有難うございました

山口博史
No.3933

野口先生
昨日はお忙しいなか、私ども歴史グループ早雲の例会に来ていただき有難うございました。お陰様で30名を超える参加者が集まり盛況のうちに終了しました。参加者の皆様は新鮮な感動を得られたのではないかと思いつつ拝聴いたしました。昨日拝聴しましたテーマに関係する先生の論文「源範頼の軌跡ーその政治的立場と縁戚・家人に対する覚書」を読み返し理解を深めることができました。
歴史グループ早雲では今後も何かとお世話になるかと思いますが、何卒宜しくお願い申し上げます。

なお歴史グループ早雲は次の要項で例会を行います。ゼミ生の皆様でご興味のある方はご参加下さいますよう御案内申し上げます。

日 時  平成17年8月6日(土) 午後6時15分~8時15分
テーマ  清盛と平氏政権
講 師  元木泰雄氏(京都大学教授)
場 所  ラボール京都6F(中京区四条通御前角)
参加費  800円(資料代など)

以上宣伝をさせていただきました。
野口先生重ね重ね有難うございました。

山口さん、こちらこそ、有難うございました。

No.3936

 ちょっと歴史的に不遇な役回りを負わされている「源範頼」の話。参会の皆様方に熱心に聴いていただいて、とても嬉しく存じました。
 山口さんには、療養中のところお出で頂き、また帰りも、いつもと同じようにお世話になってしまい、本当にありがとうございました。
 次回の元木先生のお話は、まさに元木先生の「十八番」ですから、最新・最高の研究成果を楽しく分かりやすく、きっと大河ドラマや芸能談義を交えながら例の熱の籠もった名調子でお話しいただけるものと思います。ぜひ、また元木先生の御講演について、このbbsに御感想を頂ければ幸いとするところです。
 なお、当ゼミの鈴木君・永富さんの同窓生である山口夏子さんにも、ぜひ当ゼミ例会での御報告をお願いできないものかと考えております。『年中行事絵巻』のお話しなどお願いできないでしょうか。よろしくお伝え願います。

夏の学習会・要項、など

No.3928

 本日、相談会にて決定したことをお知らせします。

◆夏の学習会の題材は、「保元新制」と「文覺四十五箇条起請文」を取り上げることにしました。史料を講読しつつ、その史料に関する研究史上重要な論文などを取り上げるなどして、総合的に検討したいと思います。よろしくお願いします。
 「保元新制」:『平安遺文』2851、2876、
 「文覺四十五箇条起請文」:『平安遺文』4892、

 「保元新制」は公家新制の一つに位置付けられるもののなかでも、後白河親政を考える上で重要な史料であるかと思います。「文覺四十五箇条起請文」は勧進僧としての文覺自身の活動を語った前半部と、膨大な寺院法をなす後半部から構成される史料です。〈宗教・文化〉を冠する当ゼミにはぴったりな素材ではないでしょうか。
 夏の学習会には多くの方のご参加をお待ちしております。
 三~四日間のあいだに、それぞれの史料を二名ほどの方に分担して講読していただき、さらに研究史の整理でも二名ほどの方に分担をお願いしたいと思います。

 この学習会で、発表を受け持ってもよいという方は、岩田宛にご連絡ください。
 分担していただきたいのは、史料講読(それぞれ二名ずつほど、計四名ほど)と研究史(それぞれ二名ずつほど、計四名ほど)ですので、合計八名ほど募集します。

 「発表してもよい」という方の都合に合わせて日程を調整したいと思いますので、どうぞ奮ってご担当ください。

◆ゼミ旅行の事前勉強会ですが、八月第一週の開催ということで門屋くんが調整してくれています。詳しくは門屋くんからご連絡を、…お願いします。

◆後期のゼミ、吾妻鏡講読会の日程の調整も夏休み前にできればいいと思いますので、九月以降のスケジュールも各自でぼちぼちご確認をお願いします。

>佐伯さん こんな感じのメニュー↑になりました。いかがですか。
>石井くん ゼミへようこそ。またいろんな催しにご参加下さい。

文覚関係の論文。付、「範頼は凡将か?」

No.3929

 岩田君、ありがとうございます。メンバー諸姉兄、よろしくご確認下さい。
 今日は、『百錬抄』講読会に同志社の石井君の他に、京女史学科2回生3人が参加してくれました。また、例会の方は、ゼミ旅行参加者で都合がつかない人が多かったのが少し残念でしたが、久しぶりの(先生になった)永富さんや職員会議から駆けつけてくれた鈴木君(教諭)、修論に没頭中で『大日本史料』づけ(?)になっている平田さんも参加されて賑やかで楽しいものになりました。 
 
 ちなみに、文覚関係・起請文の内容に関係する論文として気のついたところで、以下の4論文を紹介しておきます。
  上横手雅敬「院政期の源氏」(『御家人制の研究』)
  赤松俊秀「文覚説話が意味するもの」(『平家物語の研究』)
  山田昭全「僧文覚略年譜考」(『立教大学日本文学』12)
  平雅行「中世寺院の暴力とその正当化」(『九州史学』140) 

 それから、自ら書き込むのはいささか気が引けるのですが、先に歴史グループ早雲の例会で源義経の兄・範頼の話をすると書き込んだところ、いくつか問い合わせがありましたので、以下に貼り付けさせていただきます。

 <例会〉 平成17年7月9日(土)
 テ ー マ 源義経と兄範頼
 講 師 野口 実氏(京都女子大学教授)
 時 間 午後6時15分~8時15分
 場 所 ラボール京都6階会議室(京都市中京区四条御前角)
 参 加 費 800円(資料代)

Re: 夏の学習会・要項、など

No.3930

「保元新制」と「文覺四十五箇条起請文」ですか~。
なかなかおいしい史料が並びましたね。
できるだけ参加させてもらいます(発表はさすがに無理だと思いますが)。

保元新制の方は、『兵範記』保元元年閏九月十七日条・保元二年十月八日条も史料ですよね?
(手元に『兵範記』の現物がすぐ見当たらなかったので、日付が違ってたらすいません)

もう一つの「夏の学習会」御案内。

No.3931

 昨日、山田邦和先生から「花園大学2005年京都学公開講座」の御案内をいただきました。これは、夏休みの学習に最適。講師の一人、前川佳代さんはご存じのように当ゼミ創生期(神話時代)に活躍された大先輩です。諸姉兄も後に続いてください。
 講座の概容は以下のとおりです。

「源義経とその時代」
開催日時 : 2005年 8月1日(月)~ 3日(水)
会  場 : 花園大学 無聖館ホール(入場無料・申込み不要)
内  容 :
  1日(月) 14:40~16:00 「声で読む 平家物語の京都」
      <平家詞曲の実演および解説> 鈴木まどか氏(前田流平家詞曲伝承者)
   16:20~17:40「平清盛の夢の都-福原京」 山田 邦和氏(花園大学文学部教授)
  2日(火) 14:40~16:00「義経と京都-義経が最も輝いた瞬間<とき>」前川佳代氏(京都造形芸術大学非常勤講師)
   16:20~17:40「鴨長明と源平争乱の時代」 新間 水緒氏(花園大学文学部教授)
  3日(水) 14:40~16:00「中世文学の義経像」 池田 敬子 氏(京都府立大学文学部教授)
   16:20~17:40「源平の争乱と念仏」 今堀 太逸 氏(仏教大学文学部教授)

 ☆ 山田邦和先生から『花園大学考古学研究報告第14輯 京都府与謝郡野田川町 幾地地蔵山遺跡現状調査報告書』(野田川町教育委員会・花園大学考古学研究室)をいただきました。編集・執筆は先日の書評会に来てくださった花園大院生の鎌田久美子さんと山田先生が担当されたものです。山田先生にあつくお礼申し上げます。

夏の学習会・要項、追加

No.3932

 野口先生から早々に参考文献についてご教示いただきましたので、遅ればせながら岩田からもいくつかお知らせします。
 >保元新制
  水戸部正男『公家新制の研究』創文社.1961.
  棚橋光男『中世成立期の法と国家』塙書房.1983.
  五味文彦『院政期社会の研究』山川出版社.1984.
  今正秀「保元荘園整理令の歴史的意義-平安後期荘園整理政策をめぐる政府と権門-」『日本史研究』378.
 >文覚と神護寺
  西岡虎之助『荘園史の研究』岩波書店.1953.

 担当ですが、すでに保元新制の史料解釈についてはお一人名乗り出ておられます。引き続きみなさんからの立候補をお待ちしております。

 >佐伯さん おっしゃるとおり、『兵範記』にも史料あります。保元元年閏九月十八日条がそれにあたるかと思います。でも史料大成本では「出作」と思われる部分が「土作」になってたりしました。

はじめまして

石井一英
No.3923

はじめまして。同志社大学2回生の石井という者です。
前期に「文化史特論」の講義を通して野口先生にゼミに誘って頂きまして、明日の例会から参加させていただく事になりました。とは言っても2回生のうちは講義が京田辺中心なので、あまり参加出来ないと思いますが、どうぞよろしくお願いします。

Re>はじめまして

鍜治 利雄
No.3925

はじめまして。立命館大学3回生・鍜治と申します。

去年の10月頃から、当ゼミに参加させて頂いています。
今は長期休暇を頂いてますけど(笑)

もしお会いする機会がございましたら、ヨロシクお願いします。

石井君、お待ちしています。

No.3926

 石井君、明日は『百錬抄』の講読会が4:30から、その後6:00から例会です。例会は、夏休みの活動についての打ち合わせ会です。場所はL校舎3Fの共同研究室です。時間があるのなら、『百錬抄』の始まる少し前にでも私の研究室(共同研究室の並び)にお出で下さい。もちろん、例会からでも構いませんが。
 同志社の先輩方も沢山見えるはずです。
 ちなみに、今日、研究室にお出でになったゼミ代表の山内梓さんが貴兄の参加におおいに期待しておられましたよ。
 
 >ゼミメンバー諸姉兄
 石井君は相模国、それも頼朝挙兵の地・伊豆に近い辺りの御出身です。ぜひ、旗揚げをしてもらいたいと考えております。

再び、夏の学習会のことなど

No.3919

 下にもご案内を出しましたが、沈んできたのでまた書きます。

 次回、宗教・文化研究所ゼミナール例会(夏の相談会)は、
 7/6(水)18:00~(予定)、於:L校舎3階 共同研究室、
 ・ゼミ旅行の事前勉強会(ゼミ旅行は鹿児島です)
 ・夏休み中の学習会
 ・後期のゼミ、吾妻鏡講読会の日程
 ・その他
などについて相談する場にしたいと思います。どうぞみなさんも独自のアイデアをお持ちより下さい。

 夏休み中の学習会のついては、既に野口先生が中山法華経寺所蔵「日蓮遺文紙背文書」や、土田直鎮先生の(自慢の)講義ノートに基づく『小右記』講読を史料講読会の材料に挙げて下さっております。
 僕から提供できるアイデアですが、春にも開催した論文講読会や、修士課程の頃に読んだ「文覚起請文」や「保元の新制」を使った史料講読などいかがでしょうか。
 春の論文講読会は参加者=発表者を原則にしたのですが、今回はそこまで限定しなくてもよいのでないかと考えています。より多くの方の参加を募りたいと思います。「文覚起請文」や「保元の新制」は大事な史料なんですが、そんなに長くはないのでいろいろな史料を併せて読むこともできると思います。
 いずれにしましても、7/6(水)の例会で具体的な相談をしましょう。商談ではありませんよ。

次回、吾妻鏡講読

No.3920

 次回の吾妻鏡の講読は7/25(月)14:00~です。日程・時間が変則的ですのでご注意ください。
 範囲は、
 建暦二年十一月八日条、十一月十一日条、十一月十四日条、十一月二十一日条
 建暦三年(建保元年)二月十五日条、二月十六日条、二月十八日条、二月二十日条
     二月二十五日条、二月二十六日条、二月二十七日条、三月二日条
 の以上です。ちょっと多いですが、積極的に読みましょう。


鹿児島県金峰町から資料をいただきました

No.3921

 岩田君。もはや、ゼミの事務局長です。よろしく、お願いいたします。

 ゼミ旅行については門屋君・八井君に御尽力いただいておりますが、当ゼミ鹿児島ゼミ旅行の情報をキャッチされた鹿児島県日置郡金峰町教育委員会の宮下貴浩先生から、「金峰町の遺跡」「金峰町史跡処」というパンフレット・地図、「修験道のシンボル金峰山」の絵はがきを旅行参加者人数分ほど、また「持躰松遺跡第一次調査」および1999(平成11)年12月4・5日に開催されたシンポジウム「万之瀬川から見える日本・東アジア-阿多忠景と海の道-」(村井章介・柳原敏昭・市村高男先生等が講演、野口は司会の末席)のCDをお送りいただきました。
 CDは事前学習会の資料に使わせていただき、パンフレットなどは明日の例会で旅行参加者に配布いたします。

 金峰町では中世をメインとした資料館を建設中で、今秋開館予定とのこと。宮下先生は現地での御案内もしていただけるとのことです。
 すでにご存じの通り、持躰松遺跡を含む万之瀬川河口地域は、中世前期における大規模な流通拠点であるともに源為朝を婿に迎えて薩摩・大隅二カ国を席巻した阿多忠景の本拠であったところで、歴史学・考古学はもとより、最近では、ここでも紹介しましたが、軍記・語り物研究会における樋口大祐先生の御発表に代表されるように国文学のジャンルからも注目を集めているところです。
 ちなみに『古代文化』55-2・3両号(2003)は「11~15世紀における南九州の歴史的展開-万之瀬川下流域に見る交易・支配・宗教-」の特輯号です。 
 
 日程調整で幹事さんにご検討いただくことになりますが、これは是非行かずばなりますまい。資料館が開館直前とのことで、博物館学芸員を志望されているメンバーには、じつに有益なお話がうかがえることと思います。
 
 宮下先生、鹿児島在勤時代もシンポジウムの際もたいへん御世話になりましたが、この度もお心遣いありがとうございました、また訪問させていただく際にはよろしくお願い申し上げます。
 
 なお、今回のゼミ旅行では、黎明館・尚古集成館、それにミュージアム知覧も見学させていただきたいと考えております。
 台風などが襲来して計画が水泡に帰さないことを祈るのみです。

明日参加できません…。

No.3924

佐伯です、こんばんは。
ご無沙汰しております。
明日なのですが、別の用事があって参加できません。
特に腹案等はありませんが、ゼミ旅行の事前勉強会と夏の学習会は、
なるたけ参加させていただきます。
どうも申し訳ありません。

ゼミ旅行のことなど

No.3915

>旅行に参加される方へ
 恒例となっております、旅行前の事前学習会を8月の一週目に開催したいと思います。日時を次回例会6日(水)に決めたいと思います。6日の例会に参加できない旅行参加者の方は門屋まで日の希望をお送り下さい。
 報告者については、テーマ含め、考えておきますが、希望する方がいらっしゃいましたら名乗り出てくださるようお願いいたします。

>ゼミメンバーの皆様 
 また、日帰り見学会の希望が出ているとのことですが、一括してまとめる必要のある場合は、担当としてやりますので、希望地含めお知らせ下さい。

ゼミ旅行は為朝・肖像画は頼朝・話は範頼

No.3917

 門屋君、いろいろとありがとうございます。 
 ゼミ旅行のポイント、歴史の方は島津庄やらテーマはいくらでもあるはずです。国文の方も俊寛や為朝関連でぜひお願いしたいところです。

 本日、NHKの20:00からの放送は、神護寺の「伝・源頼朝像」が取り上げられていたので教育の方を見ました。私はあれは頼朝像ではないと考えています。
 多くの頼朝像が網羅されている図録としては、『〔特別展〕没後八百年記念 源頼朝とゆかりの寺社の名宝』(神奈川県立歴史博物館、1999)があり、文献史学の研究としては、上横手雅敬「源頼朝像をめぐって」(『龍谷史談』106、1996)が決定版でしょう。
 関連する拙稿としては、昨年発表した「源頼朝のイメージと王権」(『歴史評論』649)があります。
 ちなみに、今週末の歴史グループ早雲の学習会では、頼朝の弟の範頼の話をする予定です。

 ☆ 青山学院大学非常勤講師の藤本頼人先生から御高論「筑後川河口の中世世界」(藤原良章編『中世の道と橋』 高志書院)を御恵送いただきました。去年の夏のゼミ旅行に行った人は読んでみると面白いと思います。藤本先生にあつく御礼申しあげます。

やりたい事色々

No.3918

 野口先生、みなさまお久しぶりです(最近、出てくるたびにそう言っているような気がしますが)
 夏休みが迫ってきました。夏の勉強会やら、ゼミ旅行やら事前学習会やら、色々、本当に色々とやりたい事が溜まっていますが、今週末のホーム校ゼミでのゼミ発表と同時に11日からの期末テスト作成(4つ)が迫っているので、6日のゼミ参加も怪しいです(きっと行けません!)色々と決定事項があるようですが・・・・。勉強会もゼミ旅行も、それぞれに同じく忙しい岩田くんと門屋くんが担当をしているので、お休みするのは大変申し訳ないです。が、なにとぞご容赦を!
 ・・我ながら余裕のなさは相変わらずで、もう少し余裕を持って色々な事をするようにしたいものです。
 とにかく、好きな事が出来るが楽しみです!

>野口先生
 うっかり、新日曜美術館まで見逃してしまいました。
今日の「義経」を見るくらいなら、伝源頼朝像が見たかったです。
ちなみに「義経」、来週は一ノ谷の合戦だそうですよ。

はじめまして♪

菅原多喜夫
No.3914

野口先生をはじめ、みなさん、はじめまして。菅原多喜夫と申します。如月というハンドル・ネームでインターネット活動をしておりますので、もしかするとこの名前で私とすれ違ったという方もいらっしゃるかもしれません。

さて、このほど白河院政期に編纂された勅撰集『金葉集』の成立についての考えをまとめ、『金葉集成立史小考ーー輔仁親王鎮魂の視角から』として再興中世前期勉強会(中前勉)会報『段かづら』第5号に発表いたしました。小論の位相につきましては下記のページに掲載しておりますが、この機会に小論をお読みいただき、またご批判を頂戴できれば幸いと、野口先生に『段かづら』複数部数送らせていただきました。
http://www.furugosho.com/information/kinyoshu.htm
どうぞよろしくお願いいたします。

拝受いたしました。

No.3922

 御高論『金葉集成立史小考-輔仁親王鎮魂の視角から』掲載の『段かづら』第5号、3部、ありがたく拝受いたしました。あつくお礼申し上げます。
 当ゼミには和歌研究の盛んな大学院研究科に所属するDCの院生が在籍していますので、こうしたメンバーに読んでもらうようにさせていただきたいと存じます。

ありがとうございます。

菅原多喜夫
No.3927

野口先生、ご高配どうもありがとうございます。

元木泰雄編『王朝の変容と武者』遂に刊行

No.3912

 清文堂『古代の人物』の第6巻、元木泰雄編『王朝の変容と武者』が刊行され、本日手許に届きました。内容も装丁も立派な本です。難産の末に生まれただけに(野口執筆部分)、感慨一入です。何はともあれ、一身に御苦労を担われた、この巻の編者である元木先生にお祝いとお礼を申し上げます。この掲示板を御覧の方には、御購入と御精読をお勧めするばかりです。
 この本の構成は以下のとおりです。
 
   本巻のねらい 王朝の変容と武者・・元木泰雄(京都大学大学院教授)
  Ⅰ 道長と王朝の栄華
    藤原道長・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・加藤友康(東京大学教授)
    東三条院藤原詮子・・・・・・・・・・・・・伴瀬明美(同助手)
    藤原実資・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・松薗 斉(愛知学院大学教授)
    藤原行成・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・関口 力(古代学研究所助教授)
    三条天皇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・中込律子(学習院大学講師)
    清少納言と紫式部・・・・・・・・・・・・・古瀬奈津子(お茶の水女子大学教授)
    【様々な源氏】・・・・・・・・・・・・・・・・・佐伯智広(京都大学大学院生)
   Ⅱ 摂関政治の衰退
    藤原頼通・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・元木泰雄
    後三条天皇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・美川 圭(摂南大学教授)
    白河天皇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・上島 享(京都府立大学助教授)
    藤原師実・師通・・・・・・・・・・・・・・・佐藤健治(東北学院大学講師)
    源 師房・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・岡野友彦(皇學館大学教授)
    源 俊明・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・木村真美子(学習院大学研究員)
    成 尋・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・石井正敏(中央大学教授)
    【受領たち】・・・・・・・・・・・・・・・・・・元木泰雄
   Ⅲ 武士と地方の反乱
    袴垂と保昌・・・・・・・・・・・・・・・・・・・関 幸彦(鶴見大学教授)
    藤原隆家・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・野口 実(京都女子大学教授)
    源 頼光・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・近藤好和(駒澤大学講師)
    源 頼信・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・横澤大典(龍谷大学講師)
    安倍頼良・貞任・・・・・・・・・・・・・・・戸川 点(都立南高校教諭)
    源 頼義・義家・・・・・・・・・・・・・・・元木泰雄
    平 正盛・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・西村 隆(京都府立総合資料館)
    【『今昔物語集』に見える猛者たち】・・元木泰雄 
               A5判上製本 カバー装 本体3800円 

Re: 元木泰雄編『王朝の変容と武者』遂に刊行

No.3916

野口先生、ご紹介有難うございます。
 先生はもとより、多くの方々には早々に玉稿を賜りながら、刊行期限を大幅に超過いたし、誠に申し訳ありませんでした。
 ともかく、やっと出ました。

 それにしても、2004年には刊行のはずが、超過に超過を重ね、6月26日の大歴には間に合うという最後の約束も守られませんでした。
 でも、出ただけマシ、ということでしょうか。昨日の時点では、京大生協には並んでおりませんでした。一般書店の店頭に並ぶのは、まだ先でしょうか?
 刊行の遅延はともかく、内容については力作、野心作が目白押しです。また、中にはかなり様々な点で、歴史的評価が異なる論考もあります。一般読者には、やや混乱を与える面もあるかもしれませんが、歴史を学ぶ諸君には、勉強会のよきテキストになると思います。
 はたで見ていてハラハラ、イライラさせられましたが、編集者というのは何とも難しい仕事ですね。誰とは言いませんが、人柄がよすぎるとなかなか本が出ないし、逆に押しが強過ぎると執筆者が腹を立ててしまうし。中には気持ち悪がらせて原稿を集めたk出版の変わった編集者もいましたが・・・。
 ただ、何でも同じですが、よい仕事の根底には、日ごろからの信頼関係が必ず存するということに相違はありません。
 大勢のメンバーを束ねる編者も、血圧が上がる仕事ですね。
 前回の『日本の時代史』では、日常的にもお付き合いもあり、お仕事の内容も理解している方々ばかりだったので、気持ちよく充実した仕事ができました。今回は人数も多く、全く存じ上げない方もおられましたので、色々気を遣いました。
 確実なのは、いざとなれば、編者が腹を切る、というのはかなり有効な恫喝である、ということです。
 古代の人物全巻が完結するかどうか。
 あとは高見の見物とさせていただきましょう。ご執筆の皆様も、ご一緒に・・・。

 『中世の人物・第一巻 院政と源平の争乱』の執筆に際しましては、またご面倒をおかけしますが、よろしくお願い申し上げます?・・・

夏の学習会のことなど

No.3905

 下の>>No.3898で野口先生からご案内いただきましたように、夏に向け
 ・ゼミ旅行の事前勉強会(ゼミ旅行は鹿児島です)
 ・夏休み中の学習会(去年は大庭御厨の史料講読でした)
 ・後期のゼミ、吾妻鏡講読会の日程
 ・その他
などについての計画を立てていきたいと思います。

 次回、7/6(水)のゼミ例会では、上記のことなどについてメンバーのみなさんの意見を出し合う相談に宛てたいと思います。
 ゼミ旅行に参加される方は事前勉強会の希望日程と事前勉強会で取り上げるべき題材の候補を、夏休み中の学習会に興味をお持ちの方はそこで取り組みたいと思うテーマや希望の日程をリストアップしておいてください。

 以上の件について、ご相談・ご質問のある方、或いは7/6(水)の例会には参加できそうにないという方は、事前に岩田宛にご連絡ください。よろしくお願いします。

 次回、宗教・文化研究所ゼミナール例会(夏の相談会)
 7/6(水)18:00~(予定)
 於、L校舎3階 共同研究室

次回、吾妻鑑

岩田慎平
No.3906

◆次回、7/4(月)の吾妻鑑の講読の範囲をお知らせします。
 建暦二年八月十八日条、九月二日条、九月十五日条、九月十七日条
     九月二十一日条、十月十一日条、十月二十二日条
 以上です。
 今後の吾妻鑑講読の予定なども、このときに相談しましょう。

◆上にも書きましたが、次回のゼミの例会は7/6(水)です。
 ・ゼミ旅行の事前勉強会
 ・夏休み中の学習会
 ・後期のゼミ、吾妻鏡講読会の日程
 ・その他
 などのついて話し合う場にしたいと思いますので、みなさんアイデアをお持ち寄りください。

蒸暑、お見舞い申し上げます。

No.3907

>岩田君  師範代のお勤め、お疲れ様です。ゼミメンバーの皆さんは、しっかり御協力下さい。
 
 春休みの論文講読会は、良い勉強になりましたね。
 私が主催できる史料講読会としては中山法華経寺所蔵「日蓮遺文紙背文書」の一部とか、土田直鎮先生の講義ノートに基づく『小右記』講読くらいでしょうか。
 ゼミ旅行の事前勉強ですが、国文の人は俊寛の流刑に関するあたりを長門本『平家物語』でよく読んでおいて下さい。面白いと思います。
 それから、佐伯先生にお教えいただいた平田俊春『平家物語の批判的研究』を図書館から借りだしてきました。研究史の整理からして、さすがに歴史学者によるものだけに、取っつきやすく、納得のいく内容です。今後おおいに活用したいと思います。長村君は、もう読みましたか?
 
 本日は、大阪の渡辺橋のたもとで「保元・平治の乱」をテーマにお話しをさせていただいて参りました。テキストには元木先生の『保元・平治の乱を読みなおす』をベースにして作成した資料を使わせていただきました。
 この元木先生の御著書が両乱に関する研究の最新最高の水準を示すものである一方、研究史的に戦後歴史学の成果を振り返ってみると、飯田悠紀子『保元・平治の乱』(教育者歴史新書、1979年)を高く評価せざるを得ません。飯田さんは安田元久先生のまさに直弟子。日本中世史の世界から離れてしまわれたのが、今さら何とも残念に思えます。

 ☆ 新刊の『歴史地理教育』686に掲載されている髙橋昌明「武士をどう教えてはいけないか」は学校で日本史を教えている先生方に向けて書かれたものですが、武士論専攻の方、国文の軍記物語専攻の方もお読みになるとよいと思います。

 ☆ 本日、秋田大学の志立正知先生より御高論「羽後佐竹領における八幡太郎義家伝承の形成」(『軍記と語り物』41)を御恵送いただきました。近世になって出羽に転封されてきた佐竹氏領における義家伝承展開の背景が解明されています。
 志立先生にあつく御礼を申し上げます。

>長村君  ↓ここに貴兄の論文評を見つけました。
      http://d.hatena.ne.jp/yotomusi/20050619/p4

Re: 夏の学習会のことなど

末松憲子
No.3908

野口先生

先日はお疲れ様でした。
事前学習会も含め、久しぶりに皆様にお会いできて、とても楽しかったです。

夏休みの学習会、今年も開催されるんですね。
日蓮宗の紙背文書、しかも中山法華寺、大変興味がひかれます!!
6日は6時間目が授業にあたっていて、顔を出せませんので、ここに一票を投じさせていただきます。
(とはいえ、修論を控えた2回生組の一人なので、一票の半分くらいにお考え下さいませ…)

平田俊春『平家物語の批判的研究』

長村祥知
No.3909

野口先生
平田著書には『六代勝事記』の論文も収録されており、その内容は、吾妻鏡をもとに『六代勝事記』が作成されたとする益田宗氏の説を批判し、『六代勝事記』をもとに『吾妻鏡』の関係記事が編纂されたことを文献学的手法から論じたもので、説得力があります。
 その論文は卒業論文執筆時に精読したのですが、本論にあたる『平家物語』の論考は飛ばし読みしかできておりません。原文引用の研究史整理や本文の対照など、便利な本ではありますが、あれだけ大部な書物ですので・・・

岩田さん
夏の学習会の準備、おつかれさまです。次の月曜日にお会いできたらその時に。

紫苑第2号のPDF

No.3910

>野口先生
ブログにコメントのあった、紫苑第2号の落丁と矢印の件について修正をいたしました。
第3号の方は、夏休みあたりにぼちぼち電子化していこうと考えています。

日東印刷の越野さんに感謝。

No.3911

 >鈴木君  校務でお忙しい中、さっそくの対応、ありがとうございました。
 『紫苑』第3号の電子化については、山岡編集長のもとに修正済みのフロッピーを集約して、仕事をすすめて下さい。
 >山岡さん  前にも書きましたが、4号も、そろそろ始めないと。

 『紫苑』といえば、創刊号以来、印刷・製本でお世話になった日東印刷の越野さんが担当地域が代わることになり、京都女子大には今日が最後とのことで、研究室に挨拶に来てくださいました。いろいろ無理なお願いをきいてくれたり、校正に何度も足を運んでくれたり、本当にお世話になりました。編集長の山岡さんとは、もう戦友の如きお友達ですね。これからの御活躍を祈念いたしております。

 >末松さん  私のいう中山法華経寺の紙背文書は、鎌倉時代の下総・伊賀守護千葉氏の守護所における裁判や所領支配に関するものです。じつに生々しい内容で、中世前期に生きた人々にシンパシーを感じることの出来る史料だと思います。

 >岩田君  「夏の相談会」って、「どこかで聞いたことあるなぁ?」と思っていたら
自動車屋さんの「夏の商談会」でした。

そろそろ…。

山岡瞳
No.3913

>野口先生
紫苑、ぎりぎりになってバタバタしないためにもそろそろ動き出したいと思います。今号は、背表紙にいままでなかった文字をいれたいですね☆

担当が変わってしまうのは本当に残念です。越野さんには大変お世話になっていましたので。野口先生のおっしゃるとおり、構成の度にわざわざ来ていただいて、割の合わない仕事だったのではないかと思います。今までありがとうございました。

「三浦の石田次郎為久がうち奉たるぞや」

No.3901

 『平家物語』で最高の名場面といわれれば、多くの人が「木曾最期」をあげるでしょう。御多分に漏れず私も高校時代、古典の教科書で、これに感動。「木曾左馬頭、其の日の装束には・・・」以下をそらんじて(当時の記憶力がいとおしい)、ギターで平曲にチャレンジしたりしておりました。あの時の古典の先生は、野球部の監督などもしておられましたが、学者肌で、その情景が眼前に展開するかのような、なかなか味のある授業をしてくださいました。『平家物語』を教材に使う場合、国語の先生は琵琶法師に徹するべきだとおもいます。これが、「文法がどうの」「入試出題の頻度がどうの」という授業では、まったく味気ない。ちなみに、30年ほどのちに、この先生と某大学で同僚になったのは奇遇でありました。
 さて、その「木曾最期」で義仲を討ったのが石田為久ですが、このことが確実な史料によって確認できることを、先日御恵送いただいた菱沼一憲『源義経の合戦と戦略』で知ることが出来ました。三条実房の日記『愚昧記』に義仲を討ちとったのは「義経郎従字石田二郎」と明記されているのです。菱沼先生はこの記事を前提に、宇治から入京した義経軍が、そのまま義仲軍を追撃して大津の打出浜で義仲を捕捉したとの推測を示されていますが、慧眼と言うべきでしょう。
 ちなみに、義経軍の上洛についての最新の研究としては、上記の他に、元木泰雄「頼朝軍の上洛」(上横手雅敬編『中世公武権力の構造と展開』吉川弘文館、2001)、川合康「治承・寿永内乱と伊勢・伊賀平氏」(同『鎌倉幕府成立史の研究』校倉書房、2004)があります。平家諸本の記事をならべて、上洛軍のルートを考えながらお読みになると面白いと思います。

 ☆ 昨日、公開講座で御講演を頂いた高橋慎一朗先生より、当ゼミの研究活動に資するために、御高論「戦国期の仏陀寺を支えた人々」掲載の『寺院史研究』第6号および『東京大学教養学部美術博物館資料集2-有職故実類-』(2冊)をいただきました。あつく御礼申しあげます。 

『愚昧記』のこと

佐伯真一
No.3902

 このところご無沙汰しております。講演会も行きたかったのですが、結局うかがえず、失礼致しました。
 さて、今日は大河ドラマも木曽最期でしたが、やっぱり文学研究の人間は、ここを一所懸命に読みます。この部分の『愚昧記』の記事を紹介した研究書としては、管見の範囲では、平田俊春『平家物語の批判的研究』中巻1067頁が古いかと思います。当日の記事、僅かながら翻刻があるのも嬉しいところ。木曽最期関係では、他に、『醍醐寺雑事記』について指摘しているのも、比較的珍しいのではないでしょうか。平田氏の立場はともあれ、また、出典や諸本の考証の全体的結論への賛否も別としてですが、やっぱりこの本は大した本だと思っています。
 なお、蛇足ですが、拙著・三弥井古典文庫『平家物語・下』は、『愚昧記』・『吾妻鏡』の石田次郎説と、『愚管抄』の伊勢三郎説を並べた上で、古典集成の「諸説錯綜」というのを引くだけで逃げています。菱沼さんの指摘は、琵琶湖畔で死んだ義仲を討ったのが、範頼軍ではなく義経軍の武士だったとする点、『愚管抄』の説とも一面で整合性を持つことになるところが、面白いと思います。『平家物語』では、義経は直ちに法皇を守護したということになっているのですが…。

「東軍一番手、九郎軍兵加千波羅平三」

No.3903

 佐伯先生、お久しぶりです。
 歴史学側の業績について見落としており、また先生の三弥井古典文庫『平家物語・下』も参照しておらず、汗顔の極みです。御教示ありがとうございました。
 承久の乱における幕府軍の動きを見ても、宇治から大和大路を北上するのが大軍による京都侵攻ルートのように思います。この辺りの状況については『玉葉』寿永3年正月20日条に詳しく、木曾方で宇治を守っていたのは美濃守義広。しかし、義広は討ち取られて「東軍」=義経軍は簡単に入京したようです。義仲は院を連れ出そうとしたところ、敵軍が襲来したので院を「棄て奉」って「周章対戦」して落ちていったとありますから、義経は院御所に参向したにせよ、義仲を追尾、捕捉したのは義経の配下の武士だったということなのでしょう。ちなみに、義経軍の一番手として入京したのは「加千波羅平三」=梶原景時でした。
 それにしても、こういう細かい戦闘経過など、歴史学の方では結構「アナ」になっているようで、諸記録・平家諸本の記事を国文学の成果に導かれつつ、しっかりと読み込んでいく取り組みが必要なようです(少なくとも私には)。
 なお、『玉葉』同日条において、記主兼実が義仲の没落を平治の乱の信頼になぞらえているのが興味深いところです。信頼を再評価された元木先生から一言いただきたい記事だと思います。

満員御礼。

No.3900

 研究所公開講座、無事に終了いたしました。お集まりいただいた方は200人超の由。暑い中をありがとうございました。
 講師の堤先生・高橋先生には、じつに有益且つ分かりやすい御講演をいただきました。御講演の後に予定外の小シンポジウム?まで・・・本当にありがとうございました。
 事前の準備を一切取りしきってくださった宗教教育センターの職員のみなさん、また、音響担当の鈴木君、受付主任をしてくださった山田さん、写真係の野口君(名古屋から着到)、懇親会幹事の山内さん・山岡さんをはじめとするゼミメンバー諸姉兄の御協力にあつく御礼申しあげます。
 遠方からお出で下さったNHK出版の石浜さん、西山美香先生、宇治の佐藤さんにもお目にかかれて幸いでした。
 古代学協会の古藤先生、『古代文化』の頒布、お疲れ様でした。
 私、相変わらずの迷走司会で、例によって公開講座ならぬ後悔講座の感なきにしもあらずですが、懇親会のビールは美味しく頂くことが出来ました。懇親会にお出で下さった山田先生・田中さんにも御礼を申し上げます。楽しい一時を過ごすことが出来ました。
 堤先生のゼミ生のお二人(末松さんの後輩)、当ゼミへの参加をお待ちいたしております。
 懇親会での収穫は、山内さんが事前学習会において報告した疑問を、直接、高橋先生に質問し、明快な御回答をいただけたこと。卒論で鎌倉北条氏を取り上げる予定の立花さんが高橋先生の知己を得ることが出来たことなどでしょうか。
 たいへん疲れましたが、本当に、うれしいことの多い一日だったと思います。ありがとうございました。