高橋昌明『清盛以前』再刊近し!

No.2559

 元木先生の『保元・平治の乱を読みなおす』(NHKブックス)の年内刊行は、写真も確保の見通しが立って、ほぼ確実となりましたし、上横手先生編『源義経 流浪の勇者 京都・鎌倉・平泉』(文英堂)もそろそろ書店店頭に登場するものと思います。
 そんな中、中世前期の武士論や同時期の『平家物語』など軍記物を専攻する歴史学・国文学の研究者および院生・学生にとって垂涎の的でありながら、長く絶版になっていた『清盛以前-伊勢平氏の興隆』が、いよいよ再刊の運びとなりました。来月、9・10日に仏教大学で開催される日本史研究会大会がお披露目の場となるようです。
 今回は増補改訂版ということで、新稿が追加されるほか、本論にもだいぶ手が加わっているようです。発行部数は僅かに1000部とのことですから、お買い忘れのないように。とくに、この方面を研究対象にする人は、この機会を逃さず入手することをお勧めします。広い意味での「武士論」のみならず、たとえば山本君の志向するような個別武士団の研究にとっても、この本は方法論上の指針となります。また、国文学のジャンルにおいて『平家物語』を論ずる場合、この本はまさに必携だと思います。
 再刊に当たっては神戸大学大学院高橋研究室所属の院生さん達の活躍も大きく、当ゼミの平田さん・山本君も関与されている訳で、他人事ではありません。
 申し遅れましたが、再刊する出版社は京都の文理閣です。この企画が成功すれば、研究者が再刊を待望している絶版名著の刊行を継続的に展開する企画も考慮されているとのことです。
 拙著も複数すでに絶版になっておりますが、「名著」でないのが残念であります。

改めて、お誕生日をお祝い申し上げます

No.2556

 近藤先生、お誕生日おめでとうございます。
 来年は4回り目の年男ですね。
 一般の企業に勤めている同級生などは、もう引退後の人生を考えたり、実際にリストラされたり。五十が来ると、重役コースのごくわずかな例外を除いて、後は「余生」を送るだけのようです。
 しかし、研究者の人生を考えると、我々のような経験科学に携わる者は、年齢とともに蓄積が進み、研鑽を積めば積むほど、研究は深化し、高度になると思います。
 しかし、肉体の衰え、雑務の増加などの妨げられ、ある時期から次第に下り坂になるのは間違えありません。
 ある先生は、研究者のピークは40歳代と仰いました。40歳で画期的な業績を上げられたその先生はこれからの十年が勝負だと話されましたが、実際にはご研究の集大成はその後でした。
 健康に恵まれることが条件でしょうが、我々の研究人生のピークは50台ではないかと思います。蓄積したものを集大成し、さらに深化させ、後の時代の人たちに残すのが我々の使命だと思います。
 お互い、色々困難に直面しますが、よい研究をひとつでも多く残してゆきましょう。

 ところで、近藤先生の食欲に関するよからぬうわさを撒き散らし、失礼しました。30日は噂ではなく実像をご披露ください。
 まあ、味楽の肉と親父は凄いから、お楽しみに。
 当日の見学先、時間など、改めてご相談しましょう。

ありがとうございます

No.2558

元木先生、ご祝辞、ありがとうございます。

50前にして、いまだ専任のない私としては、老け込んでなどいられません。ますます頑張らねばと思っています。私のピークはまだ先です。幸い、体力だけはありますから。

ところで、10月30日はよろしくお願いします。はじめてお会いする方も参加されるようで、楽しみです。私も、みなさんのご期待(?)を裏切らないように、頑張りたいと思います(←何がじゃ?!)。

おめでとうございます♪(*^ー^)o∠★:゜*

No.2564

遅ればせながらですが、近藤先生お誕生日おめでとうございます♪近藤先生にたくさんの幸せが訪れてきますようお祈り申し上げます  Happy♪(*゜▽゜)ノ”ⅲ Birthday!!
今度10月30日には初めて参加させていただくことになりますがどうぞよろしくおねがいいたします。

Re: 改めて、お誕生日をお祝い申し上げます

No.2578

遅ればせながら、近藤先生、お誕生日おめでとうございます。(あまりに何度もくりかえされるので、お困りかもしれませんが。)そして、不沙汰してしまっており、申し訳ございません。かなりバタバタした毎日を送っておりまして…。
研究者という職は、定年がないので、羨ましい限りです。それに比べると、編集者は、年をとればとるほど、アンテナは錆び付くは、より新鮮なアイディアをもった若手が出てくるはで、うかうかしていられません。だからといって、若手の台頭を恐れ、または、若手を馬鹿にしていては、私の所属する編集部のように、人材育成の面で支障を来たし、未来が危うくなること必定です。また、私はたかが編集者と思っておりますが、中には、出世して偉くなると、頭の中も偉くなったように思う人もるようですし、定年というのも存在しているので、私も後何年、今の仕事を続けられるのかなと、時々、不安に思うこともあります。さりとて、独立して出版社を興す気はあまりありませんし。
野口先生、元木先生、近藤先生、美川先生、山田先生などの先生方は、私にはまだまだこれから、としか見えません。元木先生が書いていらっしゃったように、編集者とは違い、蓄積がものを言うので、先は長いように思います。ただし、上横手先生のように、お元気でいらっしゃることが肝要かとは思いますが。20代、30代とばりばり仕事していた編集者が、40になってぽっくり、というのはままある話です。編集者とは、それだけ身体を酷使してしまう職業なのかもしれません。先生方には、ますますこれからもご活躍のほどを! そして、NHKブックスへの執筆、これからもよろしくお願いいたします。

ご自愛ください

No.2580

 石浜さん、東奔西走のご様子を見ていると、確かに相当に体力を消耗されることと拝察いたします。どうかご無理をなさいませんように。
 でも無理をさせているのは、当方のように今すぐにも書くようなことを言って、4年も待たせる人間なんですよね。
 でも、ホイホイと書いてしまうような本も、中身が薄いのかもしれません。
 これまで何冊か単行本を書きましたが、今回は久しぶりに難渋しました。それが読者の目にどう映るでしょうか。
 ともかく、お世話になりますが、宜しくお願いいたします。
 皆さんも石浜さんの御寿命を縮めないように。

「『皆さん』とは俺のことかと野口言い」。

No.2581

 >元木先生  石浜さんをお待たせすることにおいては、小生、元木先生の比ではございません。藤沢や千葉の朝日カルチャーセンターの小生の講義に、石浜さんはほとんど休むことなく、出席してくださいました。二年先の大河ドラマが「北条時宗」になるとお教え下さったのも、石浜さんでした。
 しかし世の中には上には上がいらっしゃるものでして、執筆依頼をうけて数十年という先生も複数存じ上げております。しかし、こういう先生方と小生ではまったく格(書く?)が異なりますので、見捨てられない中になんとかしたいと思っております。
 
 >石浜さん  「まだまだこれから」の筆頭に格付け下さり、あつくお礼申しあげる次第です。残念なことに胃腸の方は「もうこれまで」ですので、ほかの諸先生方のようには参りません。
 ちなみに、出版で思い出しましたが、
 
 >佐伯先生  小生も1994年の暮から翌年の正月(阪神・淡路大震災の直前)にかけて、拙著『武家の棟梁の条件』(中公新書)が新書売り上げベストテンの上位に食い込み、かの大江健三郎氏や永六輔氏の間に「野口実」なる名前が連なったという「夢」のような事態現出の経験がございます。
 小生の本が馬鹿売れしたら天変地異の発生が懸念されるという次第(元木家の愛猫チビちゃんの行動か、野口の本の売れ具合で地震は予知できるのかもしれません)。ですから、「<夢>よもう一度!」とは、声高に叫べませんのです。

難題門<携帯の誤変換より...

No.2553

 「とりあえず(たえず)宴会」から帰宅して、今一段落しました。元木先生や美川先生そのほか参加者のみなさま、今日は楽しい飲み会をありがとうございました。南大門で元木先生おすすめのお料理、確かにおいしかったです。食べ放題では味わえない質の高い満足感を得ることができました。本当にごちそうさまでした。
 噂のサントリーバーにもお邪魔できて、美川先生の中国での体験談も聞けて収穫はいっぱいでした。どなたも佐賀旅行ではお会いできなかったメンツ?だったので、いろいろとお話ができて良かったです。

 薗田さん>
 聞きそびれましたが、マッコリのお味はどうでした?
 大学の設備などが、なんというか親近感のわくお話でしたが、寒い冬をがんばって乗り切らないと!ですね☆ 

 野口先生>元木先生はさすがに大ジョッキ8杯ではなかったですよ!

塩タンガーリック最高

No.2562

昨日は酔いがまわっており、すぐ寝てしまったのでお礼の書き込みが遅くなりすみません。
元木先生、美川先生、そして幹事の長村君、滑川さん、薗田さん、昨日は楽しい時間をありがとうございました。
焼肉もお話も両方ボリュームがあり、お腹いっぱいです♪
ありがとうございました。

元木先生>近藤先生の数々の伝説(?)をたくさんきかせていただいて、ますます近藤先生にお会いするのが楽しみになりました♪河合先生のモノマネもすごく似ていてびっくりでしたし。。。本当に楽しかったです。
また飲みに連れて行ってください♪

美川先生>中国の故宮博物館でのお話、とてもおもしろかったです。中国へはぜひ前から一度言って見たいと思っていたので「一年に四度・・のチャンス」が私にもやってくることを期待して訪れてみたいとおもいます(笑)

長村君>幹事お疲れ様でした。色々と気を使ってくれてありがとうございます。10月の会の幹事もがんばってね♪

中国といえば・・・

No.2571

鈴木さん、永富さん、一昨晩はどうもありがとうございました。
中国の話は、実は、トイレの話が一番おもしろいにきまっているのですが、なかなか食事の場でできないのが残念。
20年前にはじめて中国に行ったとき、洛陽の白馬寺のトイレはそれはそれは、すごかった。
あの立命館の本郷氏が、下痢が一気に、便秘になった、というほどのいわくつきのものであります。詳細は、これも、文章にしにくいもので・・・。
今回は、むしろ直下型よりも、ホテル、というか、田舎の招待所の水洗?トイレに困りました。水が流れないのです。形は水洗らしいのですが、レバーがない。紐もない。タンクに水もない。同室の人と、「これは困りましたね」という会話。分身をいつまでも目にし続けなければならないつらさ。そして、同室者どうしのつらさ・・・・。うーん。これはしゃれか。
それ以外にも、盛りだくさんな、その手の話。いったいどこですりゃいいんでしょうか。まことに残念です。はい。

朝の空気

薗田美和
No.2574

「たえず宴会」参加者の皆様、一昨日はありがとうございました。鈴木さん・永富さんと実際にお話できて、とても楽しかったです。幹事の長村君、お疲れ様でした。
お肉とガーリックをバランスよく(?)食べたせいか、今朝の我が家は得も言われぬ香りでした…一人暮らしでよかった。リステリンやモンダミンは必需品ですね。

鈴木さん> 初マッコリは酸味がクセになりそうなおいしさでした♪体が暖まるものが多い韓国グルメは秋冬にぴったりですね。今年はトウモロコシ茶で府大の寒い冬を乗り切りたいとこです。

美川先生> 北京など都市部を訪れた方からはよく「中国のトイレにはドアがない」と伺いますが、その比じゃないですね…ご飯どき以外で「こっそり」教えて下さいませ。

BSブックレヴューと保元・平治の乱のこと

No.2550

ずいぶんと表題の話題から乗り遅れてしまいました。今ごろ、皆さん、楽しく食事されているのでしょうね…。
まずは、BSブックレヴューからですが、実は我が家はBSが入りません! ですので、製作会社に頼んでヴィデオを先ほど入手し、ようやく見た次第です。野口先生がおっしゃるように、帯がないと少し寂しい感が否めませんね。歴史が<創られる>話など、なかなか見ごたえのある番組でした。10分以上も割いて論じてくれたので、お腹がいっぱいで、満足しました。佐伯先生がおっしゃるように、確かに売上げが好転しました。日本全国の紀伊国屋書店で、20日に16冊の売上げがありました。衛星波ながら、影響力がそこそこあるのでしょうね。
 で、元木先生の待望の著作『保元・平治の乱を読みなおす』ですが、とにかく面白いですよ~。藤原信頼のイメージががらっと変わってしまいました。信頼って、結構、やるんですよ。そんなに馬鹿じゃなかったんですよ。それで、源義朝さんですが、こちらはがらっとイメージが崩れてしまいました。もっと、棟梁らしいお方かと思っていたのに…。とにかく、面白い。うらやましいでしょう。まさに、これこそ編集者の特権です。いや~生きてて良かった。
 それにしても、先のBSブックレヴューで詩人の枡野さんが、歴史が解釈され、創られることにびっくりしたとおっしゃっていたのですが、保元・平治の乱も歴史が創り直された好例なのかもしれません。しっかりした目をもたないと、物語作家の手腕にころっと騙されてしまいますので、歴史研究者の皆様には、さらなる奮起をお願いいたします。
ということで、30日の河内源氏ツアー、楽しみにしております。長村さんが幹事をなさるのでしょうか。よろしくお願いいたします。

『保元・平治の乱を読みなおす』異聞?

No.2551

 >石浜さん  小生は、京大元木研究室から京女大野口研究室を経て、拙宅に戻って原稿に取り組んでおります。ほんとうに、今頃は高級焼肉にみんなで舌鼓を打ち、元木先生は生ビール大ジョッキ8杯目くらいでしょうか?胃腸の丈夫な人がうらやましい!
 本日、元木研究室で分厚いその原稿を見せていただきました。かかる事態は何度目のことか。『平清盛の闘い』・・・etc、そのたびに、このところ一冊の本すらまとめるための気力・体力を喪失している我が身を嘆いている次第です(この秋は頑張ります)。
 ところで、原稿が揃った今、編集過程でたくさんの写真が必要になると思いますが、それについては当ゼミ客員メンバーの山田ちさ子さんにお願いすれば、門外不出のものまで含めて、この時代のものは鮮明なカラーデジタル写真をなんでもござれで、用意して頂けます。小生が本を出すときにはご提供頂けるお約束になっておりますので、元木先生の御著書ならなおさら御協力頂けるはずです。
 そこで、早速、いま頼んでおきます。↓
 
 >山田ちさ子様  ↑という次第で、「山田さん提供」を明記と言う条件で(これで写真の著作権確定です)、元木先生および石浜さんに御協力いただきたく、よろしくお願い申しあげます。  
 (まったく、安直な仲介の仕方で恐縮です)
 
 かくして、元木先生やプリンセス達が四条河原町で焼肉をほおばっている間にも、歴史は刻々と刻まれていくのでした。
 
 小生の原稿はちっとも進みませんが。 

Re: BSブックレヴューと保元・平治の乱のこと

No.2552

石浜さん、みなさま、こんばんは。山田ちさ子です。
元木先生の『保元・平治の乱を読みなおす』、早く読みたくてうずうずしています!

>野口先生
ひぇ~、わたくしごときの素人写真に、何をおっしゃいますか!
でも、もし本当にお役に立てるならば、どんなに嬉しいことか・・・

色々お気遣い有難うございます

No.2555

石浜さん、色々前景気をあおっていただき、恐縮です。読んでみたら、ナーンだとか言われないように、最後の仕上げに万全を期したいと思います。
 野口先生、お気遣い有難うございます。
 山田さん、まだきちんとご挨拶する機会がなかったかかと思いますが、その節は何卒宜しくお願いいたします。
 昨日は大ジョッキはない店で、しかも帰宅せねばなりませんでしたので、通算しても中ジョッキ6杯とハイボール一杯というおとなしいものでした。
 10月30日も焼肉の予定ですが、この調子では角が生えそうですな。なお、当日野見学会も、近藤先生の人気で参加希望者がだんだん増えそうです。
 移動期間などを確定する必要がありますので、できるだけ早く人数を確定したいと思います。長村君、また幹事頼むでー。
というわけで、参加希望者は10月10日位までに長村君に連絡してください。

よろしくお願いいたします

No.2557

元木先生、ご挨拶が遅れまして申し訳ありません。
山田ちさ子です。いつも夫がお世話になっています。
野口先生には、20数年前『平安時代史事典』の編集室でアルバイトをさせていただいたご縁で、ゼミの講読会へ参加させていただいています。
また平安京探偵団という、京都の文化と歴史をテーマにしたホームページを開いています。今年からは、平家物語歴史紀行というコンテンツで、京都の平家物語関連史跡を紹介しはじめました。
どうぞよろしくお願いいたします。

石浜さん、わたしでお役に立てることがあれば、どうぞおっしゃってくださいませ。

Re: BSブックレヴューと保元・平治の乱のこと

No.2566

夏の播磨、先日の南大門に引き続き、10月30日の河内源氏史跡見学会の幹事までさせていただく事になりました。
参加される皆様、ご連絡をおまちしております。

Re: BSブックレヴューと保元・平治の乱のこと

No.2577

野口先生、ご配慮ありがとうございます。そうでしたね、強い味方がいました。山田さち子さまにはいろいろとお世話になることと存じます。こちらこそ、よろしくお願いいたします。クレジットや掲載料に関しては、ちゃんとさせていただきます(料のほうは少しおまけしてくださいね)。また、野口先生、期待しております。一日千秋の想いでお待ちしております。
長村さん、30日は参加でお願いいたします。ところで、30日だけのイベントでしょうか、それとも、2日の日程になりますでしょうか。
というわけで、元木先生の最新作『保元・平治の乱を読みなおす』、鋭意編集作業中! 

当ゼミ顧問・佐伯智広氏研究ノート発表

No.2549

 京大元木研究室大番頭(長村君の兄弟子)にして当ゼミ研究顧問(無給)である佐伯智広さんの研究ノート「二条親政の成立」が、最新刊の『日本史研究』505号に掲載されています。後白河から二条朝への政治過程を具体的に解明した御研究で、平家や後白河院政に関心のある人は必読。この時期の後宮問題や女院制・奏事についても「な~るほど」と触発されるところ多く、じつに興味深い内容です。
 
 2回生も、チャレンジしてみてください。分からないところは、目下、佐伯さんと同僚の田中さんを通じてドシドシ質問しましょう。

光栄です。

No.2554

野口先生直々に、さっそく御宣伝いただけるなんて光栄です。
どうもありがとうございます。

今日の台記研究会で、先生方をはじめ出席者の皆様には
今日抜き刷りをお渡しすることが出来てほっとしました。
今日お会いできなかった方には、またいずれお渡しして読んでいただくつもりです。
忌憚のないご意見・ご感想をお待ちしております。
ご鞭撻のほど、どうぞよろしくお願いします。

…相変わらず硬い文章で申し訳ありません…

例会について。

No.2533

 後期の例会は前期と同様、毎月第二、四水曜日夕方六時からとなりました。
 9月22日は第四水曜日ですが、例会はありません。これは10月からですので、お間違いのないようにおねがいします。詳しくは後日、掲示板&MLでお知らせします。

お知らせ(便乗)

No.2544

 上記の山岡さんによる例会についてのお知らせに便乗します。前期は毎週月曜日に行っていた『吾妻鏡』講読会ですが、後期からもまた行いたいと思います。以前メーリングリストでお知らせしたように、みなさんの予定がバラバラ(かく言う自分もまだ後期の授業予定が未定です)なので、最終決定するのが、十月に入ってからだと思います(従って十月第一週は無いと思います)。また後期も参加される方はなるべく早く予定を上のアドレスまでよろしくお願いします。
※また後期から参加される方も大歓迎です。

『源義経 流浪の勇者』刊行のお知らせ!

No.2529

 上横手雅敬先生の編著『源義経 流浪の勇者-京都・鎌倉・平泉-』が文英堂から刊行されました(333頁、本体1900円)。
 これは、2000年10月15日、岩手県平泉町で開かれたシンポジウム「源義経と平泉」の成果をベースに、四年にわたって編集作業が進められていたもので、最近、来年の大河ドラマがらみで濫造されている便乗本とは訳が違う、近年の研究成果をしっかり踏まえつつ、一般読者を意識して作られたすぐれた書籍です。編集会議は、当初は上横手先生の龍谷大学大宮学舎の研究室、最後の段階では小生の研究室で行われました。したがって、当ゼミにとりましても由縁深い本と言うことになりましょう。
 この本の制作に当たって、もっとも尽力されたのは言うまでもなく上横手先生ですが、一体となって情熱を傾けられたのが前川佳代さんです。彼女が当ゼミ草創期の屋台骨を支えた人で、また学部生の頃から、一途に義経研究に邁進してきたという「伝記」は、みなさんご承知の通りです。したがって、彼女にとっても、この本は一つの記念碑になったものと思います。及ばずながら、小生も一章の執筆を担当しておりますが、本の構成を示すと以下のとおりです。
  序章 源義経の生涯と色々な見方   上横手雅敬
 第一章 いまなぜ義経なのか      上横手雅敬
 第二章 義経を支えた人たち      野口実
 第三章 源平合戦後の義経       前川佳代
 第四章 奥州藤原氏と奥羽       岡田清一
 第五章 藤原秀衡の奥州幕府構想    入間田宣夫
  付章 子どもの本と義経       千葉信胤
 ほかに、関幸彦「義経北方伝説」などの19項目のトピックス、さらに前川さんによる、詳細な年表と参考文献一覧が付されています。
 第五章のタイトルからうかがえるように、執筆者相互には当然意見の相違があり、そのあたりは上横手先生が序章でまとめられていますが、各論においても互いに応酬が見られて、専門の研究者にも存分に楽しんで頂けるものと思います。
 国文学で中世の軍記物を御専攻の方々には、現在、歴史学の側で何に関心が持たれているのか知っていただく意味でも、せひお読みいただきたい本です。
 この本については、その制作過程でいろいろなエピソードがありますので、また機会があったら、ぜひ書き込ませていただきたいと存じております。
 ともあれ、御一読下さい。

伏見稲荷

薗田美和
No.2522

ご無沙汰しております。
だいぶ涼しくなってきましたが、皆様お元気でしょうか?

昨日、稲荷神社で社叢学会の研究会を拝聴してきました。
今回のお話で、武士の所領支配や組織にとって神社権威が不可欠であること、その土壌が武士の成立期よりあたためられていたことをあらためて認識しました。
なかでも武士化した神官が相撲節会に参加しているとの野口先生のご指摘で、祭祀系・事務官系にとどまらぬ鎌倉期の神官像を知ることができました。
とても有意義な時間でした。ありがとうございました。

山岡さん>
探していた本は無事○善で見つけられました!さすがです。
伏見名物うずら&スズメの姿焼き。「before」が見られなかったのは、ある意味幸せだったのかも…と、あとで思いました。

野口先生>
先日はありがとうございました。
これからちょくちょく書き込みさせていただきますね。
どうぞよろしくお願いいたします。

Re: たえず宴会

No.2528

 >薗田さん  どうぞ、御遠慮なく。大歓迎です。下にも書きましたが、例会や史料講読会にもぜひ御参加下さい。
 ところで、薩摩国牛屎郡の大秦氏も12Cに相撲節会に出仕していて、いろいろ面白い事実がわかります。なにしろ、鹿児島は中世の史料が多いですね。
 
 >鹿児島の新地さん  お元気ですか。薗田さんは貴兄の後輩ですよ。
 
 >長村君  個別武士団を対象にした族的結合に関するイデオロギー装置設定の問題、ぜひ研究テーマにとりあげて下さい。この分野でちゃんと発言できる研究者がいないことが、中世の地域史を変な方向に持っていってしまう一つの要因になっているのが現状です。
 話は変わりますが、下の「とりあえず宴会」ですが、何度も見ている中に、「たえず宴会」と読めるようになってきました。
 
 それにつけても、最近、いろいろな方たちのHPを拝見させていただきますと、みなさん、日々、各所で豪勢なお料理を堪能されている御様子で、昼食500円以内で済ませ、生存のために常にカロリーに気を付けなければならない小生には、実に恨めしや~であります。
 一方において、一冊の本を手に入れるためにバイトに精を出し何日か分の食事代を削っている学生・院生さんもおられます。大げさながら、地球規模の「南北問題」を想起したくなりますが、もっとも、そうした学問に情熱を傾ける若者達も、いずれは「努力」の甲斐あって、豪華料理の日々を送れるようになるのかも知れません。豪華料理のお話は、ある意味で温かい「激励」なのかも知れませんね。
 ただし、胃腸を悪くすると、経済力に関係なく、好きな物は食べられませんから、やはり人間、健康第一です(これが本論の趣旨であります)。

 >坂口君  史料の所見や出版情報など、お知らせ下されば幸いです。それから今度、よろしければ、角川源義・高田実『源義経』を拝見させてください。

ご無沙汰しております

新地浩一郎
No.2530

 野口先生、皆様、お久しぶりです。
 >薗田さん、鹿大OBの新地と申します。1998年3月まで在学し、現在は川辺町教育委員会で働いています。草冠のついた「薗」の字を見て、鹿児島の方かなと思っていました。

 ところで、以前野口先生にはメールでお知らせしましたが、私の勤務する川辺町が合併協議会から離脱しましたので、1月以降の3ヶ月間、大変暇になります。ということで、ぜひ鹿児島に旅行へおいで下さい。
 うちの町の清水磨崖仏群のある岩屋公園にはロッジもあり、土曜と祝日前を除けば10人用ロッジが9000円(一人当たりなんと900円!)で泊まれます。外見はログハウス風ですが、中身は普通の家と変わらず、キッチン用品・暖房設備をはじめあらゆる設備が整っていますので、ここを拠点に薩摩半島南部の史跡巡りもできます。食事は鹿児島県内の道の駅で抜群の売り上げを誇る「やすらぎの郷」もありますし、川辺名物のバーベキューや鍋の配達(一人前1,500円~)もあります。
 もちろん鹿児島市内にもよい宿はあります。
 川辺町は鹿児島市中心部から車で50分程度(渋滞時除く)、ミュージアム知覧のある知覧町や加世田市まで車で15分程度、持躰松遺跡の金峰町まで20分程度とアクセスもよいです。ぜひ御一考くださいませ。

 キャンプ場の詳細はこちら
http://www.town.kawanabe.kagoshima.jp/kankou/kankou-top.html

Re: 伏見稲荷

No.2532

 >薗田さん
 お買い上げありがとうございます。
 「before」は今でも忘れられないくらい強烈な印象を与えますので、おっしゃるとおり見ないほうが幸せです。空を飛んでいるスズメさえかわいそうに思えてきました・・・。

 短い時間でしたが、いろいろとお話できて楽しかったです。例会にもぜひ参加してください。     

新地さん、はじめまして

薗田美和
No.2534

>野口先生
例会にも参加させてください。
私は鎌倉後期を専門としておりますが、鎌倉初期の思想や社会状況を把握しておく重要性を日々痛感しております。
どうぞよろしくお願いいたします。

ちなみに、私が大学時代に訪れた「鹿児島県でいちばん美しい場所」は長島(長島町・東町)です。
冬でも透明度の高い海に見とれました←「アラカブ」が美味です。
先生のお気に入りスポットはどこですか?

>新地さん
かねてから金井先生よりお名前を伺っておりました。
薗田は1999年4月に入学です。ちょうど入れ替わりですね。
鹿児島を離れてから鹿大の先輩とお会いする機会があるなんて…とても嬉しいです(*^_^*)
一月の修士論文提出後に、ぜひ遊びに行かせて下さい!
この機会に、薩摩半島の歴史を堪能したく思います。
(部活動の合宿で知覧町に訪れた際に川辺にも立ち寄りましたが、恥ずかしながらお仏壇のお店にばかり気を取られてました。)

>山岡さん
こちらこそ、参加の際にはどうぞよろしくお願いします。
「before」、かつてスズメちゃんを手乗りに飼育してた私にはちょっとキツいですね…(^^;)

Re: 伏見稲荷

No.2535

薗田さん>ご無沙汰しております。伏見稲荷、とても参加したかったのですが当日参加できなかったので様子を知ることが出来て幸いです。ありがとうございます。
スズメ焼き・・・すごいですね。おいしいのかしら???
ちょっと興味津津です。
また例会でお目にかかれるのを楽しみにしています。

野口先生>「南北問題」で干上がっておりますうちの一人です☆本日もキャンプ場へバイトに行き、後期は5クラスも情報の講義を担当することとなりました。(情コミ3G、Dを担当しますのでこれらの講義を受講予定の二回生のみなさん、よろしくね♪)
バイトしなきゃお金がない。バイトすると時間がない。バランスが難しいところです。
本もだけど、コピー代とか卒論書くのってけっこうお金かかるのね・・・って最近思います。・・・っていってもお金がないのは卒論のせいだけじゃないんですけどね。何せ女の子は色々身の回りにお金がかかるので☆(笑)夏で日焼けした私はどうもファンデーションの色が合わなくなってしまったため、早急に買い替えが必要なのです・・・まだ半分も減ってないのに(×_×;)化粧しなくてもいい男性の方々がうらやましいです。
しかしながら「美」の追求は女の子である特権でもあるので、私は目指せ「キューティーブロンド」でいきます♪(←めっちゃいい訳)

と、いうわけで昼食代に困ったら野口食堂にお世話になりにいきます♪
あ、でもその前に22日は元木先生(元木レストラン?!)にご馳走になってきます♪ d(⌒o⌒)b♪元木先生、よろしくおねがいします♪♪うふふ~

酒呑童子in 南大門

No.2537

NHKブックスの原稿、一応完成。まずは気分爽快です。なに、あんな原稿で何を抜かすか?いやまあ、石浜さん、それはその・・・。

 ともかく、22日は気持ちよく飲みましょう。
 南大門の焼肉の肉質は上々、ユッケもよそと比べて癖がなく、うまいと思います。牛タンを用いたしゃれた蒸し物、強烈なガーリック焼きなど、まあお楽しみに。

 あそこで近藤好和先生をご馳走したことがあります。他に二人女性がいたのですが、肉が焼けたと見たら、当方が彼女らにいち早く渡さないと、食べられない。いやはや吸い込むような食べっぷりでした。おかげでこっちはあまり食えなかった・・・。
 ちなみに近藤先生の最大の好物はシャブシャブです。梅田のニュー松坂という店の食べ放題に6人で出かけて、あっという間に6人分がなくなり、次々お代わりをするので、店に文句を言われてしまいました。この事件が原因なのか、その店はもう閉店しております。
 彼の食べっぷりをご覧になりたい方は、10月30日の河内見学会にどうぞ。
 
 それはともかく、22日は近藤先生もおられないので、安心して存分に召し上がれ。
 最後に割り勘になったりして・・・。

じゅるるるる。。。。。。

No.2538

近藤先生の食べっぷり、お噂はかねがね伺っておりましたが、本当にすごいんですね・・・・_(^^;)
ぜひ食べっぷりを・・・いえいえ史跡を見学にいかせていただきたいとおもいます。

今日のお昼ご飯はバーベキュー(←バイトがキャンプ場なので)だったのですが、22日にお肉をいっぱい食べることを想定して、肉類はソーセージだけで我慢し、ずっと野菜と鮎の塩焼きばかり食べていました。
胃袋の用意もばっちりです♪まかせてください!!

え?最後に割り勘なんですか???南北問題がさらに発展して東西南北になりそうです☆笑

みなさんこんばんわ

No.2539

 プリンセスやら安倍晴明やら、「いちげんさん」にはわからない表現がだんだん増えてきましたね!あと半年くらいすると、用語辞典を編集する必要があるかもしれません(^O^)

 南大門(発音はナンデムンですね♪)、とっても期待しています。鈴木家には一応、いきつけの焼き肉屋があるのですが、それ以外はあまり経験がないんです。(もちろん安い食べ放題は除きます)元木先生の予告で、もうワクワクしています。

 食べ放題の店というのは、お酒で儲けてるようなものなので、お酒を飲まずに肉ばっかり食べるようなお客はたぶん店にとって「困ったさん」でしょう。
 高校の時に、文化祭の打ち上げで木屋町のすき焼き食べ放題に行ったときは、さすがに文句は無かったですが、肉質がすごく落ちていきました。(これは牛の肉か?と思うくらい)
 当時は高校生なので、もちろん飲み放題やお酒は頼まずにひたすら”肉・肉・肉”!。いい思い出です☆

☆すずめさん
 近いのでよくお稲荷さんにはいきますが、すずめ未経験です。食べられた方、どんな味でした?

「キューティーブロンド」は、ロースクールに入ったところから話が展開するから、目標達成の為にはまだまだがんばらないとね!(お互いに)

 

よからぬ噂

No.2540

みなさん、ご無沙汰しています。

なんやら、元木先生から私に対するよからぬ(?)噂が立っているので、久しぶりにレスしました。元木先生、いつもご馳走していただき、ありがとうございます。

確かに私は研究者からみれば、あるいは50前のオッサンとしては、よく食べる方かもしれません。しかし、パワーリフターとしては普通です。私など足元にも及ばない人もいます。世の中は広いのです。

それに、最近は、体のことを考えて、肉は控えて、普段は魚中心の食生活を送っています。もっとも、やはり牛肉の美味さは何者にも代え難いと思いますが。

ですから、かつて薗田さんは(お久しぶりです)、私の食べっぷりに感動(?)されたようですが、永富さんは過度な期待はされないようにして下さい。がっかりしますよ(笑)。

ちなみに、本日は私の誕生日(乙女座です)。47歳になりました。

祝:近藤先生お誕生日。

No.2541

 近藤先生、お誕生日おめでとうございます。マッチョでならしている近藤先生が乙女座とは。
 「よからぬ噂」の件ですが、小生、元木先生と近藤先生と御一緒に焼肉もシャブシャフも食べに行ったことがありますが、いずれも、普段とは店員さんの対応が異なることは明らかです。食べっぷり、飲みっぷりだけではありません。周囲に戦慄が走る。
 小生、このときに河内源氏による東国武士団編成とは、かくの如きものであったかと実感させられたのであります。
 いずれにせよ、47歳の近藤先生に幸多からんことを祈念致します。

 >薗田さん  ぜひ近々、例会で御研究の成果をお話し下さい。おって、山岡さんから催促が行きます。
 鹿児島で美しい景色というのは、なにしろ自然が雄大ですから、たくさんございますが、「山」で絞ると、
 ① 佐多岬から見た開聞岳。
 ② 宮崎県ですが、宮崎自動車道路上り線、都城IC付近から天気の良い夕方に見える高千穂。
 ③ 鴨池サンハイツのベランダからの早朝の桜島。
 ほかに、薩摩半島の金峰山とか野間岳も素晴らしいです。
 錦江湾に面した飛行場跡に立地する鴨池サンハイツは、鹿児島の人ならご存じと思いますが、小生は93年の夏、台風に被災した後、半年ほどここで暮らしました。8階のベランダからは眼前に巨大な桜島。たいへんな存在感でした。鹿児島市内からは、ほとんどどこからでも桜島が臨めますから、この地の出身者が懐かしく思う気持ちはよく分かります。小生の故郷の千葉など、懐かしむ対象が、高度経成長期以降つぎつぎと消滅致しましたので、鹿児島を故郷とする人をとてもうらやましく思います。
 
 >新地さん  「お名前」の覧に書き込まれていなかったので、こちらで入れさせていただきました。御了承下さい。
 いろいろ御紹介ありがとうございます。ゼミ旅行の行先ですが、目下、夏の旅行でみんな金欠状態ですので(私も)、しばらく考える余裕はないかも知れません。ただ、小生個人としては、いろいろ調査したいところもあり、また懐かしい皆様にもお目にかかりたく、冬には一度うかがいたいと思っております。そういえば、社叢学会の後、御一緒させていただいた井上満郎先生が、先月、隼人町のシンポに行かれたことを話しておられました。隼人といえば中村明蔵先生、隼人文化研究会といえばラ・サールの永山先生、隼人塚といえば隼人町教委の重久さんのお顔がすぐに思い浮かびます。
 新地さんには、前任の大学のゼミ旅行で鹿児島に行った際、一日御案内をいただいたことがありますが、またぜひお願いしたものと思っております。そういえば、あのときは鹿児島大学の金井静香先生のゼミと騎射場でコンパをしました。もし鹿児島ゼミ旅行が実現したら、今度は金井ゼミ出身の薗田さんにお手伝いいただけそうですね。
 ちなみに、新地さんからは川辺町の民俗芸能に関するビデオテープをお送りいただいたのですが、御覧になった門屋君・田中さん、そのうちご感想をお願い致します。

 >鈴木君  焼肉の「南大門」は日本のお寺の南大門とは訳が違いますね。安倍晴明も酒呑童子も東アジア世界=国際的舞台へ、といったところでしょうか。それにしても、プリンセスが式神とは?プリンセスは安倍晴明を式神にしているのではないかと思っておりましたが。
 なお、かくなる上は、かの「藤原利仁」の子孫、越前斎藤氏を御研究の山本君もぜひ参加されたらよろしいかと存じます。山本君も誰かの式神になったんでしたっけ?

社叢学界&式神?&女性史文献検索

No.2543

 先日の伏見稲荷大社での講演「神社と武士」は、大変興味深く聞かせていただきました。今まで神社や神祇関係は全くと言っていいほど、未知の分野でした、というより勉強不足でした。しかし夏休みのゼミ旅行や先日行って来ました出雲大社、また「大庭御厨」講読会での伊勢神宮など、何かと神社・神祇関係の勉強する機会が増えていただけに今の自分にとってカンフル剤になりました。一宮神事の流鏑馬など、武士論とは切っては切り離せない分野なのだと改めて実感しました。また野口先生がいつもご指摘の未だに改善していない自分の「国」の読み方には今後十分注意したいと思います。
 そして講演後は龍大の坂口君と共に夕食をご馳走になりました。本当にありがとうございました。長村君のような見事な食べぷっりではなかったのですが、かなりエネルギーを接収いたしました。
 また本日野口孝子先生の女性史文献検索のバイトでは、いろいろと勉強になりました。一つ一つの雑誌をめくっていると、
思いがけないものに出会えたりしました。
 >元木先生
 二次会までご馳走になってしまい(やはりお酒は弱いです)、本当にありがとうございました。また30日の「河内源氏ツアー」には参加したいと思います。よろしくお願いします。
 >野口先生
 夕食の際に、井上先生と野口先生が熱い議論を交わされていた「現在の学問の在り方」の話は聞いていて、少し考えさせられました。確かに資格授業などは、学生を息苦しいものにしていると思います。また昨今の大学事情を考えると、自分が一体何を勉強したいのかも分からないまま卒業してしまうと思います。そうのように考えるとこのゼミは貴重な存在だと思います(なんか当ゼミのプロパガンダ的な書き込みになってしまいました)。
 >鈴木君
 パソコンのお礼のメールが大変遅くなってゴメンナサイ。今使っているパソコンがプリンターとはつながっていなかったので、鈴木君から頂いたパソコンが大活躍です。本当に助かりました。ありがとう!いつかまた必ずお礼します。なお明日(22日)は史料ネットで平田さんと福井県に帰省しますので、今回は参加できません。ゴメンナサイ。
 

おめでとうございます\(^o^)/

薗田美和
No.2545

>近藤先生 お誕生日おめでとうございます!
当方「食べっぷりは男性の魅力のひとつ」と承知しております。見ていて爽快ですもの♪どうぞご謙遜なさらずに…

>元木先生 脱稿おめでとうございます。22日の会、私も参加させて頂きます(長村君に既に伝えております)!よろしくお願いいたします。

>野口先生 研究の報告ですね。現在、鎌倉後期の宇佐宮の組織再編について作業を進めております。幕府・朝廷の興行政策と神社の内部(大宮司・神官をはじめ本家の近衛家まで)がどのように絡み合っていたのか、神社組織の構造面から明らかにしようという試みです。いろいろとご意見を賜りたく思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。

私は②の高千穂の麓で育ちました。故郷を思い出すときは真っ先に朝もやにけむる高千穂の姿が浮かびます。小・中・高すべての遠足コースが霧島山系の山々だったおかげでしょうか。
ちなみに学部のときはゼミ旅行で入来町・川内市・出水市など県北地域を中心にめぐりました。入来院は中世前期を勉強されている方なら行って損はない場所だと思います。こちらのゼミで鹿児島旅行をご企画の際はどうぞお知らせ下さい。お手伝いいたしますよ。
※ラ・サールの永山先生には教職の授業でお世話になりました(永山先生~、覚えておいでですか?)。

>永富さん お久しぶりですね、お元気でしたか?
夏の日射しにはお互い泣かされますね(T_T)
秋のお手入れで美肌を取り戻しましょう!

お誕生日おめでとうございます。

平田樹理
No.2546

>近藤先生
 お誕生日おめでとうございます!
なかなかお会いする機会がなく残念ですが、次回ぜひお食事会にご一緒させていただければと思います。

>元木先生
 山本さん同様、福井へ史料ネットのお手伝いに行くため、明日は参加することができませんが、「河内源氏ツアー」にまた参加させて下さい。宜しくお願い致します。

>野口先生
 女性史文献目録取りのバイトでは孝子先生に本当にお世話になりました。自分にとっても、大変勉強になりました。ありがとうございました。
 ちなみに、来年「京都橘大学」へと変貌を遂げる京都橘女子大学は、現在急ピッチで様々な工事が進んでおりました。あとは、もうちょっと交通の便が良くなれば嬉しいんですけどね…(駅から道に迷いました)。

>薗田さん
 お久しぶりです、こんにちは。
明日はお会いすることができませんが、今度またゼミにいらして下さい。九州トークしましょう!(私はダイエーファンです)

お誕生日おめでとうございます☆

No.2547

>近藤先生、日を跨いでしまいましたがお誕生日おめでとうございます。うちの姉と同じ誕生日で、かなりびっくりしました。ステキな一年を送られるよう、お祈りしております。
>新地さん
 ビデオ野口先生から受け取りました。まだ門屋君に渡していませんので、その後感想を書き込みします。鹿児島のお話にも、ワクワクしました☆一度だけ鹿児島に行ったことがありますが、その時は父が「開聞岳の夕陽を見たい!!」と言ったので開聞岳を見て、指宿と鹿児島市内等々をまわったのだと思います。。小学生の頃の話ですので、記憶はおぼろですが・・・。
☆スズメさんについて
 おととい(20日)、資料館の友達と枚方へブドウ狩りに行ってきました!その帰りに皆さまから2日遅れて伏見稲荷に行き(土曜日は仕事だったので行けませんでした(ーー;)、私と佐伯さんの二人でスズメさんいただいてきましたよ!感想は・・・・鳥と言うよりは魚の感じに近いです。全体的にレバーっぽいかも。最も似ている物は・・・・市販されている鮎の甘露煮でしょうか。違うように感じられた方もおられるでしょうが、私にはそんな感じでした。間違いなく珍味ですね。

御礼

No.2548

みなさん、親さえも忘れている私の誕生日に、ご祝辞いただきありがとうございます。感激です。

来月30日の河内源氏ツアーで、みなさんにお会いできるのを楽しみにしております。

週刊ブックレビュー

No.2520

話題になっていました週刊ブックレビュー、今朝、見ました。
佐伯先生の優しさあふれるお顔が、2度も大きくアップで映りました。
この番組は3人のゲストがそれぞれオススメの1冊を持ち寄るという形で進みますが、他のゲストのオススメ本も必ず読んで感想を述べる形になっています。
ゲストの方々は、佐伯先生の本から受けた衝撃を素直に表現しておられました。
人の意見を聞いて、わたしももう1度読み返したくなってきました。

山岡さんから、BSは映らないので録画しておいて欲しいと頼まれていましたので、近いうちに研究室へ持って行きます。
なお、今晩11時45分からも再放送があります。朝見逃された方は、要チェックです!

Re: 週刊ブックレビュー

佐伯真一
No.2521

 山田さん、有り難うございました。
 私は、日曜8時という時間は寝ている日も多いのですが、さすがに起きて見ました。三浦先生がお持ちの拙著が付箋貼りまくり状態だったのもさることながら、他のゲストや司会の方々もきちんと読んでくださっているのに感激しました。ありがたや~、ありがたや(平日8時の別の番組風に)。
 個人的には、三浦先生が「文学研究」の立場から読んでくれたことが嬉しく(「歴史の本」扱いされるのが嫌だというわけでもないのですが)、また、「武士道」とはおよそ対極的な位置にいらっしゃる枡野浩一さんが、「もともとない幻想をさらに剥がされた」とおっしゃっていたのが、大ウケでした。枡野さんと「武士道」は合わないよなあ…。

オビのない『戦場の精神史』はさみしい。

No.2523

 ただ今、放送を見て参りました。日曜の朝8:00は早すぎると、はじめから再放送を予定していたのですが、今度は遅すぎて眠くなる始末。でも、一番最初で助かりました。
 何はともあれ、これで読者が激増することを期待します。ラスト・サムライ的「武士道」認識がどのようにして形成されたのか、本当の武士の行動様式は如何なるものだったのかということについては、これからの若い人たちに是非「知識」として知っておいて欲しいと思うのです。枡野さんみたいな人ばっかりだと良いのですがね。
 しかし、いったんインプットされた認識を変更するのは、とても困難だということは、研究の世界が一番それですから、なかなか難しい。昨日の社叢学会でもそういう思いにとらわれました。それにしても、山田さんのいうように、佐伯先生のニコニコしたお写真は好感度抜群ですね。
 ところで、BSのブックレビューは久しぶりに見たのですが、司会も変わったし、書評をする人も面白いジャンルから選ばれているな、と思いました。もう一つの感想はタイトルに書いたとおりです。石浜さんも、そう思われませんでしたか?

 昨日は、社叢学会に来られた若い人(小生の基準による)は全員元木先生と当ゼミの関係者ばかりでありました。坂口君ともお話が出来て幸いでした。上に書き込んでくれた薗田さん、書き込みだけでなくて、京女の方にもぜひお出かけ下さい。
 それから、井上満郎先生には大ご馳走になってしまいました。でも、小生の頂いたビールの量は元木先生の10分の1くらいでした。
 懸案の論文は何とか今週中に完了しそうです。22日は研究会終了後、元木先生に化けた酒呑童子さんにゼミメンバーをバトンタッチして(生贄に捧げて?)研究室に戻り、最後の仕上げにかかる所存です。
 元木先生、何卒よろしくお願いいたします。

週刊ブックレビュー

No.2524

 朝寝坊をしてしまい、再放送で見ました!
 身の回りにおられる先生方や学生ではない読者による書評を初めて聞いたのですが、やっぱり「衝撃的」かつ「面白い」という評価に変わりはなく、司会の人が「翻訳されて欧米の方にも読んでもらいたい」というような事も言っていて、思わずテレビの前で拍手☆でした。
 この先、教師として高校生と触れあう機会もあるかもしれませんが、その時にはぜひすすめていきたいと改めて思いました。

Re: 週刊ブックレビュー

No.2525

佐伯先生のご本はかなり話題になっているようですが、あれだけの問題提起的なご労作ですから当然のことと思います。昨日の講演でも、「理尽鈔」のだまし討ちに備えて武士は正直であれという心得について、取り上げさせていただきました。
 当方の保元・平治、足元にも及びませんが、まあ多少新味も出せたかなと思います。石浜さん、あとがきをまとめて、最終章と調整し、明日中には書き直した原稿をお送りします。

 それにしても、昨日の講演後のビールのうまかったこと。蒸し暑いのと、井上先生にご案内いただいて、伏見稲荷の境内をだいぶ歩いたのと、報告者用の水もなく、マイクもなくてのどがからからになったためです。大ジョッキは一杯で止めたのですが、中ジョッキ4杯、おまけに二次会でジョッキ二杯と水割り数杯(もう数えられない)をのみ、本日は昼過ぎまで二日酔いでした。
 しかし、講演者の目の前で寝ているおっさんがおり、よほど怒鳴ったろか!と思ってしまいました。それに限らず、このごろ、老いも若きも根本的な礼儀に欠ける輩が多すぎます。挨拶、お礼といった当たり前の礼儀もわきまえない人が増えてきたのは情けない限りです。人間関係を円滑に保つことがどれだけ大事か、よく考えてもらいたいものです。

 それはともかく、22日は安倍晴明殿の御所望に従い、焼肉にいたしたく存じます。休前日なので、予約した方がいいと思うのですが、長村君、参加者はどないなっとんねん。
 

『南大門の酒呑童子』

No.2526

 南大門で酒呑童子が安倍晴明を饗応する。・・・ここから、この恐ろしいお話は始まります。

 なかなか、舞台設定がととのって参りましたね。監督は能楽界の巨匠・長村祥知氏!
 楽しみです。

Re: 週刊ブックレビュー

No.2527

佐伯先生の御著書は中世のみならず近世近代までを見通した本で、大変勉強になりました。改めて御礼申し上げます。

22日の酒呑童子の会は、
6時から焼肉南大門(四条河原町)を予約しておきました。

鈴木君・永富さん、待ち合わせはどうしましょう?

Re: 週刊ブックレビュー

No.2531

>山田ちさ子さん
 わざわざありがとうございます!!BSが映らない我が家では、見ることができません。おかげで見ることができます。楽しみにしています♪ 

Re: 週刊ブックレビュー

No.2536

ちさこさ~ん>我が家もBSうつりません(T-T)(T-T)(T-T)(T-T)(T-T)(T-T)ビデオ見せていただけると嬉しいです。お願いします!!
それといまさらなのですが、ゼミ旅行の時に大宰府で撮ったプリクラがしおりのあいだから出てきました☆渡すのを忘れたままだったようです。今度お会いする時に持っていきますね!!本当にごめんなさい!!

元木先生>参加者のうちの一人となりました永富です。「安陪晴明様」に便乗する形になってしまったのですがすみません。
↑のスレにも書きましたが「元木レストラン」、楽しみです♪よく食べる「式神」ですが、どうぞよろしくおねがいいたします。m(._.)m

長村君>どうしましょう?長村君と先生はどの交通手段で来られるのでしょうか?それに合わせます。
もしくは現地集合でもかまいませんよ。
幹事さん、よろしくおねがいいたします。

BS効果

佐伯真一
No.2542

 野口先生のおっしゃるとおり、「サムライは嘘つきだ!」の帯がないと、何だか下半身が寒いような感じですね。本屋さんがここを見ていたら、是非、帯の名文句がちゃんと読めるように並べてください。
 さて、テレビといってもBSだから…と思っていたのですが、どうしてどうして、宣伝効果は大きかったようです。このところ、アマゾンで5000位前後だった拙著の売り上げが、昨夜気が付くと、一気に100位以内に入っていました。あまり格好のいい話ではありませんが、1時間ごとに変わる「トップランキング」なるものを、ついつい何度も(オリンピックの中継でも見ているような気分で)見てしまいました。何せ、50位近くともなると、下の方に、村上春樹『沈黙』だの、高橋留美子『犬夜叉』だの、『紺野あさ美写真集』だのがいるのを見下ろす(?)わけで、一夜だけの夢とわかっていても、つかの間のベストセラー気分です。
 予想通り、本日午後には無事(?)圏外に去り、温帯低気圧に変わったようですが…。南無阿弥陀仏。
 でも、初めて見ましたが、アマゾンの上位ランキングの本って、内容的には??って感じの本が多いですね。←負け惜しみ。

建礼門院徳子―こどもの声を聞いていますかー

No.2516

↑こんな講座を見付けました。
とりあえず、説明をお読み下さい。
 本格的な日本舞踊の鑑賞と、伝統文化こども教室でのお友達
 の成果を観ていただきます。(中略)また第二部は、平家物
 語での安徳天皇の入水を戦争の犠牲・虐待ととらえた「建礼
 門院徳子」(一幕回場)の舞踏劇を味わって下さい。
安徳天皇の入水=虐待・・・じゃあ、昔話「かちかち山」や「因幡の白ウサギ」みたいに、動物が動物を「虐待」する話はどうなるんだろう?「姨捨」の伝承は老人虐待ではないのか?安倍晴明の式神も、ある意味動物虐待では??などなどなどなど、なんだかちょっとズレた物のような気がします。まず子どもに味わわせるべきは、本物の平曲による「語り」や、原文の平家物語の文体の妙なんじゃあないでしょうかねぇ・・・・
 10月9日に府民ホールアルティで行われるそうです。

>佐伯さん
 というような内容だったようですよ。思わず苦笑しました。
ぜひ今度、この設定で一つ何か考えてみましょうか(笑)

短絡的な建礼門院徳子さんへの評価?

No.2517

 こういうとらえ方をしたくなる向きの心情もわからなくはありませんが、藤原道長を現代の収賄政治家と同一次元で捉えるのと同じような、「歴史」を無視した発想を感じざるを得ませんね。現代的価値観からの女性に対する母性の強制のようにも受け取れます。
 当時の人々の他界観とか、貴人の子女の養育のあり方とか、天皇とは如何なる存在であったのかとか、壇ノ浦における平家一門の統率者は誰であったのかとか、安徳を抱いて入水した時子に対する評価とか、京都に戻った徳子は本当に流布本『平家物語』の言うような晩年を送ったのかどうなのか(以前、佐伯真一先生から、このことに関する書き込みを頂きましたが)などなど、歴史学や国文学専攻のゼミメンバー諸姉兄には、よ~くお考えいただきたいところです。
 戦争の悲惨を語るなら、治承・寿永内乱においても、もっとほかに目を向ける対象があると思うのですが。

 いずれにしても、田中さんの仰るとおりです。面白い話題を提供してくださって、ありがとうございました。

 >社叢学会に行かれるメンバーへ  講師は「儀式殿」(高層の近代建築)に来るように言われています。会場もここでしょう。