あけましておめでとうございます!!

No.2999

先ほど神社で初詣、御祓いを済ませ、帰宅したばかりです。
今年は大雪のお正月ですが、同じ雪も嫌だなあ、寒いし面倒だと思えば「天罰」に、きれいだな、楽しいなと思えば新年早々の神様からの「お年玉」に思えます。
今年もきっと色々なことが起こると思いますが、どんな時もプラス思考でアクシデントもチャンスに変えつつ前へ進んでゆけたらと思います。
野口先生をはじめゼミのメンバー、そしていつもこのサイトへ遊びにいらしてくださっている皆様、旧年中は色々とご指導、ご支援ありがとうございました。
皆様方ににとっても素敵な一年となりますようお祈り申し上げます。
★。、::。.::・'゜☆。.::・'゜★今年もどうぞよろしくお願いいたします★。、::。.::・'゜☆。.::・'゜★。、::。.::・'゜

謹賀新年!しかし「俺たちに正月はない」!!

No.3001

 パソコンを開いてみたら、アッと!実にお正月らしい・・・よそおい。管理人さんたちの手際の良さには敬服いたします。
 それにしても、年頭早々、bbsアクセスは90000件をこし、書き込みも3000を突破するとは、「こいつは春から縁起がいいわい」であります。
 ゼミメンバー諸姉兄はそれぞれの故郷で楽しくお正月をお迎えのことと思いますが、今年も大いに御活躍をお願いいたします。

 小生、元旦だというのに、起き抜けより、昨年来、いや一昨年以前来の負債原稿の執筆を進めております。「歴史学者に正月はない!」
 なお、年賀状、いろいろな異動・移動がはげしいので、どこにどんな苗字でお送りすべきかと、はたと悩んでしまうようなケースもありますし、また、書類の山の整理が付かず、本来御挨拶すべき方の御住所が探し出せない等々の事情で、年賀状をお送りできない事もあります(もっとも、お送りいただいた郵便物に書かれた住所が判読不能というのもあります)。
 という次第で、義理を欠く、あるいは礼節をわきまえていないこともあろうかと思いますが、この場を借りてお詫び申し上げます。
 かくのごとく、いろいろ至らない点が多いと存じますが、本年もなにとぞ宜しくお願い申しあげる次第です。

 ※ いただいた年賀状の中に、最近東京の某私立大学を定年退職された先生からのものがあり、そこには40年前に依頼された本を今年ようやく刊行される旨が書かれていました。
 後進を安心させるにたる内容に感じ入った次第です。いよいよこの先生のファンになりました。石浜さん、小生はまだ残り30年ありますね。こうなると寿命との闘いです。

新年のご挨拶

No.3002

 あけましておめでとうございます☆本当にお正月らしい壁紙ですね。今年は年賀状をサボり気味ですので、松の内に届かない事も多いかもしれませんが、ご容赦くださいませ。
 ちょうど年が変わる頃は我が家の周りも雪が降っていて、なかなかに趣き深いお正月になりました。そんな雪の深夜に俗に「受験生の神様」と言われている北野天満宮に初詣に行って来ました。普段は「おみくじを引けば大吉」な私ですが、今年に限って「凶」が出ました・・・・・!北野天満宮でです!
・・・・・・・と書いてみましたが、過去にも同じ展開がありました。しかも受験イヤーに。これは「凶を引けば合格」というジンクスを打ち立てるしかない!ということで、今年も頑張って西に東に走りたいと思います。先生方、ゼミの皆様、よろしくご指導くださいませ。

謹賀新年

平田樹理
No.3003

新年明けましておめでとうございます。
昨日(今日)は雪の中、豊国神社へ参拝して参りました。
豊国神社といえば、豊臣家を滅亡させる口実となった「国家安康、君臣豊楽」銘の大鐘ですが、国宝級の鐘なのに大丈夫かな?と心配をしつつも、思いっきりついてきました(笑)。なんだか妙に感慨深かったです。
それはともかく、野口先生をはじめ、ゼミの皆さん、当サイトにお越しになられる皆様、本年もどうぞ宜しく御願い申し上げます。

笠さん>私も今実家です。福岡も雪が降ったりで、あまり天気はよくないですね。札幌の寒さは想像もできませんが、風邪などひかれませんよう、お気をつけ下さい。ご存知だと思いますが、博多土産の明太子は、稚加栄がオススメです(笑)。

廣政さん>北京の中国人民大学へご留学決定とのこと、おめでとうございます。近々お会いできることを楽しみにしております。

鈴木君>壁紙等が更新されていて驚きました。いつも本当にありがとうございます。

Re: あけましておめでとうございます!!

長村祥知
No.3005

皆様、本年もよろしくお願いいたします、

野口先生のお言葉「歴史学者に正月はない!」。
はい。学生にも正月はありません。レポートが・・・

あけましておめでとうございます!!(遅刻)

No.3006

明けましておめでとうございます。2日も終わりかけの段階での書き込みになってしまいましたが、本年もよろしくお願いします。
 大晦日にはアレルギー性結膜炎の目をこすりすぎ、白目に水脹れができ夜に病院に走り、元日は片頭痛でダウンと散々な年末年始ですっかり出遅れてしまいました。
 今年の病気はこれでおしまいにしたいと思います。
回復して、初詣に橿原神宮に行ってきました。毎回のように「凶」をひくのですが、今年はなんと「中吉」でした。
これに乗じて今年は例年以上に頑張りたいと思います。
皆様本年もよろしくお願いします。

★あけましておめでとうございます★

No.3014

昨年は大変お世話になりました。
今年もよろしくお願い致します。

 今日、一週間ぶりに京都に戻ってきました。久々の実家でゆっくりすることができたような、できなかったようなです・・・。
 帰省中の思い出は、着物を着て成人式の写真を撮ったことです。 着付けてもらった当初は苦しかったものの、時間が経つにつれ馴染んできて着物っていいなと実感しました。せっかくお茶を習っているのに、初釜にはワンピースで出席というのが残念です。

>田中さん
 私も一度、受験の二日前に北野天満宮でおみくじをひいたところ、「半凶」をひきましたが受験の結果は合格でした。

年末のご挨拶@北の国から

笠 露子
No.2997

只今札幌のダンナ実家よりカキコしております。
こちらは勿論雪、最高気温も氷点下の真冬日です。
今年の北海道は寒くて雪が多いそうです。
九州は暖冬だったはずなのですが、今日・明日は雪だそうで・・・。
明日の飛行機大丈夫かな?

それはさておき、今年は佐賀・小城方面へのゼミ旅行に参加させていただきまして
誠に有り難うございました。
来年もまた機会があれば皆様とお会いできたらと存じます。
どうぞ良いお年をお迎えください。

>永富さん
卒論お疲れ様でした。

>廣政さん
中国留学おめでとうございます!

Re: 年末のご挨拶@北の国から

No.3000

明けましておめでとうございます。
京都の山奥ですら今夜は横からびゅうびゅうと吹雪いてかなり積もっているので、北海道はきっととてもすごいんでしょうね。。。
今日は九州へ移動されるとのことですが、道中気をつけてくださいね(^ー^)

こちらこそ昨年は春の博物館学の旅行、そしてゼミ旅行と二度の九州旅行をはじめいろいろとお世話になりありがとうございました。おかげさまで卒論も無事提出できましてほっとしております。
今年もどうぞよろしくお願いいたします

講談社学術文庫『源義経』到着。

No.2992

 さきに御紹介した角川源義・高田実『源義経』の復刊がなりました。正月になってから見本本が送られてくるものと思っていたのですが、早くも本日到着。
 こと真面目な学術書については「著者の呻吟、出版社の早業」という時代になったようです。
 なお、本書はいうまでもなく、数ある義経関係の本の中では古典的名著。歴史学・国文学双方の専攻者とも必備・必読でしょう(「解説」は読まなくてもかまいません)。価格は本体1050円(税別)です。

帰洛の御挨拶と復刊ドットコムの御利益など。

No.2984

 昨夜、伊豆より帰洛しました。
 調査予定地をほぼ完全に回ることが出来ました。三島では三島大社・伊豆国分寺跡、韮山では円成寺遺跡(北条氏居館跡)をはじめ、願成就院など北条氏関係の諸寺、山木館跡、奈古谷の毘沙門堂(文覚の流謫地)、伊東では伊東氏館跡推定地・墓所、修善寺では修禅寺をはじめ頼家や範頼の墓所などを回り、さらに豊受大神宮領蒲屋御厨の故地にあたる下田市の稲田寺では角田文衛先生が『奥州平泉黄金の世紀』に紹介され、長く気になっていた阿弥陀如来像を実見する機会を得て参りました。
 臨済宗の最高学府に勤務されている山田邦和先生(研究協力者)のおかげをもちまして、某寺では貴重な寺宝を拝観することも出来ました。それにしても、伊豆半島の東海岸と中央部および三津など西海岸の一部をくまなく踏査致しましたので、伊豆の中世前期の流通・交通形態を考えるための地理的環境をおおよそつかむことが出来、田方郡の下田街道と狩野川の交差する地点に本拠をおいていた在庁北条氏にたいする評価を明確にすることができました。
 やはり行ってみないと分からないこということを実感しましたが、さすがに耄碌気味(頼朝の寿命をもう通り越しています)ですから、体力は消耗しました。
 今回の成果は、研究課題に即した論文のみならずミネルヴァ日本評伝選『北条時政』に還元できるものと思います。
 なお、三島で高額(1260円)なのを無理をして、名物「鰻そば」を食しました。その結果、「鰻は三島に限る」は至言であることが分かりました。

 山内さんのゼミ旅行日程案内は、旅先にてケータイで拝読いたしました。たいへん細かいところまでありがとうございました。これだけ決めておけば、さらにいろいろな希望も取り入れて意義深い旅行が出来ることと思います。
 八井君も自弁添乗員としてぜひ参加してください。
    ↓
 ☆ 青山学院大学史学科や聖徳大学日本文化学科の野口ゼミ出身者のみなさんは東京・千葉周辺にお住まいの方が多いと思いますので、よかったら後輩の活躍ぶりを御覧にお出で下さい。
 ちなみに、東京の下町歴史散歩というのは、私が青山学院大の学生時代に、下町出身のチャキチャキの江戸っ子だった故・保坂榮一先生(西洋史、のち青山学院大学学長・私学共済理事長)が、大勢の学生を連れてしばしば開催してくださった思い出深いイベントです。

 ★ ところで、復刊ドットコムに拙著が取り上げられたことを紹介させていただいたところ、何人かの方がさらに投票してくださったようで、ありがとうございました。そのコメントで拙著(第一論文集)が母校の図書館にもないことが判明しました。刊行時に買ってくれなかったことに腹を立てるよりも、寄贈していなかったことを反省し、なんとか後輩のお役に立てるように対応したいと思っています。
 もっとも、奇特な出版社が再刊してくだされば、一番なのですが。→NO.2973

 ※ 年末年始は家に籠もって執筆に専念するつもりでしたが、さっそく資料に窮して、明日は研究室に出かけることになってしまいました。

伊豆調査旅行、御礼

No.2985

>野口実先生
伊豆旅行に妻ともどもご一緒させていただき、感謝感謝でございます。とにかく伊豆というのはまったく知らない土地でしたので、私の意識の中でははるか遠い彼方の国でした。伊豆の北条氏とか源頼朝配流地といっても、まったく外国と変わりませんでした。それを打ち砕いていただきましたので、今回の旅行はとくに意義深く感じました。
印象に残っているのはなんといっても韮山の平野です。伊東とか下田はやはり港中心の小さな独立体だと思いましたが、韮山―三島だけは伊豆の中でも別格ですね。詳しくはわかりませんが、伊東氏や工藤氏(野口先生に拠ると工藤静香さんのご先祖様の可能性が???)等と、韮山の平野部を基礎とする北条氏とは、やはり性格の違いがあるように感じました。
また、北条氏の本拠たる韮山の「御所の内遺跡群(円成寺遺跡など)」が、小さいけれども整然とした方格の都市地割を持っているのにも驚愕しました。さらに、戦国時代の「堀越公方御所」がその北条氏の遺跡を受け継いでいるのも、勉強不足でぜんぜん知らなかったとはいえ、びっくりびっくりです。
ともあれ、「旅は知識だ」という言葉を実感させていただいた三日間でした。ありがとうございました。
(やっぱり、海を眺めているのはいいですね←海の無い都市に育った山田でした)

復刊ドットコムの件、訂正

佐伯真一
No.2986

ご無沙汰しております。
復刊ドットコムの『坂東武士団の成立と発展』、
実は私も一票入れましたが、
青山学院大学図書館にないというのは私の誤記です。
以前、「無い」という話を聞いていたせいで、
私自身は国会でコピーをとったりしていたため、
確かめもせずに書いてしまいましたが、
OPACで引いたらちゃんとあります。
あちこちにご迷惑をおかけしたこと、お詫び致します。

佐伯先生のお墨付き。※「壮行会」

No.2987

 佐伯先生、こちらこそ、新著が書けないことを糾弾されないように、復刊に話をそらせようとする謀略をめぐらせたために、かえって御迷惑をおかけする結果となり、申し訳ありません。
 しかし、佐伯先生が一票を投じてくださったと云うことが公表されたのは、当方にとっては宣伝効果抜群で、ありがたい限りです。これで、拙著も国文学研究者の間で一定の評価が得られ、出版社の中には再刊に名乗りを上げる・・・となれば幸いなのですが。
 ちなみに、この拙著、さすがに20年以上も前のものですから、訂正すべき点は少なからぬものがあります。

 ところで、たしか『台記』研究会で佐伯先生の『戦場の精神史』の書評会をする予定になっていたと思うのですが、担当は長村君でしたっけ?
 佐伯先生の御臨席のもとで、という形で実現できれば最高だと思うのですが。

 ※ さきほど、研究室に出かけて、諸資料を搬出して参りました。ついでに、パソコンを開いてみたら、国文3回の廣政さんからメールが届いておりました。選考にパスされて、2月末から中国へ留学されるとのことです。これは「壮行会」ものですね。

おかえりなさい♪

No.2988

野口先生、山田先生、おかえりまさいませ♪
先生方の伊豆での調査旅行記を拝見し、私も旅に出たい衝動にかられています・・・☆
伊豆は二回生の時に先生の北条政子の講義で出てきて以来国内の行ってみたい場所場所ランキングの常に上位にあり、またいつかのゼミ旅行で「お流れ」になったいわくつきの場所でもあるので時期を見計らってぜひともゼミ旅行以外でもリベンジしてみたいところです。

さてさて、廣政さんの中国留学決定、おめでとうございます(^ー^)これは先生もおっしゃるように「壮行会」モノですね♪
出発が二月末ということで、ゼミ旅行の前には開催したいものです。廣政さんのご都合もあることですし、ぜひご本人の希望もきいて実行したいですね。
言い出しっぺ・・・は先生ですが幹事は二番目の言い出しっぺである私が務めさせていただきたいと思います。よろしいでしょうか?
ぜひぜひ廣政さんご本人からの書き込みもお待ちしております♪♪

ご無沙汰しております。

廣政 愛
No.2990

長らくご無沙汰しております・・・。京女国文3回生の廣政です。
上記にて先生にご説明頂いた通り、この度私と史学科1回生の計2名が協定留学生として、北京の中国人民大学で1年間学ばせてもらえる事になりました。
第1期生という事でプレッシャーもあるのですが、健康に気をつけて学んで来たいと思います。

壮行会の件ですが、温かいお心遣い本当にありがとうございます。幽霊ゼミ生の私の為にその様な会を催して下さるなんてとても光栄です!


私の予定ですが、1月22日以降は留学説明会が何回か入るかもしれませんが基本的に空いております。
出国は2月26日頃を予定しております。
夏休みに一度帰国の予定です。

Re: 帰洛の御挨拶と復刊ドットコムの御利益...

No.2991

野口先生・山田先生
おかえりなさいませ。永富さん同様、以前からつのる伊豆に行ってみたいという思いが増しました。

野口先生のご著書の復刊、第二論文集とともに、是が非でも!という気持ちです。
佐伯先生のご著書の書評は、指名をうけた時から、準備せねばと思いながら、他の報告やレポート等に追い立てられていて、しかも古代から近代までを見通された幅広さのため、なかなか進んでいません・・・

最後になりましたが、廣政さん、おめでとうございます!!

こちらにもご迷惑を…

佐伯真一
No.2993

 長村さん、お久しぶりです。
 何かお気の毒な立場にしてしまったようで…。
 私が言うことでもないかもしれませんが、あまりお気になさらないでください。
 さらに別件にそれて恐縮ですが、昨年(ではまだない3月)、ご一緒に旅行した際の成果なども生かした、『物語の舞台を歩く―平家物語』(山川出版)、年が明けて間もなく(2月頃には)出る予定です。また、出てから御礼を申し上げますが。
 昔、一生懸命コピーをとった角川・高田『源義経』といい、復刊・新刊とりまぜて、義経や『平家物語』関連本が続々刊行ですね。時期的にも内容的にも、私のものが最後尾になるのでしょうか(いや、時期が遅いのは、他にもまだあるのかも…)。

義経本

近藤好和
No.2994

佐伯さん>いえ、最後尾は私でしょう。今、四苦八苦。

義経本、付けたり 歳末のご挨拶.

No.2995

 いやいや、これから書こうという物好きもおりますから。
 
 それにしても、外は雪景色となりました。暖かいと思えば、突然の大雪。まさに内外とも(私個人にとっても)多事多難であった一年を象徴するようです。
 今年は、まさに激動の一年で、佐伯先生の仰った屋島・壇ノ浦旅行が、今年であったことが不思議に思われます。
 やむをえなかったとはいえ、父の重病、葬儀により、諸方面に様々なご迷惑をおかけいたしました。深くお詫び申し上げる次第です。
 野口先生とのお約束を辛うじて守れて、安堵いたいております。あんな原稿で何を言うか!とのお叱りが聞こえそうですが、そこは平にご容赦ください。
 学務、研究、執筆、学会関係、それに飲み会?で心身ともに飽和状態の時に、看病、葬儀が割り込んだのですから、精神の均衡さえも保てない状態となりました。
 今も心身ともに疲労困憊です。しばらく隠遁して充電します―といいたいところですが、現下の大学、学界情勢を見るにつけ、そうもいっておられません。
 2月3日、色々な意味で興味深い書評会になりそうです。首を洗ってお待ちしております。
 長村君、何かと便利に仕事を押し付けてしまいました。まるで年預みたいでした。でも、年度中にきちんとするべきことがありますね。雑務は今後しばらく、免除いたします。その代わり、ちゃんとした成果があらへんかったら、ただでは済まへんぞー。

 今年お世話になった各位に心より御礼申し上げます。
 野口先生はじめ、皆様にとって、来年が良き一年となりますことを心より祈り上げております。
 

歳末の御挨拶。

No.2996

 元木先生、御丁寧な御挨拶をたまわり、恐縮いたしております。御高論は「福原遷都論」「平氏軍制論」などで画期的な意味をもつものと思います。御無理を申し上げたことにお詫びを申し上げると共に感謝の念を新たに致しております。
 
 『古代文化』福原特輯号については、全体の原稿が集約された上でまとめられる巻頭の特輯設定の意図について述べる部分などを除いて、ほとんどの原稿が揃いましたので、予定通りに刊行できるものと思います。執筆下さった皆様にあらためてあつく御礼を申し上げます。

 なお、歳末にあたり、当ゼミメンバーならびに日頃当ゼミに御支援を下さっている方々、また、佐賀県小城町の町長さん・町立歴史資料館の古庄さん・村岡総本舗の皆様をはじめ、伊勢・北九州の二度のゼミ旅行の際にいろいろお世話になった各地の方々にも、あつく御礼を申し上げたいと思います。
 このHPを愛読(愛覧?)下さっている皆様ともども、良いお年をお迎え下さい。

皆様よいお年を!

No.2998

本年もまた、野口先生はじめ皆様方には大変お世話になり、ありがとうございました。いろいろな勉強をさせていただきましたが、中世嵯峨と福原京という、ふたつの中世都市の姿を追究できたことがなによりの成果でした。来年はそうした勉学の成果をぼつぼつご披露できる予定です。ともあれ、来年もまたなにとぞよろしく御指導のほど、よろしくお願い申し上げます。

>元木先生  本年はいろいろと大変だったと思います。御父君様のこと、つつしんでお悔やみ申し上げます。その中でも次から次へと精力的に研究を公表されておられる姿に感嘆することしきりです。御高著『保元・平治の乱を読みなおす』石浜さんからお送りいただき、感謝しております。「福原遷都論」も楽しみにしております。

>野口先生  家内ともどもお世話になりっぱなしの一年でした。伊豆の温泉の効き目に驚嘆しております。来年は、元旦からまた原稿書きでバタバタし続けますが、どうかお見捨てなきよう、よろしくお願いもうしあげます。

それでは皆様、どうぞよいお年を!

Re: 帰洛の御挨拶と復刊ドットコムの御利益...

長村祥知
No.3004

佐伯先生
ご無沙汰しております。大変勉強させていただきました感謝も述べず、上のようなことを書き込んでしまい、失礼いたしました。
新著を刊行されるそうで、近藤先生・元木先生のものとともに、今から楽しみにしております。件の旅行の際にも雑談を通していろいろとご教示いただき、改めてお礼申し上げるしだいです。

元木先生
成果。・・・おそろしいかぎりです・・・

春のゼミ旅行についてのお知らせです。

No.2978

 発表が遅くなりすいません。春のゼミ旅行についての詳細がほぼ決定いたしましたので、お知らせします。

・日時 2月26日(土)・27日(日)・28日(月)
・予算 19470円(京都~上野の往復の交通費は含めていません。また若干の変更もあると思います。)
・交通費 帰りは上野駅で現地解散のため、夜行バスで行かれる方は片道だけバス代を徴収したいと思います。またバス代については、後日お知らせ致します。
・宿泊先 水月ホテル鴎外荘(JR線上野駅下車徒歩12分)
・行程
 <1日目>
8:00 ホテル着。荷物を預ける。
        ↓
9:00~11:00 東京国立博物館
        ↓
11:10~12:00 寛永寺
        ↓
12:00~1:00 昼食
        ↓
2:00   上野駅にて新幹線で到着された方と合流
        ↓
2:30~5:00 東大史料編纂所
        ↓
6:00     夕食

 <2日目>
8:00     出発
        ↓
10:00~2:00 国立歴史民俗博物館(昼食含む)
        ↓
3:00~4:00 中山法華経寺
        ↓
4:30    上野駅着
        ↓
6:00~    夕食

<3日目>
9:00     出発
        ↓
9:30~10:00 湯島天神
        ↓  
10:20~10:50 神田明神
        ↓
11:20~11:50 湯島聖堂
        ↓
12:00~1:00 昼食
        ↓
1:30~2:30 浅草寺
        ↓
3:00~4:00 柴又帝釈天
        ↓
4:30    上野駅着。解散。

 今回の旅行は従来のゼミ旅行とは違って、中世がメインではありません。今回のゼミ旅行のテーマは博物館巡りと江戸の下町探訪をメインにしたいと思います。また、中世に関しては中山法華経寺を見学するに当たって、中世の日蓮宗に付いて事前学習会において理解を深めるきっかけにしたいと思います。
 発表が遅くなってしまい、申し訳ありませんでした。自分の至らなさをつくづく痛感している次第です。この計画でも間違いや、突拍子も無いことなどを書いてしまっているかも知れません。お気づきの点がある方はどんどんご指摘ください。発表が大変遅れてしまったこと、重ね重ね大変申し訳ありませんでした。

>八井さん
数々の図々しいお願いを聞いていただき、またお手数をお掛けして本当に申し訳ありませんでした。そして、ありがとうございました。八井さんがいらっしゃらなかったら、旅行計画はどうなっていたかわからなかったところです。
        

ご苦労様です

No.2979

旅行日程の提示、ありがとうございます。
2月末の事なので、全然遅くありませんよ。
院試の後で、少々パワー不足かもしれませんが
是非とも参加して、楽しませていただきたいと思います☆

お疲れ様です。

No.2980

>山内さん
 お疲れ様です。こんな綿密な計画をたてられるんだからもう心配はいりませんね。
この調子でゼミ旅行も紫苑も乗り切っちゃってください★☆

>紫苑執筆中の皆様
 最終締め切りを1月8日に設定しました。これ以上は延ばせませんのでよろしくお願いします。とかいう私も守れるか心配になってきました・・・、でも必ず間に合わせます!!

ありがとうございます♪♪

No.2981

待ってましたっ♪ついに日程発表ですねヽ(´▽`)/
そうそう、幹事には思い切りのよさと図々しさも大事な要素です(笑)山内さんにはその素質は十分あると思うので、期待していますよ!!
旅行、楽しみにしています。

いやいや・・・

No.2983

>山内さん
 そんな、持ち上げすぎだから(^^;)

知らない間にここまで行程が出来上がってたんですね~。
宿は申し訳ありませんがルームチャージ、つまり食事がつきません。
まぁ、せっかくの「首都」なので、夜の街に繰り出すのもアリかと。
宿の周りは上野公園ですけどね(笑)。

あぁ、本気で“似非添乗員”したくなってきた・・・。

ドイツから帰国しました

No.2974

今朝、ドイツから帰国しました。
ドイツは、そしてエクスカーションで行った南フランスのカルカッソンヌ周辺も寒かった。冬の北海道の気候です。
私の報告は院政に関するあたりさわりのない話で、むしろ英訳に1ヶ月もかけてしまいました。日本側は日本史、ドイツ側はドイツ史で、討論がいったいどうなるか、と思っていたのですが、主催したボン大学日本文化研究所側で選んだ独日通訳(日本人)がすばらしく、まったく討論に支障はありませんでした。できる通訳は凄い。
もともと、亡くなった河音先生が推進した日独比較研究のシンポで、今回が3回目、ただし前回は非常に小規模であったようです。いろいろな意味で、とてもおもしろかったです。
といったところで、まずは簡単なご紹介。

で、帰ってみると、元木先生の書評会が2月3日に決定の由。残念。当日は入試とその採点で、出席できません。また、様子をおしらせください。

それにしても、ドイツ人はよくしゃべる。討論では、司会者が一言発する前に、どんどん手をあげて、マイクを握ったら最後質問だか、演説だかわからん状態になります。3日間の日程で、二日目からは、負けてなるもの、と私も手をあげた。日本だとなかなか手が上がらなかったり、実はしゃべりたいけれど指名を待っている権威主義者?がいたりですが。やはり外国では違います。日本人ももっと積極的にならんと。

再提案、2月9日(水)では?

No.2975

 美川先生、お疲れさまでした。小生も1996年にタイのチュラロンコン大学で開かれたアジア歴史学者会議で報告の際は、半年くらい前から慶応大学SFCに勤務する親切な友人に英訳をお願いしたり、発音練習の指導をしてもらったりで大変でした。
 たしかに日本では、学会や研究会でやたらに発言したがると嫌われるし、しないと権威主義者?と思われるしで、大変ですよね。小生、このところ黙っていられないという場面に遭遇するケースが多く(昔ならそう思わないように精神が自動制御されていたのかも知れません)、老化にともなって、だんだん図々しくなってきたようです。

 ☆ ところで、書評会の日程ですが、やはり美川先生がお出でにならないと「面白さ」(もちろん、学問的な!)は半減です。そこで、京女ゼミの本来の例会実施日である第二水曜の9日で、再提案をしたいと思います。元木先生・美川先生・佐伯君(研究室宛のメールでいただいた不都合な日の中に9日があったとしたら御免なさい)・石浜さん、この日の午後では如何でしょうか?
 もし、お一人でも不都合な方がおられれば、3日ということにいたしますが、一応、お尋ねいたします。
 明日から26日まで、調査旅行で静岡県に参りますので、その間によろしく御返信(書き込み)をお願いいたします。
 ちなみに、この旅行における新幹線下車駅のあるところは、日本で一番鰻が美味いという話ですので、ぜひ賞味する機会を得たいものと考えております。

当初の予定通りで

No.2976

ここで眠ると時差ぼけだ、というので睡魔と闘っています。
野口先生、ご配慮いただきありがとうございます。
しかし、9日にも入試の判定会議とか、教授会とかの予定があります。時間がはっきりしないのですが、無理に予定を変えていただいて、けっきょく私が出られない、というのではあまりに無責任なので、当初の予定通り3日にしてください。
もしも、可能であれば、懇親会だけでも(ちょっと無理そうですが)参加させて頂きます。

それでは2月3日に。

No.2977

 結論が早く出ました。
 「兼、山田先生のお誕生日祝い」にならなくなって困った、とも思っていたのですが、それでは、当初の予定通りに。
 美川先生には、小宴の方だけでもお出で頂けることを期待しています。

Re: ドイツから帰国しました

No.2982

美川先生>お帰りなさいませ♪
ドイツはぜひ一度行ってみたい国のひとつなので、美川先生のお話を聴かせていただけるのを楽しみにしております。(前の中国の旅行の話もかなりおもしろかったので・・・笑)

それと、山田先生降誕会(←いつのまにかこっちがメイン?)も盛大に行いたいですね♪
こういう企画を練るのはとてもワクワクします。サプライズほど楽しいものはありませんから・・・
幹事の腕に期待します☆

眠り姫☆復活!!

No.2970

昨日無事卒論を提出し終えまして、今起きたばかり(←寝すぎ?)の永富です。
ここ一週間まともに睡眠をとっていなかったので、こんなにも体とは本来軽いものなのだということを実感しております。笑
復活記念(?)ということで後輩の皆様にためにも卒論&就活体験記を書いておきます☆
※いい子はぜ~~~ったいマネしちゃだめですよ!!

平田さんから「できるだけ早めに清書を・・・」とアドバイスをいただいていたにも関わらず、三章(例の尼崎の話)にてこずり、清書にかかったのは提出三日前。。。しかも清書しはじめてからも文章を変えたり、章立てをいじったり・・・としていたもので、仕上がったのは提出当日の朝でした☆本文は仕上がったものの、目次の書き方がわからなくて朝から大学へ行き、学生研究室に置いてある例を見ながら目次を完成、そして題目を書いて提出しました・・・☆
ここで盲点だったのがこの「題目」。
小筆または筆ペンで書かねばならないという決まりがあるんですが、三日間ほとんど休まず手を動かしていたため、手が何もしていなくても「ぷるぷる」と震えるんです☆そんな状態で筆書きすると当然字も「ぷるぷる」な仕上がり・・・。。。
この題目、製本された時に表紙に貼られるんです。ああ~こんなのが一生手元に残るのかとおもうと泣けてきます。・゜゜・(>_<)・゜゜・。
後輩の皆さんは清書をはじめる前に題目だけは書いておいたほうがいいですよ!!本当に!!

で、提出した後、某私立高校へ採用の面接に行きました。
ほとんど寝てないので顔はクマができてるし、肌荒れしてるしもう最悪・・・鏡の前で笑ってみてもかわいくな~い!!笑いがひきつってるっ!!ああ~ぶちゃいく!(←「いつもは可愛いのに~」なんて言ってませんよ。いつもよりさらに可愛くないっていう意味)
一応前日にパックして、朝は化粧のときに普段よりいっぱいコンシーラーを重ねたのですが頑固なクマゆえに隠し切れませんでした(>_<)それどころかコンシーラー塗ったところが浮いてる。ああ、顔で選ばれたらまず落とされるだろうなあ~なんて思いながら会場へ到着!
到着するとまず封筒を渡され、「合格通知用の封筒ですのでこれに住所と氏名を書いてください・・・」と言われました。
当然ここでも字が「ぷるぷる」。。。しかも最後に渡されたから目立ってしまい、他の面接者から「じ~」っと手元を見られてる!!妙に緊張して余計「ぷるぷる」☆
この封筒、絶対書き方の試験と思われます。仕方ないとはいえやっぱりぷるぷるとゆがんだ字なのが悔やまれます・・・マイナスポイント!
しかもここで新たな事実発見!・・・右手にべったり修正液(←卒論の清書でついた)がついたままだったんです(T-T)トイレへ行って落としてきたかったのですが、とてもトイレへ行けそうな雰囲気ではなく・・・
そうこうしているうちに私の面接の順番になり、いざ部屋へ☆仕方なしに面接の間は手をひざの上で重ねてずっと隠していました。他の面接者は身振り手振りを使って話していたのに、私は当然手を隠したまま話をしました。怪しかったかなあ``r(^^;)
面接はグループ面接で3~4人のグループが5つほどありました
で、一時面接と二時面接があり、前者は教職員組合、後者は人事委員会(校長を含む偉い人たち)の方々に面接されました。
質問内容は志望動機から事件の対応までいろいろ。受験者はやっぱりその高校出身や系列大学出身の人が多いようでした☆そうおもった瞬間なんか逆にふっ切れて楽になれました。
「仕事に一番必要だと思うことは何ですか?」ってきかれた時は「笑顔です♪」と言って超~~~営業スマイルで笑ってきました☆ヽ(´▽`)/あははっ♪このスマイルにハートわしづかまれた面接官はいたかなっ?!
まあ、こんな感じで面接を終えました。
あとは野となれ山となれ・・・受かる可能性は極めて低いですがいい練習になりました☆

で、面接が終わってから京都駅へ出てへんし~んっ \(0\0)ゝ
私服に着替えて祇園「かがり火」で予餞会♪♪♪
史学科全体集合で先生方を交え、おいしいすき焼きを堪能しました♪そこで古賀先生がおっしゃっていたのですが、毎年五時ギリギリに教学課へかけこむ人が多いのに、今年は五時には閑散としていてみんな余裕を持ってきちんと提出できたとか・・・おめでたいですね♪
稲本先生とはなぜか血液鑑定の話で盛り上がり、つい酔っていた私は調子に乗って肉を食べながら五体不具穢の話をしてしまい、他のゼミ生を震えさせてしまいました・・・ごめんねみんな~☆佐々木さんも服部さんも一緒でした!

で、さすがにふらふらだったので二次会へは行かずに帰宅。
長い一日が終わりました☆☆☆

卒論を提出するにあたり、先生をはじめ皆様にはアドバイスや励ましのメールをたくさんいただきとても感謝しております。
もう無理かとあきらめかけていたこともあったのですが、先輩方あってこそ、無事完成させることができました。本当に感謝しております。
またこれからもどうぞよろしくお願いいたします。

PS.元木先生>「上タンガーリック」だったんですね♪もう忘れません!オーダーの時もばっちりです!!まかせてください(笑)
酒呑童子の会、楽しみにしています

さすがの元気!!

No.2971

 永富さん、復活おめでとうございます。同時に貴重な体験記になっていると思います。それに、要を得た「名文」です。☆優を差し上げます。
 これから、卒論を書く人、面接を受ける人はプリントアウトしておくと良いでしょう。

 元気といえば、岩田君も近々、復活が叶いそうです。これで、「岩田君がシンペー(注:「心配」の江戸っ子表現)だ」なんていう冗談を躊躇なく言えそうです。

 なお、本日またしても、石浜さんから大河ドラマ関係の資料を頂いてしまいました。ありがとうございました。これから、立て続けに義経関係の講座・講演を担当いたしますので、おおいに参考にさせていただきたいと思います。2月にお目にかかるのを楽しみに致しております。

春のゼミ旅行についてのお知らせ

No.2964

 大変遅くなってしまって申し訳ないのですが、旅行の詳細をアップするにはもう少し時間がかかりそうです。今週中にはアップできます。本当に申し訳ないのですが、もうしばらくお待ちください。
 ただ日程は確定し、2005年2月26日~28日に決定致しましたのでお知らせしておきます。

>野口先生・瞳ちゃん
『紫苑』の原稿提出、さんざん遅らせてしまってすみません。ただ今格闘中です。



『紫苑』の方もよろしく。付、業務連絡。

No.2968

 本日、研究室に印刷屋さんに来ていただき、山岡さんと3人で『紫苑』について打ち合わせをしました。今回は版下を印刷屋さんで作っていただきますので、より学術誌的な体裁をとれるようになるものと思います。
 いずれにしても、執筆者には1月8日の「最終」締切を厳守していただかなくては困りますので、宜しくお願いします。原稿はプリントアウトして何度も読み直し、誤字などのない完成原稿にして提出してください。

 >山内さん 「格闘」の成果を楽しみにしています。なお、ゼミ旅行についての御相談は自宅宛メールで構いません。

 >みなさま 小生は、24日より調査旅行、ついで大学は年末年始の休業期間に入ります。したがって、本日以降の野口宛の諸連絡は自宅にお願い致します。

卒論提出まで秒読み段階。

No.2958

 いよいよ明日は京女史学科卒論の提出日です。永富さんたちは、今まさに時間との闘いの大詰めといったところでしょうか。それとも、すでに完了ですか?
 ひと事にあらず。小生などは年中無休で「明日締切」みたいな毎日なのですが。
 
 ところで、さきに御案内した明日Ⅲ講時予定の「源実朝暗殺事件」をめぐる某機関による取材は、先方担当者のご事情により、来年はじめに延期されましたので、お知らせしておきます。
 ただし、研究室に御用の向きは、どうぞ御遠慮なく。

 ☆ さきほど、元木先生の新著を読了しました。とても多くのことを学ばせていただきました。とくに平治の乱にたいする認識が一変いたしました。
 藤原信頼を例に「武勇に堪能な公家が有力な武士を組織し、新たな武門として発展する可能性もあった」という御指摘は、これからの武士論研究の方向付けに大きなインパクトを与えるものとなるでしょう。
 下総に於ける為光流藤原氏(千田氏)による在地武士団の編成などは、その地方版とでもいうべきものでしょうか?
 かかる存在は、「軍事貴族」と区別する意味で、「武門貴族」とでも歴史名辞化される必要があるかも知れません。

ご高評有難うございます

No.2959

 野口先生、拙著についてご高評を賜り、有難うございます。
 短期間で敗北したことから、信頼は戯画化されておりますが、あれほどに劇的な昇進を遂げたのには、それなりの理由があるように思います。たんに、院の寵愛と片付けるのは、それこそ『平治物語』の構想に引きずられることになると存じました。事実、これまでは私自身、それに囚われていたわけで、その意味で今回の本は、自己批判の書物でもあります。
 中央の信頼と、下総の千田氏の対比、なるほどと思いました。京でも、地方でも、同様の現象があったとすると、もっと正面から考える必要があると思います。その意味で、武門としての性格を持つ貴族、「武門貴族」の御提唱に賛同いたします。武士と貴族の未分化という問題については、さらに検討を深めたいと思います。
 例会で、書評をしていただける由、大変うれしく思います。拙著がたたき台になって、後進の方々の学問が発展されるように祈念いたします。何でしたら、『台記』研究会と合同にしては如何でしょうか。いや、本人はいないほうがいいのかな。
 むかし、大山先生の御著書を日本史研究会の勉強会で書評したとき、先生がやって来られて滅茶苦茶緊張したことがありました。

 卒論、あるいは修論に取り組んでおられる方々の、ご健闘をお祈りいたします。一度、酒呑童子の会を例の南大門あたりで開催しましょう。永富さん、れいの料理は「塩タンガーリック」ではなく「上タンガーリック」ですので、ご注意ください。
 とか何とか申しておりますが、野口先生、例の件、10枚は超えました。後40枚ほど・・・・。

「武門貴族」の成立。

No.2960

 元木先生、「武門貴族」の概念化にご賛同いただいて、ありがとうございます。持明院基家についての井原今朝男先生の御指摘もありますし、ほかにもいくつか類例が思い浮かびます。「武門貴族論」を課題にしてみたいと思います。

 書評会を『台記』研究会と合同で開催するというご提案、有り難く存じます。石浜さんがわざわざ関東からお出で下さるとなれば、午後半日くらいとって、夜は酒呑童子の会を開催ということにいたしましょうか?
 会場は当方の共同研究室ならスペースも十分です。久しぶりに元木先生や美川先生の「御臨幸」を仰ぐことが出来れば、当ゼミの如き<弱小「権門?」>にとっては光栄きわまりなしといったところです。
 
 ちなみに、元木先生の御著書の担当ですが、御著書の主人公に擬せられるのは源義朝と思いますので、同名の長村君が適任かと・・・というのは、勿論冗談で、当該期の政治過程のみならず武士論にも通じている長村君が適任だと思います。

 さきほど、永富さんから「卒論は無事に提出。来年度に向けての面接会場に移動中」という旨のメールが届きました。服部さんも、佐々木さんも無事に提出されたことでしょう。

 修論の締切は年を越してからですが、さらに院試が控えています。、また、メンバーの中には進学のための学資を確保するために来年は嘱託・バイトなどの仕事で頑張る、という人もいます。ちなみに、前任大学のゼミ生だったある人は、数年の雌伏を経て、京都で勉強するという夢を実現するために、いよいよ行動を開始するとのことです。
 未来に希望のもてない時世といわれますが、こうした若者たちからは大きな活力を与えてもらえます。

 元木先生、あとは、たった40枚。宜しくお頼み申し上げます。
 「上タンガーリック」はそれが終わってから、ゆっくりと。ぜひ、永富さんにご馳走してあげてください。

合同研究会+酒呑童子会

No.2961

 野口先生、了解しました。
 では保立氏の御著書、および拙著の書評会を、野口ゼミ、『台記』研究会合同で行い(要するに美川先生と当方が加わるだけですが)、そこに石浜さんもお招きする。その後、南大門かどこかで食事をして、さらにお好きな方はカラオケに行く、といった按配でしょうか。
 いつごろにするのかなど、石浜さんのご都合を伺いながら決めることになりますね。なお、美川先生は23日までドイツの国際学会にご出席との事で、ご帰国後に日程を伺ってください。まあそう申しても、二月になると学務多端ですから、結局は1月中になりますでしょうか。
 早めに決めないと、あっという間に日は埋まってしまいます。幹事長、宜しく。
 野口先生、あれから何やかやでぜんぜん進んでおりません。ウーン。
 

酒呑童子の会と研究会の分離開催案。

No.2962

 こちらは『紫苑』3号の編集作業でも、山岡さんが奮闘中です。
 原稿を依頼されている諸君。さんざん待たせて、散々な代物を出してこないように、宜しくお願いしますよ。
 
 元木先生。私学は一月に期末試験と入試があって、研究会開催は無理です。当ゼミでは史料講読会も中止ですので、2月の初旬でいかがでしょうか。つぎの『台記』研究会はたしか2月3日(木)に予定されていましたが、この日かもしくは5日(土)あたりではどうでしょうか。メインゲストの石浜さんと報告者の佐伯君(資料館のお仕事の都合が懸念されますが)、長村君(まだ了解を得ていませんが)の御都合次第かと思いますが。
 『台記』研究会と当方のゼミ両方に参加されている方は多いのですが、今回はとくに元木先生門下の院生以上のみなさんにも是非多くの方に御参加いただきたいものです。
 なお、元木研究室関係の諸行事の幹事は長村君と決まっております。そうなると長村君には負担をかけるので、元木先生の御著書については、本来『台記』研究会で発表予定であった小生が担当しても構いません。
 石浜さん、佐伯君、御都合をお知らせ下さい。

 というわけで、合同研究会が2月となると、「酒呑童子の会」だけでも正月中にというのが、元木先生の御心境かと思います。
 ゆえに、それはそれとして実施され、合同研究会のさいの宴会(石浜さん歓迎会&感謝会)は京女の近くで、ということでも宜しいのではないでしょうか。

 元木先生、それはともかく、まずは原稿です。私も諸先生方の原稿を読んで巻頭の一文をまとめなければなりません。

了解しました

No.2963

 野口先生、『台記』の日程調整で、そのようなお話をお伺いしながら、どうも失礼いたしました。
 では、合同研究会は2月3,5日あたりということで、宜しくお願いします。
 飲み会は色々計画があって、どうも錯綜しておりますが、何回でもお付き合いしますので、宜しくお願いします。
 また、一度は大阪で開催というのも一案かも。今度は、つきなみだが奥の深い「うどんすき」、お好み焼き・鉄板焼き大会、ウナギ・川魚、また中華などなど。
 
 台風情報ならぬ近藤先生情報では、3月、8月に来襲のご予定とか。焼肉、しゃぶしゃぶ食べ放題の懇親会でも盛大に開催しましょう(また店がつぶれる?・・・近藤先生、失礼しました)。

 例の件、第一章のあたり、どうも気に入らずいらいらしています。ともかく、話の大筋はお聞きいただいたとおりなので、文章は支離滅裂(までは行かないでしょうが)でも、今週中には何とかします。

書評、その他

長村祥知
No.2965

野口先生
さまざまにご配慮いただきありがとうございます。
私としては、自分には荷が重いというだけでなく、これまでは文章で拝読している、野口先生の要点をおさえた書評をじかに聞かせていただきたいので、先生にお願いしたいところです。

酒呑童子の会は、正月にするということのようですが、皆さま、何日くらいに関西にかえってこられるのでしょうか。

なんとしてでも

No.2966

いつの間にやらずいぶんと話が進んでおり、びっくりしております。とにかく、なんとしてでも予定を合わせ、2月3日ないしは5日に参上いたします。3日がいいか5日がいいかは微妙なところですが、通常の研究会が3日ということであれば、3日ということでいかがかと存じます。あとは佐伯さんのご都合次第ということで。

とりあえず、2月3日(木)に決定です。

No.2967

 佐伯君から、5日は御自身が幹事をされている研究会がある旨の御連絡をいただきました。石浜さんも3日を御希望のようでありますから、美川先生の御意向をうかがってはおりませんが、事後の御了解をいただくこととして、3日に一決と言うことに致しましょう。
 いずれにしても佐伯君には御迷惑をおかけ致しますが、よろしくお願い致します。
 
 元木先生の御著書に関しては、長村君の御希望を容れて小生が担当させていただくことに致します(翌日の京都アスニーでの講演が心配ですが)。
 なお、この日の小宴については、永年幹事長・長村君の補佐役を、山岡さんにお願いいたしました。

了解しました。

No.2969

佐伯です。
日程の件了解いたしました。
都合に合わせていただいてありがとうございます。
あっという間に話がめちゃめちゃ大きくなって、いささかびっくりしていますが、
精一杯がんばりますので、どうぞよろしくお願いします。

とりあえず、2月3日(木)に決定です。

No.2972

2月3日は私の誕生日です。何の関係もありませんが・・・

『坂東武士団の成立と発展』

No.2973

 本日はゼミの忘年会(兼、山岡さん移籍決定祝い!←行き先は「楽天」ではありませんが、田尾監督とは関係があるところです)でした。場所は「三条木屋町下ル」。いつ新選組か尊皇攘夷の志士に襲撃されるのではないかと心配しながら・・・、「大河ドラマ」の影響力の大きさについて考えておりました。小生は早々に引き上げましたが、メンバー諸姉兄は二次会・・・へ。

 山田先生、こんばんは。2月3日の書評会後の小宴は、「兼、山田先生お誕生祝い」とさせていただきます。よろしければ、お出でになりませんか?ところで、何回目になるのでしょうか?ちなみに、小生の誕生日もその20日後です。何の関係もありませんが・・・
 山田先生、調査旅行の件ですが、伊豆韮山円成寺遺跡の資料、明日コピーして当日お渡しいたします。いささか準備不足気味ですが、よろしくお願いいたします。

 ※ 自分で言い出すのも気が引けますが、復刊ドットコムというものに、小生の第一論文集が取り上げられていました。まだ数票しか集まっていないようですが、取り上げて頂けただけでも出版した甲斐があったと、ありがたくうれしく思っています。ご参照下さい。
http://www.fukkan.com/vote.php3?no=26331

元木泰雄著『保元・平治の乱を読みなおす』刊行!

No.2954

 ようやく待望の書が届きました。
 従来の保元・平治の乱に対する認識を一変させる本だと思います。もちろんそれは元木先生の着実な御研究の基盤の上に構築された成果であり、一般向けの形をとっていますが、堅実な「政治史」の存在を実感できる名著だと思いました。
 若いみなさんは、元木先生の『院政期政治史研究』(思文閣出版)所収の関連論文を併読されたらよいと思います。
 藤原信頼に対する再評価は話題を呼ぶことでしょう。
 それから、巻末掲載の元木先生のお写真は、拡大コピーして部屋に飾っておきたくなるくらい、心を和ませてくれます。長村君、いかがですか?

 もう一冊、同じNHKブックスから、保立道久『義経の登場 王権論の視座から』も刊行されました。パラパラめくってみると、拙論を高く評価していただいたところが見つかり、恐縮かつ面映ゆい限りです。ただ、近頃の「王権論」に懐疑的になっている小生としては、その視角をくずさずに拝読させていただく所存です。

 両書とも、例によってNHK出版の石浜哲士さん(当ゼミ無給顧問)にお送りいただきました。元木先生、保立先生、そして石浜さんに、あつく御礼申しあげます。

 なお、来年に入ったら、この両書の書評会をゼミ例会で行いたいと思うのですが、いかがでしょうか?発表について、われと思わん方は、挙手をお願いします。
 小生としては、保立先生の方は、徳大寺家をはじめ当時の貴族層の姻戚関係に詳しく、かつ「東アジア怪異学会」のメンバーでもある佐伯君にぜひお願いしたいのですが、いかがでしょうか?
 いうまでもなく、歴史学・国文学の専攻を問わず、両書ともゼミメンバーは必読です。

 ☆ 当ゼミメンバーの人気の的、近藤好和先生から、先生の御高論「中世の武具と戦闘」収録の小林一岳・則竹雄一編『戦争Ⅰ 中世戦争論の現在』(青木書店)を頂きました。これまた、武士論ならびに軍記物語研究を志す人には必読の書といえましょう。
 近藤先生、ありがとうございました。近いうちに、また御上洛下さることを期待しております。

 >>> 永富さん・服部さん・佐々木さん  卒論、もう一息です。これから寒くなるそうですから、風邪などひかぬように頑張ってください。

 > 山内さん  ゼミ旅行の日程は決まりましたか?

 > 岩田君  一日も早い復活を祈念しています。 

ご指名にあずかり光栄です

佐伯智広
No.2955

ご指名にあずかりました佐伯です。ありがとうございます。
保立先生にはかたじけなくも参考文献に拙論をあげていただいたことでもあり、
書評会をされるのであれば、ぜひ報告をさせていただきます。
よろしくお願いします。

>元木先生
先日はご著書をいただき、ありがとうございました。
次のご著書を書かれるときも、精一杯励ませていただきますので、
今後とも校正をぜひやらせて下さい。
よろしくお願いします。

Re: 元木泰雄著『保元・平治の乱を読みなお...

No.2956

野口先生
早速にご紹介いただき、ありがとうございます。

佐伯さん、書評会、楽しみにしております。
是非、都合をつけて拝聴に参上できればと存じます。

近藤好和著『騎兵と歩兵の中世史』刊行

No.2957

 佐伯君、御快諾ありがとうございます。元木先生の御著書の方もどなたか挙手をお願いします。なければ指名あるのみです。
 石浜さんにお出で頂けるとなると、ふだんの例会日程にこだわらず、すこしまとまとった時間の取れる日に設定して、二著を一度に行えれば良いと思うのですが、いかがでしょうか。
 2月に入れば、授業も期末試験も済んでいますから、石浜さんの御都合に合わせることも可能かと思います。

 すでに御紹介したことのある、タイトルの近藤先生の御著書(吉川弘文館、歴史文化ライブラリー184)がついに刊行されました。武士の象徴が弓箭から刀剣に転換したのはいつなのかという疑問に迫った、まさに武士論を考える上での基本文献といえる書だと思います。
 近藤先生、御恵送にあつく御礼申しあげます。
 それにしても、近藤先生の歴史文化ライブラリーは二冊目。私も書かなければいけないのですが。いろいろなところで怠惰が露呈してしまい、恥ずかしい限りです。