この掲示板は、いろいろな立場の人が御覧になっていることと思いますが、まずは本学現代社会学部の皆さんへ。
ゼミ配属希望調査の第2次募集が12月06日(金)12時半からはじまりましたので、未決定の方はお忘れなきように。
次に、来年正月11日に、栃木県の小山市で寿永2年(1183)の「野木宮合戦」をテーマにしたお話しをさせて頂く事になりましたので、その御案内。詳細は下記をごらん下さい。
http://www.city.oyama.tochigi.jp/kanko/event/rekimachi_koenkai.html
小山政光の妻「寒河尼」の存在と役割についても触れたいと考えています。
海外の金融市場で活躍している、ある国際経済の専門家の指摘によれば、日本の政治家が「特定秘密保護法」などで火遊びをしていられるのも、実は経済・金融危機の崖っぷちにたたされているにも拘わらず、世情がうかれているからだそうです。
「うかれて」「火遊び」・・・。なるほど、よく、いまの社会の実態をつかんでいると思います。内側にいると見えにくいものが、外からはよく見えるのでしよう。
来週月曜日のⅢ講時、国文学科一回生の方たちを対象にして仏教学の月例礼拝の時間に「大学と社会」というテーマで講話をさせて頂く予定です。
今日はそのための資料づくりと、研究所『研究紀要』に載せる拙文の初校校正を行いました。
【追記】 私の出身高校の後輩にあたる(と言っても、まだ書信の遣り取りだけで、お目にかかったことはないのですが)大薮海先生より、新刊の御高著『室町幕府と地域権力』(吉川弘文館)を御恵送頂きました。
「あとがき」には、私の最初の論文集の「あとがき」のように少年時代以来のエピソードが語られていて、またしても親近感を覚えております。
しかし、私が補欠で結局交付されることのなかった科研の出版助成金で、歴史書の老舗から初の論文集を出版されたのは見事でした。
大薮先生に、あつく御礼を申し上げると共に、今後ますますの御活躍を祈念する次第です。