次回の『吾妻鏡』の講読範囲

No.4721

 次回の『吾妻鏡』の講読範囲についてのお知らせです。
 
 日時:5月8日(月)15:30頃~
 場所:京都女子大学L校舎3階共同研究室
 範囲:建保元年①十二月十七日、②同月十九日、③同月廿日
    建保二年④二月四日、⑤同月十日、⑥四月十八日

 以上です。建保年間は,今のスピードで読んでいくと早く終わってしまいますので、武士関係の記事だけでなく、実朝周辺の文芸や芸能に関する記事も読んでいきたいと思います。
 自分のセレクトはどうしても武士関係の記事に偏りがちなので、暴走しないように気をつけます(泣)。

>野口先生
 下記の論文集、購入したいと思いますのでよろしくお願いいたします。
 もちろん取りに行きます。
>永富さん・鈴木君
 今日は、久しぶりに色々話せて本当に楽しかったです。特に沖縄と閑院内裏との関係性など、思いもよらない話を聞いて、始めは戸惑いましたが、最後には納得(?)しました。
 

『百錬抄』講読会

尻池由佳
No.4722

 『百錬抄』講読会を再開します。初回は次の通り行いたいと思います。
 
  日時:5月9日(火)16:30~18:00
  場所:京都女子大学L校舎3階共同研究室
  範囲:寛弘二年十月十九日、寛弘四年十二月二日、寛仁元年二月廿七日、
     永承七年三月廿八日、天喜元年三月四日、康平四年十月廿五日、
     治暦二年十月十三日、治暦三年十月五日
  
 多数のご参加、お待ちしております。
 先生役も募集中です。

 >伊藤さん 遅くなりましたが、あたたかい応援の言葉ありがとうございました!

『軍記と語り物』第42号の御紹介。

No.4723

 山本君の「(泣)」の書き込みは、かれが好調な証拠です。このままいけば、よい修論が期待できるでしょう。

 『百錬抄』講読会は尻池さんが頑張ってくれていますが、どなたか院生が師範代役で参加していただけると助かります。

 『院政期の内裏・大内裏・院御所』のご注文。岩田君・佐伯君・山本君、了解いたしました。ほかにメールで永富さんからもうけたまわっております。

 『軍記と語り物』第42号が届きました。面白そうな論文が満載。
  樋口州男「御霊義経の可能性-敗者から弱者へ-」
  樋口大祐「為朝論の系譜と変遷-国民的英雄像を超えて-」
は、6月の公開講座の事前学習として必読。
 歴史学の研究者による論文としては、
  横内裕人「東大寺の再生と重源の勧進-法滅の超克-」
  菱沼一憲「統治機構としての鎌倉幕府-武力組織からの進化-」
があります。
 また、小林加代子氏による「研究展望」の「六、歴史関連」では、拙論や当方の公開講座における講演録について詳しく御紹介をいただいております。
 さらに、当ゼミメンバーの業績についても、「軍記・語り物研究会例会・大会発表要旨」欄の
  門屋敦「『平家物語』における木曽義仲再考-延慶本を中心に-」をはじめとして、
  長村祥知「法住寺合戦について」(P127)、
  山本陽一郎「北陸地方と比企氏-疋田斎藤氏の御家人化の背景-」(P148)、
  田中裕紀「『平家物語』の終結部」(P152)
が紹介されており、ありがたい限りです。
 ゼミメンバーは、研究室に配架いたしますので御覧おき下さい。

 なお、軍記・語り物研究会夏例会(企画例会「『太平記』研究の検証と展開」)の報告者を募っているとのことです。坂口君・長村君、如何でしょうか?

 ☆ 明日は当ゼミHPの創設記念日です。管理人の鈴木君・永富さんに感謝します。

Re: 『百錬抄』講読会

雨野弥生
No.4725

ゼミHP創設3周年、おめでとうございます!

1日に古書展で念願の『平安時代史事典』を購入し、
家にこの事典がある幸せを噛みしめつつ抱きしめて一晩
寝てから、実家帰省の途につきました雨野@実家です。

百錬抄、ついに再開の運びとなったのですね。
一時休止の要因の一端を負い、責任を感じていただけに、
尻池さんはじめ積極的なゼミメンバーの諸兄姉に
心から敬意を表します・・。

残念ながら、火曜の当該時間は、今年は授業が入って
しまったのですが、夏休みなどに担当箇所を
発表させて頂ければと思っております。いかがでしょうか。


Re: 『百錬抄』講読会

No.4726

佐伯です。
『百錬抄』講読会ですが、次回5月9日はぜひ参加させていただきます。
その次以降は、なるべく都合がつき次第ということになるかもしれませんが…。

>雨野さん
ご無沙汰してます~。
『平安時代史事典』GETですか、うらやましいです!

是非、是非ご参加を・・・!

尻池由佳
No.4727

 実は、実家でゴールデンウィークを過ごしている尻池です。休み前半は4時間かけて実家に帰ることと教育実習の準備に追われていました(実家に帰る前、両親と「大絵巻展」にも行きました!ものすごい観覧者の人数だったので、もう一度ゆっくり見に行きたいと思います)。教育実習はお世話になる学年や、授業範囲や時間数も具体的に決定し、私の心の中は、これまでは不安95%、楽しみ5%といったところでしたが、今は楽しみの方が大きいです。

 >雨野さん、お久しぶりです!是非、都合の良いときだけでもおいでください!
 
 >佐伯さん、師範代のご登場お待ちしておりました!9日は古文書の勉強会もよろしく  お願いします。ところで、9日の古文書勉強会に参加したいという京女の4回生が一  人います。申し訳ないのですが、史料をもう一部用意していただいてもよいでしょう  か?

こんばんは

No.4728

山本さん>
私のほうこそ久しぶりにお会いできてよかったです。
山本さんをはじめゼミのメンバーのがんばる様子などをきいて、いい刺激を受けました。

野口先生>返信が遅くなってしまいましたが、先ほどメールを送信しましたのでよろしくおねがいします。

尻池さん>教育実習ですか~
はじめは戸惑うことも多いかと思いますが失敗を恐れずにいろんな方法を試してぶつかっていけばきっとたくさんのものを得られるとおもいますよ。
がんばってくださいね

了解です!

No.4729

>尻池さん
無言のプレッシャーを感じていたのはやっぱり間違いではなかったか(笑)。
いや、あの、「先生役」じゃなくて、あくまで参加者の1人ですから。
もちろん、年長者としての責任から逃げるつもりはありませんが。

9日からの新メンバーの方の件は了解です!大歓迎!!
現実問題として、コピーは当日京女に行ってからになるかもしれませんけど。
構成員の比率的に、「京女のゼミらしさ」がますます増してきてなによりです(笑)。

尻池さんをはじめ、今年は教育実習の方も目白押しですね。
大変だと思いますが、みなさん健康第一で元気に乗り切って下さい!

執筆すると校正が来ます。

No.4730

 8日締切の原稿(2日に速達にて、京都女子大学と拙宅のアドレスが混同された「最後通牒」が出版社から到着)に悪戦苦闘しているさ中、昨日またしても速達にて10日締切という校正ゲラが到着。充実したGWです。
 ゼミメンバー諸姉兄も、自らの社会的立場と使命を深く自覚・認識し、それでなくても面白くて堪らないはずの己の主体的意志に基づいて選択した「学問的」な課題に、世俗の商業化された楽しみなどには一切目を向けることなく、旺盛な意欲を持って一途に、寝「食」を忘れて取り組まれていることと拝察する次第であります。
   ・・・  と、書いて少しすっきりしました。

 ☆ 文理閣の論文集は佐伯君・岩田君・山本君・田中さん・永富さん、それに伊予に帰郷中の山岡さんからご注文をいただきました。御確認下さい。

 >永富さん 御依頼の書類、GW中には仕上げたいと思いますので、少しお待ち下さい。

 >佐伯君 『百錬抄』、不定期でも師範代をよろしく。

 >雨野さん 『百錬抄』の講読対象範囲は昨年度の継続ではありませんので、例会発表の方をぜひお願いいたします。テーマは自由で構いません。国文専攻のメンバーの集まりやすい日程で設定していただければよいと思います。
 ほかにも研究報告を希望される方は、積極的にお申し出下さい。
 なお、今年度、修論・卒論を提出するメンバ-は各2回程度、報告日程を設定しておくようにお願いいたします。

 >美川先生 京博でのみならず、こちらでも田中さんをびっくりさせてあげて下さい。お待ち申し上げております。

 ◇ 研究会情報 ◇ 
 「平安京文化研究会」の御案内
  ○とき 5月28日(日) 午後1時~午後5時(時間厳守でお願いします)
  ○ところ 京都大学総合人間学部1102号室(吉田南キャンパス正門入って左です)
     http://www.kyoto-u.ac.jp/access/kmap/map6r_ys.htm#map
  ○報告
   1.辻 浩和「院政期における後鳥羽芸能の位置-後白河芸能との関係を中心に-」
    参考文献:村戸弥生『遊戯から芸道へ』第二章、玉川大学出版部、2002
          沖本幸子『今様の時代-変容する宮廷芸能-』第Ⅰ部、東京大学出版会、       
          2006

   2.深澤 徹「『愚管抄』における「謀反」の論理」
    参考文献:丸山眞男『忠誠と反逆』(ちくま学芸文庫・1998)
          笠谷和比古『主君「押込」の構造』(平凡社選書・1988)
 
 ※ 日程が歴史学研究会大会に重なりますが、私はこちらに出席したいと考えています。
   それにしても、辻君はこのところとても意欲的ですね。頼もしい。
   院生たる者は、「かくあるべし」です。

<追記>
  「国民の休日」にもか拘わらず、郵便の配達がされているようで、本日、國學院大學栃木短大の鍛代敏雄先生より御高著『神国論の系譜』(法蔵館)、東京都葛飾区立葛飾区郷土と天文の博物館の谷口榮先生から「考古学から『吾妻鏡』を読む-治承から文治期の城館を中心に-」(坂詰秀一先生古稀記念会編『考古学の諸相Ⅱ』匠出版)などの御高論、また、青山学院大学の佐伯真一先生から御高論「七騎落伝承の展開」掲載の『銕仙』544を御恵送いただきました。
 鍛代先生の御高著は政治思想史専攻の長村君には必読でしょう。
 谷口先生の御高論は考古学者からの文献史学へのアプローチという点でも貴重。うかうかしていると、谷口先生や山田邦和先生のような文献にも強い考古学者に文献史学者は追い詰められてしまうかも知れませんね。
 佐伯先生からは、『紫苑』第4号に対するお誉めの言葉が添えられていました。恐縮に存じます。
 三人の先生方にあつく御礼を申し上げます。 

よろしくお願いいたします

雨野弥生
No.4732

野口先生
百錬抄の件、承知いたしました。今後、例会発表の
ほうで頑張りたいと思います。どうぞ宜しくお願い
申し上げます。
なお、論文集購入は、まだ間に合いますでしょうか?
この件、追ってメールさせて頂きます。


>佐伯さん
いつも大変(間接的に?)お世話になっております笑。
『平安時代史事典』、実はあの広~い会場でいち早く
見つけられたのは、長村さんのご協力あってのことだったり
します。あの場で長村さんに出会わなかったら今頃・・
ゼミメンバーの連携(?)に大感謝です・・・。


>尻池さん
今後ともよろしくお願いいたします!
「大絵巻展」、私も連休中に行きましたが、大混雑!でした
ねー。その前に、平日(水曜)午後に行った時は、けっこう
すいていましたが。
私もあと、1・2度は行きたいなと思っております。

通学路の途中に大絵巻展会場がある、京女生のキャンパス
ロケーション。とってもうらやましい・・

近刊『院政期の内裏・大内裏と院御所』

No.4716

 先般ここで御紹介させていただいたNO.4541私の大学時代からの親友である山広恒夫氏NO.4582の共著『バーナンキのFRB 知られざる米中央銀行の実態とこれからの金融政策』(ダイヤモンド社)が毎日新聞の28日付夕刊「読みたい」のコーナーで取り上げられていることを、高校時代からの親友からのメールで知りました。
 この本を紹介したのは外資系証券会社で資金運用をしていた経験のある作家(経済小説)の幸田真音氏で、タイトルは「こんな本を待っていた」。「日本の政府関係者も読むように」と結んでいます。この本は、元日銀マンで、金融危機の際、竹中平蔵氏と共に辣腕をふるったことで知られる、現、日本振興銀行会長の木村剛氏のブログにも紹介されており、プロの評価が高いようで、同慶の極みです。

 さて、親友の著作好評の御紹介のついでに、いささか勇み足かも知れませんが、知り得る範囲で拙文掲載の近刊の紹介をさせていただこうと思います。まだ、出版社からの宣伝もはじめられていない段階ですから、掲載論文のタイトル変更などもあるかも知れないことをお断りしておきますが、このような論集がすくなくとも5月末の歴史学研究会大会前までに刊行されることは間違いありません。
 今後、この論集(拙文は除く)を読まずして、中世前期の王権について論ずることは不可だろうと思います。

髙橋昌明編『院政期の内裏・大内裏と院御所  平安京・京都研究叢書1』(文理閣)
  はじめに                                         髙橋昌明
  Ⅰ 大内・内裏・大内裏・閑院内裏
   院政期平安宮-瓦からみた-                           上原真人   
   大内裏の変貌-平安末から鎌倉中期まで-                   髙橋昌明
   閑院内裏の空間構造-王家の内裏-                       野口孝子
   中世における政務運営と諸官司の空間                      本郷恵子
   王権・内裏と大番                                   木村英一 
  Ⅱ 後白河院御所論
   続法住寺殿の研究                                  川本重雄
   法住寺殿の考古学的検討                              上村和直
   後白河天皇陵と法住寺殿                              山田邦和
   法住寺殿成立の前提としての六波羅                        野口 実
   六条殿長講堂の機能と荘園群編成                         高橋一樹
  Ⅲ 起点としての白河・鳥羽
   「六勝寺」の成立とその歴史的意義                         上島 享
   白河街区における地割とその歴史的変遷-考古学の成果から-       堀内明博          
   鳥羽殿と院政                                      美川 圭
   鳥羽殿と交通                                      大村拓生
   鳥羽離宮跡の発掘調査                                前田義明
   平安京・京都研究集会の記録                            仁木 宏

 ※ 購入希望で、当方の研究室まて取りに来ることの出来る方はお申し出下さい。

Re: 近刊『院政期の内裏・大内裏と院御所』

No.4717

>野口先生
 ご無沙汰しておりましてすみませんでした。
 上記論集、購入希望です。研究室まで受け取りに伺います (^^)ノシ

Re: 近刊『院政期の内裏・大内裏と院御所』

No.4718

>野口先生
佐伯です。
私もぜひぜひ購入希望でよろしくお願いします!
受け取りももちろん研究室までお伺いします。

Re: 近刊『院政期の内裏・大内裏と院御所』

No.4719

>野口先生
 うわー。迷います!
 もう少し考えたいのですが、いつまでにお返事すればよいでしょうか?

迷うことはありますまい。

No.4720

 花園大学の山田邦和先生も、
「全体を通観してみると、すばらしい内容の本になった(自画自賛(^o^) )。平安時代後期の研究には、なくてはならぬ基本文献になることは間違いないと思う。 」
 と、おっしゃっておられますよ。
 ちなみに、締切は私の手もとに届くはずの本がなくなるまでです。

 本日は『吾妻鏡』講読会の後に研究室に集まってくれた永富さん・山本君・岩田君・鈴木君・伊藤さんたちといろいろお話しをして、だいぶ癒されました。ありがとうございました。
 また、『吾妻鏡』講読会において、三浦氏について興味深い見解を提示してくれた長村君にも感謝。さすがによく勉強をしています。

 ☆ 慶應義塾大学東アジア研究所より、野村亨・山本純一編著『グローバル・ナショナル・ローカルの現在』(慶應義塾大学出版会)を御恵送いただきました。編著者の一人、野村亨先生は私の大学時代の後輩。学生時代から東南アジア・北ヨーロッパなどの言語・文化に通じた異才でした。現在は慶應義塾大学総合政策学部教授兼政策・メディア研究科委員。いわゆる出世頭です。
 野村先生にあつくお礼を申し上げます。

Re: 近刊『院政期の内裏・大内裏と院御所』

No.4724

>野口先生
 購入希望で、お願い致します。もちろん、取りに伺います☆

今日、大絵巻展に行ってきました(2度目)。
常設展で、美川先生に遭遇してびっくりしました~

チケットありがとうございました。

No.4713

 野口先生、チケットありがとうございます☆歴博は、すごく好きな博物館なんです。
とはいっても、高校のときに「異界万華鏡」展を見てからなので、歴史は浅いのですが…。
今思えば、歌舞伎(怪談物だけど)に月岡芳年、私の好きなものが全て網羅されている、
すばらしい博物館だなあと思います。帰省したら毎回行っているような…。
今回は近藤先生のお話を聞けませんが、いつかは…!というか、一度研究室で歴博に行ったら楽しそうです。そのときは近藤先生を交えて案内していただいたら、なお素敵な感じがします。
では、「日本の神々~」展楽しんできます。

今日、図書館で百錬抄の準備をしている尻池さんに会いました。なにやら、大変そうでよくわからなかったのですが、この掲示板を見て理解しました。がんばってね~☆

佐倉の歴博に『百錬抄』、そして喜界島

No.4714

 伊藤さん、歴博の見学、おおいに楽しんできてください。
 歴博の地元から歴史学に志す若者がたくさん出てきてくれれば、うれしいところですし、それは歴博の関係者のもっとも望まれるところだと思います。
 かつて、歴博のあるところは佐倉城址の一画に過ぎず、そこには戦争が終わるまで佐倉連隊の兵舎が建っていました。
 私にとって佐倉は所縁の深いところで、祖父の実家は佐倉ですし、祖母もまた少女時代を佐倉で過ごしたことがあり、旧藩主堀田家の別邸に遊びに行ったという話をきいたことがあります。
 当ゼミでは昨年の2月に歴博を見学しています。また、先月は長村君と佐倉城址を歩く機会がありました。今度は京成佐倉駅の次の大佐倉まで脚を伸ばして、室町時代の千葉氏の本拠であった本佐倉城跡(国史跡)を案内したいものです。私自身、もう20年ほど御無沙汰しています。

 ◎ 『百錬抄』の講読会は、①史料の読解力を身につける ②院試に備える ③「権門都市宇治」の共同研究に資する (④ 尻池さんの卒論に役立つ)という目的をもって再開の運びとなりました。時間のある人はふるって御参加ください。
 >小野さん 2回生でやる気のある人がいたらぜひお誘い下さい。(放っておくと、当ゼミには京女生がいなくなります<笑><泣>)。

 ☆ ラ・サール学園の永山修一先生より『先史・古代の鹿児島 遺跡解説(通史編)』(鹿児島県教育委員会)の永山先生執筆部分抜刷を御恵送いただきました。
 最新の研究成果が通史叙述の上に位置づけられていて、学ぶことが多大。6月の公開講座における樋口大祐先生のお話の事前勉強には最適です。昨夏の鹿児島ゼミ旅行の前に参加者に読んでおいて欲しかった内容です。
 なお、同封の私信によれば、今、喜界島では9世紀代まで遡る遺物がかなり出土しており、また11~12世紀にもひとつのピークがある遺跡群(城久遺跡群)の調査が進んでいるとのことです。阿多忠景や鎮西八郎為朝の姿がちらついているようで、興味津々といったところです。
 永山先生にあつくお礼を申し上げるともに、先生の喜界島研究の進展に期待申し上げる次第です。

大隅正八幡宮社家居館の発掘調査成果

No.4715

 咋夏のゼミ旅行の際、突然お邪魔したにも拘わらず、隼人塚や留守氏館跡などを懇切に御案内いただいた霧島市立埋蔵文化財調査事務所の重久淳一先生より、御高論「鹿児島県内から出土したタイ、ベトナム陶磁」(『シンポジウム 陶磁器が語る交流-九州・沖縄から出土した東南アジア産陶磁器-』東南アジア考古学会事務局、2004年)と発掘調査報告書3冊(『桑幡氏館跡-第3次調査-』隼人町教育委員会、2003年・『桑幡氏館跡-第1・2・4・5次調査-』霧島市教育委員会、2006年・『留守氏館跡Ⅱ-第3・4次調査-』隼人町教育委員会、2005年)を御恵送いただきました。
 桑幡氏・留守氏ともに大隅正八幡宮(鹿児島神宮)の社家で、桑幡氏(息長姓)の館の創始は11C後半から~12C前半。長門本『平家物語』には、平清盛と関係を持っていた桑幡清道が、上洛した際に鹿ケ谷事件で流刑になった藤原成経の愛人伯耆局を見初めて、成経に会わせると行って大隅に連れ帰ったという話があり、留守氏(紀姓)にも同じような伝承があります。
 桑幡氏居館跡からは12世紀後半の楠葉型瓦器が出土しているとのことで、平家のみならず摂関家との深いつながりが推測されます。
 永山先生からの情報とともに、南九州は実に面白くなってきたと思います。
 それにしても、なぜ桑幡清道の話が『平家物語』の中で長門本にのみ見えるのか、国文学の研究者にお教えいただきたいところです。
 申し遅れましたが、重久先生にあつくお礼を申し上げます。

 ちなみに、鹿児島神宮は大隅国一宮。中世諸国一宮制を研究テーマにしている山内さんには、ぜひ研究対象に加えていただきたいところです。

野口先生 ありがとうございます♪

山田ちさ子
No.4710

野口先生、歴博の招待券、確かに受け取りました。
ありがとうございます。しっかりと勉強してきます。
厳島神社の模型がど~しても見たかったのです。
連休中はホテルが取れず、近藤先生のギャラリートークの日に行けないのはとても残念です。

初日は、5月7日まで開催の神奈川県博の「神々と出逢う」を見に行くつもりです。
満昌寺の三浦義明像が出展されています。
県博で三浦義明と会ったら、そのまま衣笠城まで足を伸ばして来ます。
教えていただいた馬の博物館にも行けたらいいのですが。。。

厳島神社と三浦氏。

No.4711

 お送りした招待券は近藤先生から頂いたものです。
 厳島神社の模型は、地平の高さまで腰をかがめて社殿を見るようにすると、その威容がよくわかると思います。
 横須賀に行って三浦氏一族の本拠地を歩くと本当に海の武士団であることが実感できるでしょう。対岸の房総半島が手に取るように見えるはずです。
 源平内乱の際、三浦義澄(義明の子)は厳島神社の守護すべき瀬戸内海を西に進んで周防をおさえ、壇ノ浦合戦に際しては義経軍の水先案内をつとめました。
 三浦義澄は京都なじみの御家人でしたし、見学対象も連関深いものがあるようです。
 山田さんが、いずれ、東国武士団関係の書籍の編集に取り組まれることを期待しています。

 ちなみに、博物館といえば、京都国立博物館で『大絵巻展』が始まりました。火曜日の古文書講読会の後に見学に行った方たちは異口同音に「スゴイ!!」。しばらくは観光シーズンも手伝って大盛況ということになりそうです。

 ☆『百錬抄』講読会が尻池さん主宰で再開される運びです。平安末~鎌倉初期を専攻したいという京女2回生も参加されるとのこと。驚いたことに、この方の従姉は、どうやら岩田師範の御学友のようです。

 ☆ 本日、東海高校の高木信先生から御高論「見えない亡霊/顕れる亡霊-記憶/亡霊/不可能性-」(『物語研究』第六号)を御恵送いただきました。とても興味深い視角からの御研究です。このところ御無沙汰していますが、田中さんや門屋君はもう読まれたでしょうか?謡曲に『野口判官』などというものがあることもこの論文で初めて知りました。高木先生にあつくお礼を申し上げます。
 今年度も、私の講義の受講生に高木先生の教え子の方がいるかどうか?・・・楽しみです。

『百錬抄』講読会再開

尻池由佳
No.4712

 自業自得とはいえ、資格のための授業に追われ、『吾妻鏡』講読会に出席できず、史料離れしていることを悩んでいたところ、野口先生のご配慮により、『百錬抄』講読会を再開させていただくことになりました。去年の続きをするのではなく、宇治関連の記事を取り上げ、読んでいこうと思います。古文書の勉強会が終わって時間が空くのですが、火曜日の4時30分から実施したいと思います。また詳細が決まり次第書き込みますので、ご都合のよろしい方は是非ご参加ください。

☆古文書読み虎の穴☆次回の日程

No.4709

佐伯です、こんにちは。
昨日の参加者のみなさま、お疲れさまでした。
次回の古文書読みの研究会の日程をお知らせします。

5月9日(火)13:00~ 於京都女子大学L校舎3階共同研究室
範囲…越前島津家文書11~20

それから、ひょっとするとくずし字辞典を持ってない人がいるのかな?ということで、一応ご参考までに。
児玉幸多編『くずし字用例辞典』(東京堂出版、一九九三年、税込六〇九〇円)
児玉幸多編『くずし字解読辞典』(東京堂出版、一九九三年、税込二三一〇円)

それでは、次回もよろしくお願いします。

御礼

澤田 露子
No.4706

『紫苑』4号並びに『芬陀利華』ありがとうございました。
京都で過ごした学生時代を懐かしく思い出しながら
そして学問からすっかり遠ざかっておりますので
脳内のどこかに眠っている記憶を呼び戻しながら拝見いたしました。
制作に関わった方々、お疲れ様でした。

>野口先生
京都は景気がよさそうな話があるそうで、うらやましい限りです。
北海道も好景気になってもらわないと
道内の高校生が京都の大学へ進学するのが
難しいままでしょうから・・・

改姓と転回。混乱と混沌、そして困惑。

No.4708

 笠さんが、ようやく澤田さんとして書き込んでくださいました。
       ※ ここで一句  「笠さんが澤田さんとはツユ知らず」・・・
 当ゼミも、そろそろ改姓と同じような転回の時期にさしかかっているのかも知れませんね。
 北海道出身の歴史好きの高校生が京都の大学で学ぶ・・・これは当人にとって大変インパクトのあることだと思います。来月の出張講義ではその辺のところを話してきたいと思っています。

 先週の文化史特論の講義では、宗盛と重盛、竹崎季長と男衾三郎の言い間違いがあったようで、このところの耄碌ぶりは拍車がかかっているようです。
 今日は2年ぶりに印刷室にコピーカードを忘れました。
 ようやく注文にこぎ着けたパソコンも、先方から送られてきた見積書をよく確認しなかったために、フロッピー・ディスクのドライブのないものを発注してしまいました。まあ、予算の関係もあるのですが。いろいろ複雑な書類を作成しなければならないので混乱している今日この頃であります。また、鈴木君に御迷惑をおかけすることになるでしょう。
 「混乱」で思い出しましたが、私が学生時代に芝浦工大(男性3名)と青山学院(女性2名)の仲間たちと結成していたフォークソングのグループは「ケイオス(混沌)」という名前でした。

 今日は『吾妻鏡』の講読会。黄蝶が舞い、長沼宗政が実朝の女性重用に異議を唱える辺りでした。その後、精華大の研究会に出掛けた伊藤さん、如何でしたか?
>山田さん 忘れなければ、明日、歴博の招待券、速達で送付します。
>伊藤さん 忘れなければ、歴博の招待券、用意しておきますので、研究室までおいでください。

 連休で5月8日締切の原稿が仕上げられるか汲々としているところへ、またしても某学会誌から書評の依頼状が届きました。書評はすでに引き受けてしまったもの、秋までに3件。今回の依頼は何としても引き受けざるを得ないものなのですが、締切を冬まで延ばしていただくということで何とか。
 しかし、締切のせまった(とっくの昔に過ぎた)本や論文も数多あり・・・。体力勝負と行きたいところですが、気力も衰えて困っております。
 そこへまた歴史図書のエディターに就任された山田知佐子さんから原稿の御依頼あり。

 ↓の研究補助(予算措置あり)のお申し出、お待ちしております。

5月の『吾妻鏡』講読会のお知らせ

No.4705

 5月の『吾妻鏡』講読会の予定に若干の変更がありますので、それに関してお知らせ致します。
 
 ①5月1日は、ゴールデンウィーク期間にあたりますが、岩田さんとの協議の結果と、↓の野口先生の「研究室に籠もって研究しましょう」という御好意により、講読会を行なうことになりました。場所・時間はいつもと同じです。
 
 ②5月22日は、野口先生が出張されるため、お休みとなります。
  (5月1日は、その振り替え日ということになります)
 
 以上、5月の予定に関して、若干のイレギュラーがありますので、各自御確認下さい。
 ※5月1日の講読範囲に関してはまた後日書き込みいたします。
  

次回の『吾妻鏡』講読会範囲

No.4707

 次回『吾妻鏡』講読会の範囲についてのお知らせです。
 
 日時:5月1日(月)15:30頃~
 場所:京都女子大学L校舎3階共同研究室
 範囲:建保元(建暦三)年
    ①十月三日、②同月廿九日、③十一月五日、④同月廿三日、⑤同月三十日
 
   
  

「閑院内裏の政治史的研究」

No.4701

 本年度・来年度の2年間、上記のテーマで研究を進めることになりました。
 よろしく、御支援・御協力のほど、お願い申し上げます。

 ☆ 本日、鹿児島県川辺郡知覧町教育委員会文化財課より当方の研究室宛に『鹿児島県知覧町埋蔵文化財発掘調査報告書 第12集 国指定史跡 知覧城跡(三)』が届きました。
 知覧城跡の調査と整備が着実に進んでいる様子が分かります。
 同教育委員会文化財担当者の御努力に敬意を表すると共にあつくお礼を申し上げます。

 ◇ 明日(21日)の文化史特論(1)2「源義経論」は、「歴史に見える義経~義経の合戦と政治」というテーマでお話しをしたいと思います。

研究室のパソコン、ついに引導を渡される。

No.4696

 「一つ断言できることは、この状態で使い続けることはお奨めできません」。
 当方の研究室のパソコンに対する「IT界の安倍晴明」鈴木君からの御託宣です。
 本日朝、パソコンの画面に表示された「ファイル・システムのチェックをする」というメッセージの意味が分からずにエンター・キーで起動したところ、迷惑メールは受信するにもかかわらず必要なメールについては受信拒否のメッセージが出て受信できませんでした。そこで、情報センターの職員の方に来ていただいて、受信できなかったメールをアクティブ・メールで受信するとともに、パソコンを再起動してファイル・システムのチェックを終えたところ、新たなメールの受信は可能になりました。しかし、今度は受信箱に保存されているはずのメールの見出しをクリックしても本文が開かなくなってしまったのでした。1000通近くもある迷惑メールではなく、大切な受信箱内のメール(研究上貴重な情報が満載)が消失。まったく天を仰ぐばかり。
 まさしく元木先生のお言葉の通り「PCとは奇怪な器械のことなり」。
 これまでも度重なるフリーズに泣かされ続けておりましたが、かくなる上はと、PC本体の更新を事務にお願いに参りました。
 冒頭の御託宣は、例の如くにお送りしたレスキュー依頼のメールへの返信末尾の一言。元木先生のお言葉と同様に、まことにもってシビアな至言といえましょう。
 汎用性もあり。たとえば、
「一つ断言できることは、この状態で将来に希望をもつことはお奨めできません」。(笑?)

パソコン一件、続報。

No.4699

 PC更新の件ですが、今年度分の研究費の使途種目変更の許可を得るか、自費で購入ということになるとのことなので、さっそく鈴木君にデスクトップ・モニタレスの機種選定をお願いいたしました。5月末~6月頃には決着をつけたいと思っております。本当に鈴木君には迷惑のかけ通しですが、宜しくお願いいたします。
 なお、鈴木君によると消失メールの復元は可能とのことで、安堵いたしました。

 ○ 第一回目の古文書講読会は、本日午後、佐伯師範の御指導のもと、越前島津家文書の写真版をテキストにして、恙なく進められました。
 次回以降、実施曜日の変更などもあるようですが、それらは師範からの伝達に委ねます。

 ☆ 本日、愛知学院大学の福島金治先生より、御高論「梵鐘・諫草・渡唐船-地震・火災と鎌倉寺院の復興-」(『前近代の東アジア海域における唐物と南蛮物の交易とその意義』平成14年度~17年度科学研究費補助金研究成果報告書 研究代表者小野正敏)を御恵送いただきました。福島先生にあつくお礼を申し上げます。

☆古文書読み虎の穴☆次回以降の日程

No.4700

佐伯です。
今日の研究会にご参加いただいたみなさま、どうもありがとうございました。
今日は初回だったので勝手がわかりませんでしたが、
次回以降はもうちょっとペースアップできるかと思います。
あの、できるように予習頑張ります。すいません。

それでですね。
新年度が始まったこともあって、結局最初に取ったアンケートから日程の都合が変わられた方も多かったので、
あらためて今日集まったメンバーで協議しました結果、どうも火曜日の方が参加者全員都合がよいということになりまして、
それだったら、もういっそ火曜日にしちゃいませんかということで、以後は火曜日で日程を組むことになりました。
さっそくの変更で申し訳ありませんが、どうかご容赦下さい。

そんなわけで、
今後は火曜日午後1時~で一時間半程度、が基本のスケジュールになります。
今後の開催予定は、次回が来週25日で、以後は5月9・16・30日に開催予定です。
なお、次回は越前島津家文書の5~9号の読み合わせからとなりますので、参加者のみなさまはそのつもりでご準備下さい。

>山内さん・石井くん
そんな次第でして、開催曜日を火曜日に変更することになりました。
ころころ変わってしまって申し訳ありません。
開催日で都合がつく日がありましたら、ぜひご参加下さい。お待ちしています。

それでは、今後ともみなさまよろしくお願いします。

PCの見積もりの件

No.4702

>野口先生
先生のメールアドレスに、見積もりのデータを添付で送りましたので
確認よろしくお願いします。

研究室のパソコン。

No.4703

 >鈴木君
 早速に、ありがとうございました。
 見積もりデータ、事務方に渡して起案をお願いする所存です。
 本日、情報機器の周辺整備につながる朗報が届きました。永富さん共々、また宜しく御助力下さい。

古文書講読会の曜日変更など。

No.4704

 ◇ 古文書講読会の実施曜日の変更(水→火)につき、共同研究室の使用に支障はないとのことですのでお知らせいたします。

 ◇ 「閑院内裏の政治史的研究」の研究補助を希望する人はお申し出下さい。できるだけ自分の研究テーマと関連させて従事できる人を望みます。

 ※ 残念ながら、今年は多用のためGWに神護寺見学は企画できそうにありません。
   6月に宇治(四条宮寛子の白川金色院遺跡など)の見学を計画しています。

新年度、スタート。

No.4674

 新年度、それぞれにスタートをきったようです。立派な肩書きのついた人もいますね。その彼も含めて、本日は久しぶりに「わびすけ」にほぼかつての同志社フルメンバーが集結。「これもり」は山本君も私も成功いたしました。
 帰宅すると出雲高校の伊藤さんから来信あり。早いもので3年生に御進級の由。
 「受験に向けて、ぴりぴりとした空気を放ち始めた先生方と、まだまだ部活だの何だのとあくせくした生徒の間で、せこせこと勉強に勤しんでおります」
とのことでした。表現が実にうまいので、引用させていただきました。伊藤さんには素晴らしい文才があります。来年、京都の大学に進学してくれることを期待したいと思います。
 ちなみに、私は来月、こんどは北海道の高校に出張講義に行きます。ここでまた、どんな高校生に出会えるか楽しみです。

 >山本君 『福井市史』のコピーをありがとうございました。頂いた部分の執筆者は佐藤さんお一人でしょうか。それから奥付のデータを教えてください。

Re: 新年度、スタート。

笠 露子
No.4692

ご無沙汰しております。
久々に掲示板を拝見し「北海道に出張講義」という文字が目に留まりました。
来月、京都では若葉が生い茂り、日によっては夏を思わせる陽気でしょうが
こちらはようやく花の季節を迎える頃です。
どの地域にいらっしゃるのかは存じませんが、
場所によっては桜やチューリップが満開かもしれません。
そんな気候ですので、風邪などお召しになりませんように。

やっぱり、京は花の都だった。

No.4693

 本当は澤田さんの笠さん、お久しぶりです。出張講義でお邪魔するのは、北海道といっても南端です。
 今日の午後、東京から新幹線で京都に戻って参りましたが、車窓の景色を眺めていると、近江平野から先、まだまだお花見が楽しめるほど桜が咲き誇っているのが見えました。そして山科のトンネルを抜けて京都に入ると、鴨川の川面には夥しいほどの桜の花びらが帯のようになって、ゆっくりと流れていました。
 京都新聞の夕刊には「GW京都観光絶好調の予感」「宿泊予約最高の勢い」などと景気の良い言葉が並んでいますが、京都の春を楽しむのなら今が最高かも知れません。しかし、京都の一住民にとって、GWの観光客は、寿永二年の木曾義仲軍の上洛や承久の乱における幕府西上軍の襲来に準えたくなるほどのもので、日常生活に多大な迷惑をこうむることになるわけです。
 そういう時こそ、研究室に籠もって勉強会を致しましょう。>山本君 5月1日、『吾妻鏡』講読会、いつも通りで結構です。

 ☆ 速報!次回『平家物語』研究会で長村君が研究発表!!・・・ということになりました。次回は9月になると思いますが、一緒に行こうという人を募ります。
 ちなみに、私の研究発表に際して、戸川点先生に司会をしていただきました。ありがとうございました。私の発表に対する質問に対して適切な補足説明をしてくれた長村君も、ありがとう。大変助かりました。
 また、会場において諸先生方から沢山の研究成果を拝受いたしました。あらためてお礼を申し上げる次第です。
 久々に出席させていただいた懇親会も楽しいものでした。

 ☆ 出張中に、仙台の入間田宣夫先生より御高論「義経と秀衡-いくつかの幕府の可能性をめぐって-」(宮城学院女子大学附属キリスト教文化研究所『研究年報』第39号)、倉敷の遠城(三宅)悦子先生より御高論「摂津国「崇禅寺馬場」の遠城兄弟と下総円城寺氏」(『ソーシアル・リサーチ』第31号)の御恵送を頂いておりました。入間田先生・遠城先生にあつくお礼を申し上げます。

 > 笠さん 『紫苑』第4号と拙文掲載の『芬陀利華』(京女の宗教部の機関紙。覚えていますか?)を、なるべく近いうちにお送りしたいと思っております。

 > 山内さん 19日は、佐伯君たちと一緒に、ぜひ京大に行きましょう。

Re: 新年度、スタート。

No.4694

笠(?)さん、ご無沙汰しております。
京都は数日前に再び寒くなり、私(注:寒いのが苦手)は周囲の目を気にしながら真冬の格好をしております。
でも、桜が散るのはゆっくりですので、この点についてはちょっと得した気分です。

野口先生
先日は、佐倉城を案内して頂き、『平家物語』研究会に連れて行って下さりありがとうございました。
先生のご発表の討論では、若干緊張しておりましたので、妙なことを申したかもしれません。補足になっていればよいのですが・・・

研究会には今後も可能な限り参加させていただきたいと思います。
会に参加されている諸先生・先輩方には、よろしくお願い申し上げる次第です。
また、私も多くの抜き刷りを拝受する機会に恵まれました。ありがとうございました。