鎌倉にあまり出掛けない関西の中世史専攻学生諸姉兄に朗報

No.9754

 関東にいるとき、中世前期を研究しようとしているのに、京都のことを知らない人が多いことには、しばしば驚かされましたが、逆に関西の院生さんなどにも鎌倉に行ったことがないなどという方がおられることも事実です。
 そんな方には、この秋に横浜・鎌倉を訪れることをお勧めします。
 世界遺産推進の金沢文庫・県立歴史博物館・鎌倉国宝館の3館連携特別展が開催中です。
 県立歴史博物館では「再発見!鎌倉の中世」、金沢文庫では「鎌倉興隆-金沢文庫とその時代-」、鎌倉国宝館では「古都鎌倉と武家文化」というテーマの特別展が開かれています。

 3館共に見学できる便利な招待券を頂いています。行こうという人は御連絡下さい(ただし先着順、数名のみ)。

 ☆ 神奈川県立金沢文庫の西岡芳文先生より、上記3館連携特別展の図録『武家の古都・鎌倉』を御恵送頂きました。
 西岡先生に、あつく御礼を申し上げます。
編集:2012/10/22(Mon) 09:36

さらにシンポジウム・特別展の情報

No.9756

 以前、岩田君・佐伯君・長村君らと参加させて頂いたことのある「茨城大学人文学部地域史シンポジウム」が今年も開かれます。茨大の院生だった前川さんに車で各所を案内して頂いたり、千葉県におられる伊藤さんも加わって、小田城跡などを見学したことが思い出されますね。
 第8回目のテーマは「茨城の鎌倉街道-その歴史と文化遺産-」。
  【日時】平成24(2012)年12月1日(土曜日) 12時30分~17時30分
  【場所】茨城大学人文学部 講義棟10番教室
 プログラムの詳細は略しますが、高橋修先生の「鎌倉街道を考える―常総の「道」と中世武士団―」という講演などがあります。

 もう一つ、特別展の方は、すでに>>No.9751で御紹介しましたが、横浜市歴史博物館特別展「畠山重忠-横浜・二俣川に散った武蔵武士-」。
 会期は2012年10月13日(土)~11月25日(日) 詳細は↓                     http://www.rekihaku.city.yokohama.jp/kikak/detail.php?ak_seq=115
 こちらは、神奈川県立歴史博物館や金沢文庫、鎌倉国宝館と一緒に回れると思います。
 招待券の必要な方は野口まで(ただし、数枚。先着順)
 
 ☆ 横浜市立歴史博物館の平野卓治先生より、上記特別展の図録を御恵送頂きました。
  平野先生に、あつく御礼を申し上げます。