歴博の企画展「時代を作った技-中世の生産革命-」

No.10009

 昨日の「基礎演習Ⅰ」。ユニクロについては、そこでアルバイトをしている人がおられたので、話が具体的になりました。What do you think of japan?はレジュメが工夫されていました。

  「基礎演習Ⅱ」と「演習Ⅱ」の配属希望調査は佳境に入りつつあるようです。選択は主体的に、自分で動いて行って下さい。受身の人生は後悔と禍根を招きます

  伊豆ゼミ旅行や公開講座でお世話になった伊豆の国市教育委員会の池谷初恵先生より、国立歴史民俗博物館で開催されている企画展についてご案内を頂きました。以下に、貼り付けます。
 ++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
開催期間 7月2日~9月1日
会場   国立歴史民俗博物館 企画展示室
入館料   一般 830円 大学生・高校生 450円
 中世は技術が大きく飛躍した時代です。効率のよい大量生産技術は、人々の日常を豊かにして生活変化をもらたしました。また、高い工芸技術は海外でも大きく評価され、鏡や漆工芸品が日本ブランドとして輸出されたのです。ほかにも、外来技術を取り入れた鉄砲生産、権力者による巨大な石垣作りなど、さまざまな生産技術を取り上げ、考古・文献史・民俗・分析化学といった多角的視点から、「中世を作った技術」の歴史を描きます。 (展示案内チラシより)

 主な展示資料としては、
 草戸千軒町遺跡、一乗谷遺跡の技術・職人関連遺物、瀬戸大窯や越前焼きの窯関連遺物、大分豊後府内や長崎の外来系技術資料、
 京都に関係するところでは、
 京都八条町の鏡や刀装具鋳型、伏見城・聚楽第城下町出土金箔瓦などがあります。
 また、職人に関係する文献史料や民俗資料なども展示しています。
 関連する講演会、シンポジウムなどもありますので、詳しくは、歴博HPをご覧下さい。
   http://www.rekihaku.ac.jp/exhibitions/project/index.html
 なお、9月からは、福山の広島県立歴史博物館でも同じ企画展示を開催いたします。
 ++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
  池谷先生、ありがとうございました。
 佐倉か福山、出かける機会を得たいものです。
 池谷先生からお勧めを頂きましたが、国宝に指定された願成就院の仏様も拝観に行きたいところです。また、計画してみますか?   
編集:2013/07/03(Wed) 09:34

ありがとうございます。

池谷初恵
No.10011

野口先生、案内を掲載していただき、ありがとうございました。
地味な展示資料ですが、中世の技術史に興味のある方には、必見の展示と思います。
ぜひ多くの方にご覧いただきたいです。よろしくお願い申し上げます。

明日(2日)の「基礎演習Ⅰ」と後期演習の配属希望調査

No.10008

 2日の「基礎演習Ⅰ」の発表テーマは、谷さんが「世界から見たニッポン」、寺島さんが「ユニクロについて」。

それから、今日から現代社会学部「基礎演習Ⅱ」・「演習Ⅱ」の配属希望調査がはじまります。
  第1次募集:07月01日(月)19時 〜 07月05日(金)19時
私は基礎演習Ⅱ・演習Ⅱを担当します。
 シラバスをよく読んで、それぞれ適切に対応してください。

☆ 鹿児島県歴史資料センター黎明館の栗林文夫先生より、御高論「島津氏の虚空蔵信仰-安房国清澄寺を中心に-」(『黎明館調査研究報告』25)を御恵送頂きました。
近世以降の話とはいえ、千葉県を本貫地とする私には実に興味深い事実を知ることが出来ました。
 ちなみに、黎明館では明日(7月2日)から10月6日までの会期で、「歴史のなかの桜島」という企画展が開催されるとのことです。
 栗林先生に、あつくお礼を申し上げます。

 義経ファンによる義経本 

No.10007

 大阪歴史学会の大会は如何でしたか?

 吉川弘文館から『本郷』(106)が届きました。最後のページにシリーズ「人をあるく」の広告が載っていましたが、続刊予定書の中に前川佳代著『源義経と壇ノ浦』がありました。
 前川さんは、当ゼミ草創期以前、否、神話時代に活躍してくれた最古参メンバー。義経への思い入れは日本一、否、世界一。刊行が楽しみです。
 >前川さん 執筆、頑張ってください!

 ☆ 京都大学の山田徹先生から、御高論「摂津国中島と河内国十七ヶ所・八ヶ所」(『ヒストリア』238)・「「分郡守護」論再考」(『年報中世史研究』38)ならびに『東近江市史 能登川の歴史』の執筆担当部分(中世 第一章第一・二節)抜刷を御恵送頂きました。
 山田先生に、あつくお礼を申し上げます。

 『古代文化』第65巻第1号が出ました。

No.10003

 本日、内科の医院に行き、受診して参りました。今のところ、なんとか乗り切れそうです。
 なにしろ、あの痛みは「耐えがたきを耐え」という訳には参りませんから。

 さて、『古代文化』第65巻第1号が刊行されました。
 今号で、おもに平安末から鎌倉時代を扱った論稿としては、
 〈研究展望・動向〉に、佐藤泰弘「反転する平安時代史-上島享著『日本中世社会の形成と王権』について-」
 〈書評〉に、樋口健太郎「佐古愛己著『平安貴族社会の秩序と昇進』」
 〈新刊紹介〉に、山岡瞳「曽我良成著『王朝国家政務の研究』」 
が、掲載されています。
 また、筆者無記名の〈書棚〉の欄には、拙著『坂東武士団と鎌倉』が取り上げられています。短文ながら、著者として嬉しい評価を書いて頂きました。執筆された方に、この場を借りてお礼を申し上げたいと思います。
編集:2013/06/29(Sat) 17:30

お見舞い

美川圭
No.10004

 結石の痛みはほんとうに耐えがたいですね。一昨年の夏、忘れもしない山鉾巡行の翌日、阪急西宮北口で激痛に襲われ、そのまま救急車で搬送してもらったことを思い出します。死なせて、という痛みでした。しかし、石が出てしまうと、まったく何の痛みもなくなるのですから・・・・。二度と味わいたくないですが、体質的になりやすいということで、またなるのでしょうか。私の師匠は、20年ほど前、そのとき遺書を書かれたそうです。もちろん、野口先生もご存知のように、まだお元気ですが(笑)。とにかく、お大事に。

 私は疫神かもしれない?

No.10006

 美川先生、ありがとうございます。
 私が結石と仲良くなってしまったのは、千葉に住んでいた40歳代の時からです。京都に再び赴任した2000年、奇しくも美川先生と同じく祇園祭の翌日に発症。翌々日に、研究室で立っていられないほどの大激痛に襲われたことがありました。
 その後も、疲労やストレス(これは当事者の体質や主観によるところが大きい)が蓄積した後に、左右交互というように発症したことがありますが、その都度、病院に行って鎮痛剤を処方して貰ったり、知らぬ間に排石されたりして、やり過ごして参りました。
 石はかなり長期間体内に留まっていることもあるようです。調査出張での旅行先で出てきたときもありました。その日は、近世の地誌に紹介されている巨大な石碑を見に行く予定だったのですが、出発直前に別の石を発見してしまったという次第です。
 かの先生が「遺書」を書かれたというのは流石(さすが)だと思います。しかし、あの激痛の最中には遺書どころではありません。「すべての価値は無に帰する」。

 この病気はオヤジ世代の男性病のように思われがちですが、近年では、かなり若い世代や女性にも広がっているようですから、みなさん、お気を付け下さい。ストレスや過労を避け、暑いときには、しっかりと水分を補給することが肝要なようです。
 なお、排石にビールの多飲が効果的というのは、誤った俗説であるとのことです。

 しかし、人生に意志を持つのはよいのですが、身体に石を抱えたままの生活は不安です。できるだけ、周囲に迷惑を及ぼさない、というより、仕事以外の場で、発症しても周囲に気をつかいながら痛みを我慢しないで済む環境に身を置くように心しなければならないと思う次第です。

 子どもは希望

No.10001

 今日は帰省中の旧姓田中さんが、お嬢さんを連れて来訪。10ヶ月のお嬢さんはとても賢そう。漢文なんか教えたらすぐに覚えてしまいそうな雰囲気でしたが、いくら何でも、それはまだ早すぎるので、「キャッチボール」を伝授。即マスター。子どもは素晴らしい!

 一方、老いたる我が身は結石の症状で終日落ち着かず。今回は左側。昨日までに何とか仕上げた原稿を不本意なままで送信したことと、論文読みが精一杯の有様でした。運動らしきことは、赤ちゃんとのキャッチボールのみ。これでは秋の「挙兵」に応じられません。来週はいろいろあるかも知れませんが。  
 当面の不義理は、なんとか週末に解消したいところです。

 ☆ 山梨県立歴史博物館の西川広平先生より、同館で開催された企画展図録『水の国やまなし-信玄堤と甲斐の人々-』および、御高論「近世甲斐国における川除普請-鳥取藩・岡藩による御手伝普請をめぐって-」(『山梨県立博物館研究紀要』7)を御恵送頂きました。
 西川先生に、あつくお礼を申し上げます。

 ※ 書き込みも、いよいよ1万を越えましたね。
編集:2013/06/29(Sat) 00:07

インディペンデンス・デイ-次回の『吾妻鏡』-

No.10002

 公開講座も終わりまして、あっという間に七月ですね。試験やレポートなどもそろそろ気に掛かってくるころですが、『吾妻鏡』の頼家・実朝期の振り返りはもうしばらく続けていきましょう。無事に読み終わったあとは、葉巻に火をつけますぞ。

 日時:2013年7月4日(木)午後3時頃~(予定)
 場所:京都女子大学L校舎 3階 共同研究室
 範囲:頼家・実朝期の振り返り

 ※しばらく“振り返り”を続けていきますが、それが終わった後の範囲は以下の通りです。
     承元四年(1210)正月一日、二月五日・十日・二十一日、三月十四日・二十二日、四月九日・十九日、五月六日・十一日・十四日・二十一日・二十五日、六月三日・十二日・十三日・二十日、七月八日・二十日、八月九日・十二日・十六日、九月十一日・十四日・三十日、十月十二日・十三日・十五日、十一月二十二日・二十三日・二十四日、十二月五日・二十一日の各条
     承元五年(建暦元年、1211)正月十日、閏正月九日、二月二十二日、三月十九日、四月二日・十三日・二十九日、五月四日・十日・十九日、六月七日・二十一日・二十六日、七月四日・十一日、九月十二日・十五日・二十二日、十月十三日・十九日・二十日・二十二日、十一月二日・三日・四日・二十日、十二月一日・十日・十七日・二十日・二十七日の各条

 7月も毎週木曜(4日、11日、18日、25日)の午後に開催予定です。

 『吾妻鏡』講読会は基礎的な史料読解のニーズにも対応しておりますので、梅雨なのか夏なのかよくわからない季節に何か新しいことを始めてみようという方は、まずは見学からでも、どうぞお気軽にご参加ください。京都女子大の方限定ではありませんよ。

ありがとうございました

田中裕紀
No.10005

娘と2人でお世話になり、ありがとうございました。
キャッチボールを覚えた娘は、家に帰ってもいただいたボールで遊んでいます。
10ヶ月の娘を追いかける日々で身は細る一方ですが、娘と一緒に成長したいと思います。

「2013年度 中世都市研究会」のご案内。

No.10000

 いつも大変お世話になっている東大史料編纂所の高橋慎一朗先生より、中世都市研究会のご案内を頂きましたので、お知らせ申し上げます。
*****************************
     2013年度 中世都市研究会  鎌倉研究の未来

 期  日:2013年9月7日(土)・8日(日)
 会  場:鎌倉女子大学 二階堂学舎(鎌倉市二階堂890-1)
       鎌倉駅東口 5番乗り場から京浜急行バスで約10分 「杉本観音前」下車
 主  催:中世都市研究会(代表:五味文彦・小野正敏・玉井哲雄)
 共  催:鎌倉市・鎌倉市教育委員会・NPO法人鎌倉考古学研究所
 参 加 費:1,000円(資料代を含む)
 懇 親 会:鶴ヶ岡会館(鎌倉市小町2-12-27)会費 5,000円

 参加申し込みなど、詳細については↓をご覧下さい。
  http://www.hi.u-tokyo.ac.jp/personal/shinichi/chuseitoshi.htm

現代社会学部1・2回生のみなさんへ

No.9996

 後期に開講される野口担当の基礎演習Ⅱ・演習Ⅱへの配属を希望される方は、ゼミ登録用ページのシラバスを更新致しましたので、あらためてご確認下さい。

 なお、応募期間以前でも、何か質問のある方は当方へメールで問い合わせて頂いてかまいません。上の私の名前(青字の)をクリックすれば送信することができます。言うまでもないことですが、その場合、名前と学籍番号を明記して下さい。

 以上、宜しくお願いいたします。

27日の基礎・教養科目と研究所ゼミ

No.9999

 本日の基礎・教養科目のテーマは、前回予告したとおり「武士」のお話です。テーマは「中世は武勇の時代か」。中世前期の武士とは何か? 人々は武士とか「武勇」をどう評価していたのだろうか?そんな話をしたいと思っています。

 ゼミの方では、岩田君がすでに予告を書いた下さいましたが、22日の公開講座の反省会(まさに「回顧と展望」)もしたいと思います。 

朗報の速報 山田徹さん、日本歴史学会賞受賞!

No.9995

 当ゼミに(多方面で)ゆかりの深い、京都大学大学院文学研究科助教の山田徹さんが、第14回日本歴史学会賞を受賞されました。受賞論文は「土岐頼康と応安の政変」(『日本歴史』769)。
 一昨年の長村祥知君に続く快挙。

 山田さん、ほんとうにおめでとうございました。古めかしく言えば「内助の功」、今風に言えば「パートナーの助力」もあったのかも知れませんね。
 奥様ともども、ゼミメンバー・古参メンバーをあげて心よりお祝い申し上げたいと思います。そして、ますますの御研究の発展を期待する次第です。
編集:2013/06/24(Mon) 16:14

ありがとうございます

山田樹理
No.9998

 ありがとうございます。主人共々、御礼を申し上げます。
まだまだ若輩者でございますので、今後ともご指導ご鞭撻の程、よろしくお願い申し上げます。


 また子どもたちを連れて研究室を訪れたいと思いますので、ご迷惑になるかと思いますが、
どうぞよろしくお願い致します。

明日(25日)の「基礎演習Ⅰ」

No.9994

 明日(25日)の「基礎演習Ⅰ」は、辻さんが「日本の女子サッカーの歴史」、友田さんが「ニホンカワウソ 絶滅の原因とこれから」というテーマで発表される予定です。

 「満員御礼」

No.9993

 今は昔。昨日の公開講座は予想を上回る御来場者で驚きました。開会50分前に会場に到着したのですが、エレベーターには既にたくさんの人。同じ建物の5階で開催される、ある学会の大会に行かれるのかと思ったのですが、みなさん4階で降りられました。会場の前のコミュニケーションホールにはすでに受付を待つ人が。講師の先生方がおいでになったら打ち合わせに使おうとしていたテーブルも椅子もふさがっている。こんなことは今までなかったのに。とはいっても、さすがに200人を越す方は見えないだろうと考えたのですが、これは見事に裏切られました。開会直前に、すでにレジュメ不足が明白となり、「如何せむ」と迷うまもなく開会の時間。幸い、ゼミメンバーが研究室で増刷をしてくれているということで難を凌ぐ。遅く見えた方々に印刷の済んだレジュメを配布。しかし、椅子も足らない模様。これも、宗教教育センターの方たちやメンバーが下の階からも運び入れてくれたので何とか乗り切る。という次第で、司会の任務は二次的なものとなり、いろいろ脈絡のないことを申し上げた模様。この間、せっかく御挨拶を頂いた方々には失礼な対応しか出来ず。会場は例によって空調の調節が出来ないので、一部で寒そう。自分も寒い。時間の配分も、ポスターで予告したとおりにしないと問題があるだろう。上階で学会の大会があるから男子トイレは大混雑のはずだから、休憩時間を長くとらなければならない。質問時間を設定しても、あまりに個人的に過ぎる質問か出たら困るから、来場の研究者からのコメントを頂くことしよう・・・等々。迷妄の中におりましたが、しかし、この間、それらの問題の解決のために、宗教教育センターの事務の方々や岩田君・山本さんらゼミメンバーがしっかりと動いて下さり、何とか乗り切ることが出来ました。感謝あるのみです。

 そんなわけで、御講演は途切れ途切れにしか聴けませんでしたが、充実した内容で、面白く、分かりやすく、いろいろ新知見を得ることも出来ました。さらに、会場にお見えの佐伯君・松薗先生からはコメント以上のお話を頂きましたし、総括(無料講演)をお願いした美川先生のお話も、身近な話題から転じて「貴族」の本質を問う、まさに今回の講座全体の「まとめ」に相応しい、しかも楽しいお話でした。

  それにしても、何でこんなに御来場の方が多かったのか?ちょうど『御堂関白記』が話題になっていたからか?島津氏のファンが多いのか?好評だった昨年の講座の影響か?その分析は課題としなければなりません。概算でも来場者数は250人超。大記録だと思います。

 あらためて、宗教教育センターの職員のみなさんとゼミメンバーにお礼を申し上げます。 講座の後は、例によっての懇談会。当日頂戴したり、この日のためにわざわざお送り頂いたたくさんの御菓子を頂きながら暫しの歓談。学部生・大学教員・出版社の編集者などが一同に。嘗てここで生まれたネットワークは各所で機能しているようです。それから、いつもの懇親会場の「里」へ。幹事の池嶋さんにはよくやって頂きました。御菓子でお腹がいっぱいになっているはずなのに、学生さんたちはよく召し上がったとのこと。「別腹」というやつでしょうか。

 レジュメの不足をはじめ、私の判断ミスで多々不手際があり、御来場のみなさまにはいろいろと御迷惑をおかけ致しましたが、講師の先生方をはじめ、多くの方々の御尽力・御協力により、盛会裏に終了できましたことにお礼を申し上げる次第です。
編集:2013/06/23(Sun) 22:45

公開講座のお礼と次回の『吾妻鏡』

No.9997

 遅ればせながら、先週土曜日は本年度宗教・文化研究所公開講座でした。
 ご講演いただきました樋口先生・金井先生、ご来場いただきました皆さま、諸事奔走していただきました宗教教育センターの方々、野口先生、ゼミ関係者のみなさんに御礼申しあげます。
 人文社会系の学問は全世界的に退潮傾向にあるようなことも言われますが、一方で、このような広く一般向けの機会を設けやすいことは、人文系(とくに歴史や文学)の強みではないかと思います。ご講演いただいた両先生には、最新の成果の水準を落とすことなく、かつ非常にわかりやすい形でご提供いただきました。

 ゼミはまた日常に戻りますが、次回の『吾妻鏡』のご案内です。

 日時:2013年6月27日(木)午後3時頃~(予定)
 場所:京都女子大学L校舎 3階 共同研究室
 範囲:頼家・実朝期の振り返り

 ※しばらく“振り返り”を続けていきますが、それが終わった後の範囲は以下の通りです。
     承元四年(1210)正月一日、二月五日・十日・二十一日、三月十四日・二十二日、四月九日・十九日、五月六日・十一日・十四日・二十一日・二十五日、六月三日・十二日・十三日・二十日、七月八日・二十日、八月九日・十二日・十六日、九月十一日・十四日・三十日、十月十二日・十三日・十五日、十一月二十二日・二十三日・二十四日、十二月五日・二十一日の各条
     承元五年(建暦元年、1211)正月十日、閏正月九日、二月二十二日、三月十九日、四月二日・十三日・二十九日、五月四日・十日・十九日、六月七日・二十一日・二十六日、七月四日・十一日、九月十二日・十五日・二十二日、十月十三日・十九日・二十日・二十二日、十一月二日・三日・四日・二十日、十二月一日・十日・十七日・二十日・二十七日の各条

 7月もおそらく木曜の午後に開催予定です。

 『吾妻鏡』講読会は基礎的な史料読解のニーズにも対応しておりますので、梅雨なのか夏なのかよくわからない季節に何か新しいことを始めてみようという方は、まずは見学からでも、どうぞお気軽にご参加ください。京都女子大の方限定ではありませんよ。