公開講座及び事前学習会に関するお知らせ

No.4815

 平成18年度 京都女子大学 宗教・文化研究所公開講座に関するお知らせです。
 (本年度の公開講座の詳細については、>>No.4733を御参照下さい)
 今年度は、主力部隊の多くが教育実習に行って不在であったり、他のゼミメンバーは、報告や仕事などで手が塞がっているなど、諸般の事情により毎年恒例の事前学習会は、残念ながら行なわないことになりました。
 なお野口先生から、公開講座までに各自予習をしておくようにとの「御達」がありました。
 
 公開講座当日は、レジメの用意や受付、会場の準備などの仕事がありますので、当日参加されるゼミメンバーのみなさま、御協力の方よろしくお願いいたします。また公開講座の事前学習会が無いため、事前の打ち合わせができません。従って御協力していただける方は、仕事の分担の必要上から人数を把握したいので、山本の上のアドレスまで御連絡下さい。よろしくお願いします。
 公開講座の後の懇親会に関しては田中さんにお任せしてありますので、そちらの方は田中さんまで御連絡お願いします。
  
    ***公開講座の主な参考文献***
①講演テーマに関係するもの
・『軍記と語り物』(第42号・2006年)
 樋口州男「御霊義経の可能性-敗者から弱者へ-」
 樋口大祐「為朝論の系譜と変遷-国民的英雄像を超えて-」
・崇徳院の怨霊に関しては、山田雄司『崇徳院怨霊の研究』(思文閣出版・2001年)

②講演テーマに間接的に関係するもの
※樋口州男先生の講演内容に関するもの
・樋口州男先生著『日本中世の伝承世界』(校倉書房・2005年)
 特に講演内容に関しては、樋口先生の御著書の所収論文の中で、
 「序章:歴史の語り方・語られ方」、「第一章:中世の内乱と鎮魂ー伝承世界からー」、「第三章:中世の伝承と『平家物語』」などが必読文献だと思います。
 
※樋口大祐先生の講演内容に関するもの(源為朝関係)
・日下力「為朝像の定着--中世における英雄像の誕生」『日本文学』 33(9) 1984.09
 
 以上ですが、国文学に関しては、自分の不勉強からあまり挙げられませんでしたが、分かり次第お知らせしたいと思います。
 
>田中さん
 懇親会の幹事よろしくおねがいします。また上記の樋口大祐先生の講演内容で、国文学に関する参考文献について何かあったら追加の方お願いします。
>青木さん
 はじめまして。『吾妻鏡』講読会のメンバーの神戸大学M3の山本です。『吾妻鏡』講読会に参加していただきありがとうございます。あの場所では遠慮は無用なので(むしろ遠慮すると損します。特にお菓子など)、全然気にせず参加してください。今後ともよろしくお願いします。

※補足
①書評会に関して
 自分が担当する箇所の書評会に関しては、七月上旬に修論報告が大学でありますので、それ以降に行ないたいと思います。なお村井章介氏の『中世の国家と在地社会』の「第三部:幕府徳政の系譜」の章は、中世一宮に関連するので、山内さんが担当する事になりました(本人の承諾済み)。日程はまた後日お知らせいたします。
②来週の『吾妻鏡』講読会の開始時間に関して
 来週の『吾妻鏡』講読会に関して、野口先生がラホールで講演がありますので、従来の時間より早めに行ないたいと思います。今のところ2時に開始したいと思います。よろしくお願いします。

公開講座のお手伝いをよろしく。

No.4816

 山本君、差配のほど、ありがとうございます。
 24日の公開講座ですが、例年の如くメンバー諸姉兄の御助力、よろしくお願いいたします。
 樋口州男先生の御業績については、『中世の史実と伝承』(東京堂出版)をあげておく必要があります。『平家物語』の成立を考える上でも大きな示唆を与えてくれる本です。
 ちなみに、『歴史評論』516(1993年)に、私の書いた書評が掲載されています。

 >有村さん 本日は【卒論報告会】、お疲れ様でした。如何でしたか?

 さて次は、当方の公開講座の直後の日本史研究会中世史部会ですね。長村君御登場。

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【日本史研究会中世史部会】の御案内
   日時   6月27日(火)18:30~
   場所   日本史研究会事務所(機関紙会館3階)
  報告者   長村祥知氏(京都大学大学院DC)
   論題    「鎌倉前期在京武士と承久の乱」
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 >田中さん  今日は中世文学会でしたか?

 >全ゼミメンバ-諸姉兄  このところ全員が顔を揃える機会が<激減>しています。公開講座ですが、お互い、顔を忘れてしまわないように(教育実習中の4回生は仕方ありませんが)懇親会も含めてぜひふるって御参集下さい。 

 ☆ 先般、博士号を授与されたばかりの吉田賢司君(日本学術振興会特別研究員)より、御高論「室町幕府の軍事親裁制度」(『史学雑誌』115-4)を御恵送いただきました。本当に次々と優れた論文を発表されて頼もしい限りです。今回も巻頭論文。
 吉田君にあつく御礼申しあげます。   

明日の『吾妻鏡』講読会について(伊藤さん・青木さんへ)

No.4818

  明日の『吾妻鏡』講読会は、従来の開始時間より早くなります。
 2時ジャストにはじめたいと思いますので、よろしくお願いします。

>伊藤さん・青木さん
 他の講読会のメンバーには、直接連絡がついたのですが、伊藤さんと青木さんには、
 直接連絡が取れませんので、この書き込みでお知らせしたいと思います。

中世文学会・公開講座

No.4823

>野口先生
 そうです。中世文学会に行っておりました。

こちらの掲示板でも、しばしばお名前が挙がる佐伯先生や源先生にお会いしました。
24日に公開講座でご講演いただく樋口大祐先生にもお会いしました。

学会や研究会に出ると、本当に月並みなのですが「さあ、頑張ろう!」というモチベーションで帰ってきます。
今回の中世文学会では、シンポジウムでも研究発表でも、とても興味深い内容が聞けました。体調が本調子でなかったのが悔やまれますが、それでも糧になる2日間でした。
何はともあれ、帰ってきたらやるべき事が山積みです。
まずは24日の公開講座の予習から。

なお、公開講座の懇親会への参加を希望される方は、出来るだけ前々日までに
上記メールアドレスへご連絡頂ければ幸いです。

モチベーション

No.4826

 今春定年を迎えられたある大学の先生が、最近の学生は学年があがるごとにモチベーションが低下すると嘆いておられましたが、それは今日の大学において最も大きく且つ深刻な問題を捉えた発言だと思います。
 若い人たちが現状を肯定し、引いてばかりいてはそれこそ「歴史」の破壊でしょう。こんな時代は未だかつて無かったのではないでしょうか。
 田中さん、おおいにモチベーションを高めて、いつもの田中さんらしく果敢にチャレンジしてみてください。時間なんて有っても無きがごときものですし、若いうちは失敗も財産です。
 歳をとってから、若い頃の失敗が甘酸っぱい思い出になるか、あれで自分は駄目になったと嘆くかは、その後の、それこそモチベーションの有無に帰するものだと思います。
 まあ、思い出すと胃が痛くなるような失敗が、人生一つや二つあった方が面白いではありませんか(私にはそれが百くらいあるので、いつも胃腸の具合が悪いのでしょう)。ただし、失敗は若いうちに限りますが。
 それにしても「モチベーション」とは、和菓子と洋菓子の折衷みたいな言葉に聞こえるのであります。
 「餅べーション」。あまり美味くはなさそうです。