おつかれさまでした

古庄秀樹
No.2365

みなさん無事に京都に帰られたようですね。酷暑の中、ゼミ旅行おつかれさまでした。小城の印象はいかがでしたでしょうか。掲示板の書き込みを見て、今回のゼミ旅行がみなさんにとって有意義なものであったようで安心しました。みなさんのますますのご活躍を祈念しています。

日本中世史研究の宝庫としての「小城」。

No.2369

 古庄さん、このたびのゼミ旅行では、たいへんお世話になり、ありがとうございました。小城は何度行っても、素晴らしいところです。でも、その都度、地元の古庄さんたちに御迷惑をおかけしているようで、恐縮です。江里口町長さんにもくれぐれも宜しくお伝え下さい。
 今回は猛暑のため、千葉氏の居館跡と想定される北浦や妙見社のあたり、さらには千葉城跡に足を踏み込むことが出来ませんでしたが(小生がドライバーをつとめた車に乗ったメンバーには、以前、中央公民館長をされていた眞子雅允さんから教えていただいたことの受け売りですが、小城高校正門など、「男はつらいよ」撮影地も含めてガイドさせていただきました)、ゼミメンバーのとくに諸姉たちは、清水の滝などで大いに楽しませていただいたようです(ほとんど幼稚園生でした)。
 景観・古文書・寺社・仏像など、小城には日本の中世の政治・社会・宗教を解明するための(それも、東国・京都・九州をグローバルに考えることが出来る)一級の史料がそろっており、まさにタイトルに示したようなところだと考えています。
 ほんとうに図々しい話しですが、これからも何度でもお邪魔させていただきたいと思っておりますので、なにとぞ宜しくお願い申しあげます。ゼミメンバーに、小城をフィールドにした卒論なり修論を書く人が出てもよいと思っています。
 いずれ、資料館で「小城と中世京都の文化」といったようなテーマの企画展の実現を期待しています。その節は、ゼミおよび小生の京都の研究仲間たちをあげて協力させていただきたいと思います。
 町長さんにも申しあげましたように、小城の皆さまには、中世の小城の人たちのように京都の文化をもっと知っていただきたいと思っています。そのために、中学校の修学旅行先に京都を固定したり(独自の見学プランを策定する)、小城の若者が京都の大学にどんどん進学してくれればよいと思っています。
 それから、ぜひ古庄さんも(調査出張で)京都においでください。お待ちいたしております。
 ほんとうに、ありがとうございました。

 >ゼミメンバー諸姉兄 小城の感想など、ぜひ古庄さんにお伝え下さい。

SAGAさが!

No.2370

 古庄さん、事前のメールから現地での見学に至るまで、本当に色々とありがとうございました。良き先達を得て、本当にたくさんの収穫を得たと思います。
 充実した旅行であったと共に、須賀神社や千葉城跡、妙見遺跡などなど、宿題のたくさん残る旅行でもありました。きっと何回行っても、たくさんの収穫を得られるのが小城なのだと思います。同世代の従兄弟たちと話をしていても、佐賀についてあまり良さを感じていないというのは、昔から感じていました。私が今回「小城にゼミ旅行に行く」と言ったところ、みんな驚いたくらいです。京都に住んでいる私が「小城ってスゴイ!」と思っているのに、実際に佐賀に住んでいる若者がその良さを感じないというのは、とても勿体ない事ではないでしょうか。同じようなことは京都にも言えますが、京都はイヤでも古い物が目に付く土地です。佐賀の若い人たちにもっと自分たちの地元について知ってもらいたいと思います。素晴らしい歴史資料館もあることですし、もっともっと小城が発展することを、心から祈っています。本籍地を小城郡に持つ私にとって、これは他人事ではありません。幸運(?)にも、これからも何回も小城に行く機会を持っていることですし、また何度でも行ってみようと思っています。本当にありがとうございました。そして、ぜひこれからもよろしくお願い致します。

『図説 安倍晴明と陰陽道』刊行さる!!

No.2364

 タイトルの本が、河出書房新社のビジュアルな「ふくろうの本」シリーズの一冊として、出版の運びとなりました(本体1600円、近日中に店頭配架)。
 監修の山下克明さん(大東文化大学東洋研究所兼任研究員)は、小生の大学の後輩で、おそらく今日の歴史学レベルにおいて陰陽道研究の第一人者でしょう。山下さんは当宗教・文化研究所の公開講座にも講師としてお招きしたことがあります。
 編集・執筆を担当された大塚活美さんは京都文化博物館の学芸員で、小生や花園大の山田先生の元同僚。中世の在地社会における鉄火起請にかんする論文を発表されている研究者です。そうそう、研究対象の近いプリンセスに紹介するお約束になっていましたよね。
 そして、この本の中で「陰陽道の歴史[中世]」等の章の執筆を担当されている中村晃子さんは、まさしく当ゼミ草創期の有力メンバーだった方です(「虹色の湖」を歌った方ではありません←中高年対象の注)。現メンバーでご存じなのは、小生が担当した同志社の大学院での演習を一緒に受講していた山本兄くらいでしょうか。中村さんは、現在も同志社大学大学院DCにご在籍です。
 近年、陰陽道とか安倍晴明に関する本はたくさん出ていて、そのなかにはトンデモ本やいかがわしい内容のものが多いのですが(もちろん山田邦和先生が担当されたものは別格です)、この本は上記のように全面的に信頼に値する最高水準の執筆者によってなされたものでありますから、小生が責任をもってこのHPをご覧になっている皆さまに御推薦申しあげます。
 ゼミのメンバー諸姉兄にとっては、先輩が執筆されている上に、6月のフィールドワークのさいに、山田先生が御案内下さった長仙院の安倍晴明像が詳しく紹介されているとなると、手に入れざるをえないと思います。
 貴重な史料が鮮明なカラーで紹介されており、これを読まずして、陰陽道も安倍晴明も語るなかれ、といったところでしょう。この本は、2003年に京都文化博物館等で開かれた『安倍晴明と陰陽道展』の成果がベースになっています。このとき図録を入手できなかった人にとっては再度のチャンス到来の意味もありましょう。
 
 >山田ちさ子さん ぜひ、「平安京探偵団」でも、御紹介をお願い申しあげます。

『吉野・高野・熊野をゆく』刊行さる!!

No.2366

 続いてもう一冊。
 日本史研究会の代表で和歌山大学名誉教授・帝塚山大学教授の小山靖憲先生が、朝日選書の一冊としてタイトルの本を出版されました(本体1000円)。
 世界遺産登録に因む出版ですが、昨年夏のゼミ旅行で熊野を訪れたゼミメンバーには、やはり必読でしょう(とくに地元の高木さんには)。世界遺産指定後の課題についてのご指摘には、考えさせられるところがありました。

呪術?

山田ちさ子
No.2367

みなさま こんばんは。山田ちさ子です。
山下克明先生ご監修『図説 安倍晴明と陰陽道』、わたくしも本日拝見しました。
晴明本はたくさん収集しましたが、この本は格別だと思います。
宗教・文化研究所の公開講座で、山下先生の講演を聴き、大興奮したことを思い出しました。
先生の研究により、安倍晴明の邸宅跡が確定したのでしたね。
もちろん平安京探偵団で紹介させていただきますとも★

今日は、亀岡まで晴明伝説の地を探偵してきました。
家に帰ったらこの本が届いていたので、ダンナさんと晴明さまの呪術?と顔を見合わせていたところです。

写真の回収など

No.2361

これで全員帰宅ということでしょうか?
しばらく、写メ日記(http://plog.donkun.info/)は残しておきますので、忘れてた写真などもどしどし投稿してください。

 デジカメなど3日目の写真が、まだ未回収ですので、今度の例会などでデジカメor写真の入ったメディアを持参して頂けるとうれしいです。
 次の旅行までには、伊勢旅行&小城旅行の写真集となってみなさんの手元にお届けできると思います。(まだ、前回のVol.1をもらっていない方はすぐにご連絡を☆)

 今日、伊勢丹の10階に行くと九州物産展が開かれていて、小城羊羹も出店されていました。(残念ながら、村岡さんのところではなかったです)
 買い忘れたおみやげも買えそうだなぁと思ったり...。ちなみに、梅が枝餅はできたてを発送してくれるらしいので急に食べたくなったら即注文ですね!! 九州ブームが到来です。

 はなわの「佐賀県」を旅行後に改めて聞いてみましたが、あまりおもしろくない..というか「佐賀県だけじゃないやん、そんな所」と印象が変わりました。福岡からすっとばして長崎に行ってしまう修学旅行生は本当にもったいない。見所が多く、本当に佐賀は楽しめました。
(もちろん、現地ナビゲータがたくさんいた今回のゼミ旅行だったからかもしれませんが)

P.S.お家で食べても、小城羊羹はおいしい!!

小城鍋島藩と島原の乱展・村岡総本舗

No.2363

 小城の村岡羊羹には、小生も目下やみつきになっています。カロリー摂取をひかえなければならないので、ちびりちびりと監視の目をくぐりながら頂いております。ほんとうに美味い!!
 食べられませんが、見るだけなら↓
  http://www.so-honpo.com/

 それから、小城町立歴史資料館では9月19日まで、「小城鍋島藩と島原の乱」という企画展が開かれています。↓
  http://www.town.ogi.saga.jp/new/4.htm#01

 鈴木君の設定してくれた写メ日記、人によって投稿写真の数にバラツキがあるようです。もし、まだ投稿できる写真がありましたら加えてください。ただし、悪事が露見して、顔(メン)がわれる可能性があります。

 >鈴木君 写真集Vol.1、研究室用・保存用にもう2~3お願いいたします。Vol.2も同様に御用意下されたく。

一足お先に

廣瀬祐佳
No.2347

初投稿の廣瀬でございます。
皆様より一足お先に、野口先生と新幹線で帰ってまいりました。皆様には、本当にご迷惑をお掛けしましたが、出不精の私が、遥遥九州まで旅に出れて、本当に楽しかったです。滅多にできない経験をさせていただきました。
皆様より一足お先にお疲れ様でした。

帰洛いたしました。

No.2348

 廣瀬さんと、よもやま話に花を咲かせていたら、あっという間に京都に到着いたしました。
 >廣瀬さん。よ~く休んで、明日からおおいに栄養をつけてください。

 さてさて、まだ夜行列車の車中や博多のホテルにのこったメンバーもおられますが、なにしろお疲れさまでした。とくに幹事の田中さん・門屋君の御苦労は大変なものだったと思います。平田さんも、ありがとうございました。
 なによりも、今回、初参加の2回生廣瀬さん・国方さんと腹蔵なく、楽しくお話が出来たことは大きな収穫でした。
 見学地の諸方から頂いたご芳情にもあらためて御礼申しあげます。詳細は追って。
 それにしても、いろいろありましたが、まず動かなければすべては始まりませんから。常に前方を見据えていたいものです。さて、つぎのゼミ旅行は何処へ?

ムーンライト九州

No.2349

 ムーンライト組5人は無事に大阪・京都駅に着くことが出来ました。特に帰りは、何人かのキャンセルがあったため8人分の席を5人で乗車することになり、国方さんが4人分を使うことになってしまいました。(ひろびろ)
 佐賀は(吉野ヶ里以外)初めてで、博多駅も初めて行ったくらいなので、今回は自分にとって充実した旅になりました。
 京都に帰ってきて「蒸し暑いけど日差しは柔らかいんだ...」と感じました。佐賀県内ではとても暑い数日間でした。
 平田さんや田中さんの現地スタッフ?がおられたおかげかもしれませんが、違和感なくいろいろ歩けました。 幹事の門屋さん・田中さんはもちろんのこと、ゼミの皆さん楽しい旅をありがとうございました。
 くたくたになって歩いて、旅に大満足です。それではお休みなさい♪

おはようございます。

No.2350

さきほど京都に無事帰ってまいりました。
皆様本当にお疲れ様でした。そしてありがとうございました。
博多駅で解散後はムーンライト五人組は博多駅でちゃんぽん&青島ビールを味わいつつ「プチ・後夜祭」を催しました。
そして帰りの電車ではみんな12時にはみんな魔法のとけたシンデレラのように電池が切れ、眠りの世界へと行ってしまったようです。(私は一足早く12時前には電池切れでした☆)
でも帰りのムーンライトが一番ゆっくり熟睡できた気がします。目がさめると大阪だったので笠さんも書いておられますが、本当に旅行が夢か幻のようです。

前に佐賀や博多へ来たときは大学の旅行でバスでわけもわからないまま現地で降りて→乗っての繰り返しでわけがわからないままだったのですが、今回の旅行では、じっくり地図をみて場所を確かめながらひとつひとつの場所を味わうことができたので、とても満足しています。
あ、もちろん実際に口で味わった九州グルメ(一番のヒットは牛の横隔膜♪最高でした!!)にも大満足でした!!
また、小城町町長さんをはじめなかなかお話うることのできないような方々にも出会えてよかったです。
ぜひ私の住む京北町も小城町の姿を見習ってほしいものです。
そして笠さんにもお会いできてよかったです。
途中落とし物や、体調不良などいくつかのトラブルもあったものの、何とか乗り切って無事旅を終えられて本当によかったです。
もう夏はかなり堪能したので、そろそろ秋に向けおみくじのお告げにもあったように方向を定めて勉学に励みたいと思います☆

最後になりましたが、幹事の門屋さん、田中さん、先生そして皆様ありがとうございました。
広瀬さんはお体お大事にね☆よく休んで栄養をとってくださいね。

御役御免

No.2351

 皆様、2泊3日のゼミ旅行お疲れ様でした。
幹事を引き受けてから1ヶ月、実際に宿やチケットの手配に
奔走してくれたのは門屋くんや八井くんでしたが、毎日が怒涛
のように過ぎて行った様な気がします。
 佐賀県にはたびたび行きますが、今年の暑さは尋常ではなく
(いつもはもっとすごしやすいのです)、見学に動き回るには
かなり過酷な環境でした。でも、内容的にはとても盛りだくさ
んで、頭の中を整理するのが大変です(^^;小城では、町立
歴史資料館の古庄さんをはじめ、江里口町長や村岡屋総本舗の
村岡社長ともお会いしていろいろなお話を聞き、今後勉強に留
まらず活かしていきたいと思いました。笠さんとも会えたし、
佐賀に行った甲斐もありました♪
 今回は鎌倉以来久々の幹事でしたが、道を間違えたり、連絡
が行き届いていなかったりと不手際も多く、皆さんにご迷惑を
かけたこともありました(スミマセン・・・(--;)が、予
定は全部終了し、ようやくコレにて御役御免という事になりま
した。昨日25歳も迎えたことですから、今後は「ご隠居」と
して水戸黄門ばりにブイブイ言わせたいと思います(笑)の
で、皆様今後もよしなに。今後のゼミ旅行幹事には、ぜひとも
2回生に頑張っていただきたいと思っています。恒例の旅館飲
み会がなかったので、もっと皆さんとお話したかったというの
が本音ですが、今回初参加の広瀬さんは勿論、国方さんとはム
ーンライトまで一緒でたくさんお話しする機会もあり、とても
楽しかったです。まだ九州にいるメンバーもいますが、お忘れ
なく、‘家に帰るまでがゼミ旅行’ですよ。

>野口先生
 本当にお疲れ様でした。行き届かない幹事で申し訳ありませ
んでした。暑さもまだまだ厳しい事ですし、ゆっくりとお休み
になってください。
>平田さん
 本当にありがとう☆樹理ちゃんがいてくれて、本当に助かり
ました。今度京都に帰ってきたら、美味しいご飯でも食べに行
きましょう。「もぐら」もお父さんと一緒に楽しんでいただけ
たら嬉しいです♪お疲れ様でした。
>プリンセス&鈴木王子
 色々とサポートしてくれて本当にありがとう。幹事2人だけ
では決めかねることも多かったので、2人の存在は本当にあり
がたかったです。博多でのプチ後夜祭に引き続き、今度は本格
的に後夜祭を☆

ありがとうございました m(__)m

No.2352

一夜明けて日常に戻りましたが、小城町の情景が今も心に鮮明に浮かびます。
みなさまのおかげで、有意義な日々を過ごすことができました。
野口先生、幹事の門屋くん、田中さん。
サポーターのプリンセス、鈴木くん。
ゼミのみなさま。
楽しい時を、ありがとうございました m(__)m

下戸黄門!

No.2353

 25歳の田中さんが御隠居というのなら、小生など来世でしか存在し得なくなるではありませんか。今回もとても有能な幹事ぶり(とても頼りになりました!)、まだまだ隠居はみとめませんよ。女性ながらも助さんか角さんをやっていただかないと困ります。印籠がないにもかかわらず、言いたいだけ言って楽をするのは小生の役。酒が飲めないので人呼んで「下戸黄門」(なんだか汚らしいですね)。
 それにしても、夜行列車(オジサンはムーンライトより「月光」の方が良いと思うのですけどねぇ)から職場に向かい、始業時間に証拠写真を送信されたお手前には感動いたしました。(→http://plog.donkun.info/)18日に館長さんにお目にかかる機会があるので、お伝えしておきましょうか?いずれにしても、先週は学会、今週はゼミ旅行の幹事と休日返上で大車輪の御活躍ぶりに心から敬意を表します。
 「ゆっくり休め」とのありがたいお言葉をたまわりましたが、某出版社から校正の封筒が届いていたのに気づいて開けてみると、「御多忙のところ恐縮ですが12日までにお送り下さい」だそうです。出来ませんね、これは。
 本日夕刻、研究室にプリンセスと一緒にやって来た鈴木君にケータイをお返しして、こちらも取りあえず一件落着です。小生もケータイなるものを持たないと、皆さんに御迷惑かも知れませんなぁ~と考え込んでいるところです。
 それにしても、今回のゼミ旅行では「年長組」の成長の様をしっかりと認識させていただきました。あなたたちの将来が実に楽しみです。
 「年少さんも頑張ってね♪」→「ほぼ」保母さんですね(注:このギャグは村岡さんから教えていただいたものではありません。自分で考えました)。

御役御免 一歩前

No.2354

遅い書き込みになりました。
多くの不手際を含みつつ、無事ゼミ旅行が終わり、
ほっとしております。
幹事とは名ばかりで、実際は幹事田中さん
(佐賀親善大使)秘書というのが私の役割でありました。
色々助けていただいた平田さん・永富さん・鈴木くん、
また道路などは先生のおかげでリサーチが免除され、
さらにみなさまの協力でなんとかこなすことができました。
たくさんの歴史的遺産・風景・食事(優先順位は書いた
順と反対かもしれませんが)などによって
「九州に住みたいなぁ…」と思った瞬間が沢山あり、
とても充実した旅行でした。
二年間離れていた間に加わった沢山のメンバーとも
話す機会を得ることができ楽しかったです。
 最後、秘書は清算をして、御役御免で、隠居しよう
かと思います。次からはヤングの時代です!!
 隠居認可が先生からおりない場合は田中さんは
象徴(印籠)として、門屋は小道具(杖)くらいの
役目で頑張ります。
 先生より気が早く「来年の夏は平泉につえ(杖)て
いってくれー…」なんて思っている門屋でした…。
これは隠居記念ギャグです。(注:自分で考えました)

九州残留組。

山本陽一郎
No.2355

 みんなさん、ゼミ旅行お疲れ様でした。幹事の田中さん・門屋くんも、特に自分から急遽幹事を代わってもらって、すまないと思うと同時に、本当にお疲れ様でした。いろいろ思い出が出来ましたが、特に二十台最後の夏を十分に満喫したと思います。現在九州残留組は、昨日の博多市内散策を無事終えて、今日福岡市立博物館と蒙古襲来の石塁など、そして壇ノ浦や赤間神宮を見て、本日のフェリーで帰りたいと思います。
田中さんの↑の書き込みのように、帰るまでが二十台最後の夏、じょなくゼミ旅行なので、気をつけて帰りたいと思います。

お疲れ様でした

平田樹理
No.2356

少し遅くなってしまいましたが、皆様本当にお疲れ様でした。ムーンライト組も無事に辿り着いたようで何よりです。私個人の感想を一言で表せば、地元でありながら、きちんと訪れた事のなかった肥前(特に小城)を回れて幸せでした。高校・大学の先輩である笠さんにお会いできた事も嬉しかったです。
最後に、幹事の田中さん・門屋さんに御礼を申し上げたいと思います。最初から最後迄ご迷惑をおかけしてしまいました。本当にありがとうございました。

都に戻れた<平家一門>。

No.2357

 >平田さん いろいろありがとうございました。
 
 >笠さん ご感想ありがとうございました。北海道に行かれるまで、おおいに九州を満喫されたらよいと思います。

 >ゼミメンバー諸姉兄 九州残留組の山岡さん・山内さんから、上記山本君の書き込んだ見学日程をすべてこなし、壇ノ浦に入水することもなく、無事それぞれが帰路についた旨の報告を頂きました。これで、今回のゼミ旅行はすべて終了です。
 いろいろありましたが、全てこれからのプラスにつながれば何よりです。
 「行動を起こすことにリスクはつきものです。リスクをおそれて動かないでいては、何も展望が開けません。」身近にいる、ある尊敬する人物の言葉です。小生もこれをモットーにしてゼミの活動に取り組んでいきたいと思っています。
  
 今回の旅行で実感したのは、「もう俺は連れて行く立場ではなくなった」ということです。これからは、安心して連れて行ってもらうことが出来そうです。それから、貴姉兄たちひとりひとりが、個々に抱えている困難な問題の大きさについて、自らの思い至らなさを反省させられました。そういう意味で、小生にもよい勉強の機会となりました。
  
 それにしても、平家と異なり、西海の藻屑とならずに済みました。時子みたいな○○さんや、宗盛みたいな△△君も健在ですから、京都でまた新たな<平家政権>の立ち上げを楽しくすすめたいものですね。
 次のゼミ旅行の遠征先については、冬に鹿児島、夏に平泉という案がすでに提出されております。御検討下さい。また、『紫苑』の方もそろそろ取りかからないと・・・です。
 →このように、50代のオヤジたる小生は、右肩上がりの発想しかできなくて申し訳ありません(反省!サルでもできる)。

無事に帰宅いたしました★

山内 梓
No.2358

 私は昨日、九州居残り旅行からそのまま実家に帰ってまいりました。一週間弱の間炎天下の中で旅行したので、さすがに今はくたくたに疲れ切っております。

 しかし、今回のゼミ旅行は初ムーンライト、初(すっごくおいしい)九州グルメといろいろな初体験をさせていただきとても充実した旅でした。お忙しい中幹事をつとめられた田中さん、門屋さんには感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。そして、肥前国府・河上社の現地説明を任せて頂いたことも本当に勉強になりありがたかったです。ずっと行ってみたかった宗像社、箱崎宮、太宰府に行けたことも良い思い出です。

 また、今回の旅行は先輩方のすごさを実感させられたものでもありました。どんな状況になっても慌てず、冷静に行動される先輩方の姿は本当に立派でした。私はまだまだ未熟ですが、これからも先輩方の背中を見ながら少しずつ成長出来たら、と思っております。

幹事冥利

No.2359

>山内さん
 ゼミ旅行~九州居残り旅行お疲れさまでした☆かなりハードなゼミ旅行だったので、ゆっくり休んでくださいな。
 そして、ステキな感想をどうもありがとう♪「現地説明者」というのは、野口先生の説明を受け身で聞くだけではなく、すこしでも積極的に参加をしてもらおうと思って試みた企画でした。だから、実際に調べ物をして発表をした2回生の反応を聞いてみたかったというのが正直な所だったのです。勉強して、少しでも佐賀や小城、太宰府に愛着を持っていただけたら幹事冥利に尽きるというものです。そして、自称佐賀親善大使としては、「すっごくおいしい九州グルメ」にもニヤリとしたのでした☆

無事帰京。

山岡  瞳
No.2360

 九州残留組は本日早朝、大阪南港に上陸しました。全員無事です。心配していた台風もうまくそれてくれて、帰りの船は快適なものでした。特にしまなみ海道、瀬戸大橋の下を通る瞬間が面白かったです。いつもは橋の上を通ることしかなかったので・・・。真っ暗のなかに浮かび上がる鉄橋は本当にきれいでした。
 道中心配してメールをくださった皆様ありがとうございます。
 本当に暑い日が続きましたが、それに負けないくらいの熱い厚い旅行だったと思います。写真を現像するのが楽しみです。(はやく使い切りたいです。)
 博多市内のお寺をいくつか廻りましたが、崇福寺のお坊さんが最高でした!!!!(笑)詳細は後日・・・。
 最後になりましたが、幹事の田中さん、門屋さんお疲れ様でした。とても充実&楽しい旅行をありがとうございました。

お帰りなさい

No.2362

九州残留組の皆様お帰りなさい!!
これでゼミ旅行はとりあえず完結です。ゆっくり休んでくださいね。
 現地説明者制度に関しては予想以上に充実した資料を皆さんが準備してくださってこちらが大いに勉強させていただきました。
 MLでお知らせしましたが、幹事最後の仕事としてお疲れ様会を開催します!!皆さん是非参加してくださいね。

山岡さん>お疲れ様会でカメラ使いきっちゃってください。

上洛しました

No.2368

 みなさん、九州の旅、お疲れ様でした。カバンにたくさんの知識と経験を詰め込んで、無事それぞれの場所にお帰りの由、何よりです。
 岩田も京都に戻ってきました。主な見学先は、東大史料編纂所・国立公文書館・江戸東京博物館でした。史料編纂所と公文書館では利用証も作ってきました。 編纂事業の概要紹介や書庫の見学、史料の保存・修復の様子などを詳しく見学させていただきました。有り体な言い方ですが、両施設がどういった機能をもつ場所であるのか、具体的に知ることができたと思います。東京から離れた場所に住む者にはそれが収穫です。

遅くなりましたが

国方まい
No.2377

大変遅くなりましたが、皆さんゼミ旅行お疲れ様でした!!
初参加でしたが、とても楽しめました。佐賀初上陸でおいしいものたくさん頂けましたし、本物の小京都・小城にも行けましたし!
なにより、ゼミメンバーの皆さんといろいろお話できたことが一番良かったです。先輩方、おそるべしです…☆いろいろ考えさせられました…。
帰りのムーンライト九州では洗面所で変なおっさんに絡まれるという恐怖体験をしましたが、シートをゆったり使ってぐっすり眠ることができました♪
皆さん本当にありがとうございました。そしてお疲れ様です。9月からもよろしくお願いしますm(_ _)m

今日も夕立でした

笠 露子
No.2346

皆様より一足お先に失礼いたしましたが
掲示板へのカキコが今日になってしまいました(^o^:)
今頃皆様博多駅でしょうか?

さてさて、今回は私もゼミ旅行に参加させていただき、
誠にありがとうございました。
昨日・一昨日と日中汗だくだったため、
28℃設定とはいえ冷房の効いた室内での仕事は
「あのゼミ旅行は夢か幻か?」と思わせる別世界でしたが
微妙な怠さが「やはりあれは現実だった」と思わせてくれてます(笑)

今回の小城旅行ではいろいろな体験をさせていただきましたが
小城町長さんや村岡総本舗の社長さんにお会いするなど、
この度参加しなければ出来ないことをさせていただき
大変有り難く思っております。
トップの方とお目にかかる機会が一日に2度あるなんて
就職活動の最中か、大物を取り引きする営業でない限り
無いのではないかと思うのですが(^_^;)


ちなみに史跡等の詳細は他の皆様が専門でいらっしゃるので
その方面に関しては私の勝手な感想を記しますm(_ _)m

小城町歴史資料館では、古庄さんの説明にしっかり耳を傾けながらも
「旧制中学と高等女学校が合併し小城高校になった」
というパネルに目を留めていたり
「4町合併後の展示替えは大変だろうな」と思ったり
自分がかつて研究対象とした分野や現在の状況に思いを巡らせておりました。

佐賀城本丸歴史館は、あの時間帯だったにもかかわらず
あの人出だったので大変驚きました。
スタッフも、ボランティアなのか嘱託さんなのか存じませんが
思ったより沢山いらっしゃいましたし。
今後は閑古鳥が鳴かないよう頑張って頂きたく存じます。

こんなところでしょうか?
あとは皆様のカキコを見て思い出したらレスいたします(笑)

皆様、お気をつけてお帰り下さい


P.S 小城の清水観音は、瀬高の清水さんとは違う印象をうけました。
  羊羹界においても「ふくさや」と「ふくや」のような現象(?)があると知りました。
  別の意味で勉強になりましたM(_ _)M

☆小城旅行速報☆

No.2343

残念ながらゼミ旅行に参加できなかった皆さま!

せめて旅行の雰囲気を味わっていただきたく、写メール・iショット等のカメラ付き携帯から更新できる、簡単な写真日記を公開しています。

http://plog.donkun.info/

↑現在はパソコンからのみ閲覧できます。

ぜひご覧下さい。また、よろしければ感想もお願いします。


P.S.宿泊先のホテルはネットがつかえます!

Re: ☆小城旅行速報☆

No.2344

留守番部隊の岩田です。鈴木くん、みんなの楽しそうな写真を出してくれてありがとう。

昨日もずっと、京都は相変わらずの暑さでした。同じような九州の青空の下、みなさんも汗を拭いながらあっちこっちご覧になっているでしょうか。

岩田は今日から東京です。東大史料編纂所・国立公文書館等、しぶいところを訪ねてくる予定です。「上京」ではなく、「都落ち」ということにしておいてください。

こちらは京上。

野口 実
No.2345

 昨日は小城で町長さんや村岡総本舗の社長さんとお目にかかりました。所期の目的以上の成果をあげつつ、進軍を続けております。問題は睡眠不足。
 ゼミ本隊はこれから大宰府をへて、京上の予定です。一部、門司方面に残留部隊あり、また四国の本貫に帰還するメンバーもおります。
 岩田君。おおいに東国で成果をあげてきてください。

土壇場(!!)からのお知らせ。

No.2329

 さきほど研究室に山岡さんがお出でになって、大宰府で現地説明する資料を見せていただいたばかりなのですが、その大宰府について、入手が簡単で、実に興味深い視点から書かれた本を御紹介するのを忘れていましたので、この場を借りて。
 
 ブルース・バートン『国境の誕生 大宰府から見た日本の原形』(2001年、NHKブックス)
 
 この本の編集を担当されたのは、もちろん、当ゼミ顧問の石浜哲士さんであります。ゼミ生、とくに古代史専攻および東洋史コースの人は必読。

 いよいよ、ムーンライト組は出発が明日にせまりました。名古屋から京都に戻ってきた野口君も、すでに大阪港から小倉行きのフェリーに乗り込んだことでしょう。
 山本君は越前から戻られたか?平田さんは、もう福岡に里帰りでしょうか?山田さんは、御夫君から修学旅行にでも行くのかといわれたとか。明日は、平田さんと博多見物・グルメ満喫でしょうか?
 笠さんは、どちらで合流でしょう?いずれにしても、北海道に「花嫁♪」として行かれる前に、九州をよ~く見ておいて頂きたいものです。「どこから来たの?」と言われかねませんから。
 幹事の田中さんは、いろいろ大変だったと思います(これからも)。でも、仕事帰りに丸善(四条河原町)の洋書売場に足を運ばれているとは、余裕です(諜報員からの報告)。
 ところで、明後日の博多駅集合は12:00ですが、小生の乗車する「のぞみ」到着時刻は11:57ですので、御配慮のほど。「おいて行っちゃおうぜ」はなしですよ。
 また、小生、食事の量とカロリーの制限をせよとの厳命を頂いておりますので、旅行中ぜったいに「餌を与えないでください!」。 

 京都はいよいよ真夏。明日から、京都女子大近くの五条坂で「陶器まつり」が始まります。
 そういえば、第二回目のゼミ旅行で熊野に出立したのは、ちょうど一年前のことでしたね。

道中よろしくお願いいたします

No.2330

野口先生、みなさま、道中よろしくお願いいたします。

わたしは明日の朝1番に新幹線で博多入りするつもりです。
博多は初めて行く土地なので、門司は断念し、博多中心にプチ一人旅をしようと思います。
あさっての午前は、今津と生の松原の元寇防塁跡へ足をのばすつもりです。
ランチには、ムーンライト組と合流させていただきたいので、田中さんか平田さんに携帯しますので、よろしくです。

★野口先生
『国境の誕生 大宰府から見た日本の原形』、先日、中央図書館で借りようとしたのですが見当たずあきらめました。
そんなおもしろい本だったとは残念。
今夜は『よみがえる中世1(東アジアの国際都市博多)』を読んで、早めに寝ようと思います。

よろしくお願いします

No.2331

 もう、山田さんはおやすみになっていることでしょうね☆
不謹慎な幹事は、高島屋ビアガーデンで資料館の同僚たち(佐伯さん含む、です)と宴会を繰り広げ、先程帰宅致しました。ちなみに、まだ準備はゼロです!そして、明日も8:30~17:00で仕事です!私の体は大丈夫なのだろうかと思いながらも、どうやら頑丈なようで、日々に耐えてくれています。丸善の洋書売場は友達の誕生日プレゼントを探しに行ったのですが、思わぬ諜報員の存在にびっくりしました(笑)決して「余裕」なわけではないのです。
 さて、では明日の用意をして寝ることにします。明日の今頃には、ムーンライト九州です☆旅行でも、秩序ある団体行動をよろしくお願いしますね。(ものすごく、修学旅行っぽく言ってみました)では、みなさんまた会う日まで~
>山田さんへ
 ランチ、楽しみにしていますね☆ご連絡お待ちしておりまーす

現地説明が心配です。

山岡  瞳
No.2332

 なんとかレジュメが完成して、その足で研究室に行きました。調べても調べてもまだ足りないのではないかと不安になります。(といってもあまり調べられていませんが・・・。)旅行当日はお手柔らかにお願いします。

>野口先生
 『国境の誕生 大宰府から見た日本の原型』はちょうど今、京女図書館で借りているところです。必要なところしか読んでいない状態で、旅行から戻り次第最初から読もうと思います。

誓約書(遅刻しないぞ)。

No.2334

 下にも書きましたが、何とか帰ってきました。
自分は、去年のトラウマからいまだに抜け出せていません。だから去年のように遅刻しないようにするための誓約書として書き込みしました。去年は幹事の鈴木くん、永富さんスイマセンでした。今年は夜なので定刻通りに集合場所に行きます。
(もし遅刻した場合は、罰ゲームは何でしょうか?)

旅行前のいろいろ

No.2335

今回の場合は、交通手段が複数あるので遅刻の場合も(お金を出せば)追いつくことができますが、
罰ゲームは「あやや」じゃぁないですか?(^o^)

旅行の準備って難しいですね。何を持って行こうか悩みます。

おはようございます。

No.2336

もう昼です・・・☆
さきほど鈴木君に電話で無理やり起こされてようやく旅支度に入ったところでございます。
最近のダラダラ生活のせいで生活リズムが乱れまくっており、旅行のスケジュールに体が耐えられるのかちょっと心配です☆

野口先生>「餌」ではございませんが、最近先生の体調がおもわしくないとのことなのでサプリメント(青汁+クマ笹エキスがベースらしい)のサンプルを用意いたしました。三日分持っていきますのでもしよろしければお試しください。

山本さん>遅刻の場合の罰ゲームは・・・ふふふ♪「夫婦連帯責任」でよろしくおねがいします (-_☆)キラリ

ではみなさん、夜にお会いしませう。

オールスター☆☆☆勢揃い!

No.2337

 鈴木君が旅支度にかかり、プリンセスもお目覚めで、いよいよゼミ・オールスター勢揃いですね♪~。
 今夜の京都発「ムーンライト九州」はアジア杯の日本VS中国戦より楽しそうだなぁ。ぜひ、ロマンチックそうな展望車両にも行ってみてください。
 なお、「夫婦連帯責任」の罰ゲームは、ぜひ佐賀の宿舎にてお願いいたします。山本兄の遅刻については秒単位で計測してください(なんとしても、罪に陥れたい!<笑>)。
 
 プリンセス>ご心配、ありがとうございます。体調不良と言えばカッコがいいのですが、要するに<耄碌>です。でも、その、「餌」じゃなくて、サプリメント、ぜひ試させていただきます。
 三日続けて、帰路につく頃には別人のように元気になっていたりして(スパイダーマンorザ・フライ)・・・。怪談ものですね。
 
 鈴木君>前科のトラウマにとらわれた犯人Yが、博多到着までの間に、後続の列車あるいは他の交通手段で如何に追いつき、<犯行>に及ぶのか。西村京太郎ばりのサスペンスをお書きになりませんか?

 門屋君>小生運転のレンタカーの車種は結局何になりましたでしょうか?

 山本君>福井での史料ネットのお仕事、お疲れさまでした。いろいろ考えさせられたことと思います。
 ところで、貴兄待望の伊藤瑠美さんの論文「11~12世紀における武士の存在形態-清和源氏重宗流を題材に-」(上)掲載の『古代文化』56-8が、ようやくにして刊行されました(この論文は、中世前期武士論研究者必読です)。ぜひ、貴兄も「越前斎藤氏を題材に」の御高論を早々に御発表になられますように。
 なお、罰ゲーム、大いに楽しみにしています。

旅行の前に高校野球

No.2338

すっかり隠居していたのですが、いまさら出てきました。
準備は大半昨日で終わり、ゆったり高校野球を観戦しておりました。若すぎます。高校球児。

山本さん>わたくしは大阪合流で決定的瞬間を目にすることができませんので、罰ゲームを楽しみにしております。

野口先生>車種ですが、一番気楽に運転できるであろう、プレミオで希望を出してあります。当日空いていれば希望の通りご用意できますという回答しかもらてないので、最終的にはフタを開けてのお楽しみみたいな感じになってしまいます。

では、私も最後の用意にかかります。

風呂あがりん♪

No.2339

なんとか旅支度も整い、お風呂にも入ったしあと少ししたら家をでます♪ d(⌒o⌒)b♪
寝る準備万端!で家を出るのですっぴんですがあしからず・・・☆笑

門屋さん>私もみながら準備してました。今携帯の着メロはもちろん「タッチ」です♪

いい日旅立ち

平田樹理
No.2340

みなさん、よいよ出立ですね!
道中お気をつけて…。
九州でお待ちしております☆

出発直前、やっぱりどこかに雨女(男)

No.2341

やはり天神さんだけに、雷がゴロゴロしていますね。
ただ、台風でなくて良かったです。

行ってらっしゃいませ~。

No.2342

朝っぱらから書き込みしてます。
つか、寝てないんですけど…。

そろそろ先発隊は宗像へ転進されている頃合でしょうか?
今回参加できなかったのが本当に残念なのですが、
みなさんどうぞ思う存分楽しんできて下さいね。
くれぐれも、道中お気をつけて。
いいお天気になるようにお祈りしてます。
(きっと雨男の僕がいないから、お天気はいいはず…)
帰ってきたら、楽しいお土産話も期待してますので。

いよいよですね~。

No.2324

「旅行担当顧問」・八井です。いよいよムーンライト組の皆さんはあさって夜出発ですね。
ムーンライトは初めてって方が多いようですが、深夜になったらぜひ、最後尾の車両の展望室に行ってみてください。
流れ行く夜景は一見の価値ありです。ただし、帰りは展望車の前に機関車が連結されるので、博多行限定ですが。(^^;)


さてさて、ここで(重要な??)お知らせをひとつ。
野口先生をはじめ、すでにご存知の方もいらっしゃいますが、この度8月をもって2年5ヶ月勤務した名鉄観光を退職することになりました。
9月からは上京区の京都成安高校で英語科の非常勤講師として働きつつ、教職の道を模索していくつもりです。
ゼミの皆さんとは門屋君・田中さんを除いて昨年の鎌倉旅行以来の短いお付き合いでしたが、お世話になりました。
これからは「顧問」から「アドバイザー」に格下げ(?)となりますが、お役に立てることがあれば協力は惜しまないつもりですので、これからもよろしくお願い致します。
幸い、野口先生からは“研究室訪問権”を、田中さんからは“京都女子大学鉄道研究会(名称未定)活動参加権”を頂きましたので(笑)。


それでは、実りあるゼミ旅行となりますよう、お祈りしております。

佐賀県立佐賀城本丸歴史館開館!

No.2325

 八井さん、高校教師としての御活躍、期待しています。それにしても、これから京都成安高校の修学旅行にかかわる旅行業者の方は事情通の先生がおられるので、大変でありましょうねぇ。
 なお、八井さんには、今後ともゼミ旅行・調査旅行などにとどまらず、役に立って頂けそうなことがありましたら<酷使>(国史=コクシ学なんていうくらいですから)を厭いませんので、なにとぞ宜しくお願い申しあげます。
 ちなみに、鉄道研究会の名誉会長には、とびきりの鉄道ファンであられる京都大学大学院教授:元木泰雄先生を推戴されることをお勧め申しあげます。

 ところで、タイトルの件ですが、こういう博物館が、当ゼミの佐賀旅行を見越してかどうか分かりませんが、この8月1日に開館しました。宿舎のすぐ近くで、20時まで開館しているとのことですから、プリンセス=お姫様のお国入りの行列を仕立てて来訪を試みようではありませんか。
http://www.pref.saga.lg.jp/at-contents/kanko_bunka/k_shisetsu/rekisi/

実は佐賀市に行ったことがありません(爆)

笠 露子
No.2326

佐賀市は長崎へ行く際に通過するだけで、
未だに一度も立ち寄ったことがありません。
佐賀城本丸歴史館が開館するという新聞を見て
「ここには行かねば!」と思いました。
というわけで、もしも来訪されるのであれば
お供させてくださいませm(_ _)m

P.S ちなみに小城にも行ったことがありません(爆死)
  でも小城羊羹は好きです♪

もうすぐゼミ旅行。準備はいかがですか?

No.2318

 メンバー諸姉兄。いよいよ四日後には小城ですね。昨日は平田さんと2回生のお二人が、テレビに新聞にと売れっ子の某大学教授の令夫人から(高級)お化粧品の配分にあずかっていたようですし♪、準備は万端といったところでしょうか。ちなみに、肝心の事前の調査の方は大丈夫でしょうね?
 小城では歴史資料館の古庄さんをはじめ、なんと☆町長さんや村岡総本舗(小城羊羹の老舗)の社長さんまでもが歓迎してくださるとのことですから、手抜かりはゆるされません。

 ところで、この掲示板ですが、このところ、野口の研究関係の書き込みが多く、せっかくネット接続がすんだ上記のお二人の2回生をはじめメンバー諸姉兄には書き込みがしにくかったかも知れません。でも、そろそろ、旅行での希望(食事・宴会etc)やら、準備の過程でのいろいろな疑問など、どんどん書き込んだらいかがでしょうか。
 幹事さんからも呼びかけてください。本来、みなさんの掲示板ですから。
 
 それから、鈴木君。トップページの今月の予定は、今のところゼミ旅行しかありませんので、8月のものに更新をお願いいたします。誤解する人がいるといけませんので。

準備はいかがですか?

No.2320

 呼ばれて飛び出て、ジャジャジャジャーン!野口先生から「☆」や「♪」のついたカキコミで呼ばれては、幹事としては出てこないわけにはいきません!
 旅行での希望、じゃんじゃんお伺いしますよ~。でも、食事(晩)については既に予約済ですので、あしからず。
 本日、旅行特別顧問の八井くんから電車・レンタカーのチケットを受け取りました。そこでうっかりしていたのですが、ムーンライト京都出発組の集合時間を決めなければいけません。21:33発ですので、烏丸中央口に21:00集合ということにしたいと思います。余り早く来すぎることはありませんが、遅刻することのないようにお願いいたします。私は少し早めに行ってスタバでコーヒーでも調達しようと思っていますので、何かあれば携帯にご連絡ください。(大阪出発組:具体的には荒木さんは、何かあれば門屋氏に連絡していただければ、対応してくれることと思います)スタバへのご同行も大歓迎です♪
 もう一つ忘れていました。先日言いました「現地説明担当者」の方々、準備は進んでいますか?もしも簡単なプリント資料などをご用意の際は、原稿だけ持ってきてもらえれば佐賀でコピーしますので、お願いいたします☆

準備はなんとか進んでます。

山岡  瞳
No.2321

 >某大学教授の令夫人さま
 先日はいろいろとありがとうございます。早速、マスカラを使ってみました。一日中つけていたにもかかわらず、まったくパンダ目になりませんでした。(気配さえもありませんでした)どのマスカラを使ってもにじむことが多かったので、感動ものでした。重ねて御礼申し上げます。

 >平田さん
 今度化粧品の使い方を教えてください。まだまだ未熟な私ですので・・・。 

 ゼミ旅行まで残り3日となりました。今、外は大雨です。当日の天気が心配です。
 現地説明の準備はなんとか進んでいます。私の担当の大宰府は歴史的に重要な位置にあり、調べるのは楽しいのですが、奥が深く知らない単語、人物が次々に出てきて大混乱に陥ることがしばしばありました。残り3日で解決できるところは解決して、旅行に出発したいです。ちなみに私は出発当日、納涼お茶会出席後京都駅に向かいます。(時間にゆとりがあるので大丈夫です)  

 

Re: もうすぐゼミ旅行。準備はいかがですか?

平田樹理
No.2323

 皆さま、ゼミ旅行も迫ってきましたが、準備のほう進んでますか?(特に女の子はいろいろ大変です)。私は一足早く福岡へ帰ります。旅行期間中、九州はずっと天気がよさそうですよ☆何よりです☆
 さて、今回は九州上陸ということですが、初めて来られる方もいらしゃるでしょうし、私としてはとんこつラーメンの老舗『一蘭』にご案内したいです。あの独特の店のシステム・味はとんこつ好きにはたまりませんっ♪

>某大学教授の令夫人さま
 先日は本当にありがとうございました。いただいたお化粧品は、大切に使います!

>田中さん
上記した通り、皆さんより早めに実家に帰りますが、また連絡します。旅行準備お疲れ様です。どうぞよろしくお願い致します。

>山岡さん
私はただお化粧をするのが好きなだけなので、上手く人に教えられる自信はありませんが、みんなでメイクレッスンでもひらいたら楽しそうですね(笑)
ちなみに、マスカラはしっかり下地をつけてからつけると、比較的落ちにくいです。

いよいよですね♪

笠 露子
No.2327

本来なら今日の今頃久留米では花火がじゃんじゃん上がっている時刻なのですが、
今年はいい天気に恵まれたというのに静かな夜です。
皆様旅行の準備はいかがでしょうか?

さてさて、私久留米に住んでいながら近隣の郷土史には疎く、
(下手すると久留米市史すら怪しいところがありますが(-_-))
さりとて参考文献を読み漁る時間をとるのも難しく、
鎌倉同様今回も無知なまま同行いたします(爆)
私の知識は偏っていたり歯抜けだったりしますが
現地説明担当者の方がおられるとのことですので
頼っちゃおう♪と思ってます(笑)
どうぞよろしくお願いしますm(_ _)m

P.S 一蘭で豚骨好きになった方は、豚骨ラーメン発祥の地
    久留米までどうぞお越し下さい。
    ちなみにお薦めはやはり「大砲ラーメン」です♪

「軍記・語り物研究会」行ってきました。

No.2307

 拙論が俎上にあげられるというので、覚悟を決めて法政大学に行って来ました。
 到着する前に一大珍事発生。飯田橋に向かう総武線で名古屋学院大学の早川厚一先生と同じ電車の同じ車両に乗り合わせました。実は先々月の当研究所公開講座のさい、京都に向かう新幹線に名古屋から乗車された早川先生が隣を見ると兵藤裕己先生が座っておられたという、実に確率論の問題に取り上げられそうな事件があったのですが、今回も同様。早川先生はなにやら一種の呪的能力をお持ちなのかも知れません。
 それはともかく、例会では源健一郎先生をはじめとする三人の先生方の御報告からおおいに学ばせていただきました。と、同時に、小生は首級をあげられる覚悟からの居直りで、いよいよ傍若無人の発言を繰り返してしまったようです。こうした「後悔」が予想されるので、いつも研究会での発言はひかえることにしているのですが。いよいよ遠慮を忘れた老害をまき散らす年齢に到達したようです。ようするに、耄碌して他者への配慮をできるほどの体力的余裕を失ったということでしょうか。諸先生方ならびに参会の方々のご寛恕を願うところです。
 会が終了すると、懇親会に出席する田中さんに小生への苦言の聞き取りと謝罪代行をお願いして、一目散に会場から逃亡をはかり、現在に至っております。
 それにしても、会にお出での多くの方々が、当ゼミの旅行の行先をご存じなのには驚きました。この掲示板、国文学研究者にも、かなりの「視聴者」がおられるようです。
 ゼミ旅行、つぎの台風が心配ですね。それにしても、メンバーは着々と事前勉強を進めているようで感心感心。
 そこで、手に入りやすい必読文献を一つ。
 井上聡「御家人と荘園公領制」(五味文彦編『日本の時代史8 京・鎌倉の王権』吉川弘文館、2003)
 千葉氏の所領経営について、わかりやすく論じられています。
 それではもの足りないという人には、
 湯浅治久「鎌倉中期における千葉氏の経済構造に関する一考察-「日蓮遺文紙背文書」の借上を中心に-」(『千葉県史研究』11別冊中世特集号)
を勧めます。
 話を軍記・語り物研究会に戻しますが、本当に国文学と歴史学の研究者の交流の必要性をつくづく感じたというのが、本日最大の感想です。良貨が悪貨を駆逐するためにも(意味深です)。
 それにしても、久しぶりの法政大学。白ヘルの某セクトの学生の姿はなく、したがってアジ演説の声もなく、さらに立看もない。ピカピカの立派なボアソナード・タワーが聳え立ち、あのビラだらけだった58年館も綺麗に改装されている。
 いよいよ小生も歴史を語りうる古老になったことを実感させられました。

Re: 「軍記・語り物研究会」行ってきました。

No.2308

 先年の機関誌会館で行われた日本史研究会で、日頃からの願いが叶い元木泰雄先生にお会いできた頃から、妙な呪的能力が私の身についたようです。しかし、それらの一連の出会いでは、一方的な片思いに終始していますが。さて、次はどなたにお会いできるのでしょうか。闘諍録研究が、かほどに盛り上がろうとは思いもしませんでした。これも、当日の源健一郎さんのご尽力によるところが大きいのでしょうが、ひいては、近年の福田豊彦先生や野口実先生等、歴史の側の方々の活発な闘諍録論によるところが大きいと思います。それにしても、昨日の研究会に出て、改めて気付かされることには、1175年に出された福田先生の御論の桎梏から、国文学研究はまだまだ抜け出せていないなあということです。闘諍録の成立に千葉氏嫡流の人々の手が入っていることは確かだと私も思うのですが、でもそれだけではどうしても考えがたい側面があることも確かだと思うのです。しかし、昨日の研究会では、源さんも、徳竹さんも、本当にかなり強引な方法で、千葉嫡流に結び付ける形で論を展開されました。全く否定するつもりはありませんが、そして相応の可能性も感じられましたが、だからこそ逆にそうした桎梏から抜け出した論が、今後の闘諍録研究の進展のためにも是非必要という感を強くしました。ところで、野口先生に御願いなのですが、当日お教え頂いた、必読文献を正確に、この掲示板上で、皆様にお教えいただけないでしょうか。できれば、刊行年月日を含めて。外山・伊藤先生の論文、それに千学集抄の論等、当日お教え頂いたものを是非お教え下さい。私自身不正確なメモしかありませんので。この掲示板を、私自身は、論文収集のツールとしても有効に使わせて頂いてます。

Re: 「軍記・語り物研究会」行ってきました。

磯川いづみ
No.2309

初めて書き込み致します。昨日はありがとうございました。
帰り際にご挨拶しそびれてしまい、すみません。

今回参加しての感想を少し。
研究史の共有は難しいですね。もっとお互いに持ち寄れる場があると良いと思いました。
「草深き東国」、「すべての情報は京都に集約される」という軍記研究者のイメージ(固定観念かも)が根強いことにも驚かされました。
結局は「国文学と歴史学の研究者の交流」不足に起因しているのでしょう。「良貨が悪貨を駆逐するためにも」は私も大いに同感です。
「老害をまき散らす」なんて謙遜されていますが、私には孤軍奮闘という言葉の方がお似合いだったかなと思いました。

この掲示板は本名で投稿となっていますが、旧姓を使用させてください。

『源平闘諍録』研究のための必読文献!

No.2310

 早川先生からの御依頼にお応え致します。
 『源平闘諍録』を研究される方にまず、ぜひよ~く認識しておいていただきたいのは千葉氏に関する研究状況です。
 野口実「千葉氏研究の成果と課題」
に、最近の「地域顕彰史観」への逆行の問題についても、かなり婉曲的ではありますが論及しております。また、鎌倉期までの千葉氏に関する研究文献(1999年まで)として、
 平野明夫編「千葉氏関係文献目録」
があります。以上は、野口実編『千葉氏の研究』(名著出版、2000)に、昨日取り上げられた佐々木紀一氏・津田徹英氏などの論文とともに収録されています。
 
 12~13C前半における千葉氏・上総氏や三浦氏をはじめとする東国武士団については、
 拙著『坂東武士団の成立と発展』(弘生書林、1982)
 同 『中世東国武士団の研究』(高科書店、1994)
所収論文があります。後者には、平家諸本を含めて諸史料から房総半島上陸後の頼朝の動きを検討した
 「源頼朝の房総半島経略過程について」(初出1985)
をおさめています。これに関連して、
 今野慶信「東国武士団と源氏臣従譚」(『駒沢大学史学論集』第26号、1996)
も紹介させていただきましょう。  

 『平家物語』研究の立場から東国武士団について論及された論文は国文学のジャンルで多く出されていますが、そのさい、史実の確定に、当時あるいは当該地域における政治・社会状況をほとんど踏まえずに論じられているケースを、まま見受けます。さらに、歴史学ジャンルの研究成果を使用しているにもかかわらず、あたかもご本人がオリジナルな研究を発表されたかのような形で論文を出されたように判断されるものもあります。こういう論文やおかしな(悪しき意味の)郷土史的発想で書かれた<トンデモ本・論文>が研究史の中にまっとうな研究成果として位置づけられてしまいそうな「現状」は問題だと思います。こうした点も、国文学と歴史学の緊密な交流がのぞまれる所以だと思います。
 
 昨日御紹介した論文について続けたいと思います。
 伊藤邦彦氏「上総権介広常について」(『史潮』新9・10号、1981)
 外山信司氏「「原文書」における森山城」(『千葉城郭研究』第2号、1992)
 外山さん(千葉県立佐倉高校教諭)は、青山学院大学日本文学科の御出身で、千葉県史の編纂にも従事されていた方です。直接御教示を仰げば、『千学集抜粋』などについて、有益な情報を御教示いただけると思います。
 
 また、上総広常と平泉藤原氏の関係については、
 長村祥知氏「法住寺合戦について」(『紫苑』第2号、2004)
の注13をご覧下さい(このHPから読むことが出来ます)。広常については、
 拙稿「『玉藻前』と上総介・三浦介」(伏見稲荷大社『朱』第44号、2001)
もあります。

 『源平闘諍録』の成立については、「結城浜合戦」に見られるような妙見の神威譚は当然千葉氏嫡家関係者の手になるものだと思いますが、これに接合した<平家物語>がどこで成立したかということは別問題でしょう。ただし昨日申し上げましたように、すくなくとも13世紀半ばには、千葉氏の守護所をとりまく空間には、都の文化を正当に享受しうる状況が成立していたこと、千葉氏が列島規模の人と物のネットワークを掌握していたことは、押さえておく必要があるでしょう。
 なお、昨日の研究会で取り上げていただいた拙論の中に、肝心要の『軍記と語り物』38所収の「坂東平氏と『平家物語』」が無かったのが腑に落ちませんでした。

 >磯川さん  励ましのお言葉、ありがとうございました。
 「逃亡者」に御挨拶は無用です。千葉氏の研究状況について、よ~くご存じの歴史学の研究者がおられて心強い限りでした。
 御名前の件は、御論文も旧姓でお出しになられているのですから、一向に問題ありません。 

横から御礼

佐伯真一
No.2311

 野口先生、有り難うございました(と横から御礼を言うのも妙ですが)、早川さんのリクエストのおかげで、参考文献一覧、しっかりコピー&ペーストさせて頂きました。昨日も、「孤軍奮闘」かどうかはともかく、野口先生の精力的なご発言に、一同感じ入りつつビールを飲んでいた次第です。
 交流の必要性は、一つはこうした情報交換です。この点、よく言われるように、「文学の研究者は歴史の論文を読むが、歴史の研究者は文学分野の論文を読まない(もちろん例外は多くあり)」という傾向が強いとは思いますが、闘諍録のように地方史関係が必要になってくると、文学分野の人間には、どうしても野口先生のような方のガイドが必要になります(そうでないと、偶然見つけたものに頼るような事になりがちです)。
 交流のもう一つの必要性は、発想の違いの相互理解ですよね。文学研究の側は、概して作品全体を理解しようとする傾向が強い(作品の一部にのみ注目するのは「つまみ食い」として嫌われる)ので、「千葉の問題だけでは片づかない」という方向に話を持っていこうとする傾向も強くなります(必ずしも「京都」ですべてを論じようとしているわけではないと思います)。「千葉氏嫡流」の議論が「桎梏」に感じられるのは、そういう事情があると思うのですが、闘諍録研究の場合は、そうした文学研究らしい方向からのアプローチが絶えて久しいわけで、そろそろ早川さんあたりに、「桎梏」を打破する役割が期待されていると思うのですが…。

先にお礼を言われてしまいました

No.2312

 野口先生、佐伯さん、ありがとう。それに、佐伯さんには、私の思いを実に丁寧に説明していただいて感謝します。
 千葉氏にのみは、必ずしも収斂しない闘諍録をどのように読み解いたら良いのかというのが、これまでの私の闘諍録論のテーマであり(こうした課題設定は、実は私の初めの師匠であります渥美かをる先生が言われたものであることに今更ながら気付かされます)、そうした私の課題が、軍記物語研究者には必ずしも共有されていないという現実が、当日の研究会でも確認されたわけです。そうした欲求不満が、当日の研究発表会に感じられたことは確かです。
 こういうやりとりを目にして、闘諍録に興味を持っていただける方が増えたならば幸いです。ただ、とっかかりとして講談社版の闘諍録から始めるのは構いませんが、常に真字本にも目を通していただけることを望みます。同様なことは、四部本にも言えるのですが。えらそうなことを言ってすみません。

千葉介のお家再興!

No.2313

 佐伯先生、恐縮に存じます。歴史学の方は、中世前期における有力御家人一族の結合形態、嫡宗権の継承とそのイデオロギー的背景がどこにあるのか、というようなことを課題にしているので、文学研究者とは志向するところが当然異なる。高校生を例えにとると、国語は好きだが社会は嫌いみたいな人がもし国文学研究をやっておられるとすると、なかなか歴史学との交流の成果は生かしにくいのではないかと思っています(無論、逆の場合-国語が苦手だった歴史学者の存在-も想定されますが。実際、一昨日の研究会でも一部で大きな「溝」の存在を実感しました)。
 しかし、佐伯先生をはじめとして、歴史学者顔負けの(高校時代に社会科でも優等生だったであろうと思われる)国文学の研究者と、最近面識を得る機会が多く、両ジャンル間の交流については前途は明るいと思っています。
 ちなみに、中世以前の地域史研究において、旧来の「悪しき郷土史」の影響を脱して科学的な手法を展開しているのは、中世考古学を研究されている方に多いので、その方面の成果にも是非目を向けていただきたいと思います。近年、日本中世史は考古学が研究の進展において車の両輪の一方をになっておりますから。
 
 10月2日に千葉で千葉氏のシンポがあるそうですが、小生の子どものころから、地元ではタイトルのような風潮が「郷土史家」の間に根強く、いわば地域が未だに中世の千葉氏のイデオロギーに呪縛されているようなところがあります(19世紀に至っても、下総千葉介<1590滅亡>の子孫と称する人物が、旧領を視察して回り、千葉氏家臣の子孫がそれを歓待していたことを示す史料があります)。それを指摘すると「郷土愛」に欠けるなどと非難されたり致します。
 どこの地方にも、こういう状況は存在しますが、千葉はこういう発想と行政が一体になっているところが特徴で、それは博物館の展示などにも反映しています。
 こうしたことは、佐伯先生が『戦場の精神史』でお書きになられた日本人の武士認識の問題とも絡んでいるのではないかと思います。シンポに出席される佐伯先生には、その場の雰囲気を踏まえられて、後日、是非このあたりのことをご検討くださるようにお願い申し上げます。

やぶへびだったか

佐伯真一
No.2315

 野口先生、有り難うございました。千葉の話はしまっておいたまま、御礼を申し上げようと思ったのですが、やぶへびでした。
 『吾妻鏡』に出てくるような苗字が、そのまま選挙の候補者だったり、地元の有力者だったりする風土については、かねて存じております。また、全国から「千葉氏の子孫」の方々が集まる不思議な空間について、また、それと絶妙の呼吸でつきあっていらっしゃる歴史学の先生方については、既に一度経験して、多少の事はわかっているつもりですが、もう少し知見を深めて参りたいと存じます。

Re: 「軍記・語り物研究会」行ってきました。

源 健一郎
No.2322

 野口先生、田中裕紀さん、先日はわざわざお足をお運びいただき、ありがとうございました。実は、先日の例会の後、そのまま那智勝浦行きの夜行バスに乗り、妻の実家で温泉三昧の三日間を過ごしておりました。すっかり御礼を申し上げることが遅くなり、大変失礼いたしました。
 特に、野口先生のご発言については本当にありがたい限りで、それなしには、またぞろ文学側の自己満足的な場になってしまったことでしょう。佐伯先生の仰るように、発想や依るべき立場の違いはあるものの、文学・歴史学・仏教学等のボーダレスな交流は今後ますます必要となるはずです。闘諍録を今回取り上げたのも、そうした問題認識によるものでしたので、野口先生からお言葉を引っ張り出せた(!?)ことは、各発表者の発表内容の如何を問わず、当企画にとってはひとつの成功事でありました。
 また、私自身の報告については、蓋然性を積み重ねた上での立論で、お聞き苦しかったことと存じます。面目ありません。無責任なようですが、私自身は、今回の関東天台からのアプローチによって、千葉嫡家、庶家、あるいは板東平氏諸流、のいずれに結びついていってもよい、というつもりでした。で、たまたまつなげていった先には14世紀初頭の千葉嫡家があったということだったのですが、早川先生の仰るように、知らず知らず福田論文の「桎梏」にとらわれていた面もあったかもしれません。もう少し考えてみたいと思います。なお、早川先生の闘諍録論、できればおまとめいただければ、とつくづく思います。今回も多大なご学恩に預かりました。ありがとうございました。
 それから、佐伯先生の千葉氏シンポ、私も楽しみです。またお話が伺えれば、と思います。ただし、今回の私の研究史報告については、できるだけ「和らげて」お使い下さいますように!?
 最後になりましたが、今回の私の報告は野口先生からたくさんの資料を拝借することでなりたったものです。改めて御礼申し上げます。また、早速のお気遣いにも重ねて感謝申し上げます。千葉氏について勉強したおかげで、小城についても大変興味があるのですが、今年はさすがに「邂逅」とはいかないようです。実りのあるゼミ旅行となることを祈念しています。みなさん、お気を付けて。

源先生、お疲れさまでした

No.2328

 源先生、おかえりなさいませ。そして、先日の研究会でのご報告お疲れさまでした。源先生のご発表、私自身まだまだ勉強不足で理解するのに時間のかかることもありましたが(これはいつもそうなのです)、とても興味深くお伺い致しました。『源平闘諍録』については、野口先生から千葉氏の話をお伺いするにつけ、勉強してみたいとはおもっているのですが、当分は3月に研究発表させていただいた建礼門院関連の勉強になりそうです。法政で先生もおっしゃっていましたが、『源平闘諍録』に建礼門院が登場しないのが残念です(笑)
 また、懇親会の後で夜行バスに乗って那智に向かわれることを伺い、そしてお嬢様のかわいらしい写真をお持ちなのを拝見し、深い愛を感じました☆野口ゼミの男性方にも学んでいただかなければ!と思った次第です。

 実は、東京から帰ってくると、すでに話は盛り上がっており、すっかりスレッドに入り損なっていました。
>磯川さん 
 先日は初めてお目にかかり、もう少しお話ししてみたかったと自分の勉強不足を悔やみました。またお会いするときには、もっとお話できるように頑張りたいと思います。また、磯川さんの書き込みによって、これでまた勇気を出して他の研究者の方々も書き込んでくださると信じております。よろしくお願い致します。(本当に、今度の小城旅行は皆さんがご存じだったのです!)

>佐伯先生
 研究会が勉強になったことは勿論ですが、懇親会で先生とお話をして、今後勉強していくのに大きな推進力が付いたような気がしました。これから自分なりの方法で、現在の環境を生かしながらコツコツと頑張っていきたいと思いますので、今後ともよろしくお願い致します。