補陀落寺跡見学ツアー(再)のお知らせ

No.6208

前回(>>>No.6086)、大雪に閉ざされてしまった補陀落寺跡見学ツアーですが、以下の要領で再度、ツアーを企画・催行いたします。(申し込み〆切:5月2日)

日程:5月4日
    (雨天の場合は、6日に順延予定です。順延する場合はメールにて全員にご連絡いたします)

行程:出町柳駅集合~京都oスで城山へ(約50分)~バス下車後、徒歩(一時間少しくらい)にて現地へ

参考文献:梶川敏夫氏 「京都静原の補陀落寺跡 -平安時代創建の山岳寺院跡-」
       (『古代文化』1990年3月  40頁~)


(1)参加費は無料です。ただし交通費などは各自実費でご負担ください。
(2)昼食をはさみますので、お弁当を持参してください。
(3)(雪は融けたとはいえ、)現地は相当の山中ですので、装備などは各自で適宜ご準備の上、ご参加ください
(4)参加ご希望の方は、雨野の携帯メールか、上記のメールアドレスに、5月2日までにお申し込み下さい。折り返し、集合の詳細についてご連絡いたします。
(5)お申し込みの際、「6日に順延になった場合、参加されるか否か」も、併せてお知らせください。
(6)お手数ですが、お申し込みは、こちらの掲示板ではなく、必ずメールにてご連絡頂けますようお願い申し上げます。

  都合により、掲示板での告知が遅れましたことをお詫び申し上げます。


>野口先生
よろしくお願い申し上げます。

GW中の見学会。

No.6215

 かつて、当ゼミでは、この時期に宝物の虫払いが行われる神護寺の見学が恒例行事だったのですが、2004年を最後に中絶しています。そこで、出掛けたくてウズウズしている方には、雨野さんの企画された補陀落寺跡見学ツアーはお薦めです。
 梶川先生の御案内が頂けるとのことで、またとない機会かと存じます。私ももう少し元気ならば参加したいところですが、残念。

 ちなみに、京女の近くにも重要な史跡は多くあります。大学から歩いて行ける範囲で、たとえば、清閑寺や即成院など、近々みんなで出掛けてみたいと思っています。

 ☆ 青山学院大学短期大学部等非常勤講師の清水眞澄先生より、御高論「慈円の法流-大原来迎院から醍醐寺まで-」(『聖徳大学 言語文化研究所 論叢』15)を御恵送頂きました。
 清水先生は、日本歌謡学会の学会賞を受賞されることとなり、5月31日~6月1日に同志社大学室町キャンパス寒梅館で開催される同会の春季大会にお出でになられるとのことで、この大会の御案内も頂きました。
 国文学専攻の方々は、ふるってお出かけください(大会案内は研究室前に掲示しておきたいと思います)。
 清水先生、受賞のこと、おめでとうございました。また、上記御高論の御恵送に、あつく御礼申しあげます。

 ☆ 神奈川県立金沢文庫の西岡芳文先生より、御高論「金沢称名寺における頓成悉地法-企画展「陰陽道×密教」補遺-」掲載の『金澤文庫研究』第320号を御恵送頂きました。
 本誌に収録されている井原今朝男「小笠原遠光・長清一門による将軍家菩提供養」は、源実朝の養育にあたった女房大弐局に触れるところが多いので、小野さんは必読です。
 西岡先生に、あつく御礼を申し上げます。

 ☆ 同志社大学の竹居明男先生より、御高論「菅原道真伝拾遺-三つの問題点-」(『文化史学』第63号)・「『天神信仰編年史料集成-平安時代・鎌倉時代前期篇-』訂正増補(稿)」(『人文学』第182号)を御恵送頂きました。
 竹居先生にあつく御礼を申し上げます。

 ☆ 本願寺史料研究所の佐藤文子先生(本学史学科の御出身)より、先生が企画担当された『親鸞聖人七五〇回大遠忌記念 本願寺展』の図録を御恵送頂きました。
 佐藤先生は、このお仕事のために「怒濤の半年間」をお過ごしになられたとのことです。
 ちなみに『本願寺展』は広島県立美術館(4/18~5/25)を皮切りに、徳島市立徳島城博物館(10/4~11/16)、名古屋市博物館(来年4/18~5/31)、石川県立歴史博物館(来年9/19~11/3)と巡回されます。
 佐藤先生に、あつく御礼を申し上げます。

 ☆ 国士舘大学の秋山哲雄先生より、御高論「移動する武士たち-田舎・京都・鎌倉-」掲載の『國士舘史學』第12号を御恵送頂きました。
 「在地領主」「武士」研究に新しい地平を開く御研究だと思います。
 秋山先生にあつく御礼を申し上げます。

 ☆ 同志社大学歴史資料館の浜中邦弘先生より、同館の図録をはじめ、同志社大学構内の発掘調査などに関する資料を御恵送頂きました。
 浜中先生にあつく御礼を申し上げます。

 ☆ 鹿児島尚古集成館の寺尾美保先生より、大阪歴史博物館で開催中の「天璋院篤姫展」の御案内を頂きました。(※寺尾先生の御高著については、>>No.6159を御参照ください。)
 ぜひ見学に出掛けたいと思います。大河ドラマ『篤姫』ファンの山本君をお誘いしたいところです。
 寺尾先生、ありがとうございました。 

『篤姫』は久々のヒットです!

山本陽一郎
No.6218

 毎週欠かさず、というか再放送も含めて週二回『篤姫』を視聴しております(こんなに大河ドラマにはまったのは1991年の『太平記』と1995年の『八代将軍吉宗』以来です)。まだ話は序盤の段階ですが、篤姫と侍女の幾島(松坂慶子)のコンビネーションが絶妙です。
 
 また、幕末史の研究書をあんまり読んだことがないので一概には言えませんが、従来の日本人の幕末史のイメージは、ほぼ司馬遼太郎の『竜馬がゆく』などの司馬史観一色で塗りつぶされているのではないかと思います。しかし従来から自分は、司馬史観には違和感を感じていたのと、幕末の志士のみから描かれることの多かった幕末史を、当時の女性の立場から描いている点が、新鮮であり、かつこのドラマの魅力だと思います。
 
 また大河ドラマの主人公は男性というのが定番でしたが、今回女性であるのは、近年盛んになってきている女性史の成果がやっと大河ドラマに影響を及ぼし始めたのでしょうか?
 
 そろそろ篤姫が将軍家へ興し入れするのでますます目が離せません。