野木宮合戦を読み、遠隔授業を聴講する

No.7089

 学部生中心の『吾妻鏡』講読会も全メンバーが顔を揃えてスタートしました。新たに国文院生の粟村さんが参加。養和元年閏二月二十三日条の野木宮合戦の記事は、まさに軍記そのものなので、ちょうど良かったと思います。

 また、この合戦が実は寿永二年の事実であったこと、すなわち『吾妻鏡』編纂時の切り貼りの誤謬であることを明らかにした石井進氏の有名な論文のコピーも配布致しました。 休み明けでしたので、例によってお土産がたくさん。ありがとうございました。

 ただ、ゼミの開催の曜日が前年度と異なっていたため、共同研究室の使用が事務方の会議予定と重なっていたようで、諸方に御迷惑をおかけしまったのが残念でした。専ら私の配慮不足によるもので、お詫び申し上げます。 


 Ⅴ講時はJ202教室で、大学コンソーシアム京都による遠隔授業(e京都ラーニング)が、実際どのように行われるのか見学させて頂きました。後期に私もこの方式の授業を担当することになっているからです。

 やはり、いろいろな問題が出てきそうで、機械に弱い私としては辛いところです。これは、情報教育が御専門の鈴木君にお知恵を借りる必要がありそうです。


☆ 軍事史研究で御活躍の藤本正行先生より、新刊の御高著『長篠の戦い 信長の勝因・勝頼の敗因』(洋泉社)を御恵送頂きました。
 例によって、興味津々の内容です。
 藤本先生に、あつく御礼を申し上げます。

「中世戦記研究会」の日程と会場が確定

No.7088

 中世戦記研究会の日程と会場が確定した旨、事務局を担当されている秋田大学の志立正知先生から、御連絡を頂きました。

 日時:2010年5月15日(土) 13:30~18:00
 
 場所:学習院大学 北二号館10階 大会議室

 輪読『慈光寺本承久記』:
   長村祥知氏 「北条義時追討計画と伝奏葉室光親―承久三年五月十五日付の院宣と官宣旨―」(仮)

 研究発表:
   鈴木啓子氏 「『平家物語』における徳大寺実定説話と〈家〉―徳大寺家と説話の生成をめぐって」

   岩田慎平氏 「小鹿島橘氏の治承・寿永内乱」

 ※ 出席を希望される方は、当方に御連絡下さい。


 ☆ 京都府立総合資料館の大塚活美先生より、御高論「林原美術館本洛中洛外図屏風と同一工房の作品について」(科研費報告書『中近世風俗画の高精細デジタル画像化と絵画史料学的研究』研究代表者 黒田日出男)を御恵送頂きました。
 大塚先生に、あつく御礼を申し上げます。

 ☆ かつて、当ゼミで古文書師範をつとめて下さった佐伯智広君(夙川学院大学の講師ですから「先生」とお呼びすべきですが)から、御高論「中世前期の政治構造と王家」(『日本史研究』571)を御恵送頂きました。
 昨年の日本史研究会大会報告に基づくものです。
 佐伯君に、あつく御礼を申し上げます。

新しい年度と新しい『紫苑』

No.7087

 本日は最新の『紫苑』第8号を頂戴しました。手にしたときの嬉しさはいつも特別です。野口先生と編集を担当してくださった山本さん、執筆の皆さんに心より御礼申し上げます。

 いろいろなところでそろそろ新学期が始まろうとしています。火曜日の『吾妻鏡』も次回からは15:00開始となりますのでご注意ください。

 日時:2010年4月13日(火)15:00~(予定)
 場所:京都女子大学L校舎 3階 共同研究室
 範囲:建長八年(康元元年、1256年)八月二十三日、九月三十日、十月二日・三日・九日、十一月二日・二十二日・二十三日・二十四日・二十六日・二十八日、十二月十一日・二十日・二十五日、
    康元二年(正嘉元年、1257年)正月十三日・二十五日、二月二日・二十六日、三月二日、閏三月二日、四月七日・九日・十四日・十五日、五月二十二日、六月十四日・二十三日・二十四日、七月十日・十二日、八月十二日・十四日・十五日・十七日・十八日・二十一日・二十三日・二十五日・二十八日、九月十六日・二十四日・三十日、十月一日・十三日・十六日・二十六日、十一月八日・十六日・十七日・二十三日、十二月六日・二十四日・二十九日、の各条

 『吾妻鏡』講読会は、参加者のみなさんの自主的な積極性によって支えられております。どなたさまでも、まずは見学からでもどうぞお気軽にご参加下さい。『紫苑』第8号も『吾妻鏡』講読会の成果が大きく反映されております。

新年度共同研究開始の御挨拶

No.7085

 新年度となり、平成22年度研究所共同研究(研究課題「中世前期における都鄙の文化・社会状況」もスタートしました。

 この研究課題における共同研究員は、岩田慎平(文献史学)・畠山誠(文献史学)・前川佳代(考古学)・藪本勝治(日本文学)の四氏です。

 どうぞ宜しくお願いいたします。

 ☆ 近藤好和先生より、近藤先生の御高論「日欧甲冑比較論序説」の収録された新刊の、小島道裕編『武士と騎士 日欧比較中近世史の研究』(思文閣出版)を御恵送頂きました。
 これからの「武士論」研究には必備の本だと思います。
 近藤先生に、あつくお礼を申し上げます。  

ピカピカの一回生!ゼミも明日からです。

No.7082

 京都女子大周辺の桜も満開になりました。

 本日は、現代社会学部基礎演習Ⅰのオリエンテーション(今年は上等なケーキが用意されていました)。
 「初々しい」という言葉がぴったりの11名の学生さんと御縁が出来ました。将来を切りひらこうとする意欲に満ち、しかも人柄の良い人たちばかりで嬉しい限りです。
 来週は共同研究室に集合の後、恒例の大学周辺の史跡案内の予定です。

 『紫苑』第8号、まさに圧巻と呼ぶに相応しい内容との評価を得ています。
 明日受け取る予定の執筆者は、本誌10部と抜刷で、かなり重くなると思いますから、大きめの頑丈な袋を用意してきて下さい(腕の筋肉も鍛えておくこと)。

 ☆ 茨城大学の高橋修先生より、御高論「「常陸守護」八田氏再考-地域間交流と領主的秩序の形成-」(地方史研究協議会編『茨城の歴史的環境と地域形成』雄山閣)・「書評 高橋典幸『鎌倉幕府軍制と御家人制』」(『歴史学研究』861)を御恵送頂きました。
 高橋先生に、あつくお礼を申し上げます。

 ☆ 埼玉大学の清水亮先生より、御高論「モンゴル襲来の「噂」と文永四年の武家徳政令」(『埼玉大学紀要 教育学部』59-1)・「書評 三田武繁著『鎌倉幕府体制成立史の研究』」(『歴史評論』711)・「院政期・鎌倉期の常陸国真壁氏とその拠点」(『茨城大学中世史研究』6)を御恵送頂きました。
 清水先生に、あつく御礼を申し上げます。

 ☆ 千葉市立郷土博物館の簗瀬裕一先生より、簗瀬先生の御執筆・編集による『千葉市の戦国時代城館跡』(千葉市立郷土博物館)を御恵送頂きました。
 簗瀬先生に、あつく御礼を申し上げます。

 ☆ 平泉町世界遺産推進室の千葉信胤先生より、御高論「平泉大文字火まつり」(佐々木邦世編『平泉 浄土をあらわす文化遺産の全容』)等を御恵送頂きました。
 千葉先生にあつく御礼を申し上げます。

Re: ピカピカの一回生!ゼミも明日からです。

大谷久美子
No.7083

 明日は『紫苑』本誌および抜き刷りを拝受できる旨、嬉しいやら恥ずかしいやら、初めての経験ですので、ドキドキしております。聞いただけで重そうですね…。

 さて、その初々しい新入生(とはいえM1)を、明日の『吾妻鏡』講読会に連れて行けることになりました。私も不慣れですが、また参加させていただきたいと思います。1時30分ごろには二人揃って伺いたく。どうぞ宜しくお願い申し上げます。

 京都も桜が見頃となり、週の半ばには京女の講義が開始されます。また、毎年楽しみにしている京都御所春季一般公開は今週末ということですし、再来週には冷泉家の展示も始まります。浮き浮きと楽しい時期ではありますが、地に足を着けてじっくり勉強に取り組みたいと思います。


 さて『小右記』講読会ですが、現参加者の都合としましては、水曜日の3・4講時がよろしいようです。第一希望としては3講時、第二希望に4講時を挙げたいと思うのですが、先生の御都合はいかがでしょうか。また、共同研究室はお借りできますでしょうか。
どうぞよろしくお取りはからいいただけますよう、重ねてお願い申し上げます。

『小右記』講読会の開催日程について

No.7086

 >大谷さん  それでは水曜日3講時ということにいたしましょう。
 ただし、私は月に一度、京大で『台記』研究会がありますので、その日は休会にさせて頂きます。
 なお、共同研究室の使用については、諸方との調整が必要なので、即答はいたしかねます。
   

いよいよ新年度、本格始動ですね。

No.7081

 5月8日(土)に予定されていた中世戦記研究会ですが、会場の都合で5月9日(日)または5月15日(土)、あるいは5月16日(日)に変更される可能性が出て来たとのことです。確定しましたら、また告知致します。

 なお、6月6日(日)に國學院大學常盤松ホールで開催されるシンポジウム「平家物語研究の視点―歴史学の視点・文学の視点、その相互理解をめざして―」における私の報告テーマは、「東国武士研究と軍記物語」と致しました。

 「「東国武士」の実像」(高橋修編『北関東の武士たち』 高志書院)の再校ゲラを送付したのは先月28日、その後、前年度の研究活動報告の書類、新年度の予定や基礎演習Ⅰのオリエンテーション用の資料などを作成していたら、あっという間に一週間が過ぎてしまいました。

 >大谷さん  『小右記』講読会の日程ですが、火曜日は授業2コマの上に『吾妻鏡』がありますから、とても無理なので、水曜のⅠ・Ⅴ講時以外で、ほかの方たちの都合の良い時間があれば、調整の上、そこで設定して下さい。御連絡をお待ちします。
 ただし、共同研究室の使用について日程の変更が可能かどうかは不明です。場合によっては教授室で開催ということになるかも知れません。

 明日は現代社会学部基礎演習Ⅰのオリエンテーションが14~16時にあります。早く『紫苑』を見たいという方は、この時間をはずして研究室にお出で下されば、だいたいは在室していると思います。図書館に行っているかも知れませんから、来る前に研究室に電話をしてみて下さい。

人生夢の如し、滅入っている程の暇はなし。

No.7078

 新年度になって、いささか滅入っておりましたが、ようやく反転攻勢に向かう気分になって参りました。
 滅入っていられるほど時間に余裕のないことに気づいた次第です。

 ○ ゼミ『吾妻鏡』講読会(養和元年)ですが、出席者の一部に不都合の方がおられますので、金曜日Ⅲ講時を金曜日Ⅳ講時に変更致します。なお、月に一度(だいたい第三金曜日)休会というのは変更ありません。

 ☆ 古藤真平先生より「仁和寺南院御堂についての覚書」(栄原永遠男ほか編『律令国家史論集』塙書房)を御恵送頂きました。
 古藤先生にあつく御礼を申し上げます。

 ☆ 法政大学の小口雅史先生・遠藤祐太郎先生より御共著の御高論「〈史料紹介〉尊経閣文庫所蔵『桑華書志』にみえる『前九年合戦絵詞』『後三年合戦絵詞』関係記事」(『法政史学』73)を御恵送頂きました。
 小口先生・遠藤先生にあつく御礼を申し上げます。

『吾妻鏡』講読会のお知らせ

山本みなみ
No.7079

  野口先生、早々に変更してくださり、ありがとうございます。
  メンバー全員が参加できる日時に開催することができ、よかったです。
  以下、講読会のお知らせです。

   『吾妻鏡』講読会
   日時:4月9日(金)四講時(14:45~16:15)
   場所:京都女子大学 L校舎3階 共同研究室
   範囲:養和元年閏二月廿三日条~

  また、記録との併読や見学会も実施できればと思います。
  今年度もよろしくお願い申し上げます。

下天のうちを比ぶれば

大谷久美子
No.7080

 桜花爛漫の候、みなさまいかがお過ごしでしょうか。
 私もつまらない私用でばたばたとしておりまして、なかなか忙しい毎日です。引っ越し致しましてからこちら、インターネット環境が整いませんで、なかなか掲示板にも目を通せずにおりました。お許しください。


 さて、先日取り急ぎ先生に御連絡いたしました『小右記』講読会ですが、授業日程変更および仕事の曜日変更のため、月曜日は私が参加できそうになくなってしまいました。たいへん申し訳ありません。平伏するばかりです。
 改めまして、火・水曜日は大学にいられる予定です。両日のうち、水曜日2・5講時以外はどこでも大丈夫かと思うのですが、先生および山本さんの御都合はいかがでしょうか。


 また、国文院の新入生に『平家物語』専攻希望者がおりましたので、『吾妻鏡』講読会を勧めてみましたところ、興味があるとのことです(史料講読は初心者です)。まずは先生にお引き合わせ致したく。今から連絡をとってみますので、6日はちょっと来られないかも知れませんが、次週には紹介できるかと存じます。
 野口先生、ならびに『吾妻鏡』講読会の諸先輩方にも、どうぞよろしくお引き立てのほどお願い申し上げます。

すべては3000時間の勉強から始まる!

No.7077

 今日の京都は、お昼頃から時々小雨の天気。桜はいよいよ満開に近づきつつあります。
 そんな中、大学院・学部の入学式に出席してきました。

 学長式辞の中で、川本先生は、勉強は「量より質」というけれども、結局勝負を決するのは「量」の差なのだということを話されました。
 御自身が一番勉強をされたのは、大学四年生から大学院修士課程の時で、その間は、生存に必要な食事などの他は全て勉強に時間を費やされたとのこと。今でも、大学院に入ってくる学生さんには、まず3000時間勉強するように言っておられるとのことです。3000時間勉強すると、新しいものが見えてくる・・・。

 とても説得力のあるお話で、私自身の経験に照らしても、納得できるお話でした。
 研究が楽しくなると、ほんとうに四六時中そればかり考えて居ざるを得なくなるもので、そうした意欲に身体的にも追いついていけるのが、まさに20代前半くらいまでの時期なのだと思います。30代も後半になると、身体がついて行けなくなる。
 あれにも、これにも興味を持って、青春を楽しむことも大切ですが、数年間はこういう境地で勉強に励むようなタイプでないと研究者には向かない(=なれない)のだと思います。
 
 本日、京都女子大学では専任の教職員にも、写真入りのネームプレートとフォルダー・ストラップが配布されました。いよいよ大学もアジールたりえなくなってしまうようです。
 何にせよ、小学生時代、いつも名札を忘れて叱られていた「のぐちみのる」君としては、とても困っております。
 学外から参加されているゼミメンバー諸兄には、入構時のチェックが少し厳しくなり、恐縮ですが、宜しく御寛恕をお願いいたします。

 ゼミ史料講読会ですが、6日実施の『吾妻鏡』を除いて、授業開始後からの日程で、お願いいたします。

 ☆ 同志社大学歴史資料館の浜中邦弘先生より、御高論「宇治の都市的景観成立前史」掲載の考古学研究会例会委員会編『シンポジウム記録6 現代に生きる遺跡・古墳時代の備讃瀬戸・都城周辺の都市的景観』(考古学研究会発行)を御恵送頂きました。
 浜中先生にあつく御礼を申し上げます。 

 ※ ここ数年、4月1日だというのに美川先生がお出ましにならないのを寂しがる声が、あちらこちから涌き上がっております。

 > 『紫苑』第8号の執筆者の方へ  本誌・抜刷とも6日の講読会の時にお渡しいたします。

個人的に七年目の『吾妻鏡』

No.7075

 2010年度もひとまず「火曜日」の吾妻鏡となりますが、新年度もどうぞよろしくお願いします。山本陽一郎さんが中心になって開催されていた頃は、毎週月曜日の13:00頃からだったように記憶しています。今から六年ほど前のことです。
 それはともかく、次回の火曜日の『吾妻鏡』は以下の通りです。

 日時:2010年4月6日(火)14:00~(予定)
 場所:京都女子大学L校舎 3階 共同研究室
 範囲:建長八年(康元元年、1256年)四月二十七日・二十九日、六月二日・五日・七日・二十七日、七月六日・十七日・二十六日、八月十一日・十五日・十六日・二十日・二十三日、九月三十日、十月二日・三日・九日、十一月二日・二十二日・二十三日・二十四日・二十六日・二十八日、十二月十一日・二十日・二十五日、
    康元二年(正嘉元年、1257年)正月十三日・二十五日、二月二日・二十六日、三月二日、閏三月二日、四月七日・九日・十四日・十五日、五月二十二日、六月十四日・二十三日・二十四日、七月十日・十二日、八月十二日・十四日・十五日・十七日・十八日・二十一日・二十三日・二十五日・二十八日、九月十六日・二十四日・三十日、十月一日・十三日・十六日・二十六日、十一月八日・十六日・十七日・二十三日、十二月六日・二十四日・二十九日、の各条

 『吾妻鏡』講読会は、参加者のみなさんの自主的な積極性によって支えられております。どなたさまでも、まずは見学からでもどうぞお気軽にご参加下さい。

 *A校舎脇の教職員駐車場では「倉庫番」みたいなことになってしまいましたね。出せそうで、出せない。往年のファミコンのパズルゲームのような理不尽な難しさですね…。

新年度、あけましておめでとうございます。

No.7076

 山本陽一郎君、郷里の福井で元気で御活躍のことと思います。
 山本君の始めた『吾妻鏡』講読会。あの当時のこと、懐かしいですね。
 今は御一族?の山本みなみさんが「期待の星!」になっています。

 諸方から、人事異動のみならず桜の開花状況の情報も届いております。伊豆の韮山では、もう満開とのこと。
 今日(3月31日)は、私用で宝塚の辺りまで出掛けたのですが、そのついでに岩田君の本貫地である関西学院大学に立ち寄ってみると、周辺の桜並木は三分~五分咲きといったところでした。関学のキャンパスはとても心地よいところなので、構内のベンチでお弁当を頂かせていただいたという次第です。
 桜の開花状況は京都女子大も同じ程度。明日の入学式は、天気さえよければ、春爛漫の光景の中で挙行されることになるはずです。

 ところで、新年度前期のゼミの日程ですが、『吾妻鏡』(康元元年~)は取りあえず、従来と同様に火曜日の午後になりましたが、それ以外についても、出席者と当方の都合を勘案して以下のように決まりましたのでお知らせ致します。
   ・『小右記』講読会→月曜日Ⅲ講時
   ・『吾妻鏡』(養和元年~)→金曜日Ⅲ講時(但し月1回、私の会議出席の日はお休み)
 ということで、宜しくお願い致します。

 『紫苑』第8号は、ゼミのメンバーには随時お渡し致します。史料講読会のある時にでも取りに来て下さい。

 今年度も、宜しくお願い申しあげます。

出られずに、帰れなくなりそうになった話。

No.7073

 今日もまた、お寒うございます。
 異動の季節。たくさんの御挨拶を頂きましたが、気になるのは博物館や文化財保護関係から他セクションへの配置転換の多いことです。
 それでも、新天地での充実した日々を祈念するばかりです。

 本日の『吾妻鏡』講読会には久々に新規参加の方がお二人。前川さんや八木(山下)さんに土屋君、滑川さんや大根田君の後輩です。
 また、「一所傍輩のネットワーク」が広がりました。どんな活躍を見せてくれるか、楽しみです。

 本学A校舎脇の教職員駐車場は、一台分のスペースが狭くて出し入れに苦労するのですが、とりわけ、入れてしまったら、周囲の車が出てくれないと、相当に高度な運転テクニックを持たない限り脱出不能な駐車スペースが数台分あります。
 火曜日は『吾妻鏡』の講読会で遅くなるので、いつもはそこに入れても問題はないのですが、今日は年度末のせいか、帰ろうとしたときにも車がいっぱい。岩田君に誘導してもらって頑張ったのですが、如何ともし難く、また研究室に戻って周囲の車のいなくなるのを待つしかないとあきらめていたところ、折良く私の車より出しやすい隣の車の持ち主の先生がお帰りになられて(岩田君が誘導)、何とか脱出がかないました。
       出られずば、空くまで待とう駐車場

 ☆ 今春、同志社大学大学院から都内の某有名出版社に就職された雨野弥生さんから、御高論「<翻刻>実相院蔵『扶桑蒙求私注』第六」(『同志社国文学』71)を御恵送頂きました。
 雨野さんにあつく御礼を申し上げます。
 お仕事での御活躍と、御研究の継続を期待申し上げる次第です。