「土曜は寅さん!『男はつらいよ 寅次郎あじさいの恋』」
No.13384
今日は早くから研究室に来ています。
東山の天候は薄曇りですが、これから暑くなるのでしょうか。
いよいよ来週は賀茂祭、つまり葵祭です。
葵祭というと、私は寅さんが鴨川の河畔でテキ屋の商売をやっている映画のシーンを思い出してしまいます。
おりよく、それが今夜BSで放送されるようです。
御覧になっていない方は、ぜひどうぞ。
Facebookの方にも、写真入りで下記のような書き込み(↓以下)を致しましたが、古参のゼミメンバーにとっても
思い出深いところが随所に登場します。
それから、登場人物も面白い。13代目片岡仁左衛門演じる陶芸の大家の弟子を演じているのは若き日の柄本明ですが、彼の演じる人物と当ゼミ古参メンバーの某君(ともに好青年です)とが結構オーバーラップしてしまうのです。
というわけで、ゼミ関係の方で、まだ御覧になっていない方は、この機会に是非。
それから、これから鎌倉見学に行こうと考えている学生諸姉にもお勧めです。
↓
本日、BSジャパンで18:54 から放送の「土曜は寅さん!『男はつらいよ 寅次郎あじさいの恋』 」には、京都と鎌倉の名所・史跡が沢山登場します。
京都では、まず鴨川周辺。寅さんは葵祭を目当てにやってきたようです。つぎが河井寛次郎記念館。ここは陶芸の大家・加納作次郎の自宅兼仕事場として登場。近くの路地なども。いまから30年ほど前の馬町交差点を西に入った次の角のあたりの様子がよく分かります。それから少し離れますが、丹後の伊根町の舟屋。
鎌倉では鶴岡八幡宮の参道や江ノ島が出てきます。タイトルの「あじさい」は、もちろん「あじさい寺」を意識していますが、映画に出てくるのは明月院ではなく、極楽寺坂の成就院です。当方のゼミ草創期のメンバーは、岡陽一郎先生の御案内で、ここを見学したことがあります。それから、数年後のゼミ旅行でも訪れました。ここから鎌倉の市街を眺めると地理感覚がつかめます。それから、江ノ電の鎌倉高校前駅とか。
ストーリーもさることながら、ロケ地を楽しめる映画です。
【追記】
☆ お正月に小山市で講演をした際にお世話になった、小山市立博物館の尾上仁美先生より、同博物館で開催されている企画展「小山評定と関ヶ原合戦」の図録を御恵送頂きました。
内容はもとより、装幀も大変素晴らしい図録だと思います。
尾上先生は、京大院で藤井先生の研究室に所属されていたとのこと。ゼミメンバーの中には後輩もおられますね。
最近、京都から関東の大学や博物館に就職される方が増えているようで、これは大変良いことだと思っています。研究者は移動すべし。
尾上先生に、あつくお礼を申し上げます。
☆ 話がうまい具合に続きますが、今春、京都から千葉県の川村学園女子大学に赴任された辻浩和君(先生)より、御高論「室町期芸能史研究の現在」(『歴史評論』767号)ならびに「南北朝期祇園社における居住と住宅」掲載の『立命館文学』637号等を御恵送頂きました。
辻先生に、あつく御礼を申し上げるとともに、新天地での御活躍を祈念申し上げます。
>千葉で中世史を研究されているみなさん、とても有力な助っ人です。大いに歓迎してください。
東山の天候は薄曇りですが、これから暑くなるのでしょうか。
いよいよ来週は賀茂祭、つまり葵祭です。
葵祭というと、私は寅さんが鴨川の河畔でテキ屋の商売をやっている映画のシーンを思い出してしまいます。
おりよく、それが今夜BSで放送されるようです。
御覧になっていない方は、ぜひどうぞ。
Facebookの方にも、写真入りで下記のような書き込み(↓以下)を致しましたが、古参のゼミメンバーにとっても
思い出深いところが随所に登場します。
それから、登場人物も面白い。13代目片岡仁左衛門演じる陶芸の大家の弟子を演じているのは若き日の柄本明ですが、彼の演じる人物と当ゼミ古参メンバーの某君(ともに好青年です)とが結構オーバーラップしてしまうのです。
というわけで、ゼミ関係の方で、まだ御覧になっていない方は、この機会に是非。
それから、これから鎌倉見学に行こうと考えている学生諸姉にもお勧めです。
↓
本日、BSジャパンで18:54 から放送の「土曜は寅さん!『男はつらいよ 寅次郎あじさいの恋』 」には、京都と鎌倉の名所・史跡が沢山登場します。
京都では、まず鴨川周辺。寅さんは葵祭を目当てにやってきたようです。つぎが河井寛次郎記念館。ここは陶芸の大家・加納作次郎の自宅兼仕事場として登場。近くの路地なども。いまから30年ほど前の馬町交差点を西に入った次の角のあたりの様子がよく分かります。それから少し離れますが、丹後の伊根町の舟屋。
鎌倉では鶴岡八幡宮の参道や江ノ島が出てきます。タイトルの「あじさい」は、もちろん「あじさい寺」を意識していますが、映画に出てくるのは明月院ではなく、極楽寺坂の成就院です。当方のゼミ草創期のメンバーは、岡陽一郎先生の御案内で、ここを見学したことがあります。それから、数年後のゼミ旅行でも訪れました。ここから鎌倉の市街を眺めると地理感覚がつかめます。それから、江ノ電の鎌倉高校前駅とか。
ストーリーもさることながら、ロケ地を楽しめる映画です。
【追記】
☆ お正月に小山市で講演をした際にお世話になった、小山市立博物館の尾上仁美先生より、同博物館で開催されている企画展「小山評定と関ヶ原合戦」の図録を御恵送頂きました。
内容はもとより、装幀も大変素晴らしい図録だと思います。
尾上先生は、京大院で藤井先生の研究室に所属されていたとのこと。ゼミメンバーの中には後輩もおられますね。
最近、京都から関東の大学や博物館に就職される方が増えているようで、これは大変良いことだと思っています。研究者は移動すべし。
尾上先生に、あつくお礼を申し上げます。
☆ 話がうまい具合に続きますが、今春、京都から千葉県の川村学園女子大学に赴任された辻浩和君(先生)より、御高論「室町期芸能史研究の現在」(『歴史評論』767号)ならびに「南北朝期祇園社における居住と住宅」掲載の『立命館文学』637号等を御恵送頂きました。
辻先生に、あつく御礼を申し上げるとともに、新天地での御活躍を祈念申し上げます。
>千葉で中世史を研究されているみなさん、とても有力な助っ人です。大いに歓迎してください。