には現場へ出られると思います)。
 
<募集概要>
 ○採用区分 ①埋蔵文化財・②建造物・③民俗 各1名
 ○受験資格 昭和42年4月2日以降生まれ ①・③は学芸員資格を有すること。
 ○試験日  2006年11月26日(日)(1次試験)
 ○申込期間 2006年10月23日~11月6日(消印有効)
 ○試験会場 和歌山県立向陽高校
 ○採用日  2007年4月1日
 ○受験に関する問い合わせ 和歌山県文化遺産課(073-441-3737直通)

吾妻鏡講読会と宇治共同研究について

No.5091

 元木先生、貴重な情報をありがとうございます。
 聞くところによれば、この掲示板の情報(山田邦和先生の書き込み)で公募に応募して見事に就職を決められた方がおいでになるとのこと。考古と民俗に、大原さん・永富さん如何でしょうか。ご両人とも、目下、当方の研究所の共同研究員をつとめておられます。

 岩田君が遠慮して下の方に告知されましたが、『吾妻鏡』講読会は来週の月曜日から再開ということになりました。新しく参加される方も大歓迎いたします。
 龍大の米澤君、ご都合はいかがでしょうか?

 その前日と前々日、宇治の共同研究こと「摂関家の空間における政治と文化」の合宿による現地調査および研究報告会が開催されます。共同研究員の諸姉兄、なにとぞ宜しくお願いいたします。

山岡さん、おめでとうございます。

No.5081

 本日、17:00に吉田山の麓で合格発表がありました。
 当ゼミに学部1回生の時から参加して、それから日本史を志し、希望する大学院に見事進学を果たしてくれたのは山岡さんが初めてです。生来の学問好きの為せる業かも知れませんが、本当によく努力された結果だと思います。

 かくなる上は、ぜひ歴史にのこるほどの立派な卒論を仕上げてください。

合格おめでとうございます☆

田中裕紀
No.5082

合格おめでとうございます。
最初に会った頃は伊勢旅行の頃でした。
あの頃の一見引っ込み思案な感じ(「一見」というのがポイントですがw)に比べると、今は見違えるような行動力。同志社も仮の宿りで、あとは卒論を残すのみですね。
提出まであと3ヶ月、頑張って下さい。



さあ、私も頑張ろう☆

おめでとうございます!

山田ちさ子
No.5083

山岡さん、合格おめでとうございます!
これからもがんばってください。

Welcome~!!

No.5084

山岡さん、おめでとうございます~&いらっしゃいませ~(気が早い?)。
これでまた、同じゼミの仲間が増えることになって、とてもうれしいです。
(なんせ結構長いこと「事実上ゼミ生一人」みたいな状況でしたから…。)
今年度の残りも、来年度以降も、これからも大変なことはいろいろあるとは思いますが、頑張って下さいね。

酒呑童子の会(10・1、大阪)

No.5085

というわけで、10月1日、大阪にて酒呑童子の会を開催します。
 開催候補店は日曜なので限定されますが、ミュンヘンのスチーム海鮮か、美々卯のうどんすき(ちと暑いか)あたりでいかがでしょうか。
 参加希望者、幹事募集。
 本日、早速に「かふう」の「はもとまつたけのすき焼き」を食した感想は如何ですかな。
 当研究室の最大の特徴は、グルメ探求にあり、ですぞ。

 そのかわり、求めるものは厳しいということを覚悟してください。
 天下を取るつもりで学問に取り組んでください。
 学問は趣味ではありません。学問で生きることは、求道であり修行であると心得てください(お前の姿を見ればそんなことは信じられない、なんていわないで・・・)。

ありがとうございます。

山岡 瞳
No.5086

今でも信じることができずにいますが、念願の大学院に合格しました。
こうなった以上は、とことんやっていこうと思います。まずは卒論です。

合格発表の後、偶然お会いした薗田さんとご一緒した「かふう」の「はもとまつたけのすき焼き」ですが、びっくりしました。すき焼きといわれたので、牛肉といとこんにゃくが入っているものを想像していると、はもとまつたけそしてねぎが入ったすき焼きが運ばれてきたのです。しっかりとした味付けで、このままでは辛いかなと思いながら、とき卵にくぐらせて食べるとちょうどよい味になり、はもの身の間の間まで味がしみていて、今思い出すだけで幸せな気分になることができるお料理でした。ほかにもなすを使ったデザートや天ぷらなど、何が使われているのか考えながら食べなければならないお料理が次々と登場し、楽しい時間を過ごすことができました。ごちそうさまでした。

最後になりましたが、野口先生をはじめ、日頃お世話になった多くの方々にこの場を借りてお礼申し上げます。私一人の力では合格することはなかったと思います。講読会や研究会に参加させていただき、そこで学ぶことができた成果だと考えています。また、これからもよろしくお願いします。

Re: 山岡さん、おめでとうございます。

No.5087

 山岡さん、おめでとうございます。
 学問は一人ではできず、できるだけ多くの仲間と切磋琢磨しないといけません。その点で、元木ゼミの現状は、理想的といえるでしょう。ぜひ、がんばってください。

 ところで、小生も、昨日やっと拙著の校正が、2校まで終わりました。これで、9月末校了、10月25日発売となる予定です。はっきりいって、今年の夏は忙しかった。校正にかかりっきりになる時期に、中国と北海道に8日、5日も行くという無謀なことをやったために、それ以外の時間は、自分の下手な文章をひたすら読み続けるという苦痛に苛まれ、身も心も疲れ果て、昨日ゲラを東京に送ったあと、このまま死ぬかと思うほどだるくなってしまいました。

 にもかかわらず、今日は6時起きで、歩いた歩数は23789歩。約12km。久しぶりに映画のハシゴ。京都二条で「ユナイテッド93」大阪梅田で「ゆれる」。スエヒロで夕食を食べて、さきほど帰宅。今日は文章を読みたくなかったのです。両方とも友人が勧める映画で、まったく異なった質の作品ながら、どちらもすばらしい。とくに、西川美和という32歳の女性監督の映画は、もうびっくりするぐらいすばらしい。機会があればぜひ御覧ください。同名の西川さんが書いた小説もあるので、すぐに注文しました。凄い才能の持ち主がいるものです。

祝、佐伯君・長村君のキョーダイに妹。

No.5088

 2004年2月26日(木)、伊勢旅行からの帰途、高速を走りながらゼミの将来について話をしていたとき、美川先生と並んでプレミオの後部座席に座っていた山岡さんが「やらなきゃ」と言ったのに、私はちょっと感動をおぼえたことを記憶していますが、それが現実のものとなったようです。
 あの頃の山岡さんは先輩の笠さんによく似ていましたね。旧姓笠さんの澤田さんは御覧になっておられるでしょうか?

 20日の研究会の後、焼き肉屋さんに行かれるようなことを仰っていたのに、翌日も「かふう」とは、本当に元木先生の研究室のグルメ探求は極まるところがありませんね。
 酒呑童子の会の当日は、当方の宇治の研究会に研究室の主要メンバーの参加をお願いしており、申し訳ありません。当方のゼミの最大の特徴は・・・・・さて何でしょう?

 それにしても、カッカしている織田信長が「天下を取るつもりで学問に取り組め!」と言っているようで、説得力があります。
 「学問は趣味ではない。学問で生きることは、求道であり修行である」とのお言葉は、あらためて私も肝に銘じたいと思います。田中さん同様に「私も頑張ろう☆」です。

 山岡さんのグルメレポートはなかなかのもので、「かふう」のHPに転載されるかも知れませんね。

 美川先生の『院政』(中公新書)の発行は10月25日の由。11月半ば頃の新聞や雑誌の書評欄が楽しみです。一方、山岡さんたちの『院生』は来春刊行です。こちらの評は如何なものになるでしょうか?

 厳島調査旅行に参加された方に、参考文献を一つ申し忘れていました。林薫「平氏家人の存在形態-厳島神主佐伯景弘を事例として-」(『中央史学』第28号、2005年)です。
 
 さて、いよいよ来週土・日は宇治共同研究の現地調査と合宿研究会です。佐伯君にはいろいろお手数をおかけしております(痛めた手首の具合は如何でしょうか?)。参加メンバーの御協力を宜しくお願いいたします。
 私も大いに楽しみにしているのですが、その前に論文を一本仕上げなければなりません。
 
 明日は地元の敬老会に呼ばれて「頼政道の由来」という話をします(近くなくなってしまう、JR六地蔵駅前のホテルで開かれます)。今気がついたのですが、これも宇治共同研究のテーマに取り上げても良い話ですね。
 
 タイトルの親父ギャグ「憐笑」(新造語)してやって下さい。

合格おめでとうございます

澤田 露子
No.5092

久しぶりにこのHPを覗いてみたら
おめでたいタイトルを発見しました。

山岡さん、本当におめでとうございます。
卒論に向けて忙しくなるでしょうが、頑張ってくださいね。

北は北海道、南は九州鹿児島から・・・。

No.5093

 笠さん、いや澤田さん。お久しぶりです。北海道はもう秋が深まっているのでしょうか。
 5月の末に函館に行って以来、北海道の「本来の自分を取り戻させてくれるような寂寥感」に心を引かれ続けております。
 冬は本当に厳しい自然に直面されたことと思いますが、九州から移住されて、四季を通じての御感想は如何なものだったでしょうか?
 そういえば、前にも申したかも知れませんが、出張講義でお世話になった函館の高校の世界史担当の先生も九州出身で大学は京都という方でした。
 九州へ帰省の際にはぜひ京都にお立ちより下さい。

 ☆ ところで、九州といえば、鹿児島の新地浩一郎さんが29日(金)の午後3時30分から4時の間くらいに大学の方にお出で下さるとのことです。翌日に宇治の合宿調査・研究報告会がひかえているので、歓迎会が開けないのが残念ですが、少しの時間でもお暇の取れる方は研究室にお出で下さい。

後期の勉強会・例会について

No.5079

 昨日は、いつものように名師範佐伯君のもとで、後期最初の古文書講読会が開かれましたが、師範が京女に向かう途中、院試の結果を心配している後輩を慮るあまりに、みずから身代わりになって駅のホームでスベッて転倒。左手を痛めてしまわれました。経過は如何でしょうか。お見舞い申し上げます。
 昨日、後期勉強会の予定の一部が決まりましたが、上記の次第で佐伯君は書き込みに支障が生じていると思いますので、代わって告知させていただきます。

 ① 古文書講読会は参加者の都合により木曜日10:15~に設定(次回は10月5日)

 ② 卒論中間報告は10月9日(体育の日ですが、京都女子大は講義があります)と23日に実施。
   10月 9日 13:00~伊藤さん  15:00~ 尻池さん
       23日 18:00~山岡さん

 ※ 9日は『曽我物語』と宇治がテーマですので、国文専攻の先輩方と宇治共同研究のメンバーはふるってご参集下さい。
    23日は女院と武士の関係が詳細に論じられるはずです。

 なお、『吾妻鏡』の日程についても、山本君・岩田君に検討いただいて、宜しく告知をお願いいたします。
 あわせて、上記以外のメンバーの卒論・修論中間発表の日程についても早目に希望をお知らせ下さい。

時間薬状態です。

No.5080

単に間が抜けているせいで転んだ佐伯です。
野口先生、ご心配いただき恐縮です。
また、わざわざ告知まで代わりにしていただきまして、どうもありがとうございます。
今日の台記の研究会も欠席してしまい、出席者のみなさまには申し訳ありませんでした。
別に骨折したとかそういうことはないので、ご安心下さいませ。
ただ、腫れがまだ引かず、手首がまだあまり曲がらないような状態です。
昨日よりは随分ましになったので(キーボードもどうにか使えます。手首って偉大…)、あとは時間薬で治るのを待っているところです。

さて、宇治の共同研究の来週末の企画についてですが、
まだお返事いただいていない方もいらっしゃいますので、お心当たりの方は佐伯までよろしくお願いします。

後期の『吾妻鏡』について

No.5090

>佐伯さん
 どうかおだいじに。宇治に関する諸般のご手配、ありがとうございます。

>後期の『吾妻鏡』について
③ 後期の『吾妻鏡』ですが、前期に続いてひとまず毎週月曜日開催と致しますが、参加者同士でまた相談しましょう。
 次回、『吾妻鏡』講読会は、
  時間:10月2日(月)15:30~(予定)
  場所:京都女子大学L校舎 3階 宗教・文化研究所共同研究室
  範囲:建保七年(承久元年)正月二十三日条、同二十四日条、
     同二十五日条、同二十七日条
 です。よろしくおねがいします。

 毎度のことながら、新規メンバー随時募集中です。興味のある方はどうぞお気軽においでください。
 建保七年正月二十七日条はかなり長いので、後日に持ち越しとなるかもしれませんが、参加者のみなさんは予習をお願いします。

9.17 「中世戦記研究会」の旗揚げ

No.5076

 「宗教について」という書き込みを頂きましたが、文面から当ゼミの活動に対する誤認があるようなので削除させていただきました。また、このBBSはHNによる投稿は遠慮していただいております。この点もあわせて御了承下さい。

 さて、16・17日、奇しくも共に慶應義塾大学三田キャンパスで開かれた巡礼記研究会と平家物語研究会に出席して参りました。
 巡礼記研究会では、この掲示板にちょっと参考文献に関するコメントを書かせていただいたことによるものか、いろいろお気遣いをいただいて恐縮いたしました。席上、京都精華大の堤先生や知己の国文学の先生方にお目に掛かることが出来て幸いでしたが、とりわけ、拙宅の書架設置について、適切な本棚を製品化している「キノシタ建築研究所」を御紹介下さった箕浦尚美先生に初めてお目にかかれたのは本当に有り難いことでした。現在は国際仏教学大学院大学の学術フロンティア推進事業で御活躍の由。今後とも何卒宜しくお願い申しあげる次第です。
 平家物語研究会は活動を開始して10年。今回は34回目の例会になるのだそうです。当ゼミからはすでに国文学専攻の田中さんや門屋君が報告経験をもっておられますが、今回は歴史学の方からはじめて長村君が登壇。会場の都合でちょっと時間が足りなくなってしまい、最後の部分をはしょらざるを得なかったのが残念でしたが、承久の乱ないしは中世前期の軍制のあり方に鋭いメスを入れた画期的な報告をして下さいました。そして、この報告が平家物語研究会としては最後の記念すべき研究報告になったのでした。
 すなわち、会の後に例の如く開催された懇親会の席上、兵藤裕己先生より、次回以降、この会を「中世戦記研究会」と呼称する旨の提案がなされ、決定されたのです。
 今回の御報告レジュメに「時には母のない子のように」(しかし、残念なことに参加の院生・学生はカルメン・マキの名前すら知らなかった)を提示されたT先生は、早速これにたいして「ちゅうせんかい」の略称を命名されたのでした。そして、また次回報告者は毎回「抽選会」で選び、選ばれた数が5回に達すると事務局担当の志立先生の本拠の秋田への旅行に招待するという提案もされた・・・ような曖昧な記憶がございます(笑)。
 ともあれ、この研究会は国文学と歴史学の研究者が忌憚なく、また立場にとらわれることなく意見を交わせる実に稀有にして裨益の多い研究会であり、改称後のさらなる発展を期待したいと思います。

 >長村君  昨日はお疲れ様でした。19日の御報告も期待しています。
 >伊藤さん  木更津まで戻るのは大変だったと思いますが如何でしたか?先のことは、もう一思案ですね。ゼミの先輩方にも相談してみたらよいと思います。
 >山岡さん  弟さんとはちゃんと邂逅できましたか?
 >田中さん  昨晩は新幹線、ちゃんと動いていたでしょうか?
といった面々が、昨日、慶應大学に参向した当ゼミメンバーです。

 >岩田君  京都留守居役、ありがとうございました。昨晩、御連絡の一件はかくのごとくに処理いたしました。
 >佐伯君  古文書講読会再開のこと、また、宇治共同研究合宿のこと、宜しくお願い申しあげます。
 ちなみに、宇治については、研究を進める上で実に役に立ちそうなソフトを「池袋で税理士事務所を開いている高校時代からの親友」から提供して貰いました。近々公開いたします。乞うご期待!!

 ◎ 懸案の歴史文化ライブラリーの原稿、出版社に受け取っていただくことが出来ました。来年6月の刊行予定とのことです。
 こちらも、ちょっとトーンを低くして「乞うご期待」です。

古文書学会見学会は11月12日

No.5077

平家物語研究会の長村君の報告、好評だったようで何よりです。
 20日の『台記』研究会での報告も期待しております。野口先生が「19日」とお書きになったのは、『台記』研究会のことでしょうか。あるいは連日の報告でしょうか?
 長村君なら連日でも難なくこなしそうですが。
 以前お約束した代物、20日に持ってまいります。

 和歌山県立博物館での古文書学会見学会、11月12日日曜日、15時からとなりました。
 見学2時間、閉館後希望者のみ、1時間ばかり熟覧時間を設定していただけるとのことです。
 15時までの間、近世美術の講演もあるとのことです。
 また、史跡めぐりも可能かと思います。すぐとなりの和歌山城が一番ポピュラーでしょうね。
 あのあたりで中世の史跡となると、少し東に離れた根来寺、粉河寺、下津の長保寺、箕島の常楽寺、そして湯浅の明恵関係史跡でしょうか。
 朝早くに行って、車を借りればそのうちにいくつかを回ることもできそうですね。

いよいよ「秋の陣」です。

No.5078

 元木先生、ありがとうございます。御指摘いただいたように19日は20日の誤りです。さすがに努力家の長村君でも5日の間に3本の報告を課せられたら、きっと音を上げられると思います。私はもう、9~12月の予定が錯綜していて、混乱状態になっているようです。
 11月は19日締切の論文集掲載用の論文があり、これは私の執筆が遅れると他の執筆者に大変な御迷惑をおかけすることになりますから、締切前の日曜日というのはきっと焦燥に駆られているだろうことが今から予想されるところです。
 そういえば、24日の日曜日には地元の敬老会で講演を依頼されているのですが、その準備を急いでしなければならないことを、思い出しました。今週は本務の書類も山積みです。
 京都女子大学は、明日から後期講義が始まります。気を引き締めて秋に向かいたいと思います。

☆古文書読み虎の穴☆次回の日程

佐伯智広
No.5072

佐伯です、こんにちは。
告知をすっかり忘れていましたが、次回の古文書読みの研究会の日程をお知らせします。
(まあもっとも、前回の最後に決めてあったので、参加者はちゃんと日程がわかっている「はず」ですよね。)

9月19日(火)13:00~ 於京都女子大学L校舎3階共同研究室

で、史料はとりあえず用意したんですが…。
だいたい4回生のみなさんて、院試は終わられたんですよねえ?(お疲れ様です)
そうなると、古文書ももちろん大事だけど、
さしあたっての優先順位としては卒論の方が上に来るのかなあと思うのですが。
どうなんでしょう、そう考えると、看板を架け替えて、卒論向けの企画を何か考えた方がいいのかあと思いまして。
なんせおせっかいな人ですから(笑)。
というわけで、そんなご相談も19日にはまた。