近刊『院政期の内裏・大内裏と院御所』

No.4716

 先般ここで御紹介させていただいたNO.4541私の大学時代からの親友である山広恒夫氏NO.4582の共著『バーナンキのFRB 知られざる米中央銀行の実態とこれからの金融政策』(ダイヤモンド社)が毎日新聞の28日付夕刊「読みたい」のコーナーで取り上げられていることを、高校時代からの親友からのメールで知りました。
 この本を紹介したのは外資系証券会社で資金運用をしていた経験のある作家(経済小説)の幸田真音氏で、タイトルは「こんな本を待っていた」。「日本の政府関係者も読むように」と結んでいます。この本は、元日銀マンで、金融危機の際、竹中平蔵氏と共に辣腕をふるったことで知られる、現、日本振興銀行会長の木村剛氏のブログにも紹介されており、プロの評価が高いようで、同慶の極みです。

 さて、親友の著作好評の御紹介のついでに、いささか勇み足かも知れませんが、知り得る範囲で拙文掲載の近刊の紹介をさせていただこうと思います。まだ、出版社からの宣伝もはじめられていない段階ですから、掲載論文のタイトル変更などもあるかも知れないことをお断りしておきますが、このような論集がすくなくとも5月末の歴史学研究会大会前までに刊行されることは間違いありません。
 今後、この論集(拙文は除く)を読まずして、中世前期の王権について論ずることは不可だろうと思います。

髙橋昌明編『院政期の内裏・大内裏と院御所  平安京・京都研究叢書1』(文理閣)
  はじめに                                         髙橋昌明
  Ⅰ 大内・内裏・大内裏・閑院内裏
   院政期平安宮-瓦からみた-                           上原真人   
   大内裏の変貌-平安末から鎌倉中期まで-                   髙橋昌明
   閑院内裏の空間構造-王家の内裏-                       野口孝子
   中世における政務運営と諸官司の空間                      本郷恵子
   王権・内裏と大番                                   木村英一 
  Ⅱ 後白河院御所論
   続法住寺殿の研究                                  川本重雄
   法住寺殿の考古学的検討                              上村和直
   後白河天皇陵と法住寺殿                              山田邦和
   法住寺殿成立の前提としての六波羅                        野口 実
   六条殿長講堂の機能と荘園群編成                         高橋一樹
  Ⅲ 起点としての白河・鳥羽
   「六勝寺」の成立とその歴史的意義                         上島 享
   白河街区における地割とその歴史的変遷-考古学の成果から-       堀内明博          
   鳥羽殿と院政                                      美川 圭
   鳥羽殿と交通                                      大村拓生
   鳥羽離宮跡の発掘調査                                前田義明
   平安京・京都研究集会の記録                            仁木 宏

 ※ 購入希望で、当方の研究室まて取りに来ることの出来る方はお申し出下さい。

Re: 近刊『院政期の内裏・大内裏と院御所』

No.4717

>野口先生
 ご無沙汰しておりましてすみませんでした。
 上記論集、購入希望です。研究室まで受け取りに伺います (^^)ノシ

Re: 近刊『院政期の内裏・大内裏と院御所』

No.4718

>野口先生
佐伯です。
私もぜひぜひ購入希望でよろしくお願いします!
受け取りももちろん研究室までお伺いします。

Re: 近刊『院政期の内裏・大内裏と院御所』

No.4719

>野口先生
 うわー。迷います!
 もう少し考えたいのですが、いつまでにお返事すればよいでしょうか?

迷うことはありますまい。

No.4720

 花園大学の山田邦和先生も、
「全体を通観してみると、すばらしい内容の本になった(自画自賛(^o^) )。平安時代後期の研究には、なくてはならぬ基本文献になることは間違いないと思う。 」
 と、おっしゃっておられますよ。
 ちなみに、締切は私の手もとに届くはずの本がなくなるまでです。

 本日は『吾妻鏡』講読会の後に研究室に集まってくれた永富さん・山本君・岩田君・鈴木君・伊藤さんたちといろいろお話しをして、だいぶ癒されました。ありがとうございました。
 また、『吾妻鏡』講読会において、三浦氏について興味深い見解を提示してくれた長村君にも感謝。さすがによく勉強をしています。

 ☆ 慶應義塾大学東アジア研究所より、野村亨・山本純一編著『グローバル・ナショナル・ローカルの現在』(慶應義塾大学出版会)を御恵送いただきました。編著者の一人、野村亨先生は私の大学時代の後輩。学生時代から東南アジア・北ヨーロッパなどの言語・文化に通じた異才でした。現在は慶應義塾大学総合政策学部教授兼政策・メディア研究科委員。いわゆる出世頭です。
 野村先生にあつくお礼を申し上げます。

Re: 近刊『院政期の内裏・大内裏と院御所』

No.4724

>野口先生
 購入希望で、お願い致します。もちろん、取りに伺います☆

今日、大絵巻展に行ってきました(2度目)。
常設展で、美川先生に遭遇してびっくりしました~

チケットありがとうございました。

No.4713

 野口先生、チケットありがとうございます☆歴博は、すごく好きな博物館なんです。
とはいっても、高校のときに「異界万華鏡」展を見てからなので、歴史は浅いのですが…。
今思えば、歌舞伎(怪談物だけど)に月岡芳年、私の好きなものが全て網羅されている、
すばらしい博物館だなあと思います。帰省したら毎回行っているような…。
今回は近藤先生のお話を聞けませんが、いつかは…!というか、一度研究室で歴博に行ったら楽しそうです。そのときは近藤先生を交えて案内していただいたら、なお素敵な感じがします。
では、「日本の神々~」展楽しんできます。

今日、図書館で百錬抄の準備をしている尻池さんに会いました。なにやら、大変そうでよくわからなかったのですが、この掲示板を見て理解しました。がんばってね~☆

佐倉の歴博に『百錬抄』、そして喜界島

No.4714

 伊藤さん、歴博の見学、おおいに楽しんできてください。
 歴博の地元から歴史学に志す若者がたくさん出てきてくれれば、うれしいところですし、それは歴博の関係者のもっとも望まれるところだと思います。
 かつて、歴博のあるところは佐倉城址の一画に過ぎず、そこには戦争が終わるまで佐倉連隊の兵舎が建っていました。
 私にとって佐倉は所縁の深いところで、祖父の実家は佐倉ですし、祖母もまた少女時代を佐倉で過ごしたことがあり、旧藩主堀田家の別邸に遊びに行ったという話をきいたことがあります。
 当ゼミでは昨年の2月に歴博を見学しています。また、先月は長村君と佐倉城址を歩く機会がありました。今度は京成佐倉駅の次の大佐倉まで脚を伸ばして、室町時代の千葉氏の本拠であった本佐倉城跡(国史跡)を案内したいものです。私自身、もう20年ほど御無沙汰しています。

 ◎ 『百錬抄』の講読会は、①史料の読解力を身につける ②院試に備える ③「権門都市宇治」の共同研究に資する (④ 尻池さんの卒論に役立つ)という目的をもって再開の運びとなりました。時間のある人はふるって御参加ください。
 >小野さん 2回生でやる気のある人がいたらぜひお誘い下さい。(放っておくと、当ゼミには京女生がいなくなります<笑><泣>)。

 ☆ ラ・サール学園の永山修一先生より『先史・古代の鹿児島 遺跡解説(通史編)』(鹿児島県教育委員会)の永山先生執筆部分抜刷を御恵送いただきました。
 最新の研究成果が通史叙述の上に位置づけられていて、学ぶことが多大。6月の公開講座における樋口大祐先生のお話の事前勉強には最適です。昨夏の鹿児島ゼミ旅行の前に参加者に読んでおいて欲しかった内容です。
 なお、同封の私信によれば、今、喜界島では9世紀代まで遡る遺物がかなり出土しており、また11~12世紀にもひとつのピークがある遺跡群(城久遺跡群)の調査が進んでいるとのことです。阿多忠景や鎮西八郎為朝の姿がちらついているようで、興味津々といったところです。
 永山先生にあつくお礼を申し上げるともに、先生の喜界島研究の進展に期待申し上げる次第です。

大隅正八幡宮社家居館の発掘調査成果

No.4715

 咋夏のゼミ旅行の際、突然お邪魔したにも拘わらず、隼人塚や留守氏館跡などを懇切に御案内いただいた霧島市立埋蔵文化財調査事務所の重久淳一先生より、御高論「鹿児島県内から出土したタイ、ベトナム陶磁」(『シンポジウム 陶磁器が語る交流-九州・沖縄から出土した東南アジア産陶磁器-』東南アジア考古学会事務局、2004年)と発掘調査報告書3冊(『桑幡氏館跡-第3次調査-』隼人町教育委員会、2003年・『桑幡氏館跡-第1・2・4・5次調査-』霧島市教育委員会、2006年・『留守氏館跡Ⅱ-第3・4次調査-』隼人町教育委員会、2005年)を御恵送いただきました。
 桑幡氏・留守氏ともに大隅正八幡宮(鹿児島神宮)の社家で、桑幡氏(息長姓)の館の創始は11C後半から~12C前半。長門本『平家物語』には、平清盛と関係を持っていた桑幡清道が、上洛した際に鹿ケ谷事件で流刑になった藤原成経の愛人伯耆局を見初めて、成経に会わせると行って大隅に連れ帰ったという話があり、留守氏(紀姓)にも同じような伝承があります。
 桑幡氏居館跡からは12世紀後半の楠葉型瓦器が出土しているとのことで、平家のみならず摂関家との深いつながりが推測されます。
 永山先生からの情報とともに、南九州は実に面白くなってきたと思います。
 それにしても、なぜ桑幡清道の話が『平家物語』の中で長門本にのみ見えるのか、国文学の研究者にお教えいただきたいところです。
 申し遅れましたが、重久先生にあつくお礼を申し上げます。

 ちなみに、鹿児島神宮は大隅国一宮。中世諸国一宮制を研究テーマにしている山内さんには、ぜひ研究対象に加えていただきたいところです。

野口先生 ありがとうございます♪

山田ちさ子
No.4710

野口先生、歴博の招待券、確かに受け取りました。
ありがとうございます。しっかりと勉強してきます。
厳島神社の模型がど~しても見たかったのです。
連休中はホテルが取れず、近藤先生のギャラリートークの日に行けないのはとても残念です。

初日は、5月7日まで開催の神奈川県博の「神々と出逢う」を見に行くつもりです。
満昌寺の三浦義明像が出展されています。
県博で三浦義明と会ったら、そのまま衣笠城まで足を伸ばして来ます。
教えていただいた馬の博物館にも行けたらいいのですが。。。

厳島神社と三浦氏。

No.4711

 お送りした招待券は近藤先生から頂いたものです。
 厳島神社の模型は、地平の高さまで腰をかがめて社殿を見るようにすると、その威容がよくわかると思います。
 横須賀に行って三浦氏一族の本拠地を歩くと本当に海の武士団であることが実感できるでしょう。対岸の房総半島が手に取るように見えるはずです。
 源平内乱の際、三浦義澄(義明の子)は厳島神社の守護すべき瀬戸内海を西に進んで周防をおさえ、壇ノ浦合戦に際しては義経軍の水先案内をつとめました。
 三浦義澄は京都なじみの御家人でしたし、見学対象も連関深いものがあるようです。
 山田さんが、いずれ、東国武士団関係の書籍の編集に取り組まれることを期待しています。

 ちなみに、博物館といえば、京都国立博物館で『大絵巻展』が始まりました。火曜日の古文書講読会の後に見学に行った方たちは異口同音に「スゴイ!!」。しばらくは観光シーズンも手伝って大盛況ということになりそうです。

 ☆『百錬抄』講読会が尻池さん主宰で再開される運びです。平安末~鎌倉初期を専攻したいという京女2回生も参加されるとのこと。驚いたことに、この方の従姉は、どうやら岩田師範の御学友のようです。

 ☆ 本日、東海高校の高木信先生から御高論「見えない亡霊/顕れる亡霊-記憶/亡霊/不可能性-」(『物語研究』第六号)を御恵送いただきました。とても興味深い視角からの御研究です。このところ御無沙汰していますが、田中さんや門屋君はもう読まれたでしょうか?謡曲に『野口判官』などというものがあることもこの論文で初めて知りました。高木先生にあつくお礼を申し上げます。
 今年度も、私の講義の受講生に高木先生の教え子の方がいるかどうか?・・・楽しみです。

『百錬抄』講読会再開

尻池由佳
No.4712

 自業自得とはいえ、資格のための授業に追われ、『吾妻鏡』講読会に出席できず、史料離れしていることを悩んでいたところ、野口先生のご配慮により、『百錬抄』講読会を再開させていただくことになりました。去年の続きをするのではなく、宇治関連の記事を取り上げ、読んでいこうと思います。古文書の勉強会が終わって時間が空くのですが、火曜日の4時30分から実施したいと思います。また詳細が決まり次第書き込みますので、ご都合のよろしい方は是非ご参加ください。

☆古文書読み虎の穴☆次回の日程

No.4709

佐伯です、こんにちは。
昨日の参加者のみなさま、お疲れさまでした。
次回の古文書読みの研究会の日程をお知らせします。

5月9日(火)13:00~ 於京都女子大学L校舎3階共同研究室
範囲…越前島津家文書11~20

それから、ひょっとするとくずし字辞典を持ってない人がいるのかな?ということで、一応ご参考までに。
児玉幸多編『くずし字用例辞典』(東京堂出版、一九九三年、税込六〇九〇円)
児玉幸多編『くずし字解読辞典』(東京堂出版、一九九三年、税込二三一〇円)

それでは、次回もよろしくお願いします。

御礼

澤田 露子
No.4706

『紫苑』4号並びに『芬陀利華』ありがとうございました。
京都で過ごした学生時代を懐かしく思い出しながら
そして学問からすっかり遠ざかっておりますので
脳内のどこかに眠っている記憶を呼び戻しながら拝見いたしました。
制作に関わった方々、お疲れ様でした。

>野口先生
京都は景気がよさそうな話があるそうで、うらやましい限りです。
北海道も好景気になってもらわないと
道内の高校生が京都の大学へ進学するのが
難しいままでしょうから・・・

改姓と転回。混乱と混沌、そして困惑。

No.4708

 笠さんが、ようやく澤田さんとして書き込んでくださいました。
       ※ ここで一句  「笠さんが澤田さんとはツユ知らず」・・・
 当ゼミも、そろそろ改姓と同じような転回の時期にさしかかっているのかも知れませんね。
 北海道出身の歴史好きの高校生が京都の大学で学ぶ・・・これは当人にとって大変インパクトのあることだと思います。来月の出張講義ではその辺のところを話してきたいと思っています。

 先週の文化史特論の講義では、宗盛と重盛、竹崎季長と男衾三郎の言い間違いがあったようで、このところの耄碌ぶりは拍車がかかっているようです。
 今日は2年ぶりに印刷室にコピーカードを忘れました。
 ようやく注文にこぎ着けたパソコンも、先方から送られてきた見積書をよく確認しなかったために、フロッピー・ディスクのドライブのないものを発注してしまいました。まあ、予算の関係もあるのですが。いろいろ複雑な書類を作成しなければならないので混乱している今日この頃であります。また、鈴木君に御迷惑をおかけすることになるでしょう。
 「混乱」で思い出しましたが、私が学生時代に芝浦工大(男性3名)と青山学院(女性2名)の仲間たちと結成していたフォークソングのグループは「ケイオス(混沌)」という名前でした。

 今日は『吾妻鏡』の講読会。黄蝶が舞い、長沼宗政が実朝の女性重用に異議を唱える辺りでした。その後、精華大の研究会に出掛けた伊藤さん、如何でしたか?
>山田さん 忘れなければ、明日、歴博の招待券、速達で送付します。
>伊藤さん 忘れなければ、歴博の招待券、用意しておきますので、研究室までおいでください。

 連休で5月8日締切の原稿が仕上げられるか汲々としているところへ、またしても某学会誌から書評の依頼状が届きました。書評はすでに引き受けてしまったもの、秋までに3件。今回の依頼は何としても引き受けざるを得ないものなのですが、締切を冬まで延ばしていただくということで何とか。
 しかし、締切のせまった(とっくの昔に過ぎた)本や論文も数多あり・・・。体力勝負と行きたいところですが、気力も衰えて困っております。
 そこへまた歴史図書のエディターに就任された山田知佐子さんから原稿の御依頼あり。

 ↓の研究補助(予算措置あり)のお申し出、お待ちしております。

5月の『吾妻鏡』講読会のお知らせ

No.4705

 5月の『吾妻鏡』講読会の予定に若干の変更がありますので、それに関してお知らせ致します。
 
 ①5月1日は、ゴールデンウィーク期間にあたりますが、岩田さんとの協議の結果と、↓の野口先生の「研究室に籠もって研究しましょう」という御好意により、講読会を行なうことになりました。場所・時間はいつもと同じです。
 
 ②5月22日は、野口先生が出張されるため、お休みとなります。
  (5月1日は、その振り替え日ということになります)
 
 以上、5月の予定に関して、若干のイレギュラーがありますので、各自御確認下さい。
 ※5月1日の講読範囲に関してはまた後日書き込みいたします。
  

次回の『吾妻鏡』講読会範囲

No.4707

 次回『吾妻鏡』講読会の範囲についてのお知らせです。
 
 日時:5月1日(月)15:30頃~
 場所:京都女子大学L校舎3階共同研究室
 範囲:建保元(建暦三)年
    ①十月三日、②同月廿九日、③十一月五日、④同月廿三日、⑤同月三十日
 
   
  

「閑院内裏の政治史的研究」

No.4701

 本年度・来年度の2年間、上記のテーマで研究を進めることになりました。
 よろしく、御支援・御協力のほど、お願い申し上げます。

 ☆ 本日、鹿児島県川辺郡知覧町教育委員会文化財課より当方の研究室宛に『鹿児島県知覧町埋蔵文化財発掘調査報告書 第12集 国指定史跡 知覧城跡(三)』が届きました。
 知覧城跡の調査と整備が着実に進んでいる様子が分かります。
 同教育委員会文化財担当者の御努力に敬意を表すると共にあつくお礼を申し上げます。

 ◇ 明日(21日)の文化史特論(1)2「源義経論」は、「歴史に見える義経~義経の合戦と政治」というテーマでお話しをしたいと思います。

研究室のパソコン、ついに引導を渡される。

No.4696

 「一つ断言できることは、この状態で使い続けることはお奨めできません」。
 当方の研究室のパソコンに対する「IT界の安倍晴明」鈴木君からの御託宣です。
 本日朝、パソコンの画面に表示された「ファイル・システムのチェックをする」というメッセージの意味が分からずにエンター・キーで起動したところ、迷惑メールは受信するにもかかわらず必要なメールについては受信拒否のメッセージが出て受信できませんでした。そこで、情報センターの職員の方に来ていただいて、受信できなかったメールをアクティブ・メールで受信するとともに、パソコンを再起動してファイル・システムのチェックを終えたところ、新たなメールの受信は可能になりました。しかし、今度は受信箱に保存されているはずのメールの見出しをクリックしても本文が開かなくなってしまったのでした。1000通近くもある迷惑メールではなく、大切な受信箱内のメール(研究上貴重な情報が満載)が消失。まったく天を仰ぐばかり。
 まさしく元木先生のお言葉の通り「PCとは奇怪な器械のことなり」。
 これまでも度重なるフリーズに泣かされ続けておりましたが、かくなる上はと、PC本体の更新を事務にお願いに参りました。
 冒頭の御託宣は、例の如くにお送りしたレスキュー依頼のメールへの返信末尾の一言。元木先生のお言葉と同様に、まことにもってシビアな至言といえましょう。
 汎用性もあり。たとえば、
「一つ断言できることは、この状態で将来に希望をもつことはお奨めできません」。(笑?)

パソコン一件、続報。

No.4699

 PC更新の件ですが、今年度分の研究費の使途種目変更の許可を得るか、自費で購入ということになるとのことなので、さっそく鈴木君にデスクトップ・モニタレスの機種選定をお願いいたしました。5月末~6月頃には決着をつけたいと思っております。本当に鈴木君には迷惑のかけ通しですが、宜しくお願いいたします。
 なお、鈴木君によると消失メールの復元は可能とのことで、安堵いたしました。

 ○ 第一回目の古文書講読会は、本日午後、佐伯師範の御指導のもと、越前島津家文書の写真版をテキストにして、恙なく進められました。
 次回以降、実施曜日の変更などもあるようですが、それらは師範からの伝達に委ねます。

 ☆ 本日、愛知学院大学の福島金治先生より、御高論「梵鐘・諫草・渡唐船-地震・火災と鎌倉寺院の復興-」(『前近代の東アジア海域における唐物と南蛮物の交易とその意義』平成14年度~17年度科学研究費補助金研究成果報告書 研究代表者小野正敏)を御恵送いただきました。福島先生にあつくお礼を申し上げます。

☆古文書読み虎の穴☆次回以降の日程

No.4700

佐伯です。
今日の研究会にご参加いただいたみなさま、どうもありがとうございました。
今日は初回だったので勝手がわかりませんでしたが、
次回以降はもうちょっとペースアップできるかと思います。
あの、できるように予習頑張ります。すいません。

それでですね。
新年度が始まったこともあって、結局最初に取ったアンケートから日程の都合が変わられた方も多かったので、
あらためて今日集まったメンバーで協議しました結果、どうも火曜日の方が参加者全員都合がよいということになりまして、
それだったら、もういっそ火曜日にしちゃいませんかということで、以後は火曜日で日程を組むことになりました。
さっそくの変更で申し訳ありませんが、どうかご容赦下さい。

そんなわけで、
今後は火曜日午後1時~で一時間半程度、が基本のスケジュールになります。
今後の開催予定は、次回が来週25日で、以後は5月9・16・30日に開催予定です。
なお、次回は越前島津家文書の5~9号の読み合わせからとなりますので、参加者のみなさまはそのつもりでご準備下さい。

>山内さん・石井くん
そんな次第でして、開催曜日を火曜日に変更することになりました。
ころころ変わってしまって申し訳ありません。
開催日で都合がつく日がありましたら、ぜひご参加下さい。お待ちしています。

それでは、今後ともみなさまよろしくお願いします。

PCの見積もりの件

No.4702

>野口先生
先生のメールアドレスに、見積もりのデータを添付で送りましたので
確認よろしくお願いします。

研究室のパソコン。

No.4703

 >鈴木君
 早速に、ありがとうございました。
 見積もりデータ、事務方に渡して起案をお願いする所存です。
 本日、情報機器の周辺整備につながる朗報が届きました。永富さん共々、また宜しく御助力下さい。

古文書講読会の曜日変更など。

No.4704

 ◇ 古文書講読会の実施曜日の変更(水→火)につき、共同研究室の使用に支障はないとのことですのでお知らせいたします。

 ◇ 「閑院内裏の政治史的研究」の研究補助を希望する人はお申し出下さい。できるだけ自分の研究テーマと関連させて従事できる人を望みます。

 ※ 残念ながら、今年は多用のためGWに神護寺見学は企画できそうにありません。
   6月に宇治(四条宮寛子の白川金色院遺跡など)の見学を計画しています。

新年度、スタート。

No.4674

 新年度、それぞれにスタートをきったようです。立派な肩書きのついた人もいますね。その彼も含めて、本日は久しぶりに「わびすけ」にほぼかつての同志社フルメンバーが集結。「これもり」は山本君も私も成功いたしました。
 帰宅すると出雲高校の伊藤さんから来信あり。早いもので3年生に御進級の由。
 「受験に向けて、ぴりぴりとした空気を放ち始めた先生方と、まだまだ部活だの何だのとあくせくした生徒の間で、せこせこと勉強に勤しんでおります」
とのことでした。表現が実にうまいので、引用させていただきました。伊藤さんには素晴らしい文才があります。来年、京都の大学に進学してくれることを期待したいと思います。
 ちなみに、私は来月、こんどは北海道の高校に出張講義に行きます。ここでまた、どんな高校生に出会えるか楽しみです。

 >山本君 『福井市史』のコピーをありがとうございました。頂いた部分の執筆者は佐藤さんお一人でしょうか。それから奥付のデータを教えてください。

Re: 新年度、スタート。

笠 露子
No.4692

ご無沙汰しております。
久々に掲示板を拝見し「北海道に出張講義」という文字が目に留まりました。
来月、京都では若葉が生い茂り、日によっては夏を思わせる陽気でしょうが
こちらはようやく花の季節を迎える頃です。
どの地域にいらっしゃるのかは存じませんが、
場所によっては桜やチューリップが満開かもしれません。
そんな気候ですので、風邪などお召しになりませんように。

やっぱり、京は花の都だった。

No.4693

 本当は澤田さんの笠さん、お久しぶりです。出張講義でお邪魔するのは、北海道といっても南端です。
 今日の午後、東京から新幹線で京都に戻って参りましたが、車窓の景色を眺めていると、近江平野から先、まだまだお花見が楽しめるほど桜が咲き誇っているのが見えました。そして山科のトンネルを抜けて京都に入ると、鴨川の川面には夥しいほどの桜の花びらが帯のようになって、ゆっくりと流れていました。
 京都新聞の夕刊には「GW京都観光絶好調の予感」「宿泊予約最高の勢い」などと景気の良い言葉が並んでいますが、京都の春を楽しむのなら今が最高かも知れません。しかし、京都の一住民にとって、GWの観光客は、寿永二年の木曾義仲軍の上洛や承久の乱における幕府西上軍の襲来に準えたくなるほどのもので、日常生活に多大な迷惑をこうむることになるわけです。
 そういう時こそ、研究室に籠もって勉強会を致しましょう。>山本君 5月1日、『吾妻鏡』講読会、いつも通りで結構です。

 ☆ 速報!次回『平家物語』研究会で長村君が研究発表!!・・・ということになりました。次回は9月になると思いますが、一緒に行こうという人を募ります。
 ちなみに、私の研究発表に際して、戸川点先生に司会をしていただきました。ありがとうございました。私の発表に対する質問に対して適切な補足説明をしてくれた長村君も、ありがとう。大変助かりました。
 また、会場において諸先生方から沢山の研究成果を拝受いたしました。あらためてお礼を申し上げる次第です。
 久々に出席させていただいた懇親会も楽しいものでした。

 ☆ 出張中に、仙台の入間田宣夫先生より御高論「義経と秀衡-いくつかの幕府の可能性をめぐって-」(宮城学院女子大学附属キリスト教文化研究所『研究年報』第39号)、倉敷の遠城(三宅)悦子先生より御高論「摂津国「崇禅寺馬場」の遠城兄弟と下総円城寺氏」(『ソーシアル・リサーチ』第31号)の御恵送を頂いておりました。入間田先生・遠城先生にあつくお礼を申し上げます。

 > 笠さん 『紫苑』第4号と拙文掲載の『芬陀利華』(京女の宗教部の機関紙。覚えていますか?)を、なるべく近いうちにお送りしたいと思っております。

 > 山内さん 19日は、佐伯君たちと一緒に、ぜひ京大に行きましょう。

Re: 新年度、スタート。

No.4694

笠(?)さん、ご無沙汰しております。
京都は数日前に再び寒くなり、私(注:寒いのが苦手)は周囲の目を気にしながら真冬の格好をしております。
でも、桜が散るのはゆっくりですので、この点についてはちょっと得した気分です。

野口先生
先日は、佐倉城を案内して頂き、『平家物語』研究会に連れて行って下さりありがとうございました。
先生のご発表の討論では、若干緊張しておりましたので、妙なことを申したかもしれません。補足になっていればよいのですが・・・

研究会には今後も可能な限り参加させていただきたいと思います。
会に参加されている諸先生・先輩方には、よろしくお願い申し上げる次第です。
また、私も多くの抜き刷りを拝受する機会に恵まれました。ありがとうございました。

吾妻鏡講読会について

No.4666

 毎週月曜日は吾妻鏡講読会(参加者随時募集中)ですが、来週(4/17)はお休みと致します。次回は4/24(月)の予定です。

 次回講読の範囲は、
 建暦三年(建保元年)九月八日・十二日・十九日・二十六日・閏九月十六日・十九日
 の各条を予定しております。
 今後の講読範囲の希望などがありましたら、山本さんか岩田までお知らせ下さい。先日ご参加いただいた石井くんに伊藤さんも、読みたい範囲のリクエストなど種々アピールしてくださいね。レギャラー定着を期待してます。

何分よろしく、お願いいたします。

No.4668

 岩田君・山本君による『吾妻鏡』講読会、佐伯君による古文書講読会と、今年度は順調な滑り出しのようで何よりです。ちなみに、『百錬抄』はどうなりましたか?
 例会の方についても報告者の自薦・他薦を問わず、積極的に企画を提案していただきたいと思います。
 書評会についても、よろしく。

 なお、17日は私の出張で御迷惑をかけてしまいましたが、来月22日(月)・24日(水)も出張(北海道)の都合で実施できないと思います。古文書講読会の方は隔週なので、事前に調整していただければ、ありがたいところです。

 ☆ 宇治の共同研究のメンバーには昨日書類を郵送しました。御確認下さい。

 ☆ 今年度の同志社大学文学部の私の講義は明日から。シラバスは以下の通りです。        http://syllabus.doshisha.ac.jp/syllabus/html/2006/6121049.html

百練抄。

山岡 瞳
No.4670

>野口先生
 百練抄、明日の講義の後に相談させてください。
明日からの講義よろしくお願い致します。

>岩田さん
 いつも日程調整などありがとうございます。