中世前期の武士の「権守」は、ほとんど当該国のものではない
No.11681
本日火曜日、早朝出勤にもかかわらず、雑務に追われる間に時間は過ぎ去り、本務にかかるまもなく午前の貴重な時間が消滅してしまいました。
『紫苑』第12号。遠方の執筆者にもお送りいたしましたが、手渡し以外の配布・発送は今しばらくお待ち下さい。印刷屋さんからデータも頂きました。
相も変わらず、<武士の「権守」は有力在庁官人の証だ>などと述べている論文が大手を振っている中、最近、目代や任用国司に関する実証的な研究が増えてきたのは心強いことです。
その牽引者のお一人である京都造形芸術大学の渡辺滋先生から下記の御高論を御恵送頂きました。
☆ 「冷泉朝における藤原実頼の立場-『清慎公記』逸文を中心に-」(『日本歴史』787)・「古代日本における曹植「洛神賦」受容-秋田城出土木簡の性格を中心として-」(『文学・語学』207)・「揚名国司論-中世身分表象の創出過程-」・「日本古代の国史制度に関する再検討-平安中後期における任用国司を中心に-」(『古代文化』65-4)・「平安時代における任用国司-受領の推薦権を中心に-」(『續日本紀研究』401)。
渡辺先生に、あつくお礼を申し上げます。
『紫苑』第12号。遠方の執筆者にもお送りいたしましたが、手渡し以外の配布・発送は今しばらくお待ち下さい。印刷屋さんからデータも頂きました。
相も変わらず、<武士の「権守」は有力在庁官人の証だ>などと述べている論文が大手を振っている中、最近、目代や任用国司に関する実証的な研究が増えてきたのは心強いことです。
その牽引者のお一人である京都造形芸術大学の渡辺滋先生から下記の御高論を御恵送頂きました。
☆ 「冷泉朝における藤原実頼の立場-『清慎公記』逸文を中心に-」(『日本歴史』787)・「古代日本における曹植「洛神賦」受容-秋田城出土木簡の性格を中心として-」(『文学・語学』207)・「揚名国司論-中世身分表象の創出過程-」・「日本古代の国史制度に関する再検討-平安中後期における任用国司を中心に-」(『古代文化』65-4)・「平安時代における任用国司-受領の推薦権を中心に-」(『續日本紀研究』401)。
渡辺先生に、あつくお礼を申し上げます。