今宵もしつこく義経を

美川圭
No.3292

今宵も義経を見ました。

創作?殿下乗合事件の結末は、重盛が烏帽子を奪いかえしに、
だれだかわからない「三位殿」の屋敷に殴り込み、その烏帽子をもって帰ってくる簡単なシーンでした。
やるんなら、貴族の屋敷に殴り込んで、平家の烏帽子がどこにあるのか、その捜索シーンをやってほしかったですね。どうしてみつかったのか、あれでは、わからんではないですか。フィクションならフィクションでいいけれど、そこまで責任をもっていただきたい。ちなみに、先週お会いした近藤好和先生によると、烏帽子なんて先週のシーンの様に、簡単にぽかっと頭からとれない由。詳しくは近藤先生に。

それから、「お徳」という婆さんが、夜清盛邸に行き、清盛と話す、というのはご愛敬ですが、「一人で蓮華王院へ」というのに清盛は家来を連れて行きましたね。それはいいとして、私は、当然極秘に法皇に会うと思ったら、なんとそこに義経が。あのねえ、当時の蓮華王院は、一般公開でもされていたんでしょうか。ときの最高権力者の院御所内の御堂に、なんで義経が入れるんだ。もう頭が痛くなります。これも、少なくとも、警備の武士の目をごまかして、密かに侵入するシーンが必要です。フィクションというのは、それなりの設定が必要なんですよ。もう。

だらだらした退屈な、常盤と義経との別れ。あのシーンで泣く視聴者がいるのかな。うちの小6の娘は、「うざいから、早う奥州へ行け、さっき常盤泣いとったのに、もう笑った、俳優ってなんで、ああすぐ表情変えられるんだろう」とかなり辛辣でした。

もう一つおもしろかったのが、最後の「小松谷」の解説。
平重盛の解説であの神護寺の画像が「平重盛像」と出ていました。と娘が「パパねえ、なんであれが重盛ってわかるの。違う人かもしれないでしょう。絵に重盛って書いてあるの」
うーん。先週、大人の見るドラマではない、と言いましたが、子供にもこう見られているということを、NHKさん、ちょっと認識したほうがよいのでは。

Re: 今宵もしつこく義経を

No.3293

 美川先生、こんばんは。昨日は思いがけずお目にかかることができ(於京都コンサートホール)、恐悦至極に存じます。
 義経、あいかわらず突っ込みどころ満載ですね。先週の重盛も、今週の宗盛も、腹がたつと柱を扇でバンバン殴っていました。清盛は立腹すると庭の木を滅多切りにするし・・・ どうも平家の方々、ストレスの発散の仕方に修練が必要のようですな。
 ただひとつ評価するのは、タッキーが奥州平泉の藤原秀衡のことを「奥六郡の長(おさ)」と呼んでいました。ここは、このドラマにしては珍しく、妥当な表現かと思います。(ちなみに私は、奥州藤原氏の平泉政権が創り出した政治体のことを「奥六郡半独立国」または「奥六郡自治邦」とでも名付けるべきだと思っています)。
 それにしても、美川先生の娘さん、さすがは血は争えないもので、凄い感性ですね。末は博士か歴史学者か、将来が楽しみです。

 〈以下、私用です。美川先生、メールアドレスがわかりませんでした。先日申し上げていたことをご連絡したいので、恐れ入りますがメールをください。私のメールアドレスは、↑の「山田邦和」のところをクリックしていただれば出るはずです〉

Re: 今宵もしつこく義経を

No.3294

美川先生からのお呼びなので、烏帽子について一言。

 烏帽子が簡単に脱げないというのは、折烏帽子の場合です。烏帽子は後ろに付いている「風口の緒」という紐を後頭部で結んで頭に固定します。公家がふつうに着用している立烏帽子などはこの方法で、現在の神職の烏帽子でもこの方法です。これに対し、もっぱら武士が用いる折烏帽子は、風口の緒とは別に、頂頭懸(ちょうずがけ)と小結懸(こゆいがけ)というふたつの方法で烏帽子を固定します(風口の緒を補強します)。

 頂頭懸は簡単にいえば顎紐で、軍陣を含めた晴儀で用いられます。現在の大相撲の行司もこれです。小結懸は、髻を結んだ紐の結び余りを烏帽子の後ろに開けた孔から外に出し、そこで結びます。ドラマでも、よくみると折烏帽子の後ろに白い紐がみえますが、それが小結懸の表現です。こうした点も、かつてはいい加減で、最近はちゃんと表現されいているので、感心していましたが、実態は分かっていなかったようです。殿下の乗り合い(?)場面も、この小結懸の折烏帽子でした。髻を結んだ紐でさらに外側から結んでいるわけですから、折烏帽子は頭からはずれても、折烏帽子そのものはなかなか取れないわけです。

 なお、一部の中世史の研究者が、絵巻の表現だけで、立烏帽子も髻に結びつけられているという説を出し、それを継承している人も見かけますが、これは烏帽子の構造がわかってい大変な誤解です。だいたい立烏帽子をどうやって、髻に結びつけるのか、即物的な説明を聞きたいものです。おそらくできないでしょう。

京都女子大学文学部は小松谷にある。

No.3332

 目下、講演録やら校正で大忙しなのですが、仕事だと思って『義経』の再放送を見ました。本編は新築直後であるはずの蓮華王院が現地ロケのために古色蒼然。こういうときにCGを駆使すればよいのにと思ったり致しましたが、とくに問題だったのが最後の「小松谷」の解説。灯籠堂の話など事実であったかのように断定的に述べられていましたが、あれがフィクションであることは国文学では兵藤裕己先生、歴史学では高橋昌明先生もすでに指摘されているところですから、せめて「『平家物語』では」とか「伝えられている」くらいのナレーションにしてほしかったところです。
 ちなみに、あの小松谷正林寺の斜め向いに京都女子大学文学部(J校舎)はあるのです。おそらく、撮影もここから行ったに相違ありません。そのようなわけで、京都女子大学は史学では平家・六波羅、文学では『平家物語』研究のメッカにならなければならない宿命を負わされているのだと小生は考えるのです。

そろそろバスは出発でしょうか?

No.3284

京都新聞にこんな記事がありました↓(佐伯先生のコメントも有り☆)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050225-00000038-kyt-l25

NHK曰く、物語に躍動感を与えるための脚色はする。との事なので
大河ドラマ「義経」についても、他の時代劇と同じように
「このドラマはフィクションであり、登場人物...」という但し書きが必要だと思います。

美川先生が
>歴史家あたりが、文句つけてきたら、こりゃ創作だ、と反論するためだろうか
と書かれていましたが、まさしくフィクションだから史実は関係ない!とNHK言い切ってしまったみたいですね。
(しかも、原作も無視ということも、あまり理解できないです)

どれが正しいとか、素人の僕には判断できませんが、一視聴者として
うーん。大河ドラマとして見る意味が無くなってしまうなぁ残念!という感じです。

掲示板でも、いろいろと大河ドラマでの表現について議論されていましたが、「そんなの意味無いよー♪」とNHKによってぶった切られた感覚です。(なんか悔しい、でも、それだけに、佐伯先生のコメントには救われました。)


ドラマはドラマ

佐伯真一
No.3291

 鈴木さん、野口先生、皆様、本日はどうも有り難うございました。
ゼミ旅行のご一行様以外には、本日夕食まで、皆さんが大変お元気で、有意義な旅行を続けていらっしゃることを、とりあえずご報告します(本日夕食をご一緒させて頂いた佐伯より)。
 さて、京都新聞のコメントですが、賢明な読者には既におわかりの通り、「野口先生のご紹介で…」と、電話が来たものです。「歴史事実のことは野口先生の方が…」と返したところ、「いや、確かな史実がわからないから、あんたに聞いてるんだ」とのことだったので、そういうことなら、というわけで私がコメントした次第。確かに、義経がどこで元服したかなんて、確かな史料には出てきませんよね。『平治物語』の一類本以来の記事で、有力な反証はないわけですから、史実である可能性はあると思いますが。
 私は、ドラマはドラマなので、「史実」どおりである必要性はないと思っていますが、現地の人にすればそうもいかないというのもわかります。ともあれ、「ドラマで取り上げられなかったとしても、がっかりする必要はない」というのは、私のコメントを正確に伝えてくれています。

新幹線の中より

田中裕紀
No.3276

本日発表の院試、合格でした☆心も軽く、新幹線の中からカキコミをしております。
続々と皆さんのおめでたい話が続いていたので、正直「輪に入れない(涙)」とか思っていたのですが、ようやく良い報告が出来ました。更に、来年度からの仕事も決まり(高校の非常勤講師です)ました。二足のわらじを履きこなせるように、頑張りたいと思います。
もうすぐ名古屋です。

Re: 新幹線の中より

平田樹理
No.3277

田中さん、合格おめでとうございます!
東京で飲みましょう!楽しみにしております。
道中お気をつけてください。

文教高校の前より

No.3278

田中さん>
何よりも…
おめでとうございます☆
これで、東京では『やりたい放題大作戦』が決行できそうですね。
四月からの活躍に期待してます!(サブカル研本格始動!?)


ゼミ旅行では、先遣隊が何人か出発されてるようで、第2陣としては安心して東京へ乗り込めそうです。

山内さん>
事前学習会、ドタキャンしちゃってごめんなさい。2日目の朝6時頃東京駅に到着予定ですので、ホテルに直接か京成上野に参上します。幹事ご苦労様です!

まさに春ですね!

鍜治 利雄
No.3279

院試合格、高校非常勤講師の採用おめでとうございます!

イイ話続きなので、ゼミ旅行も最高のものになりそうですね!
皆さまの無事の帰還をお待ちしております (*_ _)
飲み過ぎはくれぐれも注意して下さいね(笑)

おめでとうございます!

No.3280

わ~い!おめでとうございます!
田中さんからのうれしい報告はまだかと、
ドキドキしていました。
あとは突っ走るのみですね。

おめでとう

No.3282

 合格おめでとう。高校の非常勤も決まり、準備万端です。
東京での「やりたい放題計画」完遂して楽しんでください。
では、やりたい放題のみやげ話をおとなしく試験の採点をし
ながらまつことといたします。
 では、皆様旅行楽しんできてください。

合格おめでとうございます!!

No.3283

☆★合格おめでとうございます★☆
 入試直前に紫苑原稿をお願いしてしまい、結果が気になっていました・・・。
東京でお会いするのを楽しみにしてます。

ゼミ旅行にあと5時間くらいで出発します。

ぱんぱかぱ~ん♪(^ー^)ノ

No.3286

田中さん、合格おめでとうございます(●⌒∇⌒●) わーい♪
天神さんのご利益ありましたねぇ~(笑)
本当によかったです。
東京で祝杯をあげましょう♪v(^o^)
それから「先生スタイル変身大作戦」の決行も・・・むふっ♪

おめでと~!

No.3288

田中さん、合格おめでとうございます!
資料館で一緒に働いていたこともあって、うれしさもひとしおです。
これからもがんばってくださいね。

さてさて、吉報続きで、みなさんきっと楽しい旅行になることと思います。
お土産話をたくさん期待していますので、どうぞ道中お気をつけて。

まとめてしまってすみません(笑)

笠 露子
No.3290

おめでたい話題が満載で、外は寒いけれど「春」ですね(^^)

>野口先生、平田さん
おたんじょうびおめでとうございます!
誕生日への思いは人それぞれでしょうが
“お祝い”に違いありませんので(笑)

>田中さん、門屋さん
大学院合格おめでとうございます!
これからお忙しいでしょうが、お身体には気をつけてください。

>永富さん
就職おめでとうございます!
永富さんもお身体には気をつけてくださいね。

勉強会の日程ご案内

No.3275

 論文講読の勉強会の日程が決定しましたので、お知らせします。
 曜日と、その日に読む予定の論題を挙げます。

 3/7(月):黒田俊雄「王法と仏法」、佐藤進一「寿永二年十月の宣旨について」
 3/8(火):休み
 3/9(水):佐藤進一「室町幕府論」、橋本義彦「保元の乱前史小考」
 3/10(木):石井進「中世成立期の軍制」、戸田芳実「王朝都市と荘園体制」・「王朝都市論の問題点」
 3/11(金):黒田俊雄「中世の国家と天皇」、目崎徳衛「鎌倉幕府草創期の吏僚について」

 以上のとおりです。
 もし日程に関して不都合がある、或いは代わりたいという場合は、岩田までご連絡下さい。

>佐伯さん ご希望に一部添えませんでしたが、ご了承下さい。
>田中さん 一枠ご用意することはできませんでしたが、刺激的なコメントを期待しています。
>山田さん ご連絡をお受けできずにすみませんでした。ご希望には添えましたでしょうか。

Re: 勉強会の日程ご案内

No.3281

岩田さん お世話さまです。
はい。ありがとうございます。
がんばって準備します。

この場を借りて。。
みなさま、行ってらっしゃ~~~い♪
お土産話、待ってます。

歴史学入門講座実行委員会のご案内

No.3267

佐伯です、こんばんは。
本日は歴史学入門講座のご案内をさせていただきたく思います。
(去年もこの案内を見たような気がする方、正解です 笑)
この講座は、歴史学を志す修士・学部の方々を対象に、
歴史学の研究成果や方法論等に触れていただくことを目的にした講座です。
講師に第一線で活躍される先生方をお迎えして、
日本史研究会と京都民科歴史部会が合同で毎年六月頃に開催しています。

それで、この講座は、各大学の修士・学部の方を中心とする実行委員会で行っているのですが、
その第一回の会合が、3月1日(火)午後6時から開かれます。
(場所は日本史研究会事務所…京都市上京区新町丸太町上ル 機関誌会館3階)
ここでは、お招きする先生方について話し合う予定です。

学生自身の手で企画運営を行う機会とういうのはなかなかありませんし、
他大学の同年代の研究者志望の人たちと知り合うこともできます。
「○○氏の話をぜひ聞いてみたい」といった希望がある人は、
それが実現できるかもしれません。
また講座自体も、第一線の研究に直接触れる貴重な機会です。

野口先生のゼミに参加されている方々は、
ちょうどこの講座の対象としている年代の方も多いことですし、
ぜひこの実行委員会に参加されてみてはいかがでしょうか?
実行委員会には日本史研究会の担当委員として私も入っていますので、
参加希望の方、何かご質問がおありの方は、気軽に声を掛けて下さい。
ご参加をお待ちしています。

ちなみに

No.3268

ちなみに、昨年度の概要は以下の通りでした。
歴史学入門講座2004 統一テーマ 『書物』がひらく近世社会
■ 講師
・ 若尾 政希 氏  (一橋大学)
「思想史研究への招待 ― 書物・常識・主体形成 ―」
・ 青木 美智男 氏 (専修大学)
「俳句・戯作などから読み取る時代像」

昨年は長村君に大活躍していただきました。
今年も若い皆さんの活力に期待しています。

ふたたび「殿下乗合事件」をめぐって?

No.3266

 平田さん、遅くなりましたが、お誕生日おめでとうございます。
 また、小生の誕生日に際し、多くの方々から、お祝いのお言葉をいただき、あつく御礼申しあげます。昨日から良い知らせが多く、幸せな一日でした。
 ただ、平田さんのように前途洋々の若い人にとっては誕生日は100%うれしいものだと思いますが、小生のごとき年齢になりますと、多様な思いを抱かざるを得ません。「一寸先は闇」「色即是空」「所行無常」「転ばぬ先の杖」「塞翁が馬」・・・等々といった言葉をつなぎ合わせて一文をつくってしまったりする訳です。困ったものです。
 
 美川先生 平安京の大路ならぬ2月のカレンダー上で殿下と誕生日の乗合事件を起こした張本人は、やはり今も六波羅を眼下におさめるところを活動の拠点にしているようです。本日はお目にかかることができず、失礼致しました。

 山岡さん お菓子をありがとうございました。『紫苑』第3号、おかげさまで立派なものが出来そうです。

 田中さん・永富さん 北野天神は如何でしたか?天神様にお参りして、東国にくだり、神田明神に願文を捧げて挙兵するおつもりではありますまいね。このお二人は平将門と藤原純友の如し!そういえば、一昨年の五月、神護寺の文覚上人の墓から京都の街を望みつつ、二人で何か相談をされておられましたね?<悪乗り御免>
 
 山内さん ゼミ旅行の幹事、ほんとうに良くやってくれています。26日の夕食会の場所まで決まっているとは感激です。

 旅行参加のゼミメンバー諸姉兄 明日の事前勉強会。これが大切です。

 尻池さん お久しぶりです。勉強会、明日でも来られませんか?

 岩田君 論文講読会の準備、ごくろうさまです。こちらも、よろしくお願い致します。

 ☆ 山田邦和先生が「平安京閑話」という連載を「平安京探偵団」の中ではじめられたようです。毎日、拝読の価値あり。書き込みのない場合は催促致しましょう。

お祝いいっぱいですね~☆

No.3269

野口先生>遅くなりましたがお誕生日おめでとうございます!!
今日の北野さんの梅花祭は、良いお天気に恵まれ梅の花もちょうど見ごろだったのでよかったです。ふんわり香る花の匂いに癒されました。梅苑で出された梅こぶ茶と最中もおいしかったです!!
牛もばっちりヾ(^ )ナデナデしてきました。
北野さんを出たあとはTOFU CAFEでランチ♪
「藤野プレート」で豆腐や湯葉づくしを堪能したあと、デザートは沢屋の粟餅で締めくくりました。やわらかくて伸びのよいお餅の食感がたまりませんでした。
さすがに食べ終わったあとはお腹が苦しくて、しばらく田中さんと北野天満宮をもう一周してから田中さんとお別れして私は教習所へ向かいました。
お腹がいっぱいだったのと歩いたのとで学科を受けている間はものすご~く眠くて本当に辛かったです☆(T-T)
あ、ちなみに技能教習の指導員も「藤野さん」なのである意味藤野フルコースな一日でもありました。(笑)
田中さん、お誘いありがとうございました!!
ちなみに挙兵の計画はは・・・秘密です☆ね?田中さん(笑)


平田さん>お誕生日おめでとうございます(^-^)//""パチパチ
平田さんにはいつも暖かいアドバイスや励ましの言葉やメールをいただき、感謝しております。今回の就職活動の件でも色々とありがとうございました。これからもどうぞよろしくお願いいたします。

門屋さん>合格おめでとうございます!!ついに待兼山デビューですね♪♪
門屋さんもお仕事やお勉強がお忙しい中、いつも私のくだらない相談に乗っていただきありがとうございました。これからもどうぞよろしくお願いいたします


皆様>お祝いの言葉をありがとうございます。
この場をお借りして正式発表をしておきます。先日京都文教中学・高等学校で社会科の教員採用に合格しました。とりあえず春からの身の置き所が決まりほっとしています☆

家庭の事情の急変により進学をあきらめて就職活動を開始したのが卒論締め切り前あたりからというだったため、募集も限られ、やはり競争率も高いため思うようになかなか結果が出なかったり、まわりの友達が就職を決め、卒業旅行だ何だと楽しそうにしているのを見ると自分だけが取り残されているような気がして必要以上に悲しくなったりイライラしたりしたこともありましたが、逆に履歴書や作文を毎日何枚も書く中で自己分析をし、
自分の良いところ悪いところをあらためて客観的に見直して、これから自分が本当にやりたい事は何なのか、そこへ最終的にどう近づいてゆくべきかをじっくり考えることが出来たし、さらに短所も長所にとらえて自分を売り込んだりという「技」も磨けた気がします。
またそれぞれ受ける業種を研究することで、今までよりも視野が少し広くなった気がします。
そう思うとある意味今回の就職活動は苦しかったですが、やった意味はあったなと思うし
ギリギリの崖っぷちに立たされないと見えないものもあるのだなということを身をもって体験できた貴重な経験だったと思います。

思えば私は大学受験の時もギリギリまで苦しんだのですが、その経験が今回の採用の「進路・受験指導ができる」という条件を満たすのにいかせたというのはなんとも言えない因果を感じます。
「若いうちの苦労は買ってでもしろ」と中学時代の恩師がよく言っていたのですが、その言葉は本当だなと思いました☆(私の苦労なんてまだまだ甘いものだと思いますが・・・)
四月から自分とあまり歳の変わらない高校生を相手に授業をすることになるのですが、私の「持ち味」をいかし、これから未来に羽ばたこうとする若者のお役に立てればと思います。もちろん、自分のためにもこれからさらに勉強し、まずは「資金」をがっちり貯めたいと思います。(笑)
これからも皆様どうぞよろしくご指導くださいませ。m(__)m

山内さん>というわけでゼミ旅行、一度はキャンセルしたにもかかわらず参加することになりご迷惑をおかけして申し訳ございません。明日の事前学習界も私は教習を入れてしまっていたため参加できませんがどうぞよろしくお願いします。

※長々とすみません~☆

永富さん、おめでとう 六波羅から白河へ

美川圭
No.3270

>永富さん
京都文教中学・高校ですか。よかったですね。おめでとう。
うちの娘の六条院小学校時代(1~3年)の親友が、
行くことになるのではないかと思います。よろしくね。
文教は白河地区の南にあるので、しょっちゅう、
学校の前を通ります。静かなところですよね。

六波羅と法住寺殿を眼下に望む大学から、
こんどは白河地区へ。

それにしても京都は、六条院だの、白河だの、六波羅だの、
学校と歴史とのむすびつきが強い。社会科教員にとっては、
めぐまれた条件があります。なんとか、生徒に、歴史への目を
開かせてあげてくださいね。

>野口先生
こちらこそ、昨日は1次会に参加できなくて、
申し訳ありませんでした。
お誕生祝い会でもあったというのに。
昨日は17:30からのかけもちで、翌1:00まで。
最近午前様はめったにないので、さずがに飲み過ぎもあり、
今朝は二日酔い状態です。
これから、つまらない会議です。
なかなかお目にかかれなくて残念です。

おめでとうございます!!!!

No.3271

永富さん、おめでとうございます!!!!
めでたい続きで、春爛漫と言う気がします(^o^)
朝ご飯を食べながらうちのダンナさんが、高校回りで進路指導担当の永富さんに頭を下げる日が来るんだ~と申しておりました(笑)

野口先生、
お誕生日おめでとうございます!
平安京閑話、平家物語を宣伝してくださいまして、ありがとうございます。
おかげさまでアクセスがぐっと増えました!
これからもご指導のほど、よろしくお願いいたしますm(__)m

平田さん、
お誕生日おめでとうございます!
これからも京女の鑑としてがんばってくださいね★

鈴木くん
この間からマックで掲示板が書込めなくなっています。
電話工事以後のように思います。
よろしく、よろしく。
追記:書込めないのは、エクスプローラーで、ネスケでは問題なく書込めます。

Re: ふたたび「殿下乗合事件」をめぐって?

No.3274

>ちさ子さん
マックでの書き込みの件ですが、
書き込み時の「ESCキー」による、リセット機能(これはブラウザで標準的に装備されている物)で、間違ってクリアしてしまう事を防止するために、
半月ほど前にちょこっとプログラムをいじったのですが、マックでは上手く働かなかったようです。

一応、マックでは↑の機能が動作しないようなプログラムへ変更しました。(まだ治っていないかも...)マックでは、ESCキーでリセットされちゃいますので、書き込み時にはご注意下さい。

対応策は、今後考えますが、応急処置と言うことで...

一昨日はどうも

No.3285

 野口先生、一昨日は楽しいひと時でした。お誕生日のお祝いに、近藤先生、そして鹿児島から来訪の有村さんの歓迎会で大いに盛り上がりました。美川先生がお越しになれなかったのは、本当に残念です。
 あの東華菜館の支配人とサントリーバーのマスターは大変親しいそうで、あらかじめサントリーバーを通して予約しておくと、さらにサービスが良くなるとの事です。近藤先生でも満足するヴォリューム満点の内容にさらに付け加えられても、食べきれないのではないかと懸念されますが・・。
 当日は、京大人間環境学研究科の公開講座、当方例の大河ドラマネタでいい加減な話をごまかて場内の爆笑(失笑?)を誘い、6時からの懇親会に近藤先生と出席(先生が、「気」を用いた腕相撲で負ける場面を拝見しました。相手は、京大の保健体育の先生で、元全日本ラグビーチームのコーチではありますが、これは驚くべきことです)
 ついで東華菜館での懇親会、そしてサントリーバーで、美川先生、能楽の井上さん、堺女子短大の小林先生を交えた三次会、そして12時から井上さんごひいきの木屋町のスナックで4次会、寝たのは午前1時半。
 その翌日、10時に近藤先生、龍谷の吉田君と出町柳で待ち合わせ、鞍馬寺から貴船神社に抜けて来ました。幸い好天で、寒くなく、絶好のハイキング日和で、10時50分鞍馬駅を出発、貴船に13時、貴船口駅に13時半に到着しました。
 鞍馬寺、ご存知の方は多いと思いますが、建物は新しいものの、高くそびえる杉の古木や、雷などで折れた大木に、自然の神秘や、鞍馬の奥深さや山岳寺院らしい険しさが体感されました。
 また、義経伝説の地を踏査すると、やはり彼が若いころいかに体を鍛えたか、敏捷性を養ったのかが痛感された次第です。特に、気の根っこが露出した「木の根道」は、よほど気をつけないと転倒してしまいます。足腰の鍛錬には最適でしょう。この辺は、ご専門の近藤先生に解説をお願いしたいと思います。
 なお、これからいらっしゃる方のご参考に申し上げます。出町からの鞍馬行き電車は毎時0,20,40分の20分おきで、当日は10時20分に乗車しました。所要時間はほぼ30分です。するっと関西も使えます。今は観光客も少なくゆっくり見物で来ますが、反面鞍馬の霊宝館は2月一杯閉館、貴船神社は5月まで工事中でした。貴船神社から貴船口駅は約2キロ、夏季以外はバスはなく、神社の巫女さんによると、タクシーを呼んででも30分はかかるので歩いた方が早いとの事です。
 なお、貴船神社から貴船川の清流を見ながら、美空ひばりの「川の流れのように」を歌いながら歩くと。あっという間に駅でした。13時10分に貴船の奥の宮に向かう近藤先生、吉田君と別れ、貴船口駅到着が13時30分過ぎ、13時40分過ぎの電車に乗り、14時半に京大到着、14時50分からの教授会に悠々と間に合いました。
 その翌日、本日は8時半より18時半まで、入学試験の警備係として学内待機。変な連中が時計台の前でやぐらを組み始め緊張させられる一幕もありましたが、警察沙汰にはならず、予定通りの時間で解放され、たった今帰宅です。長い長い3日でした。足も腰も痛い・・・
 研究室旅行、くれぐれも気をつけて。実りの多いご旅行となることをお祈りしています。
 

ありがとうございます

No.3287

美川先生>ありがとうございます。娘さんの親友さんにもひょっとするとお会いするかもしれませんね。本日文教へ行って詳しいお話をしたところ中学も高校も両方の授業をもつことになりそうなので・・・(苦笑)
六波羅→白河はもちろん、親鸞→法然への移動でもあり、ホームグラウンドが変わるのでそれを機にまた新たな知識をたくさん吸収したいと思っています。
生徒さんたちの歴史への目を開かせると同時に、優秀な人材を引き抜いて宗文研へ送り込みたいと思います(陰謀?!)

ちさ子さん>ありがとうございます。本当にようやく「春が来た」という感じです♪
今日は大学で卒業の合格発表もあり、無事「合」の字が名前の横についていたのでひと安心です_(^^;)ゞ
山田先生に頭を下げられるだなんて・・・恐れ多すぎてとんでもないです!!
こちらこそよろしくお願いいたします。

降誕会

No.3249

本日2月23日、我らが野口先生のお誕生日でございます☆
遅くなってしまいましたが、お誕生日おめでとうございます。
ゼミ旅行で、みんなでお祝いしましょう\(^o^)/

お誕生日おめでとうございます。

No.3250

 野口先生、お誕生日おめでとうございます。
お体に気をつけて、これからもご指導よろしくおねがいします。
じゃんじゃん吸収していきたいと思います!!

>永富さん
 ご就職おめでとうございます。ゼミ旅行楽しみにしています♪

>岩田さん
 論文講読会の準備ありがとうございます。
学部だけで二つの門をくぐることになった私もはみだし者ですね☆

おめでと~ございます!!

鍜治 利雄
No.3253

お誕生日おめでとうございます (*_ _)
ホントめでたいこと尽くめですね!肖りたい!!

不束者で頭の悪い生徒ですが、どうぞこれからもご指導ヨロシク
お願いします。

では野口先生のご健康と当ゼミのさらなる飛躍を願って♪

Re: 降誕会

美川圭
No.3254

野口先生 お誕生日おめでとうございます。
お忙しい日々をおすごしなので、ご健康にはくれぐれもご注意ください。
それにしても、そのうちに祝日になるのですね。
これを言ってはいけないのかな。

皆さん、おめでとうございます

No.3255

門屋さんが大阪大学大学院進学、永富さんが就職、野口先生がお誕生日、皆さん、おめでとうございます。めでたいこと続きで、ようやく「春」ですね。皆さんの「元気」にあやかりたいものです。

Re: 降誕会

平田樹理
No.3258

 野口先生、お誕生日おめでとうございます。
お忙しいことと思いますが、ご健康には十分気をつけて過ごされて下さい。
私も昨日、23回目の誕生日を迎えました。
ゼミの皆さんのパワーに負けないよう、頑張っていきたいと思います。

おめでたつづき

長村祥知
No.3259

昨日・今日と、吉報が続いてますね。

野口先生・平田さん
お誕生日おめでとうございます。

門屋さん
合格おめでとうございます。

永富さん
ご就職おめでとうございます。

☆おめでとうございます☆

尻池由佳
No.3260

 遅れて申し訳ないのですが、野口先生、平田さんお誕生日おめでとうございます。門屋さん合格おめでとうございます。永富さん就職おめでとうございます。私もみなさんのパワーにあやかりたいです。

 今日の勉強会出席できなくて残念です。
 山内さん、いろいろ大変そうなのに迷惑かけてごめんなさい。旅行楽しみにしています!

あ~!

尻池由佳
No.3261

 勉強会明日でしたね。ごめんなさい。

皆様、おめでとうございます。

山内 梓
No.3262

>野口先生
 お誕生日おめでとうございます。
 ご迷惑ばかりおかけしているように思いますがが、今後ともご指導よろしくお願い致します。これからもこつこつ勉強していきたいと思います。

>永富さん
 ご就職おめでとうございます。
 ゼミ旅行も永富さんの様にはテキパキとはいきませんが失敗だけはしないように頑張りたいです。

>平田さん
 お誕生日、おめでとうございます。
 いつもいつもご面倒ばかりおかけしてしてしまって申し訳なく思っております。

>ゆかちゃん
 さっきはごめんね。
 26日に会えるのを楽しみにしてます。

Re: 降誕会

No.3263

野口先生お誕生日おめでとうございます。お忙しいとは思いますが、健康第一でお過ごし下さい。ゼミ旅行でのお祝いには参加できず残念です。いいなぁ・・・ゼミ旅行。

平田さん>お誕生日おめでとうございます。忙しい日々をすごしてらっしゃると思いますが、元気に乗り切って下さい!また、丁寧なお祝いの言葉ありがとうございます。

 今日、合格通知が届きやっと半信半疑が確信に至りました。(笑)

誕生日ラッシュですね!

鍜治 利雄
No.3264

≫平田樹理さん
遅ればせながらお誕生日おめでとうございます (*_ _)
実は自分も今年で23歳だったりします(笑)にしては頼りないなぁ、俺…。

またお会いすることがございましたら、気軽に話しかけて下さいね

門屋君、合格おめでとうございます。

No.3232

 常に苦境や困難を表に現さず、京都・東京・大阪と、学問修行のための遍歴の旅(「遊行」?)を続けている門屋君から、本年最初の院試合格の報告が届きました。DCですから、もう同業者みたいなものですね。
 門屋君、なにしろ、これからの研鑽と活躍に期待しています。そして、後輩の育成も何卒よろしく。

ありがとうございます。

門屋敦
No.3233

先生が先に書いてくださいましたが、来期から再び入「院」することになりました。まだ帰り道で携帯から書き込んでいます。帰りましたら改めて書き込みます。取り急ぎ、報告でした。
野口先生>すぐさま書き込んでいただきありがとうございます。

合格おめでとう☆

No.3234

 いやはや、先を越されました(笑)
門屋くんの勢いを借りて、私も皆さんに良いお知らせを出来るように、だめ押しで明日永富さんと北野天満宮に行って来ます。
 

Re: 門屋君、合格おめでとうございます。

山田ちさ子
No.3236

門屋くん、おめでとうございます!

( ^_^)/□☆□\(^_^ )カンパ-イ!
ますますのご活躍を期待しています。

門屋さん、合格おめでとうございます。

No.3238

この度は本当におめでとうございました。
お仕事をされながら勉強を続けられるというのは、並大抵の努力ではないと思います。
今後もご指導よろしくお願いします(o^-^o)。

おめでとうございます

鍜治 利雄
No.3240

院試合格おめでとうございます!

自分も2年後に門屋さんのように「院合格しました!」と
宣言できるよう、今からチョットずつ勉強頑張り…ます。

本当におめでとうございました。

合格を祝して?永富さんゼミ旅行参加!

No.3242

 門屋君からの正式表明が待たれますが、その前にゼミ旅行への参加断念を余儀なくされていた永富さんが、2日目から参加可能になったという朗報も届きました。
 
 今回の幹事さんは大変ですが、やり甲斐ありだと思います。

合格おめでとうございます!!

No.3243

 合格おめでとうございます。
お仕事と勉強の両立は私なんかが想像つかないくらい大変だったことと思います。
ますますのご活躍をお祈り申し上げます。

門屋君、合格おめでとうございます。

No.3244

 合格おめでとうございます!先日の書評会後の懇親会では、試験直前とは思えないぐらいリラックスした様子で、その余裕が今回の勝因でしょうか?来年からはまたこのゼミで机を並べて勉強できるかと思うと嬉しいです(当ゼミは男性陣が少数派なので)。とにかくおめでとうございます。

正式表明

No.3245

 日付がかわってしまいました。(笑)家に帰ってから院試などで手をつけられずにいた学年末試験作成に手間取っておりました。
 さて、本日発表があり、四月より大阪大学大学院文学研究科のDCに入学することになりました。一年間のブランクはありましたが、とにかく今回合格できよかったです。いつもあまり表情を変えず、リラックスしているように思われていたようですが見えにくいだけですよ。
 「遊行」のおかげでついに三つ目の学校になるわけですが、新しい環境というのは緊張もしますが、気も引き締まる感じで楽しみです。違う環境で、違う先生から学ぶということの利点をうまく活かすことができればと思っています。
 自覚を持って頑張りたいと思います。先生方・ゼミの皆様これからもよろしくお願いします。また、温かいお祝いの言葉ありがとうございました。
 行けないのが悔しいゼミ旅行の充実とこれから結果発表という方にもいい結果が訪れることを願っております。

Re: 門屋君、合格おめでとうございます。

No.3246

 門屋くん、おめでとうございます。僕らも嬉しいです。
 僕も、学部・修士課程・博士課程とそれぞれ別の門をくぐりました。はみ出し者を自認していますが、はみ出さないと見えないものもあるだろう、と誰かに言われたことを糧にしています。

 門屋くんらしい観察眼にますます磨きをかけてください。

合格祝いにまた朗報。

No.3247

 門屋君、正式表明、ありがとうございました。
 そうこうするうちにまた朗報。
 永富さんが高校教員の仕事に就くことが決まりました。これで、永富さんの将来はひとまず軌道に乗りました。めでたし、めでたし。
 岩田君の言うように、「人生いろいろ」な経験が大切。まっすぐ王道を歩める人をうらやむのも良いのですが、追い詰められたりイジケたりしながら紆余曲折の中でおおいに人生の糧を吸収するのも、また一手です。
 2月23日は記念すべき良き日になりました。

春一番

佐伯智広
No.3251

門屋くん、永富さん、どうもおめでとうございます!
今後とも、お二人それぞれの持ち味を活かして、頑張ってくださいね。

めでたいこと尽くめですね!

鍜治 利雄
No.3252

≫永富絵里子さん
高校教員への就職おめでとうございます!
ゼミ旅行もよかったですね。楽しんで来て下さいませ♪

おめでとうございます。

平田樹理
No.3257

門屋さん>少々出遅れてしまいましたが、合格おめでとうございます。
高校の先生をされながらの受験、本当に大変だったと思います。
ゼミ旅行でご一緒できないのは残念ですが、今後ともどうぞよろしくお願い致します。

永富さん>ご就職おめでとうございます。
絵里ちゃんのスマイルとパワーで、素敵な先生になってください。
ますますのご活躍をお祈り致します。

もうすぐゼミ旅行です。準備は如何?

No.3228

 ゼミ旅行、いろいろ計画があり、お目にかかる予定の方も多く、じつに楽しみですが、いうまでもなく、見学を実りあるものとするためには、事前の調査が肝要。
 東京下町の地理とか、佐倉の歴博の成立経過や展示の特性、所在している佐倉城跡のこと、千葉の中世における都市景観、『源平闘諍録』における千葉氏、中山法華経寺と京都の法華宗や肥前小城との関係、東大史料編纂所の歴史・業務や輩出した研究者などなど、それぞれの関心に沿ってよ~く勉強しておいて下さい。24日の事前学習会の報告に期待しています。
 なお、幹事の山内さんは大変だと思いますが、見学先で御案内頂ける先生方との時間などの打ち合わせや現地で参加される方との連絡など、よろしくお願い致します。
 すこし、余裕の出来た田中さんに、積極的な御助力をお願いしたいと思います。

 ☆ 大河ドラマ『義経』の「乗合事件」の描き方で論戦活発ですが、京都や福原のみならず伊豆の方でも藤九郎盛長が「安達盛長」として登場するなど、違和感がありますね。平泉が出て来たら、東北の研究者の方たち(それに前川さん)にも、ぜひ議論に参加していただきたいところです。

 本日、帰国直後の鈴木君と進学のための経済基盤確保のために求職中の永富さん(昨年度の当ゼミ代表。ゼミの牽引者として活躍。パソコン万能で学芸員資格・教員免許もあり、とても有能な人です。適切な求人情報がありましたら是非お知らせ下さい)が久方ぶりに研究室に来てくれました。永富さんのゼミ旅行不参加は本当に残念なことです。
 なお、鈴木君には、東大史料編纂所でコンピュータ関連の施設を見学させて頂けるので、ここで大いに「情報」を仕入れてもらいたいと思っております。

まったく準備出来てませんっ!(笑)

No.3229

 今回は行き先が東京な事もあって、人の出入りが多そうですね。のべ人数を数えて喜びたいと思います。初対面も大歓迎です♪
 「積極的な助力」・・・出来ることなら何でもさせて頂きます☆今回は幹事ではありませんので、心穏やかに優雅に大人らしく振る舞いますよ(嘘)もっとも、「地理的な事(目的地への行き方)」や、「美味しいお店」というカテゴリでしかお役には立てないかもしれませんが・・・(^^;(「美味しい物」が得意ジャンルです)
 あと、佐伯先生ともお会いしたいですね。もちろん先生のご都合次第ですが(その頃には試験の結果も出ていますので、良い結果をご報告出来ればいいのですが・・・)最後の試験の日「これで好きな事が出来る!」と言わんばかりに、帰りにジュンク堂へ寄って佐伯先生の御著書を買ってきました。読まないといけない本、読みたい本が溜まっています。更に今日は、先日野口先生の研究室で見せて頂いた「街道をゆく~三浦半島記」も買ってきました。この2冊は週末の東下りまでに読んでおきたいです。さあ、今持っている本で2ヶ月は楽しめますよ☆
 とにかく、24日の事前学習会までに出来る事は勉強しておきたいと思います。報告者の皆さま、どうぞよろしくお願い致します。

Re: もうすぐゼミ旅行です。準備は如何?

No.3239

>佐伯真一先生
初めまして。京都女子大学二回生日本史専攻の山内梓と申します。
今回の春のゼミ旅行の幹事を務めさせていただいていただいております。
レスが遅れてしまって申し訳ありません。先日のスレットで中山法華教寺辺りで参加していただけるかもしれないという記事を読み、とても有り難く思っております。
4:30頃にに中山法華経寺に伺うつもりでおります。先生のご都合は如何でしょうか。
何分、初めて幹事をさせていただいておりますので、不手際も多いとは思いますがよろしくお願いいたします。

>事前勉強会で発表をしていただく皆様方
 今回はお忙しいところ、急にこのようなことをお願いしてしまって申し訳ございませんでした。皆様、快く引き受けていただいてありがとうございます。

ギリギリに飛び入りですみません

佐伯真一
No.3241

 田中様、山内様
 ゼミ旅行のご案内は、前からこの掲示板に出ていたのに、ギリギリになって飛び入りの表明をしてしまい、お手数をおかけして申し訳ありません。いろいろと予定が決まらなかったこともありまして…。現地(寺もしくは駅)で4時半頃待ち合わせということでも、千葉を出る頃にお電話頂くということでも結構です。当日午後はだいたい自宅にいるつもりです。野口先生と田中さんにメールで携帯電話の番号もお伝えしました(田中さん届いてますか?)。
 なお、もしお邪魔でなければ、その後、夕食までお供させていただこうかと思っております。予約の都合などがあるようでしたら、申し訳ありませんが。

メール届きました

No.3248

>佐伯先生
 メールでも送りましたが、皆さんが心配するといけないのでこちらにも書き込んで置きます。先生からのメール、無事に届きました。私の携帯電話の番号とメールアドレスを返信しておきましたので、登録をお願い致します。何かあればご連絡下さい。
 夕食のことは幹事の山内さんにお任せしているので、山内さんからレスがあると思いますが、個人的にはそれも是非!という感じです。
 千葉県でお会いできることを楽しみにしております

Re: もうすぐゼミ旅行です。準備は如何?

No.3256

佐伯先生、私は26日の宴会に飛び込む予定です。お会いできず、残念! で、26日の宴会ですが、19:00に上野のどの辺に行けばよろしいですか?

26日の夕食の場所について。

No.3265

 >石浜さん
 26日の夕食のお店は、「長屋門・雷門店」に決定いたしました。お店の場所は、吾妻橋と雷門の間にあります。浅草の雷門前に6:45分頃にお越し下さい。こちらから迎えに行きます。

殿下?ならぬ創作乗合事件

美川圭
No.3220

20日の義経見ました。

後半に、いかにも殿下乗合事件のようなシーンがありましたね。
でも、変だと思いませんでしたか。
殿下乗合事件は、『玉葉』などに記された史実と『平家物語』虚構とがありますが、どちらにせよ、「殿下」つまり松殿基房の行列が問題なのです。
ところが、あのシーンでは、牛車の前の者が「三位様のお車じゃ」といっている。
基房は摂政で藤氏氏長者、すなわち「殿下」です。
位は従一位、もちろん、三位(さんみ)でも、参議(さんぎ)でも、ありません。
維盛と資盛との会話に「先年同様なことで、父に怒られた」
という風なのがありました。彼らの父は重盛。
とすると、どうも「先年の事件」こそ「殿下乗合事件」。

このシーンは、ドラマの創作なんでしょう。
嘉応2年(1170)の2回の衝突のあと、こんな事件なかったですよね。
これだけ堂々とやられると、心配になります。
私だけ知らなかったりしたら、大恥ですが。まあいいか。

それにしても、前のシーンで基房が怒っているので、
視聴者は嘉応2年の「殿下乗合事件」と誤解するでしょうね。
しかも、「三位様」ではだれだかまったく特定できない。
そんなハンドルネームみたいなこと言うはずもない。
平氏側が烏帽子をとられるシーンで、歴史を知っていることを誇示しているようですね。史実だと、基房側の前駆が髻を切られたとなっているのですが。

それにしても、視聴者の大半が「殿下乗合事件」というふうに理解して見ているのに、実は創作、という作りが理解できない。
歴史家あたりが、文句つけてきたら、こりゃ創作だ、と反論するためだろうか、などとも考えていますが、どちらにせよ、頭を悩ませるシーンでした。

事実関係、よく調べず書いているので、間違いがあれば、ご指摘ください。


Re: 殿下?ならぬ創作乗合事件

佐伯真一
No.3224

 私も不思議に思って見ていました。
 終わりの方のシーンの作り方から見て、今回は最初の衝突(資盛がやられた方)で、重盛が報復するシーンを来週ぐらいにやるのかと思いますが、だとすると、語り本などの『平家物語』諸本によるなら、資盛は鷹狩りからの帰りで騎馬ですし、『玉葉』『愚管抄』や盛衰記によるなら、女車に乗っているはずで、どちらとも違っていたように思います。また、いずれにせよ維盛が出てくる必要はありません(まさか、「資盛=孝太郎=親の七光」という印象を薄めるために、もう一人出してみた、というわけでもないでしょうが)。
 『宮尾本平家物語』では、最初の衝突場面は普通に語り本『平家物語』によって書かれているので、NHKの番組を作った人に、何か狙いがあるのだろうと思います。清盛の悪役化を避け、史実に沿って重盛による報復と描くという基本線までは『宮尾本』によっているわけでしょうが、その他は、ずいぶん変わっています。「三位様(?)」の件といい、ちょっと理解しにくいですね。まあ、来週見れば、少しはわかるのかもしれませんが。
 

Re: 殿下?ならぬ創作乗合事件

美川圭
No.3225

佐伯先生、ありがとうございます。
私だけが、疑問をもったのかと思いましたが、ほっとしました。

ドラマストーリーを読んでみると、
来週、兵を率いた重盛が、三位の邸内に押し入って、
力ずくで烏帽子を奪い返すということになっています。
そのことをめぐって、清盛と重盛がもめるようです。
そのまま放映されるのかどうか、楽しみですが。

おもしろい展開ですが、
そうなると事件自体は、第二の「乗合事件」となるわけで、
完全にフィクションのようです。
しかし、相手が「三位」のままだと、「三位」はたくさんいるので、
屋敷が特定できません。「三位」をだれかに決めないと、
シナリオとしては、非常に不自然となってしまいます。

『平家物語』は史実をいじって、清盛を悪役にするかたちにしたのですが、
今回の大河は、史実にない事件を「創作」したのかと思うのですが、
佐伯先生、いかがでしょうか。

資盛の「先年の騒ぎで、父上に怒られた」という台詞が、
鍵だと思っているのですが。

Re: 殿下?ならぬ創作乗合事件

No.3226

美川先生、佐伯先生、こんばんは。
やっぱりおかしいと思った。私も当然殿下乗合事件だと思って見ていたのですが、だんだん話がおかしくなって、何がなんだかわからないまま頭が???でした。
謎の「三位様」、ホント、どこのどなたなんでしょうね。位が通称になるということは、官職を持っていない散位の貴族なのか? 時期はやはり、真実の殿下乗合事件のあった嘉応2年(1170)10月以降、徳子が入内する翌・承安元年12月までの間ということになるだろうから、その時期の三位というと・・・ などと、無駄な詮索をしてしまいそうです。

しかし、「三位様」とやらのお供をしていた連中(格好からすると貴族仲間か?しかし徒歩で歩いていたということはもっと下位身分なのか?)のケンカ強いこと強いこと。資盛のお供は平家の家人でいやしくも武士のハズだが、奴らを手もなく投げ飛ばし、パンチを入れる。
まるで、仲間由紀恵さん演ずる「ごくせん」のヤンクミを彷彿とさせます。
正統的な武士は貴族の中から出てきた、という歴史学の最新学説、特に藤原信頼は武門の統括者であったという元木先生説をNHKの制作者が充分に咀嚼したことがあのシーンを生み出した(、なんてことはあるわけがありません)。

それはそうと、「夢の都」というタイトルだったので、福原をもっと見せてくれるかなと楽しみにしていたのですが、期待が裏切られました。
どこやらの浜辺から福原を遠望した時、三重塔がえらく綺麗にそびえていましたが、ありゃ何だ? あんなのがあると、私説の福原京復元案があやうくなる・・・などと考えているうちに次のシーンに移ってしまいました。

それにしても、後白河法皇が「福原の道普請が都によう似ている。それが貴族連中の不安をかき立てている」と清盛にいうのも、何でしょうね。そもそも、都と似た道普請とはどんなものでしょう? 道の作り方なんてどこでも似たようなものだと思うし・・ それとも、あの段階の福原に平安京と同様の条坊制が施行されていたとでもいうつもりなんでしょうか。わわわわわ~。頭が割れそうです。

それにやっぱり、後白河の側によりそう建春門院はあの女優さんでは役不足きわまりない~っ!!

Re: 殿下?ならぬ創作乗合事件

佐伯真一
No.3230

 なるほど、あれは殿下乗合とは別の事件なのですね。それ以前に『ドラマ・ストーリー』、もらってるんだから読めよ!って話でした。石浜さんごめんなさい。『ドラマ・ストーリー』によれば、「三位殿」の背後に基房がいるのでした(しかし、いったい誰だ、そりゃ)。
 でも、第二の事件なのだとすると、資盛は短期間の間に二度もああいうことをやらかしたわけだし、「三位殿」に至っては、基房が受けた仕打ちを知った上で、敢えて平家にケンカを売る、きわめて好戦的なお公家さんということになってしまいますね。その辺はあんまりマジメに考えてはいけないのでしょうが。
 私は、ドラマはドラマなので、史実と違っていても、それ自体は別に構わないと思っています(史実にこだわったら鬼一法眼なんか出せないし)。でも、この件は、史実とも原作とも中途半端に違っていて、変えた意味がわかりません。
 なお、山田先生、揚げ足取りで申し訳ありませんが、「役不足」は誤用かと…。私は中江有里さんけっこう好きなのですが、残念ながらはまり役ではないようです。演出の問題もあると思いますが、前にも話題になっていたように、あんまり重要性を認めた配役ではないんでしょうね…。

Re: 福原もあかん

美川圭
No.3235

>佐伯先生 まったく同感です。ドラマなのでフィクションでもいいのですが、もう少し意味のある、あるいは質の良い創作をしてほしいですね。『平家物語』と比較されるのですから。その辺の自覚があるのかなあ、脚本家は。

>山田先生
福原の扱い、変ですよね。いったい義経はどこから見ているのか。そして都と道がどう似ているんだ。あの時点で、遷都考えるわけないし。もう少しなんとかなりませんかね。よくわからないまま作っているとしか思えません。

Re: 殿下?ならぬ創作乗合事件

No.3237

>佐伯先生
「役不足」、確かに誤用でした。何も考えずにパソコンに向かうとこういうことをやってしまうのですね。お恥ずかしい・・・ 先生御自らのご指摘に恐縮しております。

建春門院をやっている中江有里さんという女優さん、あんまりよく知らないんです。先生のお気に入りとは存じませんでした。すみません。

>美川先生
大河ドラマ義経、これからもこういう、史実をちょこっと変えた妙なエピソードが登場するんですかね? 頭が混乱しないように、覚悟をしながら見ないと・・・