31日の『吾妻鏡』講読会会場について

No.4939

 31日に実施する『吾妻鏡』講読会ですが、共同研究室を、設備などの都合上、大学宗教部主催の中国旅行の説明会に使用したいとのことなので、代わりに一般の教室を確保してもらうことに致しました。 
 変更先については、当日、私の研究室のドアに掲示しておきますので、お間違えなきようにお願いいたします。

 ○ >>No.4921でご紹介したシンポジウム「京都から古代を考える」については、本日の京都新聞朝刊に写真入りで掲載されています。

『吾妻鏡』講読会会場→S213です

No.4942

 31日に実施する『吾妻鏡』講読会の会場ですが、上記の事情によりS校舎213教室に変更になりました。
 共同研究室のあるL校舎の隣の茶色い新しい建物です。L校舎3階から入れます。

【追記】31日、京都の別のところ(醍醐寺の付近らしい)では、『枕草子』の大講読会が開催される由です。

31日の『吾妻鏡』講読会について

岩田慎平
No.4943

>野口先生
 会場の手配をありがとうございます。

 次回の『吾妻鏡』は、
 日時:7月31日(月)、13時~18時頃(予定)
 場所:京都女子大学 S校舎 213教室
 範囲:建保六年①七月八日、②同月九日、③同月二十二日、④八月二十日、
        ⑤同月二十一日、⑥九月十三日、⑦同月十四日、⑧同月二十九日
        ⑨十月十九日、⑩同月二十二日、⑪同月二十七日、⑫十一月五日、
        ⑬十二月五日、⑭同月二十日、⑮同月二十一日、⑯同月二十六日、

 です。普段とは開始時間も開催場所も異なりますので、どうぞお気を付けください。それではみなさんどうぞよろしくお願いします。

『茨城大学 中世史研究』

No.4944

 岩田君、あらためての御案内、ありがとうございます。
 『吾妻鏡』のこの辺り、面白いところですね。
 北条義時が夢想によって薬師堂を建て、泰時が侍所別当になり、大江時広が内裏に出仕するため上洛する。実朝が和歌会をした晩には、三浦駒若丸が喧嘩をする。実朝が内大臣になり、長谷部信連が能登で卒する。公暁は伊勢神宮に使者を遣わして奉幣する。実朝は右大臣に昇進して政所始を行う。といった事件が続くわけです。実朝の暗殺の一ヶ月前まで、というわけですね。
 人物だけみても、大江時広・三浦駒若丸・長谷部信連・・・話題に事欠きませんね。公暁が伊勢に遣わした白河義典も興味深い存在。卒論の一本くらいは書けそうではありませんか?
 みなさん、しっかりと予習をしておきましょう。面白さ倍増ですから。

>永富さん  S231というのは、あの、2002年度前期木曜5講時の演習室です。あの演習の履修者は、みんななかなか頼もしかったですね。

 ☆ 本日、茨城大学の高橋修先生より、御高論「最勝寺の歴史とその遺跡」収録の大河内智之編『浄教寺の文化財』(和歌山県立博物館企画展図録)および茨城大学中世史研究会編集・発行の『茨城大学 中世史研究』Vol.1~3を御恵送いただきました。
 高橋先生にあつく御礼申しあげます。
 『茨城大学 中世史研究』には、常陸府中を対象にしたフィールドワークの成果が掲載されており、宇治をテーマにしている当方には、内容のみならず成果還元のあり方を学ぶ上で格好のモデルになりそうです。共同研究員の方はぜひ御覧下さい。