祝・元木泰雄著『源満仲・頼光』御刊行
No.1195
本日、タイトル所掲の本(ミネルヴァ日本評伝選)をいただきました。この場を借りて元木先生に、あつくお礼申しあげます。
この本の副題は「殺生放逸 朝家の守護」というもので、ちょうど元木先生の研究室で開かれている『台記』の研究会の時に、先生が出版社の方と電話で相談されていたのを思い出しました。ビシッと決まっていて、さすがです。
表紙には、『酒呑童子絵巻』(狩野元信筆)の、酒呑童子が兜をつけた頼光の頭に喰らい付いている場面がレイアウトされている、なかなかセンスの良い装丁です。小生も、『北条時政』を早く刊行したくなりました。
内容は・・・、それは元木先生のお書きになるものですから、言うまでもないことでしょう。うれしかったのは、例によって、昔、人目ににつかないところに発表したために、誰からも取り上げて貰えなかった私見を、詳細に御紹介下さっていることです。こうした評価をいただいてこそ、小生も一端の研究者面をしていられるという次第です。
年表も索引も付せられていて、武士論研究を志す人は勿論、平安時代史全般、また軍記・説話を中心とした国文学専攻者にとっても必読・必備の本だと思います。
「あとがき」によりますと、元木先生御門下の院生横澤君・佐伯君がお手伝いをされたようですが、拙著刊行に際しては、当ゼミメンバーにぜひ御助力を賜りたく、今からよろしく御願い申しあげておきます。
それにしても、早く、締切の迫った分不相応なテーマの論文などの仕事を片づけて、書きたい本の執筆に時間を使いたいものです。元木先生の精力的なお仕事ぶりを見ていると、本当に励みになります。
>山本君・平田さん
院試、お疲れさまでした。あとは、身を点(天)に委ねるのみですから、あれこれ考えずに、一休みしてください。
この本の副題は「殺生放逸 朝家の守護」というもので、ちょうど元木先生の研究室で開かれている『台記』の研究会の時に、先生が出版社の方と電話で相談されていたのを思い出しました。ビシッと決まっていて、さすがです。
表紙には、『酒呑童子絵巻』(狩野元信筆)の、酒呑童子が兜をつけた頼光の頭に喰らい付いている場面がレイアウトされている、なかなかセンスの良い装丁です。小生も、『北条時政』を早く刊行したくなりました。
内容は・・・、それは元木先生のお書きになるものですから、言うまでもないことでしょう。うれしかったのは、例によって、昔、人目ににつかないところに発表したために、誰からも取り上げて貰えなかった私見を、詳細に御紹介下さっていることです。こうした評価をいただいてこそ、小生も一端の研究者面をしていられるという次第です。
年表も索引も付せられていて、武士論研究を志す人は勿論、平安時代史全般、また軍記・説話を中心とした国文学専攻者にとっても必読・必備の本だと思います。
「あとがき」によりますと、元木先生御門下の院生横澤君・佐伯君がお手伝いをされたようですが、拙著刊行に際しては、当ゼミメンバーにぜひ御助力を賜りたく、今からよろしく御願い申しあげておきます。
それにしても、早く、締切の迫った分不相応なテーマの論文などの仕事を片づけて、書きたい本の執筆に時間を使いたいものです。元木先生の精力的なお仕事ぶりを見ていると、本当に励みになります。
>山本君・平田さん
院試、お疲れさまでした。あとは、身を点(天)に委ねるのみですから、あれこれ考えずに、一休みしてください。