二十歳より前のこと。

No.2478

 今月8日作家の水上勉氏が亡くなられました。門屋が水上氏の本をはじめて読んだのは高校生の時だったと思います。「五番町夕霧楼」を読んで非常に切ない気分になったのを今もはっきりと覚えています。その後「雁の寺」「越前竹人形」などを読んだかと思います。水上氏は少年時代に出家していたので根底に仏教があり広い静かな空間が広がっているのが大好きでした。
 少年の頃から伝記・評伝というものを読んでは挫折していたのを変えてくれたのも水上氏でした。氏の「才一」「良寛」「沢庵」「一休」は人物を描くことの面白さを教えてくれました。この経験がなければ現在の場所におらず、近代文学を専攻したいたやもしれないという位の経験です。(今、思うと)
 氏は幅広い知識で小説にとどまらず、幅広い分野で活動されていたので非常に残念です。これを機に復刊するものもあるでしょうから、もし書店で気が向いたら手にとってみてください。
 最近掲示板をにぎわせている「二十歳のころ」よりも前の私的読書体験でした。

氏の故郷の福井で蔵書が「若州一滴文庫」として開放されています。
http://www.itteki.jp/

中国山西省大同市

No.2469

中国山西省大同市から、一昨日帰国しました。

前に、山田先生が、私と植樹の関係に疑問符をつけていましたが、私自身も疑問符・・・・。
そもそも同僚の東洋史の谷口義介先生に誘われたのですが、
とにかく、簡単に行けないところに連れて行ってくれるというので、なにがなんだかわからないけれど、行ったわけです。

結果は、おもしろいのなんのって、おおげさにいうと人生観というか、世界観が変わったかも知れません。わずか1週間で。

いまの中国は世界の縮図です。
大同は北京からわずか?300キロなのですが、
まったく違う世界が広がっていました。
だいたい、大同というのは、歴史的にも重要な場所。
北魏の都が一時あったし、その関係で有名な雲崗の石窟があることはご存じでしょう。

漢民族と北方遊牧民が対峙する最前線。

しかも、日中戦争では、あの日本軍の三光作戦の舞台。
住民虐殺がいたるところであったところ。
しかも中国一の炭坑がある。

かつては、森でおおわれた肥沃な土地だったようですが、
現在は中国の最貧地帯。森がなくなって、黄土でおおわれ、
作物がとれない。

あらゆる矛盾が凝縮している場所なのです。
しかも、北京の水瓶となる川が干上がっている。
すでに黄河は渤海湾の手前で干上がっている。
北京の繁栄は、砂上の楼閣である。
もちろん、環境破壊、水質汚染も凄い。

中国はいま高度成長とバブルが一緒にきたような騒ぎで、
そのおかげで世界経済がなんとかもっている。
ところが、これが必ずはじける。
北京オリンピックのあと、どうなるんでしょう。

といった具合で、まったく頭の整理がされていないのですが、
木の苗を植える日本人のNGOの地道な活動に参加してきたのです。ろくすっぽスコップももったことのない人間ですが、
いま、日本人が中国でできることを、ほんの少しやってきた。

自分の仕事との関係でいえば、「勧農」の意味が見えたかな。

興味のある方は、下記のホームページをご覧下さい。
http://homepage3.nifty.com/gentree/

Re: 中国山西省大同市

No.2470

美川先生 おかえりなさい。

今日は史料講読の最終日なので、皆さんのレスが遅いかもしれません...
プロジェクトXでやってた「日本沙漠緑化実践協会」とは、全く別の団体なんですね。(どうしても、中国・緑化=プロジェクトXと連想しまいます(^_^;)


>高度成長とバブルが一緒にきたような騒ぎで
石炭中心から、原子力へエネルギー政策を転換するというニュースがありましたが、中国では“一つとばし”が当たり前ということでしょうか。

どっちにしても、体を動かさずあーだこーだ言う人間よりも、実際体を動かして活動できる人間が偉い...と思います。ただ、僕にはそこまでの機動力がないのでイジイジしてるだけになってしまいます...。植林する木はどんな種類のものですか?

関係ない話ですが、中国つながりということで。
LOVERS(原題は「十面埋伏」)を見ました、ラストサムライ(笑)と比べると、「あんな戦い方があるんだ!!」といろいろ感激してしまいました。時代劇に慣れてしまった僕としてはとても新鮮でした(^o^)。映画専門の山本さんに批評を聞きたい所です!!

>野口ゼミの皆様へ
 今日は突然お邪魔してすいません。急いでいたのですぐに帰ってしまいましたが、史料講読はうまくいきましたでしょうか?打ち上げの様子なども教えてくださいね♪

美川先生の「崇徳院」論文、刊行近し!

No.2475

 遣唐植樹大使・美川先生の無事の御帰朝、祝着至極に存じます。このところ、身の回りには海外で見聞を広められる方が多く、長く鎖国を続けている小生、身の置き所がありません。
 ところで、もう大昔のことような感想を持たれるかと思いますが、美川先生が中国に出かけられる直前にご覧になった亀山殿跡、小生も見学の機会を得ました(NO.2431)。あの堀は本当に興味津々ですね。
 御高論「崇徳院生誕問題の歴史的背景」も、いよいよ『古代文化』次号(56巻10号)の巻頭に掲載です。反響が楽しみです。
 小生は目下『承久記』に関する論文執筆で、悪戦苦闘中であります。
 ちなみに、承久の乱後、京方のある人物の日記が幕府に没収されたために、院に加担した人々が恐慌をきたしたという話を何かの本か論文で読んだ記憶があるのですが、何だったか思い出せません。ご存じの方がおられましたら、御教示下さい。

つづき(こんな話で失礼。)

No.2466

「つづく」といいながら何も出てこず、大変失礼いたしました。次々に送られてくる原稿の山を前に、悲鳴をあげていた…と言えればいいのですが…。ただ、まじめに書こうとすると、意外に腰がひけてしまいそうになる、というのも事実です。恥さらし、でもありますし、内幕暴露でしかなかったりしますので。で、とにかく、つづきです。カバーのそでの文章がなぜ間違ったのか…。

まず、最初に先生に大学の研究室でお会いしたのが、01年の10月12日。その数ヶ月前の京女講演会後のお蕎麦屋さんで抜き刷りをいただいたのがはじまりだったかと記憶しています。その抜き刷りが面白かったので、編集部の会議にかくかくしかじかの内容でやってみたいと提出したのが、10月2日。タイトルは「日本人はどう戦ってきたのか」としていました。その企画書には、「戦いにおける日本人の本音と建前から、日本人の行動原理の本質に迫る」とありますので、それほど狙いを外していなかったような、微妙にずれているような。ただこの段階では、具体例については、平家しか意識していなかったのは、確実のようです。
内容構成については、2002年7月3日付けでいただいた構成案で概ね合意に達したようです。ほぼ序章から3章までは出来上がった本と同じです。ちなみに、序章・『平家物語』のだまし討ち、第一章・神話の戦争・征夷の戦争、第二章・フェアプレイの成立、第三章・掟破りの武士達。4章がまだ当時は「倫理的「武士道」の成立」になっていました。
同時に執筆も、私からすると順調に、先生は四苦八苦しながら進めていただいていたようです。7月にはすでに序章と1章ができており、翌03年5月の連休中には3章が、翌6月には4章が出来上がり、送られてきました。
それから、書き直しのお願いが始まりました。結局、1~2回書き直しをお願いしたかと記憶しております。それと同時に刊行時期をどうするかについても迷いはじめています。NHKブックス1000号記念フェアがあったりしましたし、自分の好きな月に出せるわけではなく、他の人との調整もしなければなりませんし。
とにかくその間、会社的な手続きを順調に進め、03年12月には正式な提案を行っています。その際、タイトルは『戦場の精神史~武士の行動原理を探る』となっています。
ここまでからすると、この本に関しては、かなり余裕をもって作っているように思われるかもしれません。そう見えてもしかたないかもしれませんが、ただし、著者に対しては余裕を見せていましたが、実はそれほどなかったのも事実です。その間にも、何冊かNHKブックスを出しましたし、当然、新たに企画が進行したものもあり、NHKブックス1000号記念フェアの準備もありで、実は、てんてこ舞いだったのです。この、余裕があるように見えて、実はまったくないというのが、味噌かもしれません。

それはともかく、12月に行った企画書中の企画意図には、
「…まず『平家物語』『太平記』『今昔物語』に数多く描かれる合戦シーンを緻密に分析し、例えば、降伏すれば助けると騙し、越中前司盛俊の首をとった猪俣則綱の行為や、和平を申し込んでおきながら、平維茂に夜討ちをかけ、逃げ出すものを皆殺しにした藤原諸仁の戦いから、正々堂々と戦い、だまし討ちを否定していたという武士像の虚偽を明らかにする。…」
という部分があります。それが、この企画書を基に04年3月末に書いた書店向けの「新刊案内」という小冊子では、
「武士道が唱える武士の潔癖な倫理・道徳。だが、武士は本当に正々堂々と戦い、卑怯な行いを嫌ったのだろうか。『平家物語』「越中前司最期」をはじめとする、数多くのだまし討ちシーンを分析することから、謀略と虚偽を肯定する戦場独特の倫理感覚を明らかにする。「武士道」の虚像を剥ぐ画期的論考。」
となっています。そしてこれをもとにカバーのそでの文章を書いたわけです。書いたのは3月なかばでしたが、『平家物語』はいいとして、『平家物語』以外ではどれが適切なのか、あまりちゃんと調べる余裕を失っていたように記憶しています。とにかく、『平家物語』以外にもう一つということで『太平記』を選んだのはいいとして、この本で先生が用いたどの挿話を使うかの選択は、杜撰だったといえるかもしれません。ゲラを繰っていって、そういえば、「阿保・秋山」の話は面白そうだなと単純に考え、深く考えずに選んだようです。よく考えれば、「阿保・秋山河原軍の事」がだまし討ちでないことはすぐわかるはずですが、一度書いてしまったものを、さらにあれこれしようという気はなかったようです。むしろ、この時期になると、頭はほとんど1000号記念フェアでいっぱいになっていました。その準備や、自分が出す本の用意で、かなり切羽詰っていたかもしれません。したがって、一度書いた文章をまともに見直す機会を逸したといえるでしょう。編集者というのは、ある程度はいい加減さを兼ね備えていないと、何冊も本を出せないようですが、いい加減さと緻密さのあわいをうまく加減しないと、先生方の信用を失ってしまうので、そうしながらも、そう見せない、その技の使いみちを間違えた、といえるかもしれません。

なぜ間違えたのかといった大げさなことではなく、間違えた私って、大変だったのよ、などという言い訳めいた話になってしまい、なぁ~んだと思われたかもしれません。全然参考にならないような話を延々と書いてしまい、申し訳なかったです。それでも、たまにはこんな話があってもいいではないかということで、お許しください。
佐伯先生がこれを読んで何と思われるか…なんといい加減な奴だと叱責の声が聞こえてきそうで…。

なお、お知らせですが、BSブックレヴューという番組がありますが、19日の放送で『戦場の精神史』を取り上げてくれるそうです。よろしければ、ご覧ください。

いやいや

佐伯真一
No.2468

 石浜さん、久々の「つづき」、有り難うございました(これが出てるよ、と教えてくれた近藤好和氏にも御礼)。
 何だかもう忘れていることも多く、いやあ、そういえばそんな経過でしたねえ、という感じですが、追加するとすれば、当初、私の案では書名を『合戦の掟』としていたことでしょうか。今でも私のハード・ディスクには、その名前のフォルダに原稿が入っています。その後、私の別な案もありましたが、『戦場の精神史』の名付け親は石浜さんでした。最終段階では、「武士道」を主題に入れる案などもあったかと思いますが、私としては、この書名がとても気に入っていて、他にはあり得ないと思っています。書名だけでなくて、第4章がふくれあがったことや、第1章と終章の構成その他、本文も、石浜さんに負うところが大です(「あとがき」にも書いたのでこれぐらいにしますが)。
 実は大変なご多忙だったのだと伺うにつけても、そのさ中にきちんと読んで、私自身が、自分の案よりも気に入る書名をつけてくださったことなど、この場を借りて改めて感謝します(帯についても、「売れ行きの半分は帯の功績だ」という声多し)。
 私も、いくつもミスをやって、ギリギリで直したりして、石浜さんにはご迷惑をおかけしました(内容は内緒。武士の情け?)。なお残った問題も、増刷で直してほっとしてます。


便乗ですが

No.2472

石浜さん、先日は拙稿についてご意見ありがとうございました。いつも適切なご意見を賜り、ありがとうございます。ずいぶん力づけられました。
 ところが、先日の第4章についてコメントをいただいた時、またまたPCがぶっ壊れました。初期化しても埒が明かず、今度はあきらめて新規購入したのですが、ADSLにつないだところ、インターネットは使えるのに、OUTLOOK EXPRESSは、わけのわからんエラーメッセージ(既定のサーバが見つからないとか何とか)が出てメールが使用できない有様。おまけに院入試、学務の委員会の合宿(自己評価関係)で監禁され、半ば狂乱状態になっております。ワープロが壊れ、パソコンも壊れ、やはり祟りか!と途方にくれるこのごろです。お返事が送れないのはそんな事情です。鈴木君、どうすればいいのでしょうか?ご教示ください。
そんな機械音痴は手書きにしろ、なんていわないで!
なお、最初の故障のとき前のPCを初期化したのでアドレスも消滅してしまいました。恐れ入りますが、関係各位にはメールをお送りくださいますようお願いいたします。とほほほ・・・

メールの設定について

No.2473

>元木先生へ

 文章からでしか状況が判断できませんので、あいまいな情報ですが、分かる範囲で対処法を書きます。

「既定のサーバが見つからない・・・」という事は、メールの設定が上手く出来ていない。もしくは、移行できていない状況だと思います。掲示板での投稿内容から判断すると、@niftyでの接続だと思いますのでプロバイダの説明をリンクしておきます。
http://www.nifty.com/support/manual/mail/win_oe6x.htm

メールの設定に必要なのは基本的に、
○受信サーバの設定(POP3サーバもしくはPOPサーバ)…いわゆる郵便受け[pop.nifty.com]
○送信サーバの設定(SMTPサーバ)…ポストです[smtp.nifty.com]
○アカウント名(ユーザIDなどなど...)[メールアドレスの@より前の部分]
○パスワード[いつものパスワード]
の4点のみです。([]内はniftyでの設定例です。)
 niftyの場合セキュリティの為に、送信側にも認証が必要ですのでそこを注意してください。

 PCが壊れたとの事ですが、どういった状況だったのでしょうか?ハードディスクが壊れる以外は、すべて設定に関するトラブルだと思いますし、機械の故障であれば中のデータは簡単に復旧or取り出す事ができます。調子が悪くなったときは焦らずに購入店などで相談するのがいいと思います。
 また、京大には情報センターに腕の良いスタッフが揃ってると思いますので(いつも読んでいるコンピュータ雑誌に、よく記事が載っています。ちなみに京女の先生&学生の記事も・・・。)そこに聞くのも良いかもしれません。
 京都教育大学の場合ですが(他は知りません)、教官のパソコンのトラブルに関しては対応することが多いです。

P.S.もちろん一番大事なのは、CDなりフロッピーなりにバックアップすることですが。(つい1時間前にも、大事なデータを全消去しかけて焦ってました。(@_@))

助かりました

No.2476

 鈴木君、早速のご教示有難うございました。
 おかげで回復いたしました。厚く御礼申し上げます。
 いずれ、どこかでご馳走でも致したいと思います(酒呑童子)。
 前のPCは突然セーフモードとなり、初期化したまではよかったのですが、急にCDーROMのトレイが動かず、にっちもさっちも行かなくなりました。
 初期化が4回目という始末なので、腹が立って新品と買い換えたしだいです。アドレス帳を除いて、もとからたいしたデータは入れていませんでしたから、その意味では実害はありませんでしたが。
 また何かありましたらよろしくお願いいたします。
 というわけで、石浜さん、無事信頼は斬首されております。

便乗に便乗のうえに、業務連絡です。

No.2477

 >石浜さん 貴重な「つづき」のお話をありがとうございました。
 >佐伯先生 御著書の早々の再版、おめでとうございます。売れて当然の御著書ですが。
 
 19日のBSブックレビューではどなたが紹介されるのでしょうか、楽しみです。ただ、例によって忘れる危険性アリなので、ゼミメンバーのどなたか、録画をよろしく。

 >元木先生 もはやワープロやパソコンはノートや筆記用具代わりですから、さぞご不自由のことと存じます。小生もトラブル発生のたびに鈴木君の適切な、わかりやすいアドバイスに助けられておりますが、いかがでしょうか。
 メールが使用不能とのことですので、ここに書き込ませていただきますが、社叢学会のコメント、論文の締切が近く、その執筆のために、用意が遅れております。元木先生のお話の内容について、FAX(自宅・研究室とも電話と同じ番号です)で箇条書きにてでも御教示頂ければ幸いです。なお、当日は手伝い役に、武士論を研究テーマに掲げている院生に同行してもらうつもりでおります。よろしく、お願い申しあげます。

 ↑と書き込んでいる間に、元木先生のパソコン設定完了の書き込みがございました。めでたし、めでたしです。

BSブック・レビュー

佐伯真一
No.2488

>野口先生
紹介してくれるのは、千葉大の三浦佑之先生のようです。大ヒットした口語訳古事記で有名な古代文学の研究者です。私としては、面識がある程度で、特におつきあいがあるわけではないので、どのように紹介してくださるのか、全くわからず、楽しみです。ご報告まで。

本ができるまで

No.2492

 肝心の石浜さんの投稿に関するコメントが無かったことに気づきました。遅くなって申し訳ありません。

 映画館に行ってパンフレットを買うように、またDVD版の特典映像のように、どのようにして「戦場の精神史」が生み出されたのか、垣間見た気がしました。
 (普段はコンピュータ関連の本ばかり買っているので、本のカバーも帯も買ってきてすぐにはがしてしまうのですが...)
 今まで、本を出版する人たちはとても遠い存在という感覚だったのですが、野口ゼミに関わるようになってから、とても身近に感じられるようになりました。(特に中世史関連のコーナーは知ってる[知ってしまった]著者がいっぱい!。最近は自分の専門分野以上に知ってたり..(^_^;)
 
 学校では教えてくれない、本の楽しみ方を知ってしまったのかもしれません☆

元木先生>
 無事、トラブル解決できたという事なので、安心しました。
 機会がありましたら、”ご馳走☆”よろしくお願いします。とても楽しみにしています。
 また、何かありましたらご連絡ください。わかる範囲内ではありますが、何とか対処したいと思います。
(壊れた前のPCは古い機種なのでしょうか?)

 
 
 
 

ブック・レビューの放送、期待しています。

No.2494

 佐伯先生、お知らせありがとうございました。何しろ見逃さないようにしたいと思います。
 三浦佑之先生はすごいHPをお持ちです。題して「神話と昔話 三浦佑之宣伝板」

 http://homepage1.nifty.com./miuras-tiger/

 >鈴木君 元木先生には永富さんとセットでということでお願いしておきましたので。

「山岡文書」の発見!!

No.2462

 本日の史料講読会に『天養記』所収文書の一点の新出案文が紹介されました。山岡瞳氏所蔵文書です。なかなかの絶品です。まるで昨日書かれたもののように保存状態も抜群。しかも、成立の経緯も伝来もはっきりしています。古文書蒐集家の山田先生、購入されませんか?「お安くしておきまっせ!」
 山岡さんによって数日前に成立(写真版を元に毛筆で書写)したこの古?文書。本当に良くできております。小生もビックリしました。古文書学の授業方法は、この手がありましたなあ。
 今日は長村君のしっかりした事前研究のおかげで、文書の上申下達の実態もよくわかり、とても勉強になりました。そして、いよいよ明日は「字上総曹司」の義朝さんや相模の有力武士団の三浦氏や中村氏も登場する文書。担当の岩田君、おおいに期待しておりますぞ。
 それから、滑川姉上の2回生に対するアドバイスは、とてもツボを得ています。今後ともよろしく。やはり、ゼミというのは主体的な学習意志のあるメンバーによって構成されて然るべきものだということがよく分かりますね。
 大学たるものは、こうでなくっちゃね。

Re: 「山岡文書」の発見!!

山岡  瞳
No.2467

連日の史料講読、お疲れ様です。「山岡文書」というすごい名前がついてしまいましたが、写真版を見ていたら血が騒いでしまい、その後半紙と筆を取り出して書写したものを一発ネタに研究室に持っていったものです。古文書は読む対象であることはもちろんですが、私にとっては書く対象でもあるんだな・・・、と思ってしまいました。しかし、書けても読めなくては何の意味もありません!!日々精進したいと思います。

 今回の講読ではレジュメの作り方に始まり、古文書の基礎知識、さらには伊勢神宮の祭祀組織、2回生ではなかなか知ることができないことばかりを分かるまで教えてくださった先輩方、本当にありがとうございます。最終日もよろしくお願いします。

講義要旨拝受

No.2459

本日、講義要旨が届けられたとの連絡が生涯学習センターからありました。ご多忙のところありがとうございました。当日のご予定をお聞きしたいと思います。たぶん飛行機とホテルのセットがあるのではないかと思いますが。翌日、上京することになり、お会いできません。当日ないし前日は吉井さんと時間をとってあります。
ところで、上横手先生から献本についての連絡ありました。かなり重複するのではないかと思います。日本史研究会には参加したいのですが、はっきりしましたら、ご連絡いたします。
ご来仙を楽しみにお待ちいたしております。

Re: 講義要旨拝受

No.2460

 >岡田先生 遠路ですので、前日のうちに仙台に赴き、東北福祉大学でお話しをさせていただいた後、授業の関係ですぐに京都に戻る予定でおります。

 ※ 上記は、今秋10~11月に東北福祉大学で開かれる宮城県民大学開放講座『義経-その生涯と時代』の出講に関する話です。この講座は全6回で、岡田先生や小生のほか、平泉町埋文センターの本澤慎輔先生、東北大の入間田宣夫先生、鶴見大の関幸彦先生、東北福祉大の吉井宏先生がそれぞれのテーマで担当されます。
 もう一つの献本の話は、近く文英堂から刊行される『源義経』の話です。この本の内容については、刊行時点で御紹介させていただきたいと思います。

コラム②(やるつもりはなかったんですけどねえ)

No.2454

 夕食後に一眠りしたら、寝られなくなってしまいましたの
で、以前(だーいぶ前NO.2042参照)に書いたコラムの第②弾
を。長村くんや山本さんが喜びそう(?)なお話です。
 歴史資料館での仕事もだいぶ佳境に入り、あと二ヶ月を残す
までになりました。燈心文庫(林家辰三郎氏所蔵本)を整理し
ていると、本の頁の間から私信が出てくることもよくありま
す。謹呈本の中から、著者からのお手紙が登場するというのが
一番よくあるパターンなのですが、今日は古い本の間から一枚
の葉書が出てきました。
 現在の官製葉書よりも一回り小さい葉書には「軍事郵便」と
所属部隊名が朱で書かれており、差出人は「清水三男」となっ
ていました。
 「清水三男氏→荘園制」という図式は私でも知っていました
が、実際にその著書に触れたことはなく、研究史の中でのみ知
っているという研究者でした(勉強不足が露呈します
ね・・・)。徴兵された清水氏から在京の林屋氏への葉書に
は、時候の挨拶もそこそこに、林屋氏が調査した神社文書に自
分に関係する文書はなかったか、市史編纂はどうなっているの
か等研究に関することから、共通の友人の話題に至るまで
(「石母田くんの著書が出ますね」という一文には、佐伯さん
と二人でおののきました)、狭いスペースにぎっしりと細かな
文字で書き込まれていました。文章の殆どは研究に関する事
で、清水氏の強い想いは何も知らずに葉書を読んだ私にも、痛
いほどに伝わってきました。葉書を見付けた後で、佐伯さんか
らのお話と、著作集に収録されている林屋氏の回想を読み、清
水氏が大学院修了後の教員時代に治安維持法違反で逮捕・拘留
され、釈放の四年後に徴兵され、終戦後シベリアに抑留されて
亡くなられた事を知りました。今ある著作は、釈放されてから
出征までの四年間の間に書かれた物であることも知り、何とも
切ない時代があったのだと、改めて思い知らされたような気が
しました。
 林屋氏の回想をもとに燈心文庫を探してみると、蔵書の中か
ら清水氏の形見分けで頂いたという『新校群書類従』も見つか
りました。「差入許可」という判が押された本は、清水氏の拘
留中にご家族から差し入れられた本なのだそうです。
 私信ですのでこの先、あの葉書が誰かの目に触れる事はない
かもしれません。資料館での仕事中の一こまです。葉書の最後
に「寒さにつけ、ハイボールのなつかしいことーーー」と書か
れていたのが、言いようもなく悲しく映りました。
拙い文章で、長々と失礼をいたしました。

戦後、59年。.

No.2458

 小生の世代は、親の世代が徴兵された年齢に近いので、学生のころなどに、この世代の教師などから戦場で清水氏のような活字に飢えていた話をよく聞きました。
 それにひきかえ、今の我々は見たい論文も史料もすぐ手に入る。こんなに恵まれているのに怠惰に過ごしていて、本当に反省させられます。
 同じように、本当の戦争の経験者がいなくなって、平気で「戦争もあってしかるべし」みたいなことを言う人が増えてきた。欠乏感とか極限状況の経験とか、何世代かごとに繰り返さないと、人間社会というのはダメなのかと思ってしまいます。
 清水三男さんが、現在の研究者や学生を見たらなんと仰るか。小生など、身の置き所がありません。
 田中さんも佐伯君も、良い勉強をされていますね。

Re: コラム②(やるつもりはなかったんです...

No.2465

田中さん
ごぶさた(?)しております。
野口先生が仰っているのと同様、戦中に研究をすすめられた先学を思い、多くのことを考えさせられました。
どうもありがとうございます。

飼い主募集

No.2452

おとつい、家のそばに生まれたての子猫が三匹、雨の中ダンボール箱に入れて捨ててありました。
まだ目も開いていない状態で生後一週間もたっていないと思われます。
とりあえず今我が家で保護してお世話しているのですが、三匹も飼えないのでどなたか大切に可愛がっていただける方を募集しております。
もしおられましたら私までご連絡くださいませ。

歴史家は猫好きだ。

No.2457

 飼いたいのですが、当家には親子の白猫がいて、もう無理です。どなたか、ぜひ飼ってあげてください。
 小生、若いころ大型犬(コリー牡)を二度飼ったことがありますが、今は猫がよい。
 犬は主人に、常に申し訳ないくらいに従順ですが、猫は距離をおく。そこがよい。猫の生き方からは学ぶべき点が沢山あるのです。
 ちなみに、元木先生も柳原先生も猫が大好きです(機密情報の漏洩スミマセヌ)。あやからんと思う方は是非、永富さんに御連絡を!

にゃんにゃん

No.2461

犬の従順さ、私は逆に見習わなければならないかもしれません☆当ゼミメンバーを犬系、猫系で分けてみると、新たな構図がわかってなかなかおもしろいかもしれません☆(失礼)

母猫のいない中での子育てはなかなか大変です・・・
今まで赤ちゃん猫なんて育てたことがなかったのでとりあえずネットで育て方を調べてみたところ、授乳は三時間おき、グルーミングやマッサージ、排泄・・・どうせなら子猫だけじゃなくて、母猫ごと捨てておいてほしかった☆なんておもったりもして・・・(あと一ヶ月もすれば楽になるのですが)
まだ目が見えないのに泣きながら母親を探して動き回っている姿を見るとなんだか胸がいたみます。

ついでにどうして我が家に来たのか、そのいきさつを説明します。
この子たちはうちの隣(といっても50Mほど先)のYさん宅の玄関に雨に濡れながら捨てられていたそうです。
Yさんの動物好きは近所では有名なので、元の飼い主は何とかしてくれるだろうとおもって玄関に置いていったんでしょう。ところがYさん宅にはすでに四頭もの犬がいるため、Yさんから頼まれて我が家が急遽預かることになったのです。

保健所に引き取ってもらう話も出たのですが、ごみ袋につめられてガスで窒息死→そのまま焼却(くわしくはこちらhttp://www.tanteifile.com/tamashii/scoop/0303/28_01/index.html)ということを考えると到底そんなことできません。

よい飼い主さんが現れることを祈っております。

犬系。

No.2464

猫の話から話題がそれますが、私完全なる犬系であります。
「デリケート」なわたくしは様々なアレルギーを所持しておりますがその中に「猫の毛」というのがあります。猫のいる空間に行くと30分としないうちに撃退されてしまいます。
このようなわけでわが家には犬がおります。(雑種)野口先生がおっしゃる「歴史家の猫好き」と対照的(?)に犬好きの先生がわたくしのまわりにはたくさんいらっしゃいます。
このような事情でわたくしは今回の件ではお手伝いできませんがなんとか悲しい結末にならなければと思います。

☆★☆お誕生日おめでとう☆★☆

No.2445

山内さん、ハタチのお誕生日おめでとう♪
私がハタチになった時は(夏休みまっただ中でしたが)遊びに遊んでいたような気がします。(事実確認は当時からご存じの門屋氏へどうぞ)初めて家族とではなく、友達と海外旅行に出かけたのもハタチの頃で、2週間アメリカ(シアトル&L.A.)に行って色んなものを見て、いろんな体験をしてきました。1回生の頃から始めた大学の中世文学研究会で、建礼門院の勉強をし始めて、佐伯先生の御論文に出会ったのもハタチの頃でした。これは、勿論現在に続いています。ハタチの頃に見た物や体験した物で現在に繋がっているものは、とても多いと思いますし、これからもきっとそうだと思っています。ま、とにかく勉強はもちろんですが、勉強と同じくらいたくさん遊んで、色んな物を見て、ステキな1年を過ごしてくださいませ♪

☆★☆お誕生日おめでとう☆★☆2

No.2446

 山内さん。9月というのは聞いていましたが、今日でしたか。おめでとうございます。台風で京都に戻れず、残念でした。
 10日のお食事会でお祝いですね。小生は元寇(原稿)で、いよいよせっぱ詰まっていますので、田中姉さん、よろしく。
 また昔話。「拙者二十歳のおりは、大学には兜をかぶり、覆面をした者ども多く、石合戦も日常にて」という感じで、まあ「非管理的で、過酷だが自由な」中世でした。小生、ちょうど、誕生日の直後に、東武東上線霞ヶ関駅近く、入間川河畔の河越館跡の発掘調査に参加し、堀の跡発見と喜んで、肥だめに落ちたことを思い出しました。とても臭かったです。
 思えば、ウンのつき始めでしたね。祝言にきたなき話で恐縮でした。
 これから、廣瀬さんも山岡さんも続々と二十歳ですが、先はまだまだ長いので、まあ気持ちを楽にして、楽しく過ごしてください。

☆★☆お誕生日おめでとう☆★☆3

No.2447

山内さんお誕生日おめでとう。
上の上に同じで、門屋も二十歳の時は遊んでおりました。
(もうちょっとした昔話です)
勉強は大してしておらず、(兵藤先生の論文は読んでいましたが…)本当に遊んでましたね。
大学にも慣れて視野が広がって、この先につながる経験がいっぱいできた時期やったと今考えると思います。
と、いうわけでとにかく充実した一年にしてください!!

二十歳になりました!

山内 梓
No.2448

山口からの帰りの新幹線の中から、書き込みをさせていただいております。昨日の山口県は風雨ともに激しく、わが家も深夜の一時過ぎまで停電でした。そして、真っ暗闇の中で誕生日を迎えるという、奇特な体験をいたしました。昨日は急遽、購読会を休んでしまい野口先生、出席者の皆さんにご迷惑をおかけしてしまいました。本当に申し訳ありませんでした。そして、野口先生、田中さん、門屋さん、お祝いのお言葉、ありがとうございました!。とても嬉しいです☆特に田中さんの十二時ジャストの書き込みには感激しました!。皆さんの書き込みを読む限りでは二十歳はいっぱい遊ぶことが大事みたいですね。私は最近、自分の視野の狭さをつくづく感じているので視野を広げるためにも今年はたくさん遊びたいです(お酒も解禁だし)。あ、勉強の方もマイペースにこつこつやっていきます。二十歳になっても中身はまだまだ子供ですが、これからもよろしくおねがいします。

☆★☆お誕生日おめでとう☆★☆4

No.2450

遅ればせながらですがHappyBirthday!!
台風直撃の中でのお誕生日だったようですが、その台風に負けない勢いで勉強に、遊びに、そして夢に向かってつきすすんでいってくださいね♪(少々まわりをふっ飛ばしてもお兄ちゃんがフォローしてくれるから大丈夫でしょう☆笑)

みなさん二十歳の時のことを書いておられるのでわたしも・・・
二十歳の時といえばちょうどこの宗教文化研究所ゼミに入って、HPをたちあげたり「紫苑」創刊号をつくったりした頃ですねえ。
例会ではわけもわからないまま、先輩方の発表をきいて「ついていけない・・・・」と毎回悩んでおりました☆
「紫苑」に関してはベースを作ったとはいえ、まだたった二冊しか出てないので、これから後輩のみなさんが引き継いでさらにいい「紫苑」を三号、四号・・・とつくりあげていってください。期待しています。
遊びに関しては・・・・それはまたゆっくり「女子コン」にてお話しましょう(笑)

少々最近遊びすぎている22歳のプリンセスより☆

Re: ☆★☆お誕生日おめでとう☆★☆5

平田樹理
No.2455

梓ちゃん、お誕生日おめでとうございます!
いっぱい遊んで、学んで、青春して、後悔することのないよう日々を過ごしてくださいね。

ありがとうござます♪

山内 梓
No.2463

>永富さん、平田さん
お祝いのお言葉、ありがとうございました。
私もまだまだ先輩方の発表に「ついていけない…」日々ですがいつかついていけるように精進してまいります。もちろん遊びも青春することも忘れずに後悔のない一年を送りたいです☆。

>岩田師範
今本日の講読会では初めて取り組む古文書に四苦八苦し、とてもお聞き苦しい発表になってしまいました。それと同時に古文書を読むには独特の言い回し、様式、発給された背景などかなりの既存知識が必要だという事も身にしみてわかりました。なので、本日話されていた古文書の勉強会の件、是非前向きに検討していただきたいです。さぞお忙しいこととは思いますが、よろしくお願いします。

ひそかにスレッド更新

No.2471

遅くなりましたが、誕生日おめでとう!!

 僕は3月生まれなので、成人式のほうが先に済んでしまい、なんというか成人になったという感動はいろいろと分散してしまった記憶があります。
 しかも誕生日当日は、集中講義(しかもコンピュータと1週間にらめっこ)があったりして、誕生日を祝う気分では無かったのを記録(記憶ではありません。あくまでも電子的に)しています。
 
 20歳は、体力もまだまだあるし、たくさんの事を同時並行でやっても余りある気力もあると思うので(最近は同時進行が難しくなってしまいました...)
 やり残す事の無いようにいっぱい手を出すのがいいかもしれません☆
 山内さんにとって実りの多い1年になるといいですね!!

この感激を、いつの日も

岩田慎平
No.2474

 山内さん、二十歳のお誕生日おめでとうございます。

 みなさん二十歳の時のことを書いておられるので僕も少し書きます。
 先輩方の御指導を受けながら、伏見宮貞成親王の日記『看聞日記』の講読のゼミ(学生・院生が開催する勉強会)に参加するようになったのが、ちょうど一九歳から二十歳になる頃でした。
 ゼミの一回目の担当は、先輩方のアドバイスも多く頂戴しながら、なかなか無難に終えることができたと記憶しています。しかし二度目の担当は、たぶん一回目が無難に済んだので舐めてかかっていたんでしょう、ロクな準備もしないままゼミに臨み、『日記』の前で立ち往生したまま、他の参加者のみなさんに随分なご迷惑をお掛けしたことをよく覚えています。
 そのゼミは、それから四年ほどの間参加していました。実にいろんな人が関わってくれた、宗文研ゼミに劣らぬパワフルなゼミだったんですよ。
 僕の史料読解の基礎は、間違いなくそのゼミ(と『看聞日記』)で培われたものです。歳が近い者同士、遠慮無くものを言い合いながら勉強できる環境がよかったんだろうと、今では思います。二十歳の頃にそういう環境に潜り込めた僕は、とても幸運でした。

 いま、若くて可能性にあふれた人たち(山内さんたちのことですよ)と一緒に勉強できることを、僕はとても光栄に思います。

追記:「岩田師範」てのはまずいです。「同輩」くらいにしといてください。僕が「古文書の勉強会」をするなんていうのを聞いたら、うちの指導教官はたぶん噴飯すると思うんですが、それはともかく、気が向いたときに準備に掛かりましょうね。

岩田君に「師範」号授与!

No.2479

 本日の史料講読会、岩田君の担当した文書は長文の上、難解で、大変だったと思います。にもかかわらず、レジュメも報告もわかりやすく、学部生にたいする親切な配慮には感心させられました。というわけで、論功行賞。今後遠慮なくお酒が飲めるようになった山内さんの御要望もあり、貴兄を当ゼミ「師範(ただし無給)」として遇させていただきます。
 それにしても、今回の史料講読会は院生諸姉兄が主体になってよくやってくれたと思います。主催役の長村君・山本君や講読を担当してくれた岩田君、平田さんはもとより、滑川さんの後輩に対する適切なアドバイス、さすがにたくさんの史料を読み込んでおられる中村さんのコメントなどなど、おおいに会の意義を高めてくれました。また、久しぶりの大根田君、初参加の花田君もありがとうございました。
 2回生ではじめて講読を担当した山岡さん・山内さんも、熱心に取り組んでくれて、将来が楽しみになりました。山田さんも、風邪にもかかわらず、お疲れさまでした(美味しい差し入れもありがとうございました)。野口君も御苦労さま。
 それでは、みなさん。来年は何を取り上げるか、一年がかりでお考えおき下さい。お疲れさまでした。
 夕食会はいかがでしたか?

遅くなってごめんなさい。

山岡  瞳
No.2480

 山内さん誕生日おめでとうございます!!
一足先に20歳を楽しんで下さい。後から追いかけます。
 先輩方の発表に「ついていけない・・・」と思うのは私も同じです。今週は自分の勉強不足を痛感したへこみ週間でした。お互い頑張りましょう。
 
 夕食会はポルタの某イタリアンでした。いろいろな種類のパスタ&ピザを食べることができました。大勢で行ったときにしかできませんね。楽しい時間を過ごすことができました。第2回女子コンが楽しみです。

 講読会お疲れ様でした。予習は大変でしたが、来年も参加したいです。相馬御厨、大庭御厨と続いていますので、来年もやはり御厨でしょうか?
 

Re: ☆★☆お誕生日おめでとう☆★☆

No.2481

野口先生
論文執筆を抱えてお忙しい中ご指導頂き、またお心遣い賜りありがとうございました。
夕食会といってもそんなにたいそうなものではなく、研究会後のながれでふらっと夕「食」会といった感じです。
お酒が駄目な僕としては、気楽に皆様と晩御飯ができて良かったです(もちろん宴会は宴会で、普段見えない皆様のさまざまな側面が見えてたのしいです)。
例によって、若男三人が座ってしまったテーブルでは戦場の如く食べものが無くなっていきましたが(笑)

なんか、忘れてないかい??

No.2484

>長村君へ
 このスレッドにレスするには、何か一言お忘れじゃあありませんか???よーくタイトルをご覧あそばせ☆

☆★☆お誕生日おめでとう☆★☆6

No.2487

すいません・・・
ご本人には私信でお祝い申し上げていたので、変なかきこみになってしまいました・・・
山内さん
改めてですが、お誕生日おめでとうございます。
20歳になった数日後、私は例によって狂言やって能観てました。古典芸能もなかなかいいものですよ。

史料講読

No.2444

本日はみなさまおつかれさまでした。
また、台風の中ご指導いただきました野口先生、どうもありがとうございます。

さて、アナウンスするような事でもないのですが、最終日に晩御飯を食べに行くと思います。
史料講読に参加されていない方もどうぞおいでください。
ただし、研究会終了後のながれでどこかに行くという不安定な計画です。

私は台風の関係でバイトが休みになりました。
今も外で風が鳴っています。

長村君・山本君、御苦労様でした。

No.2449

 長村君と山本君のしっかりした準備のおかげをもって、史料講読会が順調に滑り出しました。今回は院生の数も多く、じつに盛況。問題は天候だけでした。しかし、上の書き方では、台風の中、屋外で勉強をしていたようにもとられかねませんね。野口はあたかも、台風実況中の地方局のアナウンサーの如しですか(笑)?。
 『天養記』の文書には、「得るにいわく」のフレーズが何度も出てきて、実に解釈のしづらいところがありますが、明日読む辺りから、源義朝や「鎌倉之楯」が出て参りますから、話が面白くなることでしょう。
 小生、原稿のことが気になって、なかなか身が入りませんが、優秀な院生諸姉兄の積極的な取り組みに期待したいと思います。
 なお、そろそろ後期の『吾妻鏡』や例会日程について、御検討下さい。『紫苑』も冬のゼミ旅行もありますよ。あっ、そのまえに、女子コンもありましたね。

例会について

No.2451

皆様、史料講読会お疲れ様です。

野口先生>例会の日程調整ですが、みんなの後期の時間割登録が確定した頃(来週か再来週あたり)に一度MLで都合のつく曜日をきいてみて、総合的に判断した上で決定するという形でいかがでしょうか?
もしくは、「紫苑」や旅行の件も含めそのぐらいの時期に一度ミーティングを開いてもよいかもしれません。
『吾妻鏡』については山本さんに調整をお願いします。

9月の『吾妻鏡』講読会について

No.2453

 先日は拙い発表ですいませんでした。伊勢神宮の組織や内部構造について長村くんからレクチャーしてもらってやっと理解できました。また先生の駄目だしが多かった相模国の武士団についてももう一度ちゃんと勉強し直します。
>野口先生・『吾妻鏡』講読会参加者のみなさんへ
 『吾妻鏡』講読会については、9月下旬に行うように考えていますが(回数は1回か2回)、みなさんとの日程を考えてまた決めたいと思います(ただし行わない場合もあります)。また十月からはそれぞれの授業時間割が変わるので、またみなさんの予定に合わせて日程を決めたいと思います。よろしくおねがいします。
なお上記のレスでは、「20歳の頃」がテーマになっていますが、ちなみに自分は2浪中でした(泣)。
>鈴木君
 パソコンの調子がいよいよ悪くなってきたので、修理にだそうと思います。よろしくお願いします。

旅行関連イベント完結。

No.2438

昨日の「お疲れ会」をもって小城旅行関連のイベントは全て終了しました。皆様のご協力に感謝しております。
「お疲れ会」にも予想以上のメンバーの参加を得、くじ引きによるシャッフルで懇親が図れたならば幸いです。
 また、八井氏が表メンバーへの転身を宣言されておりますので(本人曰くシャイボーイの)八井君をよろしくお願いしますね。皆様本当にお疲れ様でした。
めでたい話題の横に連獅子がいるといい感じです。(笑)

今後ともよろしくです!

No.2439

晴れて表メンバーに昇格させていただきました(笑)八井です。
昨日は突然の乱入にも関わらず、温かく迎えていただきありがとうございました。
楽しいひと時を送ることができました。皆さんの話題にもっとついて行けるように、
日本史の勉強でもしようかな? いや、その前に英語を・・・(笑)


>野口先生
 旅行手配担当後継者の西村君に伝えますので、9月に研究室に在室していらっしゃる日を教えていただけますでしょうか?
 今後とも名鉄観光をご愛顧いただけると幸いです。

>門屋君
 幹事お疲れ様。これからもボケたらボケ返してください。

>田中さん
 “ひとり九州旅行”をバラすのは勘弁していただきたかった・・・(涙)
 某websiteはとても公開できません!

>鈴木君
 いよいよ「ぽっぽクラブ」活動開始!?
 まずは永富さんに魅力を知ってもらうことから始めますか・・・。

>永富さん
 京北の件はビビリました。(^^;) 本人からまだ反応がありませんが・・・。

>野口君
 醤油が足りなくなったらいつでも八井家に駆け込んでください。

教諭時代の同僚・講師時代の教え子。

No.2440

 まずは、門屋君、御苦労様でした。2年間の不在分の埋め合わせをやってくれましたね。この過程で、貴兄の性格の一端もうかがうことが出来ました。今後とも、よろしくお願いします。何はともあれ、田中さんと来年度の目標に向かって頑張ってください。

 八井君。ぜひ表メンバーで御活躍のほど。もうすでに仲良しが出来たようで結構なことです。鉄道研究会にはぜひ京大の元木先生を顧問にお招きすると良いと思います。
 小生、高校教諭時代、なぜか高校生時代の苦手科目担当の先生と仲良くなる傾向があり、英語もそうでした。もう一つの科目は何か、すぐお分かりでしょうね。これらの科目が出来ていれば、東大も京大も夢ではなかったのですが。
 ・・・というわけで、八井君とも長く仲良くつき合いたいと思っています。
 それから名鉄観光ですが、小生が青学でゼミをもっていた当時の教え子で「青学野口ゼミ最後の外務大臣」を自称するN君は、近畿日本ツーリストにお勤めです。現在、東北のある大都市におられますが、先日、家族旅行で京都に来られ、研究室にシドニー勤務時代に知り合ったパートナーとお嬢さんと御一緒で訪ねてこられました。十数年ぶりの再会でした。とても嬉しかったです。
 ところで、八井君の後継者の方との面会ですが、近いところでは、来週の7・9・10日の午後は共同研究室にかならずおります(教授室の並び、3部屋目です)。史料講読会をしていますが、これまで、長村君・山本君・岩田君・平田さんなどのお話を聞いていると、もう彼らが準備万端やっているようですし、小生不在でも大丈夫のようですから、いつでも、どうぞ。

 最後に、史料講読会参加の諸姉兄へ。・・・というわけで、小生は部屋の番人とのみ、御覚悟下さい。じつは、どうしても書かなければならない論文の締切が、調べてみたら月末どころではなかったので、今パニクっているところなのです(何日かは言うのもおそろしい)。したがって、ちゃんとした予習が出来そうもありません。
 ですから、小生としては、11日に学習院大学で開かれる『平家物語』研究会は残念ながら欠席せざるをえず、18日の社叢学会でのコメントの準備もはなはだ心許なくなって参りました。
 というわけで、たいへん申し訳ありませんが、皆さまの御協力とご理解をお願い申しあげる次第でございます。

 ☆ 「平安京探偵団」のトップページを御覧下さい。小生には藪蛇ですが、山田さんが山口さんに御協力!友達の輪です。

祝 旅行関連イベント完結。

No.2441

 門屋くんお疲れさまでした。打ち上げはお任せしてしまって申し訳なかったです・・・(ーー; 久々に長村くんや滑川さんと会えたり、岩田くんの飲み会初参加もあって、すっかり楽しんでしまいました。とても楽しいイベントだったというメールも頂いてますので、企画成功だったのではないでしょうか☆ま、何はともあれお疲れさまでした。
 そして女子の皆さま。滑川姐さんの要請により(←人のせい!?)、「第2回女子コンも開催しましょう」という事になっております。またみなさんが忙しくない時を狙って企画しますので、女子の皆さまご参加お願いします~♪
>野口先生
 上記のように、イベント企画をしておりますが、勉強・仕事も勿論頑張る所存ですので、心配しないでくださいね☆
>八井くん
 九州旅行の件、ごめん~~(>o<) 職場が近いので、またご飯でも食べに行こうね~(個人的な約束ですみません(^^;)
 

Re: 旅行関連イベント完結。

No.2442

遅くなりましたが、門屋さん、田中さん、とても楽しい時間を過ごすことが出来ました。ありがとうございました。
はじめてお話する八井さんや、飲みは初参加の岩田さんをはじめ、久しぶりにみなさんといろいろとお話できてよかったです♪

八井さん>本当に世間の狭さにおどろいております。
まさか八井さんがトモくんの先輩だったなんて。。。。☆

No.2443

 八井さんがお持ちの、エストにはとても苦しめられた記憶があります。野口先生と同じく英語がとても苦手でしたが...なんとか技術英語だけはそれなりに読めるようにはなってるかなぁという感じです。
 ぽっぽ隊が正式発足ということで、とてもうれしい限りです。三条河原でお話した限りでは、鉄道関連の情報はあえて口に出して照合する必要もなく、すでに共通の認識はあるんだなぁと安心しました。(という堅苦しい表現ですが、駅名を言えば線区が自動的にでてくるというような感じです(^O^)v)

 みなさま、史料講読会がんばってください!!僕は自分の卒論へ本格始動です!!

 山本さん>9日か10日あたりにパソコン持って行きますね。