行ってきました!!
山岡 瞳
No.3787
↑の書き込みにありますように、今日姫路の兵庫県立歴史博物館で、元木先生の御講演がありました。
佐川美術館の展示を見に行っていない私は、御講演にあわせて出掛けました。
展示会場はそんなに広くありませんでしたが、明日の吾妻鏡のいい予習になるものが展示されていました。詳しくはまた明日…。のんびり展示を見ていたら、偶然にも元木先生にお会いし、いろいろとお話を聞きながら、残りの展示を見ました。
>元木先生
ゆっくりご覧のところにお邪魔してしまい、すみませんでした。
講演会場は超満員でレジュメが足りなくなるほどの盛況ぶり、義経に対する関心の高さを知ることができました。会場での元木先生の白熱したお話は、最新の研究成果をふまえるのと同時に、楽しいお話で終始笑いが絶えませんでした。私は義経の生涯を再確認することができ、とても有意義な時間となりました。早起きしたかいがありました!!
>前川さん
最後になってしまいましたが、義経展のチケットありがとうございました。お蔭様で出費が電車代だけですみました。本当にありがとうございました。
また、行き帰り共に新快速乗ったところ、電車の窓から明石海峡大橋を見ることが出来ました。いつもは新幹線であっという間に通り過ぎてしまうので、在来線のよさを実感し、電車に乗ってどこかに出掛けたくなりました!!
義経の時代の三浦氏
No.3790
山岡さん、ホットな御報告をありがとうございました。まさに「面白くてためになる」という言葉を地でいく御講演だったようですね。なお、これは佐川美術館で開催された企画展とは別で、姫路の前は千葉で開催されたものです。
私も昨日、横須賀市のヨコスカ・ベイ・ポケット(横須賀芸術劇場小劇場)で、「三浦氏と京都-義経の時代を中心に-」という講演をしてまいりました。200名ほどの方たちが聴講にお出で下さいました。お世話になった横須賀の皆さまにあつく御礼を申し上げます。
講演の後、会場に隣接する横須賀プリンスホテルの20Fで懇親会が開かれたのですが、ここからの景色は抜群で、対岸の房総半島が手に取るように見えました。何度も房総半島側から三浦半島の近さは実感していたのですが、眼前の海はまさに三浦氏武士団のテリトリーだったということが良く認識できました。
なお、本日は歴研大会も中世文学会のシンポも出席することあたわず、富士川の合戦に敗れた平家軍の一郎等のごとく、ほうほうの体で京都に戻って参りました。
明日は史学科の3回生にお話をさせていただく機会をいただいておりますが、目下、何を話そうかと切実に悩んでおります。
夜は京都市勤労者学園で「後白河上皇と源義経」というお話をいたします。
☆ 上記、懇親会の席で、大本山護国寺図書室の小野妙恭様より御高論「〔調査研究報告書〕大本山護国寺蔵大般若波羅蜜多経 平安後期古書写経(久安-寿永)」(『智山学報』第53輯)を拝受いたしました。小野様はピアノの教師をされておられましたが、60歳になってから出家され、この大般若波羅蜜多経を発見されるに至ったとのお話しをうかがいました。
講演してきました
No.3792
野口先生、御宣伝有難うございました。
山岡さん、わざわざお越し頂き有難うございました。これで今年になって講演会9回目です。もうネタも尽きました・・・。
それにしても、今日は疲れました。しゃべるのがだんだん辛くなってきましたし、全身の倦怠が抜けません。そろそろ日ごろの不節制の付けを払う時が来たようです。それにしても、三週連続で休みなしは、本当にこたえます。なお、先週の丹後は大変充実しておりました。長村君、古文書、温泉、出石そばと言った三題話をお願いします。
それはともかく、今回の姫路の展覧会はなかなか充実した内容でした。ただ強いて言えば、やや牽強付会の趣もあります。全体として、一貫したテーマに基づく強い主張は見えず、そうした意味での重い感動にはつながらない面もあったように思います。しかし、美術工芸の優品が多数展示されているので、一見の価値ありです。なお、国宝類もかなり展示替がありますので、出かけるときは要注意です。当方の手元にも招待券が若干ありますので、入用の方は御連絡ください。
なお、10月13日から12月4日までは、「聖徳太子と国宝法隆寺」と銘打って、法隆寺の国宝の展示や、斑鳩寺の史料の展示もあるとのことです。去年、古文書学会見学会を主催された前田先生のご担当なので、文書の展示も期待されます。
ところで、山岡さん。新快速は高速で快適で、景色もよく、爽快ですね、事故さえなければ。できるだけ後ろの方にご乗車ください・・・。本日、当方が乗車した電車はひどく横揺れして、少し気味が悪くなってきました。まさかとは思うのですが・・・。
満員御礼
No.3795
こんばんは。ご無沙汰しております、薗田です。
元木先生>
先生の講演にあわせ、意気揚々と出かけたものの…立ち見も入りきれないほど満員のため拝聴叶いませんでした。
勤めてからというものなかなか研究会に顔を出せませんので、せめてご挨拶をと思っていたのですが、申し訳ありませんでした。
三週連続お休み無しとのこと、どうかお体ご自愛くださいませ。
会場は「平家納経」や神護寺の「頼朝像」をはじめ、美術系の展示が充実していたと思います。
古文書の類は写真パネルのものがいくつかありましたが、6月中盤の展示替えの際に現物を入れるようです
前にいたお子さんが「なあ、義経やのに、なんで白山信仰がでてくるんー?」と無邪気に質問し、お父さんを困らせていました。浅くも深くも義経に関係あるものを盛り込んだのでは、という印象です。
今回みた中でおもしろかった展示品をひとつご紹介します。室町期の「義経由来記」というものです。 義経にまつわる様々な名場面を文章と絵で綴ったもので、義経の自害場面がある点で貴重なものなのだそうです。
展示会場で開かれていた場面は、演技で主人を打擲してしまった弁慶が自責の念に駆られて袖で顔を隠して泣いているシーン。
絵巻や本では美しい場面をポーズを決めてきらびやかに演出するものですが、素朴な筆致が登場人物の人間くささをひきたてているおもしろい作品でした。
ちらりと解説ボードをみると…「所蔵先:株式会社 臨川書店」の文字。
…知らなかった…一社員として面目ないです。