元木泰雄『源義経』刊行まで、あと一ヶ月
No.5387
年末のせいか、日曜でも配達が行われているようで、沢山の郵便物が届きました。そのひとつ『日本歴史』1月号(704号)を広げると、歴史文化ライブラリー(1月25日発売)の宣伝のトップに元木先生の新著『源義経』(1785円、224頁)があげられていました。平治の乱から治承・寿永内乱期の政治情勢を踏まえた義経論の決定版に間違いなく、刊行がたいへん楽しみです。
しばらく御無沙汰していたNHK出版の石浜哲士さんから、御担当のNHKブックス新刊の御恵送に与りました。来年こそは10年来の負債をお返ししたいと思っております(実は既に一部は返却してあるのです)。
石浜さん、ありがとうございました。また、どうぞよろしくお願いいたします。
☆ 筑波大学の山本隆志先生より、御高論「関東武士の在京活動-宇都宮頼綱を中心に-」(『史潮』新60号)を御恵送いただきました。
東国武士一族の在京と在地支配の分業関係は私にとって目下おおいに関心のあるテーマです。
☆ 神奈川県立金沢文庫の西岡芳文先生から、御高論「新出『浅間大菩薩縁起』にみる初期富士修験の様相」(『史学』73-1)、「富士山をめぐる知識と言説-中世情報史の視点から-」(『立教大学日本学研究所年報』5)、「『諸社寺勧進状写』と甘縄観世音寺・秋田四天王寺」(『説話文学研究』40,例会報告に於ける資料も添付)、「鎌倉周辺の勧進に関する新出資料-甘縄観世音寺・城ヶ島薬師堂に関する新発見資料の紹介-」(『金沢文庫研究』312)、「阿佐布門徒の輪郭」(『年報三田中世史研究』10)、「港湾都市六浦と鎌倉」(五味文彦・馬淵和雄編『中世都市鎌倉の実像と境界』 高志書院)、「蒙古襲来と鎌倉仏教(前)・(後)」(『聖道』157・158)、および御高論「初期真宗へのタイムトリップ」収録の津田徹英編『中世真宗の美術 日本の美術488』)、また御担当の企画展「よみがえる鎌倉の学問」(12/7~2/12)の図録と招待券などを御恵送いただきました。
富士山は、秀吉との関係については瀬田勝哉先生、家康との関係については故・足利健亮先生が論じられており、また、平清盛が富士見物を企てたことなどが知られ、近年興味をそそられていたところでした。
1~2月は頻繁に東下りをすることになりそうですので、金沢文庫の企画展はぜひ見学に訪れたいと思っています。
山本先生、西岡先生に、あつく御礼を申し上げます。
しばらく御無沙汰していたNHK出版の石浜哲士さんから、御担当のNHKブックス新刊の御恵送に与りました。来年こそは10年来の負債をお返ししたいと思っております(実は既に一部は返却してあるのです)。
石浜さん、ありがとうございました。また、どうぞよろしくお願いいたします。
☆ 筑波大学の山本隆志先生より、御高論「関東武士の在京活動-宇都宮頼綱を中心に-」(『史潮』新60号)を御恵送いただきました。
東国武士一族の在京と在地支配の分業関係は私にとって目下おおいに関心のあるテーマです。
☆ 神奈川県立金沢文庫の西岡芳文先生から、御高論「新出『浅間大菩薩縁起』にみる初期富士修験の様相」(『史学』73-1)、「富士山をめぐる知識と言説-中世情報史の視点から-」(『立教大学日本学研究所年報』5)、「『諸社寺勧進状写』と甘縄観世音寺・秋田四天王寺」(『説話文学研究』40,例会報告に於ける資料も添付)、「鎌倉周辺の勧進に関する新出資料-甘縄観世音寺・城ヶ島薬師堂に関する新発見資料の紹介-」(『金沢文庫研究』312)、「阿佐布門徒の輪郭」(『年報三田中世史研究』10)、「港湾都市六浦と鎌倉」(五味文彦・馬淵和雄編『中世都市鎌倉の実像と境界』 高志書院)、「蒙古襲来と鎌倉仏教(前)・(後)」(『聖道』157・158)、および御高論「初期真宗へのタイムトリップ」収録の津田徹英編『中世真宗の美術 日本の美術488』)、また御担当の企画展「よみがえる鎌倉の学問」(12/7~2/12)の図録と招待券などを御恵送いただきました。
富士山は、秀吉との関係については瀬田勝哉先生、家康との関係については故・足利健亮先生が論じられており、また、平清盛が富士見物を企てたことなどが知られ、近年興味をそそられていたところでした。
1~2月は頻繁に東下りをすることになりそうですので、金沢文庫の企画展はぜひ見学に訪れたいと思っています。
山本先生、西岡先生に、あつく御礼を申し上げます。