「『枕草子』を通読する会」の御案内。

No.4558

 歴史学の観点から『枕草子』を通読する会を開催します。数回に分けて実施しますが、第一回は下記の要領にて。
 当ゼミメンバーのみならず、広く、意欲ある参加者を募ります(学生・院生歓迎)。
 
              記
 日時:3月27日(月)13:00~17:00
 場所:醍醐交流館(地下鉄東西線醍醐駅下車1分)2F第3会議室
 講師:西山恵子氏(源氏物語ミュージアム学芸員)
     野口孝子氏(同志社女子大学非常勤講師)
 テキスト:『枕草子』刊本(発行所などは特定しません)を持参のこと
 参加費:無料

 ☆ 参加希望者は当方まで御連絡下さい。
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 ○ 本日の論文講読会・例会ともに盛況でした。田中裕紀さん・坂口太郎君、ありがとうございました。
 田中さんの御報告は、歴史学専攻者に、国文学における軍記物語研究史についての理解を促す上で実に有益なお話しでした。
 坂口君の御研究の御報告は、後醍醐天皇の宗教政策を寺社の重宝蒐集から解明された緻密な実証に基づく内容で、出席者一同に大きな感銘を与えるものでした。
 明日の論文講読会も楽しみです。

 ○ 有村さんから無事、鹿児島帰着のメールをいただきました。お引っ越しの際は、また、当ゼミをあげて応援いたしましょう。

 >愛知の野口君  今日はたくさんのお土産を有り難うございました。学芸員実習、頑張ってください。ぜひ、近々、名古屋方面にうかがう機会を得たいと思っております。

 >石井君  論文講読会、いかがでしたか?参加者の大多数が貴兄の先輩です。
       湯河原のおみやげ、あっという間に消滅です。ごちそうさまでした!

南からの風。 

有村 芳恵
No.4559

 昨日の朝に鹿児島に帰り着き、午後から久しぶりに大学に顔を出し、夜は後輩らとこれまた久しぶりに酒を酌み交わしました。話によると、来年京都市内の大学院を目指している後輩がいるようでうれしい限りです。最近当方の日本史研究室では大学院を目指す学生が増えております。私はもうすぐ大学を去り京都へ入洛する身ですが、これから後輩たちが続々と各地へはばたいていく予感をかみしめながら、残りわずかな鹿児島の生活を大切に過ごしていきたいと思います。

 先日は私の京都中に多くの皆様に本当にお世話になりました。元木先生、研究室ではこれからの京都での生活に関する様々なアドバイスを下さりまして誠にありがとうございました。野口先生、ご心配をおかけしましたが何とか住む場所を条件のよい所に決めることができまして、ほっとしております。それもこれも先生から部屋探しに関する有益なご助言をいただいた御蔭です。本当にありがとうございました。山岡さん、京都にいらっしゃらない所へ連絡してしまってごめんなさいね。薗田先輩、お仕事がお忙しい中突然お願いしたにもかかわらず快く宿を提供して下さり本当にありがとうございました。田中さん、とっても素敵なカフェに連れて行って下さりありがとうございます。楽しいひと時を過ごすことが出来ました。また行きたくなるお店でした。岩田さん、研究室に伺う時間が遅くなりお待たせしてしまってすみませんでした。お菓子はありがたくいただいております。記念写真を撮った時は、何だか京都女子大に入学したような錯覚を覚えました。当方はちっとも女らしくない性格なので女子大には似つかわしくないと思うのですが、「初々しい女子大生気分」なるものを堪能させていただきました。今回お会いできなかった皆様、またお会いする日を楽しみにしております。

 >永富さん 書き込みをして下さっていたのにお返事するのが遅くなってしまい申し訳ありません。実際に現地へ行かれたと伺い、機会がありましたらぜひその時のご経験を詳しくお聞きしたく思っております。環境問題に限らず昨今の様々な国際問題に関して自分自身の問題意識の芽を上手く育てていくことは、今後の私の研究を実りあるものにしていくことに繋がると確信しております。京都でお会いする際には色々なお話ができましたら幸いです。

維新i-shinの風。

No.4560

 有村さん、京都女子大で撮影した「記念」写真、とてもよく撮れていますよ。本日の論文講読会(長村君のレジュメによれば「春季特別勉強会」)終了後、出席の諸姉兄たちが研究室の私のパソコンを占拠して、歓声をあげつつ拝見させていただいておりました。御上洛後のお楽しみですね。
 後輩の方に京都の大学院進学希望者がおられる由。心強い限りです。すでに、薗田さん・辻君をはじめ、薩摩から上洛されて大学院生活を送られている当ゼミ由縁の先輩方も多く、また、山口出身のメンバーもおられますので、あたかも幕末!のごとき有様。お江戸方面からの新選組隊士の上洛も期待されるところです。
 いよいよ「維新」近しでしょうか。・・・維新といえばi-shin。・・・師範代?
 それにしましても、早速後輩と酒を酌み交わされるというのは実に頼もしい限り。この点について、大いに期待されている某先生のうれしそうなお姿が目に浮かびます。

 さて、本日の「春季特別勉強会」ですが、山本君は、さすがに進路選択の決め手となった川合先生の論文を対象にしただけに、地頭の研究史と問題点を踏まえた上で、川合説について要を得た整理をなされました。
 長村君は師のまた師にあたる上横手先生の鎌倉初期政治史に関する御研究について、そこに示された論点を的確に整理されたばかりか、今後取り組むべき検討課題を具体的に示されました。
 本日もまた、学ばせていただいたところは多大。古参のお二人の成長ぶりに、小生「感涙眼を遮る」有様です。 
 明日は古文書学会の見学会。これまた大いに楽しみです。天気予報は快晴の由。

 >i-shinこと、岩田君  話に興じていたので、ガソリンを入れるのを忘れてしまいました。

春季特別勉強会開催中

No.4561

>春季特別勉強会ご参加のみなさん 田中さん、山本さん、長村くん、ご発表ありがとうございました。このあとも引き続きご参加と、ピリ辛コメントを期待しております。

>坂口くん 例会でのお話、ありがとうございました。お時間がありましたら、勉強会の方にもお出でください。

>元木先生 古文書学会のご案内、ありがとうございました。

>石井君 湯河原のおみやげ、ありがとうございます。いただいて帰ったのですが、家族によってあっという間にかっさらわれてしまいました。勉強会では発表者からいろいろと盗み取っていただいて、それを活かしてこの次は石井くんも積極的に発表者の立場に立って下さいね。

>有村さん 京都では本来の目的以外でもいろんなところに引っ張り回された(?)そうですね。それだけみなさん有村さんの上洛が待ちきれぬのだと思います。京都女子大に入学されたかのような記念写真は、また来月以降にでも。

>維新の嵐 i-shinは確かに私岩田のパソコンアドレス(ケータイのほうは「カテナッチョ」)ですが、維新は全然意識していませんでした。さすが【必殺技:だじゃれ】の野口先生。
 数年前、とある大学院を受験した際、西郷隆盛について知っていることを書きなさいというような問題が出題されました。『翔ぶが如く』を思い出しながらいろいろと書いたら、面接で「たくさん書いたね」と、一言でスルーされました。
 ガソリンはすみません、僕も忘れていました。

元木先生、ありがとうございました。

No.4563

 本日は午前中に研究室で仕事の後、「女坂」を下って京博へ。土曜講座で中尾堯先生の妙顕寺文書に関する御講演を拝聴の後、今度は古文書学会の見学会で、その妙顕寺文書を見学させていただきました。展示室では中尾先生に御挨拶の機会を得て>>No.4523の昔話をさせていただいのをはじめ、大山喬平先生・外岡慎一郎先生など多くの先生方と言葉を交わす機会を得ることが出来ました。これこそ、学会参加の醍醐味でしょう。
 西村隆先生は、この掲示板を精読してくださっているようで、私の勤務状況を高く評価してくださっておりました。また、千葉県史編纂の仕事でお世話になった寺尾英智先生とも久方ぶりの邂逅を果たすことが出来ました。
 平田さん・山岡さんは、京都女子大史学科出身の素晴らしい先輩にお目にかかることが出来たようです。山岡さんには、ただならぬ意味でも先輩でしたね。
 いずれにいたしましても、この見学会にお誘いいただき、また、会の運営を取り仕切られた元木泰雄先生に感謝あるのみです。しかるに、閉会後のお付き合いがかなわかったにもかかわらず、元木先生門下の諸姉兄に「奥州合戦云々」と御託をならべて身をくらませたことをおゆるし下さい。それゆえか、まさしく天罰覿面で、帰宅すると、ほぼ一週間刻みの期限付き原稿が山積みにされておりました。無期懲役のごとし。

 さて、月曜からまた論文講読会です。なお、↑に紹介した「『枕草子』を通読する会」にも多くの方々の参加を期待しています。お知り合いに、関心のありそうな方がおられましたら、ぜひ紹介してください。

>岩田君  早朝に給油に出掛けましたので、ご安心下さい。

ごぶさたしております

No.4564

野口先生>このところパソコンをひらいておりませんでしたので、掲示板にいただいたメッセージへのお返事が遅くなってしまいすみません。
最近の近況に就いては先生のご自宅のアドレスにメールを送りましたのでまたみていただければ幸いです。

有村さん>お返事ありがとうございました。京都での下宿が決まられたとのこと、本当によかったです。有村さんの新居と私の職場(地下鉄東山駅下車すぐです)はきっと近くでしょうし、なにかと情報を提供できることもあるかと思います。お気軽におたずねください(たとえば「おいしいランチのお店はどこか」とか 笑)
春にお会いできるのを楽しみにしております。

古文書学会

No.4568

 野口先生、ゼミの皆さん、11日は古文書学会見学会にご参加頂き、誠にありがとうございました。当日は37名の参加者があり、大変な盛況でした。
 今回の企画は、中尾会長のご提案、それに博物館研究員の羽田先生のご尽力で実現したものです。両先生に厚く御礼を申し上げます。
 それにしても、見学会では貴重な文書の実物を見ることができる上に、今回中尾先生、羽田先生のように、ご専門の先生方のご説明があって、各文書の重要なポイントが分かるのですから、院生諸君には古文書学のみならず、中世史の得がたい勉強の場にもなったことと思います。
 また、諸先生方との交流の場になったことも、予期せぬ見学会の効果でした。
 当日、杉橋先生はご体調の関係で当初からご欠席、参加予定だった藤井譲治先生はお知り合いのご不幸で、小林基伸先生は急なご校務で、それぞれご欠席となったのが残念でした。また、機会を見つけて見学会を開催したいと思います。
 古文書を展示する展覧会などの情報がございましたら、ご一報ください。
 
 ところで、3月29日、誰か大阪に来ませんか?

講読会のご案内

No.4554

 有村さんが「午前10:30頃に当研究室を訪ねて来てくださるとのことです」というのを聞いて、まんまとお邪魔した岩田です。調子に乗って記念撮影までしました。有村さん、野口先生、ありがとうございます。
 それはさておき、前日で申し訳ありませんが、念のため明日からの講読会と、例会のご案内です。時間等が若干変則的となっておりますので、ご参加のみなさんはお気を付けください。

 日程:3月9日(木)15:00~
  水原一「義仲説話の形成」(『平家物語の形成』加藤中道館、1971年。):担当 田中さん
  【参考として】「巴の伝説・説話」(同書所収)

        例会 18:00~(予定)
  場所:京都女子大学 宗教・文化研究所共同研究室
  報告者:坂口太郎氏(龍谷大学大学院MC)
  題目:「後醍醐天皇寺社重宝蒐集考」
  ※参考文献などは>>>>No.4470をご覧下さい。

    3月10日(金)13:00~
  川合康「鎌倉幕府荘郷地頭制の成立とその歴史的性格」(初出1986年)
     「鎌倉幕府荘郷地頭制の展開に関する一考察」(初出1985年)
      (ともに『鎌倉幕府成立史の研究』校倉書房、2004年所収。):担当 山本さん
  上横手雅敬「鎌倉初期の公武関係」
       「承久の乱の諸前提」(『日本中世政治史研究』塙書房、1970年。):担当 長村くん

    3月13日(月)13:00~
  網野善彦「中世都市論」『日本中世都市の世界』筑摩書房、1995年(ちくま学芸文庫、2001年、初出1976年)。
      「中世都市研究の現状と課題」(出典同上、初出1994年) :担当 岩田
  高橋一樹「中世荘園の立荘と王家・摂関家」『日本の時代史7』吉川弘文館、2002年。:担当 尻池さん

    3月14日(火)13:00~
  橋本義彦「貴族政権の政治構造」『平安貴族』平凡社、1986年(初出1976年)。:担当 山岡さん
  杉橋隆夫「鎌倉執権政治の成立過程 ―十三人合議制と北条時政の「執権」職就任―」(初出1981年)
      「執権・連署制の起源 ―鎌倉執権政治の成立過程・続論―」(初出1980年)
(ともに、日本古文書学会編『日本古文書学論集 第5巻 中世 1 鎌倉時代の政治関係文書』吉川弘文館、1986年に所収。)

 (※3月11日(土)は、先日元木泰雄先生からご案内があった古文書学会の見学にみなさんで参加しましょう)

 上横手雅敬氏・川合康氏・杉橋隆夫氏・網野善彦氏の論文は二本一セットですのでご注意下さい。
 より多くのみなさんのご参加をお待ちしております。

日本史研究会例会「鎌倉幕府論」

No.4557

みなさま

もうすでにご予定いただいているとは存じますが、日本史研究会3月例会が近づいてまいりましたので、改めてご案内申し上げます。

「鎌倉幕府論の課題と展望」
日時:3月18日(土)午後1時~5時
場所:機関紙会館5階会議室(京都市上京区新町通丸太町上ル東側、地下鉄丸太町駅下車2番出口より西へ徒歩5分、市バス府庁前下車すぐ)
報告 川合康氏(東京都立大学): 「鎌倉幕府研究の現状と課題」(仮題)
   近藤成一氏(東京大学史料編纂所): 「川合康氏の鎌倉幕府成立史論について」
入場無料 一般来聴歓迎

一昨年刊行された川合康氏著『鎌倉幕府成立史の研究』(校倉書房)は、治承・寿永の内乱の実態や当該期地域社会の動向などから鎌倉幕府権力の形成を解明した著作である。その成果は、今後の幕府研究を新たな方向に導く可能性をもつと言えよう。本例会では、川合氏に幕府研究の現状について、氏自身の幕府成立論の立場から論点を提示していただく。また近藤成一氏に、川合氏の研究の成果・問題点や幕府研究全体における位置についてご報告いただく。本例会を通して、鎌倉幕府論が今抱える課題を明確にし、今後進めるべき方向性を展望したい。

http://wwwsoc.nii.ac.jp/jhs/regular.html

ただ、私自身は午前中に阪神間地方某所での講演がはいっており、終了次第駆けつけるつもりではおりますが、川合先生の御報告には間に合いそうにありません。グスン(>_<)。残念無念・・・・

お知らせ

No.4553

 野口先生をはじめ、皆様方にはご健勝のこととお喜び申し上げます。以前にも書き込みをさせていただきました関西学院大学大学院研究員の戸田と申します。
 実はこの度私が世話人を努めております東アジア恠異学会の第2回大会が今月21日の13時より開かれることになりました。今回のテーマは「王権と怪異」でして、当掲示板をご覧の方もぜひご参加下さればと思い、ぶしつけながら投稿させていただいた次第です。会場はとても広いので気兼ねなくご来場いただければ幸いです。以下に大会要項を記載しますので、宜しくお願いいたします。

日時:2006年3月21日(火・祝)13:00-17:30
場所:関西学院大学 B号館 102教室
内容:
 開会挨拶  西山克氏(代表・関西学院大学)
 問題提起  大江篤氏(園田学園女子大学) 「古代王権と『怪異』」
 報告1   中世 上島享氏(京都府立大学) 「中世王権と宗教」
 報告2   近世 林淳氏(愛知学院大学) 「徳川王権と陰陽道」
           [休憩]
 コメント1 榎村寛之氏(斎宮歴史博物館)
 コメント2 西山克氏
           [休憩]
 討論   司会 大江篤氏
 閉会挨拶 大江篤

 準備の都合上、参加ご希望の方は「kaiigakkai@hotmail.com」までご連絡いただければ助かります。また大会後には懇親会も予定しています。こちらも振るってご参加ください。
 長々と書きまして申し訳ありませんでした。

>元木先生
 昨日は本当に驚きました。恭平亭の天津飯は母親にも好評でした(笑)

Re: お知らせ

No.4555

昨日はまったく奇遇でした。
 思いもかけず、ご母堂様にもご挨拶させていただき、恐縮に存じます。
 ご紹介した店を気に入っていただき、嬉しく思います。
 実は、あそこの皿うどんは亡父の大好物で、昨日3月7日が生きていれば90回目の誕生日なので、仏前に供えるために、テイクアウトを頼むために立ち寄ったところでした。
 当方の老母も、天津飯が好きなので、皿うどん(840円)と天津飯(730円)をテイクアウトいたしました。
 また、関学関係者のコンパを致しましょう。
 せっかく話題が出たので、共平亭で酒呑童子の会を致しましょう。どなたか幹事をお願いします。
 東アジア怪異史学会の書き込みに、変なレスで失礼しました。
 
 
 

Re: お知らせ

No.4556

恠異学会の大会は、佐伯も参加する予定です。
私は午前中の総会から出ないといけない(はず)なので、連れ立ってというわけにはいきませんが、
ゼミのみなさんは「行ったけど知り合いが誰もいな~い」ということにはなりませんので、
しり込みせずにぜひぜひご参加下さいませ。
あ、もちろん非ゼミの方でこの掲示板をごらんの方もぜひどうぞ。

>戸田さん
広報活動お疲れさまです。
当日もどうかよろしくお願いします。
(…って、そういえば出欠の返事をまだしてなかったような気が。)

>元木先生
かねて話題の共平亭、ぜひぜひよろしくお願いします!
11日にお会いした時には難しいかもしれませんが、15日の研究会の際にでも、ご相談させて下さい。

>有村さん
野口先生の書き込みに気付いた時にはもう朝の10時でした(苦笑)。
お会いできずに残念です。
でもまあ、四月からは同じ研究室でお会いできますものね。
下宿も無事に決まって何よりでした。
正式上洛(?)、楽しみにしております。

有村さんの京都屋敷決定。

No.4551

 たった今、有村さんから、京都屋敷決定のお知らせを頂きました。祝着至極です。
 場所は東山三条の由。京都の繁華街に近く、また京大と京女のみならず関西全域へのアクセスに便利なところです。
 「このような交通・流通拠点をおさえることが、地域的軍事権力の樹立のために有効であることは、最近の武士論研究の明らかにしているところである」などと、余計なことを書きたくなってしまいました。

 本日、有村さんは薗田さん宅にお泊まりの由。明日(8日)の午前10:30頃に当研究室を訪ねて来てくださるとのことですので、お目にかかりたいメンバーはお出で下さい。

Re: 有村さんの京都屋敷決定。

No.4552

野口先生・みなさま>
ゼミ旅行では御世話になりました。臨川の薗田です。
忙しさに取り紛れて、お礼が遅くなりまして申し訳ありません。
ようやく有村さんの京都屋敷が決まって、ほっとひと安心しております。

さて、ここしばらく仕事でなかなか京女まで赴けないため、明日有村さんに旅行写真のCDを先生の研究室までお届けしてもらおうと考えております。
といっても、二日目の修善寺までのぶんしかないのですが、ご覧いただけましたら幸いです。


有村さん、上洛途上。

No.4544

 鹿児島の有村さんから、現在、高速バスで京都に向かっているとの連絡が入りました。
8日(水)の夜まで滞京して準備に当たるそうです。
 部屋捜しの経験者諸君の御助力を期待いたします。
 有村さんには、四月以降、とってもお世話になると思いますよ。

掲示板荒らしへの対策

No.4545

さまざまな方面から、「要対策」のメールをいただきましたが、
今回の犯人に関しては、対策をいたしました。

機械的な掲示板への攻撃でしたので、今後も似たような状況があると予想できます。
特定のPCからの投稿を拒否する設定を、こまめにするしか方法がありません。

攻撃から、対策まで半日ほどタイムラグが生じることにはなりますが、
過去のデータ等は、すべて守られますのでご安心下さい。

(本来なら、個別でメールすべき所ですが、掲示板でのお返事となりました。申し訳ありません)

歴史散歩の企画。→またそのうちに。

No.4547

 鈴木君(教諭)ありがとうございました。

 有村さんは、今ごろ京大で元木先生にお目にかかっておられることと思います。

 大根田君が処分しようとされている本ですが、ゼミメンバーでリストの必要な方は送信しますのでご連絡下さい。山岡さんもご存じです。
 
 論文講読会ですが、門屋君の御都合が悪くなったとのことです。日程の変更については岩田師範からご連絡があることと思いますが、陽気も良くなったことですから、昼休みと門屋君の報告に予定していた時間を利用して京女周辺の歴史散歩を企画したいと思います。
 行き先は、即成院(伝、那須与一墓)・泉涌寺・今熊野観音寺方面か、清閑寺(高倉天皇陵・六条天皇陵)方面を考えています。弁当持参で2時間ほどブラブラと。正午に私の研究室を出発したいと思います。ただし、雨天やとても寒い場合は中止しましょう。
・・・・・などと考えたのですが、当日は『紫苑』初校訂正のとりまとめをしなければなりませんでした。いずれまたの機会に致しましょう(泣←)。

 ↓の書き込みで紹介した山広恒夫氏(時事通信社ロンドン特派員、共同通信ロンドン・ワシントン特派員を経て、現在ブルームバーグ・ニュース・ワシントン支局のエディター)に、当ゼミメンバーへのメッセージをお願いしました。お楽しみに。

 >永富さん  お元気ですか?昨日、稲本先生が研究室にお出でになられました。話題はご想像にお任せします(笑)。早いもので卒業式からもう一年が経ちましたね。今年も史学科の謝恩会にお招きいただきました。昨年同様、15日です。

遅れてしまってすみません。

No.4548

遅くなりましたが、2月の26(日)、27(月)、28(火)に亘って行なった伊豆調査旅行は、皆様のご協力で無事終了致しました。参加して下さった皆様、本当に有難うございました。

初日は思いがけない大雨でどうなることかと思いましたが、行程自体はほぼ予定通りで様々な知見を得ることが出来、おいしいごはんも頂いて、楽しい3日間を過ごすことが出来ました。

八井さん>お忙しい中、宿の手配だけでなく、様々なアドバイスをして頂いて本当に有難うございました。
野口先生、山田先生、岩田さん>3日間の長期に亘って運転を引き受けて下さり、本当に有難うございました。
池谷さん、山田さん>貴重な史跡を見学させて頂いて、本当に有難うございました。学ばせて頂いたことを無駄にせぬよう、今後ともしっかり勉強していこうと思います。

※デジカメで写真を撮られた方はCDRWを来年度の前期中に山内にご提出下さい。1枚で入りきらない方はこちらに若干のストックがありますので、その旨お申し出下さい。


焼けたよ

No.4549

>野口先生 お散歩の提案はもしや今日のお天気をみて思いつかれたでしょうか。確かに今日は、室内にいるのが罪に思われるような快晴でした。

>山内さん 伊豆で100枚くらい撮影しましたが、もうCD-RWの用意もできてます。来年度の前期中とは言わず、今週中にでもお渡しできますので。

幹事ハナマル!!

No.4550

 >山内さん  今、思い出してみると、今回の伊豆旅行は実に充実したものであったと思います。旅程の検討やら宿泊の手配など、本当に御苦労様でした。山内さんはもう本当に立派なものです。

 >調査旅行参加者諸姉兄  実際に伊豆を見てきたところで、紀要に書いた拙稿(北条氏を中心とした12Cにおける伊豆の武士団について論及)について感想を頂ければありがたいと思います。ゼミメンバーには抜刷を差し上げます。

 元の方も含めて、このところの京女生の成長ぶりは目を見張るものがあり、うれしいかぎりです。新年度に向けてさらなる飛躍を期待するところです。
 そろそろ、京女生の後継者育成プロジェクトもはじめなければなりませんね。引き受け手の立候補を募ります。
 ちなみに、来年度の「宇治」共同研究について、京女史学科(同大学院史学専攻)御出身で源氏物語ミュージアムにおられる西山恵子先生に御助力を頂けることになりそうです。

 ↑に「史跡散歩」について、とんちんかんな書き込みをしてしまいましたが、これから暖かくなりますから、秋に実現できなかった小浜や安土、浄瑠璃寺、それに宇治(白川金色院跡)などへの日帰り旅行も、ぜひ実施したいと思っています。

 気が早いですが、有村さんの歓迎会も。有村さん、部屋さがし、頑張ってください。

鈴木彰先生の論文集拝受。

No.4541

 京都女子大学の学内用 Web Server新システムへの移行に伴い、3月3日(金)17:00~3月5日(日)24:00に送信いただいたメールは受信できておりません。この間に送信いただいた方は恐れ入りますが再送信をお願い申し上げます。
 なお、研究室宛のメールを自宅のパソコンに転送するような設定は致しておりませんので、この点も宜しくお願い申し上げます。
 上記のシステム切り替えによって、メールの送受信が出来なくなり、今朝は情報教育センターの方に研究室まで来ていただく等、大騒動を演じてしまいました。

 ☆ 大阪大学大学院の大根田君から、お引っ越しのため不要になった研究書・史料を処分したいという連絡がありました。関心のある方(だいたい誰かは想像がつきますが)は、ご連絡下さい。

 ☆ 神奈川大学の鈴木彰先生から、御高著『平家物語の展開と中世社会』(汲古書院)の御恵送を頂きました。720ページの大著です。
 鈴木先生は歴史学者といっても差し支えない研究手法をとられる国文学者で、この本には治承・寿永内乱のみならず承久の乱、足利将軍家のレガリヤの問題に関する論文など、日本中世政治史を専攻する研究者・院生にとって垂涎かつ必読の論文が網羅されています。学ぶべき所は多大。
 鈴木先生にあつくお礼を申し上げますと共に、今後とも当ゼミメンバーともども宜しくお願い申し上げます。

(追記) 本日、研究室宛に加藤出・山広恒夫『バーナンキのFRB 知られざる米中央銀行の実態とこれからの金融政策』(ダイヤモンド社)が届きました。バーナンキなんて、何をしている人なのかもさっぱり分からないのですが、この本の著者の一人である山広恒夫氏は、私の大学時代からの親友であります。目下、ワシントンDCに在住。
 彼は考古学をするつもりで大学の史学科に入ったのだが、結局、西洋史を専攻。あらゆる語学に堪能で、たしか大学4年生の時に横浜港大桟橋からバイカル号に乗ってシベリア経由でヨーロッパ一人旅に出掛けました。私も同行を誘われたのですが、「拠んどころのない事情」で見送りに行ったのみ。これが、今日、地球規模で活躍する彼と、日本列島で鎖国の夢を貪る私との人生の方向の岐路になったようです(ゼミメンバー諸君への大いなる教訓だ!)。
 この本は私には「猫に小判」あるいは「豚に真珠」なので、池袋で税理士事務所を開いている高校時代からの親友に読んでもらおうと思います。
 山広さん、ありがとう。

古文書学会史料見学会

No.4509

 以前に予告しておりました、古文書学会の史料見学会が正式に決定いたしました。
 京都国立博物館にて特集陳列中の「妙顕寺文書」を見学いたします。
 
 日時3月11日土曜日15時より
 集合場所 京都国立博物館南門(七条通側)
 資料代500円程度の予定
 
 見学する妙顕寺文書は、巻子装丁のものの修理完成を記念して特別の公開されるものです。当日は13時半より、立正大名誉教授、古文書学会会長の中尾尭氏の講演が予定されているほか、会場でも中尾氏のご説明があります。 
 展示の詳細は、京都国立博物館のHPをご覧ください。日朗、日像など、鎌倉時代の日蓮宗僧侶の手紙、後醍醐の綸旨、信長の朱印状などが展示されております。
 
 なお、人数確認の必要がありますので、参加希望の方は元木までご連絡ください(メールでも可)。多数のご参加をお待ちしております。

 また、今年の古文書学会大会の場所、日程は以下の通りです。
 会場 熊本大学法文学部
 日程10月14日(土曜)講演会・総会
     15日(日曜)研究発表
     16日(月曜)熊本県立博物館にて「阿蘇文書修復完成記念―阿蘇の文化遺産展           ―(仮称)」を見学
  遠方ですが、研究旅行などをかねて、奮ってご参加ください。

京博・熊本・『肥前の菓子』・京の食文化

No.4523

 元木先生、御案内をありがとうございます。岩田君の書き込みにありますように、当ゼミは論文講読会の一日を、この古文書学会の史料見学会にあてる予定でおります。なにしろ、京女から京博までは僅かに徒歩5分の距離ですから何かと好都合です。
 中尾尭先生といえば、私が学部生時代、池袋の東武デパートで開かれていた「日蓮上人展」という展覧会に鶴岡静夫先生に連れて行っていただいた際、ちょうど会場におられた中尾先生に展示資料の解説をしていただいたことを思い出します。また、その後の中山法華経寺蔵日蓮遺文紙背文書の御研究からは、おおきな裨益を蒙らせていただきました。
 秋の古文書学会大会も出来れば行ってみたいところです。熊本には数年前に熊本日日新聞文化センターから御依頼の講演でうかがったことがあります。レンタカーを借りて工藤敬一先生と御一緒に小城まで出かけたりしたことを思い出します。このとき初めて熊本城を見学したのですが、他の城なら大天守級の櫓が沢山あるという、その規模の雄大さに唖然としたものでした。
 人吉や阿蘇大社には鹿児島にいた頃に行きましたが、鎌倉時代に遠江からの西遷御家人相良氏が近世まで本拠とした人吉、そして肥後一宮である阿蘇大社は、武士論を専攻している山本君や一宮に関心を持っている山内さんには是非近いうちに訪れて欲しいところです。
 ちなみに、人吉には15年ほど前に元木先生と本郷真紹先生(現在、立命館大学教授)とともに訪れたことがあり(もうお一人、元木先生の声帯模写で同行された先生もおられますが)、例のごとく数々のエピソードが記憶されております。
 なお、目下のところ、来年度のゼミメンバーとの旅行については、共同研究のテーマとの関係もあり、①安芸の宮島、②平泉などが有力候補にあげられております。

 ☆ 一昨年夏のゼミ旅行で歓待していただいた佐賀県小城市・村岡総本舗社長の村岡安廣さんから御高著『肥前の菓子 シュガーロード長崎街道を行く』(佐賀新聞社,2006年3月)を御恵送いただきました。菓子そのものの歴史はもとより、北九州地域の文化を考える上で貴重な資料になるもの存じます。大判で写真が多く、涎を垂らしながら拝読ということになりそうな本です。村岡さんにあつく御礼を申し上げます。

 ☆ ちなみに、京都文化博物館では、3月11日~4月16日の会期で「京の食文化展」が開催されます。御自分のブログに、やたらと、美味しそうなお料理やケーキやお汁粉の写真を載せたがる御仁には、まさに待望の企画展かと思います。招待券の欲しい人は野口まで(ただし、先着数名のみ)。

 ※ それにしても、今日は快晴の素晴らしく良いお天気ですね。一週間前とは大違いです。そういえば小城の村岡羊羹にお邪魔したときも大豪雨。当ゼミには龍神がとりついているのでしょうか?

古文書学会史料見学会参加人数

No.4546

 野口先生、人吉旅行のお話、懐かしく思い起こしました。あの折はお車であちこちご案内頂き、有難うございました。
 一日目は、人吉周辺の中世史跡(石塔が多かったですね)、二日目は霧島から国分、そして南浦文之の墓などを見たのが思い出されます。
 あの旅行は、1989年9月のことであったと思います。
 実は、鹿児島大学の乕尾達哉先生のご結婚式に列席するのが最終の目的でした。
 あらから17年、乕尾先生のお子さん方も立派に成長されておられます。まさに光陰矢のごとしですね。こっちも年をとるはずです・・・
 
 それはともかく、11日の古文書学会見学会、野口ゼミの皆さんは何人くらいご参加いただけるのでしょうか。既に岩田、山岡、長村の各位から個人的に参加のご意向を伺っております。
 参加人数を把握する必要がありますので、お分かりでしたら人数をご連絡ください。
 なお、当日は残念ながら「古文書学会の関西の顔」杉橋先生はご欠席ですが、立命の院生の皆さんは多数ご参加くださいます。
 また、先生方では大山喬平、藤井譲治、小林基伸といった方々がご参加の予定です。
 中尾先生のお話は軽妙洒脱で分かりやすく、専門外の方にも勉強になると思います。
まあ僧籍の先生は檀家の方々に説教される関係もあるので、お話は御上手な方が多いですね。
 野口先生のお話にもお名前が出た本郷先生もそのお一人であることは言うまでもありません。

論文講読会について

No.4506

 伊豆の調査旅行のご報告もありますが、その前に来週からの論文講読会のご案内をさせていただきます。

 日程:3月9日(木)、3月10日(金)、3月13日(月)、3月14日(火)
 (※3月11日(土)は、先日元木泰雄先生からご案内があった古文書学会の見学にみなさんで参加しましょう)
 時間:各日とも13:00頃~(予定)、尚3/9(木)は15:00~
 内容:おもに中世前期の論文の合評
    当該論文に至るまでの研究史、当該論文の論点・挙げられている史料の検討、
    その後の研究動向、などを踏まえて各自発表
 担当:
 3/9(木)
  水原一「義仲説話の形成」(『平家物語の形成』加藤中道館、1971年。):担当 田中さん
  【参考として】「巴の伝説・説話」(同書所収)
 3/10(金)
  川合康「鎌倉幕府荘郷地頭制の成立とその歴史的性格」(初出1986年)
     「鎌倉幕府荘郷地頭制の展開に関する一考察」(初出1985年)
      (ともに『鎌倉幕府成立史の研究』校倉書房、2004年所収。):担当 山本さん
  上横手雅敬「鎌倉初期の公武関係」
       「承久の乱の諸前提」(『日本中世政治史研究』塙書房、1970年。):担当 長村くん
 3/13(月)
  網野善彦「中世都市論」『日本中世都市の世界』筑摩書房、1995年(ちくま学芸文庫、2001年、初出1976年)。
      「中世都市研究の現状と課題」(出典同上、初出1994年) :担当 岩田
  高橋一樹「中世荘園の立荘と王家・摂関家」『日本の時代史7』吉川弘文館、2002年。:担当 尻池さん
 3/14(火)
  橋本義彦「貴族政権の政治構造」『平安貴族』平凡社、1986年(初出1976年)。:担当 山岡さん
  杉橋隆夫「鎌倉執権政治の成立過程 ―十三人合議制と北条時政の「執権」職就任―」(初出1981年)
      「執権・連署制の起源 ―鎌倉執権政治の成立過程・続論―」(初出1980年)
(ともに、日本古文書学会編『日本古文書学論集 第5巻 中世 1 鎌倉時代の政治関係文書』吉川弘文館、1986年に所収。)

 上横手雅敬氏・川合康氏・杉橋隆夫氏・網野善彦氏の論文は二本一セットですのでご注意下さい。
 日程は報告者のご都合を伺った後、岩田が調整しました。もし不都合があればお申し出下さい。

 なお、3月9日(木)は、坂口太郎氏による例会発表も行われます。
 日時:3月9日(木)18:00~(予定)
 場所:京都女子大学 宗教・文化研究所共同研究室
 報告者:坂口太郎氏(龍谷大学大学院MC)
 題目:「後醍醐天皇寺社重宝蒐集考」
 ※参考文献などは>>No.4470をご覧下さい。

 より多くのみなさんのご参加をお待ちしております。

 ※3/6(月)に若干修正しました。
 3/9(木)は田中さんのご発表(15:00~)と例会です。
 3/10(金)は山本さんと長村くんのご発表です。

さすがの師範代、名幹事。『紫苑』再校。

No.4507

 >岩田君 さすがは師範代。伊豆調査旅行の余韻覚めやらぬ間に、勉強会・例会のことを考えていてくれて有り難うございます。それにしても、調査旅行ではお互いに1000㎞近くの距離を単独で運転しましたね。お疲れ様でした。

 >山内さん 宿舎の手配など、面倒な幹事の仕事を引き受けてくれて有り難うございました。御協力いただいた山本君や八井君にも御礼申しあげます。
 
 >『紫苑』第4号執筆者諸姉兄 本日、再校ゲラが届きました。ゲラの配布、校正の方法などについては山岡編集長から指示があると思います。山内さんのゲラは研究室前のボックスに入れてあります。締切は8日(水)です。

☆ 先般、厳島神社社殿に関する広島大学大学院の三浦正幸教授による新説を御紹介いたしましたが(NO.4457)、これに対する元木泰雄先生のコメントが日本経済新聞2月27日付夕刊文化欄に掲載されておりますので、御覧下さい。
 本日は、京大で義経の挙兵に関する元木先生の御研究の成果を拝聴する機会を得ました。従来の義経認識の枠組みを一変させること必定。「政治史」は斯くありたいと思いました。近々御出版予定の新著で広く公にされるのが楽しみです。 

うっかりうっかり

No.4515

>岩田くん
 日程の調整等、ありがとうございます。
 質問ですが、発表時間はどれくらいでしょうか?
  ・・という質問が出ないということで、すでに乗り遅れているような気すらします(笑

発表時間等について

No.4516

 発表時間ですが、特に9日(木)は18:00~例会も予定されておりますので、17:30頃には終了できれば良いと思います。ですからお一人あたり報告一時間・討論一時間程度にまとめて頂きたいと思います。他の日も大体そのくらいの持ち時間を目途にして準備をお願いします。

 レジュメの枚数ですが、報告者の他に数名の参加希望をいただいておりますので、これも大体ですが12枚ほどご用意いただければ足りると思います。
 レジュメのサイズはB4でお願いします。

発表時間とレジュメの印刷について。

No.4517

 発表時間ですが、大いに盛り上がって延長戦になるのもよかろうかと思います。
 兵粮米の準備も必要かも知れませんね。

 また、レジュメですが、今月に限り、報告者が少し早めに来ていただくか、添付ファイルなどで事前にお送りいただくかして、こちらで印刷させていただくようにお願いいたします。もちろん、自費でもよいという方には、その限りではありません。

 >担当者諸姉兄 私も一学徒として大いに学ばせていただくべく期待していますので、どうぞよろしくお願いいたします。

伊豆国府周辺地域の中世遺跡の調査 

No.4505

 26~28日、花園大学教授(考古学)山田邦和先生との共同研究における調査活動の一環として、伊豆国府周辺・相模国西端地域の中世遺跡の調査・見学に行ってきました。
 今回の調査には山田先生のほか、調査補助のために、研究所ゼミナール活動に参加している本学史学科学生(2名)・京都大学大学院生(3名)・神戸大学大学院生(2名)・関西学院大学大学院生(1名)・同志社大学学生(1名)・社会人(3名)が同行しました。

第一日目:往路(自家用車にて)東名高速道路沼津インター~三島の史跡(黄瀬川宿・三島大社など)見学。
 高速道路は大雨と強風。三島大社宝物館では、治承七年年紀の「源頼朝下文」を拝見。

 第二日目:三島→真鶴岬(源頼朝の安房渡海地点)→伊豆山神社→伊東→伊豆市修善寺
 田代城跡・修禅寺および周辺史跡の調査・見学(修禅寺では、この地を「中世温泉宗教都市」と評価すべきかという山田先生の興味深いレクチャーをいただく)

 第三日目:伊豆の国市教育委員会の池谷初恵先生・山田康雄先生の御案内をいただいて旧韮山町域に散在する北条氏関係史跡(北条氏邸跡発掘調査現場・堀越御所跡・願成就院・守山)を見学。
 その後、真珠院・伝蛭ヵ小島跡・伝山木兼隆邸跡などを経て帰路(再び降雨の中)。
 以上、概要のみ。詳細については調査旅行参加者からさらに御報告があると思います。

 ※ この場を借りて、貴重な時間を割いて、御丁寧な御教示・御案内をいただいた伊豆の国市教育委員会の池谷初恵先生・山田康雄先生にあつくお礼申し上げます。 

 <追記>  伊豆の国市教育委員会の山田先生より、守山から快晴の日に見える富士山の写真をメールでお送りいただきました。メンバーで御覧になりたい方には転送しますので、お知らせ下さい。
          

上って下って・・・

No.4510

先日は坂東に下ってきていただきありがとうございました。無事京都にお帰りになったようで・・・。お疲れ様でした。
熱海では上って、韮山では登って下って・・・しかもお天気も下り坂・・・。皆様お風邪など召してなければいいのですが。
今後必要な資料などございましたら遠慮なくお申し付けください。
お疲れ様でした。

写真係兼運転手

No.4514

 伊豆の国市の山田先生、書き込みありがとうございます。韮山での発掘現場では懇切なるご説明を頂戴し、守山頂上へもご案内していただき、ありがとうございました。

 幹事役の山内さん、山本さん、本当にお疲れさまでした。ありがとうございます。

 今回の調査旅行では、野口先生のご指摘にもありますように往復1000kmほどをクルマで走りました。うちのちっこいクルマがよくがんばってくれたものだと思うとともに、事故もなく(何度かヒヤリとはしました←同乗者のみなさんすみません)走り切れて良かったです。
 初日は、NHKの静岡地方のニュースで流れるくらいの大雨でした。晩ごはんをいただいた「うなよし」では、三島のうなぎの白蒸しのなどの他、仲睦まじい山田レポーターご夫妻の写真を撮らせていただくことができました。
 二日目は熱海経由で真鶴、修善寺と見て回りました。富士山が綺麗に見えるところもありましたが、運転していたためあんまり見えず残念でした。クルマを停めてじっくり眺めればよかったですね。熱海は通り掛かっただけですが、さすがに雰囲気の良い街でした。真鶴では、佐伯さんや平田さんのいい写真が撮れました。修善寺では、桂川のなかに設けられた「独鈷の湯」で足湯を楽しみました。タオルを持ってるとか持ってないとか考えるより先に、足を湯に浸しました。夕食では、長村くんと佐伯さんとの「戦略的な座り位置」に驚愕しました。
 三日目は、伊豆の国市教育委員会の池谷初恵先生・山田康雄先生のご案内により、北条氏関係の遺跡を見学して回りました。守山頂上は眺望がすばらしく、何枚も写真を撮りました。帰りの高速道路では、フォースだかコスモだかソーマだかを感じたのか、はぐれたはずの「野口カー」にやたらと再会を果たしました。
 なにはともあれ、無傷で往復できて何よりでした。岩田がお撮りした写真はCD-RWに入れ直しましたので、野口先生のお手元で集約していただくことになるかと思います。どうぞご覧下さい。
 調査旅行参加者のみなさん、本当にお疲れさまでした。

伊豆調査旅行エピソード -番外地-
・走行中の目印になる「熱海警察署」の前に着いてから、「熱海警察署」の先の経路を検索して下さった某ナビゲーター。
・往路の浜名湖S.A.で、みんなで分けた「うなぎ丼」。
・「主犯」・「共犯」・「家政婦」・「探偵」の嬌声。
・「修善寺」のお湯呑み。

伊豆から帰ってまいりました。

No.4504

伊豆から無事帰ってまいりました。
野口先生はただいま『紫苑』の校正のお仕事中のことと思いますので、
僭越ながら私めが帰国第一声を(笑)。

ゼミなどで旅行に行くといつも感じることですが、
現地を回ることで、色々と新しい発見や実感があるものですね。
今回も、そんな新鮮な体験が盛り沢山の充実した旅行となりました。
概略のみですが、以下旅行についてのレポです。

(1日目)
懸念されていた通りの大雨でした。
残念ながら富士山も雲に隠れ、その他行きしなの美しい景色もほとんど楽しめずに終わりました。
むしろ、無事何事もなく三島までたどりつけて本当に良かったというところでしょう。
運転の野口先生・岩田くん、本当にお疲れさまでした。
そんなわけで、初日の見学地は三島大社のみと相成りました。
ですが、宝物館では源頼朝の下文など貴重な史料をじっくりと見ることが出来てよかったです。
山田先生は黄瀬川まで足をのばされ、対面石をご覧になられたようです。

(2日目)
一転して2日目は非常に良いお天気に。
真鶴岬では、くっきりと見える三浦半島・霞んで見える房総半島を自分の目で確かめました。
その後伊豆山神社へと行き、みんなで頼朝のたどった道を追体験。
そこから伊東経由で修善寺へ。
移動経路も含めて、挙兵以前の頼朝にとっての世界を体験する旅でした。
途中で田代信綱墓という看板を見つけ(偶然の産物)、そこにも立ち寄りました。
修善寺では宝物館を見たあと、源頼家墓・源範頼墓・安達盛長墓などにお参りです。
(ここでのさまざまな発見については、発見者のみなさまに詳細をお願いします)

(3日目)
北へ向かい、北条氏館跡へ。
ここで伊豆の国市の池谷さん・山田さんにお会いし、堀越御所跡・願成就院など
付近一帯に広がる史跡を案内していただきました。
これはもう本当に素晴らしい体験でした!
特に、館跡のうらの守山からの眺望は絶好で、伊豆の平野部一帯を視界に収めることができ、
挙兵当時の頼朝の生活空間や、山木館との距離などを実体験できました。
下田街道との関係や狩野川の水運との関係など、
北条氏の本拠がいかに交通の要所を占めているのかということも、とても良くわかりました。
その後は真珠院から蛭ヶ小島跡・山木館跡・郷土資料館と回りました。
ちょっと寒くて大変でしたが、それに負けずにあちこちと動き回った、充実した一日でした。

というわけで、勝手にざっと私的報告を書いてしまいました。
これだけで書ききれるわけもないので、ぜひあとの方で詳細の追加をお願いします。

幹事の山内さん・山本さん、ずっと車を運転してくださった野口先生・山田先生・岩田くん、
ご案内いただいた池谷さん・山田さん、ほか、今回の旅行に関わったみなさま、
本当にどうもありがとうございました。そしてお疲れさまでした。

Re: 伊豆から帰ってまいりました。

長村祥知
No.4512

佐伯さんのご報告に要領よくまとめられている通り、挙兵前後の頼朝の世界や、範頼・頼家・時政が温泉に入ったと思われる(?)修善寺を体感してまいりました。

勿論、多くを学ぶことができたのですが、個人的に一番良かったことは、野口先生はじめ皆様と一緒に山に登ったり、発掘現場を見学させていただいたりと、空の下で地に足をつけて学ぶ機会のあったことです。
修論の方向性を決めるのが遅れていたこともあり、数ヶ月の間ろくに体を動かしておらず、体調があまりよくない状態が続いていたので、体を動かしたことが、とてもよい思い出になりそうです。

末筆ながら、伊豆の国市の池谷先生・山田先生、幹事の山内さん・山本さん、車を運転してくださった野口先生・山田先生・岩田さん始め同行させていただいた皆様にお礼申し上げます。

伊豆調査旅行エピソードのベストテン。

No.4513

第1位 深夜の「ユカちゃん、スイート!、スイート!」という歓声。
第2位 帰途の高速道路SAでの度重なる偶然の邂逅。(これはむしろ怪異現象か?)
第3位 海鮮丼のお残しの白いご飯に執着する旧帝大院生たち。
第4位 縄文遺跡を尻目に「遺跡は中世に限る!」。
第5位 野口君と山本君(2Y)の忘れ物。
第6位 鎌倉時代の五輪塔に西暦の刻印を見いだそうとした某旧帝大院生。
第7位 真珠院で「おいてけぼり」をくった某君の気の毒なほどの狼狽ぶり。
第8位 プレミオ車中でのしつこいほどの懐メロ。
第9位 お土産ではなかった山田先生のカバンの中の日本酒。
第10位 伊豆山神社の階段を駆け上る「年寄りの冷や水」。

>山田先生 ブログhttp://heike.cocolog-nifty.com/kanwa/開設一周年、おめでとうございます。
 祝杯は上記のお酒でしょうか?