称名寺裏山・・・から6年半後のおめでとう。

No.6794

 基礎教養科目の採点が済みました。持ち込み不可の論述形式をとると、講義内容の理解や読書量などが答案に直截に反映されます。
 世上よく「格差社会」と言われますが、答案もまったく同様。同じ京女の学生なのに、この差は尋常ではありません。それにしても、「こんな優秀な学生さんがいたのか」と感嘆してしまうような素晴らしい内容の答案が予想外に多く、その点では安心させられました。また、新鮮な発想から学ぶべき所も多々ありました。

 ◇ 一昨日、入学センターから出張講義の依頼があったとの連絡を受けました。10月ということなので、お引き受けしました。今回は熊本の高校から。福岡の中村学園女子高校、昨年の佐賀県の唐津東高校についで九州では三校目です。

 ◇ 後期のゼミ史料講読会の日程ですが、目下、以下のような案が出ています。
   『吾妻鏡』治承四年:月曜日Ⅲ講時
   『吾妻鏡』宝治二年:火曜日Ⅲ・Ⅳ講時~
   『小右記』長和四年:木曜日Ⅱ講時
 『小右記』の参加者の御都合など未確認なので、まだ流動的要素があります。
 何か要望があればお知らせ下さい。

 ◇ 2003年2月末に実施した鎌倉ゼミ旅行の際に、案内役をかってでて下さった、私の大学の後輩といえば、ゼミ古参メンバーはすぐに思い出されると思います。まだ思い出さない方は、「称名寺裏山?の行進」といえば、記憶が鮮明に甦るでしょう?
 その彼から結婚の御報告をいただきました。ほんの少し前にもゼミ古参メンバーの結婚のお知らせをしたばかりですが(>>No.6786の追記)、こういう慶事はいくら続いても結構なことですね。
 お相手は東北の自治体で活躍されている考古学の研究者。「とにかく研究しなさい」と言ってくれているとのことで、うらやましいカップルが誕生したよう様子です。
 ほんとうに、おめでとうございました。
 平泉と鎌倉の研究が一体となって、素晴らしい成果が期待できそうですが、ぜひ京都への目配りもお忘れにならないようにお願いしたいところです。

後期ゼミ日程.

No.6795

 後期のゼミ史料講読会の日程ですが、参加者の都合により、以下のように変更されました。
 2回生の大倉さん・今井さん、御迷惑をお掛けしますが、宜しくお願いいたします。

  ① 『小右記』長和四年:月曜日Ⅲ講時
  ② 『吾妻鏡』宝治二年:火曜日Ⅲ・Ⅳ講時~
  ③ 『吾妻鏡』治承四年:木曜日Ⅱ講時

 なお、それぞれの講読会の実施についての世話役ですが、①は大谷さん、②は岩田君、③は山本さんにお願いしたいと思います。
 後期授業開始の週から実施ということに致しましょう。

『小右記』講読会

大谷久美子
No.6796

なかなか我々の日程の都合がつかず、野口先生ならびに『吾妻鏡』ゼミの方々に御迷惑をおかけしてしまいました。
たいへん申し訳ありません。

また、『小右記』講読会の世話役の件、恙なく勤め上げられるよう精進して参りたいと思います。どうぞ宜しくお願い申し上げます。

各講読会とも後期授業開始の週から再開とのこと。楽しみにしております。
『小右記』講読会の再開日、場所および講読範囲は以下のようになります。

日時;9月14日(月)13時~
場所;野口先生研究室(L校舎3階)
講読範囲;『小右記』長和四年五月二日条

後期から講読会参加を希望される方がいらっしゃいましたら、どうぞ気軽においでください。

わが庵は都の辰巳、風ぞ吹く、世を宇治山と・・・.

No.6798

 大谷さん、修論もあって大変だと思いますが、宜しくお願いいたします。
 国文や建築史の院生の方と一緒に史料を読むと、たいへん勉強になります。
 多くの参加者を見込んで、共同研究室を借りておきたいと思います。

 ◇ >>No.6794で御紹介した研究者のカップル。はやくも御入籍の情報が届きました。
 明日は奥様の地元でお祝いの会が開かれるとのこと。末長いお幸せを祈ります。

 ◇ 本日は宇治に落雷・突風・豪雨がかさなりました。
 テレビのニュースを見ていたら、当家からほんの200~300メートルほど南のところにあるゴルフ場のコンクリートの柱が折れた映像が映っていてビックリ。当家の近隣でも庭木の倒れたお宅がありました。
 
 1993年の夏に鹿児島で経験した災害とは比べものになりませんでしたが、異常気象はよそ事ではないようです。

 落雷のためにPCの中の情報はすべて消去され、家の中に吹き込んだもの凄い突風は、物の見事に、これまで書きためておいた原稿を、みんなどこかへ吹き飛ばしてしまいました。
・・・・・・・というのは真っ赤な嘘です。

 もう8月になってしまいました。原稿(すでに締切の過ぎた原稿もありますが)の締切は、確実に近づいてくるのです。