『紫苑』第11号の執筆者決まる!

No.9746

 編集長の池嶋さんの尽力により、『紫苑』の構成がおよそ決まりつつあります。
 大学院DC以上のお二人の方が平安期の建築史関連の論考と南北朝期の政治・社会史に関する研究文献目録を発表して下さいます。また、学部生も複数の方が研究ノートに挑戦。また、ゼミメンバーで出かけた旅行記も掲載の予定です。楽しみなことです。

 「もちもちぃんウォーク」のプレ史跡散歩の日程もそろそろ決めなければいけませんね。
 私はさ来週の月曜日までは書類の作成や講演、さらに会議などで落ち着きません。
 それから、27日の中世戦記研究会に行こうという人がいたら御連絡下さい(自由参加は出来ません)。
 内容は以下のとおり
**********************************************
 日時:2012年10月27日(土) 13:30~18:00
  場所:学習院大学 西2号館504教室
 輪読:和田琢磨氏 『太平記』巻1
 研究発表:塩山貴奈氏「延慶本『平家物語』「阿波守宗親発道心事」にかんする考察」
       藤本正行氏「結城合戦絵詞の錯簡と訂正」
***********************************************

  ☆ 立命館大学の杉橋隆夫先生より、立命館大学文学部編『日本文化の源流を求めて』1・2(文理閣)および、先生が御定年を機に作成された『私の出会った人・送った人 付、略歴・著作目録』を御恵送頂きました。
 杉橋先生に、あつく御礼を申し上げます。

 ☆ 市川歴史博物館の湯浅治久先生より、新刊の御高著『蒙古合戦と鎌倉幕府の滅亡』(吉川弘文館)を御恵送頂きました。
  宝治合戦以後の鎌倉時代史に関心をもつ方は、ぜひ読んでおく必要があります。
  湯浅先生に、あつく御礼を申し上げます。
編集:2012/10/11(Thu) 16:28

昔からある場所-次回の『吾妻鏡』-

No.9747

 秋らしい季節になってまいりました。体調管理が難しいところですが、みなさまどうかくれぐれもご自愛下さい。

 約8年半前、山本陽一郎さんらが中心となって開催していた『吾妻鏡』の講読会は、ちょうど元久年間を読んでいました。私が参加するようになったのもそのころですが、季節は変わって行きますね。
 そんな次回の『吾妻鏡』のご案内です。

 日時:2012年10月16日(火)午後3時すぎ~(予定)
 場所:京都女子大学L校舎 3階 共同研究室
 範囲:建仁四年(元久元年、1204)十月十四日・十七日・十八日、十一月四日・五日・七日・十三日・十七日・十八日・二十日・二十六日、十二月十日・十八日・二十二日の各条
     元久二年(1205)二月十二日・十七日・二十一日、三月一日・十二日・二十五日、四月十一日・十二日、五月十二日・十八日・二十四日、六月二十日・二十一日・二十二日・二十三日・二十六日・二十八日、七月一日・二十日、閏七月十九日・二十日・二十五日・二十六日・二十九日、八月二日・五日・七日・十一日・十六日・十七日・十九日、九月二日・二十日、十月十日・十三日、十一月三日・四日・十五日・二十日、十二月二日・二十四日の各条

 10月は16日、23日、30日と開催予定です。

 火曜日の『吾妻鏡』講読会は、参加者のみなさんの自主的な積極性によって支えられております。
 基礎的な史料読解のニーズにも対応しておりますので、新年度から何か新しいことを始めてみようという方は、まずは見学からでも、どうぞお気軽にご参加ください。