明けましておめでとうございます。

No.20784

 いよいよ、私の研究室の明け渡しまで、あますところ3ヶ月。すんなりと「無血開城」できればよろしいのですが、あの本やら書類やら、どう処分すればよいのやら。みなさまのお力添えを期待しております。

 さて、1月の研究所ゼミやら授業やらですが。キャンパスプラザの授業は8・15・22日。現社の演習は12・19日、研究所ゼミは14日・21日です。その後は期末試験や入学試験の期間を経て春休み。
 現社の演習では、報告の総括や解散パーティの企画もありますが、史跡散歩の一環として人気の新日吉神社に初詣というのも面白いかも知れません。↓
 http://www.asahi.com/articles/ASHDS558ZHDSPLZB01H.html

 ともあれ、現社の演習やキャンパスプラザ受講のみなさんはレポートをお忘れなく。
 そういえば、私も新年度から出講する大学のシラバスを書かなければならないのでした。
 4月からは素浪人かつ渡世人の生活になるのです。 
編集:2016/01/01(Fri) 17:30

新年の『吾妻鏡』

No.20788

 新年あけましておめでとうございます。皆さまにおかれましては、つつがなく新しい年をお迎えのこととお慶び申し上げます。

 2016年初回の木曜日の『吾妻鏡』のご案内です。初回は来週14日となりますが、引きつづき、しばらくは配付済みの史料(承元四年~)を読んでいきたいと思いますので、毎回ご持参ください。

 日時:2016年1月14日(木)15:00すぎ頃~(予定)
 場所:京都女子大学L校舎 3階 共同研究室
 範囲:配付済みの史料(承元四年~)を読んでいきたいと思います。

 ※木曜日の『吾妻鏡』ですが、1月は14日・21日に開催の予定です。
 ※「土曜日の『吾妻鏡』」のほうは、諸事調整中のためご案内を省略させていただきます。

 木曜日の『吾妻鏡』講読会は、基礎的な史料読解のニーズにも対応致しますので、初心者の方の参加も歓迎致します(土曜日のほうは参加者の現状に合わせて史料を読み、議論しますので、必ずしも基礎的なニーズには対応しておりません)。

 本年もどうぞよろしくお願い申しあげます。

 年末の博物館見学報告・お正月の奈良見学予告・『紫苑』最終号に関するお願い

No.20776

 今年も、もう諦めるほかないほどに押し詰まってしまいましたね。みなさんも御多忙のことと思います。何ごとも区切りは大変です。未練がつきものですし。
 私にとっての今年は、ちょうど30年前のような感じでした。だから、来年は大変だけれども面白い年になりそうです。

 ところで、27日ですが、現代社会学部の1回生お二人と京都文化博物館を見学してきました。私のFBページに書いたので詳細はそちらに委ねます。
 ほかに、冬休み中のイベントとしては奈良方面への巡検を計画していたのですが、ゼミで行うにはほとんどのメンバーが帰省中なので、個人的な初詣に同行していただくという形で行うことに致しました。期日は5日。今のところ、史学科と現社のお二人が参加を表明されています。行き先は石上神宮などを予定しています。

 『紫苑』最終号の方は、岩田編集長からの御報告によると、予定外の方からも論文が届いたりして嬉しい悲鳴とのこと。すでに見積もりを済ませているので、大いに苦慮されておられる御様子。紙数超過の方は、よろしく御協力を、私からもお願い申し上げます。

☆ 群馬県の須藤聡先生より、御高論「上野国周辺の伊勢神宮領形成についての一仮説」掲載の『群馬県玉村中世史研究』第1号および御高論「大間々扇状地と新田荘の成立―女堀との関連―」(『大間々扇状地~人と自然のかかわり々~』みやま文庫)を御恵送頂きました。
 須藤先生に、あつく御礼を申し上げます。

 ☆ 青山学院大学の藤本頼人先生より、御高論(書評と紹介)「坂井孝一著『曽我物語の史的研究』」を御恵送頂きました。
 藤本先生にあつく御礼を申し上げます。 

明日、京都文化博物館に行きませんか?

No.20761

 来年度、非常勤の立場で担当する現代社会学部の「演習Ⅰ」メンバーの懇親をはかる目的で年末に京都文化博物館の見学会を企画したのですが、帰省する人が多いので、参加者は少数にとどまりました。そこで、現社演習・研究所ゼミメンバーなどを問わず、対象を広げて見学会参加者を募ります。
日時12月27日(日)13:00集合
  集合場所:地下鉄烏丸線京都側改札口
入館料は不要です
参加希望者は野口までE・メールで御連絡下さい。

 ☆ 入間田宣夫先生より、新刊の御高著『藤原秀衡』(ミネルヴア書房)を御恵送頂きました。
 入間田先生に、あつく御礼を申し上げます。

 ☆ 松本蟻ヶ崎高校の村石正行先生より、御高論「小笠原貞慶発給文書の基礎的考察」(『信濃』67-12)
を御恵送頂きました。
 村石先生に、あつく御礼を申し上げます。

 ☆ 保立道久先生より、御高論(大会講演)「藤原仲麻呂息・徳一と藤原氏の東国留住」掲載の『千葉史学』第67号を御恵送頂きました。
 保立先生に、あつく御礼を申し上げます。

 ☆ 東京大学史料編纂所の本郷恵子先生より、新刊の御高著『怪しいものたちの中世』(角川選書)を御恵送頂きました。
 本郷先生に、あつく御礼を申し上げます。 

今週(21~26日)の授業と研究所ゼミの予定

No.20759

 21日(月) 3講時 ゼミ『吾妻鏡』講読会(1回生対象)
        
 22日(火)  卒論指導
       3講時 基礎演習Ⅱ 発表:出口さん「だんじり祭りの歴史」 
                        松浦さん「日本文化の礼儀作法」        
       4講時 演習Ⅱ   発表:元村さん「井伊直弼について」

「甘葛煎復元実験」の御案内

No.20758

 奈良女子大学で「甘葛煎」の復元実験が行われます。
 これには、保険をかけたり事前説明が必要であるために、一般の自由参加は出来ません。申し込みと主催者の許諾が必要です。ゼミの関係者で参加希望の方は、野口宛てにお知らせ下さい。申込先をお伝えするとともに、先方に許諾をお願い致します。

  日程などは下記の通りです。
 日時:2016年1月14日(木)
 時間:10:00~17:00 お昼休憩ふくむ
 場所:奈良女子大学構内 S棟ラウンジ集合
 持ち物:防寒具、帽子、あれば植木ばさみ

『紫苑』第14号(2016年3月発行予定)掲載予定の論考など   

No.20753

『紫苑』第14号(2016年3月発行予定)に掲載予定の論考などは以下のとおり。
(岩田編集長からいただいた構成案によるものです)

◆論考◆
「中世の幼帝について」・・・・・・・松薗斉(愛知学院大学文学部教授)
「平氏政権期の摂関と九条兼実」・・・・・・・樋口健太郎(関西大学非常勤講師)
「竹御所と比企谷新釈迦堂」・・・・・・高橋慎一朗(東京大学史料編纂所教授)
「『吾妻鏡』冒頭部の構成とレトリック」・・・・・・藪本勝治(灘中学校・高等学校教諭)
「河内源氏と小一条家」(仮)・・・・・・・元木泰雄(京都大学大学院人間環境学研究科教授)
「伊予河野氏の成立」(仮)・・・・・・・下向井龍彦(広島大学大学院教育学研究科教授)
「奥州伊達氏初代「常陸入道念西」について」・・・・・・滑川敦子(宮城県教育委員会)
「牧氏事件・伊賀氏事件と鎌倉殿」・・・・・・岩田慎平(立命館大学文学部非常勤講師)
「歴史資産を活用した観光と地域振興に関する諸問題」
              ・・・・・・東川由佳(本学現代社会学部四回生)
                  野口実(本学宗教・文化研究所教授)
◆思い出◆
「野口ゼミとその軌跡―自己の体験を踏まえながら―」
             ・・・・・・・山本陽一郎(福井県立道守高校非常勤講師)
「「野口ゼミ」での思い出」
    ・・・・・・・山田(平田)樹理(神戸大学大学院文化学研究科修士課程(日本史学)修了)
「『紫苑』創刊前夜」・・・・・・・鈴木絵里子(本学文学部史学科卒業)
「野口先生と出会った頃」・・・・・・・長村祥知(京都府京都文化博物館学芸員)
「野口先生へ感謝を込めて」・・・・・・戸塚(山田)敬子(聖徳大学人文学部日本文化学科卒業)
「野口先生の思い出」・・・・・・・山下典子(立命館大学文学部史学科日本史専攻卒業)
「紫苑14号によせて」
    ・・・・・・・山岡瞳(京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程指導認定退学)
「ゼミ旅行の思い出」・・・・・・・佐伯智広(立命館大学非常勤講師)
「野口ゼミ回顧録」
 ・・・・・・・田中裕紀(同志社大学大学院文学研究科国文学専攻博士後期課程単位取得退学)
「野口ゼミ側面観」・・・・・・坂口太郎(高野山大学文学部人間学科助教)
「『紫苑』お祝い・お礼の原稿(仮)」・・・・・・・山田徹(京都大学大学院文学研究科助教)
「宗教・文化研究所ゼミの思い出」
          ・・・・・・・中村晃子(同志社大学大学院文学研究科文化史学専攻修了)
「私の原点『吾妻鏡』講読会」
          ・・・・・・小野翠(愛媛県内子町八日市・護国町並保存センター学芸員)
「宗文研ゼミの「思い出」」
         ・・・・・・山本みなみ(京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程)
「見ていてくれる人」・・・・・・生駒孝臣(大阪市史料調査会調査員・関西学院大学非常勤講師)
「野口先生と出会って・・・」
        ・・・・・・前川佳代(奈良女子大学古代学学術研究センター協力研究員)
◆その他◆
活動記録
野口実先生年譜
主な著作リスト
「水無瀬見学会参加記(二〇一五年十月三一日)」・・・・・・・下坂碧(本学文学部史学科一回生)
********************************
【追記】
 ☆ かつての職場における先輩である朧谷寿先生より、御高論「日本古代の地震―平安時代を中心に―」(紫式部学会編『むらさき』52)を御恵送頂きました。
 朧谷先生に、あつく御礼を申し上げます。

今週(14~19日)の授業と研究所ゼミなど

No.20751

14日(月) 3講時 ゼミ『吾妻鏡』講読会(1回生)
         4講時 仏教学講話(児童学科1回生)
15日(火) 卒論指導
  3講時 「基礎演習Ⅱ」
   発表:奥村さん「忍者について」
   荻原さん「来んまいけ!きときと富山~射水市・新湊を中心に~」
  4講時「演習Ⅱ」
   発表:元村さん「井伊直弼について」
   山崎さん「中世の仏教と寺院について」
17日(木) ゼミ『吾妻鏡』講読会
18日(金) キャンパスプラザ「特別講座科目」
    卒論指導

 ☆ 長野県の花岡康隆先生より、御高論「小笠原氏一門坂西氏についての基礎的研究―南北朝・室町期を中心に―」(『信濃』67-12)を御恵送頂きました。
 阿波国の地名を名字とする信濃武士。中世武士の広域的な活動が示されています。
 花岡先生に、あつく御礼を申し上げます。

 【追記】☆ 東京都足立区の加増啓二先生より、新刊の御高著『東京北東地域の中世的空間』(岩田書院)を御恵送頂きました。
 加増先生に、あつく御礼を申し上げます。

京大の研究会や『紫苑』最終号のことなど

No.20746

 昨日は、京大の元木先生の研究室で開かれている『台記』研究会で、大島さんが修論の準備報告をされました。大河兼任の乱を中心に、鎌倉幕府草創期の奥羽支配のあり方について、新しい視角から切り込んだ画期的な研究でした。活字論文として公表されるのが楽しみです。

 『紫苑』は最終号の原稿がほとんどそろったようです。最後の編集長を引き受けてくれた岩田師範が獅子奮迅の努力をして下さっています。とてもたくさんの原稿が寄せられたので、心配なのは予算のことのみ。嗚呼、「我が狭量」!

 ☆ 九州大学の坂上康俊先生より新刊の御高著『摂関政治と地方社会』を御恵送頂きました。坂上先生に、あつく御礼を申し上げます。

 【追記】☆ 首都大学東京の大藪海先生より、先生が分担執筆されている神田裕理編『戦国時代の天皇と公家衆たち』(洋泉社)を御恵送頂きました。
 大藪先生に、あつく御礼を申し上げます。

 ☆ 神奈川県立歴史博物館の永井晋先生より、御高論「以仁王事件の初段階―傲訴から挙兵への段階的発展―」(『鎌倉遺文研究』36)・「資料紹介 『鎌倉証菩提寺年中行事』にみえる天台宗門流の僧侶」(『神奈川県立歴史博物館研究報告(人文科学)』42)を御恵送頂きました。
 永井先生に、あつく御礼を申し上げます。
編集:2015/12/10(Thu) 23:53

師曰く、「走りすぎて死ぬことはない」―次回の『吾妻鏡』―

No.20749

 『紫苑』第14号にご寄稿いただきました皆さまに御礼申し上げます。今後の編集作業でもお世話になりますが、どうぞよろしくお願い申しあげます。

 次回、年内最後の木曜日の『吾妻鏡』のご案内です。しばらくは配付済みの史料(承元四年~)を読んでいきたいと思いますので、毎回ご持参ください。

 日時:2015年12月17日(木)15:00すぎ頃~(予定)
 場所:京都女子大学L校舎 3階 共同研究室
 範囲:配付済みの史料(承元四年~)を読んでいきたいと思います。

 ※木曜日の『吾妻鏡』ですが、12月は17日に開催の予定です。新年1月は、14日・21日に開催予定です。
 ※「土曜日の『吾妻鏡』」のほうは、諸事調整中のためご案内を省略させていただきます。

 木曜日の『吾妻鏡』講読会は、基礎的な史料読解のニーズにも対応致しますので、初心者の方の参加も歓迎致します(土曜日のほうは参加者の現状に合わせて史料を読み、議論しますので、必ずしも基礎的なニーズには対応しておりません)。

 時節柄、みなさまにおかれましてはご自愛いただきますようお祈り申し上げます。

今週(7~12日)の授業と研究所ゼミ

No.20740

7日(月) 3講時 ゼミ『吾妻鏡』講読会(1回生対象)
       来年度演習Ⅰ配属希望者の面接 
8日(火) 3講時 基礎演習Ⅱ 発表:朝生さん「日本の結婚史について」
                       今岡さん「なぜユニバーサル・スタジオ・ジャパンは成功したのか」          
     4講時  演習Ⅱ 発表:中山さん「歴史を活かしたまちづくり」
                    篠原さん「源氏物語が与えた影響について」  
                      水谷さん「松阪もめんについて」 」
9日(水) 15時 『台記』研究会(京大) 大島さん発表
10日(木) 15時~ ゼミ史料講読会
11日(金) 2講時 キャンパスプラザ 特別講義科目
         卒論指導

【追記】来年度の「演習Ⅰ(野口ゼミ)」は18名になりました。
編集:2015/12/07(Mon) 23:32

師曰く、「走っても負けることはあるが、走らずに負けるよりマシ」-次回の『吾妻鏡』-

No.20741

 師走も二週目の『吾妻鏡』のご案内です。しばらくは配付済みの史料(承元四年~)を読みたいと思いますので、毎回ご持参ください。

 日時:2015年12月10日(木)15:00すぎ頃~(予定)
 場所:京都女子大学L校舎 3階 共同研究室
 範囲:配付済みの史料(承元四年~)を読んでいきたいと思います。

 ※木曜日の『吾妻鏡』ですが、12月は10日・17日に開催の予定です。
 ※「土曜日の『吾妻鏡』」のほうは、諸事調整中のためご案内を省略させていただきます。

 木曜日の『吾妻鏡』講読会は、基礎的な史料読解のニーズにも対応致しますので、初心者の方の参加も歓迎致します(土曜日のほうは参加者の現状に合わせて史料を読み、議論しますので、必ずしも基礎的なニーズには対応しておりません)。

 時節柄、みなさまにおかれましてはご自愛いただきますようお祈り申し上げます。

今週(30日~12月5日)の授業と研究所ゼミの予定

No.20737

   30日(月) 3講時 ゼミ『吾妻鏡』講読会(1回生対象)
       来年度演習Ⅰ配属希望者の面接 随時
   1日(火) 3講時 基礎演習Ⅱ 発表:川合さん「スタジオジブリ作品の魅力」 
                          辻さん「シャンプーに関連する事柄」
        4講時  演習Ⅱ 島貫さん「神社と神様について」          
                  宅嶋さん「生まれ故郷・久留米市について」       
   3日(木) 卒論指導
         15時~ ゼミ史料講読会
   4日(金) 2講時 キャンパスプラザ 特別講義科目
         卒論指導

【追記】演習Ⅰ(野口ゼミ)の配属希望者は最終18名になりました。