鈴木君、おめでとうございます。

No.2111

 みなさん、まずは、NO.2110をご参照下さい。
 現代の安倍晴明が、陰陽寮ならぬ同志社高校に採用内定の由、近来まれに見る大朗報です。しかし、それが必然の帰結であることは、かれの人物・学識を知る人なら当然に思われることでしょう。しかし、当然なことが当然にならないのが世の常でありますから、これは本当によろこぶべきことだと小生は思っています。
 国方さんの内定を御報告したときに、近々もう一つ・・・と申し上げたのは、このことであります。プリンセスの教育実習終了後に、その成果報告会も兼ねて、内定祝賀会を致しましょう。またしても、祝典担当幹事の立候補をお願い致します。
 それにしても、鈴木君が京都にのこってくれることになり、当ゼミのみならず、田中家をはじめPC関係で御世話になっている皆様はホッと一息だと思います。
 鈴木君には古代学研究所の関口先生から期待されているような、系図作成ソフトのような歴史学・国文学・考古学などの研究・教育に有用なソフトの開発も大いに期待するところです。
 ちなみに、同志社高校は神戸大の高橋先生が最初に勤められた職場ですね。

祝賀会♪、須田さんへお礼、その他。

No.2113

 内定祝賀会♪の幹事を田中さんが引き受けてくださいました。よろしく、お願い致します。
 なお、元木先生から祝賀会に参加希望の旨、メールをいただきました。「特別ゲスト」、「来賓」ということで、これは当然のことながら長村君が接待役に決まりです。となると、カラオケは・・・?
 26日の公開講座についても、それぞれの接待役の方々、遺漏無きようにご高配下さい。懇親会の会場については昨日、田中さんからご提案をいただきましたが、当日のレジュメの用意など、講演をされる先生方との御連絡もよろしくお願い致します。

 昨日、都立大院生の須田牧子さんから当ゼミの山岡さんに宛てた御高論の抜刷をいただきました。この掲示板を御覧になられてとのこと、ご配慮にとても感激しています。御上洛の折は、お仲間とともに是非、京女にお立ちより下さい。
 
 昨日の例会(長村報告)には、新加入の尻池さん(「堀池さん」と呼び間違えて失礼致しました)をはじめ、たくさんのメンバーが集まり盛況でした。また、とくに京大院における長村君の兄弟子にして且つ日本史研究会の研究委員である佐伯さんにお出でいただいたことに感謝致します。
 報告内容については、なにしろ京都帝国大学の卒論のレベルですので、難解且つ論点は多岐に及び、司会役の小生は報告者の流暢な説明についていくことが出来ず、内容の総括などかなり杜撰なものになったことをお詫びします。
 卒論報告会では『六代勝事記』の総合的評価については見通しのみにして、たとえば承久の乱以後の政治状況にもとづく思想史的評価というような形で集約したら如何かと思いました。
5つくらいの個別報告に分解可能な内容でしたので、一度にはき出すのは勿体ないような気が致します。
 
 ☆ 以下、メンバーにお願いですが、当ゼミ例会のような内輪の場合はある程度はよいと思いますが、不特定多数の来聴者を対象とした研究会・学会などにおいては、よほど小人数の仲間同士で開くようなケースや緊急事態に遭遇したような場合を除き、レジュメや資料を会場に来てから作成するのはやめましょうね。
 しばしば、時間がおしているのに会場でレジュメを一枚ずつ回し、「×枚目がありませーん」なんてことで時間を浪費するような事態に遭遇しますが、これはあまりに配慮のない所行だと思います。報告内容は難しくてさっぱり分からない小生のような耄碌オヤジ研究者は、そんなことで怒ってしまったりするものなのです。

Re: 鈴木君、おめでとうございます。

No.2114

昨日は皆様ありがとうございました。
資料の用意や発表方法等で野口先生にご迷惑をおかけしたこと、強く反省しております。
また内容につきましても、より多くのご意見を頂けるようにと史料・論点を多く提出いたしましたが、わかりにくくなってしまったようで、こちらも反省しきりです。頂いたご教示を活かして次回に期したいと存じます。

鈴木君の祝賀会で元木先生のご接待役、了解致しました。
鈴木君、本当におめでとう。僕も同志社高校は大好きです。

須田さんありがとうございました。

山岡 瞳
No.2115

須田 牧子様
 この度は御高論「中世後期における赤間関の機能と大内氏」、「室町期における大内氏の対朝関係と先祖観の形成」をお送りいただきましてありがとうございました。今日、野口先生よりいただきました。今回のようなことは私にとって全く初めてのことで、先生から聞いたときは感激しました。お心遣いありがとうございます。まだまだ未熟な私ですがこれからもよろしくおねがいします。お目にかかれる日を楽しみにしています。

歴研大会報告&掲示板書き込み復活しました。

山本陽一郎
No.2102

 久しぶりの書き込みです。手間取っていたプロバイダー契約も何とか終わりました。長らく掲示板不在で申し訳ありませんでした。
 さて、もうかなり時間が経過して鮮度がおちてしまいましたが、去る5月29・30日にあった歴史学研究会大会について報告したいと思います。自分は、総会には事情により出られず、2日目の中世史部会の方にだけ出ました。報告内容は高橋一樹氏の「荘園制の変質と公武権力」、清水克氏の「荘園制と室町社会」で、午前の部は2人の報告、そして午後からは個別討論&全体討論というもので、朝から夕方(6時半ぐらい)までみっちり「荘園制」漬けの一日でした。最初の高橋氏の報告は、大学院の授業や氏の論文などで勉強していったつもりで聞いたのですが、こちらの力量&勉強不足のせいか正直分かりませんでした。知行国制と荘園制との関係や地頭請所など、報告は院政期から鎌倉時代と広範囲に渡るものでしたが、聞きながら「分からない、分からない」という雄叫びを心の中で連発しながら聞いていました。二人目の清水氏の報告は、午後の部の討論会でいろいろ批判的な意見が出ましたが、室町時代が不勉強な自分にもわかりやすかったと思います。そして午後の部は、個別討論会と全体討論会でした。まず佐藤和彦氏が荘園制の問題と南北朝との関係、海津一朗氏が対モンゴル政策と国策上の荘園制の意義、海老澤衷氏が公領の位置付けなど、島田次郎氏が「在地領主制」の評価の問題など有名な諸先生方が次々と意見を出されて、ミーハ-な自分にとっては先生方の名前を聴くたびに驚いていました。今回の大会で一番印象に残ったことは、諸先生方の述べられる意見に、世代間の差が出ていたことでした。島田次郎氏は「永原世代」といい、海老澤氏は「石井・網野チルドレン」と言っていたことは特に印象的でした。例えば「荘園制」そのものの評価を巡って、「土地制度」と捉えるのか「社会制度」として捉えるのかなど、また豊田武氏の研究の評価に関してなど、より根源的な議論に差し掛かった時はよりそのことが鮮明となりました。それぞれの時代に影響を及ぼした歴史理論・歴史学方法論などが、時代や研究は進んでも今なお影響を及ぼし続けることを今回の歴史学研究大会で感じ、そのことに一番興味を憶えました。
>野口先生&ゼミのみなさま
 長い間掲示板不在でスイマセン。やっと復活しました。ただ、以前と較べて忙しくなり時間があまり取れないので、書き込み自体は少なくなるかもしれませんが、できるだけ書き込みするのでよろしくお願いします。メール設定も済み次第送信します。また昨日はFWお疲れ様でした。
>佐伯先生
 はじめまして、神戸大文学研究科日本史学専攻・M1の山本といいます。よろしくお願いします。専攻は中世史で、野口先生の影響で中世武士論を勉強しているものです。先生の御著書『戦場の精神史』を最近やっと購入して、毎日神戸大までの阪急電車の中で読ませて頂いています。自分は武士の存在形態などが研究テーマです。中世武士自体の外面的なものしか見ていない自分にとっては、彼等が持つ価値観や倫理・道徳などのエートスから内面的なのものに触れられている先生の御著書はとても面白く新鮮で武士論を勉強している自分にとってはとても刺激になります。特に「だまし討ち」や「一騎打ち」と武士の持つ倫理観との関係性などはスッキリと分かりました。ただ疑問に思った点も有りましたので、ここの掲示板でその点についてお聞きしたいと思い書き込みました。敵や捕虜を助ける話についてですが、先生は当時の武士には降人を助けるべきという社会通念やルールが存在したと述べられおりました。そしてそその背景を人間関係とおしゃっていましたが、自分には他に原因があると思いました。基本的にあの当時の武士は、「恩こそ主」という言葉にも表れているように、よく言えば合理主義的、現実主義的な精神を持っていたと思います。従って、敵となっ勇猛なた武士を助けるという背景には、自分の家人として確保したかったからではないでしょうか?それが分かる具体的例は示さず、根拠も無い思いつき的な発言なんですが、武士団もしくは、武士同士の個人的情誼からは説明できない当時各武士団がもつ現実的な背景があると思い上記の意見を述べました。まだ全部読んでいないので的外れ的な質問かも知れませんがよろしくお願いします。

敵の助命について

佐伯真一
No.2105

 山本さん、ご質問有り難うございました。
 拙著の記述は、「ルール」が存在したかどうか、という点にこだわって、その成立事情にはあまり踏み込めていないと反省しています。敵の助命については、第一に人間関係によるもの、第二に戦場独特の論理として、勇敢な振る舞いをした者を助けるケースがあるとした上で、それと隣接するところに降人の助命の問題があるという書き方ですが、降人の助命がなぜ成立するかについては、曖昧な書き方になっています。
 勇敢に振る舞った敵の助命や、降伏を申し出た者の助命が、自分の家人を確保するという目的の下になされていた可能性は、おっしゃるとおり、十分考えられると思います。たとえば、『平家物語』で妹尾を助けた義仲は、そうした意図があったと読んで良いのではないでしょうか。ただ、相手の身分にもよりますが、家人にする可能性のないような場合でも、降人を助けるのが「習い」であったとすれば、それは、家人確保という目的だけでは説明できないように感じます。「現実的目的」だけでは説明できなくなるところに「ルール」の問題があるのかもしれません。
 後は、諸賢のご意見を…。

待ってました!

No.2106

 山本君。まあ、御遠慮なく、映画評論やら○×やらで、また掲示板を賑わせてください。期待いたしております。
 それから、歴研大会中世史部会報告に関しては、名城大の伊藤俊一氏が下記のサイトでご感想を述べておられます。
 http://toshiito.cside.ne.jp/kinkyo.htm
 
 本日の『吾妻鏡』講読会は、岩田君が師範代をしっかりと勤めてくださいました。小生など、学部時代に『吾妻鏡』の読みなど、ほとんど独学状態でしたから、山岡さんや山内さんがうらやましい限りです。
 9日の例会は、いよいよ長村君の大卒業論文(旧帝大レベル)の報告です。時間が足りなそうなので18時開始としたいと思います。ふるって、御参集下さい。

Re: 歴研大会報告&掲示板書き込み復活しました。

No.2107

水曜日の時間のこと、↑に野口先生が書いて下さいました。(レベルについては誇大広告です…)
どうぞよろしくお願いします。

山田先生、ありがとうございました。

No.2091

 F.Wおよび懇親会(居酒屋)、同二次会(茶店)をへて、先ほど帰宅を果たしました。
 今回は共催とは名ばかりで、完璧に山田先生・花園大学人権教育センターの企画に参加させていただいたのが実態であり、あつくお礼申しあげます。
 親切、的確な御案内をいただいて、小生はもちろん、当ゼミメンバー(永富さん・山内さん・山岡さん・末松さん・野口君・鈴木君、それに演習履修の6名のみなさん)も得るところ多大なものがあったと思います。
 小生は、とくに長仙院や物吉村跡、妙見堂をへて清水寺に至る道などでは、多くのことを考えさせられました。
 また、御参加になった花園大学の非常勤を含めた教職員の皆さまや院生・学生さんと交流の機会を得られたことも幸いでした。今後ともなにとぞよろしくお願い申しあげます。
 懇親会には歴史資料館での仕事を終えた田中さんも加わって大いに盛り上がりました。さらに、神戸大のゼミの行事を終えた山本君が二次会に駆けつけてくれたのもうれしいことでした。
 それにしても、山田先生には、例によって詳細かつ丁寧なレジュメを作成していただき、脚の故障も完治しておらず、前々日夜の東京での御講演でのお疲れの癒えぬ中、本当にありがとうございました。

 ○ 当ゼミにおいて幹事を引き受けてくれた山岡さんにも、お礼を申しあげておきたいと思います。
 
 なお、三次会はいかが相成りましたか?

清水坂・鳥部野F.W. 無事終了

No.2094

花園大学人権教育研究センターと京都女子大学宗教・文化研究所ゼミナールのジョイント企画=清水坂・鳥部野F.W. 無事に終了いたしました。お天気に恵まれ(多少、恵まれすぎて暑かった)、幸いだったんじゃないでしょうか。
F.W.というには街中すぎる、という感もするコースですが、逆に言うと町のど真ん中にいろいろな歴史の痕跡が染みついている、というのが京都の京都たるゆえんだと思います。
長仙院や物吉村跡などは、真摯な研究者(そしてその卵たち)の皆さんにはぜひ知っておいてほしい史蹟でした。ご案内を果たせて良かったと思います。
ともあれ、お疲れ様でした。

お疲れさまでした。

平田樹理
No.2096

 お久しぶりです、ご無沙汰しておりまして申し訳ありません。

 昨日はF.W.、懇談会等お疲れ様でした。(二次会に行けず、申し訳ございません)。参加されたゼミの皆さん、また感想等お話を聞かせてくださいね。

 野口先生>歴史学研究会は、中世史部会へ行きました。次回おみやげを持って参りますが、その時にレジュメの方もお持ち致します。報告の内容に関しては、私の不勉強で分からない点もありましたので、よろしければ、その時にでもご教授いただければと思います。
 


 

F.W.お疲れ様でした。

No.2098

山田先生>お礼が遅くなり申し訳ございません。昨日はどうもありがとうございました。宴会の自己紹介でも少し述べましたが、今回のF.W.は私の卒論テーマに大きく関わる重要な史跡ばかりだったこともあり、とても有意義な時間を過ごすことが出来ました。ありがとうございました。
また喫茶店でのお茶もご馳走になりありがとうございました。

野口先生>↓下のスレッドへのレスになりますが、大学生活謳歌しきってない気、しますよ~☆
何せ欲張りな性分なものであれもこれもいっぱいやりたいことがあるんです。そういえばお菓子の開封式は明日ですね・・・(:_;)残念無念!!ぜひお味の感想だけでもきかせてください。

山岡さん>初幹事、お疲れ様でした♪昨日の二次会では山岡さんは山内さんが「あと二年ぐらいしかないからあせる・・・」と悩んでおられるようでしたがあと二年ぐらい「も」あるのですよっ!!ねえ田中さん?
大いに悩みつつ、謳歌しまくってくださいね♪
困ったときは田中&永富相談室(090-5***-****)まで(笑)
相談料は出世払いでOKです。

平田さん>おひさしぶりです~神戸大遠足はいかがでしたか?そっちもまた気になります。またお話きかせてくださいね

ちなみにプリンセスは明日にそなえて「美白パック」をしながらこれを打っております。昨日は日差しが強く、日焼け止めを塗っていたにもかかわらず、微妙にTシャツのあとができてしまいました・・・(>_<)ヽ
ちなみにこのパックはドラッグストアにてアルバイト中の高木さんからプレゼントでいただいたものです♪高木さん、ありがとう。m(._.)m

Re: 山田先生、ありがとうございました。

末松憲子
No.2103

自宅パソコンをネットに繋いでいないので、感想が遅くなりました。
山田先生、野口先生お疲れ様でした。非常に参考になりましたありがとうございます。
特に松田家内稲荷社については、考えさせられることが多かったです。
まずは長仙院の宝物ですが、清明、蝉丸と共に妙法院少将が祀られていましたが、野口君によれば、妙法院は青蓮院に関係する人物だそうです。青蓮院は蝉丸神社あたりで座を形成していた盲僧と結びつきがあったと『伝承文学研究』で読んだ覚えがあり、妙法院は伝承・被差別民と近しい立場にあった人物だと言えると思います。
また、松田家稲荷のお塚が稲荷山にもある、と山田先生にお聞きしましたが、お塚は明治に入ってお塚を建てる事を伏見稲荷側が許可してからしか、建てられなかったもので、その建立も稲荷側の働きかけというよりは、教派神道の力が強かったようです。
木喰上人のお寺に、三河の「豊川稲荷」が勧請されていましたが、祇園の歌舞練場そばでも「豊川稲荷」を見たことがあり、教派神道のことも重ねて考えると、あのあたりは伏見稲荷とは違う稲荷の勢力圏なのかもしれないと思いました。

以上今回のフィールドワークで考えた事でした。
山田先生の花園大の紀要をとりよせ、もう少し考えてみようと思います。

末松さんの御教示・尻池さんの加入など。

No.2104

 >末松さん。貴重なご教示ありがとうございます。さすが、「お稲荷さんの末松さん」です。山田先生の「鴨川の治水神」、それに瀬田勝哉氏の五条橋中島の論文、ぜひお読み下さい。
 >永富さん。本日、次期プリンセスによって、源先生からいただいたお菓子を開封させていただきました。とても上等な美味しいケーキやクッキーが・・・、源先生ごちそうさまでした。賞味期限はすべて実習期間以内のようです。
 明日から、実習本番の由、いつものように楽しくがんばってください。
 >平田さん 古代史部会の報告は、御専攻の時代よりだいぶ古い時代のことがテーマだったようですね。おみやげ、恐縮です。中世史部会の報告、たいそう難解だったようなので、聴いてもいない小生などにはお手上げですよ。高橋昌明先生(待望の御著書再刊との情報あり)におうかがい下さい。

 ☆ゼミメンバー御一同様。 本日、京女大史2回の尻池由佳さんからゼミ参加希望のお申し出がありました。 

Re: 山田先生、ありがとうございました。

桜井 亜沙美
No.2108

しばらくパソコンを見ることができなくてお礼が遅くなって申し訳ありません。
私は京女の音楽教育専攻ということで歴史に触れる機会が本当になくて、(あっても音楽史ぐらい)今回のFWは貴重な体験だったので参加してよかったです!!
FWというものに参加するのでさえ初めてだったので、あんなに歩くものとは思ってもみませんでした(汗)
みなさんお元気ですね・・・
しかもその日の前日の夜から一晩中サークル仲間と飲んでいたので途中で眠くなったりもしましたがなんとかもちこたえました♪
10年も京都に住んでるのに(宇治ですが)ちゃんと歩いたことなかったのでとても勉強になりました、ありがとうございます。

Re: 山田先生、ありがとうござ

山岡 瞳
No.2109

フィールドワークお疲れ様でした。山田先生、丁寧な説明で分かりやすく、しかも楽しく参加することができました。予想以上の暑さにはやられてしまいましたが…。
懇親会でも普段接する機会のない方々といろいろな話しをすることができました。本当に有意義な一日だったと思います。
また、初めての幹事で分からないことだらけ、どうしようとばかり言っていた時、アドバイスや応援メールをくれた先輩方ありがとうございました。当日はあまり役に立たずすみませんでした。

とても学びの多い、F.W.でした。

No.2110

すこし遅くなりましたが、F.W.についての感想です。

 懇親会開始時刻になっても28度という暑さの中でしたが、山田先生のわかりやすい解説は本当に勉強になりました。ありがとうございました。
 教育大生として、人権問題などは関わることが多いのですが、触れてはいけない領域があったりと逆に偏った見方になりそうな所もあります。現代の問題ではありますが、歴史として時間の流れを認識しないと、本当の理解にはつながらないものだと改めて感じました。
 東山区の一橋小学校区に住んでいますが、近くにいても知らないことがほとんどで(親の偏見なんかも混じっていました)、自分の目で見て聞いて足で確かめる事が出来たのが、良い経験になったと思います。
 
山岡さん>
 幹事&連絡担当 ご苦労様でした。役立たずなんてとんでもない☆☆一参加者としてですが、F.W.までの準備も当日も、きっちりと役割を果たしていたと思います。
 幹事の仕事は、すべて一人でやるのではなく、仕事の割り振りなんかも大事なので(←僕は人に頼むのが苦手なんで、幹事失格ですが...)もちろん合格点☆F.W.中にもプリンセスと「2回生の気づく力はさすがだねぇ」と話してました。そろそろ政権委譲も間近!?ですか??

P.S.7日に同志社高校の2次面接を受けて、本日、採用の内定をもらうことができました。(採用後、数学か理科の免許を取得するという条件がついていますが...。)
 野口ゼミのみなさんにはたくさん励ましの言葉をもらい、それを頼りに試験を乗り切ることができました。詳しくは、みなさんにお会いした時にお話ししたいと思います。

改めて、お疲れ様

No.2112

 みなさん、こんにちは。改めて、先日のF.W.、お疲れさまでした。でも、実際動いた距離は、だいたい5キロメートルくらいでしたね。(花園大学人権教育研究センターのF.W.は強行軍で有名。去年は近世の「市中引き回しの上、磔、獄門」のルートをたどる、というF.W.をやり、炎天下のなか延々10キロ歩きました。さすがにへたばった・・・)。
 「差別と人権」というテーマは非常に重いものです。しかし、これは現在でも偏見や無理解にさらされ続けている課題です。私もこれまで、いろいろな目にあってきました。歴史学者の中にも、差別問題に向き合うことをはなっから拒否する人々がいます。「人権」を口にしただけで、なにか変なレッテルを貼られてしまうこともあります。博物館の展示でも、差別に関する史料については「歴史史料の改竄」がしばしばおこなわれています。雑誌に原稿を書いても、その内容が差別の歴史にかかわっているということで、掲載を拒否されたこともあります。差別の歴史を徹底的に「隠す」ことこそが被差別者に対する「思いやり」なんだ、という信念を持っている人も決して珍しくはないのです。
 しかし、歴史に正面から向き合うことを避けて、差別問題が解消していくでしょうか? 私は、「隠す」ことは問題の解決を先送りするだけにすぎないと考えます。
だからこそ、こうした機会を捉えて、真摯な研究者(とその卵)の皆さんに、「歴史における人権」という問題をきちんと受け止めてくれることを訴えたかったのです。
 花園大学人権教育研究センターでは、ささやかではあっても今後ともそうした活動を続けていきたいと思っています。ご支援ご助力をお願いいたします。
 
 >鈴木 潤さん
 同志社高校への内定、おめでとうございます。高校の先生は「狭き門」ですので、凄いな、と思います。(私の出身校は同志社「岩倉」高校ではないですが、同志社香里高校です。)

祟り?

No.2085

お久しぶりです。
困っています。『保元・平治の乱再考』順調に120枚まで書きました。ところが、わが愛用の94年型、富士通のワープロがついにダウン。言うことを聞きません。
新しい原稿はPCで書けばいいのですが、問題はワープロのハードディスクに残った原稿が取り出せないことです。近所の電気屋には無理を宣告されました。メーカーに依頼すれば何とかなるのでしょうか。ただ、せっかく調子に乗ってきた時に大きな空白は作りたくないのですが・・・。
まあ、いつまでも骨董ワープロに依存したツケですが、でも本当に生産力があった。この機械で作成したのが、『藤原忠実』『平清盛の闘い』『日本の時代史7』『日本の中世8』『源満仲・頼光』『古代の人物6』、『山川兵庫県の歴史』『宮津市史』『小野市史』『兵庫県の地名』『京都市姓氏人名大辞典』などなど。通算の原稿は数千枚というところでしょうか。本当によく使ったと言う感慨を抱き、思わず壊れた機械をなでてやりました。
本当に文章を大量生産する人間には、親指シフトの日本語ワープロがもっとも適していたことは間違えありません。かくして、グローバルスタンダードの名のもとに、日本人が不便なワードなどに振り回されるわけで。
年をとって衰える時に、便利な機械を失うのは本当に身を切られる思いです。
そんな感傷より、当面の問題は原稿をどうするかなんですが。頼長の話を執筆中に壊れたということは、彼の祟りか?石浜さん、どう致しましょう。まずはお祓いですかね。
今考えている論点は、長村君はご承知ですが、保元の乱における清盛の問題と橋本説の見直し、信頼の再評価、彼の政権構想や、親政派失脚の背景といった論点なのですがねえ。
なに、あまり面白くない?

祟る訳なし!

No.2087

 本日、鈴木君にお目にかかれますので、対応策についてアイデアをうかがってみます。
 先般の鈴木君の書き込みによると親指シフトはPCでも使えるようです。
 小生の文豪は未だに命脈を保っておりますが、文書はフロッピーから一太郎に変換して保存しています。
 元木先生は、あれだけ『台記』を読み込まれているのですから、頼長にとっては800数十年後に現れた真の理解者であり、「加護」はあっても祟ることはありえないと思います。祟るべきは、男色の記事ばかり読み散らかして政治・社会状況がさっぱり理解できていない、いわゆる「歴史愛好家」の一部の方たちや「盗作作家」たちでしょう。
 しかし、頼長が加護してくれるとどうなるのでしょうか?それが問題だ!

お慰めいただき有難うございます

No.2088

 野口先生、早速お慰めいただき有難うございました。鈴木君のアドヴァイスを期待しております。
 祟ったのが頼長でないとすると、崇徳か信西かはたまた為義か。どうもあの時代は非業の最期が多くて、祟りそうな人物は枚挙に暇がありません。いや、非業の最期ではない忠通あたりが実は張本人だったりして・・・。
 まあ、何事によらず、機械に依拠しすぎると故障・事故というしっぺ返しを受けるということですね。しかし、これから原稿を手書きに戻せといわれたら、パニックでしょう。ちなみに京大日本史の卒論は、鎌田元一先生のご方針で、まだ50枚手書きでしたね。それがいやで日本史をやめると言い出した人もいたとか。

 佐伯先生の『戦場の精神史』、本当に面白く拝読しました。新渡戸の「武士道」の実態がさらけ出されたわけで、武士道論イメージの根本的な見直しが迫られたことになります。
 当然といえば当然ですが、実際に戦場に臨む武士、戦乱の時代やそれに近い時代に実戦的で、勝つことを第一とする書物や倫理が現れ、京で安閑とする平氏や治者としての側面が強まる江戸後期に、儀礼的側面や、正々堂々を重視する考え方が登場するわけで、それを混同したり、恣意的に援用してはならないことを痛感しました。
 それにしても、正直第一、何故ならうそばかりついているとだまし討ちが巧く行かないから、という『理尽鈔』の話は、いろいろな意味でなるほどと感心させられました。
 やはり、説話や軍記の史料・資料としての性格の把握は、さすがと感じ入った次第です。なお焦土戦術の意味を誤用しておりましたことを深く反省いたします。
 武士論の側からどう受け止めるか、一度研究会で書評をしてみたいと思います。いい勉強の機会ですから、長村君、如何ですか。

 ついでにアナウンス。8月21日土曜日に、姫路の兵庫県立歴史博物館で古文書学会の見学会を予定しております。瀬戸内海水運の展示と鎌倉~戦国の文書(広峰神社、安保・小寺氏などの武家文書)の展観を予定しております。
 詳細は後日ご案内します。

Re: 祟り?

No.2089

昨年から元木先生の講義を聴講させて頂いている長村です。
信頼の再評価等、先生が上であげられている論点は確実に面白いです。
手元に置く為にも、学界の共有する見解たるべきの意味でも、早く本にならないかなぁなどと思っていたのですが、ワープロが故障されたとのこと。私も残念です。
あるいは、ご多忙の先生を休ませようとの頼長の配慮だったりして。


Re: 祟り?

No.2090

同じ頃に先生も書き込まれていたんですね。
私も『戦場の精神史』大変興味深く拝読させて頂いております、と書こうと思っていたら、私が佐伯先生の書評ですか・・・!?
不勉強が露呈する事となろうかと思いますが、させていただきたく存じます。書評といえるほどのものにはならないでしょうが。
ただ、六月は、ここ数日水曜の発表の資料作りで、その後は研究会や講義の発表が重なっておりまして、まだ読み終わってもいないのです。
もう少し後にさせていただきたいのですが・・・

安倍晴明からのご託宣。

No.2092

 >元木先生。 現代の安倍晴明こと、鈴木君のお話によりますと先生のオアシスは電源系統の故障と見られ、修理可能ではないかとのことです。ハードディスク内蔵の情報が貴重であるならば富士通の営業所に直接連絡されてみては如何でしょうか。小生も古い「文豪」をNECの営業所に持ち込んで修理をしてもらえたことがあります。
 それから、PCに親指入力できるOASYS2002の資料を鈴木君が用意してくれましたので、追って郵送させていただきます。

Re: 祟り?

佐伯真一
No.2093

元木先生、ご愁傷様です。もしプリントがあるのなら、OCRで読み込めば、すぐにかなりの程度の復元が利くはずですが…。
 そんな時に、拙著についても、有り難いお言葉をいただき、感謝に堪えません。狭い専門分野をはるかに逸脱して、おっかなびっくりですが、元木先生にここまで書いて頂けると、一安心です。同時に、歴史学の武士論にとって、こうした問題がどう関わるのか、気になるところです。長村さん、お気の毒ですがどうぞよろしく。いずれ、結果を聞かせてください。

Re: 祟り?

No.2095

 野口先生、佐伯先生、色々お気遣いいただき有難うございます。鈴木君には貴重な情報もご提供いただき、感謝に堪えません。
 まさか急に壊れるとは思わず、最近の原稿をバックアップしておりませんでした。一度書き上げたつもりの部分をもう一度書き直さなければならないのは、何とも調子に乗った気分に水をさされるようです。
 しかし、そんなことをいつまでも嘆いていても始まりません。これを良い機会として、より良い原稿に書き直したいと思います。
 佐伯先生の御著書の書評会、長村君にはこれから熟読してもらうので、少し先になるかと思います。日程が決まりましたら掲示板でもご案内申し上げます。

OASYSのサポート

No.2099

元木先生
 山田先生のF.W.時に、パソコン版OASYSのパンフレットを野口先生に渡しました。資料というほどのものではありませんが、ご参考ください。
 すでにご存じかもしれませんが、富士通の方でも“一応”OASYSのサポートは継続しているようです。→http://www.fmworld.net/oasysworld/new/index.html
 ワープロやパソコンの場合、電子部品の固まりなので、いわゆる電気屋さんではどうしようもないことが多いです。
 元木先生のOASYSがどのような状況かわからないので、的はずれの可能性もありますが、たいていのワープロ・パソコンの場合は電源部分の故障により使えなくなります。(専門的には、コンデンサというところです。)というよりは電源さえ取り替えれば復活できます。
 内蔵ハードディスクのクラッシュでなければ、技術的にデータは無事ですので、富士通のサポートがどのくらいがんばってくれるかにより、データ救出の成否が決まってくると思います。部品保有期限もぎりぎりのようですし、お早めに上記のサポートへ連絡されてはどうでしょうか?
 OASYSは富士通だけあって、パソコンとの親和性が高く、まだまだデータ変換の方法はたくさん残されていて、ワープロ専用機のなかでは恵まれているほうだと思います。ただ、パソコン版OASYSも2002以降のバージョンアップが行われていないので、今後はどうなるのかは微妙なところです...。
 親指シフト(NICOLA配列)キーボードについてですが、富士通のノートパソコンでもオプションで載せ替え可能なものがあるようです。
 京教大にも富士通の関連会社が出入りしていますので担当の人にいろいろと情報を聞いてみます。

有難うございます

No.2100

 鈴木君、詳しい情報を有難うございました。月曜に早速電話してみることにします。当方が使用していた40APというビジネス機は、2000年まで生産されていたのですね。生産中止からまだ4年ですから、一応は修理対象の由で安堵しました。6年も生産され続けたということは、ワープロとしてはもっとも完成された機種だったのかもしれません。実際使い心地は抜群でしたから。
 ともかく、オフラインでワープロ機能だけを必要とする人もいる(いないか?)でしょうし、ワープロ専用機もあったほうが良いように思うのですがねえ。
 いやはや、野口ゼミの皆さんまで巻き込んで、大変お騒がせすることになり、誠に申し訳なく存じます。

Re: 祟り?

No.2101

神様、仏様、頼長様、清盛様、どうか元木先生の原稿が無事でありますように! 
元木先生、鈴木さんのおっしゃるように、電源部分の事故であることを祈っております。また、これまでにお書きになったデータが生きていることも祈っております。データが生きておりましたら、ワープロ本体とともに、元木記念館をつくり、寄贈しましょう。

ご臨終

No.2123

 当方のワープロの件では大層お騒がせいたし、申し訳ありませんでした。本日、富士通からシステムフロッピーを送ってもらい、起動を試行しましたが、ついに「ディスクが読み書きできません」というサインが現れてしまいました。
 富士通の係りの人によりますと、システムフロッピーで起動しなければ、ディスクの故障で、データは救出不能とのことでしたので、もう諦めざるを得ないかと存じます。
 最新の原稿、教案が残ってしまったことは残念ですが、まあ致し方ありません。ワープロの天寿全うを喜んでやりたいと思います。
 石浜さん、記念館なんか作りようがありませんので、当方の棺おけにこのワープロも一緒に入れてやってください。
 しかし、保元、平治は見直すと、あっ、そうだったのかということが結構ありますね。逆に、橋本先生が言ってしまってることも多いですが。まあ、「乞う、ご期待」というところですな。ムフフフ・・・

「清水坂・・」F.W

No.2083

みなさん こんばんは。
「清水坂・・」F.W、明日です。
懇親会は、四条木屋町上ルの居酒屋になりました。詳しくは明日。懇親会だけ参加の方は、山岡さんに連絡がとれるようにしておいてください。

>山岡さん  あとでうちの奥様がメールします。


山田先生、明日は宜しく。

No.2084

 山田先生、「そんなすごい」お仕事、さぞや精神的にお疲れだったこととお察しいたします。
 すっかりリフレッシュされて、明日(あっ、もう今日か)はなにとぞよろしくお願いいたします。
 今回のF.Wは、歴史学という学問を志すということはどういう事であるのか、真摯に考えるよい機会になっているように思います。
 小生は、時に、一部ではあるでしょうが、いわゆる「歴史愛好家」と称される方たちの発想とおおきな断絶を感じて、やりきれない気分に陥ることがあるのですが。・・・このことを考えるとストレスがたまります。
 
 >プリンセス えっ!「大学生活を謳歌しきっていない気がする」ですって?・・・。
 月曜から教育実習でしたね。残念ですが、源先生のお菓子の開封権は、次期プリンセス候補たちに譲渡していってください。それにしても、「学習指導要領」なるものは、いろいろ問題がありますね。

 ☆ 今月20日の「軍記・語り物研究会」例会で、明治大学の上杉和彦氏が大江広元についてのご報告をされるとのことなので、小生、出席させていただくことに決めました。大江広元は鎌倉幕府草創期政治史を考える上でのキーパーソンと言えます。学生時代からとても関心をもっていた人物です。
 ちなみに、その次の8月1日開催の例会では『源平闘諍録』が取り上げられ、源健一郎先生が研究史についてご報告の由です。『源平闘諍録』の成立に関しては、小生もいささか口を挟んでおりますので、これにも時間が許せば出席させていただきたいと思っています。
 なお、「軍記・語り物研究会」のHPアドレスは下記の通りです。
 http://www5e.biglobe.ne.jp/~gunki/

「清水坂・・」F.W事前学習用参考文献

No.2073

 まず、ずばり、山田先生の御高論から、
 山田邦和「京都の都市空間と墓地」(『日本史研究』409号,1996年)
  同  「鴨川の治水神」(『花園大学文学部研究紀要』第32号,2000年) 

 物吉村については、
 横田則子「『物吉』考-近世京都の癩者について-」(『日本史研究』352号,1991年)、

 鴨川と陰陽師の関係については、
 瀬田勝哉「失われた五条橋中島-洛中洛外図を読む-」(同『洛中洛外の群像』平凡社,1994年,初出1988年)がおもしろい。

 鳥部野などについては『平安京提要』を参照してください。

 ☆ ところで、明日の同志社大学・文化史特論(1)の講義のテーマは「大宰府を基盤にした鎮西武士団の成立」ですが、参考文献としては・・・・・、まぁ、いいでしょう。

参考文献

No.2076

↓で田中さんからご紹介があった『中世の民衆と芸能』(京都部落史研究所編/阿吽社/1986)については京女の図書館にある分は今私が借りて持っています。
F.W参加者で事前勉強をされる方がほかに多いでしょうし、今晩中に読みきって明日には図書館へ返却いたしますので、もし京図書館で探して「なかった」という方、おられましたらすみません☆私のせいですm(._.)m

今回のF.W.の勉強は私の卒論にものすごく関係の深いものばかりなので、とても楽しんで勉強しております。当日がたのしみで今からわくわくしております♪
その前に指導案も仕上げてしまわないと・・・☆
私の好きな分野はどうも学習指導要領のタブーにひっかかるような分野の話ばかりであることをひしひし実感しております。_(^^;)ゞ
でもある意味、”聖徳太子から頼朝まで”という範囲は当たりでした♪
指導要領のp94には「「武家社会の展開」については、土地制度などの細かな史実や政治機構の詳細などに深入りしないようにする」、ともあり、なかなかどこからどこまでが「深入り」になってしまうのか判断しづらいところですが、先日購入した佐伯先生の「戦場の精神史」を拝読していて、かなり使えそうなヒントをたくさん得たので、うまく活用させていただくとともに、おもしろい授業にできたらと思っております。
佐伯先生、ありがとうございます。m(._.)m

なんかF.W.の話からだいぶそれてしまいました。
現実逃避だとおもってお許しください☆┌|∵|┘

参考文献

No.2077

 F.W.にはいけませんが、山田先生の御論文は可能な限り読んで行きたいと思います。
>永富さん
 昨日は楽しかったね~♪久々にたくさんしゃべれて、本当に楽しかったです☆また、教育実習が終わったらご飯食べに行きましょう。その前に土曜日ですが。
 教育実習は、実習生が楽しむかどうかがポイントの一つだと思います。「面白い」と思った事の魅力をどこまで伝えられるか・・・。授業でクラス全員の賛同を得られるものではなくても、「面白い!」と思って、興味の扉を開いてくれる人は必ずいるのです。というわけなので、教案つくりも頑張ってね~

Re: 「清水坂・・」F.W事

野口 洋平
No.2078

すでにたくさんの参考文献があげられていますが、蛇足ながらもう一つだけ紹介させていただきます。

下坂守『描かれた日本の中世』2003年法蔵館
第二章 中世非人の存在形態ー清水坂「長棟堂」孝ー
第三章 法城寺・晴明塚孝ー五条河原・清水坂に生きた人々の信仰ー
どちらの論文もFWにきっと役立つと思うので、時間のある方は是非読んでみて下さい。先行研究はもちろん最近の研究成果も紹介されているので大変わかりやすいです。
あと梅原猛『京都発見』四 丹後の鬼・カモの神 の中にも安部晴明と陰陽師の題で長仙院が紹介されています。ほんの少しだけですがこちらもよかったら参考にしてみて下さい

御礼

佐伯真一
No.2079

永富さん、ありがとうございました。
 どのようなところで活用されるのか、私としてはとても楽しみです。もし、機会があったら、反応などについて教えてください。私自身も、来週、高校生向けの「入門講座」で、あの本をネタにした話をする予定です。
 なお、拙著について、ちょっとした手違いがあったようで、この掲示板にも関わる数名の先生方に献本が届いていなかったようです。間もなく届くはずですので、ご海容ください。
 関係ない話題で失礼しました。清水坂・鳥辺野F.W、私も大変興味がありますが、行けそうになく、残念です。成功をお祈りしております。

Re: 「清水坂・・」F.W事前学習用参考文献

No.2080

山田がレスをつけるべきなのでしょうが、彼は今東京へ出稼ぎ中です。今晩帰ってきます。
なんと井沢元彦さんと一緒に昨夜講演しています。

野口先生が紹介してくださっている「京都の都市空間と墓地」が載っている『日本史研究』409号は、平安京・京都の葬制・墓制の特集号です。
同じ号に所収の勝田至「京師五三昧考」は、鳥辺野の参考になると思います。
また、レジメの地図を見ると、馬町十三塔跡にも寄るみたいなので、高橋慎一朗「洛中と六波羅」『中世の都市と武士』(吉川弘文館)が参考になると思います。

永富さん 実習の楽しい体験談(?)期待しています。

佐伯先生 『戦場の精神史』、読ませていただきました。おもしろかったです。「武士って、卑怯やん」と叫びながら読み進めました。

Re: 「清水坂・・」F.W事前学習用参考文献

No.2081

山田先生、お返事が遅くなり、申し訳ございません。行こう、行こうとは思っていたのですが、子どもの学校の用事で参加できなくなりました。
それと、山田ちさ子様。帯のキャッチコピーですが、「武士って、卑怯やん」というのもいいですね。佐伯先生、いかがですか? 何か機会があれば、使ってみたいのですが、よろしいでしょうか。それと、次回は、ゲラをお送りするので、アイデアをいただければなぁと思ったりしました。

武士って卑怯やん

佐伯真一
No.2082

山田ちさ子様。有り難うございました。
山田先生と井沢元彦の並ぶ講演会?そんなすごいものが東京で行われていたのですか。ちっとも知りませんでした。
石浜さんへ。帯に大きく「武士って卑怯やん」と刷ったのを、関西限定販売のおみやげ品として、京都駅のキオスクにでも置いて頂けますか?(誰が買うんじゃ、そんなん)。

ありがとうございます♪

国方茉伊
No.2072

今年からゼミに参加させて頂きます、国方です。
野口先生には木曜4限の演習でもお世話になっております。 (いつもお菓子があって、最高です☆)
野口先生、永富さん、ありがとうございます!! これで卒業後は無事地元に帰れる…(単位落とさなければ -_-;)けど、短大はあっという間ですね。まだまだキャンパスライフを謳歌してない気がします…。 
就活も一段落したので、これからはもっと積極的にゼミに参加したいと思います! 短い間ですが、どうぞよろしくお願いします。

内定祝賀会♪

No.2074

 国方さん、さっそくの御登場、うれしく思います。
 永富さん、ご提案の祝賀パーティを実現したいものですね。もうひとり、近々内定の話が持ち上がるかも知れませんから、そうしたら盛大に!そうなれば、確実にプリンセス主催でしょう。
 プリンセスで思い出しましたが、源先生からいただいた洋菓子は、上本町のケーキ屋さんのお菓子だそうです。まだ開いていません。研究室の冷蔵庫に入れてあります。開封は月曜でしょうか?
 お菓子で思い出しましたが、今日のⅣ講時の演習には、島田さんがUSJのお土産を持ってきてくださいました。ご馳走様でした。

No.2075

国方さん>そうですね~四年もの猶予のある私ですらまだキャンパスライフを謳歌しきっていない気がするのですから、二年なんてもっともっと早く感じちゃいますよね。
卒業式には一緒に袴写真を撮りましょ♪笑

野口先生>源先生のお菓子・・・!!月曜開封なんですか~?
プリンセスは月曜から教育実習でございます。(T-T)(T-T)(T-T)(T-T)(T-T)(T-T)
明日開封ではだめですか?(←やっぱり食い意地がはっている)
お菓子といえば、昨日は田中さんと二人で京都タワーの下に新しくできた「接方来」という京やさい料理のお店でデートしました。ヽ(^0^)ノそこでデザートに食べた「くれーむどぶりゅれ」は最高でした!!ぐふふ
雰囲気も落ち着いていていいお店だったので、内定祝賀会はぜひそこで。。。♪

おめでとうございます。

平田樹理
No.2097

 国方さん、内定本当におめでとうございます。
また内定祝賀会のときにでもゆっくりお話できれば、と思います。こちらこそ、どうぞよろしくお願いします。

ものすごく急で本当にすみません

No.2069

京都女子大学の飯田です。木曜日4限の演習でお世話になっています。今日、私の発表なのですが昨日から体調を崩してしまい学校に行けそうもありません・・・。一応すべて発表するものはしあがっているのですが、日にちをずらしてもらうことはできないでしょうか?今日の講義を台無しにしてしまって、本当にすみません。

大丈夫です。

No.2070

 今日は、今までの報告内容に関する質疑と建春門院(平滋子)陵墓の位置に関する山田邦和先生の新説の紹介をしたいと思います。
 飯田さんが本日予定していた報告は、これからの報告者の了解が取れれば、時間を割愛してもらって行いたいと思います。 心配することなく、ゆっくりと休んでください。

ありがとうございます!

No.2071

安心しました。これでゆっくり休めそうです。せっかくなので、申し上げておきます。清少納言を予定していたのですが、幅が広がっていき清少納言以外の人物の発表(どちらかというと和泉式部が中心)も含んでしまいました。では次に発表できるのを心待ちにしています。本当にありがとうございました。

「清水坂・鳥部野を歩く」F.W.近づく

No.2062

かねてご案内いたしておりました、花園大学人権教育研究センター&京都女子大学宗教・文化研究所ゼミナール ジョイント企画(長い前振りだ・・)「「清水坂・鳥部野を歩く」ミニ・フィールド・ワークが近づいてまいりました。
6月5日(土)13時00分 地下鉄市役所前駅の改札口に集合です。

>山岡さん  幹事、ご苦労さまです。よろしくお願いします。総勢25名程度を予定しております。
なお、懇親会の会場は鋭意探索中です。正式発表は当日にずれ込むことになりそうです。懇親会だけ参加の方は、当日夕方に山岡さんまたはその他の参加者の方と連絡をとって、会場におこしください。

>石浜さん  御都合がつけばお出でになる、とおっしゃってましたが、いかがあいなりましたでしょうか。

(レジュメ作りにくたびれ果てている山田でした・・・)

Re: 「清水坂・鳥部野を歩く」F.W.近づく

No.2066

 山田先生、レジュメの作成、ありがとうございます。おそらく、そのレジュメは今後、見学地の地元である京都女子大の学生さんたちに長く伝えられていくことと思います。ゆえに、他の仕事は放り出してでも、ぜひとも立派なものを作ってください。
 総勢25人というと、当方と花園で半々というところですね。昨年夏の学習院大学兵藤ゼミと共催の研究会では、完全に衆寡敵せずでした。ただし、兵藤ゼミの見学旅行に同行した当ゼミメンバーは飲み会において最後まで居残る栄誉に浴しています。
 今回もそのときの隊長であった「牧の方@飲み会番長」が懇親会に駆けつけてくださいます。頼もしい限り!なお、今年11月を過ぎますと、その後継者と目される「伊賀の方」も加われるのですが。そうなると、敵なしです。
 
 共催相手が、こんなことばかり申し上げていて、申し訳ありません。参加者は、できるならば「清水坂非人」や祇園の犬神人など、中世京都における被差別民に関係する研究成果(丹生谷哲一氏『検非違使』や横井清氏・網野善彦氏の著作など)を学習した上で参加して下さい。
 
 なお、山田先生が団長をつとめられている「平安京探偵団」が、最近、リンクをはられた「幽玄亭」は、記録の読解や院政期に関する研究書の紹介など優れた水準の高いサイトで、小生も以前から注目していました。美川先生の論文集『院政の研究』(臨川書店)も紹介されています。

☆ゼミメンバー諸姉(このさい諸兄は除外)
  本日、源健一郎先生より、宅急便にて、見るからに上等そうな箱入りの洋菓子をいただきました。どなたから手を付けられることになるのでしょうか。やはり、プリンセス?
 源先生、お心遣い、ありがとうございました。

Re: 「清水坂・鳥部野を歩く」F.W.近づく

山岡 瞳
No.2067

了解しました。
フィールドワークに2名、懇親会に2名追加でお願いします。
合計でフィールドワークに13名、懇親会に9名参加となりました。
お天気も晴れと聞いています。参加される皆様は帽子、日焼け止めを忘れないようにしましょう。

「清水坂・鳥部野を歩く」F.W.参考文献 おまけ

No.2068

 山田先生こんばんは。
野口先生のカキコミ通り、飲み会のみの参加となりましたが、どうぞよろしくお願いいたします。
 歴史資料館の「燈心文庫」(林屋氏寄贈本のこと)でこんな本を見付けました。
→『中世の民衆と芸能』(京都部落史研究所編/阿吽社/1986)
 野口先生のカキコミにもあった丹生谷哲一氏や、横井清氏が【中世被差別民の生活と仕事】として、「清目」(キヨメ)や「傀儡」(くぐつ)「猿楽」や「犬神人」(いぬじにん)について紹介されています。挿図なども入っていますが、もう少しステップアップするならば、日本絵巻物集成などの「清水寺参詣曼陀羅」をカラーで見て、被差別民・芸能者の姿を確認すると良いと思います。F.W.では文字だけではなく、絵画資料も参考にすると、もっと世界が広がります。(これは私の経験からですが)特に「坂」は中世にとって重要なキーワードですから、是非一度(F.W.が終わってからでも)絵画資料に目を通されることをおすすめします。
・・・あぁ、本当にF.W.に行けないのが残念です(ToT)

京都通学!

No.2061

 それは魅力的ですね…と思ったら、現実になさっている方がいらっしゃるんですね! やっぱり熱意のある人は違います。
 そういうお話を聞くと、今からでも学ぶ気になれば道はいくらでも開けるんだなあと心強いです。
 26日は残念ながら先約があるのですが、卒論発表会、都合がついたらまた行ってみたいです。