関東に出かけておりました。

No.20004

 週末は私用のために群馬県に出かけて、サファリパークや富岡製糸場を見学し、四万温泉につかってまいりました。帰路には埼玉県の川越にも立ち寄りました。写真もたくさん撮影しましたし、とくに地域振興の面で考えさせられることも多くありましたが、それらはいずれFacebookの方にでも書かせていただきたいと思っています。
 
 さて、ゼミの方ですが、いよいよ新年度(すなわち最終年度)の開始も間近となりました。4月2日に再開。この日は師範代による外遊報告も楽しみですが、ゼミ日程についても確認したいと思いますので、それぞれの新年度における週間予定を把握してきてください。
 また、『紫苑』の刊行について編集長からお話をお願いしたいと思います。

 私の方は、4月4日に現代社会学部の新入生オリエンテーションから、「基礎演習Ⅰ」が実質的に始動することになります。

 なお須田春子先生の旧蔵書のお引き受け先については、ほとんど方針が決まりました。私の所蔵分ついても順次引受先を御希望に応じて決めていきたいと思います。とりあえず、学術雑誌について希望のある方はお知らせください。

 棚上げになっているPCのことなど、いろいろお願いしたいこともあるのですが、いずれまた。 

明日の『台記』研究会

No.20002

 明日の『台記』研究会@京都大学 は私が発表担当です。
 さきに隼人文化研究会で発表させて頂いたのと同じテーマになりますが、
  「鎌倉勢力の鎮西進出に関する再検討 ─天野・中原・武藤氏を中心に─」
です。よろしくお願い申し上げます。 

次回の『吾妻鏡』のご案内

No.20003

 さきほど帰国致しました岩田です。
 今回はバルト三国(エストニア、ラトビア、リトアニア)とポーランド、それにほんの少しだけチェコとオーストリアを見学してまいりました。

 このため木曜日の『吾妻鏡』は二回(19日・26日)はお休みをいただきましたが、次回は4月2日(木)に開催予定です。
 新年度における今後の予定のご相談や、私ごとですが旅行のご報告などもさせていただきたいと思います。

 そのようなわけで、次回の木曜日の『吾妻鏡』ご案内です。

 日時:2014年4月2日(木)14:00頃~(予定)
 場所:京都女子大学L校舎 3階 共同研究室
 範囲:『吾妻鏡』建暦三年(建保元年、1213)四月七日・十五日・十六日・十八日・二十日・二十四日・二十七日・二十九日、五月二日・三日・四日・五日・六日・七日・八日・九日・十日・十七日・二十一日・二十二日、六月二日・八日・十二日・二十五日・二十六日、七月九日・十一日・二十日・二十三日、八月一日・三日・六日・十四日・十七日・十八日・二十日・二十六日、九月八日・十日・十二日・十九日・二十二日・二十六日、閏九月十六日・十九日、十月二日・三日・二十九日、十一月五日・十日・二十三日・三十日、十二月一日・七日・十五日・十八日・十九日・二十日・二十一日・二十八日・三十日条

 ※木曜日の『吾妻鏡』ですが、4月はひとまず2日(木)に開催し、その後みなさんのご都合に合わせて調整したいと思います。

◆次回の土曜日のご案内◆

 不定期開催中の土曜日の『吾妻鏡』ですが、2月・3月はお休みをいただきました。すみません。
 今後も、参加者の都合を勘案しながら、月に一回か二回程度のペースで開催していきたいと思います。(※新たにご参加を希望される方は、野口先生か岩田まで、事前にご連絡をいただけると幸いです)。
 次回は新年度の4月に開催したいと思いますが、詳しい日程はまた改めて調整の後、こちらの掲示板でご連絡したいと思います。

 『吾妻鏡』講読会は、基礎的な史料読解のニーズにも対応しております。
 新年度から何か新しいことをはじめてみようという方は、まずは見学からでも、どうぞお気軽にご参加ください。

 『小右記』『吾妻鏡』を学びたい方へ

No.20001

 古代学協会の2015年度前期 古代学講座(2015年4月~9月)の受付が始まっているのをお知らせしていませんでした。
 すでに、定員(23名)に達して受付締切をしている講座もあるようですので、受講希望の方は申し込みをお急ぎ下さい。当ゼミに関係する講座としては下記の二講座があります。
 (教室は旧平安博物館=旧日本銀行京都支店(重要文化財)の角田文衞先生の執務室だったところです。)
   
  講座名: 『小右記』講読 ―平安貴族の日常に触れてみよう―
  講 師: 野口 孝子(同志社女子大学嘱託講師)
  講義日時: 土曜日 12:30~14:30 全5回
    
  講座名: 『吾妻鏡』に見る鎌倉幕府と京都-建久六年記を読む-
  講 師: 岩田 慎平 (立命館大学文学部非常勤講師)
  講義日時:土曜日 15:00~16:30 全5回   

  詳しくは↓を御覧下さい。
 http://kodaigaku.org/study/koza-koenkai/kodaigaku-koza/2015/zenki/2015annai-zenki.html

 ☆ 山本幸司先生より、先生の御編になる『網野善彦対談集3─海と日本人』(岩波書店)を御恵送頂きました。
 山本先生に、あつく御礼を申し上げます。

 【追記】 ラボール学園(京都市勤労者学園)の日本史講座もすでに、受講受付中です。↓
         http://www.labor.or.jp/gakuen/kouza_school/school_index.html

小川剛生訳注『新版 徒然草』(角川ソフィア文庫)が出ました。

No.20000

 2009年度の公開講座で講師をつとめて下さった小川剛生先生が『新版 徒然草』(角川ソフィア文庫)を刊行されました。
 『徒然草』の作者は「兼好法師」となっています。すなわち、兼好の出自に関する定説を見事に覆された小川先生の積年の御研究が凝縮されています。
 私は第一七九に登場する道眼上人が下総守護千葉氏の一族で淡路国などに地頭職を有した木内氏の出身であることを明らかにしたのですが、そうした侍身分の道眼と中下級貴族層に属する兼好との交友関係に疑問がのこっていました。しかし、小川先生の御研究により、兼好が侍身分に属することが分かって、その疑問も氷解致しました。
 道眼(道源)については、下記の拙論で触れております。御笑覧頂ければ幸いです。
 ・「東国出身僧の在京活動と入宋・渡元-武士論の視点から-」(『鎌倉遺文研究』第25号、2010年)
 ・「鎌倉時代における下総千葉寺由縁の学僧たちの活動-了行・道源に関する訂正と補遺-」京都女子大学宗教・文化研究所『研究紀要』第24号、2011年)
 ・「京都のなかの鎌倉─空間構造と東国武士の活動─」(福田豊彦・関幸彦編『鎌倉の時代』山川出版社、2015年)
 ※ 『研究紀要』第24号には、小川先生の御講演「洞院公定をめぐる書物─字書・部類記・未来記─」の要旨も掲載されています。

☆ 小川剛生先生より、上記書籍を御恵送頂きました。
   小川先生に、あつく御礼を申し上げます。

摂関時代に関する研究会(『栄華物語』や藤原彰子)

No.19999

 直前の御案内ですが、本日午後、このような研究会が開かれます。

 報告者の大谷さんは、本学在学中は当ゼミ『小右記』講読会で活躍されていました。

http://joseishi-sougou.digiweb.jp/index.html

◆女性史総合研究会 3月(第182回)例会 ◆
日 時:  2015年3月21日(土) 13:30~17:00
報告者:  大谷久美子氏 「『栄花物語』続編の歴史叙述と装束」
      冨田 由紀氏 「藤原彰子―同時代の人々の評価―」
場 所:  ウイングス京都

新著『東国武士と京都─中世東国武士像の再構築─』の構成

No.19998

 漸く春めいてきましたね。
 
 東欧歴訪中の岩田師範代は、ラトビアの首都リガで中世都市の面影を残す旧市街を見学した後、リトアニアに向かわれた模様です。
 
 このところ、中世前期に関する研究書の出版が相次いでいるようですが、当方もようやく論文集の注の形式の統一を済ませた原稿のデータを出版社に送信することが出来ました。あとは、図版と索引の作成、それに「あとがき」等の執筆をのこすのみとなりました。
 「とらぬ狸の皮算用」みたいな仕儀とは思いますが、この論文集の構成について、お知らせしておきます。

*********************************
 『東国武士と京都─中世東国武士像の再構築─』(同成社)

  目次
  序

  Ⅰ 東国武士の存在形態
  第一章 鎌倉武士」の成立と武士論研究の課題-一九九七年度日本史研究会大会シンポジウム報告によせて-
  第二章 「東国武士」の実像
  第三章 源平内乱期における「甲斐源氏」の再評価

Ⅱ 都市と流通・生産
  第一章 京都七条町から列島諸地域へ-武士と生産・流通-
  第二章 列島ネットワークの中の平泉
  第三章 「京武者」の東国進出とその本拠地について─大井・品川氏と北条氏を中心に─

Ⅲ 中央権力と東国武士
  第一章 『玉葉』─東国武士への視線─
  第二章 摂津源氏と下河辺氏
  第三章 下野宇都宮氏の成立と、その平家政権下における存在形態

  初出一覧 
  あとがき
  人名索引
****************************************
 【追記】
 ☆ 池田陽平先生より、御高論「天台教団の分裂と山王三聖」(『日本宗教文化史研究』18-2)を御恵送頂きました。
 池田先生に、あつく御礼を申し上げます。

初心者用のギターを売っている楽器屋さんを教えて下さい。

No.19997

 岩田師範代は本日夜、東欧(エストニア・ラトビア・リトアニア・ポーランド)とオーストリア歴訪に旅立たれました。トルコ航空でイスタンブール経由のようです。帰国は26日とのことです。

 ところで、みなさんにお尋ねしたいことがあります。実は初心者用のそれほど高価ではないアコースティックギターを購入したいと考えているのですが、京都でそういうものを取り扱っている楽器屋さんをご存じないでしょうか?
 今日、三条の十字屋に行ってみたのですが高級品ばかりでした。先日、鹿児島中央駅のアミュプラザにある楽器屋さんで、適切なものを見つけたので、京都でもすぐに手に入ると思ったのですが、意外に思っています。
 さすがに鹿児島までギターを買いに行く余裕はありませんので、大学や自宅から買いに行くのに便利なところで、適当な楽器屋さんがあったら、教えて頂ければ幸いです。

あと一年!

No.19995

 日東印刷の黒澤さんが早くも『紫苑』の三校ゲラを持ってきて下さいました。
 校正のスタンバイの用意はすませてあります。

 古参メンバーのみなさん> 山本君に続いて、八井君からFacebookに友達申請を頂きました。
 昨日、卒業式がありましたが、いよいよ当ゼミもあと一年になったなぁと、少しシンミリしています。最後の一年。古参のみなさんも、よろしく御助力をお願い致します。

『紫苑』第13号(2015年3月)も完成間近-次回の『吾妻鏡』-

No.19996

 今年度の『紫苑』完成に向けてあとひと息、どうぞよろしくお願いいたします。

 ところで、すでにご連絡のとおり、木曜日の『吾妻鏡』は私の都合により三月後半(19日・26日)はお休みとさせていただきます。誠に申し訳ございません。
 次回は来月4月2日(木)の予定ですが、その折にはおやすみをいただく間のできごと(※旅行に行ってきます)のご報告などもさせていただきたいと思います。

 そのようなわけで、次回の木曜日の『吾妻鏡』ご案内です。

 日時:2014年4月2日(木)14:00頃~(予定)
 場所:京都女子大学L校舎 3階 共同研究室
 範囲:『吾妻鏡』建暦三年(建保元年、1213)四月七日・十五日・十六日・十八日・二十日・二十四日・二十七日・二十九日、五月二日・三日・四日・五日・六日・七日・八日・九日・十日・十七日・二十一日・二十二日、六月二日・八日・十二日・二十五日・二十六日、七月九日・十一日・二十日・二十三日、八月一日・三日・六日・十四日・十七日・十八日・二十日・二十六日、九月八日・十日・十二日・十九日・二十二日・二十六日、閏九月十六日・十九日、十月二日・三日・二十九日、十一月五日・十日・二十三日・三十日、十二月一日・七日・十五日・十八日・十九日・二十日・二十一日・二十八日・三十日条

 ※木曜日の『吾妻鏡』ですが、3月はおやすみで、4月はひとまず2日(木)に開催し、その後みなさんのご都合に合わせて調整したいと思います。

◆次回の土曜日のご案内◆

 不定期開催中の土曜日の『吾妻鏡』ですが、2月・3月はお休みをいただきました。すみません。
 今後も、参加者の都合を勘案しながら、月に一回か二回程度のペースで開催していきたいと思います。(※新たにご参加を希望される方は、野口先生か岩田まで、事前にご連絡をいただけると幸いです)。
 次回は新年度の4月に開催したいと思いますが、詳しい日程はまた改めて調整の後、こちらの掲示板でご連絡したいと思います。

 『吾妻鏡』講読会は、基礎的な史料読解のニーズにも対応しております。
 新年度から何か新しいことをはじめてみようという方は、まずは見学からでも、どうぞお気軽にご参加ください。

建仁寺塔頭霊元院の特別公開招待券を差し上げます。

No.19994

 建仁寺の塔頭霊元院で非公開文化財の特別公開が行われていますが、その特別招待券を3枚いただきました。
 残念なことに会期は明後日18日まで。
 私の研究室(京都女子大学L校舎3階)ドア横のBOXにクリップで留めておきますので、必要な方は自由にお持ち下さい。

日本古文書学会見学会のご案内

元木泰雄
No.19991

 野口ゼミの皆さん、こんにちは。
 下記の要領で日本古文書学会研究会(史料見学会)を開催いたします。
 今回は、京都市歴史資料館で上賀茂神社文書を見学いたします。
 この見学会は、杉橋隆夫先生の御尽力で実現したものです。ふるってご参加ください。
 なお、今回は、入場者数が限られているため、二回に分けて開催します。このため、参加希望の日程を記入して、往復はがきで申し込んでいただくことになります。
 いつもと異なりますので、ご注意ください。
 また、お問い合わせも、下記の杉橋先生のアドレス宛にお願い致します。

場所 京都市歴史資料館(市バス河原町丸太町下車
 徒歩5分、地下鉄丸太町駅下車 徒歩10分)
日時 ① 第1回目 2015年4月18日(土)
② 第2回目 2015年5月16日(土)
     各回、何れも午後2時から2時間程度
(受付は午後1時45分から)
集合場所 資料館玄関前   参加費 500円程度
見学要領 第1回目・第2回目とも
前半;於1F展示室、館員宇野日出生氏の解説により
賀茂別雷神社巻子装文書を中心に見学
後半;於B1F研修室、展示以外の巻子装文書を閲覧
募集人員と応募要領
 募集人員は各回とも20名以内。往復葉書の往信裏面に⒧希望の回(①②回の間に展示替えがあります。両方希望の場合は希望順を記す)、⑵氏名・⑶住所(返信用葉書の表にも)、⑷所属を明記のうえ、下記の申し込み先を往信宛先として、3月31日(火)必着(ただしそれ以前でも、各回20名に達し次第締め切り)にて郵送ください。申し込み結果については、締め切り後、ただちに返信用葉書にてお知らせします。なお、本企画に関する事前のお問い合わせは(参加申し込みは別)、
t-sugi@lt.ritsumei.ac.jp 宛てに限り対応します。
申し込み先 〒606-8501 京都市左京区吉田二本松町
  京都大学大学院 人間・環境学研究科 元木研究室

 以上です。申し込み先と問い合わせ先が異なっておりますので、お間違えなきようにお願い致します。

ときめきの薄い春休みに。

No.19992

 元木先生、御案内ありがとうございました。
 近年は、春休みでも夏休みでも尋常ならざる忙しさ。
 そういえば、授業アンケートの結果に対するコメントの提出がまだでした。高校教員になって以来、教壇に立つこと既に35年以上の実績を積んでいるのですが。経験は何の役にも立たず・・・。厳しい世の中になりました。
 そんな中、なんとか『軍記と語り物』に掲載して頂ける拙文の校正を済ませました。校正はいつまでやっても気になるので、無理やり決着をつけました。論文集に収録する論文の注の形式を統一する作業も、ようやく済ませることが出来そうです。近々、出版社に添付ファイルで送りたいと思います。

 今日は京都女子大学の卒業式でした。