斎宮と伊勢平氏、そして帰省のお土産。
No.4380
斎宮歴史博物館の天野秀昭先生から、同館で平成九年に開催された特別展『中世の斎宮-斎王と中世王権-』の図録と御高論「中世の斎宮-方画地割との関連から-」(『Mie history』9)を御恵送いただきました。
先般現地を歩き、さらにこれらを拝読させていただいたことで、斎宮にたいする認識が大変明確になりました。同時にこれまでもっていたイメージが一変しました。斎宮の空間構造の変遷を、王権論の視角から平安京・京都のそれと比較してみることはとても意義深いものと思われますし、また斎宮と伊勢平氏の関係についても再検討が必要なようです。「四保内溝湟」については両方からのアプローチができるでしょう。
伊勢平氏との関連について言えば、ゼミ旅行の際に訪れて地元の方に案内していただいた斎宮に近い「河田」にも注目したいところです。
天野先生(奥様は京女の御出身の由)にあつく御礼申しあげます。また、次回の講演を担当される山田先生には、ぜひその機会に斎宮跡をじっくりと見学してきていただきたいと存じております。そして御感想は「平安京閑話」ではなく当掲示板へ。
☆ 昨年末に目出たく卒論を提出された京女4回生の立花美香さんから広島のお菓子、また、これからの当ゼミの<面倒>を一身に背負ってもらう予定の「期待の星」同志社2回生の石井一英君から湯河原のお菓子を、それぞれ帰省のお土産にいただきました。ごちそうさまです。
16日の『吾妻鏡』講読会に参加される方はお楽しみに。
先般現地を歩き、さらにこれらを拝読させていただいたことで、斎宮にたいする認識が大変明確になりました。同時にこれまでもっていたイメージが一変しました。斎宮の空間構造の変遷を、王権論の視角から平安京・京都のそれと比較してみることはとても意義深いものと思われますし、また斎宮と伊勢平氏の関係についても再検討が必要なようです。「四保内溝湟」については両方からのアプローチができるでしょう。
伊勢平氏との関連について言えば、ゼミ旅行の際に訪れて地元の方に案内していただいた斎宮に近い「河田」にも注目したいところです。
天野先生(奥様は京女の御出身の由)にあつく御礼申しあげます。また、次回の講演を担当される山田先生には、ぜひその機会に斎宮跡をじっくりと見学してきていただきたいと存じております。そして御感想は「平安京閑話」ではなく当掲示板へ。
☆ 昨年末に目出たく卒論を提出された京女4回生の立花美香さんから広島のお菓子、また、これからの当ゼミの<面倒>を一身に背負ってもらう予定の「期待の星」同志社2回生の石井一英君から湯河原のお菓子を、それぞれ帰省のお土産にいただきました。ごちそうさまです。
16日の『吾妻鏡』講読会に参加される方はお楽しみに。