ゼミ旅行「しろくまツアー」打ち上げ&プリンセス聖誕祭について

No.4073

お返事頂かなかった方もおられますが、決定しましたので、お知らせします。

日時:9/10(土) 18:00くらいからを予定。
場所:四条河原町か四条烏丸。現在では四条烏丸が有力。
予算:¥3000程度。

という感じです。日が決まっただけで、詳細はまだ未定ですが、明日か明後日中に発表致しますので、しばしお待ち下さい。
なお、前日までは参加表明を受け付けたいと思いますので、上記メールアドレス(PC)か、携帯アドレスをご存知の方は、そちらにメールいただければ対応致します。
なお、現在の参加予定者は
 野口先生、門屋くん、八井くん、辻くん、岩田くん、平田さん、尻池さん、山岡さん、鈴木くん、永富さん、山内さん、山田ちさこさん、私の関西在住組に加え、國方さんも10日なら参加していただけるという事です!都合が合わず、参加出来ないという方がいるのは残念ですが、久しぶりに國方さんに会えるのが楽しみです☆
 あと、9月といえば現職プリンセス:山内さんのお誕生日ですね。お祝いしようではないですか。少し参加者も増えましたので、お店は再考中です。
しばしお待ちを。

共同研究の打ち合わせについて 

No.4082

 ゼミ旅行の打ち上げ(山内さんの降誕会)が10日に決まりましたので、自動的にこの日の勉強会終了後(16:30から予定。勉強会の終了時刻についてよろしく御配慮下さい)に共同研究の打ち合わせを設定することになりました。よろしくお願いいたします。
 先般の『明月記』研究会の宇治見学会で知己を得ることの出来た、お茶の水女子大学大学院DCの佐藤英子さん(岩田君・大原さん・野口と同様に宇治市在住です)も当日お出で頂けるとのことです。
 
 研究所共同研究「摂関~院政期の宇治(仮)」の正式メンバー(「研究協力者」:ここでは学部卒業生で一定の実績のあることが条件・原則として本人の希望による)として予定しているのは以下の方々です(敬称略)。なお、当ゼミメンバーは全員、この研究に関与していただくことになります。また、「研究協力者」は年度ごとに更新いたします。 

【文献史学】佐伯・岩田・佐藤・長村
【国文学】 門屋・田中
【考古学】 大原
【情報処理】鈴木・永富

 研究助成の申請や研究計画・研究方法等についてこちらから説明をさせていただいた上で、メンバーからの提案をいただきたいと思います。【情報処理】担当を除くメンバーには、大テーマを踏まえた上で、来年度どのような具体的な課題に取り組まれるのかお考えおき下さい。なお、宇治とはいっても伏見や木幡、巨椋池、宇治川水系に及んでも構いませんし、時代的にも9~14世紀くらいまでの幅があって構わないと思います。なにしろやりたいことをできるだけ自由に楽しくやりましょう。
 ただし、年度ごとに共著で論文をまとめる必要があります(これも【情報処理】担当は除きます)。
 なお、最低2ヶ月に一回程度予定している共同研究研究会(現地見学会)には、報告内容に即した分野の研究者をゲストとしてお呼びすることを考えています(元木先生・美川先生・山田先生には是非ともよろしくお願いいたします)。
 メンバーが個々の研究成果を学会報告や学術雑誌などに投稿する形で発表してもらえるようになれば大成功だと思っています。
 ということで、よろしく。

花園大学で未来に光明を見ました。

No.4072

 3日・4日の両日にわたって開催された中世都市研究会京都大会が盛会のうちに無事終了いたしました。私は、この大会で実行委員の末席を汚させていただいたばかりか、報告の機会まで与えていただき、大変勉強になりました。報告を担当され先生方や、コメンテーターとして遠方からお出で下さった先生方と親交を深めることが出来たことは、今後の大きな財産になることと思います。
 大会の企画・運営にあたられた実行委員会の先生方、とりわけ中心になって獅子奮迅の活躍された仁木宏先生・山田邦和先生に、あつくお礼を申し上げます。
 会場となった花園大学の山田先生は、会場の設営から懇親会・弁当の手配にいたるまで一手にこなされ、そのうえ討論の場では司会者兼発言者の役割は言うに及ばず、記録用ビデオのテープ交換もこなされるなど、まさしく八面六臂の御活躍でした。さすが、もと京都文化博物館の名学芸員!すばらしい力量に感服しました。
 さらに、特筆したいのは院生の鎌田さん・高橋君らをリーダーとする花園大学考古学研究室・山田ゼミ所属の学生さんたちの活躍です。「学生は師の後ろ姿を見て育つ」ことがよくわかります。見ているだけで、うれしくなりました。
 花園大学の考古学研究室からは、おなじみの前川佳代さんや安土城跡の調査・研究で活躍されている坂田孝彦氏など、すぐれた人材が輩出していますが、後輩のみなさんも必ず後に続くであろうことを確信いたしました。花大のみなさん、お疲れ様でした。
 当ゼミメンバーからも、長村君・山本君・尻池さん・山岡さんが参加してくれました。感想は如何?
 なお、会場や懇親会で沢山の方々にお会いできたのも、うれしいことでした。何しろ、こういう学会に遠路をいとわず積極的に参加しようという意志のある若者がこんなに存在する、そのことを確認出来ただけでも幸せでした。
 ゼミ旅行のときにお世話になった隼人町の重久先生もお出でになっていました。
 
 かくして、一件落着。私はこれから、中断していた山積みの仕事に再挑戦いたします。
 ゆえに・・・、史料講読会は、岩田君以下、「優秀な」院生のメンバーにお任せいたしますので、どうぞ宜しく。

 ☆ 来年度の共同研究について
   考古学のメンバーとして大原瞳さんに加わっていただけることになりました。
   情報処理担当として鈴木君・永富さんにも加わっていただきたいのですが、如何でしょうか? 

  >田中さん
 ゼミ旅行打ち上げ会(プラス、山内さんのお誕生日のお祝い)の幹事、御苦労様です。日程が決まりましたら、宜しくお知らせ下さい。

  >有村さん
 御上洛のさいの接待役を山岡瞳さんにお願いいたしました。山岡さんから直接連絡させていただきます。何はともあれ院試の勉強、頑張ってください。

  >松尾先生
 尚古集成館のリニューアル、とても楽しみにしています。地元の方たちの地域理解にも大きな変革をせまるものになると思います。
  
  >鹿児島の皆様
 接近中の台風14号、くれぐれもお気をつけください。

Re: 花園大学で未来に光明を見ました。

平田樹理
No.4074

>野口先生
中世都市研究会お疲れ様でした。
会場で先生にお会いできなかったのですが、諸報告から学ぶことが多々あり、大変勉強になりました。
ありがとうございました。

 今日から神戸大学の古文書合宿に行ってきます。
台風はどうなんでしょうか…。
また史料講読会のときに伺います。
宜しく御願い申し上げます。

諸連絡。

No.4075

 >平田さん  山田君とは会場でお話しする機会がありました。平田さんもちょっと余裕が出来たことと思いますので、史料講読会など、よろしくお願いいたします。共同研究の参加はどうされますか?

 >山岡さん  有村さんとの連絡など、よろしくお願いいたします。佐伯君とも連絡を取ってください。

 >ゼミ旅行参加者および有村さんファンの皆さん  14日の歓迎会、ふるって御参加下さい。

 >大原さん もし時間があれば、10日(旅行打ち上げ)か14日(歓迎会)に御参加下さい。共同研究のメンバーを紹介したいと思います。

 ☆ 中世都市研究会大会の直前ですぐに御紹介できませんでしたが、高橋慎一朗先生から御高著『武家の古都、鎌倉』(山川出版社)、本郷和人先生・本郷恵子先生より本郷和人編『歴史の争点 武士と天皇』(別冊歴史読本)を御恵送いただきました。あつくお礼申し上げます。

お疲れ様でした。

山岡 瞳
No.4076

 中世都市研究会お疲れ様でした。二日間のすべての報告を聞きましたが、その内容の濃さにまだ消化できずにいます。特に最後の討論では、二時間では足りないくらいの議論がなされ、京都を様々な方面から見ることができ、大変勉強になりました。改めて、山田先生をはじめ準備に携わった方々にお礼申し上げます。

>野口先生
 有村さんとは連絡が取れました。この件につきましてはまた書き込みをしたいと思います。

>有村さん
 先日はお忙しい時に突然のメール申し訳ありませんでした。また何かありましたらご連絡ください。院試の勉強頑張ってください。

中世都市研究会に参加して

No.4088

 先日の中世都市研究会に参加させていただきましたが、特に今回の研究会のテーマは自分が生活している「京都」という事もあって大変興味深く聞く事ができ、また勉強になりました。権力・祝祭・流通などいろんな角度・視点から研究されている先生方の発表を聞くにつれて、自分が普段生活している京都が、至極当たり前の事ですが、今も昔もいろんな側面を持ち、それが有機的に関連しあって、一つの「中世都市京都」という「小宇宙」を形成していることに改めて実感させられました。
 
 山田邦和先生の今回の研究会の「総括と論点提示」の発表に関しては、従来自分も疑問に感じていた中世都市論に関する疑問点(都市的な場など)や問題点を、自分のような門外漢でも理解できるように懇切丁寧に説明して下さったことで、頭の中でモヤモヤしていたものがクリアーになりました。
 また山田先生の発表内容の中で特に印象的だったのは、先生が都市を構成する重要な要素として指摘された「情報」に関する点です。都市というのは、単に人口が多くても、それは烏合の衆であって、その時代の権力や政治、経済などに有益な情報を持った人間の集まる場=情報センターという点が都市にとって必要不可欠であるという御指摘は、本当に重要な点であると思いました。
 当時そのような情報という「資本」を活用する階層は様々存在したと考えられますが、特に自分が勉強している「軍事権門の担い手」や「都の治安維持」という役割で捉えられている鎌倉幕府の御家人や非御家人を含めた「中世の武士」が、先生の御指摘する「情報」という点に具体的にどのように関係していたのか、今後そういう視点からも勉強していきたいと思いました。
 
 ただ、従来は都市としては評価されていなかったものが、新たに都市として再評価されているという最近の研究動向に関しては疑問も感じました。そもそも人間の生活する場を「都市」と「村落」という二元論的に区分して説明できるものなのでしょうか?村落にも権力的要素や経済的要素はもちろんあったと考えられますし、各地域社会・共同体の情報センターだった要素は否定できないと思います。その点は、先生の御指摘された「都市の階層性」の問題と関連するかと思いますが、その都市の階層性の枠内に村落はどのように関連するのか、また「中世は都市の時代」という歴史認識の下で、各地域に存在した中世村落の位置づけはどうなるのか、また中世都市の経済基盤である各地の荘園や村落との関係性など、いろいろ考えさせられると同時に、疑問点も感じました。
 
 野口先生の発表にも疑問点を感じましたが、今度ある勉強会の時に直接伺いたいと思います。
 以上長くなりましたが、山田先生をはじめ、花園大学考古学研究室など準備してくださった皆様、本当にありがとうございました。
 

情報処理担当です。

No.4092

みなさんお久しぶりです。
野口先生の書き込みへの返事もできず、毎日バタバタしていましたが、ようやく2学期がスタートできました...。

山本さんの「情報」という単語に、アンテナが反応してしまったので書き込みしようとおもいます。

 中世都市研究会には参加していないので、議論に加わることも微妙な所なのですが
「情報」というものは、お金と同じように「ストックとフロー」の両方に価値が出てくるものだと思います。山本さんの書き込みでは「ストック」=「資本」という視点のみが強調されているように思います。
 山田先生の発表における、「情報センター」の本来の意図はわかりませんが、「フロー」=「流れ」が集中する場所という意味ではないかと僕は感じています。ホットな情報をいかに早く手に入れるか、鮮度が価値になります。

 簡単に大量の情報にアクセスできる場所=都市という事ではないかと思います。「中世の武士」も情報(流れ)をコントロールする側になれたからこそ、いろいろな権力がついてきたのではないでしょうか。


野口先生>
メンバーに加えていただいて、本当にありがとうございます。
来年の仕事環境がどういう状況になるのか未知数ですが、出来る限りお手伝いしたいと思います。

Re: 花園大学で未来に光明を見ました。

No.4093

>野口先生、皆様

 中世都市研究会京都大会(於花園大学)が無事に終了いたしました。些細なミスやアクシデントはありましたが、全体としては「成功」だったといって良いと思います。野口先生、数重ねた準備会から資料集印刷、さらにはご自身の御報告まで、本当にお疲れさまでした。

 私はとにかくバタバタしており、ホスト校としての役割を充分に果たせたかどうかわかりません。その分は、花園大学考古学研究室の学生諸君がよくがんばってフォローしてくれました。まことにありがたいことだと思っています。

 >山本さん、鈴木さん
 私の拙い報告に対するご感想、ありがとうございました。私に与えられたのは「総括と論点整理」というまことにとりとめのないもので、どうしてよいかわからない、というのが本当のところでした。しかし、「あの方の報告はこうで、その方の報告の論点はここで、こちらの先生のお話をまとめるとこうで・・・」ということばかりではこちらも面白くありません。この際、限られた時間の中ではありますが、私の考えている都市論の問題点を赤裸々にぶつけてみよう、というのでああいうことになりました。
 ただ、「都市の階層性」論や、「都市=情報センター」論といった具体性を欠く議論が会場の皆様にどれだけ受け入れられるのか、我ながらかなり危惧しておりました。しかし、山本さんの御感想によると、私の論点もそれなりのインパクトを持って受け止められたようで、ホッと安心しております。ありがとうございました。

 「都市=情報センター」は、私の創称ではなく、梅棹忠夫先生が唱えられた議論です(梅棹先生が「情報産業」という言葉の創始者であることはよく知られています)。私は、それを発展させて具体的な都市論の中に組み込みたいと思っています。「都市=情報センター」論からいうと、従来の都市の条件とされてきた○高密度・多量の人口、○工業、○商業・交通、○軍事・防衛、○政治・権力、○自治・自由、○モニュメント・中核施設、○非農業的生産、○フル=タイム=スペシャリスト、などの諸要素は、いずれも広い意味での「情報」に包含されるものであると考えています。
 さらに、「都市=情報センター」論からいうと、○人間のいない都市、○農業をいっぱいやっている都市、○商工業をやらない都市、などというものも充分に成立します。逆説と受け止められるかとは思いますが、私は真面目にこうしたことを考えています。

 この議論、もうちょっと深化させて、また皆様にじっくりと聞いて頂きたいと考えています。よろしくお願いします。

「白くまツアー」打ち上げの日程について

No.4062

「白くまツアー」の打ち上げを、9月に開きたいと思います。
旅行及び打ち上げの幹事の都合により、週末に限定させて頂きます。
つきましては、上のアドレスに
9/10、17、18のうちで、希望の日をお聞かせ下さい。
また、毎度の事ですが旅行参加者には限りません。
「土産話を聞かせろ~!」とか、「行きたかったのに~!」という人は、メールをいただければと思います。
お返事の〆切は今週末の9/3とさせて頂きますので、宜しくお願いします。

共同研究の打ち合わせの日程について。

No.4064

 >ゼミメンバー諸姉兄
 先般、来年度から、当方の研究所に研究助成を申請し、共同研究をしようという提案を行い、テーマについて意見を求めたところ、大枠のテーマとして「摂関~院政期の宇治」が大方の賛同を得ました。

 当ゼミメンバーには、すでに大学院に進学した人も多く、また研究所のゼミとしての使命を文字通り実行するために、本格的な体制をくんで研究を進めようと考えるに至りました。
 テーマには、歴史・文学・考古からアプローチを加えます。すでに歴史・国文のメンバーは精鋭が揃いましたが(これまでゼミメンバーでなかった方からも参加希望があり、喜んで加わっていただくことにしました)、ほかに考古と情報処理の担当を依頼したいと思っています。もちろん、正式に協力員として登録しないメンバー(学部生も含む)も、研究活動には積極的に参加していただきたいと思っています(なお、来年度以降も史料講読会など学部生を中心にした活動も継続する方針です)。
 来年度は2か月に一度くらいずつ、研究報告会や見学会などを開き(そうなると、これまで開催していた例会のうち、何回かに一度はこの共同研究の研究会ないし報告会ということになります)、成果の発表については、各自の個別のテーマに即して15~20枚程度を執筆して頂き、それを共著論文の形にまとめて研究所の紀要に発表するという方法をとりたいと思っています。なお、個別の論文または研究ノートをゼミの機関誌『紫苑』に独自に発表することも歓迎します。 

 ・・・ということで、9月末までに来年度の計画を策定する必要がありますので、共同研究に参加するメンバーに9月中に一度集まってもらって打ち合わせをしたいと考えています。ここに示した方針は、あくまでも試案であり、実際の方針は研究に参加してくれる方たちに委ねたいと思いますので、その辺りについてもいろいろ考えておいて頂ければありがたいと思います。
 私としては「白くまツアー」の打ち上げが9/10、17の土曜に設定されたならば、その開始前に研究室に集まって頂いて打ち合わせができれば好都合と考えています。そのあたりのことも、ご勘案の上、ゼミ旅行の打ち上げの日程を決めていただければ幸いです。
 なお、目下猛烈に忙しいので、9月5日以後になってしまうと思いますが、共同研究への参加を表明されている方々には、あらためて直接連絡を差し上げたいと思っています。

「白くまツアー」打ち上げの日程、〆切迫る!!

No.4066

まだお返事を頂いていない方がおられます。
思いつく限りでは、岩田くん、山内さん、大内さん、山本さんは至急ご連絡を。

Re: 「白くまツアー」打ち上げの日程について

岩田慎平
No.4067

岩田ですが、9/10希望です。

岩田くんへ

No.4068

お早いお返事、ありがとうございました。

では田中さんへ

岩田慎平
No.4069

こちらこそ、遅滞してすみませんでした。

待望!の近藤好和『源義経』ついに刊行。

No.4055

 近藤先生の『源義経 後代の佳名を貽す者か』(ミネルヴァ日本評伝選)が刊行されました。近藤先生御自身も標榜されるように、まさしく弁慶の書いた義経伝です。従来の義経伝には全く欠落していた「身体能力や戦士といった側面からのアプローチ」が本書の真骨頂で、これから義経やこの時代の合戦を考える際の基本文献として重用されることと思います。まだ、ざっと通覧しただけですが、なにしろな新鮮な内容です。驚いたのは127頁の写真で、これによって騎馬で断崖絶壁を降り下ることが可能であることがはっきり分かりました。
 武士論ないし軍記研究者には必備の本です。
 「あとがき」に取材旅行に同行してくれた「関西方面の大学院生諸君」のことが記されていますが、当ゼミメンバーも含まれていることについては、心当たりの方も多いことでしょう。
 いずれにしても、巷間にあふれている義経本とはまったく異なる視角から書かれたこの本は、おそらくマスコミからも相当注目され、ベストセラーに名を連ねることと思います(眼力のある、新聞の読書欄の書評担当者はすぐに飛びつくはずです)。
 なお、近藤先生ファンには宝物となるであろう著者近影(カラー)つき。定価(本体2200円+税)。

 御多忙の中、確実に上梓された近藤先生に敬意を表するとともに、本書の御恵送にあつくお礼を申し上げる次第です。
 
 ※ 元木先生や前川さんからのコメントを楽しみにしています。

Re: 待望!の近藤好和『源義経』ついに刊行。

美川圭
No.4057

私も、ほんの5分ほど前に、近藤先生からご恵送いただいた『源義経』を手にしたところです。

近藤先生、ありがとうございました。

それにしても、巻末の御近影の迫力たるや。
監修委員の上横手先生が、編集会議の席上、
「弁慶みたいな男が義経を書く」と述べられたというエピソードが、
あとがきにありますが、まさに「今弁慶」であります。

ゆっくり読ませていただくことにいたします。

ついに出ちゃいました。

No.4060

野口先生・美川先生、この掲示板ではお久しぶりです。

それにしても、素早い書き込み、ありがとうございます。また、野口先生には、過分のお言葉をいただき、誠に恐縮です。「弁慶が書いた義経」というフレーズはけっこう気に入っていますし、また、「スポーツ選手が書いた義経」ともいえるでしょう。その点で、身体能力や戦士能力からの義経の考察という面では、あるいは新味が出せたかもしれません。しかし、その他は、政治史の問題をはじめ、研究史の把握も不十分で、あるいは誤りもあるかと思います。今後の指摘や批判に恐々としています。もっとも批判されるということはありがたいことなのですが。野口先生や美川先生も、忌憚ないご批評をよろしくお願いします。

ところで、野口先生が仰るように、取材旅行に同行してくれた関西方面の大学院生には、ここの関係者が何人かいますよ。

また、著者近影は、なるべく恐いという印象を与えないように、あえてポロシャツの写真にしたのですが、もとがもとですからねえ。それに、髪型をソフトモヒカンというのにしていますから、かえって怒髪天を衝くになっちゃいました。それにしても、首のシワがみっともないですねえ。

でかい誤植発見!

No.4063

拙著の副題、「後代の佳名を貽す者か」とすべきところ、「後代の佳名を胎す者か」となっています。カバーにデカデカと印刷されていますから、文字通りのでかい誤植となってしまいました。現在、急遽、カバーを刷り直すなどの処置を施しています。一般配本はまだだったようで、不幸中の幸いでした。献本させていただいた先生方には、近々に、新しいカバーをお送りするそうですので、ご寛恕下さい。なお、本文の該当部分は間違いありません。

鹿児島から

松尾千歳
No.4054

みなさんこんにちは。野口先生からいただいたメールにこのHPが紹介されていましたので拝見いたしました。
野口先生、京都でますますご活躍のご様子。本当に、鹿児島に残っていて欲しかったとつくづく感じました。京都から叱咤激励お願いします。
それから、鹿児島にお越しいただいた皆さん。これを機会に鹿児島の応援団になってください。

松尾先生の御活躍を期待しています。

No.4056

 松尾先生、その節はありがとうござました。詳細な御解説によって薩摩藩にたいする認識をあらためるところが多々ありました。
 また、たくさんの刊行物をいただき、恐縮に存じております。

 鹿児島県は中世から近代に至るまで、島津氏を通して一貫した歴史の流れを辿ることが可能なところで、そのことは研究をすすめるうえで大きな強みだと思います。そしてそれを担い得る研究者は、本来中世が御専門で、近代に至る島津氏関係の史料を収蔵する尚古集成館におられ、その文化財課長という要職にある松尾先生をおいてほかにはないと思います。ますますの御活躍をお願い申しあげる次第です。
 なお、当方のゼミ生に、すぐれた博物館学芸員のお手本として紹介させていただいている寺尾美保先生にもよろしくお伝え下さい。松尾先生・寺尾先生の御上洛、お待ち申し上げております。
 
 それにしても、メンバーの多くが在籍し、私自身も出講させていただいている同志社大学が、京都の薩摩藩邸跡というのも何かの御縁というものでしょうか。

薩摩藩邸の住人(?)です

No.4058

松尾先生、鹿児島ではお世話になりました。
同志社大学大学院、博士後期課程の田中と申します。
15年ほど前に、尚古集成館に行った事があったのですが、なにぶん小学4年生の頃
の事で、まだ授業で日本の歴史に触れる前の事だった為、
「古くて面白いものがいっぱい!」
という感想しか持てませんでした。それが今回は、15年の月日と、松尾先生のご説明で、
とてもとても興味深く見学をする事が出来ました。ありがとうございました。
ぜひ、京都の薩摩藩邸にもお越し下さいませ☆

Re: 鹿児島から

No.4065

松尾先生おひさしぶりです。
3年ほど前、尚古集成館で博物館実習をさせていただきました薗田と申します。
その節はたいへんお世話になりまして、ありがとうございました。
当時は鹿児島大学の四回生でした(あっ、歳がばれちゃう)が、京都のほうで進学・就職しております。
尚古集成館の皆様には、お変わりなくおすごしでしょうか。

かねてより野口先生をはじめとするゼミメンバーの皆さんにはいつもよくしていただいております。
今回の旅行にもお誘い頂いたのですが、仕事の都合で泣く泣く京都に残っておりました。
帰省の際にはぜひまた磯の地を訪れたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。

みなさま、「京都人から見た鹿児島」のおみやげ話、ぜひお聞かせ下さいね♪

尚古集成館

松尾千歳
No.4071

薗田さんこんにちは。京都に行かれていたのですね。野口先生も以前鹿児島に居られ、南九州の歴史・文化についてもお詳しいので、よかったですね。しかも、京都の恵まれた環境素晴らしいお仲間とともに学習できてうらやましい限りです。
 さて、尚古集成館本館、ついにリニューアル工事が始まりました。
 前々から思っていたのですが、鹿児島の歴史、特に近代は西郷や大久保らの活躍にあまりにも感心が集まりすぎて、彼らの周りの歴史・文化が鹿児島の歴史・文化と思われてしまっているのではと思っています。つまり下級武士の歴史・文化=鹿児島の歴史・文化だと。
今回のリニューアルでは、少しでもこれを是正したいと思っています。鎖国の時代も、南九州が海外の文物の流入口であったこと、そして異国情緒にあふれ、文化水準・技術水準も高かったこと。薩摩藩という母体がしっかりしていたからこそ、西郷や大久保らが活躍できたということを、理解して頂けるような展示にしたいと思っています。
 10月8日にオープンです。薗田さんもぜひ帰省の際は、いらして下さい。
 それから、鹿児島にお越し下さった方々も、専門とされている時代とは違うものですが、また鹿児島にお越し下さい。そして磯にもお立ち寄り下さい。お待ち申し上げております。

はじめて名古屋大学に行きます。

No.4052

 台風11号は私の本貫地である千葉市に上陸の由ですが、むしろ静岡県や神奈川県で被害が大きかったようで、お見舞いを申し上げます。
 大川さんや石井君の御実家は大丈夫でしたか?

 論文はいっこうに捗りませんが、NO.3979に紹介した軍記・語り物研究会大会(於:名古屋大学)に28日(日)日帰りで出掛けることに致しました。ゼミメンバーでどなたか、行くという人はいませんか?

 >有村さん  院試が終わってから、もし余裕がおありのようでしたら、当方のゼミメンバーともどもお目にかかる機会を頂ければ幸いです。
 
 >ゼミ旅行(しろくまツアー)参加の皆様  有村さんを交えて、ゼミ旅行の打ち上げというのは如何でしょうか?鹿児島ゆかりの辻君や薗田さんにも御参加いただければと思いますが・・・。

 >杉谷さん  『出雲の阿国を偲ぶ道ツアー』を企画・実行された由、頼もしい限りです。ぜひ、京都の大学(当方のゼミメンバーは、その主要な大学に属しております)に入られて、当ゼミのメンバーに加わって頂きたいと念じております。
 出雲方面は、いずれゼミ旅行で訪れたいところです。
 
 >伊藤さん  お久しぶりです。高校2年の夏休みですか?羨ましい季節ですね。大切にお過ごし下さい。
 杉谷さん・大國さんたちと御一緒に、近いうちにぜひ御上洛下さい。

 ☆ 鹿児島旅行の間、ちょうど入れ違いに隼人町教委の重久淳一先生から大隅国正八幡宮社家の留守氏館跡の発掘調査報告書などを頂いておりましたが、その後、弘前大学の斉藤利男先生から御高論「日本・日の本と日の本将軍」(羽下徳彦編『中世の地域と宗教』)・『新青森県史』資料編中世編第Ⅳ部(城館資料編)抜刷、鹿児島大学の日隈正守先生から御高論「八幡新田宮領・五代院領における支配機構」(『鹿児島大学教育学部研究紀要』人文・社会科学編 第56巻)・「八幡新田宮神宮寺考」(『舊記雑録』月報26)、中央大学の白根靖大先生から御高論「中条家文書所収「桓武平氏諸流系図」の基礎的考察」(入間田宣夫編『東北中世史の研究 下巻』)を拝受いたしました。先生方にあつく御礼申しあげます。

名古屋大学に行きます

No.4053

翌日、勤め先に行くため、日帰りで名古屋に行く事にしました。
名古屋大学は、M2の頃(しかも、修論提出1ヶ月前)に集中講義で行って以来です。
地下鉄が開通してから、大学の目の前まで電車で行く事が出来るので、道にも迷わず安心です☆

乙女、花火に感動

有村芳恵
No.4059

野口先生
院試の最終日は9月14日ですが、15日まで京都に滞在する予定です。是非ゼミの皆様とお会いできればと思っています。もし打ち上げがあるのでしたら喜んで参上致します。

松尾先生
先日は博物館実習でお世話になりました。先生の説明一つ一つが驚きの連続で、私自身鹿児島に住んでいながら、鹿児島の歴史をあまり勉強していなかったことを痛感致しました。幕末を中心として鹿児島の歴史を学ぶ良い機会を与えて下さり本当に有難うございます。これからも、鹿児島の歴史に対する関心をより深めていく所存です。

岩田先輩
過分のお褒めの言葉をいただきありがとうございます。私などはとても「プリンセス」という柄ではなく、院生の先輩から「姐ちゃん」「姐さん」と言われる始末です(笑)。私自身は一人っ子なので、弟がいる覚えはないのですが。

現在、演習室の窓から大きな花火が見えます。今日は南九州最大の花火大会である、サマーナイト花火大会です。今年花火を見ることはないと思っていた私にとっては、神様からのプレゼントのように思え、感動してしまいました。タイトルにある「乙女」に対するツッコミは無しということで(笑)

有村さん、御上洛をお待ちしています。

No.4061

 >有村さん  演習室からの花火とは、まさに絵になる青春の一齣ですね。
 私が鹿児島で住んでいたのは田上台3丁目の台地の東斜面に立つ二階屋でしたので、桜島の勇姿も、また天気が良ければ遠くは高千穂の峰も見えました。錦江湾の花火も遠望した記憶があります(ただし、1993年の台風13号襲来の際には大被害をこうむりましたが)。
 有村さんの院試の最終日が当方の勉強会の最終日に重なりますので、もし御迷惑でなければ、その夜あたりに、如何でしょうか?お疲れかな?
 いずれにしても、一度直接メールで御連絡下さい(上の名前をクリックしてくださると、研究室宛メール送信の用意が整います)。
 当方の接待役は薩摩藩邸(跡)に「おつとめ」の方から選抜したいと存じます。
 博物館実習は尚古集成館でしたか。そういえば、松尾先生も寺尾先生も鹿大の先輩ですね。今回の旅行で、鹿児島の博物館の充実ぶりは、他地方に類をみないことを再確認いたしました。 
 院試の受験勉強というのは、なかなか難しいと思いますが、御健闘を祈ります。

すみません!!

有村芳恵
No.4070

野口先生
お返事が遅れまして大変申し訳ありません。先生の研究室宛に何度も御連絡しようとしたのですが、エラーが出てしまい送信することが出来ませんでした。やむを得ず掲示板にかきこんだ次第です。14日の夜は当方としましては特に問題はございません。翌日も京都に滞在するので、夜遅くになっても大丈夫です。

旅行おかえりなさい。

No.4046

みなさんご無沙汰です。旅行の楽しかったご様子、拝見させて頂きました。
幹事さんからお誘い頂いたのですが、事情があって行けなく、残念です。
中学校のとき修学旅行で、九州を回ったのですが、熊本で「しろくまかきごおり」食べたのを思い出しました。
かれこれ8年前のことですが、おいしかった味というのはよく覚えているものですね。

野口ゼミのみなさんは、変わらず各方面でご活躍されているようで、過去ログをななめ読みしたことで何だか元気を頂きました。
一部のかたはご存知かと思いますが、無事に社会人となれてそうそうトラブルが起こってしまい、泣き暮らしていた時期もあったのですが、みなさんに負けず前向きに生きていきたいものです。

また集まる際には呼んでくださいね。飛んでいきます。では。

荒木さん、こんにちは。

No.4047

 荒木さん、お久しぶりです。荒木さんが「泣き暮らした」などというのは、ただ事ではありませんね。
 希望を見出した上での我慢ならば、する価値はありますが、そうでないのなら方向転換すべきだと思います。荒木さんやゼミメンバー諸姉兄はまだまだ生まれたばかりですし、先は長い。
 
 私は、ゼミ旅行の直前から書き始め、中断していた論文の執筆を再開したのですが、エンジンがかからず、またほかにも続々と仕事がひかえておりますので、四苦八苦しているところです。昔は論文を楽しく書けたのですが、今は記憶力も視力も体力も減退したために楽しんでばかりはいられなくなりました。テーマは800年ほど前に諸姉兄と同世代だった人物の政治的再評価。この人の人生もたいへんだったと思います。

 荒木さん、いつでもゼミのイベントへの参加大歓迎です。京女の近くにお出での節は、研究室にもどうぞ御遠慮なく。
 
 >院生をやっているゼミメンバー諸姉兄  「すんなりと、楽しく、面白く」良い論文を書けるのは今のうちですよ。

荒木さんもおかえりなさい。

No.4050

 荒木さん、こんばんは。
 冬の終わりに東京に行ったゼミ旅行以来ですね。たまには掲示板やゼミにも顔をみせてくださいよ。呼ばれなくても飛んできてください。
 元気ではいられない事情もおありのようですが、元気ではなくともせめて息災ですごされますように。

>杉谷さんに伊藤さん
 はじめまして、岩田と申します。父の生まれが島根県安来市なので、すこしだけ出雲にも縁があります。先月も安来に行ってきました。
 「夏休みは部活三昧」と聞いて、自分も高校生の頃は夏休みに部活三昧したのが懐かしいです。ところで当ゼミでも、男性メンバーだけを集めて、著しくフィジカルに重点を置いた〈合宿〉をやるべし!という意見も出たのですが、今のところ実現してはおりません。

>有村さん
 〈信玄〉で主に男子学生さんとばかり話していた、岩田です。
 鹿児島大のみなさんとこちらのゼミとの窓口になってくださってありがとうございます。
 当ゼミ先代(?)プリンセスの永富さんに初めてお会いしたときも同じように思ったのですが、有村さんご本人にお会いして『こういう人が世の中を立派に切り盛りしてくれるんだなぁ』と思いました。今後もますますのご活躍を。
 〈信玄〉にお出でだった他のみなさんも、お出でになれなかったみなさんも、またいろいろと掲示板でお知らせくださいね。

龍馬展チケットお譲りします♪

No.4039

ご無沙汰しております、臨川書店の薗田です。
白熊ツアー参加者のみなさま、猛暑の中お疲れ様でした。
地元の人間でもなかなか行けない場所に、しかもすばらしい解説つきで堪能できて、
素敵な体験をされたのではないでしょうか。

さて、本日は京都国立博物館で開催中の「龍馬とその時代展」のチケットのご案内です。
仕事の関係で招待券をいただいたのですが、一枚あそんでおります。
展示は今週末28日(日)までとなりますので、お早めにお申し出下さい。

Re: 龍馬展チケットお譲りします♪

永富絵里子
No.4040

薗田さん、お久しぶりです♪
龍馬展のチケット、まだ希望者がおられなければぜひ譲っていただけませんでしょうか。ちょうど二学期から授業が幕末に入るので見に行きたいと思っていたところです。
よろしくお願いします

おめでとうございます♪

No.4042

永富さん、おめでとうございます!
一番乗りですよ~。早起きは三文の得ですね♪
詳細はメールでお伝えしますが、よろしいでしょうか?



ありがとうございます

No.4044

ほんとに早起きしててよかった~♪(笑)
よろしくお願いします。

お疲れ様でした&市民講座のお知らせ

No.4038

 「白くまツアー」の幹事&参加者の皆様本当にお疲れ様でした。今回は自分の財政上の問題(あと修論も)のため参加できませんでした(泣)。鹿児島県は、島津荘や入来院、大隈正八幡宮、持躰松遺跡などなど、中世史上重要なものが目白押しなので、是非とも行きたかったのですが・・。また土産話聞かせて下さい。今回は恒例行事化した自分の「遅刻」(@2003年度ゼミ旅行)で責められることはないですが、ゼミではしばらくその話題で突っつかれそうです・・・(痛)。
 
 さて今回久しぶりに書き込みしましたのは、下記↓の史料ネット主催の公開講座に関してです。但しここでお詫びしなければいけないのですが、今回の講座は申し込み制で、その締め切りが明後日の8月26日(金)なので、参加御希望の方はお手数ですが、至急参加申し込みの手続きの方をよろしくお願い致します。自分は、当日スライドショウーなどの仕事が担当で、幸運にも手続きなしで参加できるのですが、自分の落ち度で宣伝が大変遅れてしまいました。本当に申し訳ありません。
 今年の大河ドラマ「義経」関連の講座であることは言うまでもないことですが、大河ドラマや『平家物語』などで描かれている「治承・寿永の内乱」が実際どの様なものだったのか、「一の谷・生田の森合戦」を題材に、その実像に迫る内容になると思います。
 また特に中世前期や『平家物語』専攻の多い当ゼミの人にはまさにドンピシャな内容なので、奮って御参加下さい。

   ****歴史資料ネットワーク市民講座****
 「神戸源平シンポジウム・源平合戦―伝承された戦いの虚実(仮題)」
 日時 2005年9月25日(日)・14:00~17:00
 場所 神戸木材会館大ホール(神戸高速新開地駅・市バス新開地徒歩5分)  
 報告 川合康氏「源平合戦の虚像を剥ぐ(仮題)」
 パネルディスカッション「よみがえる中世武士-最近の治承・寿永の内乱研究から-」
      パネラー 東京都立大学 川合 康 助教授
             神戸大学   高橋 昌明 教授
                      市沢 哲 助教授
             天理大学   藤田 明良 助教授
 主催 歴史資料ネットワーク・兵庫区民まちづくり会議・兵庫区役所
 お問い合わせ 歴史資料ネットワーク(078-803-5565) 
    
      (注)締め切り真近なのでお早めに!
 ※申込方法 往復はがきの往信用はがきに、住所、氏名、年齢、電話番号を、
       返信用はがきに、返送先の住所、あて名を記入のうえ、下記まで郵送。
       8月26日(金)消印有効
 ※問い合わせ〒652-8570 (住所不要)
       兵庫区まちづくり推進課「神戸源平シンポジウム」係
       電話(内線211・212)
 ※詳細はhttp://www.lit.kobe-u.ac.jp/~area-c/notice/notice.html
       http://www.city.kobe.jp/cityoffice/84/kawara/kiji3.html

夏の勉強会について・再掲

No.4034

 またまた沈んでしまったので、先日お伝えした夏の勉強会の日程を再度お知らせします。

 日程は、9/10(土)、12(月)、13(火)、14(水)、の四日間です。
 各日とも、13:00~開始予定、共同研究室で行います。

 9/10(土):「保元新制」史料解釈(『平安遺文』2876、2851)
 9/12(月):「保元新制」研究史整理
 9/13(火):「文覚起請文」史料解釈(『平安遺文』4892)
 9/14(水):「文覚起請文」研究史整理
 (※上記日程は予定です。当日の議論の行方によって、多少前後する可能性もあります。)

 このご案内をご覧の方で、参加をご希望される場合は、史料である『平安遺文』の2876号・2851号、4892号の文書を各自でお手元にご用意ください。
 それぞれの「研究史整理」をどのように議論するのかは、発表形式も含めて現在調整中ですので、また後日ご連絡します。参加希望・予定の方は、各自で予習を進めておいてください。
 また、各種ご質問・ご要望・苦情等は、当掲示板か岩田宛のメールにてお気軽にお知らせください。

再び参考文献について

No.4035

>保元新制
  水戸部正男『公家新制の研究』創文社.1961.
  棚橋光男『中世成立期の法と国家』塙書房.1983.
  五味文彦『院政期社会の研究』山川出版社.1984.
  今正秀「保元荘園整理令の歴史的意義-平安後期荘園整理政策をめぐる政府と権門-」『日本史研究』378.
  佐々木 文昭「公家新制についての一考察-保元元年新制から建久二年新制について」『 北大史学』19.1979.
  鈴木敏弘「保元元年新制と荘園整理」(中野栄夫編『日本中世の政治と社会』)
  遠藤基郎「院政の成立と王権」『日本史講座3中世の形成』東京大学出版会.2004.
  下郡剛「後白河院政期新制の基礎的考察;保元年間から承安年間にかけて」『立正史学』87.2000.
  飯倉晴武「「武者の世」の到来」(橋本義彦編『古文書の語る日本史2 平安』筑摩書房)


 >文覚と神護寺
  西岡虎之助『荘園史の研究』岩波書店.1953.
  上横手雅敬「院政期の源氏」(『御家人制の研究』)
  赤松俊秀「文覚説話が意味するもの」(『平家物語の研究』)
  山田昭全「僧文覚略年譜考」(『立教大学日本文学』12)
  平雅行「中世寺院の暴力とその正当化」(『九州史学』140)

む・・・・無念!!

No.4036

9月の平日・・・間違いなく参加できません!!
終わってからでも資料を頂きたく思います。

はやっ!

No.4037

田中さん、お返事早すぎ・・・。

現職教員さんに還元できなくてごめんなさい。発表者の都合を優先して日程を組みました。どうかご了承ください。

Re: 夏の勉強会について・再掲

永富絵里子
No.4041

田中さん同様、仕事で参加できないので残念ですが資料希望です!
よろしくお願いします