明日の例会報告について。
No.1776
MLで伝達されているように、明日の例会は山本陽一郎氏(神大院)の研究発表「越前斎藤氏の存在形態」です。山本君本人から『福井県史』や『福井市史』といった参考文献が示されていますが、そのほかに
浅香年木『治承・寿永の内乱論序説』(法政大学出版局)
が必読です。国文の方には斎藤氏は馴染みが薄いかも知れませんが、例の滝口入道時頼や守覚法親王に仕えた斎藤友実がこの一族の出身で、当然この報告で触れられるはずですから、「攻撃材料」を御用意下さい。
また、説話関連では、斎藤氏の祖は『今昔物語集』などでご存じの「藤原利仁」ですから、つっこみの材料はふんだんにあります。利仁の説話については、山本君・平田さんの指導教官である高橋昌明先生の「説話の奥行きを探る-利仁征新羅将軍説話を素材として-」(神戸大学文学部『五十周年記念論集』)があります。出席者は事前勉強をちゃんとして、報告者の「労」に報いたいものです。
山本君、どうぞ宜しく。
浅香年木『治承・寿永の内乱論序説』(法政大学出版局)
が必読です。国文の方には斎藤氏は馴染みが薄いかも知れませんが、例の滝口入道時頼や守覚法親王に仕えた斎藤友実がこの一族の出身で、当然この報告で触れられるはずですから、「攻撃材料」を御用意下さい。
また、説話関連では、斎藤氏の祖は『今昔物語集』などでご存じの「藤原利仁」ですから、つっこみの材料はふんだんにあります。利仁の説話については、山本君・平田さんの指導教官である高橋昌明先生の「説話の奥行きを探る-利仁征新羅将軍説話を素材として-」(神戸大学文学部『五十周年記念論集』)があります。出席者は事前勉強をちゃんとして、報告者の「労」に報いたいものです。
山本君、どうぞ宜しく。