今週の授業とゼミの予定
No.20724
早くも11月の第一週が終わってしまいました。私はようやく先月末締め切りだった論文執筆が終わりに近づいてきました。というより、無理やり終わりにしてしまったようなもの。わが人生は「不本意ながら」の連続です。
今月の締切は半ばまでが査読1件と書評1件、月末までが論文1件。まだあったっけ?
さて、今週の予定です。
9日(月)3講時 『吾妻鏡』講読会(1回生対象)
10日(火)3講時 基礎演習Ⅱ 個別発表
田中さん「サンリオの歴史とキャラクター」
宇野さん「ご当地キティについて」
4講時 演習Ⅱ 個別発表
西條さん「徳島の郷土料理について」
西川さん「石清水八幡宮 千年の歴史」
冨田さん「正倉院について」
11日(水)『台記』研究会出席 師範代の研究報告
12日(木)ゼミ『吾妻鏡』講読会
13日(金)キャンパスプラザ講義
幸せな1週間でありますように!
文化の国から-次回の『吾妻鏡』-
No.20722
各地の“秋の特別展”にお出かけの方も多いと思います。文化の秋を満喫しようという方も多くて、どこもけっこうな混雑を我慢しながらの見学となってしまいがちのようです。それでも実物を目にすることのできる機会は貴重なのですが、あまりに混んでいると「文化ってなにかね」みたいな気持ちにならないではありません。「子供がまだ見学してる途中でしょうが!」とか。
次回の『吾妻鏡』のご案内です。
◆次回の木曜日のご案内◆
日時:2015年11月12日(木)15:00頃~(予定)
場所:京都女子大学L校舎 3階 共同研究室
範囲:『吾妻鏡』建保四年(1216)二月十一日・十九日、三月五日・七日・十六日・二十二日・二十四日・二十五日・二十六日・三十、四月七日・九日・十五日・十七日、五月二十四日・二十五日、六月八日・十四日・十五日・三十日、閏六月十四日・二十四日・二十九日、七月二十九日、八月三日・十九日、九月十日・十八日・二十日、十月五日、十一月十二日・二十四日、十二月一日・八日・二十日・二十三日・二十五日の各条
※木曜日の『吾妻鏡』ですが、11月は12日・19日・26日に開催の予定です。
※「土曜日の『吾妻鏡』」のほうは、諸事調整中のためご案内を省略させていただきます。
木曜日の『吾妻鏡』講読会は、基礎的な史料読解のニーズにも対応致しますので、初心者の方の参加も歓迎致します(土曜日のほうは参加者の現状に合わせて史料を読み、議論しますので、必ずしも基礎的なニーズには対応しておりません)。
そろそろ卒論や修論の締め切りも近づいており、皆様いろいろとお忙しい時期だとは思いますが、そうでもないという方はまずは見学からでも、どうぞお気軽にご参加いただきたいわけで。
晩節近く、秋の夜長に思うこと。
No.20723
東京の某有名私大の文学部で卒論が廃止されていた事を知ってビックリしています。大学の最後の砦は文学部だと思っていたのに自殺行為です。
しかし、現実的に大学の卒論の水準を維持するのは大変です。学生さんの就活プレッシャーもさることながら先生方も忙しすぎる。しかし、ともに大学人としての矜恃を捨てるべきではありません。
とはいえ、内定をもらってすっかり安心してしまい、就職すると自由な時間が得られないからと、海外への卒業旅行を楽しみに、その旅費を稼ぐべくアルバイトに精を出してしまう学生さんも多い。こうした事態に抗すべくも無く、なんとも言いようのない無力感に苛まれている先生方も多いのではないかと思います。
学生さんの心境もわかります。そういう世の中です。
私は正直、どうしていいかわからないのですが、今まで生きてきた方向性を否定してやり直すには時間も無ければ元気もありませんので、このまま、こんな御時世でも、学問研究に意欲を燃やしてくれているまったく希少な若い人たちに助けられて、この先のどれくらい残されているかわからない人生を過ごして行きたいと思っております。
日本古文書学会見学会のご案内
元木泰雄
No.20721
さて、No.20637に書き込ませていただいた見学会、正式に決定しましたのでご案内します。
外岡慎一郎先生の御尽力により、先生が館長をおつとめの敦賀市立博物館で、古文書見学会が開催されることとなりました。
日時は、12月12日(土曜日)14時開始、博物館(敦賀駅からバス10分、徒歩25分)で現地集合となります。
内容は、まず特別展を見学し、その後、別室で敦賀市内の寺院文書を熟覧させていただく予定です。
特別展の名称は「大谷吉継~人とことば」です。展示される原本は、大阪城天守閣所蔵文書、多賀大社文書、真田家文書、西福寺文書、小宮山家文書(敦賀の商人高嶋屋)など、パネル展示は島津家文書、吉川家文書、大阪城天守閣所蔵文書、厚狭毛利家文書など、いずれも大谷吉継書状が中心です。
その他、『慶長見聞書』(松平文庫、松平春嶽筆)、『慶長軍記』(京大附属図書館本、京大文学研究科図書館本)、『板坂卜斎覚書』(酒井家文庫、伴信友校訂本)などの軍記資料も展示されます。
敦賀市内の寺院文書は、永建寺文書(鎌倉~戦国期の手継文書)、善妙寺文書(敦賀郡を中心とした寺領目録、敦賀郡司朝倉氏判物等)を拝見する予定です。
なお、入場料250円、参加費500円(古文書学会が徴収)を徴収いたします。
遠方で、少し寒そうですが、非常に充実した内容です。
大谷刑部や戦国時代にに関心をお持ちの方、せっかくの機会ですので、ふるってご参加ください。
また、周囲にこのテーマに関心をお持ちの方がおられましたら、ぜひお伝えください。
以上、よろしくお願い致します。
山口博史さんを想う。もう10年が過ぎました。
No.20720
何歳になっても欲と望みは尽きることがなく、他人と自分を比べては妬んでばかりいる自分にウンザリする今日この頃。こんなことを書いていても、やはり頭の半分は不可能な望みに執着したままです。まったく救いようがございません。困ったものです。
しかし、わたくしと同世代なのに、そんな思いもいだけない人もいます。死んだ友人たちです。彼らのことを考えると、妬み心が少しばかり減少します。多少後ろめたい気分にもなります。一方で、背中を押されたりもします。彼らの分まで妬んでやろうなどという気持ちにもなります。心の汚いわたくしです。
昨日(11月2日)は、京都労働学校の日本史講座や歴史グループ早雲の牽引役として活躍された山口博史さんの命日でした。亡くなられたのは2005年。
山口さんは、この掲示板に何度も投稿して下さいましたし、早雲の学習会に永富(現、鈴木)さんなど当ゼミメンバーが参加したことをとても喜んで下さっていたことが思い出されます。亡くなられる前年の秋に、京都精華大学を会場に開催された源義経をテーマにした「叡電文化講演会」も山口さんのお力によるものでした。私とまったく同世代の山口さんは、市民歴史家のお手本のような存在でした。
山口さんが、この世を去って、もう10年も経ってしまった。時間というものがとても残酷な存在に思えます。合掌
☆ 川村学園女子大学の辻浩和先生より、御高論「新興芸能の流行と貴族社会への定着過程~歴史的観点から~」(『藝能史研究』210)を御恵送頂きました。
辻先生に、あつく御礼を申し上げます。
【追記】☆ 保立道久先生より、新刊の御高著『ブックガイドシリーズ 基本の30冊 日本史』(人文書院)を御恵送頂きました。
保立先生に、あつく御礼を申し上げます。
今年もあと2か月 今週の予定。
No.20719
本学の学生さんたちも含めて若者たちがハロウィンに熱狂しているのに違和感を感じている私は、明確に今の時代から取り残されたジイサンになってしまったのだろうな・・・と思いつつ、11月を迎えました。
先月末締め切りの仕事は待ってもらっています。今月半ば頃には様々な書類の提出締め切りが重なっています。心は千々に乱れ、身体は衰亡の一途をたどっているというのに、対応できるものか。
しかし、考えてみると、ほとんどの仕事が自分から進んで始めたことなのです。ほんとうに申し訳のないことです。
さて、今週の予定ですが、4日の水曜日まで学園祭の期間なので授業もゼミも休止です。
5日はゼミ史料講読会。
6日はキャンパスプラザの授業。
☆ 帝京大学の木村茂光先生より、御高論「前近代畠作論の地平」(『米沢史学』31)を御恵送頂きました。
木村先生にあつく御礼を申し上げます。
今週(26~31日)のゼミと授業
No.20699
26日(月)3講時、1回生対象の『吾妻鏡』講読会。いつも通り。
27日(火)3講時、「基礎演習Ⅱ」個別発表。
石川さん「ディズニー映画の魅力について」
山下さん 「間食について」
4講時、「演習Ⅱ」個別発表。
沼田さん「奈良公園のみどころについて」
岡村さん「御朱印の歴史」
沼野さん「八丁味噌の伝統と現代のつながり」
29日(木)15:00~『吾妻鏡』講読会。
30日(金)2講時 キャンパスプラザ講義。
31日(土) 水無瀬殿跡見学会
☆ 元千葉県立佐原高校校長の木村修先生より、御高論「香取神宮の造営について―平安・鎌倉時代の沿革を中心に―」(『千葉文華』第43号)を御恵送頂きました。
木村先生に、あつく御礼を申し上げます。
【追記】 ☆ 東北福祉大学岡田ゼミナールより、『平成26年度岡田ゼミナール研究年報 37 宮城県加美町調査報告書-地域研究の方法と課題-』を御恵送頂きました。
岡田清一先生の御高論「泉田重光と天正16年大崎合戦」が収録されています。
岡田ゼミナール並びに岡田先生にあつく御礼を申し上げます。
【追々記】☆ 樋口健太郎先生より、御高論「尊経閣文庫所蔵の杭瀬庄関係文書について」掲載の『地域史研究-尼崎市立地域研究史料館紀要-』第115号を御恵送頂きました。
樋口先生に、あつく御礼を申し上げます。
学園祭の季節の『吾妻鏡』
No.20718
京都女子大学の学園祭は、11/1(日)~3(火)だそうです。ゼミの日程にはぜんぜん重なりません。
次回の『吾妻鏡』のご案内です。
◆次回の木曜日のご案内◆
日時:2015年11月5日(木)15:00頃~(予定)
場所:京都女子大学L校舎 3階 共同研究室
範囲:『吾妻鏡』建保三年(1215)十一月五日・八日・十二日・二十日・二十一日・二十四日・二十五日、十二月十六日・二十日・三十日の各条
建保四年(1216)正月十五日・十七日・二十八日、二月十一日・十九日、三月五日・七日・十六日・二十二日・二十四日・二十五日・二十六日・三十、四月七日・九日・十五日・十七日、五月二十四日・二十五日、六月八日・十四日・十五日・三十日、閏六月十四日・二十四日・二十九日、七月二十九日、八月三日・十九日、九月十日・十八日・二十日、十月五日、十一月十二日・二十四日、十二月一日・八日・二十日・二十三日・二十五日の各条
※木曜日の『吾妻鏡』ですが、11月は5日・12日・19日・26日に開催の予定です。
※「土曜日の『吾妻鏡』」のほうは、諸事調整中のためご案内を省略させていただきます。
木曜日の『吾妻鏡』講読会は、基礎的な史料読解のニーズにも対応致しますので、初心者の方の参加も歓迎致します(土曜日のほうは参加者の現状に合わせて史料を読み、議論しますので、必ずしも基礎的なニーズには対応しておりません)。
そろそろ冬の足音も近づいてくる季節になにか新しいことをはじめてみようという方は、まずは見学からでも、どうぞお気軽にご参加ください。
ゼミの思い出。
No.20653
『紫苑』最終号の原稿がだいぶ集まってきているようです。ゼミゆかりの高名な研究者の方たちからの論文もあり、これは一線にある学会誌の水準を上回るものになること請け合いです。そればかりか、ゼミの古参メンバーによる思い出話も面白い。
山本陽一郎君から、原稿用紙40枚を凌駕する「野口ゼミとその軌跡-自己の体験を踏まえながら-」という長編ノンフィクションを頂きましたので、早速拝読。抱腹絶倒の後に涙という次第でした。山本君に感謝します。とくにゼミ古参メンバーはお楽しみに。編集長がこの原稿をどんな形で掲載されるのか、それも楽しみです。
最終号のため、確実に年度内に処理する必要があるため、最終締め切りは11月末とのことですから、執筆予定の方は心して下さい。私も!
☆ 立教大学の鈴木彰先生、鹿児島ラ・サール学園の永山修一先生、鹿児島県歴史資料センター黎明館の林匡先生の連名で、鈴木彰・林匡編『島津重豪と薩摩の学問・文化』(勉誠出版)を御恵送頂きました。
三先生に、あつく御礼を申し上げます。
☆ 青山学院大学の佐伯真一先生、國學院栃木短大の菱沼一憲先生の御連名で、延慶本註釈の会編『延慶本平家物語 第五本(巻九)』(汲古書院)を御恵送頂きました。
両先生に、あつく御礼を申し上げます。
動力源はお菓子-次回の『吾妻鏡』-
No.20681
お菓子をあげないとどーのこーの…というイベントが近づいておりますが、木曜日の『吾妻鏡』もお菓子(少ないですが)をご用意して開催中です。
次回のご案内です。
◆次回の木曜日のご案内◆
日時:2015年10月29日(木)15:00頃~(予定)
場所:京都女子大学L校舎 3階 共同研究室
範囲:『吾妻鏡』建保三年(1215)六月二十日、七月六日・十九日、八月二十一日・二十二日・二十五日、九月十四日・十五日・二十一日・二十六日、十月一日・十日・三十日、十一月五日・八日・十二日・二十日・二十一日・二十四日・二十五日、十二月十六日・二十日・三十日の各条
建保四年(1216)正月十五日・十七日・二十八日、二月十一日・十九日、三月五日・七日・十六日・二十二日・二十四日・二十五日・二十六日・三十、四月七日・九日・十五日・十七日、五月二十四日・二十五日、六月八日・十四日・十五日・三十日、閏六月十四日・二十四日・二十九日、七月二十九日、八月三日・十九日、九月十日・十八日・二十日、十月五日、十一月十二日・二十四日、十二月一日・八日・二十日・二十三日・二十五日の各条
※木曜日の『吾妻鏡』ですが、10月は29日に、11月は5日・12日・19日・26日に開催の予定です。
◆次回の土曜日のご案内◆
土曜日にも『吾妻鏡』を開催しておりますが、こちらのほうの次回は11月21日に開催の予定です。
日時:2015年11月21日(土)
場所・参加者の皆さんとご相談しながら、後日あらためてご連絡します
木曜日の『吾妻鏡』講読会は、基礎的な史料読解のニーズにも対応致しますので、初心者の方の参加も歓迎致します(土曜日のほうは参加者の現状に合わせて史料を読み、議論しますので、必ずしも基礎的なニーズには対応しておりません)。
秋も深まりを感じさせる季節になにか新しいことをはじめてみようという方は、まずは見学からでも、どうぞお気軽にご参加ください。
今週(19~24日)のゼミと授業
No.20638
19日(月)3講時、1回生対象の『吾妻鏡』講読会。いつも通り。
20日(火)3講時、「基礎演習Ⅱ」京都国立博物館見学。13時に博物館入口(七条通)に集合。レクチャーの後、自由見学。研究室に荷物を預けたい人は12:45までに野口研究室まで来て下さい。
4講時、「演習Ⅱ」個別発表。
宮崎さん「映画『ハウルの動く城』における「ヘンシン」」
服部さん「「大奥」について」
21日(水)京都国立博物館見学会(京都文化博物館から変更)。ゼミ1回生希望者対象。15:00野口研究室集合
22日(木)15:00~『吾妻鏡』講読会。
23日(金)2講時 キャンパスプラザ講義。
【追記】☆ 青山学院大学の佐伯真一先生より、御高論「『太平記』の「良将」に関する覚書」(『太平記』国際研究集会編著『『太平記』をとらえる 第二巻』笠間書院)を御恵送頂きました。
佐伯先生に、あつく御礼を申し上げます。
☆ 学習院大学の兵藤裕己先生(畏友です)より、先生の校注による新刊の『太平記 四』(岩波文庫)を御恵送頂きました。
兵藤先生に、あつく御礼申しあげます。
子どもの頃、同じ校庭で遊んだ同窓生の校注で『太平記』が読めるなんて、うれしい話ではありませんか。
秋晴れの季節の『吾妻鏡』
No.20639
なかなか朗らかなお天気が続いていますので、どこかにお出かけでもしてみたような気もします。
次回の『吾妻鏡』のご案内です。
◆次回の木曜日のご案内◆
日時:2015年10月22日(木)15:00頃~(予定)
場所:京都女子大学L校舎 3階 共同研究室
範囲:『吾妻鏡』建保三年(1215)正月十一日・二十日、二月二日・十八日、三月五日・十三日・二十日、四月二日・十八日、六月五日・七日・二十日、七月六日・十九日、八月二十一日・二十二日・二十五日、九月十四日・十五日・二十一日・二十六日、十月一日・十日・三十日、十一月五日・八日・十二日・二十日・二十一日・二十四日・二十五日、十二月十六日・二十日・三十日の各条
建保四年(1216)正月十五日・十七日・二十八日、二月十一日・十九日、三月五日・七日・十六日・二十二日・二十四日・二十五日・二十六日・三十、四月七日・九日・十五日・十七日、五月二十四日・二十五日、六月八日・十四日・十五日・三十日、閏六月十四日・二十四日・二十九日、七月二十九日、八月三日・十九日、九月十日・十八日・二十日、十月五日、十一月十二日・二十四日、十二月一日・八日・二十日・二十三日・二十五日の各条
※木曜日の『吾妻鏡』ですが、10月は22日・29日に開催の予定です。
◆次回の土曜日のご案内◆
土曜日にも『吾妻鏡』を開催しておりますが、こちらのほうの次回は11月21日に開催の予定です。
日時:2015年11月21日(土)
場所・参加者の皆さんとご相談しながら、後日あらためてご連絡します
木曜日の『吾妻鏡』講読会は、基礎的な史料読解のニーズにも対応致しますので、初心者の方の参加も歓迎致します(土曜日のほうは参加者の現状に合わせて史料を読み、議論しますので、必ずしも基礎的なニーズには対応しておりません)。
秋も深まりを感じさせる季節になにか新しいことをはじめてみようという方は、まずは見学からでも、どうぞお気軽にご参加ください。
古文書見学会のご案内(予定)
元木泰雄
No.20637
野口ゼミの皆さん、お久しぶりです。
「委員会」の荒波に翻弄される元木でございます。
さて、このほど、外岡慎一郎先生の御尽力により、先生が館長をおつとめの敦賀市立博物館で、古文書見学会が開催されることとなりました。
日時は、12月12日(土曜日)14時開始、博物館(敦賀駅からバス10分、徒歩25分)で現地集合となります。
内容は、まず特別展を見学し、その後、別室で敦賀市内の寺院文書を熟覧させていただく予定です。
特別展の名称は「大谷吉継~人とことば」です。展示される原本は、多賀大社文書、真田家文書、西福寺文書、小宮山家文書(敦賀の商人高嶋屋)など、パネル展示は島津家文書、吉川家文書、大阪城天守閣所蔵文書、厚狭毛利家文書など、いずれも大谷吉継書状が中心です。
その他、『慶長見聞書』(松平文庫、松平春嶽筆)、『慶長軍記』(京大附属図書館本、京大文学研究科図書館本)、『板坂卜斎覚書』(酒井家文庫、伴信友校訂本)などの軍記資料も展示されます。
敦賀市内の寺院文書は、永建寺文書(鎌倉~戦国期の手継文書)、善妙寺文書(敦賀郡を中心とした寺領目録、敦賀郡司朝倉氏判物等)を拝見する予定です。
なお、入場料250円、参加費500円を徴収いたします。
遠方ですが、せっかくの機会ですので、ふるってご参加ください。
また、このテーマに関心をお持ちの方に、ぜひお伝えください。
以上、よろしくお願い致します。
『紫苑』第14号のご案内
No.20634
『紫苑』第14号のご案内です。
すでに執筆お願いし、原稿をお寄せいただいている方もおられますが、あらためまして、ご寄稿いただける方を募集いたします。
締め切りは2015年11月30日(月)となりますので、いまから「論考」・「研究ノート」の執筆は難しい!…という方は、「思い出」のご執筆もご検討下さい。
これまでゼミに関わってくださった皆様、ゼミ旅行・各種見学会等でご一緒させていただいた皆様も、どうぞ奮ってご寄稿いただきますようお願い申し上げます。
原稿をお寄せいただけるという方は、岩田(上記PCアドレス)までご連絡下さい(※すでにご連絡いただいている方はご不要です)。
あわせて、『紫苑』第14号の投稿規定も掲載致します。
《投稿規定》
枚数:
・「論考」、「研究ノート」…注を含め400字詰原稿用紙に換算して70枚以内とします。但し、分量については適宜相談に応じます。
・「思い出」…800~1200字程度(※宗教・文化研究所ゼミや野口先生との思い出や、各自の近況報告など。近況報告の場合も、できるだけ野口先生やゼミに関わることでお願い致します)。
原稿:
・種類は、論文・研究ノートなど。縦書き・完全原稿とします。
・ワープロ原稿の場合は、400字の倍数、縦書きで打ち出してください。投稿の際は、原稿を保存したメディア(フロッピー、CD-R、など)一部を添え、使用ワープロの機種名・ソフト名を明示して下さい。
・手書き原稿の場合は、400字詰または200字詰原稿用紙に、本文・注とも一マス一字、縦書き、楷書で、鉛筆書きは不可とします。
・注は本文末に一括して、(1)、(2)、…のように付けて下さい。
・年号を用いる場合は、なるべく西暦併用でお願いします。
・図表・写真(いずれも鮮明なものに限ります)の添付は刷り上がり時の大きさを勘案して字数に換算します。これらを添付する場合は、おおまかな掲載場所を指示してください。
・編集作業の迅速化のため、住所・氏名(ふりがな)・目次を記した別紙一枚を添えて下さい。
著作権・公開の確認:
本誌掲載の論文・研究ノート等の著作権は著者に帰属するものとします。ただし、宗教・文化研究所ゼミナールは、本誌に掲載された論文・研究ノート等を電子化または複製の形態などで公開する権利を有するものとします。執筆者はこれに同意して、投稿されるものとします。やむをえない事情により電子化または複製による公開について許諾できない場合は、採用が決定した段階で宗教・文化研究所ゼミナールにお申し出ください。
原稿締切:
2015年11月30日(月)
今年度は、野口先生のご退職年次となりますので、例年より早めの編集作業を予定しております。ご寄稿をご予定いただいている皆様には、締め切り厳守にてお願い申し上げます。
備考:
・他誌への二重投稿はご遠慮ください。
・掲載後一年以内の他への転載は控えていただきます。
そろそろ最終章の季節です。
No.20636
このところ、Facebookにばかり書いていて(→参照先)、こちらが等閑になっているような形となり申し訳ありません。
研究所のゼミも現代社会学部の演習も順調に進んでいます。最終年度ということで、少し欲張りすぎてしまったかも知れません。エネルギー切れで自分の論文執筆などが遅れ気味です。
と言いながら、今朝、ある新聞社から書評の執筆を依頼する電話があったので、快く引き受けてしまったりしております。一種の自傷行為かも知れません。
そろそろ、研究室や自宅にある本の始末をつけなければなりませんので、今日は土曜日であることを幸いに、駐車所の空く午後になったら、車にたくさん段ボールの空箱を積んで出かける予定です。
☆ 文教大学の中村修也先生より、新刊の御高著『天地朝と東アジア 唐の支配から律令国家へ』(NHKブックス)を御恵送頂きました。
中村先生に、あつく御礼を申し上げます。
☆ 私の故郷の千葉で地元の中世史研究に果敢に取り組んでおられる石橋一展さん・遠山成一さん・外山信司さんの御連名で、石橋一展編著『下総千葉氏』(戎光祥出版)を御恵送頂きました。
石橋さん・遠山さん・外山さんに、あつく御礼を申し上げます。
詳しくは、追ってFacebookの方に紹介させて頂こうと考えています。