「俺たちに休みはない」

No.9570

  「世間」は連休ですが、私たちにとっては、(僅かにのこされた)研究に集中できる貴重な期間です。

 7月7日(土)の史跡見学会について、お手伝いをお願いしたところ、「お手伝い」をお願いするのが憚れるほどの専門研究者の方が手を挙げて下さり、恐縮しています。ありがとうございました。
 平清盛関連の京都における史跡見学の案内は、11月19日(月)にも御依頼を頂いております。こちらは参加人数も見学先も多いので、またお手伝いをお願いする事になろうかと思います。こちらも、また宜しくお願い致します。

 本日、『軍記と語り物』の48号が届きました。長村祥知君の「木曾義仲の上洛と『源平盛衰記』-近江湖東路の進軍と反平家軍の連携-」が掲載されています。武士論および治承・寿永内乱に関心のある方は必ずお読み下さい。長村君による木曾義仲に関する単著の刊行が待望されるところです。
 なお、同誌に掲載されている【軍記物研究文献目録】は、歴史学の研究者にも大いに参考になる資料で、重要な研究成果がしっかりと網羅されています。

【追記】 >>No.9561の末尾に記した件については、「もう大丈夫」とのことです。
    私も安心致しました。よかった、よかった。