ごぶさたしております

No.2187

 みなさまがこれをご覧になるのはひょっとしたら明日のことになるかもしれませんね。

 本日の公開講座、昨日の夜までなんとかならないかと足掻いておりましたがどうしても行けそうにありません。大変残念です。次の機会がありましたらぜひお話伺いたく存じます。

 相模国の空の下からご盛況をお祈り申し上げます。

Re: ごぶさたしております

No.2189

 おかげさまで、昨日は悪天候にもかかわらず大変な盛会でした。学外から200人以上の来聴者があったようです。先日、「大通寺報」のコピーをお送りしましたが、そこに本覚尼についてお書きになられた作家の大垣さなゑさんもお見えになっておられました。
 来年も6月の第4土曜日に実施を計画しておりますので、どうぞ御上洛下さい。
 それから、たしか16日だったと思いますが遠藤さんのHPを開いたところ、ちょうど50000の数字が目に入りました。「キリ番ゲット」というのを楽しみにされている方には申し訳ないことを致しました。
 ちなみに、こちらのHPはアクセスのカウントのされ方がそちらとは異なるようですが、BBSは知らぬ間に50000を越えていました。昨日も、HPを見ているという方から声をかけられたり、書き込み常連のゼミメンバーの比定にエネルギーを費やしている来聴者がおられました。迂闊な書き込みは出来ません。 

『戦場の精神史』の書評

No.2185

すでにご覧になった方もいらっしゃるかもしれませんが、佐伯先生のNHKブックス『戦場の精神史』の書評が今週の週刊文春の文春図書館で取り上げられています。また、今度の日曜日の毎日新聞、脱ヌード宣言した週刊ポストにも書評が出るそうですので、乞うご期待あれ。売れ行きもかなり好調です。これもすべて、皆様の応援のお陰です。ありがとうございます。今後もNHKブックスを買ってください。お願いします。
 というわけで、増刷も見えてまいりました。奥付の著者略歴に現職を入れ忘れたり、カバーそでの文章で勘違いをしたりといったミスを訂正できるので、嬉しい限りです。
 こうしたミスがなぜ起きたのか? 著者のあずかり知らぬところでのこうしたミスは、どういった経緯で発生するのか。それを防ぐ手立てはあるのか。そうした知識を知るのも、研究者にとっても無駄とは限りませんので、この場を借りて、恥ずかしながら、お話してみたいと思います。……つづく

Re: 『戦場の精神史』の書評

佐伯真一
No.2186

 週刊誌に自分の本の書評が載るなど、慣れないことでいささかとまどっていますが、「文春図書館」の張競氏の評は過分なもので、特に「価値中立的」な方向に意を尽くしていると言ってもらえたのは、私の思いをきちんと汲んで頂けたものと、嬉しく拝読しました。「兵の道」の理解など、細かい違いはありますが、この速さで、さまざまな分野の本をここまで正確に紹介する書評者の方々というのは大したものだと思いました。
 「ミス」は著者自身がずいぶんやって、石浜さんにカバーしてもらいましたが、それでも少し残っています。増刷で直せるのはうれしいことです。
 明日は超豪華な取り合わせの講演会。この本の誕生のきっかけとなった場でもあり、是非参加したいのですが、残念ながら行けません。ご盛会を祈ります。

Re: 『戦場の精神史』の書評

No.2192

 >佐伯真一先生  重版の由、おめでとうございます。書評の掲載された週刊誌など、集めて読んでみたいと思います。ちなみに、京大の元木先生の研究会において、当ゼミメンバーにして京大院・元木研究室所属の長村祥知君を評者として書評会が企画されております。
 次回の軍記と語り物研究会例会にも出席する予定でおります。また、お目にかかれれば幸いと存じております。

 >山田邦和先生  昨日、『史学雑誌』(回顧と展望)が届きましたが、京都女子大学宗教・文化研究所『研究紀要』16に先生と共著で執筆した「法住寺殿の城郭機能と域内の陵墓について」は、記載がまったくありませんでした。同号掲載の拙稿「院政期における伊勢平氏庶流」は取り上げられていたのですが。野口執筆分はシカトされるに相応しいかも知れませんが、山田先生の建春門院陵の位置比定は極めて重要だと思うのですが。そもそも、「法住寺殿」そのものが、京都以外では、まだ研究者一般に認知されていないようですね。

 >石浜哲士様  昨日は例年のようにおいで下さってありがとうございました。「つづき」楽しみにしていますので、断絶なきように、よろしくお願いいたします。小生も今夏は心して執筆に取り組みたいと思っております。

祝・NHKブックス1000号。

No.2183

 昨日の事前学習会は盛況で何よりでした。仕事や授業のあと大阪・神戸から駆けつけてくれた門屋君・平田さんを講師に充実した「予習」が出来ました。また、公開講座レジュメのホチキスとじ作業に従事してくれた京女の諸姉にも感謝します。(でも、ちゃんと指示の反対側をとめてくれた人がいらっしゃいますね。)
 公開講座当日の役割分担もおおよそ決まりましたし、あとは当日を待つのみ。来場者が多すぎて会場に入りきれなかったり、レジュメが足らなくなる事態の発生をおそれるばかりです。
 昨年・一昨年に講師をしていただいた源先生・山田先生や石浜さんもお出でいただけるとのことで、懇親会が楽しみです。 ところで、その石浜さんから、またしてもNHKブックスの新刊をお送りいただきました。斎藤孝著『生き方のスタイルを磨く』。ついに1000冊目だそうです。元木先生の『保元・平治の乱再考』は何冊目になるのでしょうか。それにしても、石浜さんのご活躍には頭が下がります。お祝いを申し上げますとともに、世が世であるだけに、ますます良い本を世に送り出してくださるようにお願い申し上げます。
 
 昨日は偶然にも『歴史学研究』『日本史研究』『日本歴史』の新刊が同時に届いたのですが、このうち『日本歴史』の巻頭に中世京都都市論・王権論にかんする興味深い新知見の盛り込まれた論文が掲載されておりますので、ゼミメンバーは必読(読んでおけばきっと御利益があるでしょう-なぜかは、見れば一目で分かる)。武士論研究者もこれを読まずして大番役を論ずることは不可となると思います。東国における東国武士のことしか知らない小生、すっかりまいっております。
 しかしながら、昨年の日本史研究会中世史部会報告のコメントで川合康先生(こちらの公開講座でも源先生とともに講師をしていただきました)が指摘されたように(平家物語研究会において川合先生が伊勢・伊賀平氏について発表されたさいに、小生が発言させていただいたことが、すこしはお役に立てたところがあったかも知れず、うれしく存じております)、東国武士の人脈は在京中に構築されるケースが多く(ほかにも千葉胤頼と渡辺党遠藤氏の例など)、もはや、当たり前のことですが、中世成立期の東国を自己完結的に『吾妻鏡』の世界だけで考えるような研究方法は成り立ちがたいと思います。
 
 ちなみに、川合先生からは上記コメントに基づく御高論「内乱期の軍制と都の武士社会」(『日本史研究』501抜刷)、「武士と戦」(葛飾区郷土と天文の博物館編『鎌倉幕府と葛西氏』名著出版、抜刷)および「都立新大学問題-何が起こっているのか 開かれた大学改革を求めて」掲載の『世界』728号を御恵送いただきました。あつくお礼申し上げますとともに、大学問題へのお取りくみに対して、あらためて深く敬意を表させていただきたいと思います。

月曜日の総合教育科目履修生へ

No.2182

 台風による休講などの事情でこれまで発表の機会の得られなかった人は、次回(28日)または次々回(7月5日)に回ってもらいます。当初より28日と7月5日に発表日程が決まっていた人を除いて、28日に指名されてもすぐに発表できるように用意をしておいて下さい。なお、Ⅰ講時の演習については、一回に4人以上の報告ということも想定されますので、報告時間について配慮してください。

参考文献追加

No.2179

事前学習会および講演会の参考文献の追加です。
『物語・オーラリティ・共同体』(ひつじ書房)
これの 第Ⅰ部 物語テクストの政治学が参考になります。
先日挙げました、『平家物語の歴史と芸能』よりわかりやすいのではないかと思います。
当日の報告もこの本が中心になります。
ギリギリになってしまい申し訳ありません。

三島はおもしろいですよ

No.2175

当方も、7月2日に金沢文庫の展示解説ボランティアの一行を引率して、特種製紙の見学をします。日程は、午前中、顕微鏡写真を中心とした中世の料紙の講義、午後前半、紙漉きの技法と料紙の仕上がり、午後後半 研究所見学です。実りある一日になると思います。

総合教育科目演習履修生へ

No.2172

 本日は台風接近による警報発令中のため公式には講義はありません(台風による休講に関する規定を参照のこと)。本日報告分については、次回またはその次の週に概略の形で報告していただくことにします。ただし、本日、研究室(L校舎3F西隅)は開いていますので、大学近くに居住し、通学に安全を確保できる人で希望者があれば自主的な形で演習を行います。その場合は、普段の教室ではなく研究室にお出で下さい。

Ⅱ講時演習自主開催

No.2174

 さきほど、Ⅱ講時演習で今日報告する予定だった上口さんが見えましたので、Ⅱ講時は非公式に演習を行う予定です。場所は野口研究室にて。寮生などで安全を確保できる人はお出で下さい。

夏のゼミ旅行プラン①

平田樹理
No.2171

 ゼミ旅行担当係から、<☆2004夏・頼朝ツアー☆>のお知らせです。
 今年は頼朝ツアーということで、伊豆半島に下向します。主に、中伊豆(三島、沼津、韮山、修善寺等)を中心とした頼朝関連の史跡を回りたいと思います(箱根は遠すぎて断念しました…)。
  
 まず、先日告知しました日程の件です。
 ①8月8(日)~10(火)
 ②8月22(日)~24(火)
 ③8月29(日)~31(火)
 予定としては、①を中心に、現在①~③まで考えています。
 ゼミの皆様>①~③の中で、ご都合の良い日程を平田までお知らせ下さい。よろしくお願いします。

 次に、交通手段・宿・予算についてです。
 交通手段としては、車で直接現地に向かうよりも、JRの方が能率的です。よって、JR京都から三島まで行き、三島でレンタカーを調達しようと思います。
  
 また、宿は伊豆長岡の旅館「天坊」を考えています。
(HPはこちら→http://www.tenbo.com/izu.htm
お土地柄のせいか、全体的に高めで8月でも9月でも料金はほとんど変わらないようです。私も色々見ましたが、伊豆半島の宿の相場はだいたい一万前後でした…(コストを抑え、かつ、新しく綺麗な旅館をセレクトしたつもりですが)。また、当旅館の場所は韮山と修善寺の間に位置し、交通の便も非常に良い場所だと思います。

 最後に、旅行代金(案)についてです。
※JR京都~三島、三島~京都⇒7640円×2(往復分)=15280円
(上記の料金は学生団体割引です)
※レンタカー×3台=25000円くらい+ガソリン代÷人数
(参加者の人数によってまた変わってきますので、一応の見積もりとしておきます)。
※宿・天坊 (1人あたり)8500円×2泊3日=17000円
以上の諸料金を計算すると、だいたい1人あたり38000円前後になると考えられます。
(正式な代金が決定次第、また連絡致します)。

 以上です。現地のどこを回るか(←重要!)については現在思案中です。その他、質問等何かございましたら、山本・平田・山内までご連絡下さい。

 また、ゼミメンバー以外の方でも、興味がある方や、参加希望の方は当掲示板にレスされるか、平田(juri0222@yahoo.co.jp)までお知らせ下さい。メンバー一同お待ちしております!

『愛以外全部』

No.2170

↑のタイトルで行われた、荒木さん出演の演劇を見に行ってきました。
僕&プリンセスと野口君が、今日の公演を見に行ったメンバーになると思います。

荒木さん>
 今日はお疲れ様でした。それと、明日の公演も頑張ってください☆
 演劇に関しては、小学校や中学校で団体鑑賞?で見た経験しかなく、自ら足を運んで見に行ったものっていうのは、恥ずかしながら今日が初めてでした。
 以前学校で見た演劇は、わざとらしさがあったり見ていると恥ずかしくなるようなものばかりで、そういった先入観ばかりだったのですが、今日はまったくそういうことはなく、自然な感覚で見ることが出来ました。
 ある意味荒木さんのおっかけ的に、今日の公演を見に行ったので、荒木さんがでてくると「あー荒木さんだ☆」と心の中で踊ってました。
 この前の伊勢旅行の時に、演劇の経験があって...という話をしていた記憶があるのですが、それが実現されたのを間近で見ることができ、友人の真剣にがんばってる姿を目の当たりに出来たことで、とてもうれしいようなわくわくした気持ちになりました。
 最後のアンケートにも記入したことなのですが、さそってくれて本当にありがとう。とても楽しい時間になりました。また、次の機会にも必ず見に行くようにしたいです!!


 内容に関しては、20日の公演もありネタバレになるので書きませんが、「あーあるある~!」と自分の身の回りとオーバーラップするような楽しい話が満載でした。
 明日の公演、みなさんもどうですか?

 以上、レポートでした。

本当にありがとう☆

No.2173

鈴木君、永富さん、野口さん、お忙しいところわざわざ足を運んで頂きありがとうございました!差し入れまで頂いて感激です。おかげさまで二日目の公演も無事に終了いたしました!!

鈴木君のように演劇を食わず嫌いになっている人って多いと思いますが、この機会でそのような壁が小さくなってくれたなら嬉しいです。今後は知り合いが出ていなくでも演劇鑑賞をしてみてくださいね!!

荒木さんこんにちは☆

No.2176

 二日間の舞台お疲れさまでした。友達に舞台人が多いせいか、演劇に限らず舞台は大好きです(演劇もミュージカルオーケストラも落語もなんでもLIVEが一番です♪)。なので、今回は行けなくてとても残念でした。また今後も舞台出演があれば教えてください。
 さて、永富さんから7月3日の就職祝賀会・実習お疲れさん会への参加の希望をお伺いしました。その時にまた今回の舞台の話などなど聞かせてください。とても楽しみにしています。
>皆様
 というわけですので、7月3日は荒木さんも参加してくれることになりました☆お楽しみに☆

7月3日のタイトル

No.2177

 就職祝賀会・実習お疲れさん会に加えて、公演ありがとうorお疲れさん会も必要ですね☆
 そろそろ、台風は日本海の方へ抜けるようですが、「嵐を呼ぶ男」野口君の仮免許取得祝賀会も追加できれば良いですが...教習所がんばってください。

歴史学入門講座のお知らせ

No.2165

みなさまこんにちは。
佐伯さんと長村が実行委員に参加している歴史学入門講座のご案内をさせていただきます。

***

歴史学入門講座〈京都〉実行委員会主催、日本史研究会・京都民科歴史部会共催

歴史学入門講座2004
 統一テーマ 『書物』がひらく近世社会

■ 講師
・ 若尾 政希 氏  (一橋大学)
「思想史研究への招待 ― 書物・常識・主体形成 ―」
参考文献 「終章 昌益からみえる近世社会」
(『安藤昌益からみえる日本近世』 東京大学出版会 2004年) 
・ 青木 美智男 氏 (専修大学)
「俳句・戯作などから読み取る時代像」
参考文献 『近世後期、読者としての江戸の下層社会の女性-式亭三馬『浮世風呂』を素材に-』
(『歴史評論』605号 2000年)

■ 日時
2004年7月11日(日) 13:00~17:00
             (12:30受付開始)
機関紙会館5階 大会議室  
(京都市上京区新丸太町上ル50m東側)
京都市バス府庁前より徒歩1分
地下鉄丸太町駅2番出口より徒歩5分 
         
■ 参加費
500円 (当日のみ、前売りなし)
講座終了後、講師の方々を交えた懇親会を予定しています。ご案内は当日、受付にて。

***
講師の先生方は近世をご専門とされていますが、近年重視されている書物からの歴史研究について入門者むけのお話をしていただくので、ご自身の研究する時代に関わり無く学ぶところ多いとおもいます。是非お越しください。

若尾先生のHPはこちら
http://www.soc.hit-u.ac.jp/~wakao/index.htm

青木先生の詳しいHPはみつかりませんでしたが、ご参考までに。
http://www.senshu-u.ac.jp/~off0063/ousetsuma/aoki.html

Re: 歴史学入門講座のお知らせ

末松憲子
No.2168

長村君、おひさしぶりです。
面白そうな講座ですね。
担当教員が俳句・戯作を研究のなかに取り入れているのですが、私自身は全く不勉強なので、この機会に学ばせていただきたいと思います。
よろしくおねがいします。

【追加】歴史学入門講座

No.2180

入門講座に先立ちまして、

7月2日、18時30分~
公開学習会
をひらきます。
講師の先生方の関連業績(上にあげました参考文献が中心)についてです。
こちらも是非おいでください。

>末松さん
お待ちしております!

Re: 歴史学入門講座のお知らせ

末松憲子
No.2181

ありがとうございます。
二日の公開学習会も機関紙会館でしょうか?
中間報告提出直前なので、こちらは行けるかどうかわかりませんが、時間に余裕が出来たら行きたいと思います。

Re: 歴史学入門講座のお知らせ

No.2184

言葉足らずですいません。
学習会も機関紙会館です