レポートの採点、ようやく終わりました。つぎは、採点票に記入して教務課に提出という段階に進みます。
この季節になると、昔、古代学協会に勤めていた頃、「古代学講座」のあったことを思い出します。ちょうどお盆休みの時期に、東京から山中裕先生を講師にお招きして、今出川通りに面した思文閣会館で午前中、一週間ほどの日程で開かれたものです。
『御堂関白記』の講読会で、東京はもとより、鹿児島などの遠隔地からも、史学・国文を専攻する研究者・院生、それに歴史愛好家の方たちが集まりました。会期近くに下賀茂神社で古本市が開かれたり、最終日の夜が大文字の送り火で、それを思文閣会館の屋上から見たりするなど、親睦という点でもたいへん意義深いイベントであったと思います。
今は亡き、泉谷康夫先生のお顔などが思い出されます。
私は、例によって、主催者側という立場もわきまえず、勝手な質問をしたりして御迷惑をお掛けしておりました。
その「古代学講座」が、形を変えて復活したようです。『続日本後紀』や『小右記』の講読も行われるようなので、関西圏の院生諸姉兄など、ぜひ参加されたらよいと思います。ゼミ形式で、募集定員も12人とか、とても少ないようですから、早めに申し込まないとアウトのようです。詳しくは↓を御覧下さい。
http://kodaigaku.org/study/koza-koenkai/kodaigaku-koza/2011/koza-list.html