鹿児島ゼミ旅行「白熊ツアー」日程について。(改訂)

No.3844

 個人的な判断で佐伯さんの白熊ツアーを使用させていただくこととしました。
佐伯さんありがとうございます。
 すでにMLで送りましたが、日程調査を行います。初回と日程③が変わっています。

以下から希望の日をお選び下さい。
①8月4日から6日(木・金・土)
②同18日から20日(木・金・土)
③同23日から25日(火・水・木)←月曜日を外しました

この3候補でまとめることができればと思います。宿泊をはじめ往復のチケット費用節約の為、早い内にお返事いただけると幸いです。
 行程についても明日までに掲示板上に記すことに致しますので、要望等お寄せ下さい。
 期日ですが、11日土曜日までと致します。移動距離の長い旅行になりますので、可能な限り早い返信を望みます。
 また、行程で示すことですが、帰りは鹿児島空港解散を計画しております。早割等の関係もありますので、帰り飛行機では帰れない!とかもう少しゆっくりして帰るなどの計画が現段階である場合はそれも書いていただけるとありがたいです。
 以上よろしくお願いします。

しまうまの縞をぐーるぐる取って♪

No.3847

「シロクマ」と聞くとこの歌を思い出すのは私だけでしょうか。
この歌、「クマに付けたら縞クマ」と繋がります。なかなかにエキセントリックな歌です。何はともあれ冷え性の私も、シロクマは楽しみです!
 さて、鹿児島行きが本決まりになり、現在日程について幹事からMLが回っています。夏の旅行は、とにかく宿を取るのが大変です(今までに幹事をした事のある方は分かると思いますが)ので、皆さん一刻も早く返信をして下さいね。のんびりはしていられませんよ!!そして、昨年も書いた事ですが「お客様感覚」はいけません。しっかり地図を見たりガイドブックを見たり、山川の歴史散歩シリーズを読んで予習して下さいね☆

手配(取り次ぎ)担当より

No.3849

「白熊ツアー」実施日ですが、

 ②8月18~20日
 ③8月23~25日

は、時期的にオフピークとなり、帰りに団体で飛行機を利用することになった場合、夏休み真っ最中の①よりも値段がかなり安くなるようですので、お知らせしておきます。宿はお盆を外して平日なので値段的には大差なさそうですが、部屋が取りやすく融通が利きそうという点ではやはりオススメかと思います。

去年の夏はまだ、僕が自分の手で予約作業をしていたなぁ・・・(笑)

南国なのにシロクマ

No.3850

 「白熊ツアー」の命名ありがとうございます。
 これをきっかけに京都のコンビニが白熊を並べてくれないかなぁ~…

田中さん>
 懐かしい歌!おもわず声に出して歌ってしまいました。
 「声に出して歌いたいシマウマ」。いやいや、そこはぐっとこらえて、しばらく頭の中でぐるぐる流すにとどめておきます。

Wかんじさん>
 いつもながらの段取りの速さ、すばらしいですね!このたびはお世話になります。
 日程の件ですが、働いてる身としては②がありがたいです。
  
 なお、鹿児島空港は鹿児島市内からバスで一時間ほどの溝辺町にあります。
 JRやフェリーの発着所からも遠くて不便な場所なので、鹿児島市内で解散した方がよいかと思いました。

Re: 鹿児島ゼミ旅行「白熊ツアー」日程につ...

No.3851

 薗田さんありがとうございます。
皆様へ
 解散地についてですが、そのあたりは飛行機組と電車など組に分かれるならばうまくわけて解散できればと思っています。
 よって鹿児島空港OR鹿児島駅解散とか、分裂解散の可能性もあるかと思います。
 例年ならば一緒に帰るかどうかの決断は直前でもいいのですが、今年は飛行機の早割等の関係もありますので、現段階で決めていただくようにお願い致します。特に分裂解散になりそうならばそれを見越した上で車の手配もしないといけませんのでよろしくお願いします。
 ちなみに早割ですと鹿児島―伊丹間¥16000程度かと思われます。(フェリーのほぼ倍)
 また、バースデイ割引が③の日程だと使えますので、8月にお生まれの方々は門屋までご一報ください。(すでに一名は確認しております)

私の腹案は「俊寛ツアー」でした。

No.3852

 手早いお手配、ありがとうございます。
 シロクマは並大抵の量ではありません。私はこの器は洗面器かと思ったほどでした。ぜひ佐伯君と長村君の食べ比べ、元木ゼミの兄弟(京大)対決を見てみたいものです。
 しかし、鹿児島にはすでに御紹介の奄美料理や豚骨味のザボンラーメン、薩摩地鶏の焼鳥、きびなごの刺身など、他にもいろいろ美味しいものがあります。
 そういえば、今夕は元木先生の「酒呑童子の会」ですね。
 
 「俊寛ツアー」だと、都に戻れなくなるおそれがありますね。「白熊ツアー」でよかった。暑いところに行きますが、涼しげでよい。薗田さん、ありがとうございました。

 ☆ 京女の学生・院生の方へ  
 来週、再来週、空いている時間があったら研究室にお出で下さい。資料(須田春子先生からの寄贈図書・論文抜刷など)整理等のアルバイトの仕事があります。時給払いです(もちろん人数制限はあります)。

 ☆ 茨城大学の高橋修先生より、先生御監修の『日置川町史 第一巻 中世編』を御恵送いただきました。あつく御礼申しあげます。

「シロクマ兄弟対決」

No.3856

「シロクマ兄弟対決」はぜひとも!
一応出石では、私のほうに軍配が上りました(「21杯の先輩」が私です)。
鹿児島でも本気で勝ちに行きます(笑)。

Re: 鹿児島ゼミ旅行「白熊ツアー」日程につ...

No.3857

 日程および参加人数次第で多少予算が変わりますが、概算を八井君の方から示してもらうようにします。なお帰りの交通手段に関しては個人判断の部分もありますが、飛行機使用の金額で示すことに致します。

『平家と福原京の時代』が刊行されました

No.3841

 2004年1月10日、神戸大学で開催された「緊急シンポジウム・平家と福原京の時代~楠・荒田町遺跡の評価をめぐって~」の記録が岩田書院からブックレットの形で刊行されました(歴史資料ネットワーク編、本体1600円)。
 
 岡田章一「楠・荒田町遺跡の調査」
 須藤宏「本皇居・新内裏の位置と祇園遺跡」
 元木泰雄「福原遷都をめぐる政情」
 髙橋昌明「福原の平家邸宅について」
 佐伯真一「文学から見た福原遷都」

 上記5つの報告がメインになりますが、「質疑応答」や「討論」も収録されていて、実に有益です。とくに討論では、あの場にいて気がつかなかった文献史学・考古学・建築史学・文学の問題意識の相違が浮き彫りになっていて、とても面白く読ませていただきました。
 先般の書評会で取り上げた『古代文化』4月号「特輯『平家と福原』」所収論文と併読(精読)してほしいと思います。

 私は討論の際の発言を掲載していただいたことで、一部寄贈に預かりました。歴史資料ネットワークに御礼申しあげます。
 御報告をされた元木先生・佐伯先生、また討論の際に発言された山田先生、何かコメントがございましたら、ぜひお書き込みをお願いいたします。
 また、すでにお読みになったゼミメンバー、あるいはこのシンポに参加された前川さんや田中さんも、ぜひ、率直な御意見・御感想を。

☆ 美川先生の最新の研究をきくことのできる講座の御案内(ゼミメンバーには受講を勧めます)
   
 <歴史グループ早雲例会> 

 日  時: 平成17年6月11日(土)
 テ ー マ: 「後白河法皇」
 講 師: 美川 圭氏(摂南大学教授)
 時 間 :午後6時15分~8時15分
 場 所 :ラボール京都6階会議室(京都市中京区四条御前角)
 参 加 費: 800円(資料代)

Re: 『平家と福原京の時代』が刊行されました

平田樹理
No.3853

>野口先生
先日、神戸大学の方で発送作業を行いましたが、先生のお手元に届かれたのですね。
私は当時のシンポに参加できなかったので(受験直前で余裕がありませんでした…)、新たな気持ちで見直しております。

大阪歴科教の入門講座と公開講座の日がかぶってしまい、実行委員を務めている都合上、参加が叶わず、本当に申し訳ありません。
準備の段階でお手伝いすることができればと思います。

新地さんへ 私信

No.3832

新地浩一郎様
 今回のゼミ旅行の幹事を務めます門屋敦と申します。メールアドレスを存じ上げないので掲示板で呼びかけさせていただくことにしました。
 ゼミ旅行の行き先が鹿児島に決定しましたので、出来ましたら色々と相談に乗って頂きたいと思っております。お手すきの時に、直接門屋宛にメールをいただけますようお願い致します。

Re: 新地さんへ 私信

No.3833

門屋様
 先ほどメールいたしました。よろしくお願いします。

鹿児島ゼミ旅行(???ツアー)

No.3834

 門屋君から、鹿児島ゼミ旅行の「決定」が布告されました。
 新地さん、なにとぞよろしくお願いいたします。川辺の清水磨崖仏と知覧のミュージアム知覧はぜひとも見学したいと思います。指宿の砂蒸し温泉もメンバー諸姉兄に体験していただきたい。今回のゼミ旅行は何ツアーになるのでしょう。小城の時は「羊羹ツアー」でしたっけ?名称募集します。

 ☆ 宇治で発掘調査に従事しておられる天理大学研究生大原瞳さんから、宇治市歴史資料館の浜中邦弘先生と大原さんの御編著になる『宇治市埋蔵文化財発掘調査報告書 第58集 宇治市街遺跡発掘調査報告書(宇治妙楽87-1)』(宇治市教育委員会 2005)をいただきました。調査地は藤原頼通の終焉の地となった「池殿」跡に比定され、関連する文献史料も提示されていて有益な報告書です。
 ちなみに、この調査には発掘整理員として京女史学科3回生の渡辺貴代さんが参加されています。
 大原さん、御恵送ありがとうございました。ぜひ、ゼミの例会で宇治のお話をお願いしたいと思っております。
 
 >岩田君 ご近所の大原さんに負けないように、貴兄も研究頑張ってください。

◇15:51の追記◇
 本日午後、当研究室に(某用件で)お出で下さったミネルヴァ書房編集部の田引勝二さんから、新刊の島内裕子『兼好 露もわが身も置きどころなし』(ミネルヴァ日本評伝選)をいただきました。あつくお礼申し上げます。
 なお、近藤好和先生の『源義経』は9月に刊行の由です。

野口先生へ

田引勝二
No.3835

先ほどはありがとうございました。興味深いお話を色々とお伺いできました。
今後ともよろしくお願い申し上げます。

ツアー名

No.3836

「黒豚ツアー」
「Enjoy薩摩」
「南九州歴史街道 灼熱の○日間」

・・・ダメだ、センスないなぁ。


ついに今回はメンバーとして(笑)門屋君と共に“ダブル幹事”をさせていただきます。
今までどおり主に手配担当ですが、皆さんのご協力お願い致します!

旅行の真打ち・八井君(先生)登場!

No.3838

>八井君 むかし漫才に「Wけんじ」というコンビがいて、とても人気がありました。このたびは「Wかんじ」とのこと、よろしくお頼み申します。
 
 ◎「男はつらいよ」シリーズ。鹿児島が舞台になるのは第34作「寅次郎真実一路」です。鹿児島の人達の気風が心優しく紹介されています。ぜひ御覧おき下さい。
 さて、そこで宿題です。最後の場面に出てくる国鉄の廃線は何線でしょうか。また、鉄橋の向こうにそびえる山は何という山でしょうか?
 あの山の麓に例の「持躰松遺跡」があるのです。

 やはりツアー名には食べ物の名がつくのでしょうか?鎌倉・熊野・伊勢・東京の時は何ツアーだったのか、正式な名称を記録しておく必要がありそうです。それぞれの幹事さんにお願いいたしましょう。

 >ミネルヴァ書房の田引さん さっそくの書き込み、ありがとうございます。こちらこそ、どうぞ宜しくお願いいたします。
 
 >田中さん 「先生」コンの開催というのは、如何なりましたか?

 ☆ 本日、東北大学大学院の片岡耕平さんから、御高論「「従産穢内迎取養育」考-中世の穢観の一側面-」(『年報中世史研究』30抜刷)を御恵送いただきました。出産が穢と観念された背景について興味深い考察がなされています。
 片岡さんに、あつく御礼申しあげます。

まわるソーメン流し

No.3839

 こんばんは。ゼミ旅行、鹿児島に決定ということで、可能な限りお手伝いさせていただきます。清水磨崖仏の見学者案内は、一応私の仕事ですので、最近見つかった新史料などを準備して案内させていただきます。その他の見学地についても具体的に決まり次第、文化財担当者へ連絡し案内していただけるようお願いしてみます。

 鹿児島の食べ物は、黒豚や焼酎以外にもいろいろと面白いものがあるのですが、最近できたドルフィンポートという鹿児島港の商業施設では奄美の郷土料理も食べることができます(今日食べてきました)。また、野口先生が紹介された砂むし温泉の近くの開聞町には、まわるソーメン流しがあります。昨年、あるイベントで一般的な竹を使ったソーメン流しをしたのですが、鹿児島で生まれ育った皆さんにはとっても珍しいようで、それだけ「まわるソーメン流し」が定着しているということです。ぜひ一度体験してみてください。
 あと宴会の時には宮崎・鹿児島のおいしい焼酎を提供させていただきます。私は下戸なので、味の良し悪しは分からないのですが、皆さんで飲み比べてみてください。

門屋さま
 フェリーについては明日調べてお知らせします。 

ツアー名

No.3840

甘党の私としては、一押しは白熊ですかね…
季節もちょうど夏ですし。
あ、白熊をご存じない方はこちらをどうぞ→ http://www.eesmile.com/mujyaki/

しろくま大好き

No.3842

いよいよ決まったのですね。
日程があえば参加させていただきたいのですが、Wかんじ様、よろしいでしょうか。
(もちろん、ゼミ生のかたのご都合を優先させてください)

>新地さん
私も開店早々ドルフィンポートにいきました♪
奄美の郷土料理「けいはん」は私もよく作りますが、
鹿児島でこそおいしくいただけるように思います。
それと…あの、ソーメン流しって回るものだとずっと思っていました。
浅めの水槽がテーブルに設置されているのは、鹿児島だけだったんですね…

>佐伯さん
天文館に「むじゃき」という白熊専門店があり、と~っても巨大な白熊が味わえますよ。
五人がかりでやっと一個食べましたが、お一人で挑んでみてはいかがでしょう。

参加歓迎。

No.3843

薗田さん
 現地に詳しい方の参加は大歓迎です。(幹事の負担が軽減されるから)(笑)というのは冗談で、なるべく多くの方に参加いただける日程・プランをと思います。

皆様へ
 今週中に日程に関するアンケートを行いますので、なるべく早くお返事いただきますようお願いいたします。
 プラン等もその際示しますが、その前にここだけは外さないでくれ!という場所があれば、門屋までメールなどでアピールしてください。基本的には私の方で考えますが「みんなのゼミ旅行!」ですのでなるべく意見を反映できるよう努力致します。
                   (兵藤ゼミとの)W幹事 かどや あつし

それは見逃せない。

No.3845

「白くまツアー」で本決まりみたいですね。
実は結構自信がありました(笑)。やったね♪

>薗田さん
そんなに良い物があるのですか!
食べます。何がなんでも一人で食べます。
…って、うまうまと乗せられてしまったような気が(笑)。本望ですけど。
楽しみです。

びっくり!!

鍜治 利雄
No.3855

ゼミ旅行の話とは全然関係ないですけど、今日学校で配布された
フライヤーのお問い合わせに、「佐伯智広」さんのお名前がありました☆

世の中って狭いですね(笑)

皆さんで「白クマ」食べつくして着て下さい!!

一人前の研究者としての評価

No.3829

 昨日届いた『軍記と語り物』41の「軍記・語り物研究会例会・大会発表要旨」に、田中裕紀さんの「『平家物語』の建礼門院」が掲載されています。
 また、同誌掲載の「軍記物語研究文献総目録」41の「四 平家物語」の論文の欄には、長村祥知君の「法住寺合戦について-『平家物語』と同時代史料の間-」(紫苑 京都女子大学宗教・文化研究所ゼミナール)があげられておりました。

◇23:23の追加◇
 本日の史料講読会、久しぶりに山本君の御登場を得て充実したものでした。立花さんも頑張っています。山岡さんはすっかり酒呑童子の会の幹事さんでした。来週の範囲は内裏や滝口の話題がメインになりそうなので私は楽しみです。

 ☆ 本日、日下力・鈴木彰・出口久徳著『平家物語を知る事典』(東京堂出版)を、三名の著者の先生方の連名で御恵送いただきました。これは国文学のジャンルにおける『平家物語』研究の最新の研究を知る上でとても便利な本だと思います。おまけに平家琵琶「横笛」のCD付き、楽しめます。三先生にあつく御礼申しあげる次第です。
 ちなみに、上に紹介した『軍記と語り物』41に掲載された源健一郎先生の「源平闘諍録研究の現況」の御見解・御指摘には諸手を挙げて賛成。拙論の意図や趣旨もよくご理解いただいていてありがたく、本当にうれしく思いました。

Re: 一人前の研究者としての評価

No.3831

野口先生、お知らせありがとうございます。
『軍記と語り物』に拙論が挙げられているとは、いやはや驚きであります。
当該誌を未見ですので、どなたが文献目録を作成されたかは存じませんが、お礼申し上げます。

『吾妻鏡』講読会の範囲です&遅れてすいません

No.3820

 次回の『吾妻鏡』の範囲のお知らせです。
 承元五年①三月十九日条
     ②三月廿三日条
     ③四月二日条
 講読範囲のアップが遅れてしまい申し訳ありませんでした。また範囲を広くすると予習の時間が無いと思いましたので、三日条だけに致しました。
 しばらく全く出席出来なきず申し訳ありませんでした。長らく岩田さんに任せてしまっていましたが(岩田さん本当にすいませんでした)、これからはまた以前のように毎週出席できると思います。

本日はお疲れ様でした。.

No.3821

>山本君  よろしくお願いいたします。

 本日の書評会&研究発表会に参加された皆さん、お疲れ様でした。18名定員の研究室に4名分の席を追加という盛況でした。平家・福原に関する本日の成果は、山田先生が年内に『古代文化』誌上に発表される御高論に反映させていただけるものと期待いたしております。
 研究発表をいただいた山田先生、手際よく司会をつとめてくれた佐伯君、また一部に意思の疎通を欠くケースもありましたが、各論文のコメントを担当して下さった方々に御礼を申し上げます。
 そして何と言っても今回の研究会を内容の濃いものにしてくださったのは、御多忙且つお疲れの中、参加してくださった元木先生・美川先生だと存じます。ありがとうございました。また、石浜さん(東京)、野口君(名古屋)も遠路ありがとうございました。
 
 本日、例会に初めて出席してくださった関学・花園の院生の方には、今後とも積極的な御参加を期待したいと思います。とりわけ京女院生の木本さんには、今後のゼミ運営についても期待するところ大につき、宜しくお願いいたします。
 
 七条京阪前のお店で開かれた懇親会も楽しいものでした。幹事の山内さん・山岡さん、御苦労様でした。永富さんや鈴木君にも久方ぶりにお目にかかることが出来ました。二次会に四条河原町のサントリーバーに繰り出した皆さんも、もうご帰宅になられたでしょうか? 
 なお、私、例によって研究会・懇親会における妄言に、後になってから反省すること頻りです。

 ☆ 本日、石浜哲士さんから、NHKブックスの新刊である白水智『知られざる日本 山村の語る歴史世界』を頂戴いたしました。執筆大遅延中にもかかわらず、いつも申し訳ありません。
 また、早大名誉教授瀬野精一郎先生より、エッセイ「賢者は歴史に学ぶ」(佐世保随筆クラブ『はまゆう』89号)・「竹内理三先生との出合い」(同90号)など7点のコピー、中尊寺仏教文化研究所の菅野成寛先生より、御高論「鎮守府付属寺院の成立」(入間田宣夫編『東北中世史の研究』上)抜刷および衣川北岸の「接待館遺跡」発掘の成果を報じた5月24日付『岩手日報』コピーを御恵送いただきました。あつく御礼申しあげます。
 さらに、横須賀市より当研究室宛に『新横須賀市史 資料編 古代・中世Ⅰ』の御恵送をたまわりました。研究室に配架して、有効に活用させていただきたいと存じます。あつく御礼申しあげます。

「福原」書評会に感謝!

No.3822

みなさまおはようございます。
昨日の「福原」書評会では大変お世話になりました。
殊に、私の拙い報告を聞いていただいたことには、御礼の言葉もございません。ペコリm(_ _)mペコリ
野口先生はもちろんのこと、元木先生、美川先生、野口孝子先生には細部にわたる具体的なご教示を賜り、感謝感謝です。
元木先生は当初はかなりお疲れのご様子でちょっと心配しましたが、研究会が進むにつれていつもの「元木節」が復活するに至り、安堵しました。
先生方からいただいた貴重な成果をどう生かしていくか、熟慮したいと思っております。
(それにしても、私の考えた新京想定地のど真ん中に元木先生の邸宅があるとは、予想外の驚きでした)。

一生懸命に研究会をやった後のビールは、やっぱり格別ですね。本当に楽しかった。帰宅した時はへべれけでしたけれども・・・

疲れました

No.3823

 野口ゼミ参加の皆様、昨日は御見苦しいことで、失礼しました。体のあちこちが痛く、椅子に座るのにも難渋する有様でした。ご心配をおかけいたし、申し訳なく存じます。
 しかし、話が佳境に入ると痛さも和らぎ(忘れ)、さらにコンパになると俄然元気が湧き出て、いつもより酒量も多いほどでした。
 そして今朝。眠いのに目が覚めて眠れず、あちこちの痛みがぶり返し、おまけに二日酔い(これは液キャベSの効果で1時間でおさまる)という体たらく。もう50を超えると本当にアキマセン。
 起きだしても仕事にならず、結局一日ボーっと過ごしました。でも、本当に「休み」のありがたさを痛感いたしました。
 山田先生、刺激的なお話を有難うございました。折角のご発表に適切なコメントもできず、失礼致しました。
 小屋野の条坊プラン、我が家(決して邸宅ではありません。まさに蓬屋です)が含まれるとは思いも寄りませんでした。小屋野遷都計画をもっと重視します・・・。
 昨日のご報告での高倉再評価、あれこれ申しましたが、やはり清盛にとって、高倉、宗盛は大事な後継者に相違はありません。その点から、彼らの立場を見直してみたいと存じます。
 福原京と呼ぶかどうか、微妙な問題ですが、やはりためらいは残ります。新造内裏を中心にした「福原京」もやはり、未完の幻という気がいたします。さらに議論を深めたいものです。
 ともかく、例の二重壕一件をきっかけに福原、そして平氏政権に関する関心が高まり、研究が著しく進展しております。さらに、中世都市論や武士政権論にも大きく寄与する成果を目指して研究を進めてまいりたいと思います。
 また斬新なご意見をお聞かせ下さい。
 野口先生、15日は『台記』研究会です。参加メンバーの方々、よろしくお願いいたします。
 なお、コンパの席で約束したとおり、10日夕刻に南大門で焼肉宴会(酒呑童子の会)を開催いたします。参加者は御連絡ください。山岡さん、幹事をお願いできますか?
 上タンガーリックをお楽しみに(口腔洗浄剤もお忘れなく)。
 
 

明日は「北条政子と後鳥羽上皇」。.

No.3825

 元木先生、ありがとうございました。それにしても、研究会の席では、とてもお疲れのようで、「いよいよ元木先生も五十肩か」、などと心配いたしておりましたが、懇親会、そしてサントリーバーと場所を移すごとに、もはや立場は逆転し、元木先生は絶好調。いつもの物真似(お得意の○×先生etc)、エンターティナーぶりに周囲は抱腹絶倒でした。一方、私の方はというと久しぶりの宴会だというので、意地汚く諸方の料理に箸をつけ、飲み慣れない「ヤマブドウのなんとか」などをがぶ飲みしたために正露丸(常備薬)のお世話になる有様でした。モウ(牛も驚く!)、焼肉「南大門」での「酒呑童子の会」の開催を告示されている元木先生には、ただ恐懼有るのみです。

 ゼミの皆さん。明日は早速『吾妻鏡』講読会がありますが、今月は公開講座が控えており、いろいろ御協力を御願いいたしますので、よろしくお願いいたします。
 第二水曜(8日)は例会がないので、『百錬抄』もお休みですが、時間の取れる人は研究室にお出で下さい。今後の研究会、公開講座の準備やゼミ旅行について相談できればと思います。
 
 22日の例会は、公開講座の事前勉強会ということで、高橋慎一朗先生の御研究の紹介についての報告は、山内さんが担当してくれることになりました。堤邦彦先生の御研究については末松さんに打診したいと思います。
 なお、公開講座当日の懇親会についても、またいろいろお願いしなければなりませんが、よろしく。
 
 ゼミ旅行については門屋君が準備を始めてくれています。日程・費用・暑さ・台風など沢山の障害が待ち受けていますが、これを乗り越えると楽しく充実した数日が過ごせますし、そればかりか、いろいろな意味で大きな飛躍のエネルギーを手にすることが出来ますので(すでに実証済みですね)、これまた何卒御協力をよろしく。
 今回は第1候補、「鹿児島」で計画を進めております。御出身の薗田さんや地元におられる新地さんの御協力を期待しています。
 もし、これを御覧になっている鹿児島の方がおられましたら、是非御支援を宜しく。
 
 私もこのところ、思うようには休むことができず、家にいても仕事です。今日は明日提出する大学入学センターの広報誌の校正に追われました。
 なお、明日の夜は先週に続いて京都勤労者学園で日本史の講座を担当します。テーマはタイトルの通りです。ちょっと話がまとめにくいテーマです。承久の乱の話になってしまいそうですね。
 そういう訳で『吾妻鏡』講読会は、申し訳ありませんが5時半までが限度ですので、よろしくご予定下さい。

Re: .明日は「北条政子と後鳥羽上皇」。.

美川圭
No.3826

一昨日は、みなさまお疲れ様でした。また、たいへん刺激的なご報告の山田先生、ありがとうございました。私は、福原はちょっと距離をおいてながめている立場なので、ただひたすら楽しかったです。というより、最近、大学の雑用などが多いので、このような学問的な場、しかもかなり勝手な発言を許容される場に出ると、ほんとうにうれしいです。昔は考えられなかったことです。
 それから、勤労者学園のテーマは、私の浅知恵です。先週に引き続き、野口先生にぜひ、と思ったしだいです。どのようなお話をされるのか、できればお聞きしたいしだいです。早雲の山口さんがまたご入院だそうで、今年の勤労者学園の受講者にも、そのお顔が見えないのが、ほんとうにさびしいです。一日も早い、ご快癒をお祈りするばかりです。私も、今週末、早雲の例会で、「後白河法皇」というテーマで話す予定です。なんとか、そろそろ、これを機会に、ミネルヴァの構想をねろうと思っているところです。今週はその準備にできるだけ時間を使おう考えています。ということで、金曜日の南大門は、ちょっとお休みさせていただきます。ダイエット中ということもあるのですが。

酒呑童子の会。

山岡瞳
No.3827

書評会お疲れ様でした。机と椅子が足らず、島ができていたのには驚きました。前半の各論文に対するコメントでは、自分一人では気付くことができなかったことが、次々と指摘され、問題点の見つけ方、論文の読み方を学べました。
後半の山田先生のご報告では、全く馴染みのなかった和田京・小屋野京の造営計画を知り、自分の不勉強さを痛感し、福原遷都の意味やその前段階の政治についてもさらに理解を深める必要性を感じました。
また、懇親会では久々に鈴木さん、永富さんにお会いすることができ、楽しい時間を過ごすことが出来ました。しゃべりすぎたせいか私も今日一日ぼぉ―っとして過ごすことになりました…。明日の吾妻鏡の予習が…。

また、懇親会の席で、焼肉食べたい!!ということになり、急遽、酒呑童子の会が開かれることになりました。私も上タンガーリックが食べたい!!という方は8日(水曜日)までに、山岡までご連絡ください。

酒呑童子の会続報

No.3830

 酒呑童子の会参加希望者各位。
 腹立たしいことに、10日夕刻から、もう一つ会議が入ってしまいました。
 最初の会議が16時から、その終了後にもう一つ。
 というわけで、懇親会の開始は18時半とします。
 どうでもいい会議の連続で、いい加減腹が立ちます。
 これも頼光の妨害じゃろうか?
 上タンガーリックのほかには、ユッケ、タンの蒸し物、チジミの類など、どれも美味ですぞ。そういえば、以前あの店の抽選で吉田賢司君は極上カルビの引換券をもらったはず。彼を拉致して行かねばならぬ。ちなみに当方はただのロース。この前、長村君と言ったときに食べてしまった。他の者どもは、大半はスイーツであったの。無欲なものにいい景品があたるようじゃ。

 野口先生。二次会で何を話したか記憶も定かではありません。放言の段、ご容赦ください。
 美川先生、減量の由。結果をぜひご報告ください。参考にさせていただきます。
 早雲の山口さん、ご体調が御悪いとのこと、大変心配です。
 8月の講演の時には、ぜひお元気な山口さんにお目にかかりたいと存じます。
 一日も早いご回復をお祈り申し上げます。

いよいよ明日。

No.3819

 いよいよ明日は『古代文化』特輯「平家と福原」の書評および山田邦和「福原遷都の混迷と挫折」研究発表会です。激論?に備えてW杯アジア最終予選のテレビ観戦は自粛した方がよいでしょう。

 >幹事さん
 懇親会の会場など手配済みでしたら、参加の皆さんにお知らせください。

 >元木先生
 心身の破裂ならぬ、「パワー炸裂」を楽しみに致しております。

 >山田先生
 御発表、よろしくお願いいたします。楽しみに致しております。

 >同志社大学2回生の石井君
 御覧になっていますか?いつでも遠慮無くおいでください。明日は先輩方が沢山集まりますよ。会場はL校舎の3Fの共同研究室。午後1時からです。

 ☆ 本日、東北福祉大学の岡田清一先生から、御高論「秀衡の遺言」収載の大三輪龍彦ほか編『義経とその時代』(山川出版社)を御恵送いただきました。この本には1月に鎌倉で開かれたシンポジウムの三報告が収録されています(この掲示板で前川さんが紹介してくださった上横手先生の御報告「公武関係と源義経」を含む)。
 岡田先生にあつく御礼申しあげます。

宮津・城崎・出石

No.3810

 元木先生の書き込みにもありましたが、5月22・23日に京大人環西山研・元木研の研究室旅行に行って参りました。そのご報告をさせて頂きます。
 22日は朝9時に集合し、まず天橋立へ行きました。約30分でしたが、天橋立駅裏の展望台から天橋立を見学することができました。
 その後、元木先生が案内を書き込んでくださった古文書学会の見学会に参加するため、再び電車で宮津へ。宮津駅近くのお店で昼食をとりました。あら定食が525円というお手ごろ価格で、しかも美味しかったです。海の近くは魚好きには最高です。
 古文書学会の見学会は宮津市歴史資料館で開催され、辰巳幸司先生に常設展示と春季特別展「古代中世の宮津」の解説をしていただきました。本HPをご覧になっているかどうかわかりませんが、辰巳先生、どうもありがとうございました。
 日本最古の系図とされる海人部氏系図(870年代作成)や、日付を改変した着到状(元弘三年<1333>)等、興味深い史料が多くありました。図録を購入しましたので、ゼミ員で興味のある方は仰って下さい。
 見学会の後に、資料館近くの三上家住宅(近世の酒屋)を見学いたしました。そこのおばさんが大変面白い解説をしてくださいました。
 その後、研究室の先輩と同回生にレンタカーを運転してもらい、城崎へ。佐伯先輩が予約して下さった宿の夕食は、お刺身や蟹、但馬牛等、とても豪勢なものでした。さて、城崎といえば温泉。夕食前・夕食後・23日の朝と、ひたすら外湯(宿の外の温泉)をめぐってきました。
 23日は、レンタカーで出石へ。その途中、豊岡市の自然公園玄武洞を見学しました。玄武岩という名前を生んだという岩石の結晶は、天然記念物に指定されるだけあって美しいものでした。
 そして、但馬国一宮の出石神社にお参りした後、城下町を歩きました。きれいな町で、家老屋敷や城跡など見学すべき場所も多く、楽しかったです。城では出石そばの大食い大会が開催されておりました。
 この日、午前中は良いお天気で、昼食の後に城下町見学の予定だったのですが、車で移動中、元木先生が午後からの雨を予言(?)してくださったので、計画を変更し、雨が降る前に見学することができました。昼食には名物の出石そばを食べました。ご存知の方も多いかと思いますが、出石そばは小皿に入って出されます。当然一皿だけでなく複数皿食べるわけですが、23皿・21皿を食べた先輩方がいらっしゃる中で、僕が食べたのは16皿でした。僕以上の食いしん坊がいるわけです(笑)。
 その後、城崎へ戻って車を返し、電車で京都へ帰ってきました。
 
元木先生には、古文書学会のことや旅行のことで色々とご配慮を賜りました。この場をお借りしてお礼申し上げます。

宮津と三上次男先生

No.3813

 元木先生御主催の見学旅行の後には、この掲示板にグルメ情報も満載の詳細なレポートが書き込まれるのが通例でしたが、このところ様々な要因から、書き込みを躊躇される向きが多く、さみしく残念に思っていました。長村君、ありがとうございました。
 実に収穫の大きな旅行であったようで、羨ましい限りです。それにしても、京大の院生の方々は良くお食べになる。やはり、消化器系の性能の良い人は頭脳の活動も活発なのでしょうね。私はその段階で落伍者です。
 城崎とか出石とか宮津とか、まだゆっくり訪ねたことがないのですが、これも安土同様に車で日帰りも可能のようですから、いずれ当ゼミでも見学会を企画したいところです。
 ちなみに、宮津の三上家というのは、『陶磁の道』で有名な東洋史の泰斗・三上次男先生(1907~1987)の御生家なのではないでしょうか。先生は青山学院大学史学科創設時の主任教授で、私も謦咳に接することが出来た一人です。入学当初、なるほど本物の「学者」というのはこういう人を言うのだなと思いました。
 その三上先生御自身の生い立ちの記である『春日抄』には、
 「わたくしは明治四十年(一九〇七)、山陰の東辺、丹後国の宮津町(現宮津市)でうまれた。京都府の宮津市というより、丹後の宮津といい現した方がより実感のこもる影深い港町であり、城下町でもある。
 生家の一族は、この町にながく住みつき、江戸時代には廻船問屋、醸造業、地主などを業とするほか、宮津藩の御用金をまかなったりしていた町方の大きな商人であったが・・・明治時代には都より訪れる皇族・貴顕、あるいは文人などの宿として使われることが少なくなかったらしく、書面などの記念品が残っていた。・・・いくつかの蔵の中には旧藩主から拝領したものや・・・あつまった書画・骨董・刀剣の類がつまっており、時にはそれをかいま見ることもあった。・・・このような幼少期の環境が、いまにして思うと、後年わたくしをかりたてた、過去への興味や美術への関心と無縁ではなかったように思われる。」
と記されています。三上先生が、天の橋立に近い山や海岸で遊び回った少年時代を過ごされた宮津は、その教えを受けた私にとっても縁のないところではないようです。 

Re: 宮津・城崎・出石

長村祥知
No.3818

われわれが三上家住宅で伺った解説でも、明治時代には皇族が訪れたということでした。三上次男先生の御生家とみて間違いないようですね。

Re: 宮津・城崎・出石

No.3824

 野口先生、あの三上家が次男先生のご実家とは思いも寄りませんでした。
 宮津は、小規模ですが、伝統と歴史の重みを感じさせるいい町だと思います。その中から優秀な学者や、前尾繁三郎のような優れた政治家も登場したのでしょう。
 最近は人口も3万を割り込み、大きな産業もなく、町も活気がありません。こうした地方都市の状況を見るにつけ、今の日本の政策はこれでいいのかと思わざるを得ません。
 丹後歴史資料館の辰巳さんは本当に熱心な方で、解説は実に熱のこもったものでした。丹後にお越しのときはぜひ連絡をお取り頂き、案内をお願いしてみてください。
 それにしても、海部氏系図はもちろん、木製の板に記された六波羅探題の制札は、余り例がなく、何とも興味深いものであり、大変貴重な経験をさせてもらいましたした。古文書見学会に参加した諸君はこの経験を研究に活かしてほしいと思います。
 なお前日の晩、彼に案内してもらった魚料理の桂馬という店、抜群でした。イカ、カンパチの刺身の生きの良さ、メバルの煮付けの身のしまったうまさ、ついつい進められるままにオコゼを一匹刺身、湯引き、から揚げにしてもらい、丹後の海の幸を堪能しました(大分ビールも飲んで一人7000円は安い)。
 なお長村君がお昼を取ったのは、駅前の「富田屋」という、安い、うまいで有名な店です。昔は、店員のおばさんが無愛想、乱暴なことでも有名でしたが、そちらは改善されたようですね。
 城崎の宿を見つけたのは佐伯君の殊勲です。クーポンが値段の割りに充実していることは以前にも経験しました。宣伝効果も狙っているので当然かもしれません。今回の料理も大層なご馳走でした。長村君の記した他に、イセエビ、魚の蒸し物などもあり、都市よりは食べ切れません。
 出石そば、たしかに食べやすく、あっという間に皿を重ねてしまいます。但馬のそばは、信州から転封されてきた大名京極氏が備荒食として導入したものです。そばにとろろ、卵を付けるのは、他におかずがなくとも栄養をバランスよく摂取する生活の知恵だそうです。食事からも先人の工夫を学ばなければいけませんーこんな言い方をすると、河音先生みたいですがー。

入間田宣夫編『東北中世史の研究』刊行

No.3801

 入間田宣夫先生の東北大学御定年を期して、30人近くの先生ゆかりの第一線の研究者の方たちによる論文集(もちろん入間田先生御自身の御高論「北奥における地頭領主制の展開」も収録)が上・下二巻の形で高志書院より刊行されました(上巻・下巻とも各本体7300円)。
 収録された論文のテーマは多岐にわたりますが、当ゼミメンバーの関心を呼びそうなものをあげておきます。
 丸山仁「奥州平泉と京」、遠藤基郎「平泉藤原氏と陸奥国司」、布谷陽子「長講堂領の変遷と出羽国大泉庄」、岡田清一「中世南奥の海運拠点と地域権力」、若林陵一「近江国蒲生下郡における本佐々木氏一族と長命寺」(これは山内さん必読)、白根靖大「中条家文書所収「桓武平氏諸流系図」の基礎的考察」(これは前川さんと私でしょう。また、当掲示板で議論された例の「清原貞衡」がポイントになります)
 この論文集2冊、本日、入間田先生より御恵送いただきました。あつくお礼申し上げる次第です。

 また、脇田晴子先生より御高著『能楽の中の女たち』(岩波書店)を御恵送たまわりました。あつくお礼申し上げます。

 滋賀県立安土城考古博物館の山下立先生から、御高論「「戦国・安土桃山の造像-仏像彫刻・懸仏編-」展覧会図録補訂」掲載の同館『紀要』第13号を御恵送いただきました。あつくお礼申し上げます。
 ちなみに、山下先生と奥様の隅地さんとは、山田ちさ子さん同様、かの平安時代史事典編集室で同じ釜の飯を食った仲間です。あの時同室だったみなさんは、目下、隅地さんがダンサー・振付師として国内外で御活躍なのをご存じでしょうか?
 そういえば、隅地さんは事典の仕事をされていた頃、同志社で国文学を専攻する院生でしたから、田中さん・門屋君の先輩にあたるわけですね。

 ☆ 山下先生からのお誘いもいただきましたので、安土城考古博物館に、今度みんなで行きましょう。安土城天守閣上層部の復元は圧巻ですし、近くには安土城跡・観音寺城跡・桑実寺があります。キャッチボールも出来ますね。周囲は佐々木氏関係の史跡だらけですから、山内さんにはおおいに楽しんでもらえるはずです。

 ☆ 6月4日の書評会、関西圏の大学院生の方など、平家や福原に関心をお持ちの方々の御参集をお待ちいたしております。

 ☆ 門屋君からのメッセージの通り、ゼミ旅行についても、そろそろよろしくお願いいたします。八井君、よろしく。鹿児島でいけそうなら、新地さんからもいろいろ情報を頂けることと思います。

 ☆ 京都文化博物館で6月4日~7月18日の会期で開催される特別展「京の優雅~小袖と屏風~」の招待券(映像ホール・常設展も見られます)を友人からいただきました。ご希望の方には差し上げますので、お申し出下さい(数に限りあり=先着順)。 

義経展チケット

No.3807

 この前の講演のご褒美?として、兵庫県立博物館の五十嵐先生から招待券を多数頂戴しました。ご入用の方は御連絡ください。
 明日、大変な会議です。
 明後日、一日中東奔西走です。
 4日。生きていたら行きます。
 心身ともに破裂寸前です。

「忙中忙のみ」ですね。

No.3809

 元木先生、昔は「忙中閑あり」などと言っていられましたが、本当に職位の上からも、世代的にも大変な忙しい時期にさしかかっているのだとお察しいたします。
 近年の大学研究者に賦課せられた事務的な仕事の繁忙さはもとより、そもそも研究者というのは天職たる本業に於いて特に所定労働時間が定められているわけではありませんから、真摯に頑張ると意欲はあっても身体が追いつかなくなってしまいます。「くれぐれも御自愛下さい」というセリフには空しさを感じざるを得ませんが、なにしろ4日に元木先生のお元気なお姿を拝することを楽しみに致しております。
 翌日は3週間ぶりの休日ですから、大いに論じ、語り、お飲み下さったうえで、これまでのお疲れを払拭していただきたいものと存じております。
 
 ☆ なお、書評会・懇親会の参加希望の方は、山内さん・山岡さんか、私でも構いませんからお早めに御連絡下さい。

参加します!

No.3811

書評会・懇親会とも参加させていただきます。古代文化の該当号を電話注文して取り寄せ、暇をみつけては読んでおります。当日、愉しみにしておりますので、よろしくお願いいたします。
元木先生、美川先生にもお久しぶりにお会いできるのを愉しみにしております。元木先生、当日ご無事でいらっしゃることを祈念しております。

お待ちいたしております。

No.3814

 石浜さん、「その後」のことを心配いたしておりましたので、御上洛いただけると聞いて大変うれしく思っております。とても心配していた山田先生や、久しぶりの当ゼミメンバーもお目にかかるのを楽しみにしております。もちろん、新たに御紹介したい方もおられます。
 ちなみに、ほんの先ほどミネルヴァで『北条時政』を担当してくださる編集者の方から電話をいただきました。いよいよせっぱ詰まってきました。

 ☆ 書評会・懇親会参加のみなさんへ
 『古代文化』4月号、特輯「平家と福原」掲載論文は、自分に関心のあるものだけでも構いませんから、ぜひ事前に読んでおいて下さい。書評会ではとくにレジュメなどは用意いたしません。
 なお、山内さんにメールが届かないという人がおられますが、どうもお住まいの電波状態が悪いのが原因のようです。できるだけ、ケータイではなくパソコンの回線を利用してください。

 >山田先生
 研究発表については、レジュメの御用意をいただければ幸いです。すこし早めに来ていただければ、印刷はこちらで致します。現在の所、出席者数は20名強です(あっ、レジュメどころか椅子の心配が発生しそうです)。

書評会、近付く

No.3815

書評会、近付いてまいりました。緊張緊張・・・

>元木先生  お察し申し上げます。私も現在、大学内の「火中の栗」を押しつけられる羽目に陥ってしまい、アップアップしています。ぜひ無事に切り抜けられることを祈っております。なんといっても、元木先生の情熱的なお姿に触れさせていただけるだけで、こちらも元気になれるような気がします。

>野口先生
 >>「『福原京』の都市構造」(山田邦和)⇒野口先生
 >>「伊勢平氏と屋敷(伊藤裕偉)」⇒野口
というふうに書かれていますが、ということは、野口先生から拙稿にもコメントをいただけるということですか?

>石浜様  お目にかかれることを楽しみにしております。どうかよろしく。

追悼・山下秀樹氏

No.3816

 >山田先生
  山田論文は野口先生、伊藤論文は野口が一言でもコメントするということです。山田先生のコメントを担当するのは野口先生で、私ではありません。

 今日、6月2日は、京都文化博物館でわれわれの同僚だった山下秀樹さんの命日でしたね。博物館に行くと「やぁ、野口さんじゃないの」と、あの髭の笑顔で声をかけてくれそうな思いに駆られます。もう3年も過ぎてしまいました。

野口先生は野口先生

No.3817

野口先生は野口先生であって野口先生ではない???

あっ、そうか! わかった! そういうことか!

 /
  ハハハハハハ
 \

追伸  山下秀樹さんのこと、今でも懐かしく思い出します。本当にいい人でした。あんなに早く逝ってしまわれるなんて、残念としかいいようがありません。もう三年もたつのですね・・・・

熊野旅行を計画されているなら・・・・

No.3799

>門屋敦様

もし熊野旅行を計画されているのでしたら,田辺市や新宮市の研究団体と交流しませんか? 地域史専門家による史跡の案内も可能ですが・・。
故小山靖憲氏と一緒に熊野古道(大辺路,中辺路,小辺路,奥駆道)を歩いた方もいらっしゃるし,ハードなもの,ソフトなもの,いずれも可能です。原始・古代から中世・近世をへて近代・現代まで,ご本人の都合の付く限り可能です。

Re: 熊野旅行を計画されているなら・・・・

No.3808

 坂本敏行様
 はじめまして、門屋と申します。親切なお申し出ありがとうございます。
ただ、毎年大人数になり、管理が大変な上、土壇場でのキャンセル、途中参加、早退などなどが発生し、その人たちとの合流・解散に合わせ予定を細かく変えていくというような感じなので事前にきちっとした日程を組むのは少し厳しいと思われます。ですので、交流というような形は少ししんどいかもしれません。また、学部生も多く、東京からなので金銭面を甘く見ている可能性があり、行き先も変更になってしまうかもしれません。
 このような事情から現段階では何ともお返事できませんが、本決まりになった際にはいろいろとお教え下さい。よろしくお願いします。

中世文学会 大会に行って参りました。

No.3798

 中世文学会大会(於:青山学院大)に日曜日のみ参加してきました。
4つの分科会に分かれての開催でしたが私は
第三分科会「中世文学と身体、芸能―世阿弥以前、それ以後」
(コーディネーター)大谷女子大学 小林健二氏
南都寺院の儀礼・芸能と形成期の猿楽能―世阿弥以前の身体を考える
                         国立歴史民俗博物館 松尾恒一氏

芸能の身体の改革者としての世阿弥              東京大学 松岡心平氏

室町後期の芸能と稚児・若衆               大阪学院大学 宮本圭造氏

(コメンテーター)東京大学 五味文彦氏 早稲田大学 竹本幹夫氏 学習院大学 兵藤裕己氏

のところに参加してきました。テーマが大きいこと、身体という概念に対する意識の違いが根底にあり、それが表だってしまったのが残念でした。ただし、個々の報告は興味深いもので、いろいろと勉強になりました。

 兵藤先生からは夏の熊野旅行の旅行係を拝命し、旅行のコーディネートに奔走しなければならないようです。

 野口ゼミの鹿児島旅行(予)についてもそろそろ始動致しますので、メンバーの皆様夏の予定を確認しておいてください。