ゼミメンバーによる最近の業績を紹介します。
No.16549
先般、ある国文学(軍記)の研究者から、この掲示板が歴史学関係の論文目録をつくるのに役立っているというお話をうかがったことがあります。そこで、今回は、そのお役に立つために、当方のゼミメンバーによる業績を御紹介したいと思います。
・岩田慎平「御成敗式目第三十四条を巡る諸問題」(『晴歩雨読-和田 萃 先生 古稀記念文集-』藤陵史学会、2014.5)
・下石敬太郎「平安前期の軍事官僚」(『龍谷日本史研究』第37号、2014.3)
岩田君は言わずと知れた、当ゼミ師範代。社会史的関心に基づいた政治史研究として評価されるもの。
下石君は本年度より参加されている龍谷大学の院生です。これは習作ですが、今後は福田豊彦氏らの研究を発展させる形で、たとえば武蔵の横山党(小野氏)のような貴姓に属さない武士団の成立と展開についての考察を深められることを期待しています。
☆ 創価大学の坂井孝一先生より、新刊の御高著『源実朝 「東国の王権」を夢見た将軍』(講談社選書メチエ)を御恵送頂きました。
当ゼミでも、頼家・実朝期の幕府政治史については『吾妻鏡』の史料批判を前提に再検討を加えているところですので、大きな指針を頂くことが出来たように思います。
坂井先生に、あつく御礼を申し上げる次第です。
・岩田慎平「御成敗式目第三十四条を巡る諸問題」(『晴歩雨読-和田 萃 先生 古稀記念文集-』藤陵史学会、2014.5)
・下石敬太郎「平安前期の軍事官僚」(『龍谷日本史研究』第37号、2014.3)
岩田君は言わずと知れた、当ゼミ師範代。社会史的関心に基づいた政治史研究として評価されるもの。
下石君は本年度より参加されている龍谷大学の院生です。これは習作ですが、今後は福田豊彦氏らの研究を発展させる形で、たとえば武蔵の横山党(小野氏)のような貴姓に属さない武士団の成立と展開についての考察を深められることを期待しています。
☆ 創価大学の坂井孝一先生より、新刊の御高著『源実朝 「東国の王権」を夢見た将軍』(講談社選書メチエ)を御恵送頂きました。
当ゼミでも、頼家・実朝期の幕府政治史については『吾妻鏡』の史料批判を前提に再検討を加えているところですので、大きな指針を頂くことが出来たように思います。
坂井先生に、あつく御礼を申し上げる次第です。