届かないeメールに困っていたら 『研究紀要』第26号ができてきました。

No.9852

 最近、送信しても届かないeメールが多い。アドレスを確認しても誤っていない。受け手のPCのセキュリティーが厳しいためだろうか。結局、仕方が無いから速達葉書を送ることになったりする。一方で、フェイスブックなどというものが流行っている御時世だというのに困った話である。
 ということは、当方に送信されているはずのメールが届いていないと言うことも想定される。しかし、いかがわしい迷惑メールは増加の一途を辿るばかりである。「困る」の一言あるのみ。
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 ところで、京都女子大学宗教・文化研究所『研究紀要』第26号が完成いたしました。今号から装幀を一新。『紫苑』と同様にスクールカラーの藤色が採用されました。
 目次から、日本中世史関係の論稿をあげると、

  「下野宇都宮氏の成立と、その平家政権下における存在形態」…野口実(p21~48)
  「鎌倉の顕密仏教と幕府」…平雅行(p81~106)
  「源実朝と京都-和歌を通して考える朝幕関係-」…坂井孝一(p107~118)

があります。あとの二つの論稿は、一昨年の公開講座の講演録要旨です。
 読んでみたいというゼミ関係の方や本学の学生さんは当方の研究室まで。
 追って、各大学の図書館や研究機関になどに発送されますので、お近くの図書館に配架されていない場合でも、その段階で、大学図書館などで文献複写の送付依頼が可能になります。
編集:2013/02/10(Sun) 11:13

二月も『吾妻鏡』

No.9853

 二月も半分以上過ぎてしまいました。はやいですね。
 次回の『吾妻鏡』のご案内です。

 日時:2013年2月21日(火)午後3時頃~(予定)
 場所:京都女子大学L校舎 3階 共同研究室
 範囲:建永二年(承元元年、1207)二月十一日・二十日、三月一日・三日・十日・二十日、六月二日・二十二日・二十四日・二十九日、七月十九日・二十三日、八月十五日・十七日、九月二十四日、十月二日、十一月十七日・十九日、十二月三日の各条
     承元二年(1208)正月十一日・十六日、二月十日、四月二十三日・二十五日・二十七日、閏四月二日・三日・二十五日・二十六日・二十七日、五月二十六日・二十九日、六月十六日、七月五日・十五日・十九日・二十日、八月二十日、九月三日、十月十日・二十一日、十一月一日・十四日、十二月十四日・十六日・十七日・十八日・二十日・二十六日の各条


 二月は毎週木曜日(21日、28日)に開催予定です。

 火曜日の『吾妻鏡』講読会は、参加者のみなさんの自主的な積極性によって支えられております。
 基礎的な史料読解のニーズにも対応しておりますので、春に向けて何か新しいことを始めてみようという方は、まずは見学からでも、どうぞお気軽にご参加ください。