明日の授業も来月の公開講座も「その勢五百?」!

No.20359

 明日(28日)Ⅲ講時の「教養科目」は「日本史のなかの老人像」というテーマでお話しを致します。自分の話になってしまうかも知れませんが、いずれは誰しも老人になるものですから、聴いて損になることはありますまい。
 それにしても、この授業の履修登録者はなんと496名。この対応が難題です。

 一方、来月末に予定されている公開講座のポスター(チラシ)の写真を、Facebook(宗教・文化研究所ゼミナール)に貼り付けたところ、すでにリーチは500を突破して、新記録を更新中です。
 誰かさんから「当日は立ち見が出るかも」とおどされてしまいました。そう言われても為す術がないのが辛いところです。

 そして明日は、いつものように15時からゼミの史料講読会があります。史学科1回生のみなさん(Ⅴ講時からの参加で構いません)をはじめ、新たに参加を希望される方がたくさんお出でになることを期待しています。
編集:2015/05/30(Sat) 08:11

六月の予定など-次回の『吾妻鏡』-

No.20360

 昨日(5/28)はA面で先週末の東京のことなどをご報告し、B面では史学科1回生の方々5名様をゲストに迎えて『吾妻鏡』を読んでいきました。久しぶりにずいぶん賑やかな雰囲気だったと思います。
 今後の予定をご相談するのを忘れてしまいましたが、6月の木曜日の『吾妻鏡』は4日・11日・18日・25日に開催でよろしいでしょうか。18日か25日には、公開講座(6/27)の事前学習会などを開催いたしましょう。

 そして、明日(5/30)は毎月開催の土曜日の『吾妻鏡』です。

◆次回の土曜日のご案内◆

 不定期開催の「土曜日の『吾妻鏡』」もやっております。こちらのほうは、“武士とはなにか”のようなテーマで史料を読んでおります。
 今後も、参加者の都合を勘案しながら、月に一回か二回程度のペースで開催していきたいと思います。(※新たにご参加を希望される方は、野口先生か岩田まで、事前にご連絡をいただけると幸いです)。

 日時:2015年5月30日(土)14:00~(予定)
 場所:京都女子大学L校舎 3階 共同研究室
 範囲:配付済みの史料を随次読んでいきます
    (『吾妻鏡』文治五年(1189)閏四月三十日条、天福元年(1233)五月二十七日条など) 

◆次回の木曜日のご案内◆

 日時:2015年6月4日(木)15:00頃~(予定)
 場所:京都女子大学L校舎 3階 共同研究室
 範囲:『吾妻鏡』建暦三年(建保元年、1213)二十二日、六月二日・八日・十二日・二十五日・二十六日、七月九日・十一日・二十日・二十三日、八月一日・三日・六日・十四日・十七日・十八日・二十日・二十六日、九月八日・十日・十二日・十九日・二十二日・二十六日、閏九月十六日・十九日、十月二日・三日・二十九日、十一月五日・十日・二十三日・三十日、十二月一日・七日・十五日・十八日・十九日・二十日・二十一日・二十八日・三十日条

 ※基本的に木曜日に開催予定です。

 木曜日・土曜日の『吾妻鏡』講読会はいずれも、基礎的な史料読解のニーズにも対応致しますので、初心者の方の参加も歓迎致します。
 初夏の季節になにか新しいことをはじめてみようという方は、まずは見学からでも、どうぞお気軽にご参加ください。

史学科1回生のみなさんへ

No.20356

 18日と25日の仏教学の時間に私の講話を聴いて下さり、ありがとうございました。
 とても真剣に聴いてくれたことに感謝します。
 その後、あの話の内容に関連して、あるいは研究所のゼミナールに参加してみたいということで、私の研究室を訪ねてくれた学生さんが3名おられます。この方たちとは少しばかり研究室でお話しできましたが、ゼミについては、ちょうど明後日(28日木曜日)の15時からゼミの史料講読会が開かれるので、またそのときに来てくれるように伝えてあります。史学科1回生には4講時に必修の授業があるので、5講時に来てくれるということです。
 もしこの3人以外の方で、私の話やゼミに興味を持った方がおられましたら(鹿児島出身の方も)、ぜひ同時にお出で下さい。史学科の先輩たちも紹介できると思います。
 場所はL校舎3階の宗教・文化研究所共同研究室です。「共同研究室」という札が出ています。遠慮しないで入ってきて下さい。場所が分からなかったり、何か質問のある人は、遠慮なく私にメールを下さい。
 この書き込みの上にある私の名前(青い字)をクリックするとメール送信が出来ます。
 この書き込みを見た史学科1回生はお友達にもお知らせ下さい。
編集:2015/05/26(Tue) 12:27

今週は二つの『吾妻鏡』

No.20357

 木曜日の『吾妻鏡』は一週お休みをいただきましたが、次回のご案内です。
 明後日の木曜日は新メンバーもお迎えできるそうですが、その前に、当日には先週末のことなどもいくつかご報告させていただきたいと思います。

◆次回の木曜日のご案内◆

 日時:2015年5月28日(木)15:00頃~(予定)
 場所:京都女子大学L校舎 3階 共同研究室
 範囲:『吾妻鏡』建暦三年(建保元年、1213)五月八日・九日・十日・十七日・二十一日・二十二日、六月二日・八日・十二日・二十五日・二十六日、七月九日・十一日・二十日・二十三日、八月一日・三日・六日・十四日・十七日・十八日・二十日・二十六日、九月八日・十日・十二日・十九日・二十二日・二十六日、閏九月十六日・十九日、十月二日・三日・二十九日、十一月五日・十日・二十三日・三十日、十二月一日・七日・十五日・十八日・十九日・二十日・二十一日・二十八日・三十日条

 ※木曜日の『吾妻鏡』ですが、5月はこのあと28日に開催予定で、その後も基本的に木曜日に開催予定です。

◆次回の土曜日のご案内◆

 不定期開催の「土曜日の『吾妻鏡』」もやっております。こちらのほうは、“武士とはなにか”のようなテーマで史料を読んでおります。
 今後も、参加者の都合を勘案しながら、月に一回か二回程度のペースで開催していきたいと思います。(※新たにご参加を希望される方は、野口先生か岩田まで、事前にご連絡をいただけると幸いです)。

 日時:2015年5月30日(土)14:00~(予定)
 場所:京都女子大学L校舎 3階 共同研究室
 範囲:配付済みの史料を随次読んでいきます
    (『吾妻鏡』文治五年(1189)閏四月三十日条、天福元年(1233)五月二十七日条など)

 木曜日・土曜日の『吾妻鏡』講読会はいずれも、基礎的な史料読解のニーズにも対応致しますので、初心者の方の参加も歓迎致します。
 初夏の季節になにか新しいことをはじめてみようという方は、まずは見学からでも、どうぞお気軽にご参加ください。

史学科一回生がまた来てくれました。

No.20358

 本日(26日)Ⅳ講時の演習Ⅰ終了後、また史学科一回生が研究室を訪ねてくれました。木曜日のⅣ講時の後、史料講読会に来たいとのことでした。これで、木曜に来る史学科一回生は4名になりました。
 『吾妻鏡』講読会のメンバーの皆さん、宜しくお願い致します。

火曜日Ⅲ講時の「基礎演習Ⅰ」&Ⅳ講時の「演習Ⅰ」

No.20352

 今週火曜日Ⅲ講時の「基礎演習Ⅰ」は、個別発表が来週からになりますので、私が「日本女性史」に関するお話を(質疑応答を交えながら)致します。
 
 Ⅳ講時の「演習Ⅰ」の発表は古村さんと宮崎さんが担当です。

 古村さんの発表テーマは「下鴨神社の『御手洗祭』」。
 宮崎さんの発表テーマは「『男装と女装の文化』について」。

 ☆ 栃木県の松本一夫先生より、新刊の御高著『小山氏の盛衰 下野名門武士団の一族史』(戎光祥出版)を御恵送頂きました。
 松本先生に、あつく御礼を申し上げます。

 待ち人来たれり!

No.20350

 今日は東京で歴史学研究会の大会が開かれていますが、まぁ、あれは若い方の行くところと心得ておりますので不参加を決め込み、旧知の先生方とお目にかかり、御挨拶を申し上げる折角のチャンスを逃しております。損な性格なのかも知れません。
 出席されている師範代から、種々の情報を頂けること期待する次第です。

 ところで、研究所ゼミに学部生が少なくなって、ちょっと寂しく思っていたのですが、本日のお昼すぎ、参加を考えておられる史学科の1回生二人が、研究室を訪ねてくれました。丁度居てよかった!(この辺り、後で考えるとかなり運命的であったりすることがあるものです)
 お二人とも元気がよくて聡明そうな学生さんです。こういう人たちが加わってくれるならば、来年以降、場所を移してでも、このゼミは継続しなければならないと思いました。
 来週木曜日、4講時の授業後に共同研究室に来てくれることになっています。先輩の皆さん、どうぞ宜しくお願いいたします。

江波さん御結婚おめでとうございます!

No.20332

 かつて『紫苑』の編集長をつとめてくれた江波さんから、御結婚の報告をいただきました。新しい苗字は「清水」さんとのことです。
 6月27日の公開講座には御上洛下さるとのこと。この機会を利用してお祝い致しましょう。

 それから、本日、下に書き込んだ前川佳代さんの御著書『源義経と壇ノ浦』(吉川弘文館)が届きました。これはFacebookの方に詳しく紹介しようと思いますが、なにしろ義経を静御前以上に愛したと思えるほどの前川さんの御著書だけあって、とても素晴らしい本が出来たと思います
 私はとても嬉しいです。
 

 今日は「降誕会」。

No.20326

 昨日は『台記』研究会に7分ほど遅刻してしまい、元木先生や報告者の下石君をはじめ、出席の皆さんに御迷惑をおかけしてしまったのですが、『本郷』連載の校正ゲラは、ちゃんと京大正門前のポストに投函してまいりました。今回のテーマは「阿波粟田氏」。あの阿波民部大夫成良の一族について書きました。掲載されるのは6月刊行の118号です。

 今日は、京都女子大学は親鸞聖人の誕生日(降誕会)の行事のために休講なので、そのつぎの号に予定しているテーマに関する資料集めを行いたいと考えています。

ちなみに、来週木曜の「教養科目」では中世の老人(「日本史の中の老人」)をとりあげます。

☆ 奈良女子大学の前川佳代先生より、御高論「12世紀平泉の暮らし─糸作りから布へ─」収載の『平泉文化研究年報』(岩手県教委)を御恵送頂きました。
 前川先生に、あつく御礼を申し上げます。
 ちなみに、前川先生の『源義経と壇ノ浦』(吉川弘文館)いよいよ刊行です。
http://www.yoshikawa-k.co.jp/book/b194148.html
東京では明日にも書店店頭に並ぶことでしょう。
 いや、もう出ているかも。
 京都で最初の「教え子」の著書です。

 明日(19日)の「基礎演習Ⅰ」と「演習Ⅰ」

No.20309

 明日Ⅲ講時の「基礎演習Ⅰ」は京都国立博物館知新館(常設展示場)の見学。13時にいつもの共同研究室前から出発します。直接、現地に行くという人は前もって連絡して下さい。
 先週のように天気が悪くならないとよいのですが。

 Ⅳ講時の「演習Ⅰ」はいよいよ発表開始。発表の担当は竹内さんと仲瀬さん。
 竹内さんの発表テーマは「防府市の史跡」。
 仲瀬さんの発表テーマは「日本の労働問題」。

 ショカで一句!「書架に初夏の日差しがあたる書家の家、所課多くして・・・」

No.20263

 急に暑い毎日が続くようになりました。この際、私たちも天候に左右されながら生きざるを得ない存在にしか過ぎないことをきちんと自覚すべきでしょう。

 昨日の「教養科目」では「中世の子ども」をとりあげました。次回は2週間後になりますが、こんどは「中世の老人」をテーマにお話ししたいと思います。

 ゼミの方は岩田君が専門店の高級カステラ、また山本さんが調査旅行のお土産にと横浜のお菓子を持参してくれましたので、「美味しい史料講読会」となりました。
 また山本さんが和田合戦に関する『明月記』の記事等の資料を用意してきてくれたお蔭で、従来の通説とは異なるこの事件の側面が明らかになりました。みんなで史料を読むことの醍醐味を感じたところです。

 さて、公開講座も近づいてきました。最終回ということで、福井の山本君や新潟の丸山(田中)さん、広島の江波さんら、古参のメンバーがたくさんお出で下さるとのことなので、とても楽しみにしています。

 ☆ 今春、京都学園大学にうつられた平雅行先生より、大阪大学御退任を記念して刊行された『拾芥雑録』を御恵送頂きました。珍しいお写真や書簡集・年譜などが掲載されていて貴重です。とてもシンパシーを感じる一文にも出会いました。
 平先生にあつく御礼を申し上げます。

 ☆ 相模女子大学の高木信先生より、御高論「J・POPによるジェンダー分析入門、あるいは男性中心社会のなかの〈女性〉の叛逆(不)可能性-教室の中のテクスト論・3.1-」(『相模国文』41)・「〈不在の原因〉としての原発、あるいは亡霊の(不)可能性-福島原発事件を描く映画における〈血と故郷〉への偽の喪の作業-」(同42)・「亡霊の時間/亡霊の和歌、あるいはインターテクスチュリアティのなかの『義経記』」-未来の〈記憶〉/未来から来訪する〈亡霊〉」(高木信ほか編『日本文学からの批評理論』笠間書院)・「教科書の内/外の『桜島』、あるいは正義と悪の闘いの〈物語〉を脱構築する-教室のなかのテクスト論・4.1-」(『日本文学』2014年1月号)・「小宰相と小野小町との絆、あるいは〈引用〉のポリティクス-網目のなかの『平家物語』、謡曲、御伽草子、古注釈-」(『物語研究』14)を御恵送頂きました。
 高木先生に、あつく御礼を申し上げます。
編集:2015/05/15(Fri) 09:57

夏も近づく『吾妻鏡』

No.20270

 昨日ご用意したカステラは、先月北野天満宮の大鳥居横にオープンした【Castella do Paulo】(カステラ ド パウロ)のカステラでした。本場ポルトガル風のカステラのお店ですね。

 和田合戦については、新たな知見がぽこぽこと飛び出しまして、実朝将軍期の鎌倉幕府についての評価にも大きく関わる問題について意見交換することができたと思います。
 さて、来週はお休みとなりまして、次回は再来週の木曜日の『吾妻鏡』のご案内です。

◆次回の木曜日のご案内◆

 日時:2015年5月28日(木)15:00頃~(予定)
 場所:京都女子大学L校舎 3階 共同研究室
 範囲:『吾妻鏡』建暦三年(建保元年、1213)五月八日・九日・十日・十七日・二十一日・二十二日、六月二日・八日・十二日・二十五日・二十六日、七月九日・十一日・二十日・二十三日、八月一日・三日・六日・十四日・十七日・十八日・二十日・二十六日、九月八日・十日・十二日・十九日・二十二日・二十六日、閏九月十六日・十九日、十月二日・三日・二十九日、十一月五日・十日・二十三日・三十日、十二月一日・七日・十五日・十八日・十九日・二十日・二十一日・二十八日・三十日条

 ※木曜日の『吾妻鏡』ですが、5月はこのあと28日に開催予定で、その後も基本的に木曜日に開催予定です。

◆次回の土曜日のご案内◆

 不定期開催の「土曜日の『吾妻鏡』」もやっております。こちらのほうは、“武士とはなにか”のようなテーマで史料を読んでおります。
 今後も、参加者の都合を勘案しながら、月に一回か二回程度のペースで開催していきたいと思います。(※新たにご参加を希望される方は、野口先生か岩田まで、事前にご連絡をいただけると幸いです)。

 日時:2015年5月30日(土)14:00~(予定)
 場所:京都女子大学L校舎 3階 共同研究室
 範囲:配付済みの史料を随次読んでいきます
    (『吾妻鏡』文治五年(1189)閏四月三十日条、天福元年(1233)五月二十七日条など)

 木曜日・土曜日の『吾妻鏡』講読会はいずれも、基礎的な史料読解のニーズには必ずしも対応しきれなくなってまいりましたが、初心者の方のご参加も歓迎致します。
 若葉の頃になにか新しいことをはじめてみようという方は、まずは見学からでも、どうぞお気軽にご参加ください。

公開講座「王権守護と自力救済─源三位頼政と旭将軍義仲─」

No.20253

 6月の公開講座について、あらためてお知らせ致します。

  ◇  京都女子大学宗教・文化研究所公開講座シリーズ『東山から発信する京都の歴史と文化』⑰ ◇
        テーマ 「王権守護と自力救済─源三位頼政と旭将軍義仲─」
  
  【日時】6月27日(土)13:00~17:00

  【会場】京都女子大学B501教室(いつもと異なりますので、御注意ください※)
  
  【講師・演題】 長村祥知先生(京都文化博物館学芸員・日本史学)   「木曾義仲と京都」

          櫻井陽子先生(駒澤大学教授・日本文学) 「頼政の射たモノ -平家物語の内と外-」

   ※ 交通アクセス  http://www.kyoto-wu.ac.jp/student/campus/map/index.html
     キャンパスマップ  http://www.kyoto-wu.ac.jp/student/campus/map/index.html

昨日の『吾妻鏡』講読会&来週の授業+仏教学の講話

No.20247

 昨日の『吾妻鏡』講読会。例によって本題を離れた議論百出。横山党から高血圧の話まで縦横無尽。
 中国から来られている院生の方にとっては、読み下しよりも、原文の方が理解できるとのこと。なるほど、と思いました。
 日本における『三国志』のように、『平家物語』のような本が中国で普及すればいいのになぁ…と思っていたのですが、『吾妻鏡』は『平家物語』よりもその可能性があるのかも知れません。
 それから、この辺りの記事を読み進める上での参考文献としては、高橋秀樹「吾妻鏡と和田合戦」(『郷土神奈川』44)があり、これは必読。また、岡田清一『鎌倉の豪族Ⅱ』には、和田方についた武士たちに関する分析がなされています。
 なお、山本さんに教えて頂いた、源実朝の疱瘡に関する論文は拙宅の書庫で見つけることができました。
 ちなみに、来週は和田の乱の恩賞配分に関するあたりからです。

 授業の方ですが、来週火曜日のⅢ講時「基礎演習Ⅰ」は発表順の決定。「演習Ⅰ」は京都国立博物館の見学です。木曜日Ⅲ講時の「教養科目」は「中世の女性」に続いて「中世の子ども」をとりあげます。

 ☆ 名古屋学院大学の早川厚一先生より、先生による「源平闘諍録全釈(一〇-一上⑩(一六ウ10~一八ウ2))」(『名古屋学院大学論集(言語・文化篇)』26-2)、先生ほかによる「『源平盛衰記』全釈(一〇-巻三-3)」(『名古屋学院大学論集(人文・自然科学篇)』51-2)を御恵送頂きました。
 早川先生に、あつくお礼を申し上げます。

 【追加】 急に11日(月)Ⅳ講時史学科3回生の仏教学の時間に講話を担当することになりました。
 数年前にお話しした時と同じ「近現代の「意志ある」女性たち-山川登美子・柳原白蓮・須田春子-」というテーマですが、内容は少しアレンジしてお話しをさせて頂くことにいたしました。
編集:2015/05/08(Fri) 23:26

和田合戦講読中-次回の『吾妻鏡』-

No.20248

 実朝将軍期の鎌倉幕府の評価について、和田合戦の位置づけはとても重要だと思います。細かく読み込んでいきたいと思います。
 次回の『吾妻鏡』のご案内です。

◆次回の木曜日のご案内◆

 日時:2015年5月14日(木)15:00頃~(予定)
 場所:京都女子大学L校舎 3階 共同研究室
 範囲:『吾妻鏡』建暦三年(建保元年、1213)五月七日・八日・九日・十日・十七日・二十一日・二十二日、六月二日・八日・十二日・二十五日・二十六日、七月九日・十一日・二十日・二十三日、八月一日・三日・六日・十四日・十七日・十八日・二十日・二十六日、九月八日・十日・十二日・十九日・二十二日・二十六日、閏九月十六日・十九日、十月二日・三日・二十九日、十一月五日・十日・二十三日・三十日、十二月一日・七日・十五日・十八日・十九日・二十日・二十一日・二十八日・三十日条

 ※木曜日の『吾妻鏡』ですが、5月は14日・28日に開催予定です(※21日は親鸞聖人降誕会ということでお休みです)。

◆次回の土曜日のご案内◆

 不定期開催の「土曜日の『吾妻鏡』」もやっております。こちらのほうは、“武士とはなにか”のようなテーマで史料を読んでおります。
 今後も、参加者の都合を勘案しながら、月に一回か二回程度のペースで開催していきたいと思います。(※新たにご参加を希望される方は、野口先生か岩田まで、事前にご連絡をいただけると幸いです)。

 日時:2015年5月30日(土)14:00~(予定)
 場所:京都女子大学L校舎 3階 共同研究室
 範囲:配付済みの史料を随次読んでいきます
    (『吾妻鏡』文治五年(1189)閏四月三十日条、天福元年(1233)五月二十七日条など)

 木曜日・土曜日の『吾妻鏡』講読会はいずれも、基礎的な史料読解のニーズには必ずしも対応しきれなくなってまいりましたが、初心者の方のご参加も歓迎致します。
 若葉の頃になにか新しいことをはじめてみようという方は、まずは見学からでも、どうぞお気軽にご参加ください。