『図説 安倍晴明と陰陽道』刊行さる!!
No.2364
タイトルの本が、河出書房新社のビジュアルな「ふくろうの本」シリーズの一冊として、出版の運びとなりました(本体1600円、近日中に店頭配架)。
監修の山下克明さん(大東文化大学東洋研究所兼任研究員)は、小生の大学の後輩で、おそらく今日の歴史学レベルにおいて陰陽道研究の第一人者でしょう。山下さんは当宗教・文化研究所の公開講座にも講師としてお招きしたことがあります。
編集・執筆を担当された大塚活美さんは京都文化博物館の学芸員で、小生や花園大の山田先生の元同僚。中世の在地社会における鉄火起請にかんする論文を発表されている研究者です。そうそう、研究対象の近いプリンセスに紹介するお約束になっていましたよね。
そして、この本の中で「陰陽道の歴史[中世]」等の章の執筆を担当されている中村晃子さんは、まさしく当ゼミ草創期の有力メンバーだった方です(「虹色の湖」を歌った方ではありません←中高年対象の注)。現メンバーでご存じなのは、小生が担当した同志社の大学院での演習を一緒に受講していた山本兄くらいでしょうか。中村さんは、現在も同志社大学大学院DCにご在籍です。
近年、陰陽道とか安倍晴明に関する本はたくさん出ていて、そのなかにはトンデモ本やいかがわしい内容のものが多いのですが(もちろん山田邦和先生が担当されたものは別格です)、この本は上記のように全面的に信頼に値する最高水準の執筆者によってなされたものでありますから、小生が責任をもってこのHPをご覧になっている皆さまに御推薦申しあげます。
ゼミのメンバー諸姉兄にとっては、先輩が執筆されている上に、6月のフィールドワークのさいに、山田先生が御案内下さった長仙院の安倍晴明像が詳しく紹介されているとなると、手に入れざるをえないと思います。
貴重な史料が鮮明なカラーで紹介されており、これを読まずして、陰陽道も安倍晴明も語るなかれ、といったところでしょう。この本は、2003年に京都文化博物館等で開かれた『安倍晴明と陰陽道展』の成果がベースになっています。このとき図録を入手できなかった人にとっては再度のチャンス到来の意味もありましょう。
>山田ちさ子さん ぜひ、「平安京探偵団」でも、御紹介をお願い申しあげます。
監修の山下克明さん(大東文化大学東洋研究所兼任研究員)は、小生の大学の後輩で、おそらく今日の歴史学レベルにおいて陰陽道研究の第一人者でしょう。山下さんは当宗教・文化研究所の公開講座にも講師としてお招きしたことがあります。
編集・執筆を担当された大塚活美さんは京都文化博物館の学芸員で、小生や花園大の山田先生の元同僚。中世の在地社会における鉄火起請にかんする論文を発表されている研究者です。そうそう、研究対象の近いプリンセスに紹介するお約束になっていましたよね。
そして、この本の中で「陰陽道の歴史[中世]」等の章の執筆を担当されている中村晃子さんは、まさしく当ゼミ草創期の有力メンバーだった方です(「虹色の湖」を歌った方ではありません←中高年対象の注)。現メンバーでご存じなのは、小生が担当した同志社の大学院での演習を一緒に受講していた山本兄くらいでしょうか。中村さんは、現在も同志社大学大学院DCにご在籍です。
近年、陰陽道とか安倍晴明に関する本はたくさん出ていて、そのなかにはトンデモ本やいかがわしい内容のものが多いのですが(もちろん山田邦和先生が担当されたものは別格です)、この本は上記のように全面的に信頼に値する最高水準の執筆者によってなされたものでありますから、小生が責任をもってこのHPをご覧になっている皆さまに御推薦申しあげます。
ゼミのメンバー諸姉兄にとっては、先輩が執筆されている上に、6月のフィールドワークのさいに、山田先生が御案内下さった長仙院の安倍晴明像が詳しく紹介されているとなると、手に入れざるをえないと思います。
貴重な史料が鮮明なカラーで紹介されており、これを読まずして、陰陽道も安倍晴明も語るなかれ、といったところでしょう。この本は、2003年に京都文化博物館等で開かれた『安倍晴明と陰陽道展』の成果がベースになっています。このとき図録を入手できなかった人にとっては再度のチャンス到来の意味もありましょう。
>山田ちさ子さん ぜひ、「平安京探偵団」でも、御紹介をお願い申しあげます。