『紫苑』一号収載の高木論文について
No.3305
突然の投稿,失礼お詫び至します。
私は阪本敏行と申します。現在,日本史研究会・和歌山地方史研究会等に加入し,地方史誌・自治体誌を中心に「熊野別当」に関する多くの論文を10年以上前から書き続けています。
偶然,『紫苑』一号をインターネットで読む機会があり,早速,「熊野別当」のタイトルにひかれて高木論文を読ませていただきました。しかし,内容(失礼ながら学生としては標準以上の評価を与えてもよいと思います)はともかくとして,あまりにも古い文献に頼り切った記載内容(それゆえ事実認識に間違いが多くあります)にガッカリしました。
二年前の,しかも学生さんの論文なので,いまさらここで取り上げることが適切かどうか,疑問点はありますが,熊野別当家の家族問題(湛快・湛快と「たつたはらの女房」の関係)について五来重氏の机上で作り上げられた見解を無批判に踏襲されていること,しかもこの時点で熊野別当や熊野別当家に関する研究が和歌山県を中心にしてかなり進展していたのに,あまり進展が見られないという認識に立っていることに違和感を持ち,一言申し上げておこうと思いました。
もし高木さんへの連絡が可能であれば,しかるべくお取り計らいください。メールアドレスを明記しておきますので,もしご返事を頂けるようでしたら,そこへお願いします。
突然の投稿,失礼しました。
私は阪本敏行と申します。現在,日本史研究会・和歌山地方史研究会等に加入し,地方史誌・自治体誌を中心に「熊野別当」に関する多くの論文を10年以上前から書き続けています。
偶然,『紫苑』一号をインターネットで読む機会があり,早速,「熊野別当」のタイトルにひかれて高木論文を読ませていただきました。しかし,内容(失礼ながら学生としては標準以上の評価を与えてもよいと思います)はともかくとして,あまりにも古い文献に頼り切った記載内容(それゆえ事実認識に間違いが多くあります)にガッカリしました。
二年前の,しかも学生さんの論文なので,いまさらここで取り上げることが適切かどうか,疑問点はありますが,熊野別当家の家族問題(湛快・湛快と「たつたはらの女房」の関係)について五来重氏の机上で作り上げられた見解を無批判に踏襲されていること,しかもこの時点で熊野別当や熊野別当家に関する研究が和歌山県を中心にしてかなり進展していたのに,あまり進展が見られないという認識に立っていることに違和感を持ち,一言申し上げておこうと思いました。
もし高木さんへの連絡が可能であれば,しかるべくお取り計らいください。メールアドレスを明記しておきますので,もしご返事を頂けるようでしたら,そこへお願いします。
突然の投稿,失礼しました。