♪ 向こう意気なら焼津の半次~

No.9961

 最近、京都テレビで「素浪人花山大吉」が放送されるようになりました。私が大学に入った頃に毎週土曜夜8時から放送されていた番組で、私はこれの大ファンでした。近衛十四郎演じる花山のダンナと、品川隆二の焼津の半次の掛け合いがとても楽しい。こういう軽妙なやりとりは今どき聴くことがなくなりました。

 ところで、Facebookなるものをはじめて20日ほどになります。ゼミのページでは、昔の写真をたくさん見ることが出来て便利で有り難いのですが、コミュニケーションの場としては、なかなか難しいところもあるようです。お会いしたこともない方と「友達」というのも、なんか気の引けるところがありますし、「いいね!」の応酬ばかりでは意に反する。書き込んだ内容を思うように修正できないし、人間関係の構築という面からも、少し面倒ですね。
 「やろうかな、と思いはするものの、何度も逡巡します」という、ある知人の意見は尤もだと思います。

 私もそうですが、突き詰めると、情報収集に便利であることから、仕事上・生活上の必要に迫られて使っているという人が多いのではないかと思います。若い人は、すでにこれが当たり前のコミュニケーション手段なのかも知れませんが。それにしても、これを始めたことで、40~50代の同業の方でも私とは相当に価値観が違うのだということを痛いほど認識させられました。これは厳しい現実を知ったと思っています。
 しかしまぁ、私の頑迷さに自ら呆れる日が来るかも知れません。

 明日は、降誕会で大学の授業はありません。