なんとか終わりました!

末松憲子
No.4775

学会発表が土曜日にやっと終了いたしました。

野口先生、佐伯さん、田中さん、平田さん、暖かいお言葉ありがとうございました。
そして伊藤さん、野口くん、当日大谷まで来てくださり、本当にありがとうございました。

学会発表も3度目ともなると、次第に怖さがわかってきて、
これまでで一番緊張しました。
マイクを持つ手がたまに震えたりして…
ただ、おおむね好意的に受け取っていただけたようなので、安堵しております。

前日の夜にはっと気づいた事もありました。
発表するって大事ですね。

お疲れさまでした!

No.4783

ご報告どうもお疲れさまでした!
その日は見学会だったので、会場にうかがえずすいませんでした。
ぜひまた内容などお聞かせいただきたいです。

「発表するって大事ですね。」というのは、本当にそうだと思います。
自分が考えてることを形にして人に伝えることの大切さや難しさを実感したり、
わかってたつもりでいたけれど、実はちゃんとわかってなかったことに気付いたり、
今まで気が付いていなかったことに、考えをまとめていく中で新しく着想を得たり。
これからもどんどん発表をしていきたいなあと思う今日この頃です。

一区切り付かれたところで、またご予定の合う時には、ぜひ虎の穴にもお越し下さいね。
お待ちしてます!

田中さん、すいませんっ!

No.4774

公開講座の懇親会参加について、うまくメールが送れなかったので、この場をお借りして、参加申し込みをお願いしますm(_ _)m
締め切りもぶっちぎっており、大変申し訳ありませんが、もし大丈夫なら、よろしくお願いいたします。 

                    京都女子大学文学部史学科4回 伊藤明日香

了解致しました

No.4786

>伊藤さん
 参加、了解致しました。
 伊藤さんの書き込みに気づかず、先ほどMLを送ってしまいましたが、この書き込みで
了解致しましたので、メールは送って頂かなくても大丈夫です。
お返事ありがとうございました。

一の谷、福原、湊川 神戸見学会

No.4773

 去る20日、当方の研究室メンバーとともに、新入生歓迎遠足を致ました。行き先は表題のところです。誰も書き込んでくれないので(インパクトがなかったのか,皆ご多用なのかな?)、主催者が自分で書きます。
 朝のうちは前日からの大雨。中止すらありうる状態でしたが、集合時間には雨も上がり、午後は五月晴れ。絶好の行楽日和でした。誰かの行いのお蔭でしょうか?
 10時半に高速神戸東改札口に集合。
 隣接する湊川神社を見学。楠正成の墓所もあり、中世の史跡ではありますが、むしろ幕末以後の正成信仰の史跡という方が良いかもしれません。
 ついで、すぐ北の神戸大付属病院へ。かの二重堀の発掘地を見学しました。といっても、今は看板でかつてを偲ぶのみ。あの発掘当時の熱気を思うと無念ですが、しかし構築物を工夫して遺跡を残された関係者のご尽力には感謝せねばなりません。
 ついですぐ西の荒田八幡。北行して雪見御所跡(かつては湊山小学校の敷地内に石碑がありましたが、昨年北側の道路沿いに移転されました)、その北にある『山槐記』治承3年6月22日条にみえる「湯屋」の名残ともされる鉱泉の前を通り、祇園神社に登って福原・兵庫を一望。そのふもとの祇園遺跡跡を見学し、高速神戸に戻りました。
 駅に戻ったのがちょうど13時頃、二時間半の行程です。付近で昼食を取りました。
 高速神戸西口改札付近のすし屋に参りましたが、このあたり、およそ「神戸の地下街」という印象とは程遠いところです。ちなみにその上が、現代の「福原」です・・・。
 13時41分発の山陽の普通電車で、のーんびりと須磨寺へ。
 当方、最近では三度目(ちなみに2003年暮に美川・近藤先生はじめ院生諸君とまいりました。その時のことは当時、この掲示板に書き込まれています。過去ログ参照)ですが、これまでは人気のない時期だったのに、今回は誠ににぎやか。露天が軒を連ね、門前では市会議員が演説し(誰も立ち止まらず)、参詣者は押すな押すな。庶民信仰の寺の面目躍如と言うところでした。宝物などのご感想は、どなたかお願いします。
 14時43分の普通で須磨浦公園へ。歩いても変わらない速度、というと言いすぎですが、そんな電車に乗るのも悪いことではありません。
 駅前の敦盛塚(4メートルもある中世末期の五輪塔)を見学後、ロープウェーで展望台、さらにカーレーターなる奇怪な乗り物で回転展望台に参りました。
 雨上がりの快晴、もやも照り返しもなく、淡路島から大阪まで一望の絶景でした。
 ここも三回目ですが、こんな素晴らしい景色は初めてでした。
 ついで、後ろの旗振り山にも登り、摂津・播磨の国境を確認。
 神戸、大阪湾の展望を堪能し、一の谷合戦にあれこれ思いをめぐらし、須磨浦公園駅に戻ったのがほぼ17時。
 兵庫津、清盛塚は断念し、元町まで出て、元町商店街、南京町、旧居留地等、近代神戸の史跡を経て、河原兄弟を祭る三宮神社、その北にある生田神社と生田の森を見学。
 中山手通りからトアロードを経て、中華料理「順徳」に参りました。
 グルメについてはどなたかよろしく。

 近代の神戸の風景もインパクトがあったようで、今度は『細雪』の舞台をめぐる見学会をしようということになりました。おりしも、谷崎の旧邸鎖瀾邸が来年3月復旧との事。そのときは是非『細雪』ごっこ?を致しましょう。今から貞之助気分の元酒呑童子より。

Re: 一の谷、福原、湊川 神戸見学会

No.4777

元木先生、先日はどうもありがとうございました。
幸い好天にも恵まれて、本当に充実した一日でした。

以下、自分の感想ですが。
福原については、例えば楠・荒田町遺跡は、先生がお書きになられている通り、発掘された二重の堀はもう埋め返されて現物は見ることができません。
けれど、現地を歩くと、直接歩くことで得られる地理感覚や距離感覚とか、あるいはその他明確な形は取らなくても、触発される何かがあるように思います。
これは色々な遺跡や故地を歩くといつも感じることなのですが、特に福原の場合は、普段から良く接している史料と関わる土地なので、
なお一層、読んだ史料をあらためて咀嚼しているような気分を強く感じました。

午後から回った、須磨寺、鉄拐山~旗振山など、一ノ谷合戦で義経軍が進軍したルートと伝えられている史跡を巡ったのは、私は今回が初めてでした。
あの強烈な断崖絶壁は、やはり強く印象に残りました。
山頂からの眺望はもう本当に素晴らしくて、絶品の一言でした。
また、山の上から東を見ると、神戸市内が遠望できて、地勢がとても良くわかり、この点でも非常に興味深かったです。

市街地へ帰ってきてからも、三宮神社・生田神社と、まだ行ったことがなかった神社を回ることが出来て、嬉しかったです。
これで一ノ谷合戦関連の場所はほぼ全て回ったわけで、大満足の一日でした。
野口ゼミの方もそうでない方も、この掲示板をご覧の方で、「まだ行ったことがない」という方は、ぜひ一度行ってみて下さい!
どの史跡も本当にいいところです。

『順徳』も初めて行ったのですが、美味しい中華料理とはこういうものか!と思いました。
肉料理も海鮮料理も麺料理もご飯ものもその他なんでも、出てくる料理は全て美味しかったです。至福。
もちろん、大人数で和やかに食べればこそ、美味しい料理がなお一層引き立てられるわけでして。
最初はたった一人のゼミ生だった私としては、いい仲間がこんなに増えて嬉しいなあと思うことしきりです。

>元木先生
本当にどうもありがとうございました。
ご報告やお礼が遅くなり、申し訳ありませんでした。
書き込みしなかったのは、私たちのゼミの見学会だから…と思って少し遠慮していたからであって、
「インパクトがなかった」などということは全くありません。
色々なことがとても強く印象に残る、楽しい見学会でした。
次の機会もぜひ楽しみにしております。

留守番係

No.4778

 普段は何かとコメントを付けて下さる野口先生が木幡に不在のため、同郷のよしみ(?)で岩田がお邪魔します。野口先生のような、気の利いたシャレはご用意できませんのであしからず。

 元木研究室のみなさん、一の谷、福原、湊川 神戸見学会、おつかれさまでした。土曜日の午前中は京都市内も変なお天気でしたが、神戸は好天に恵まれたようで何よりでしたね。史跡の場所から、眺望から、実際に位置関係を確かめられたことが有意義だったようですね。

 ところで、さすが元木先生だと思うのですが、電車の時間はやはり「分単位」での表記なのですね。それでも、歩いても変わらない速度というのがふるっていますね。の~んびりと分単位のスケジュール…。
 須磨寺は私も一度行ってみたことがあるのですが、あの「下駄占い」はまだあるんでしょうか。バコン!と、かなりインパクトのある占い機だったのですが。

 佐伯さんも『順徳』で大変ご満足なさったようですね。タンパク質と炭水化物をバランス良く摂取して喜びに浸る佐伯さんが目に浮かぶようです(目に浮かべるのもどうかと思いますが)。もしやここでも、大食いの人たち同士は互いに席を遠ざけ合って、無用な奪い合いをせぬように配慮していたのでしょうか、長村くん?

Re: 一の谷、福原、湊川 神戸見学会

No.4779

小生も上記見学会に参加させていただきました。
昨日は家の用事でばたばたしており書き込めませんでしたが、遅ればせながら。

20日朝、何日かぶりに早起きすると、自宅の所持する京都府南部は晴れていました。
しかし、電車に乗る内に雨がちらほら。
幸い、集合時間頃には曇り空となり、楠・荒田町遺跡の跡地周辺を歩く頃には快晴となりました。
雨がやんだのは、南北朝期研究に携わっておられる方々の研究が楠正成の霊に、
好天に恵まれたのは、先生の平氏政権論・義経論が清盛らの霊に、
それぞれ受け入れられたからでしょうか。

神戸を歩いて、河の位置による規制や、場所によっては意外に起伏があることなど、
地図からだけでは読み取りにくい情報を得ることができました。

次に行った須磨寺の宝物展示(無料)には、
寿永二年の弁慶筆とされる古文書がありました(笑)。

先生や佐伯さんも仰っている通り、須磨浦公園駅からロープウェイおよび
「カーレーター」(やはり名物と言えましょう)に乗って行く展望台からの見晴らしは
最高でした。
そしてなによりも素晴らしかったことは、その展望台から神戸市街を見下ろして、
元木先生のご解説を拝聴できたことです。
実際の地形を眼前にして戦闘経過を思い描くことができ、大変勉強になりました。

夕食をした『順徳』は、鎌倉時代研究者に周知の天皇の名前ではなく、中国の地名とのこと。勿論、元木先生が選んで下さったお店です。
料理が運ばれてくるたびに、「美味しい!」を連呼する学生達があっという間に食べるという光景が繰り返されました。

元木先生、本当にありがとうございました。お疲れが出ておられないとよいのですが。

そして。
小生自身はまだまだ大学院に入学したばかりの気分が抜けませんが、
佐伯さん同様、身近に同学が増えて、とてもうれしく思います。
新たに研究室に来られたお二人を始め、院生室を同じくする先輩・同回生と、
これからも切磋琢磨していきたい思います。

続・順徳

No.4780

岩田さん
人数がさほど多くなかったので博士課程の男性三人で横並びに座りましたが、
譲り合いの精神で、美味しく楽しくいただきましたよ(笑)

戦略的配置

No.4785

 >長村くん
 要らぬ詮索をしてすいませんでした。なにしろ伊豆での合宿の折、「これはまずい」と言いながらおもむろに座る位置を調整していたのが、とても印象に残っていたもので…。 ということは、いつもながら「わけわけ」していただいたわけですね。

出張講義に行ってきます。

No.4770

 出張講義→http://www2.kyoto-wu.ac.jp/nyushi/shuccho/01-rekishi.htmlのため、明日より三日ほど離洛いたします。史料講読会を休会にして申し訳ありませんが、しっかり「自習」しておいて下さい。

 >野口君  先日は味噌カツのソースをありがとうございました。帰宅途中にイトーヨーカ堂でトンカツを買い、その晩に賞味させていただきました。ホンモノの味ですね。また、「味噌煮込みうどん」も重いのに、ありがとうございました。
 ※ ちなみに、一人前の三十代?に突入した山本君には、野口君から誕生祝いに「ミソ○×・・・」がプレゼントされました。

 >石井君  腰の具合はいかがですか。こんな時にまた洪水になったら大変ですよ。お大事に。

 >末松さん  研究発表の首尾は如何でしたか?ぜひ早々のうちに論文にまとめてください。

 >永富さん  コンサートは如何でしたか?というより、結局、どなたと行くことになったのか?、五千円は無駄にならなかったのか?という方に関心があります。

 >大谷大学の青木さん  女性史総合研究会の例会は如何でしたか?いろいろお勧めしても、引いてしまったり、主体的に動き出せない学生さんが多い中で、とても嬉しく思っています。『吾妻鏡』講読会、29日はありますから、ぜひお出で下さい。

 >長村君  もしよければ、部会報告(贔屓目ではなく、おそらく研究史に残るものになると期待しています)の事前報告をどこかで如何でしょうか?それから、書評会ですが、周囲の有力な面々にもお声をかけて、分担報告をいただければ助かります。

 >有村さん  長村君同様に、一度当方でお願いできないでしょうか。

 教育実習で不在になるメンバーがいるのが残念ですが、近刊の『院政期の内裏・大内裏と院御所  平安京・京都研究叢書1』(文理閣)を受け取りに来られる人も多いことですし、6月は毎週例会でも構いません。曜日や時間は報告者の都合に合わせます。

Re: 出張講義に行ってきます。

有村芳恵
No.4771

野口先生
御無沙汰いたしております。事前報告の件、お声をかけて下さりありがとうございます。
付きましては、五月の最終週に一度そちらで報告をさせていただきたいのですが、いかがでしょうか。当方としましては、5月30日(火)・5月31日(水)・6月1日(木)が都合が良いのですが、先生やゼミの皆さまのご都合をお伺いしたいです。よろしくお願いします。

有村さんの御報告。

No.4772

 当方、五月の最終週の、5月30日(火)・5月31日(水)・6月1日(木)、いずれも可です。
 30日は『百錬抄』がお休みですので、13:00からの古文書講読会終了後でも可能かと思います。しかし、適切なアドバイスを頂くためにも、専攻する時代やテーマの近い院生諸姉兄や、また可能ならば薗田さんなどにも出席していただきたいところです。もちろん、卒論報告会の予行ですから、4回生・3回生もぜひ多く参加して欲しいところです。
 まず、有村さんの都合の良い時間帯をお知らせ下さい。それから、院生の方たちのたくさん出席できる日を選びたいと思います。
 >佐伯君・岩田君・山本君・長村君・平田さん   御都合をお知らせ下さい。

無駄になりませんでしたよ

No.4776

野口先生>コンサートは結局去年まで同じ学校で働いていた元・同僚と行ってきました。
あいにくの雨で、本来なら月真院の庭園での演奏会だったのですが、建物の中に変更になってしまったのが残念でしたが、雨に濡れた新緑のもみじもとても美しかったです。

今回の催しは「温故知新研究会」という京都の文化を学ぶ自主研究グループが主催しておられました。四季折々の自然とともに、オリジナルなの京都の文化の発信を目指して、こういった催しや公演会などの催しをひらいておられるそうです。

私たちの身のまわりでは「文化財の保護」という言葉をよく耳にしますが、文化財を「保護」していくことと同時にその時代に合わせた新しい使い方でどんどん活用していくことも大切だなと思いました。


報告など

No.4781

有村さんのご報告に関しましては、ご本人のご都合に合わせて拝聴させていただくつもりです。

その他は細々しておりますので29日にご相談させていただきます。

予定の件ですが。

No.4782

こちらへのレスをうっかりしておりました。申し訳ありません。
私の予定ですが、その日程だと30日しか予定が合わなさそうです。
私は本番の3日も行くので、あまり気にせずに予定を組んでいただければと思います。

本番を楽しみにしております

薗田美和
No.4784

みなさま

無沙汰をしております。臨川の薗田です。
有村さん報告の件、私のほうはいずれも参加が難しい状況です。
本番を楽しみにしておりますので、どうぞみなさまのご都合を優先してください。

Re: 出張講義に行ってきます。

青木友里
No.4799

はじめまして、大谷大学史学科2回生の青木と申します。
野口先生、レスが遅れてしまいまして大変すみません;;
女性史総合研究会の例会についてですが、教授や院生の方々ばかりで話についていくに精一杯でしたが、大学の授業では感じることのできない雰囲気で学ぶことができたので、とても勉強になりました。29日もぜひ参加したいと思いますので、またよろしくお願いいたします。

佛教文学会

末松憲子
No.4769

とうとう明日の発表になりました。
今日は仕事を休んで発表原稿と格闘中です…

佛教文学会5月例会 5月20日(土)13時~17時
       於・大谷大学響流館3階 メディアホール

[テーマ]寺院縁起〈略縁起〉をめぐって

近世略縁起の製作過程ー『四天王寺霊仏霊宝略縁起』をめぐってー 加藤基樹氏
青蓮院門跡の略縁起ー出開帳とその周辺             末松憲子
橘寺の縁起と聖徳太子                     松本真輔氏

よろしければおいでください。

コンサート@高台寺 月真院

No.4766

急なお誘いですが明日(19日)、高台寺の塔頭「月真院」にてコンサートがあります。
知り合いと行く予定でチケットを2枚とったのですが、知り合いが仕事で都合がつかなくなったためチケット一枚余ってしまい、キャンセルもできないので困っています。
どなたか私とデートしていただけませんでしょうか???
興味がある方はご連絡ください。(朝6時以降は仕事にでかけますので掲示板もしくは携帯にお願いします)

よろしくおねがいします。


↓案内をコピーしておきます。
***********************************************
八坂の塔が見える月真院の方丈で、ワインを片手に、音楽を聞く。
仕事帰りに、そんなひとときはいかがですか?

クラシックや映画音楽など耳なじみのある曲を中心に、
楽しい雰囲気をお届けします。


◆月真院とは◆
 http://kyoto.jr-central.co.jp/kyoto.nsf/spot/sp_gesshinin
 通常は非公開の場所です。


◆コンサートの詳細◆

 日時:5/19 19:00-21:00(開場18:30)
 内容:弦楽アンサンブルの演奏、ワイン・軽食つき。
 (晴れの場合、庭での立食。椅子とテーブルもあり)
 料金:\5,000
 定員:50名

5月29日の『吾妻鏡』の講読範囲

No.4763

 次回の講読会は、来週はお休みなので、再来週の29日に行ないます。また範囲が決まったのでお知らせいたします。

 日時:5月29日(月)15:30頃~
 場所:京都女子大学L校舎3階共同研究室
 範囲:建保二年①十月三日、②十一月二十五日、③十二月二日、④同月十二日、⑤同月十七日、建保三年⑥正月八日、⑦同月二十日、⑧十一月二十四日
 
 以上です。次回まで二週間弱あるので、ちょっと講読範囲が広くなりましたがよろしくお願いします。

>岩田さん
 先日はありがとうございました。二年連続お付き合いさせてしまいました。アイスクリーム計画は何時あるかわかりませんが(というより阻止したい)、参加お待ちしております。
        

6月は目一杯がんばりましょう。

No.4764

 もう今年も半分近くが過ぎようとしているというのに、掲示板のトップページの「今月の予定」はまだお正月モード。何とかしなければいけません。
 そこで、29・30日には6月の予定について、すこし検討する時間をとらせていただきたいと思います。書評や個人研究報告・公開講座事前学習会での報告に立候補する人を募ります。卒論・修論の人もそろそろですね。
 なお、史料講読会の参考図書として『くずし字解読辞典』『くずし字用例辞典』『吾妻鏡人名索引』を研究室に配架しましたので、ご利用下さい。

>岩田君  立候補ありがとうございます。できれば、対象図書の内容に専攻の近い山本君や長村君・坂口君等の参加できる日程を組めればと思います。同時に複数の報告を頂ければなお良いと思います。

☆ 京都市歴史資料館の宇野日出生先生から『叢書 京都の歴史9 大中院文書・永運院文書』を御恵贈いただきました。また、奈良女子大学大学院の前川佳代さんから、御高論「平泉と宇治-苑池都市の淵源-」掲載の『奈良女子大学21世紀COEプログラム報告集Vol.6 古代日本と東アジア世界』を御恵送いただきました。
 前川さんの論文は先般、当ゼミ例会(公開研究会)で御報告いただいた内容を論文化されたもので、宇治の共同研究には有り難い御研究です。
 宇野先生・前川さんにあつく御礼を申し上げます。

【追記】
  日本史研究会中世史部会に有村さん・長村君が相次いで御出陣です。
     
   【卒論報告会】※大阪歴史学会中世史部会との合同です。
   6月3日(土)10:00~ 京大会館102号室
   ▼会場の場所は、こちらをご参照ください。
    http://www.kyodaikaikan.jp/access.html

   木村和寿氏「南北朝時代における佐々木道誉と幕府」
   有村芳恵氏「南北朝内乱における和平交渉-特に北朝・南朝・幕府間を中心に」
   小橋勇介氏「猪名荘・長洲荘の開発」
   遠藤正教氏「後鳥羽院政期の政治構造について-公卿議定制を中心に」
   戸津井俊介氏「中世北勢地方における守護勢力の浸透と国人の動向」
   田中信也氏「戦国期における朽木氏の領主支配」(仮題)
   (以上、報告順)

   【部会】
   6月27日(火)18:30~  日本史研究会事務所(機関紙会館3階)
   長村祥知氏「鎌倉前期在京武士と承久の乱」

Re: 5月29日の『吾妻鏡』の講読範囲

No.4767

ごぶさたしております(HPでは)。
野口先生には、種々ご配慮いただきながら、しばらくお返事ができず失礼いたしました。

諸々につきましては、29日に伺いますので、その時に相談させていただきます。

おそまきながら・・・
山本さん、お誕生日おめでとうございます。
今年も『吾妻鏡』等よろしくお願いいたします。

☆古文書読み虎の穴☆次回の日程

No.4762

佐伯です、こんにちは。
参加者のみなさま、お疲れさまでした。

で、次回の古文書読みの研究会の日程です。
教育実習で欠席のお二人を京都から思いつつ、古文書の勉強にいそしみましょう。

5月30日(火)13:00~ 於京都女子大学L校舎3階共同研究室
範囲…越前島津家文書30~38

ところで。
百錬抄の輪読会まで「虎の穴」に改名されましたが、
「虎の穴って何かわかってるのかなあ?」と思って尻池さんに聞いてみたら、
案の定、「わかってません!」との答えでした。
というわけで、参加者の皆さんで意味が知りたいという人はコチラ↓をご覧下さい。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%99%8E%E3%81%AE%E7%A9%B4_%28%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%82%AC%E3%83%BC%E3%83%9E%E3%82%B9%E3%82%AF%29
まあ、あの、下の方の「その他」で書いてあるように、「選手達を(猛特訓で)養成する所の代名詞」なので、間違いって訳じゃないんですけどね。
何でもかんでも、先輩の言うことを鵜呑みにしちゃいけません!ということで。

秋の公開講座実施内定のお知らせ

No.4760

 NO.4733で申し上げた秋の研究所公開講座の件ですが、日程・テーマなどが決まりましたので、お知らせしておきます。後日、変更があればその都度報告いたします。

 講座のテーマ「天下人の京都」
  日程:2006年10月21日(土)13:00~17:00
  会場:京都女子大学A校舎5F礼拝堂
  講演(講演順)
    「頼朝の六波羅邸-鎌倉幕府と都市京都-」野口 実
    「秀吉が切った木」瀬田勝哉(武蔵大学人文学部教授)

 瀬田先生の御研究やゼミの素晴らしさについては斯界でよく知られるところですが、私は先生がその御高論「伏見即成院の中世-歴史と縁起-」(『武蔵大学人文学会雑誌』36-3)の付記に書かれた
   「学生の卒論作成に学科の生命を賭けようという共通の意志」
という一節に深く感銘を受けました。これが大学だと思います。
 多くの奇縁が幸いして、瀬田先生と公開講座を御一緒できることを大変うれしく思っています。

 ☆ 6月に入りましたらさっそく書評会を開始したいと思います。すでに御協力を御願いしたメンバーの積極的な取り組みを期待します。報告について都合の良い日・時をお知らせ下さい。
 また、公開講座に関する事前学習会も例会として設定したと思います。両樋口先生の御研究について報告を希望する方はお申し出下さい。あるいは適任者を推薦してください。

書評会に立候補

岩田慎平
No.4761

 岩田です。遅くなってすみませんが、書評会の担当者として立候補いたします。どういった箇所を担当するかについては、また改めてご相談させてください。

>山本さん 去年に続いて、誕生日前夜はご一緒することになりましたね。アイスクリームを実行される折は、ぜひ参加させていただきたいと思います。

楽しみにしています

山田邦和(花園大学・考古学)
No.4768

秋の公開講座、豪華ですね。瀬田勝哉先生が御講演されるというのは、素晴らしいと思います。楽しみ楽しみ。今から手帳に予定を書いておきます。

追悼・佐藤和彦先生

No.4757

 昨日、佐藤和彦先生が急逝されました。
 故小山靖憲先生の追悼フォーラムに出席され、発言を終えられた直後に昏倒され、懸命の手当てもむなしく、搬送先の病院でなくなられたとの事です。
 享年69歳。心より哀悼の意を表します。
 
 ご存知のように、先生の主著は『南北朝内乱史論』(東大出版、1979)、また1975年の小学館の日本の歴史でも『南北朝の内乱』をご執筆でした。
 悪党など、荘園制に抵抗する人民・民衆闘争を中心に内乱期を解明され、学界に大きな影響を与えました。とくに、歴史学研究会の指導者として、研究をリードされたのは申すまでもありません。
 かつて日本史研究会大会には必ず出席され、美川先生や当方の報告に際して、「人民が報告に取り上げられていない」といったご批判をされたものでした。ある意味では、最後まで民衆闘争を基盤とした歴史認識にこだわりをお持ちの先生でした。
 25年ほど前、京大の大山先生の研究室に内地留学にお越しになり、ゼミや日本史研究会でご一緒したことがありました。教科書問題に関係して部会報告をお願いした時も、突然ややこしいお願いを申し上げたにもかかわらず、ご快諾を頂いたこと。あるいは、日ごろから高田馬場のスポーツジムで体を鍛えているが、学生時代は100メーターを12秒台で走れたのに今は大分遅くなってしまった等と笑いながらお話になったことが思い出されます。
 そうした、気さくなスポーツマンタイプで、何事もてきぱきと処理される先生という印象が残っております。
 ちなみにかなりの巨人ファンで、現在B女子大学のU先生が、「あんな巨人ファンのくせに、何が民衆闘争よ!」とお怒りだったことが思い出されます。
 最近はさすがに民衆闘争云々は仰らなくなりましたが、南北朝期の人物などを一般に紹介される書物などを書かれて、活躍しておられました。急逝が誠に無念であり、とても信じられない思いです。
 2004年暮の熱田先生を偲ぶ会に出席された小山先生が、その半年後に急逝され、その小山先生を偲ぶ集いで佐藤先生が慌しく逝ってしまわれました。何か因縁めいたものを感じます。
 佐藤先生の御逝去にてよって、中世史研究の一つの時代が過ぎ去ったことを痛感させられる思いが致します。
 改めて、ご冥福をお祈り申し上げる次第です。 
 

Re: 追悼・佐藤和彦先生

No.4758

 びっくりしました。
 もう10年ほど前になりますか、主に早稲田大学御出身の方たちが執筆されたある本の出版祝いの会でお話をしたことや、歴史学研究会の大会の日本中世史の会場にいつもお出でになっておられたことを思い出しました。
 戦後の歴史学の担い手がまた去って行かれました。この時世にこそ、継承していかなければならないことがあまりに大きいと思います。
 慎んで御冥福をお祈り申し上げます。

Re: 追悼・佐藤和彦先生

美川圭
No.4759

 当日、フオーラムの場にいたもので、いまだに信じられない光景がよみがえってまいります。休憩時間に、トイレですれちがったとき、簡単に会釈をし、佐藤先生が東京からおみえなんだな、と認識しておりました。そして、討論での2人目にフロアーから佐藤先生が発言。今日東京に帰るので、早めに発言したいということでした。

 雨の中、和歌山大学の院生・学生が看板をもって、路次案内に立っていたことへのねぎらいと感激、一部の先生の尽力だけで会が開かれたのではない、という、民衆史観をモットーとする先生ならではのご発言。あるいは、小山先生の史料編纂所での研鑽生活の想い出、などを、今話しておかねばという勢いで、堂々と披露されたのです。日本史研究会の大会での「名物」であった佐藤発言そのままの、元気はつらつたるものでした。

 ところが、それへの壇上の方々の回答がされる最中のことでした。私はかなり前の方の席に座っておりましたので、斜め右後方で大きな物音とともに、周囲から「佐藤先生」という悲鳴にも似た声が上がりました。振り返ると、廻りの方が先生を並べた倚子の上に寝かせるところでした。それからまもなく大きないびきのような声が数回。その後ほとんど先生の体は動かなくなってしまいました。看護大学の先生をされている小山先生のお嬢さん?がてきぱきと指示をとばされ、即脈、心臓、呼吸の有無、119番連絡、などが進みました。すでにその時点で、心肺停止状態。すぐさま、人工呼吸と心臓マッサージ。あるいは数度にわたるよびかけ。会場が県立図書館だったので、館内に医師の免許をもっている方がいないかどうかの放送、あるいは近所の医院へ館員などが走りまわっておりました。残念ながら、その場で医師をみつけることはできませんでした。約20分後(確か正確に計測していたので22分)に救急車到着。病院に搬送されたのです。救急車が思いの外遅かったことを除けば、現場では最善の措置がなされました。ほぼ即死の状態ではなかったかと推察いたします。

 よく知っている先生が、しかも中世史の研究者が多く出席しているあのような場で、ほとんど最期を迎える。しかも、あのような発言の直後。まったく、現実とは思えないような情景でした。いまだにショックでなかなか仕事も手につかない状態です。ご冥福をお祈りしたいと存じます。