昨日は現社の基礎演習Ⅱ・演習Ⅱ、明日は研究所ゼミの史料講読会

No.19012

 昨日の午前は出張報告書や研究費の書類に時間を費やしてしまいました。そんなわけで、下読みを依頼されている原稿など、遅くなってしまっており申し訳ありません。
 午後の基礎演習Ⅱと演習Ⅱについては、前者はゼミ発表の方法や大学における学びについて十分お話しが出来たのですが、後者は台風の影響や体調を崩して欠席した人が多かったこともありますが、発表の日程を決めただけで終わらせてしまいました。もう少し充実した時間の使い方が出来ればよかったと反省しています。
 なお、来週の基礎演習Ⅱは清水寺方面へ実地探査(12:30集合)、演習Ⅱは歴史資料の種類の説明と学生主催の親睦会を行うことになりました。
 昨日、演習Ⅱに欠席した人には、メールで研究発表の担当日をお伝えしましたので確認しておいて下さい。

 明日の研究所ゼミについては師範代の書き込み >>No.18837 を参照のこと。
 何か研究上の相談などある方は14~15時の間に時間をとることが可能ですから、事前に連絡しておいて下さい。
 こちらからも、中世戦記研究会の報告を致しますが、日本史研究会の大会の話など、うかがうのを楽しみにしています。

なお、本HPのコンテンツ「野口先生 講演予定」には、講演予定や未刊行のものも含めて執筆した著書・論文を掲載していますが、新たに依頼をお引き受けした執筆予定分についても掲載することにしました。こうすれば、少しは怠慢の予防になるかと思います。 宜しく御鞭撻の程。

明日(14日)の基礎演習Ⅱと演習Ⅱについて

No.18951

 明日の午後、台風19号はすでに関西を通過してしまっていると思いますが、台風による大学の休講措置については、下記を参照して下さい。
http://www2.kyoto-wu.ac.jp/detail.cgi?target=0&news_id=1125

 授業が実施される場合、Ⅲ講時の基礎演習Ⅱは、個別発表のための資料の作り方やその後のレポートのまとめ方についてのレクチャー。

 Ⅳ講時の演習Ⅱは、発表の日程について決定したいと思います。各自の後期日程を確認して、希望する日を複数提示できるようにしておいて下さい。

 生駒孝臣著『中世の畿内武士団と公武政権』刊行

No.18924

昨日は中世戦記研究会の例会に行って参りました。発表の内容については今度のゼミの時間に報告致します。なお、個人的な感想については野口のFacebookに書きました。

畿内武士の研究を牽引されている生駒孝臣さんが戎光祥研究叢書2として表記の論文集を出版されました。
http://www.amazon.co.jp/%E4%B8%AD%E4%B8%96%E3%81%AE%E7%95%BF%E5%86%85%E6%AD%A6%E5%A3%AB%E5%9B%A3%E3%81%A8%E5%85%AC%E6%AD%A6%E6%94%BF%E6%A8%A9-%E6%88%8E%E5%85%89%E7%A5%A5%E7%A0%94%E7%A9%B6%E5%8F%A2%E6%9B%B82-%E7%94%9F%E9%A7%92%E5%AD%9D%E8%87%A3/dp/4864031355/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1413069094&sr=1-1
平安末期から南北朝期の畿内武士団の成立・展開について、摂津国の武士団渡辺党を具体事例に、公家政権・武家政権との関係から追究されたものです。武士は地方的存在という観念が、未だに学界を支配している中、本書刊行が刊行された意義はとても大きいと思います。
 また、同叢書1の著者としての立場からも、素晴らしい2が出たことを大変嬉しく、有り難く存じております。
http://ebisukosyo.co.jp/books/history_bandobushidan.htmlhttp://ebisukosyo.co.jp/books/history_bandobushidan.html
 日本史研究会大会の会場で入手出来るはずです。
 ちなみに、清文堂の『中世の人物 京・鎌倉の時代編』全三冊
http://www.seibundo-pb.co.jp/index/ISBN978-4-7924-0994-4.html
もよろしくお願い申し上げます。

☆  大阪市史料調査会の生駒孝臣先生より、上記『中世の畿内武士団と公武政権』を御恵送頂きました。
 生駒先生に、あつく御礼を申し上げます。

先へ進みます-次回の吾妻鏡-

No.18837

 いままだ少し雨も降っていますが、明日の旧・体育の日はやはり晴れるのでしょうか。

 おおよそ一年ほどかけて頼家・実朝期の『吾妻鏡』の振り返りを行ってきましたが、一段落つきましたので、次回からまた通常の講読に戻ります。“また”といっても、現メンバーのほとんどは今年度、振り返りの途中から随時参加していただいているので、通常の講読はむしろ新鮮かもしれません。
 また、本日は中国からの留学生の方もお迎えすることができました。ますます多様性豊かな講読会となるのは喜ばしいことです。この講読会も、いろいろな立場の人がそれぞれ自由にのんびりと意見交換できる場でありたいと思う次第です。

◆次回の木曜日のご案内◆

 日時:2014年10月16日(木)15:00~(予定)…14:00すぎからぼちぼち集まっております。

 場所:京都女子大学L校舎 3階 共同研究室
 範囲:承元四年(1210)正月一日、二月五日・十日・二十一日、三月十四日・二十二日、四月九日・十九日、五月六日・十一日・十四日・二十一日・二十五日、六月三日・十二日・十三日・二十日、七月八日・二十日、八月九日・十二日・十六日、九月十一日・十四日・三十日、十月十二日・十三日・十五日、十一月二十二日・二十三日・二十四日、十二月五日・二十一日の各条
     承元五年(建暦元年、1211)正月十日、閏正月九日、二月二十二日、三月十九日、四月二日・十三日・二十九日、五月四日・十日・十九日、六月七日・二十一日・二十六日、七月四日・十一日、九月十二日・十五日・二十二日、十月十三日・十九日・二十日・二十二日、十一月二日・三日・四日・二十日、十二月一日・十日・十七日・二十日・二十七日の各条

 ※10月は16日・23日・30日に開催予定です。

◆土曜日のご案内◆

 先日もご案内しましたように、今月から不定期で土曜日にも『吾妻鏡』の講読会を開催します。
 国文学を専攻される方が主なメンバーとなりますが、そのほか従来の木曜日開催分にはでご都合が合わなかった方もぜひ積極的にご参加いただけましたら幸いです。なお、こちらのほうも所属大学や国籍等に関係なく、お気軽にご参加ください。

 初回は10/25(土)ですが、その先は参加者の都合を勘案しながら、月に一回か二回程度のペースで予定を立てたいと思います。
 開始時間は、14:00とさせていただきます。
 初回ということで、『吾妻鏡』を講読する上での手引き、『吾妻鏡』そのものについて、今後講読予定の史料のご相談などをさせていただきたいと思います。

 日時:2014年10月25日(土) 14:00~
 場所:京都女子大学L校舎 3階 共同研究室
 範囲:『吾妻鏡』の講読にあたって諸事ご相談

 『吾妻鏡』講読会は、基礎的な史料読解のニーズにも対応しております。
 天高く馬肥ゆる季節に何か新しいことをはじめてみようという方は、まずは見学からでも、どうぞお気軽にご参加ください。

ふたたび「中世戦記研究会」の御案内

No.18811

 次回の中世戦記研究会の御案内です。
 出席希望、あるいは次々回以降に報告を希望する方は当方までご連絡下さい。
 事務局の先生にお取り次ぎいたします。

 日時:2014年10月11日(土) 13:30~18:00

 場所:東洋大学白山キャンパス6号館4階 6403教室
       http://www.toyo.ac.jp/site/campus/campus-hakusan.html

 発表:
 佐倉由泰氏(東北大学):輪読『太平記』巻第三

 須藤茂樹氏(四国大学):「戦国時代の河川と合戦―「中富川の戦い」を考える―」

 坂井孝一氏(創価大学):「補論・源実朝」

 私は出席を予定しています。したがって、今年も日本史研究会の大会には行けなくなりました。
 国文の院生さんには、こちらへの出席をお勧めします。

 ☆ 龍谷大学の吉田賢司先生より、御高論「室町幕府論」(『岩波講座日本歴史 第8巻』)を御恵送頂きました。
 吉田先生に、あつく御礼を申し上げます。

 ☆ 国学院大学の森幸夫先生より、御高論「鎌倉末期の六波羅探題-祟顕(金沢貞顕)書状から-」掲載の『三田中世史研究』21ならびに御高論「足利義嗣の元服に関する一史料」(『古文書研究』77)を御恵送頂きました。
 森先生に、あつく御礼を申し上げます。

 ☆ 鶴見大学の平藤幸先生より、御共編の『平家物語 覚一本 全 改訂版』(武蔵野書院)を御恵送頂きました。
 平藤先生に、あつく御礼を申し上げます。

あらためて告知-土曜日の『吾妻鏡』-

No.18773

 先日もご案内しましたように、今月から不定期で土曜日にも『吾妻鏡』の講読会を開催します。
 国文学を専攻される方が主なメンバーとなりますが、そのほか従来の木曜日開催分にはでご都合が合わなかった方、また木曜レギュラーのみなさんのなかでご都合が合う方にもぜひ積極的にご参加いただけましたら幸いです。なお、こちらのほうも京都女子大の方限定ではありませんよ。

 初回は10/25(土)ですが、その先は参加者の都合を勘案しながら、月に一回か二回程度のペースで予定を立てたいと思います。
 開始時間は、14:00とさせていただきます。
 初回ということで、『吾妻鏡』を講読する上での手引き、『吾妻鏡』そのものについて、今後講読予定の史料のご相談などをさせていただきたいと思います。

 日時:2014年10月25日(土) 14:00~
 場所:京都女子大学L校舎 3階 共同研究室
 範囲:『吾妻鏡』の講読にあたって諸事ご相談

 『吾妻鏡』講読会は、基礎的な史料読解のニーズにも対応しております。
 天高く馬肥ゆる季節に何か新しいことをはじめてみようという方は、まずは見学からでも、どうぞお気軽にご参加ください。

古代学協会でも『吾妻鏡』の講読の講座が開かれます。

No.18779

 岩田君ありがとうございました。

 実は岩田慎平氏は、古代学協会の古代学講座において、『吾妻鏡』の中から、源頼朝以下幕府御家人も多数上洛するという、京都とかかわりの深い建久六年記を取り上げ、講読の講座を開始されるのです。
 こちらの会場は三条高倉の京都文化博物館別館(旧平安博物館、その前は日本銀行京都支店)のかつて角田文衞先生の執務室だったお部屋です。
 詳しくは↓
   http://kodaigaku.org/study/koza-koenkai/kodaigaku-koza/kodaigaku-koza.html

 ※同じ日に開講している『小右記』の講座は既に定員に達して受付が終了しています。『吾妻鏡』の方もお早めに。

 明日(7日)の「基礎演習Ⅱ」と「演習Ⅱ」。

No.18748

Ⅲ講時の「基礎演習Ⅱ」は個々の発表の日程を決めましょう。二人づつ発表して貰うと、数回余るので、その日は何かテーマを設定してみんなで討論を行ったり、また史跡見学に出かけたり致しましょう。

 Ⅳ講時の「演習Ⅱ」は先週の事前勉強を踏まえて大学周辺の史跡散歩。いつもとは反対に女坂を下って、渋谷通りを登って戻ってくるコースを歩こうかと考えています。先週配付した地図をお忘れなく。

  新たに開催する『吾妻鏡』講読会と貫達人「『吾妻鏡』の曲筆」の紹介

No.18681

  『吾妻鏡』は鎌倉幕府政治史、というより鎌倉時代史を語る上で基本となる史料である。 しかし、これは編纂史料であって、全面的に依拠して論を立てるのは危うい。とくに源氏将軍期の記述など、歴史学の研究者は『平家物語』のような軍記文学と同レベルに対すべきものである。
 逆に、軍記研究者にとって『吾妻鏡』は『平家物語』と同じような研究対象として然るべきなのである。そして、すでにそのような認識を前提にした研究が漸く進められ始めている。
 最近、藪本勝治氏が鎌倉幕府成立史研究を揺るがすような素晴らしい論文を発表されたが、このような日本文学(国文学)研究者の『吾妻鏡』への取り組みに大いに期待するものである。とりあえずは『平家物語』の諸本論のような方法でのアプローチが可能なのではないだろうか。

 うれしいことに、当ゼミの『吾妻鏡』講読会に参加する方たちにも、国文専攻者が増加してきました。しかし、さまざまな大学から参加されていることもあって、日程調整が難しい。そこで、従来の木曜日に加えて、月に一二回のペースで土曜日午後に実施することを検討しています。
 調整は岩田師範代にお任せしていますので、何か御要望があれば岩田君にお伝え下さい。木曜の『吾妻鏡』講読会が主に史学専攻者の問題関心にそった記事を取り上げているのに対して、土曜日の講読会では文学的(説話的)要素の強い記事を中心に読んでいく方針です。

 ついでに『吾妻鏡』に関する、ちょっと面白い論文を御紹介します。私の恩師である貫達人先生の「『吾妻鏡』の曲筆」(『金澤文庫研究』15-7,1969年)です。
 貫先生はかまくら春秋社から『鎌倉叢書』の一冊として『吾妻鏡の世界』という単著を刊行する予定だったのですが、遂に実現されませんでした。ゼミのメンバーのどなたかが、この仕事を継承してくれればありがたいと思っています。

 【追記】☆ 山下克明先生より、先生の御高論「陰陽道の祈り」収録の水口幹記編『古代東アジアの「祈り」』(森話社)を御恵送頂きました。
 山下先生に、あつくお礼を申し上げます。
編集:2014/10/04(Sat) 14:26

木曜日と土曜日の『吾妻鏡』

No.18692

 前回の木曜日の『吾妻鏡』の時間は、予定を変更して『中世の人物』第三巻の書評(というよりも、第三巻を間に挟んだ意見交換会)をさせていただきました。

 野口先生からのご案内にもありますように、今月からは木曜日に加えて土曜日にも『吾妻鏡』を開催することにしました。曜日の垣根はありませんので、ご都合の合う方はどうぞどちらもお気軽にご参加ください。

◆木曜日のご案内◆
 次回の木曜日の『吾妻鏡』はまた頼家・実朝期の振り返り(承元三年などの記事)に戻ります。10月は9日・16日・23日・30日に開催予定です。

 日時:2014年10月9日(木)15:00~(予定)…14:00すぎからぼちぼち集まっております。

 場所:京都女子大学L校舎 3階 共同研究室
 範囲:『吾妻鏡』頼家・実朝期の振り返り(承元三年などの記事)

 ※『吾妻鏡』のほうももう少し“実朝将軍期初期の振り返り”を続けていきますが、それが終わった後の範囲は以下の通りです。
  “振り返り”にもようやく終わりが見えてきましたよ。

     承元四年(1210)正月一日、二月五日・十日・二十一日、三月十四日・二十二日、四月九日・十九日、五月六日・十一日・十四日・二十一日・二十五日、六月三日・十二日・十三日・二十日、七月八日・二十日、八月九日・十二日・十六日、九月十一日・十四日・三十日、十月十二日・十三日・十五日、十一月二十二日・二十三日・二十四日、十二月五日・二十一日の各条
     承元五年(建暦元年、1211)正月十日、閏正月九日、二月二十二日、三月十九日、四月二日・十三日・二十九日、五月四日・十日・十九日、六月七日・二十一日・二十六日、七月四日・十一日、九月十二日・十五日・二十二日、十月十三日・十九日・二十日・二十二日、十一月二日・三日・四日・二十日、十二月一日・十日・十七日・二十日・二十七日の各条

◆土曜日のご案内◆
 今月から新たに土曜日にも『吾妻鏡』を開催することにしました。こちらはだいたい月に一回か二回程度で開催する予定です(開催日は参加者で随時ご相談しようと思います)。初回は10月25日(土)です。

 日時:2014年10月25日(土) ※時間は調整中です
 場所:京都女子大学L校舎 3階 共同研究室
 範囲:『吾妻鏡』の記事からこれはと思うものを適宜読んでいきたいと思います

 『吾妻鏡』講読会は、木曜日も土曜日も基礎的な史料読解のニーズにも対応しております。
 天高く馬肥ゆる季節に何か新しいことをはじめてみようという方は、まずは見学からでも、どうぞお気軽にご参加ください。京都女子大の方限定ではありませんよ。

「富岡製糸場『富岡日記』から学ぶ」

No.18610

宇治市平尾台の「コミュニティ・カフェ頼政道」で近代の女性史に関する講座が開かれます(受講料無料)。

【講題】「富岡製糸場『富岡日記』から学ぶ」
【講師】野口孝子(同志社女子大学嘱託講師)
【日時】10月5日(日)13:00~14:00 
【会場】カフェ頼政道(京阪六地蔵またはJR六地蔵からバスで10分「頼政道」下車4分) ↓
    http://www.cafe-yorimasamichi.jp/accessmap.html
   駐車スペースが広いので、少し早めならば車での来場可です。
 【講演の内容】 和田英(わだえい)は16歳の明治6年、群馬県富岡につくられた官営富岡製糸場の伝習工女として、長野県松代の同郷女子15名とともに出立した。このとき、技術の習得に努めた1年数ヶ月の日々の回想が「富岡日記」に綴られている。その観察眼の鋭さ、10代女性の揺れ動く心、それらを生き生きととらえた瑞々しい文章…時代は「殖産興業」を旗印に、日本が工業立国として動き出そうとしていた。日本初の工場制機械工業を創り、近代の礎となる時代を生きた一人の女性の物語。工場に掲げられた「繰婦(そうふ)勝兵隊」は、初の女性社会進出とも読み取れます。

 【追記】 ☆ 滋賀県立安土城考古博物館の山下立先生より、秋季特別展「造形衝動の一万年」の図録を御恵送頂きました。
 山下先生の御高論「異形の木彫を辿る旅-円空作品から鉈彫・荒彫へ、そして神像へ-」が収録されています。
 山下先生に、あつくお礼を申し上げます。

公開シンポジウム「動く王権と都市空間―前近代東アジアの権力と都市―」

No.18593

 佛教大学の佐古愛己先生より御案内を頂きました。

 鷹陵史学会第23回年次研究大会 公開シンポジウム「動く王権と都市空間―前近代東アジアの権力と都市―」
【日 時】2014年10月4日(土曜)   14:00~17:30
【会 場】佛教大学紫野キャンパス 6号館2階 6-201教室(変更の場合あり)
        (http://www.bukkyo-u.ac.jp/event/detail/2014/10/04/2083/
     ※申込不要・定員200名
【講演】 「摂関・院政期における都市と権力構造―天皇・上皇の移徙をめぐって―」 佐古 愛己(歴史学部准教授)
     「前近代日本における複都制と王権の移動」 山田 邦和(同志社女子大学教授)
      「天子無外」 渡邊 信一郎(京都府立大学名誉教授)
【パネルディスカッション】  司会:貝 英幸(歴史学部教授)