樋口大祐『「乱世」のエクリチュール』刊行
No.6863
先年、当研究所の公開講座に御出講いただいた神戸大学の樋口大祐先生が、このほど『「乱世の」エクリチュール-転形期の人と文化』と題する御高著を森話社から出版され、御恵送をたまわりました。
中世日本における三つの乱世(源平内乱期・南北朝動乱期・戦国時代)を対象にした論文で構成された本です。
先生は東アジア的な視点から日本の古典を追究されておられ、その構想は壮大です。
文学のジャンルに属する御研究ですが、日本中世史を専攻する方々(とくに史料としてしばしば軍記を用いられている方)にも一読をお勧めする次第です。
「あとがき」に多くの著名な研究者とともに私の名を挙げていただき、大変恐縮致しております。
樋口先生にあつく御礼を申し上げます。
☆ 弘前大学の斉藤利男先生より御高論「四通の十三湊安藤氏相伝文書と八戸南部氏」(藤木久志・伊藤喜良編『奥羽から中世をみる』吉川弘文館)・「北の辺境世界と平泉政権-「北の都」平泉の首都性と宗教思想」(『説話文学研究』44)を御恵送いただきました。
後者については、京都中世前期都市論の研究をされている方々に、ぜひお読みいただきたいと思いました。
斉藤先生にあつく御礼を申し上げます。
中世日本における三つの乱世(源平内乱期・南北朝動乱期・戦国時代)を対象にした論文で構成された本です。
先生は東アジア的な視点から日本の古典を追究されておられ、その構想は壮大です。
文学のジャンルに属する御研究ですが、日本中世史を専攻する方々(とくに史料としてしばしば軍記を用いられている方)にも一読をお勧めする次第です。
「あとがき」に多くの著名な研究者とともに私の名を挙げていただき、大変恐縮致しております。
樋口先生にあつく御礼を申し上げます。
☆ 弘前大学の斉藤利男先生より御高論「四通の十三湊安藤氏相伝文書と八戸南部氏」(藤木久志・伊藤喜良編『奥羽から中世をみる』吉川弘文館)・「北の辺境世界と平泉政権-「北の都」平泉の首都性と宗教思想」(『説話文学研究』44)を御恵送いただきました。
後者については、京都中世前期都市論の研究をされている方々に、ぜひお読みいただきたいと思いました。
斉藤先生にあつく御礼を申し上げます。