次回以降の吾妻鏡講読会について

No.5191

>野口先生 昨日は(昨日も)いろいろとありがとうございました。『平安時代史事典』のCD-ROM版ですが、ひとまず「…欲しいです」と申し上げたいと思います。

>次回以降の『吾妻鏡』について
 次回の吾妻鏡講読会の予定は以下の通りです。
  時間:11月13日(月)15:30~(予定)
  場所:京都女子大学L校舎 3階 宗教・文化研究所共同研究室
  範囲:承久二年正月十四日条、四月三日条、八月六日条、十二月一日条、十二月二十日条

 また、今月は11月20日(月)・11月27日(月)も開催予定です。来週以降は、
 承久三年正月二十五日条、正月二十七日条、二月二十六日条、三月二十二日条、四月二十九日条、五月十九日条、五月二十一日条、
 と随時講読してゆきますので、参加者のみなさんはどしどし予習を進めておいてください。よろしくお願いします。

Re: 次回の吾妻鏡講読会のあとのことについて

No.5196

 そういえば、来週月曜日(11月13日)は伊藤さんの卒論準備報告も予定されておりましたので、情報を再掲致します。

 日時:11月13日(月)18時から
 場所:L校舎3F 宗教・文化研究所共同研究室
 報告者:伊藤明日香さん
 テーマ:「曽我物語享受考ー近世前期を中心としてー」
      近世前期、曽我物語は人々にどのようにとらえられていたのか、曽我物を中心に考察してくださるそうです。

 宜しければ伊藤さんご本人からも何かご案内があればお書き込みをお願いします。
 そういうわけで、みなさんここぞとばかりにぜひぜひご参集下さい。

Re: 次回以降の吾妻鏡講読会について

伊藤明日香
No.5198

>岩田さん
ありがとうございます。
概説書として、坂井孝一先生の『物語の舞台を歩く 曽我物語』をあげておきます。
専門書ではないのですが、芸能のことにも触れられていますし、何より図入りなので、曽我物のイメージをしやすいと思います。
研究室に用意しておきますので、よろしくお願いします。

熊野・那智山の歴史と文化

No.5199

>伊藤さん
 ご案内ありがとうございました。明日はどうぞよろしくお願いします。

 さて本日(11月12日)は、>>No.5172にて元木先生よりご案内いただきました日本古文書学会の見学会に参加させていただきました。
 和歌山県立博物館にて開催中の特別展「熊野・那智山の歴史と文化―那智大滝と信仰のかたち―」展を、同館学芸員の高木徳郎先生のご案内により見学し、展示中の『那智大社文書』『那智廊之坊文書』『色川文書』などを熟覧するお時間もいただきました。
 中世における熊野信仰の社会的な広がりの一端などを伺うことができたほか、原文書ならではのさまざまな情報にも接することができ、非常に貴重な機会でした。
 また、博物館のロビーに掛けられていた『那智参詣曼荼羅(正覚寺本)』の精巧かつ巨大なレプリカにも圧倒されました。実物比1.7倍の寸法だそうですが、非常に美しく、数字以上に大きく感じました。
 見学の機会をつくっていただきました和歌山県立博物館のみなさん、見学会をご案内いただきました元木先生、参加者のみなさん、ありがとうございました。

Re: 次回以降の吾妻鏡講読会について

No.5200

伊藤さん、今日のご報告を拝聴できず失礼いたしました。

私も、岩田さんが書き込まれた特別展「熊野・那智山の歴史と文化」展を見学させていただきました。
前評判通りの充実した展示に加えて、古文書学会見学会参加の特典たる古文書の熟覧は、とても勉強になりました。
懇切な解説を賜りました高木先生、ありがとうございました。

その後、和歌山に一泊して、元木先生はじめ数名の先生・院生相当の方々とともに近辺を見学してまいりました。
辻君にレンタカーを運転してもらって、日前神宮・国懸神宮、東照宮、番所庭園、和歌浦、紀三井寺、藤白神社、善福院、長保寺の順に見学。
いつものことながら、先生方には種々ご教示とご配慮を賜りました。
好天にも恵まれ、楽しい見学会となりました。
元木先生、そしてご一緒させていただいた皆様にお礼申し上げます。

色々と立て込んでいるので今日はこの辺で失礼いたします。旅の詳細は後日お会いしたときにでもお話したいと思います。

熊野・那智山の歴史と文化

No.5204

 すでに岩田さん・長村さんが書き込まれていますが、12日の特別展「熊野・那智山の歴史と文化」展の見学会に私も参加させていただきました。
 見学会にご案内くださいました元木先生に、お礼申し上げます。

 和歌山県立博物館を訪れるのは初めてだったのですが、展示品はもちろん、展示の配置なども工夫されていて、とても見ごたえがありました。
 特に複数の「那智参詣曼荼羅」は比較するのが面白く、なかには比丘尼が持ち歩いたためか、ぼろぼろになっているものもありました。
 古文書の熟覧会は、時間の都合で途中で失礼をいたしましたが、原文書だからこそわかる情報などもあり、勉強になりました。
 高木先生、いろいろとご教示賜りまして、ありがとうございました。  

 じつは今回、前日から紀伊半島を一周して、那智大社・大滝を参詣しました。
 早朝7時の大社には人がまばらで(カラスはいましたが)、滝の遥拝所を独り占めできました。
 大門坂の木々も朝の光に照らされて、とても神秘的な雰囲気でした。
 博物館で尊勝院の宿坊や社家の跡地の情報をいただきましたので、これらの探索は次に訪問するときのお楽しみにしたいと思います。

ありがとうございました。

No.5208

 先日、和歌山県立博物館で行われました古文書学会見学会にご参加の皆様、
遠路お越し頂きまして本当にありがとうございました。
文書を熟覧していただく機会は博物館でもなかなかないのですが、
やはり原本に接してみないと分からない情報というものがあると思いますし、
一人で原本をみていても気付かないことがたくさんあります。
私自身も皆さんと一緒に見せて頂いて、自分一人では気付かなかった多くのことを
皆さんに教えていただき、いろいろと勉強になりました。
やはり、熟覧は一人でも多くの方に見てもらうべきものですね。

会の後の懇親会も、久しぶりに楽しいひとときでした。
元木先生をはじめ、皆様に感謝申し上げます。
翌日も無事に近辺を回られたようで、よかったです。
和歌山は公共交通機関がまったく不十分で、レンタカーを借りられたのは大正解でした。
本当であればご一緒させて頂きたかったのですが、
仕事があり残念でした。

薗田さん、早朝の那智大社で見かけたカラスは足が三本のヤタガラスではありませんでしたか?(笑)
きっと遠路はるばる、しかも朝早くにお参りされたことを、
那智の神様が喜んで「お使い」を遣わしてくれたのかも知れませんよ。
これを機縁に、来年の「熊野古道」展にも是非またお越し下さい。