「最新の研究成果」の在処は?
No.7823
『紫苑』第9号ですが、『小右記』講読会の師範代をつとめてくれている大谷さんが執筆を申し出て下さいました。
テーマは『平家物語』巻第三御産の段にみえる「変成男子の法」についてとのこと。これで、当誌の水準はもう一段アップすること必定。大いに期待しております。
大河ドラマの平清盛については、「最新の研究に基づく」というので期待していたところ、実は「海賊を組織して武士の王になる清盛」というストーリーなのだそうで、驚いております。最新の研究の「研究」とは?
◎ 「元木プロジェクト」について、「何をやるんですか?」という御質問が殺到しておりますので、少しばかり中味を紹介させて頂きます。
これこそまさに保元・平治の乱から宝治合戦に至る頃(12C半~13C半)に活躍した院・貴族・武士・僧侶たちに関する若手を中心とした第一線の研究者による「最新の研究成果」の社会還元にほかなりません。
三巻構成の第一巻は、
王家では鳥羽院・崇徳院・後白河院…、摂関家では忠実・忠通・頼長・基実…、
院近臣では信西・藤原家成・信頼・成親…、都の武士では源為義・義朝・平忠盛・清盛・重盛…、
地方で活躍した武士では阿多忠景…、女性では美福門院・池禅尼・平時子…、文化人では西行…、
等が取り上げられる予定です。
詳報はまた後日。お楽しみに。
☆ 磯川いづみ先生より、御高論「太祝関係文書の基礎的考察-「三島宮御鎮座本縁」との関連から-」(『伊予史談』355)を御恵送頂きました。
磯川先生に、あつく御礼を申し上げます。
テーマは『平家物語』巻第三御産の段にみえる「変成男子の法」についてとのこと。これで、当誌の水準はもう一段アップすること必定。大いに期待しております。
大河ドラマの平清盛については、「最新の研究に基づく」というので期待していたところ、実は「海賊を組織して武士の王になる清盛」というストーリーなのだそうで、驚いております。最新の研究の「研究」とは?
◎ 「元木プロジェクト」について、「何をやるんですか?」という御質問が殺到しておりますので、少しばかり中味を紹介させて頂きます。
これこそまさに保元・平治の乱から宝治合戦に至る頃(12C半~13C半)に活躍した院・貴族・武士・僧侶たちに関する若手を中心とした第一線の研究者による「最新の研究成果」の社会還元にほかなりません。
三巻構成の第一巻は、
王家では鳥羽院・崇徳院・後白河院…、摂関家では忠実・忠通・頼長・基実…、
院近臣では信西・藤原家成・信頼・成親…、都の武士では源為義・義朝・平忠盛・清盛・重盛…、
地方で活躍した武士では阿多忠景…、女性では美福門院・池禅尼・平時子…、文化人では西行…、
等が取り上げられる予定です。
詳報はまた後日。お楽しみに。
☆ 磯川いづみ先生より、御高論「太祝関係文書の基礎的考察-「三島宮御鎮座本縁」との関連から-」(『伊予史談』355)を御恵送頂きました。
磯川先生に、あつく御礼を申し上げます。