歴史資料館の企画展示は私からお知らせするべき所なのに、すみません~~。
ちさこさんからのお知らせ通り、今日から京都市歴史資料館の企画展示「京のかたちIII 中世の明暗」が始まりました。私と佐伯さんは一足早く、昨日の夕方に資料館の担当の方からの解説を聞きましたが、「Ⅰ義経と京都」から「Ⅷ秀吉の京都」まで、ざっと400年くらいをワンフロアに展示してあり、展示数は少ないながらも見応えのある内容になっています。こちらのURLから出品目録を見ることが出来ますので、ご利用下さい→
http://www.city.kyoto.jp/somu/rekishi/exhibitions/mokuroku20041105.html この出品目録の中にある「燈心文庫」は、今私が携わっている故林家辰三郎氏の蔵書ですが、「東大寺僧厳祐紛失状」や「足利尊氏袖判御教書案」「千利休書状」が含まれていることにはビックリでした。
また、中に出ている「平家琵琶」(銘「千鳥」)は2年前に京都文化博物館で開催された「都の音色展」等にも出品されたものですが、京都市指定文化財になる名品です。奥村家という当道の家に伝わる琵琶ですので、これも是非ご覧いただきたいです。仕事も来週水曜日で終わりますので、来週木曜日以降に見学に行かれる方は、声をかけて頂いたら出来る範囲で解説いたします。担当の方から聞いたお話もありますので、遠慮無くどうぞ☆