焼却炉ならぬ忘却炉。
No.16487
昨日の演習の時間もそうでしたが、このところ学生さんの名前を間違えることが以前より更に多くなりました。失礼なこととは思いますが、如何ともし難く、お許し頂く以外ありません。しかして、名前を覚えている方を贔屓しているわけではなく、脳に何らかの刺激が作用した結果によるものだと思います。
人の名前のみならず、店の名前など、固有名詞もパッと思い浮かばなくなりました。かつては、自分の書いた論文の内容など、隅から隅まで覚えていたものなのですが、いまや自分の書いた論文のタイトルすら明確に思い出せないこともあります。まさしく歩く「忘却炉」です。
そのくせ、つまらないこと、とくに恨み辛みに類することは執念深く覚えておりますので、困った話であります。私に恨まれていると心当たりのある方は・・・(以下略)
☆ 日本大学の関幸彦先生より、新刊の『「国史」の誕生』(講談社学術文庫)を御恵送頂きました。
以前、新人物往来社より刊行された『ミカドの国の歴史学』を改題・文庫化したものです。
関先生に、あつく御礼を申し上げます。
しかし、私の旧著には文庫化の話など全くなく、ひたすら絶版になっていくばかり、書物の内容の評価というのは、かかる結果において瞭然ということになるのだと思います。
【追記】 今春、「基礎演習Ⅰ」の授業で行った史跡散歩のときの写真をFacebook(野口のページ)に掲載させて頂きました。
人の名前のみならず、店の名前など、固有名詞もパッと思い浮かばなくなりました。かつては、自分の書いた論文の内容など、隅から隅まで覚えていたものなのですが、いまや自分の書いた論文のタイトルすら明確に思い出せないこともあります。まさしく歩く「忘却炉」です。
そのくせ、つまらないこと、とくに恨み辛みに類することは執念深く覚えておりますので、困った話であります。私に恨まれていると心当たりのある方は・・・(以下略)
☆ 日本大学の関幸彦先生より、新刊の『「国史」の誕生』(講談社学術文庫)を御恵送頂きました。
以前、新人物往来社より刊行された『ミカドの国の歴史学』を改題・文庫化したものです。
関先生に、あつく御礼を申し上げます。
しかし、私の旧著には文庫化の話など全くなく、ひたすら絶版になっていくばかり、書物の内容の評価というのは、かかる結果において瞭然ということになるのだと思います。
【追記】 今春、「基礎演習Ⅰ」の授業で行った史跡散歩のときの写真をFacebook(野口のページ)に掲載させて頂きました。