ああ、無精!

No.9891

 校正ゲラ一冊分、返送しました。1983年にかまくら春秋社から出版された『鎌倉の豪族Ⅰ』が、『坂東武士団と鎌倉』というタイトルで戎光祥出版からリニューアル刊行されます。4月半ばから5月上旬には出して頂けるとのことです。

 さて、さらに月末までに原稿2件。そういえば、『芬陀利華』もありました。
  「座業のわれ、ただ太りゆくのみ」。嗚呼! 次回公開は『ウェストサイズ物語』です。
 
☆ 千田稔先生より、新刊の御高著『古事記の宇宙-神と自然』(中公新書)を御恵送頂きました。
 千田先生に、あつく御礼を申し上げます。

 ☆ 清泉女子大学の清水由美子先生より、先生が研究代表者をつとめられた科研『軍記文学における〈中央〉と〈地方〉に関する多角的研究』の研究成果報告書を御恵送頂きました。
 「源為朝」「鬼界島」「源義親」「廻心房真空」といった、私をワクワクさせる固有名詞を含む論文が盛りだくさんで、有り難い限りです。
 清水先生に、あつく御礼を申し上げます。 
編集:2013/03/24(Sun) 00:06

はなやいだ街で『吾妻鏡』探すつもりだ-次回の『吾妻鏡』-

No.9892

 前回は「君のひとみは10000ボルト」についてさまざま角度から議論しましたが、次はなにがいいでしょうねぇ。「木綿のハンカチーフ」(太田裕美、CBS・ソニー、1975年)とかでしょうか。

 また、28日は『紫苑』の11号のできあがる予定でしたね。楽しみにお待ちしたいと思います。

 日時:2013年3月28日(木)午後3時頃~(予定)
 場所:京都女子大学L校舎 3階 野口先生の教授室
 範囲:承元二年(1208)十一月十四日、十二月十四日・十六日・十七日・十八日・二十日・二十六日の各条
    承元三年(1209)二月十日、三月一日・二十一日、四月十五日、五月五日・十二日・十五日・二十日・二十三日・二十八日、六月十三日、七月五日・八月十三日、九月二十九日、十月十日・十三日・十五日・十七日、十一月四日・五日・七日・八日・十四日・二十日・二十七日、十二月一日・十一日・十三日・十五日・十七日・十九日の各条

 4月以降の予定も現在調整中です。

 『吾妻鏡』講読会は、春休み中は木曜日に開催しております。
 基礎的な史料読解のニーズにも対応しておりますので、春の訪れを感じさせる季節に何か新しいことを始めてみようという方は、まずは見学からでも、どうぞお気軽にご参加ください。
編集:2013/03/28(Thu) 04:46

受験生ブルースの世代

No.9893

 「木綿のハンカチーフ」だったら、「なごり雪」ですね。ただし、懐かしいのはそれより古い時代のもので、ブロードサイドフォーの「若者たち」とか、岡林信康の「友よ」。はしだのりひことクライマックスの「花嫁」など。
  1960~70年代、京都はフォークソングでも聖地でした。

 あの頃、東京は新宿の西口広場でフォークゲリラに参加していた世代が、いま企業の幹部になって就活の面接にあたったりしているわけですから、世の変転は面白い。長生きは三文の得。

 このところ、寒暖の差が激しいためか、すっかり体調を崩してしまい、本業の方は停滞中です。申し訳ありません。

 京都駅は観光客で溢れていますが、京都の桜は満開まで今しばらく。
 そういえば、今日は京都大学の卒業式でしたね。